JPH0419504Y2 - - Google Patents

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JPH0419504Y2
JPH0419504Y2 JP1983010024U JP1002483U JPH0419504Y2 JP H0419504 Y2 JPH0419504 Y2 JP H0419504Y2 JP 1983010024 U JP1983010024 U JP 1983010024U JP 1002483 U JP1002483 U JP 1002483U JP H0419504 Y2 JPH0419504 Y2 JP H0419504Y2
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JP1983010024U
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JPS59119711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はガス絶縁開閉装置に係り、特に、これ
に接続した変圧器の耐電圧試験時に、機器内部の
ガスを外部に放出せず外部に試験用ケーブルを取
付けて、耐電圧試験を可能としたガス絶縁開閉装
置に関する。
[考案の技術的背景] 密閉容器内に例えばSF6ガスを封入したガス絶
縁開閉装置は、導電部が露出されていない為安全
であるという利点はある。ところが、例えば受電
用設備として使用される開閉装置と変圧器の様な
場合、現地に据付け後、変圧器またはそれに接続
されている開閉設備の現地耐電圧試験を行うに当
つては、一時的設備であるブツシングを取付け、
このブツシングから電圧を印加する必要がある。
この為、ガス絶縁開閉装置の一部に工場耐電圧用
の装置を常設することが考えられるが、この工場
耐電圧試験用の装置は気中ブツシングが取付けら
れていることから、必要な気中絶縁距離を得る為
大きなスペースを必要とする。
また、内部の絶縁ガスの抜き取りや再封入処理
が困難な現地では、その復旧作業に時間が掛り、
更にそれに伴い経費が加わり、不経済である。
即ち、ガス絶縁機器に限らず、変圧器等全ての
電気機器は、現地据付け後に電気設備技術基準に
基づく耐電圧試験が義務づけられている。この
際、従来多く使用されてきた気中絶縁設備におい
ては、その印加点は全て気中の為どの点からも試
験電圧が印加でき不都合をきたさなかつた。その
後、ガスを絶縁媒体にした開閉装置が開発され、
現在ではその98%がこのガス絶縁開閉装置になつ
てきている。このガス絶縁開閉装置は全て接地容
器に覆われており、全く危険はないが、その反面
この様に現地で耐電圧を印加しようとしても、印
加点が露出していない為全くできない状態であ
る。この不都合を解消する為、第1図、第2図の
如く予め前もつて設備立案計画時に印加点を考
え、そこから実施している。
第1図はガス絶縁開閉装置と変圧器とを直接接
続する管路の上部に印加点を設けた例である。変
圧器の一次ブツシングポケツト部1の仕切板1a
に油−ガスブツシング2を設け、変圧器本体の絶
縁油3と開閉装置4本体のガス5を封入した電圧
印加室6との電気的、機械的な仕切をしている。
ブツシング2のガス側先端より導体7を用い開
閉装置4に接続しているが、この導体7の上部に
三相一括させる導体8を用い、現地耐圧時の三相
一括化を管路内部にて行つている。この導体8
を、電圧印加室6にアダプター9を用いて取付け
た気中ブツシング10の下部に接続している。
[背景技術の問題点] この様にして、従来のガス絶縁開閉装置では、
容器内部の充電部導体に外部から電圧が印加でき
る様に、ブツシング10を電圧印加室6に取付
け、ここから耐電圧試験を実施しているのが現状
である。
ところが、この従来型の不都合な点は、第1に
ブツシング10を取付ける為に開閉装置の一部で
ある電圧印加室6を分解し、再組立てをすること
にある。その為ガスの解放・再処理がその都度必
要となり、また専用の装置も用意しなければなら
ない。第2は、開閉装置の立案計画時点で分解組
立てを考慮した各機器の取付位置や絶縁距離を確
保しなくてはならず、そして管路の上部に印加点
を設けているので高所作業となることである。こ
れ等を総合すると作業時間の浪費、工期の延長に
あり、価格アツプにつながることになる。一方、
変圧器を増設する様な場合にも以上の様な作業が
必ず発生することになり、ここでも同じことが言
える。
[考案の目的] 本考案は、この様な従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、耐電圧試験時にお
いて、充電部のガス抜き作業を必要とせず、現地
での作業時間並びに労力節減が可能で、しかも気
中ブツシング装置を用いることがないので、各機
器の配置スペースの縮小を図ることのできるガス
絶縁開閉装置を提供することにある。
[考案の概要] 本考案のガス絶縁開閉装置は、変圧器と開閉装
置本体とを接続する水平部とこの水平部に連続す
る垂直部とで形成されたL字型管路内の三相各相
の電路に試験用端子を夫々設けると共に、管路の
垂直部側面にはこの試験用端子の位置に合わせて
三相共通のケーブル接続装置を配置したものであ
り、特に、ケーブル接続装置を、管路の垂直部側
面にガス密に装着して設けた絶縁筒内に、先端に
試験用端子に対して接離する接触板を有する支持
ロツドを気密状態で水平移動自在に支持させ、こ
の支持ロツドの基端を試験用ケーブルに接続し得
る構成としたものである。そして、その作用は、
変圧器の試験時においては、ケーブルを接続した
支持ロツドを水平移動させて接触板を試験用端子
に接触させて電圧を印加し、一方、非試験時にお
いては、支持ロツドから試験ケーブルを取外すと
共に、支持ロツドを絶縁筒内の所定位置に移動
し、試験用端子から接触板を離し、接触板と試験
用端子との絶縁を確保するものである。
[考案の実施例] 本考案の一実施例を第3図以下の図面に基づい
て具体的に説明する。なお、第1図及び第2図の
従来例と同一の部分は、同一符号を付し説明は省
略する。
第3図及び第4図の如く、複数台の変圧器11
に夫々設けられた一次ブツシングポケツト部1
は、変圧器11の本体側面から張り出す様に形成
されているが、この一次ブツシングポケツト部1
の下面に仕切板1aを介して接続管路12が垂直
に設けられている。各変圧器11は、この接続管
路12の下端から水平方向に延びる開閉装置側管
路13を介して開閉装置4に接続されている。管
路13の開閉装置側には、接地装置4a、断路器
4b等の各開閉機器が設けられている。
接続管路12と開閉装置側管路13とは直角に
接続されているが、開閉装置側管路13の端部は
その延長方向と反対側に向かつて接続管路12の
側面より突出しており、この管路13の突出端が
電圧印加部14となつている。
この電圧印加部14においては、第5図及び第
6図の如く、内部の導体7は直角に屈曲してお
り、その角部からは管路13の突出端側に向かつ
て試験用端子7aが突出形成されている。一方、
管路13を構成する容器の端部開口部はカバー1
5によつて閉鎖されているが、このカバー15上
には試験用ケーブル16の接続装置17が設けら
れている。
この接続装置17は、一例として第7図の如
く、カバー15の開口部15aの裏面にガス密に
取付けた絶縁筒18内に、気密保持状態で水平方
向に移動可能な支持ロツド19を設け、この支持
ロツド19の一端に接触子20を取付け、他端に
接触板21をばね22を介して弾性的に支持させ
たものである。このロツド19と接触板21とは
可撓導体21aにより接続されている。ロツド1
9は外部から試験用ケーブル16が挿入される
と、第7図に示すように所定の絶縁筒内先端位置
においてケーブル端子23が接触子20を介して
自動的に支持ロツド19に接続し、同時に接触板
21は三相分の試験端子7aと圧接し、この端子
7aを設けた内部電路を外部試験電源に接続する
ものである。試験用ケーブル16が挿入状態にあ
る時は、カバー15の開口部15aはケーブルの
外被24により閉塞される。また、外被24内の
ケーブル端末部は、ばね25に加圧される絶縁鍔
26が絶縁筒18の内面に圧接することにより絶
縁が保証される。
一方、耐電圧試験後、ケーブル16を引抜いた
後は、第8図に示すごとく、ロツド19はその端
部ねじ穴に開口部15aから挿入されたスタツド
27の先端が取付けられ、このスタツド27によ
り、絶縁筒18内の所定の位置に収納され、絶縁
筒18内に予め挿入した絶縁台28にばね29を
介してその位置に支持されると共に、開口部15
aに取付けたキヤツプ30内の図示しない接地部
材を介しカバー15と同電位に接地される。接触
板21はロツド19の水平移動により試験用端子
7aから開離して、所定の絶縁距離を保つ位置に
保持される。接触板21は中央部が数個のばね2
2を介してロツド19に弾性的に支持されてお
り、試験用端子7aの位置に若干の不揃いがあつ
てもその位置に応じて自在に変位し、三相分の端
子7aに確実に接触する。
上記の様な構成によれば、各変圧器の耐電圧試
験の際し、開閉装置本体を介することなく、個々
の変圧器に対し直接試験電圧を印加することが可
能となる。しかも、ガス絶縁開閉装置に設けたケ
ーブル接続装置17に外部から試験用ケーブル1
6を挿入することにより、開閉装置の内部空間を
大気中に開放することなく、ガス密を維持した状
態のまま、この接続装置17のロツド19、接触
板21を介して内部電路の三相分の試験用端子7
aに自動的に接続できる。従つて、従来の様にガ
ス再封入処理等の作業を全く必要とせず、作業が
極めて簡単で速やかに耐電圧試験を行うことがで
きる。また、耐電圧試験用ケーブル16を抜いた
後も、開閉装置を大気中に開放することなくロツ
ド19は所定位置に水平移動され接地されること
により、接触板21も接地電位となり且つ試験用
端子7aを所定の絶縁距離を保つ位置に開離する
まで、定常運転に全く支障がなく速やかに運転状
態に切換えることができる。更に、気中ブツシン
グが不要となり、その為の絶縁空間を設ける必要
がなく、従つて、開閉装置の構成上制約をうける
ことがなく、装置全体を小型化することができ
る。
なお、本考案の装置は、各変圧器に個別に電圧
を印加するのみではなく、変圧器相互を電気的に
接続して試験電圧を印加することも可能である。
また、電圧印加部に設けるケーブル接続装置とし
ては、第7図のものに限定されるものではなく、
支持ロツドの水平移動手段その他の部分を適宜改
変することも可能である。また、接続装置を設け
る電圧印加部の位置も変圧器側の領域、即ち開閉
装置を構成する断路器や接地装置よりも変圧器側
のL字型管路の側面ならば、どの位置であつても
良い。
[考案の効果] 以上の様に本考案によれば、個々の変圧器を単
独或は相互に接続した状態で、分解作業等を伴う
ことなく管路側面のスペースを利用して外部から
簡単に試験電圧を印加することが可能で、且つ試
験後速やかに運転状態に切換えることができ、ま
た接触板を用いるので三相分の試験用端子に対し
1つのケーブル接続装置を設置すればよく、さら
にブツシングが不要となるので変圧器と開閉装置
本体とを接続する管路に絶縁距離を考慮したスペ
ースを確保する必要がない。よつて、安全で小形
なガス絶縁開閉装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス絶縁開閉装置における試験
電圧印加手段の一例を示す正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図は本考案のガス絶縁開閉装置
の一実施例を示す平面図、第4図は第3図の側面
図、第5図は本考案における電圧印加部の断面図
で電圧の印加状態、第6図は第5図の電圧の非印
加状態図、第7図は本考案におけるケーブル接続
装置の一例を示す拡大断面図、第8図は第7図の
装置の電圧の非印加状態を示す断面図である。 1……ブツシングポケツト部、11……変圧
器、12……接続管路、13……開閉装置側管
路、14……電圧印加部、16……試験用ケーブ
ル、17……接続装置、18……絶縁筒、19…
…支持ロツド、21……接触板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変圧器と開閉装置本体とを接続する水平部とこ
    の水平部に連続する垂直部とで形成されたL字型
    管路内の三相各相の電路に試験用端子を夫々設け
    ると共に、この管路の垂直部側面には三相共通の
    ケーブル接続装置を配置し、このケーブル接続装
    置の構成を、管路の垂直部側面にガス密に装着さ
    れた絶縁筒を固定し、この絶縁筒内に支持ロツド
    を気密状態で水平移動自在に支持させ、この支持
    ロツドの先端に前記三相の試験用端子に対して接
    離する接触板を設け、この支持ロツドの基端を試
    験用ケーブルに接続し得るものとしたことを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP1002483U 1983-01-28 1983-01-28 ガス絶縁開閉装置 Granted JPS59119711U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1002483U JPS59119711U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ガス絶縁開閉装置

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JP1002483U JPS59119711U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ガス絶縁開閉装置

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JPS59119711U JPS59119711U (ja) 1984-08-13
JPH0419504Y2 true JPH0419504Y2 (ja) 1992-05-01

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106311A (en) * 1980-12-18 1982-07-02 Tokyo Shibaura Electric Co Gas insulated substation facility
JPS58171681A (ja) * 1982-04-01 1983-10-08 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd ガス絶縁開閉装置の耐電圧試験装置

Family Cites Families (1)

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JPS57147772U (ja) * 1981-03-13 1982-09-17

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JPS59119711U (ja) 1984-08-13

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