JPH0241530Y2 - - Google Patents

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JPH0241530Y2
JPH0241530Y2 JP8327183U JP8327183U JPH0241530Y2 JP H0241530 Y2 JPH0241530 Y2 JP H0241530Y2 JP 8327183 U JP8327183 U JP 8327183U JP 8327183 U JP8327183 U JP 8327183U JP H0241530 Y2 JPH0241530 Y2 JP H0241530Y2
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JP
Japan
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rod
cylindrical portion
weight
driving rod
cylinder
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JP8327183U
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JPS5972508U (ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は測量に際し予め木の杭で中心点を決
め、木の杭を抜き出しその場に立てた境界石の中
心点を簡易、迅速且つ正確に指示できる境界石の
中心点指示器に関する。 従来、境界石の中心点の出すためには、第4図
の如く境界石を立てる前に、測量の結果境界地点
の木の杭1′を立て、設定された中心点0に釘
2′を立て、任意の同じ高さのA点、B点より釘
2′までの長さを測り夫々の長さをl,mとし記
録しておき、木の杭1′を引抜いて代りに同地点
に境界石3′を立て、A,B点よりl,mの距離
をひもで長さを測り境界石の中心Oを求めるよう
にしていたが、相当時間と手数がかかり、手数の
割りに測定誤差も多かつた。本考案は叙上の難点
を克服すべく考案されたものである。 以下、図面の実施形について本考案の一例を説
明すると、本考案は、下端に打込み金1aを取付
けた打込み杆1と、該杆1が嵌入せられ調節ネジ
2aを介し打込み杆1を上、下に調節せられべく
され且つ下端にこれより径小の取付円筒2cを有
する打込み杆保持円筒と、取付円筒2cが嵌合
せしめられる孔3′cが略中央に設けられ、一方
側に間隙aを挾んで設けられる腕3′a,3′aの
横より両腕内に螺入される調節ネジ3′bを介し
台座3′Aを前記保持円筒のまわりの任意位置
に緊定すべくされる回動制御部3′と孔3′cを中
にして反対側にこれと一体に形成される内筒部
3″aと、この後端に当接せられ回動できる外筒
部3″bとが設けられ内筒部3″aに螺合される調
節ネジ3cの調節によりネジ杆3c1の端が外筒部
3″bにて保持される重錘支持杆3を緊締又は解
除すべくすると共に重錘支持杆3を水平位置から
鈍角α゜位置まで外筒部3″bと内筒部3″aに対し
回動すべくした台座3′Aと、外筒部3″bにて支
持せしめられ、その先端部より重錘4が、高さ調
節自在に懸吊せしめられる重錘支持杆3とより成
る境界石の中心点指示器である。 打込み杆保持円筒は下端にこれより外径の小
さい取付円筒2cを有しこれに打込杆1が嵌合せ
しめられ、前記円筒に螺合される調節ネジ2a
をネジ込むことにより打込杆1を上,下任意の位
置に緊定せしめることができる。又、前記保持円
の下端部にこれより径小の取付円筒2cが設
けられこれが台座3′Aの略中央辺の孔3′cに嵌
合され台座の下面より取付円筒2cの一部が露出
するのでワツシヤ2d、緊定リング2eをはめて
(第6図図示)脱出を防止する。従つて、前記保
持円筒が固定されれば台座3′Aは任意径方向
に回動できる。 台座3′Aの第5図の図の右半部(第5図の上
部を前又は正面側、下部を後とし前側から見ると
左半部となる。)は回転制御部3′を形成し、2分
割されて孔3cにつづく間隙aを挾んで両腕3′
a,3′aが設けられ、両腕3′a,3′aの横よ
り螺合される調節ネジ3′bを締付けると両腕
3′a,3′a即ち、取付円筒2cが間隙aが小さ
くなるように締付けられ打込み杆1を、しつかり
上、下任意位置に抱持することになり且つ台座
3′Aは打込み杆1のまわりの任意方向位置に緊
定され、重錘支持杆3は台座3′Aに任意方向・
高さに確実に保持される。調節ネジ3′bをゆる
めると、両腕3′a,3′aは打込み杆1の抱持を
ゆるめ該杆1の緊定を解放するので、打ち込み杆
1に対し台座3′Aは自由方向に転向することが
できるので任意の方向に前記支持杆3を設定して
調節ネジ3′bを締付け、前記支持杆3の位置を
任意方向に固定できる。 又、第1図の台座3′Aの右側(第5図では左
側)に重錘支持杆保持部3″が形成され、これは
台座3′A即ち、回動制御部3′と一体に形成され
前記保持円筒と直交して横たえた筒状形状のも
のでその内方側(第1図の紙面側を内方又は正面
側と称する。)を内筒部3″a、この外方端の鍔部
に外筒部3″bの鍔部を当接させその外方に或範
囲内回動できる外筒部3″bを形成し、外筒部
3″bの後部に穿孔し重錘支持杆3を保持せしめ
る。この場合、調節ネジ3cのネジ杆3c1が内筒
部3″bに螺入され外筒部3″bの内腔を通りその
先端が前記支持杆3に係合するようになつている
ので調節ネジ3cの調節により、前記支持杆3は
外筒部3″b内に緊定保持され又は緊定を解かれ
ると共に、常に外筒部3″bは内筒部3″aに対し
所定範囲内回動できるように形成されているの
で、前記支持杆3を任意の位置に保持して調節ネ
ジ3cを締付けると、前記支持杆3は、略水平位
置Xに静止せしめられると共に、前記支持杆3を
第1図の矢示方向に90゜角度以上の鈍角α゜に回動
せしめるとY位置の所で停止せしめられるように
外筒部3″bが内筒部3″aに対し回動できる。
(図示を省略するが鈍角α゜に回動してそれ以上回
動しないためのストツパーが内面に設けられる。)
1bは打込み杆の握りである。尚、調節ネジ3c
とネジ杆3c1とを別体に作り、ネジ杆が前記支持
杆3に係合するように配置し内筒部3″aの前端
口部に出されたネジ杆3c1に調節ネジ3cが螺合
して進退しこれによりネジ杆3c1が進退できるよ
うに形成してもよい。 今、第3図に示す如く、測量の結果、木の杭
1′の頂部に中心を求めOとし、これに釘2′を打
つ。ここまでは従来の測量方法であるが、次に、
木の杭を引き抜いて境界石3′を立てて、中心点
を見出すために本考案の測量用境界石の中心点指
示器を用い簡単、正確に中心点が求められる。即
ち、木の杭1′の中心Oが求められたらこの中心
点Oに釘を打つ、近くの適当な地点に本考案の中
心点指示器の打込み杆1の打込み金1aを真直
ぐ打ちこみ、30cm程度打込み杆1の上部を地上に
出して置く。調節ネジ3cを調節して重錘支持杆
3を左、右(第1図の左を左とする。)に調節し、
調節ネジ3′bをゆるめると前記保持円筒が打
込み杆1のまわりに任意方向に回動ができる。こ
のように調節して、重錘4の下向の方向を木の杭
の中心Oに一致させ、前記支持杆3に嵌められ
左、右に移動ができる重錘糸調節ネジ3aを調節
して糸又は針金5の先端の重錘4の下端の尖つた
所が釘2′の真上にくるようにし、終つたら重錘
支持杆3を矢示方向(第1図より見ると時計方
向)に回転して略水平のX位置より破線位置Yに
持つてゆけば重錘4の作用で該支持杆3はその位
置を保持する。 次で、木の杭1′を抜き出し代りにその位置に
境界石3′を立て重錘支持杆3を旧位置Xに持つ
てくると、境界石3′の上面に静止した重錘4の
下端を記し中心点Oが記される。 尚、保持金具の構成とか糸調節ネジ3aの糸又
は針金の保持方法とかその他本考案の精神を逸脱
しない範囲内での本願明細書並びに図面記載以外
での任意の設計変更は自由にできる。 本考案によれば、例えば境界線を決めるとき観
測点Oを測定し、そこに立てた木の杭の上面に釘
を立てて観測点(即ち中心点)Oを求め、その近
く適所に本考案の測量用境界石の中心点指示器
を立て、その各調節部分2a,3′b,3c,3
aを調節し、重錘支持杆3の重錘4の下端を木の
杭の中心点Oに合わせて前記要領で支持杆3を水
平位置Xより鈍角方向Yに移動するだけで、鈍角
位置でおもりで支持されるので支持杆3が移動せ
ず安定してY位置を保持することができ、木の杭
を除去しその位置に境界石を立て再び重錘支持杆
を旧位置Xに復帰させれば重錘4の下端の境界石
上に指示する位置が正確に中心点Oとなり、境界
石の中心点の位置が簡易且つ迅速、正確に求める
ことができ、又、工事を促進することができ、構
成が簡単で製作費、工事費が低廉ですむ等の実益
は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の測量用境界石の中心
点指示器に係り、第1図は重錘支持杆3の移動状
態及び重錘を吊支せしめた状態を示す正面側より
見たる側面図、第2図は同じく背面側より見たる
斜視図、第3図は本考案の測量用境界石の中心点
指示器の作用説明図、第4図は従来の中心点を求
める方法の説明図、第5図は打込み杆保持円筒を
除いた台座の一部破断平面図、第6図は打ち込み
杆保持円筒の正面図である。 1′……木の杭、2′……釘、O……中心点、
l,m……長さ、3′……境界石、……測量用
境界石の中心点指示器、1……打込み杆、1a…
…打込み金、1b……握り、……打込み杆保持
円筒、2a……調節ネジ、2b……調節ネジ、2
c取付円筒、3……重錘支持杆、3a……糸調節
ネジ、4……重錘、5……糸又は針金、3′A
…台座、3′……回動制御部、3c……孔、3″…
…重錘支持杆保持部、3′a……両腕、3′b……
調節ネジ、3″a……内筒部、3″b……外筒部、
3c……調節ネジ、ネジ杆3c1

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に打込み金1aを取付けた打込み杆1と、
    該杆1が嵌入せられ調節ネジ2aを介し打込み杆
    1を上、下に調節せらるべくされ且つ下端にこれ
    より径小の取付円筒2cを有する打込み杆保持円
    と、取付円筒2cが嵌合せしめられる孔3′
    cが略中央に設けられ、一方側に間隙aを挾んで
    設けられる腕3′a,3′aの横より両腕内に螺入
    される調節ネジ3′bを介し台座3′Aを前記保持
    円筒のまわりの任意位置に緊定すべくされる回
    動制御部3′と孔3′cを中にして反対側にこれと
    一体に形成される内筒部3″aと、この後端に当
    接せられ回動できる外筒部3″bとが設けられ内
    筒部3″aに螺合される調節ネジ3cの調節によ
    りネジ杆3c1の端が外筒部3″bにて保持される
    重錘支持杆3を緊定又は解除すべくすると共に重
    錘支持杆3を水平位置から鈍角α゜位置まで外筒部
    3″bと内筒部3″aに対し回動すべくした台座
    3′Aと、外筒部3″bにて支持せしめられ、その
    先端部より重錘4が、高さ調節自在に懸吊せしめ
    られる重錘支持杆3とより成る境界石の中心点指
    示器。
JP8327183U 1983-06-01 1983-06-01 境界石の中心点指示器 Granted JPS5972508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8327183U JPS5972508U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 境界石の中心点指示器

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JP8327183U JPS5972508U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 境界石の中心点指示器

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Publication Number Publication Date
JPS5972508U JPS5972508U (ja) 1984-05-17
JPH0241530Y2 true JPH0241530Y2 (ja) 1990-11-06

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JP8327183U Granted JPS5972508U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 境界石の中心点指示器

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JPS5972508U (ja) 1984-05-17

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