JPH0419468Y2 - - Google Patents

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JPH0419468Y2
JPH0419468Y2 JP1987117216U JP11721687U JPH0419468Y2 JP H0419468 Y2 JPH0419468 Y2 JP H0419468Y2 JP 1987117216 U JP1987117216 U JP 1987117216U JP 11721687 U JP11721687 U JP 11721687U JP H0419468 Y2 JPH0419468 Y2 JP H0419468Y2
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JP
Japan
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plumb bob
plate
conical block
surveying
fixed
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JP1987117216U
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JPS6421312U (ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は測量に用いる下げ振りに関するもので
ある。
(従来技術) 第4図は、従来から使用されているところの測
量用下げ振りである。該下げ振りは同図に示すご
とく逆円錐形をした金属製ブロツクであつて、頂
部には細い糸aを結び、該糸によつて所定の高さ
から吊り下げて、下端のセンターポイントbを基
準点に一致させて所期の測量が成されている。例
えば第5図に示すごとく、A地点からB地点間の
距離を測量する場合、A、B間に障害物があつて
直接スケールを張ることが出来ない時には、同図
のように下げ振りを所定の高さから糸aで吊り下
げ、該下げ振りのセンターポイントbを基準点
A,Bに一致させ、両糸間の距離Lをもつて測定
する。ところで、このような測量を行なう場合、
スケールを持ちながら下げ振りを吊り下げる人が
2人以上必要であり、さらに下げ振りのセンター
ポイントbが基準点A,Bに一致しているか否か
を確認するための人がさらに2人(少なくとも1
人)必要であつて、合計4人がかりで作業しなけ
ればならない。これは下げ振りの形状が逆円錐を
しているため、糸aを持つて吊り下げている上方
からは、該センターポイントbを見ることが出来
ないため、確認用の別の作業者が必要となる。
(本考案の目的) このように、測量に用いられる下げ振りには上
記のごとき問題が残されている訳で、本考案はこ
れら問題点の解決を目的として開発されたもの
で、糸で吊り下げながらセンターポイントと基準
点の確認をも行うことが出来るとともに、従来の
下げ振りの機能をも失わない下げ振りを提供する
ものである。
(本考案の構成) 本考案に係る下げ振りは上記問題点の解決を図
るため、次特徴をもつて構成されている。すなわ
ち、本考案の下げ振りは、糸で上方から吊り下げ
た場合に、該下げ振り自体が障害となつて、基準
点が見えないことがないように機能することが第
1の特徴であつて、そのためには、上方から下方
が見えるよう透明のプラスチツク板、若しくはガ
ラス板等を取着している。そして、下板には目印
となる基準線が設けられ、基準線の中心は糸の延
長線上に形成されている。一方、該下げ振りは単
に上方から見て位置決めする場合のみでなく、横
方向からみて使用する場合もあり、従来の逆円錐
形をした下げ振り形状は測量には必要な形状であ
る。例えば、ある基準点から一定距離に目印を付
けたい場合、該円錐の先端を利用することが出
来、便利であるため、したがつて、本考案の下げ
振りはその下端に、比較的少さい逆円錐を成すブ
ロツクをネジを介して着脱自在としている。すな
わち、筒体を成す下げ振り本体の上端、下端には
透明板を止着し、該筒体の中心軸に一致させて、
上端には吊り下げ用の糸を連結し、一方、下端に
は基準線を形成し、さらに下端には、上記逆円錐
形のブロツクを着脱自在に取着した下げ振りであ
る。
以下、本考案に係る下げ振りの実施例を図面に
基いて詳細に説明する。
(実施例) 第1図a,b,cは本考案に係る下げ振りを示
す具体例であり、1は筒体、2は上板、3は下
板、4は上キヤツプ、5は下キヤツプをそれぞれ
示している。上記筒体1は内部に大きな空洞6を
持ち、重さをある程度重くするために金属材が用
いられ、該筒体1の上下端には上記上板2及び下
板3が止着されている。そしてこれら上・下板
2,3には透明のプラスチツクやガラス等が用い
られ、上記筒体1の上・下端に形成された座7,
8にセツトされ、上キヤツプ4及び下キヤツプ5
でもつて固定されている。ここで、上記座7,8
は筒体1の中心軸M−Mを基準に同芯を成して形
成され、該座7,8に上・下板2,3をセツトし
た場合、中心は互いに一致しなければならず、該
座7,8の内径と上・下板2,3の外径交差は比
較的厳しく設定されている。又、下板3の下面9
にはケガキ線10が十字を成して形成され、その
中心O2は筒体1の中心軸M−M上に位置し、一
方、上板2の中心O1には小さな孔11が穿設さ
れている。ところで、これら上・下板2,3は上
記上・下キヤツプ4,5によつて止着される訳で
あるが、筒体1の上・下端部の外周にはネジ1
2,13が削設されていて、上・下キヤツプ4,
5は該ネジ12,13に螺合して締め付けられ
る。
一方、キヤツプ5は筒体1にネジ止めされるこ
とで下板3を止着すると同時に、該下キヤツプ5
には第2図a,bに示す円錐ブロツク14が止着
される。よつて、下キヤツプ5の内側にはネジ1
5が形成されていて、同じく円錐ブロツク14の
端にもネジ16が削設され、これらネジ15,1
6を介して円錐ブロツク14は、該下キヤツプ5
に取着され得る。下キヤツプ5に円錐ブロツク1
4を取着した状態を表すのが第3図であつて、セ
ンターポイント17は筒体1の中心軸M−Mの延
長線上に位置している。勿論、ここで上記上板2
及び下板3を筒体1に止着する手段として、上・
下キヤツプ4,5を用いなければならない必然性
はなく、他のいかなる手段でもよく、又同じく円
錐ブロツク14の取着方法にしても特に限定すべ
きものはない。
ところで、本考案に係る下げ振りは、円錐ブロ
ツク14を取着して使用する場合と、取外して使
用するケースがあり、それぞれの用途に応じて使
い分けられる。
以上述べたように、本考案の下げ振りは、上記
実施例に限定するものではないが、筒体1の上・
下端に透明の上下板を止着し、筒体1の中心軸M
−Mと一致させて上板には吊り下げ糸を連結し、
下板の下面には基準線を形成し、さらに下端部に
は、センターポイント17が上記中心軸M−Mに
一致するように、円錐ブロツク14を着脱自在に
取着して成るもので、次のような効果を得ること
が出来る。
(効果) (1) 本考案の下げ振りは、下端の円錐ブロツクを
取外した状態では、糸で吊り下げて上方から下
板の下面に形成されたケガキ線等の基準線を見
ることが出来、該基準線の中心を測量の基準点
に一致させることで該測量作業を行い得る。す
なわち、このように下げ振りを吊り下げている
糸の上方から基準点が見えることは、他人に確
認してもらう必要がなく、1人で正確に一致さ
せることが出来、所定の測距作業を二人で行な
うことが可能となり、作業性が大幅に向上す
る。
(2) 又一方、必要な時には円錐ブロツクをネジ止
めすることが出来、該円錐ブロツクを取着した
状態では従来の下げ振りによつて行われる作業
は全て成すことが可能であり、1個の下げ振り
の円錐ブロツクの着脱により、その用途を使い
分けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは円錐ブロツクを取外した状
態の下げ振りであつて、aは左側図面、bは中央
断面図、cは右側面図、第2図はa,bは円錐ブ
ロツクであり、aは左側図面、bは正面図を、第
3図は円錐ブロツクを取着した状態の下げ振り
を、又第4図は従来の下げ振りを、さらに第5図
は、該下げ振りを用いての測量の態様をそれぞれ
示している。 1……筒体、2……上板、3……下板、4……
上キヤツプ、5……下キヤツプ、6……空洞、
7,8……座、9……下面、10……ケガキ線、
11……孔、12,13,15,16……ネジ、
14……円錐ブロツク、17……センターポー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に大きな空洞を持つ筒体の上端、下端に
    透明の上板及び下板を固定し、該上板には上記
    筒体の中心軸と一致した位置に吊り下げ用の系
    を止着し、該下板の下面には上記中心軸と一致
    させて基準線を形成し、さらに下端部には円錐
    ブロツクをそのセンターポイントを中心軸に一
    致させて着脱自在に取着したことを特徴とする
    測量用下げ振り。 (2) 上記上板及び下板を筒体の上下端に固定する
    ために座を形成し、該座にセツトされた上・下
    板をキヤツプを用いて締め付け、さらに下キヤ
    ツプに形成したネジを介して円錐ブロツクを取
    着した実用新案登録請求の範囲第1項記載の測
    量用下げ振り。 (3) 上記上板に小さな穴を穿設して、該穴に糸を
    止着した実用新案登録請求の範囲第1項、又は
    第2項記載の測量用下げ振り。 (4) 上記基準線として十字のケガキ線を形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、又は
    第3項記載の測量用下げ振り。
JP1987117216U 1987-07-30 1987-07-30 Expired JPH0419468Y2 (ja)

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JPS6421312U JPS6421312U (ja) 1989-02-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910012B2 (ja) * 1978-09-08 1984-03-06 テクトロニックス・インコ−ポレイテッド 静電記録管用フェ−スプレ−トの製法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910012U (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 高山 次男 下げ振り

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910012B2 (ja) * 1978-09-08 1984-03-06 テクトロニックス・インコ−ポレイテッド 静電記録管用フェ−スプレ−トの製法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421312U (ja) 1989-02-02

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