JPH04195127A - カメラの振動検出装置 - Google Patents

カメラの振動検出装置

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JPH04195127A
JPH04195127A JP33192390A JP33192390A JPH04195127A JP H04195127 A JPH04195127 A JP H04195127A JP 33192390 A JP33192390 A JP 33192390A JP 33192390 A JP33192390 A JP 33192390A JP H04195127 A JPH04195127 A JP H04195127A
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JP
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vibration
camera
signal
vibrations
lens
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Application number
JP33192390A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sato
達也 佐藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04195127A publication Critical patent/JPH04195127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カメラの振動検出装置、詳しくはカメラのブ
レを検出する際に用いられるカメラのブレ信号処理装置
のノイズ除去方法に関する。
[従来技術] 従来のカメラブレ撮影防止装置としては、カメラ本体の
ブレを加速度センサ、角速度センサ等で検出して、この
信号に基づいてブレ補■機楕を作動させて、カメラのブ
レによる像面への影響を出来るだけ小さくするというも
のがあった。カメラのブレと言うものはかなり小さな動
き、例えば、使用するレンズの焦点距離にもよるがブレ
による回転角で言えば0.05 [deg]以下である
ため、ブレを検出するための上記検出手段には高い検出
能力、精度を持つものが要求されている。
一方、これらのブレ検出手段はカメラ内に組み込まれる
わけであるが、手プレ振動としてみなす必要のないアク
チュエータ作動の振動やミラー等の衝突時の衝撃を、上
記のように検出手段が高感度であるために手プレ振動と
して検出してしまう。
従って、たとえカメラの手ブレがない場合でもプレ検出
手段は前述のブレ信号として検出する必要のない不要振
動を検出してしまい、この検出手段の信号に基づいて、
レンズ等で構成される手プレ補正機楕等を作動させると
、本来の目的に合わない誤った動きをしてしまう。そし
て、本来手ブレがなくても逆にブレが発生したような写
真が撮られてしまうという不具合があった。
その不具合を解決するために提案された特開平1−30
022 ’1号公報の光学機器の防振装置は、一般に手
ブレの周波数と言われる1〜12H2の領域と、カメラ
の不要振動である機械的なノイズ、即ち、周波数として
数十Hz以上の振動とを区別するために 周波数選別回
路により振動の周波数を識別する。そして、手プレ振動
以外の周波数の機械的ノイズ信号を検出した場合、該ノ
イズを電気的に除去するようにしたものである。具体的
には、高周波成分除去のためのローパス・フィルタのカ
ットオフ周波数の変更や、信号増幅の倍率の変更等を行
って上記の除去動作を実行している。
[発明が解決しようとする問題点] ここでカメラの手プレ以外の振動について考えてみると
、撮影時のミラーのアップ・ダウンによる衝撃、シャッ
ター幕の移動に伴う衝撃、フィルム巻き上げ時の振動、
そして、レンズ緑り出しの時に発生するアクチュエータ
による振動等が上記の振動として挙げられる。このよう
にいくつかの振動源が考えられるが、銀塩カメラでは撮
影される写真にブレによる影響が出るのは露光時のみで
あり、露光直前、及び露光中に発生する手プレ以外の振
動・衝撃に対処する必要がある。上述した振動源の中で
は、特にミラーのアップ時、そしてシャッターの先幕走
行時の振動等が上記露光に影響を与えるものとして挙げ
られる。これらの動作は短時間に終了する動作であるこ
とから、高速の運動を行い終端位置では大きな衝撃力が
発生する。
そこで、前記特開平1−300221号公報の防振装置
を適用した場合を考えると、この装置は異常振動の検出
をブレ検出手段からの信号の周波数で判断しているため
、少なくともその信号の1/2周期の間の検出期間が必
要である。更にこれを判断して何等かの部材 素子の値
を変更・選択する必要もあって、「遅れ」が必ず生じる
ことになる。前述したようにミラーのアップ、そしてシ
ャッターの先幕走行の時間間隔は非常に短時間であるた
め、正確に対応することは困難である。
一方、前記従来例で述べられているようにレンズ駆動等
による振動が発生し、これを上記プレ検出手段が検出し
てしまうこともある。また、この場合プレ補正機構が露
光中に動作するが、その補正機構の動作自体を不要振動
としてプレ検出手段が検出してしまうということも考え
られる。なお、この影響は露光時間が長秒時のときが著
しい。
しかしながら、プレ補正機構が作動する際に発生する振
動は、ミラー・アップ時のように突発的なものでもなく
、はぼ定常的なものであり、ある程度その振動形態は予
想できる。従って、前記特開平1−300221号公報
の防振装置のように信号の周波数を判断して条件を変更
しなくとも対応が可能である。更に、ミラーアップ時や
シャッター先幕走行時に発生する振動(衝撃)も前述し
たレンズ駆動による振動と比較すると多少のバラツキは
あるものの、その発生形態はほぼ一定と考えられる。従
って、この振動に対しても同様に信号の周波数を判断し
て条件を変更しなくとも対応が可能である。
本発明の目的は前記不具合を解決するためになされたも
のであって、カメラにおいて、例えば、露光中の振動を
防止する駆動手段の制御を、他の駆動手段の動作タイミ
ングに連動させて行うようにして、振動防止のため動作
が遅れることなく、また、正確になされるように振動が
検出できるカメラの振動検出装置を提供するにある。
[問題を解決するための手段及び作用コ本発明のカメラ
の振動検出装置は、カメラの振動を検出する振動検出手
段と、前記振動検出手段の出力を演算する演算手段と、
前記演算手段の出力結果に基づき駆動される第1の駆動
手段と、前記第1の駆動手段以外のカメラの各動作のた
めに駆動される第2の駆動手段と、前記第1の駆動手段
、及び第2の駆動手段の他、カメラの各動作の制御を行
う制御手段とを具備したカメラにおいて、前記制御手段
からの命令に応じて動作される前記第2の駆動手段の動
作タイミングに連動して前記演算手段内の定数が変更さ
れることを特徴とするものである。
[実施例] 以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの振動防止装
置の概略のブロック構成図である。同図に示されるよう
に本装置は振動検出手段1と、演算手段2、制御手段3
と、駆動手段4と、被駆動部材5で主に構成されている
上記制御手段3は本装置の各要素をコントロールするも
のであってCPUで構成される。その制御手段3の指示
に基づいて第1.2の駆動手段からなる駆動手段4が駆
動されると、カメラの各部材である被駆動部材5が駆動
される。なお、第1の駆動手段は例えばプレ補正手段駆
動用、第2の駆動手段は上記以外のカメラ動作用である
。そして、上記駆動手段4、被駆動部材5にて発生した
振動、衝撃は振動検出手段1によって検出され、その検
出出力は演算手段2に入力される。
この演算手段2には、別に制御手段3から駆動手段4へ
の駆動指示の動作タイミングに連動してこの演算手段2
の演算定数を変更させるための定数変更信号が入力され
る。この定数変更信号は、駆動手段4の動作に基づいて
発生するであろう手プレ振動とみなす必要のない不要振
動の成分を上記演算処理においてカットするための信号
である。
そして、この演算手段2は振動検出手段1の不要振動成
分をカットしたプレ検出振動成分のみの信号を制御手段
3に出力し、制御手段3はその信号に基づいて駆動手段
4のうち第1の駆動手段を駆動し、手ブレのない撮影を
実行する。
次に、第2図のブロック構成図によって上記実施例の振
動検出装置を更に詳細に説明する。
カメラの振動・衝撃を検出する振動検出手段1には、公
知の加速度センサ、角速度センサ等が適用され、カメラ
をレンズ面からみたときの横方向、即ち、水平方向(以
後X軸と称する)を軸とじた回転振動を検出する振動検
出手段1aと、同様に縦方向、即ち、垂直方向(以後Y
軸と称する)を軸とした回転振動を検出する振動検出手
段1bとで構成される。振動検出手段として加速度セン
サが使用される場合は取り付は間隔をおいて最低2個必
要である。
上記振動検出手段1a、lbの出力信号が入力される演
算手段2は、手プレ信号以外の高周波成分のみを除去す
るためのカットオフ周波数可変のローパスフィルタ(以
下LPFと称する)とその増幅率が可変の増幅器および
積分器等で構成される。その出力信号は駆動手段4の動
作をコントロールする制御手段3に入力される。
制御手段3の指示により動作する駆動手段4は、第1と
第2の駆動手段とで構成されるが、まず、第1の駆動手
段は、カメラのプレを補正するため光軸に関係する部位
を制御することができるプレ補正光学素子32a、32
b駆動用のレンズ■駆動手段14a、14bで構成され
る。第2の駆動手段は、クイックリターンミラー23等
をアップ・ダウンさせるためのミラー駆動手段11と、
カメラに内蔵されるシャッタ装置24を駆動するための
シャッタ駆動手段12と、測距装置(図示せず)等から
の信号を受けて合焦光学素子31を合焦位置に移行させ
るためのレンズ■駆動手段13とで構成される。
被駆動部材5は、上記各駆動手段によって駆動されるク
イックリターンミラー23と、シャッタ装置24と、合
焦光学素子31と、プレ補正光学素子32a、32bで
構成される。
なお、上記制御手段3はCPUで構成され、上記の制御
と更に、カメラの各コントロール動作の指示を行う、ま
た、カメラの露光を開始するためのレリーズスイッチで
構成される撮影開始手段6の出力信号は、上記制御手段
3に入力され、シャッタ装置24をコントロールする。
次に、上記各構成要素のカメラ内への実装状態について
第3,4図によって説明する。なお、第3図は上記カメ
ラの前面側からみた斜視図、第4図は同カメラの後面側
からみた斜視図である。第3.4図において20はカメ
ラボディ、21はファインダ、22は裏蓋、30はレン
ズ鏡筒をそれぞれ示している。
上記レンズ鏡筒30には合焦光学素子31とそれを駆動
するレンズ■駆動手段13が配設され、また、X軸方向
のブレを補正するブレ補正光学素子32aとそのレンズ
■駆動手段14aが、更に、Y軸方向のブレを補正する
プレ補正光学素子32bとそのレンズ■駆動手段14b
がそれぞれ配設されている。また、カメラボディ20の
上部には、カメラのX軸回りの回転振動を検出する振動
検出素子1aが、また、Y軸回りの回転振動を検出する
振動検出素子1bが、それぞれ配設されている。
そして、上記振動検出素子1bの振動検出信号に基づい
てレンズ■駆動手段14aが、また、上記振動検出素子
1aの振動検出信号に基づいてレンズ■駆動手段14b
がそれぞれ駆動されるものとする。
なお、カメラボディ20内にはクイックリターンミラー
23とミラー駆動手段11、更にはシャッタ装置24と
シャッタ駆動手段12がそれぞれ配設されている。
次に、以上のように構成された本実施例のカメラの振動
検出装置の動作について説明する。
振動検出手段1a−及び、振動検出手段1bはカメラの
手プレ振動を検出し、その検出信号は演算手段2におい
て手プレ信号以外の高周波成分を除去するためのLPF
による高周波成分の除去、積分、必要サイズへの信号増
幅といった信号処理が行われ、ここで信号処理された信
号は制御手段3に送られる。
制御手段3はカメラのブレを補正するためのブレ補正用
アクチュエータのための信号変換、この信号の出力タイ
ミング等を制御するものであり、ここからレンズ■駆動
手段14a、及び、レンズ■駆動手段14bに信号が出
力され、これによりブレ補正用光学素子32a、及び、
プレ補正用光学素子32bが駆動され、カメラの手ブレ
により発生する像面への影響を補正する。
通常の場合は上述したような流れによりブレが発生して
も補正が行われるが、この動作中に不要振動・衝撃が発
生し上記演算手段2を介してコントロールしなかった場
合は正確にブレの補正が行えなくなる。そこで、手プレ
振動と上記不要振動を検出する必要があるが、カメラの
手ブレの振動としては、加速度レベルで言えば1/1o
ooc以下、角度にすると0.05deg以下でも撮影
にはブレとして影響する。このブレの検出手段はこれら
微少な振動を正確に検出する必要があり、当然ながらカ
メラ内で発生する振動・衝撃も手ブレと同等に一緒に検
出してしまう。
そのような振動としては、例えば、クイックリターンミ
ラー23のアップ・ダウン時の衝撃、シャッター装置2
4の先幕・後幕走行時の衝撃、レンズ駆動時の振動等が
該当する。これらの振動が発生した場合、振動検出手段
1a、lbは本来の手ブレの他、この不要振動・衝撃も
手ブレと同等に検出してしまい、誤った信号を演算手段
2に出力する。もし、上記不要振動・衝撃の成分がカッ
トされないまま制御手段3に出力されると、本当は手ブ
レが発生していない場合でも手ブレが発生しでいると受
は止め、プレ補正光学素子32a。
32bを駆動させてしまう虞れがある。
ここで前述した不要振動・衝撃に関して考えてみると、
その発生は全てカメラの動作に関係しており、これらは
制御手段3でその動作が管理されている。つまり、前述
したような不要振動・衝撃の発生はカメラ側の制御手段
3で予測することが可能である0例えば、ミラー、シャ
ッターの作動による衝撃は、セルフタイマーを含めて第
3図の撮影開始手段6つ味りレリーズ・ボタンに連動し
ており、制御手段3が撮影開始手段6がら「撮影する」
という旨の信号を受は取ることにより、初めてミラー、
シャッターの作動が可能となる。また、撮影レンズの合
焦光学素子31の合焦動作による振動に対しても同様で
ある。
そこで、本実施例のものにあっては、ミラー23、シャ
ッタ装224.合焦光学素子31等の被駆動装置がその
動作のため不要振動、衝撃を発生する場合、制御手段3
で上記駆動装置の各動作命令が出力タイミングに連動し
て、振動検出手段la、lbの信号処理回路である演算
手段2において、LPFのカットオフ周波数fc(R2
)を高から低へ、また、信号増幅度Av(倍〉を高から
低へ変更することにより、手プレ振動よりやや高周波で
ある不要振動・衝撃による雑音を除去し、手プレ振動の
みを検出し得るようにし、より正確に手ブレ撮像を防止
することができる。
本発明の他の実施例を示すカメラの振動検出装置を第5
図のブロック精成図等によって説明する。
本実施例のものは、演算手段50において、動作する駆
動手段と対応させるためにアナログスイッチを用いたも
のである。他の制御要素は前記実施例と同一とする。第
5図に示されるように、演算手段50は1次のLPF5
1と増幅器52を内蔵し、更に、LPF51の入力端に
接続される抵抗R1、R3、R5、R7にアナログスイ
ッチ41.43,45.47が、増巾回路52の各抵抗
R2、R4、R6、R8にアナログスイッチ42゜44
.46.48がそれぞれ接続されている。なお、上記各
抵抗の値は次のようなrfA係を有している。即ち、 R1<R3<R5<R7 更に R2>R4>R6>R8 とする。
また、上記アナログスイッチ(以下A、SWと称す)は
それぞれ41と42.43と44.45と46.47と
48は同時にオン・オフの切り換えが実行される。そし
て、それらA、SWは、駆動される駆動手段によってそ
のオン・オフが切り換えられ信号処理の定数が変更され
る。その定数の変更により、各駆動手段の駆動によって
発生する前記不要振動成分をカットすることができる。
上記演算手段50から出力される手プレ信号に基づいて
制御手段3は、手プレ撮影がなされないようプレ補正光
学素子32a、32bを駆動するため第1の駆動手段で
あるレンズ■駆動手段14a、14bに駆動指令を与え
る。
本実施例の手プレ防止動作について、まず、レンズ駆動
時の動作から説明する。
本実施例のカメラのレンズ系は合焦光学素子31とプレ
補正光学素子32a、32bがあり、それぞれレンズ■
駆動手段13とレンズ■駆動手段14a、14bによっ
て駆動される。これらのレンズ系が駆動される場合の振
動波形はその振幅を除いて略同じ形態を有している。従
って、A、 SWの切換状態も同一とすることができる
第6図は合焦光学素子31が駆動した場合の振動検出状
態とA、SWの切換状態を示すタイムチャートであって
、制御手段3から合焦指令の信号が出力されるとレンズ
■駆動手段13が起動し、合焦光学素子31が駆動され
る。同時に第6図の振動波形に示される振動が発生し振
動検出手段1a、lbから手ブレの振動形態、即ち、周
波数がり、C,からlOH2程度の振動よりも高周波成
分の振動検出信号が出力される。この振動は前述の不要
振動として判断してもよい。
そこで、制御手段3における上記合焦指令信号の出力に
対応しその振動が発生するタイミングに合わせて、A、
5W41.42をオンからオフへ、また、A、5W43
.44をオフからオンに切り換える。
いま、A、5W41.42がオンのときのLPF51の
カットオフ周波数f  は1/2π・C1,2 R1・C1であり、また増幅回路52の増幅率AV1,
2はR2/R10で示される。また、A、5W43.4
4がオンのときは、f  は1/2π・RC3,4 3・C1、AV3.4はR4/R10で示される。
そこで、演算手段2のA、SWが前記のように切り換え
られると、カットオフ周波数f  はfC3,4 C3,4〈fCl、2であるので小さくなり、増幅率A
v3.4はAv3.4〈Avl、 2であって同様に小
さくなる。
そして、上記合焦光学素子31が駆動され、これにより
振動が発生する際、振動検出手段1a、1bは、手プレ
信号の周波数より高い周波数の前記不要振動を検出する
。しかし、演算手段50において、通常の信号処理と異
なり高周波成分を除去するLPF51のカットオフ周波
数を上記のように低く設定し、また信号増幅率も低くし
て、演算処理を実施する。従って、上記合焦光学素子3
1の駆動による雑音発生時のみ的確に不要振動を除去し
、本来の手プレ信号の利得低下・位相ズレを少なくし、
手プレ信号を出来るだけ4正確な形で得ることができる
また、第6図に示されるように、レンズ駆動終了時は制
御手段3によって、レンズ■駆動手段13に合焦光学素
子31の駆動を停止する命令の信号を出力すると合焦光
学素子31は停止するが、この停止により振動・衝撃が
収まるタイミングに合わせてアナログスイッチ41.4
2をオフからオンに、また、アナログスイッチ43.4
4をオンからオフに切り換える。この切り換えによって
再びカットオフ周波数f  がf   >f   のc
l、2   cl、2   c3.4関係から再び大き
くなり、増幅率AV1.2〉AV3.4の関係から再び
大きくなる。
そして、次の駆動がなされる味でこの状態を保ち、万一
、手ブレが発生した場合は、信号の利得低下・位相ズレ
が出来るだけ小さい状態で手プレ信号を検出し、信号処
理を行うので、効果的で誤動作の少ないプレ補正を行う
ことが可能となる。
次に、手ブレが特に問題となる露光時におけるミラー2
3、およびシャッタ装置24の駆動に伴う振動・衝撃に
対してどのように本実施例の装置が動作するかを第7図
のタイムチャートおよび第8図のフローチャートによっ
て説明する。
撮影開始による第ルリーズ動作に基づいて第8図の撮影
処理がスタートする。そして、ステップsoiにおいて
演算手段50のA、5W41.42がオン、他のA、S
Wがオフに設定される。この状態では手プレ以外の不要
振動・衝撃が特に発生しないものと判断し、信号の利得
低下・位相ズレができるだけ少なくして、本来の手プレ
信号をより正確な形で得ることが可能とする。
SO2において、撮影開始手段6からの第2レリーズ信
号の出力持ち状態となる。そして、第2レリーズ信号が
出力され、露出アンダーあるいは非合焦などの状態でな
ければ、SO3に進みミラー駆動手段11に駆動開始信
号を出力し、これにより、クイックリターンミラー23
は駆動される(第7図の時間t1の状態参照)、このミ
ラー23がアップして上端に衝突して振動が発生すると
同時にA、5W41.42をオンがらオフに、また、A
5W47.48をオフがらオン、になるように制御手段
3でその切り換えタイミングを制御する(S04)。第
7図の時間t2にその状態が示される。
この切り換えにより、ミラー・アップ時の一瞬の振動・
衡機発生に関連して、前述のレンズ駆動の場合と同様に
演算手段2内のLPFのカットオフ周波数をf  から
f  に、及び信号増幅率c1.2    c7.8 をA  からAv7.8に切り換える。前述のR1〜■
1.2 R8の関係から上記のカットオフ周波数はfcl、2〉
fc7.8、増幅率はAvl、2”Av7.8であるの
で、ミラー・アップ時の一瞬の高周波の振動・衝撃が発
生してもそれらをカットすることによって本来の手プレ
振動の信号をできるだけ犠牲にしないで不要振動の雑音
を除去することができる。
そして、上記ミラー23のアップ動作後、衝突による振
動が減衰するまでの所定時間が経過するまで待ち状態と
なる(SO5)、この所定時間はカメラによって略均−
の時間と考えることができるので、予め書き換え可能な
ROM等に記憶させておくことができる。また、この所
定時間の経過判別はクロックサイクルのカウントアツプ
により行うことができる。
そして、所定時間が経過すると、第7図の時間t3に示
されるように上記振動が減衰した状態となってSO6に
進み、A、5W45.46をオフからオンとし、A、5
W47.48をオンからオフとする。この切り換えによ
ってカットオフ周波数fc5.6、増幅率Av5.6は
切り換え前の値fc7.8゜Av7.8に比較してfc
5.6〉fc7.8.Av5.6〉AV□、8の関係を
有するので、それぞれやや高い値となり、上記駆動状態
の変化から不要信号のやや減じた状態に対応させ、本来
の手プレ振動をできるだけ犠牲にしないで雑音を除去す
るようにする。
そして、クイックリターンミラー23がアップするのに
連動して、図示しないレバー等機械的な連動によりシャ
ッター装置24の先幕の走行が開始されるがその指示信
号が出力される(SO7)。
そして、先幕がほぼ走行し終わる頃実際の露光か開始さ
れるが、SO8において該先幕の走行が開始が実行され
たことを確認して、SO9に進む、この確認は機械的連
動方式あるいは・電気的検出方式でもよい。
S09において、先幕が走行し終わり終端に行き着く際
、再び大きな振動・衝撃が発生するため、これにタイミ
ングを合わせてA、5W45.46をオンからオフとし
てA、5W47.48をオフからオンとする。その状態
は第7図の経過時間t4に示される。この切り換えでク
イックリターンミラー23がアップして振動・衝撃が発
生する場合と同様な状態とし、本来の手プレ振動を出来
るだけ犠牲にしないで雑音を除去することが出来る。
SIOにおいて、先幕が走行してから振動・衝撃が減衰
するに要する所定時間P1の経過の待機状態となる。そ
の時間が経過すると311に進む、この所定時間の設定
および時間経過の判別方式は前述のミラーアップ時の処
理の場合と同一である。
S11において、シャッタ先幕の動作に伴う振動の減衰
にタイミングを合わせて、A、5W45゜46をオフか
らオンへ、またA、5W47.48をオンからオフとす
る。この状態は第7図の経過時間t5に示される。
そして、S12において先幕走行後、更なる振動減衰状
態となるための所定時1?ij P 2が経過すること
を待機する状態となる。この時間P2には前記初期の減
衰時間P1より長い時間が該当される。
上記の時間が経過すると、S13に進み、振動の更なる
減衰のタイミングに合わせてA、5W41゜42をオフ
からオンとし、A、5W45,46ををオンからオフと
する。この状態は第7図の時間t6に示される。このス
イッチ切り換えにより、カットオフ周波数と増幅率を共
に初期状態と同一である大きい値とし、本来の手プレ振
動をできるだけ犠牲にしないで雑音を除去できる状態と
する。
続いて、S14に進み、シャッタスピード相当時間経過
のための時間待ち状態となる。そして、該時間が経過し
た後S15において後幕走行開始のための信号をシャッ
タ駆動手段12に出力する。この信号により後幕の走行
が開始される(第7図の時間t7)、後幕が略終端に近
づく時点で露光が終了する。このとき発生する振動・衝
撃に対処するため、S16においてA、5W45.46
をオフからオンとし、A、5W41.42をオンからオ
フとする。これは第7図の時間t7の状態に示される。
この切り換え動作により、再び、不要振動をカットする
べくカットオフ周波数と増幅率を下げ、本来の手プレ振
動をできるだけ犠牲にしないで雑音を除去できるように
する。
続いて、S17において後幕走行後、露光を完了させる
ため所定時間経過の待ち状態となる。更に、露光の完全
な終了を確認する必要があるが、前述の確認方法を用い
てもよい、または、後幕が走行し終ったことを機械的な
連動によって得られる検出信号により確認してもよい。
上記の所定時間が経過した後、シャッタの後幕が終端に
衝突して振動・衝撃が発生するがこの時点では露光は終
了しており、振動に対処するための信号処理の定数の切
り換えを実施する必要は特にない。従って、この時点で
A、5W41.42をオフからオンに、またA、5W4
5.46をオンからオフに切り換えて、初期状態、即ち
、手プレ以外の不要振動等が発生しない場合の信号処理
状態に戻す(318)。なお、この状態は第7図の時間
t9に示される。
続いて、クイックリターンミラー23もダウン動作を行
い、この動作により振動・衝撃が発生する。しかし、既
に露光は終了しているため、特に信号処理の定数の変更
は行わなくてもよい、但し、モータドライブ等による連
続撮影の場合は、上記ミラー23のダウン動作に伴う振
動を無視することは危険である。従って、そのようなと
きは上記ミラダウン動作に伴ってA、SWの切り換えを
実施する必要がある。
次に、本発明の更に他の実施例を示すカメラの振動検出
装置を第9図のブロック精成図によって説明する。
本実施例のものは、制御手段63内に前記実施例の信号
処理演算を行う演算手段が内蔵されるのであって、デジ
タル処理によって時定数などの定数の変更をカメラの各
動作タイミングに対応させて実施する。したがって、前
記実施例の場合に用いられたアナログスイッチ等は゛使
用する必要はなく、部品数を減らずことができる。また
、定数の変更をより確実に行うことができるものである
なお、第9図に示される予備演算手段61は、移動検出
手段1a、lbからの信号をAD変換するときに必要と
なる信号レベルまで増幅したり、移動検出手段として複
数の加速度センサを利用した場合にその差分を抽出して
各軸回りの回転角加速度を得なり、あるいは信号の調整
を行うものである。
また、ADC回路62は、アナログ・デジタル変換を実
施する回路であって、カメラの各動作状態に対応しての
信号処理をデジタル処理のための回路である。なお、そ
の他の制御要素の構成は前記実施例と同様とする。
以上述べたように本発明の各実施例において信号処理の
定数の変更はカメラの各動作、即ち、レンズ合焦動作、
ミラーのアップダウン、また、シャツタ開閉動作の各動
作に対して、それらの順序に基づいて行われた。それら
の動作により振動・衝撃の形態は、個々のカメラや付属
するレンズにより異なるため、個々の条件により計算あ
るいは経験等によってその定数、即ち、時定数や増幅率
の設定がなされる。才な、アナログスイッチのオン オ
フタイミングも同様にして設定がなされる。
また、前記各実施例においては、高周波成分除去のため
LPFのカットオフ周波数と信号増幅率を同時に変更し
ているが、本発明では、このように限定されるものでは
なく、いずれか一方のみを変更するようにして各動作に
対応するようにしてもよい。
また、クイックリターンミラーを持たないレンズシャッ
タカメラ等のものに対しては、前記実施 ・例において
ミラーが駆動される部分を除いて適用される。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明のカメラの振動検出装置は、
カメラの駆動手段の動作タイミングに連動して、振動検
出手段の出力の、演算手段の定数を変更するようにした
ものであって、本発明のものは、不要となる振動出力に
対してはその成分は検出信号としてはカットあるいは増
幅率を低くする等にして除去し、できるだけプレ振動の
検出を犠牲にしないで、より正確にしかも遅れることな
く敏速なプレ検出信号を得ることができるなど顕著な効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すカメラの振動検出装置
の概略のブロック構成図、第2図は上記第1図のカメラ
の振動検出装置の、より詳細なブロック構成図、第3,
4図はそれぞれ上記第1図の振動検出装置の構成要素の
カメラ内実装状態を示す図であって、第3図は前面から
見た斜視図、第4図は後面から見た斜視図、第5図は本
発明の他の実施例を示すカメラの振動検出装置のブロッ
ク構成図、第6図は上記第5図の振動検出装置における
合焦光学素子動作に対応する振動とアナログスイッチの
オンオフ動作のタイムチャート、第7図は上記第5図の
振動検出装置のクイックリターンミラー、シャッタ装置
の動作に対応する振動およびアナログスイッチの動作状
態を示すタイムチャート、第8図は上記第5図の振動検
出装置のアナログスイッチのオン・オフ切り換え動作を
含む撮影シーケンスのフローチャート、第9図は本発明
の更に他のカメラの振動検出装置のブロック構成図であ
る。 3・・・制御手段 2.50・・・演算手段 4・・・駆動手段(第1と第2の駆動手段)11−・・
ミラー駆動手段(第2の駆動手段)12・・・シャッタ
駆動手段(第2の駆動手段)13・・・レンズ■駆動手
段(第2の駆動手段)14a、14b・・・レンズ■駆
動手段(第1の駆動手段) 63・・・演算手段を含む制御手段 (負も1,2の駆動+段) 第3目   7 を 第4園 第7円 j胆i 手続補正書(自発) 平成3年2月4日 1、事件の表示   平成2年 特許願第331923
号2、発明の名称   カメラの振動検出装置3、補正
をする者 事件との関係  特許出願人 別紙 次の通り変更し腋す。 (1)明細書の18ページの5行目中の「fcl、2は
」の次から6行目中の「であり、」の前までを削除し、
rl/(2π・R1・CI)Jを加入する。 (2)明細書の18ページの8行目中の「fc3.4は
」の次から9行目中の「、Av3.4は」の前までを削
除し、r ’1 / (2π R3C1)」を加入する
。 (3)明細書の19ページの11行目中の「アナログス
イッチ」を[A、SW、に改める。 (4)明細書の19ページの12行目中の「アナログス
イッチ」を[A、SWj に改める。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カメラの振動を検出する振動検出手段と、 前記振動検出手段の出力を演算する演算手段と、前記演
    算手段の出力結果に基づき駆動される第1の駆動手段と
    、 前記第1の駆動手段以外のカメラの各動作のために駆動
    される第2の駆動手段と、 前記第1の駆動手段、及び第2の駆動手段の他、カメラ
    の各動作の制御を行う制御手段とを具備したカメラにお
    いて、 前記制御手段からの命令に応じて動作される前記第2の
    駆動手段の動作タイミングに連動して前記演算手段内の
    定数が変更されることを特徴とするカメラの振動検出装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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