JPH04194639A - 多層ベローズ気密試験方法 - Google Patents

多層ベローズ気密試験方法

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Publication number
JPH04194639A
JPH04194639A JP32354490A JP32354490A JPH04194639A JP H04194639 A JPH04194639 A JP H04194639A JP 32354490 A JP32354490 A JP 32354490A JP 32354490 A JP32354490 A JP 32354490A JP H04194639 A JPH04194639 A JP H04194639A
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JP
Japan
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bellows
airtightness
welded
gas
inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP32354490A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Okubo
大久保 鉄男
Koichi Kurabayashi
倉林 好一
Hirao Hirata
平雄 平田
Norio Sekiyama
赤山 典夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO RASENKAN SEISAKUSHO KK
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
TOKYO RASENKAN SEISAKUSHO KK
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、多層ベローズの気密欠陥を検知する方法に関
するものである。
[従来の技術] 発変電所や送配電設備等におけるガス絶縁母線、ガス、
水道、石油プラント等における配管やパイプライン等で
はベローズ形伸縮管継手が用いられているが、これは第
6図示のようにベローズ21の両端に気密に接続された
端管22.22の各端にフランジ23.23が接続され
、一方の端管22内に内筒24の1端が固定され、内部
にガス、液体等の流体が加圧状態で送入されている。こ
のようなベローズ21は内部のガスや液体が漏洩しない
ように気密でなければならないので気密性の試験をする
必要があるが、従来の気密試験は、連結棒25で固定し
た両7ランジ23.23の両端を閉塞板26.26で気
密に閉塞して内部にフレオンガス等を圧入しベローズ2
1の外面をリークディテクタ27でなぞって検査するか
、内部に水を圧入して水漏れを検査し、または第7図示
のようにベローズ21の外周をポリエチレンシート等の
気密袋28で覆いその内側に溜る漏出ガスをリークディ
テクタ27で検査していた。
ベローズが多層の場合は、内層に気密漏れがあっても外
層に欠陥がないと前記のような検査法では気密漏れを検
出することができず、また外層に設計値以上の内圧がか
かって変形しベローズの性能が著しく低下するので、こ
のような多層ベローズに対する気密試験方法として第8
図示のように多層ベローズ31と端管22との接続端部
近くにおいて、多層ベローズ31自体に最外層31から
検査すべき層33の前の層32まで貫通する検知孔34
を設け、ベローズの開口端を端管22との溶接部29で
塞ぎ、この多層ベローズ31の両端に第9図示のように
盲フランジジ35.35を取付は内部に気密試験用ガス
を加圧封入した後外側から検知孔34にリークディテク
タ27を近づけて気密欠陥を検査するか、または第10
図示のように、前記のように設けた検知孔34に真空引
きノズル36を溶接し第11図示のように真空引きした
内部にヘリウムガスを封入し、この真空引きノズル36
をヘリウムリーク試験装置37に接続して気密試験をす
る方法を本出願人はさきに開発した(特願昭63〜32
9688)。
[発明が解決しようとする課題] 前記のように多層ベローズ自体に検知孔を貫通して設け
る気密試験方法では、この検知孔とベローズ開口端を溶
接によりまたはメタル材料で塞がなければならないので
工数が増えるだけでなく、検知孔の後処理が不十分であ
るとベローズの性能に支障を来すという問題点があった
また前記のような従来の気密試験方法では時間がかかる
うえに微小な気密欠陥の発見が困離であるという問題点
があった。
本発明は、前記のような問題点がなく、多層ベローズの
気密試験を容易、確実に行なうことができる方法を提供
することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本発明の多層ベローズ気密試
験方法は、複数層ベローズの端部に端管を溶接した多層
ベローズ形伸縮管継手において、多層ベローズ1の開口
端に接続する端管3のベローズ端縁溶接部4に気密検査
用切欠孔5を設け、この気密検査用切欠孔5から多層ベ
ローズの各層間に気密検査用ガスを加圧封入して多層ベ
ローズの気密欠陥を検知するようにしたものである。
[作用コ 端管3のベローズ端縁溶接部4に設けた気密検査用切欠
孔5には多層ベローズ1の端縁の各層間の間隙端縁が開
口する。
この気密検査用切欠孔5にノズル8から気密検査用ガス
を加圧封入すると、ガスは多層ベローズ1の各層間の開
口端縁から各層間に侵入する。この多層ベローズ1のい
ずれかの層または溶接部に欠陥があり気密の漏洩があれ
ばその気密欠陥からガスが漏洩するので、それら各部に
リークディテクタを当てればガスの漏洩が検知され気密
欠陥があることが検知される。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面により説明する。1は多層ベ
ローズでありその端部に端管3が溶接されて多層ベロー
ズ形伸縮管継手が構成される。
第1図示の1′は多層ベローズ1の波形部であり、1a
は最外層の第1層、1bはその内側の第2層、1Cはさ
らにその内側の第3層、1dは最内層の第4層であり、
2は多層ベローズ1の開口端である。
3は前記多層ベローズ1の開口端2に接続する端管であ
り、これは第2図示のように、端管先端に前記のベロー
ズ開口端2内に嵌合する嵌合部3aを突出させて設け、
この嵌合部3a上の管端面におけるベローズ端縁溶接部
4に、気密検査用切欠孔5を嵌合部3a上の管端面に開
口させて設けたものであり、この嵌合部3aを前記ベロ
ーズ開口端2の内側に挿入し溶接してベローズ開口gM
2を端管3に接続する。
前記の多層ベローズ1の開口@2は気密検査用切欠孔5
に開口する箇所のベローズ端面部分を残してからげ溶接
をし、このベローズ開口端2に挿入した嵌合部3aを内
周溶接部6によりベローズ開口端2の内周面に接合し、
ベローズ開口端2の外周面と端管3の外周面を外周溶接
部7で溶接する。
前記の気密検査用切欠孔5には気密検査用ノズル8の先
端を差し込んで仮溶接もしくはパテ接着等9により取付
ける。
第3図のように多層ベローズ@端の開口端2′はからげ
溶接して塞ぎ他方の端管3′に溶接する。
前記の気密検査用ノズル8からSF6ガス、フレオンガ
ス等の気密検査用ガスを加圧封入すると、気密検査用切
欠孔5に開口する多層ベローズ1の開口gM2から第1
層〜第4層の各層間にガスが侵入する。多層ベローズ1
の内側層のいずれかに気密欠陥があれば、最内層、最外
層の縦溶接部やベローズ端管溶接部の外周溶接部7、内
周溶接部6等の気密欠陥部からガスが漏洩するので、そ
れら各部にリークディテクタ10を直接当てることによ
り気密欠陥があることを検知することができる。
第4図は多層ベローズ1両端の開口端2.2′に#枕す
る両端管3.3′のベローズ端縁溶接部4.4′にそれ
ぞれ気密検査用切欠孔5.5′を設は気密検査用ノズル
8.8′を取付けた実施例であり、この場合も前記実施
と同様に気密検査用ノズル8.8′から気密検査用ガス
を加圧封入してリークディテクタにより気密欠陥を検知
する。
第5図の実施例は、前記第4図の実施例と同様に多層ベ
ローズ1の両端に接続した各端管のベローズ端縁溶接部
4.4′に気密検査用切欠孔5.5′と気密検査用ノズ
ル8.8′を設け、両端管3.3′の開口端部を盲フラ
ンジ11.11′で塞いで送給孔12から内部に気密検
査用ガスを加圧封入し気密検査用ノズル8.8′にリー
クディテクタ10を当てて気密欠陥を検知する。この実
施例では欠陥位置の特定はできないが欠陥の有無を判定
し易い利点がある。
前記の各実施例のように多層ベローズ1の気密試験をし
て検知した欠陥は適宜補修し、気密試験を終了した後は
気密検査用ノズル8を取外し気密検査用切欠孔5を溶接
処理して気密に塞ぐ。
[発明の効果コ 前記のように本発明は、従来の気密試験法のように多層
ベローズ自体に検知孔を貫通させて設けるのではなく、
多層ベローズに接続する端管のベローズ端縁溶接部に気
密検査用切欠孔を設けて多層ベローズの各層間に気密検
査用ガスを加圧封入し多層ベローズの気密欠陥を検知す
るようにしたので、従来のように工数が多くならず、検
知孔の後処理不十分によりベローズの性能に支障を来す
ということもない。
またベローズの各層の気密欠陥だけでなく溶接部の微小
な気密欠陥の有無も容易、確実に検知することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の要部の断面図、第2図は端
管の斜視図、第3図は気密検査を検知する説明図、第4
図および第5図は他の実施例の要部を示す図、第6図乃
至第11図はいずれも従来例を示す図である。 1:多層ベローズ 3.3′ ;端管 4.4′ ;ベローズ端縁溶接部 5.5′ ;気密検査用切欠孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数層のベローズとその端部に溶接された端管とからな
    る多層ベローズ形伸縮管継手において、前記端管のベロ
    ーズ端縁溶接部に気密検査用切欠孔を設け、この気密検
    査用切欠孔から多層ベローズの各層間に気密検査用ガス
    を加圧送給して多層ベローズの気密欠陥を検知すること
    を特徴とする多層ベローズ気密試験方法。
JP32354490A 1990-11-27 1990-11-27 多層ベローズ気密試験方法 Pending JPH04194639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1025920A3 (en) * 1999-02-04 2002-10-23 Nauchno-Proizvodstvennoe Obiedinenie "Energomash", Imenie Akademika V.P. Glushko A method for producing a multilayer thin-walled bellows of stainless steel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1025920A3 (en) * 1999-02-04 2002-10-23 Nauchno-Proizvodstvennoe Obiedinenie "Energomash", Imenie Akademika V.P. Glushko A method for producing a multilayer thin-walled bellows of stainless steel

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