JPH04194464A - バックアップリングの製造法 - Google Patents

バックアップリングの製造法

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Publication number
JPH04194464A
JPH04194464A JP2326829A JP32682990A JPH04194464A JP H04194464 A JPH04194464 A JP H04194464A JP 2326829 A JP2326829 A JP 2326829A JP 32682990 A JP32682990 A JP 32682990A JP H04194464 A JPH04194464 A JP H04194464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slits
sheet
peripheral edge
slit
backup ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2326829A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriji Maeda
前田 紀二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication of JPH04194464A publication Critical patent/JPH04194464A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回転部のシール装置としてシールリングと共に
用いられる穴・スリット付きバッファ・ツブリングの製
造法に関するものである。
(従来の技術) 回転部、摺動部等のシール装置においてOリング等のゴ
ム弾性シールリングと共に円環板状のバック7・シブリ
ングが用いられている。最近、出願人は高圧かつ高温の
回転部分をシールするシール装置として断面X字状の環
状シールリングであるXリングを装着したシール部の低
圧側に穴・スリ・シト付きバックアップリングを設ける
ことを提案しく実開平1−149065号)かつ実用に
供している。このバックアップリングは第1図の平百図
および第2図の断面図(第1図A−A線による断面図)
に示している通り、従来のバックアップリングと同し形
状の円環板状リング10片面に円形外周縁2と円形内周
縁3とを結ぶスリット4を設けると共に、円環板状リン
グ1の厚さ方向に貫通する貫通孔5を上記スリット4内
に位置するように設けたものであり、上記した通りXリ
ング装着の低圧側に、そして上記のスリットを設けてい
ない側の面がXリングに接するように装着される。
このバックアップリングはPTFE(ポリ四ふつ化エチ
レン)で形成することが多く、従来はPTFEの円形パ
イプ素材の外周および内周を旋盤加工により所望のバッ
クアワプリングの円形外周縁お−よび円形内周縁の寸法
に仕上げ、次いで所望厚さの円環板状リングを切り8し
、この円環板状リングにマシニングセンタ装置等による
フライス加工、ドリル加工を施してスリットおよび貫通
孔を設けて、所望の穴・スリッ、 ト付きバックアップ
リングを得ている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した穴・スリット付きバックアップリングの従来の
製造法は、手数、時間を要しコスト高である難点がある
。すなわち、PTFEの円形パイプから旋盤加工により
切り出した円環板状リング(穴、スリットのない通常の
バラクアップリング)をフライス加工、ドリル加工のた
めにマシニングセンタ装置等にセットするのに時間がか
かり、しかも1回に10個程度づつしか加工できない。
スリット加工、穴加工が煩雑であり、多くの手数と時間
を必要としている。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目的は穴・
スリット付きバッファ・シブリングを ′効率よく安価
に製造することを可能とする新規な裏門法を提供するこ
とにある。
(l!!題を解決するための手段) 本発明の穴・スリ・ソト付きバックアップリングの製造
法は、上記目的を達成するために、バックアップリング
の厚さに等しい厚さを有するシートの片面に所要幅およ
び深さのスリットを縦方向、横方向に同一間隔で基盤の
目状に形成し、次いで該シートに上記スリットの交点を
中心とする円形外周縁および円形内周縁並びに−端が上
記内外周線間のスリ・ント内に開口し、シートの厚さ方
向に貫通する貫通孔□の打抜加工を施すことを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下に本発明の製造法の詳細並びに実施例を説明する。
バックアップリングを形成する材料としては、一般に、
PTFE%PFA(四ふつ化エチレン−パーフロロアル
コキシエチレン共重合樹脂)、ポリアミド、ポリエチレ
ン等が用いら・れているが、本発明の製造法の対象とす
る穴・スリット付きバックアップリングは高い耐熱性を
必要とするシール装置に用いられるものであるから、通
常は、PTFEおよびPFA等のふっ素糸樹脂により構
成される。
上記した基盤の目状のスリットを設けたシートの形成の
一例について述べれば、バック7ツブリングが従ってシ
ートがPTFEより成るときは、PTFE粉末を圧縮成
形し、焼成して得られた大サイズの円筒もしくは円形パ
イプからバックアップリングの厚さに等しい厚さのシー
トを削り出し、この削り出した大面積のシートの片面に
フライス加工により所望の幅および深さのスリットを縦
方向、横方向に同一間隔で碁盤の目状に設ける。縦方向
、横方向のスリワト間の間隔は製作しようとする穴・ス
リット付きバ・ツクアップリングのサイズに応じて選定
し、製作しようとするバックアラブリングの円形外周縁
の直径よりやや太き目に選ぶ。バッファ・シブリングが
従ってシートがPFAより成るときは、PFAはPTF
Eより溶融温度が低く溶融成形が比較的容易であるから
、ロール加工又はプレス加工によりバッファ・シブリン
グの厚さに等しい厚さのシートを形成する。然る後に上
記のPTFEより成る場合と同じくフライス加工により
基盤の目状にスリットを設けてもよ(・が、上記のプレ
ス加工によりシートを形成する際に同時にスリットを形
成することもてきる。
次いで、上記のように形成された基盤の目状スリット付
きのシートの打抜き加工により、上記スリ5トの縦、横
の交点を中心とする円形の外周縁および円形の内周線を
打抜くと同時に、一端が外周縁と内周縁との間のスリッ
ト内に開口しシートの厚さ方向に貫通する貫通孔をも打
抜き、所望の穴・スリッート付きバックアップリングを
得る。こめ打抜きは、少数個づつ打抜いても差し支えは
ないが、打抜きの効率を高めるために1回の打抜きで数
十個乃至数百個のバックアップリングを打抜くようにす
るのが望ましく、また、シートが自動的に打抜き盤に給
送され、セ・ソトされるようにするのが望ましい。また
、第3図に示しているように大サイズのバックアップリ
ングLの円形内周縁3の内側から小サイズのバッファ・
ツブリングMが同時に打ち抜かれるように、大小サイズ
の同心取りをすれば、大小側サイズの穴・スリ・9)付
きバックアップリングを一挙に打抜くことができ打抜き
効率が、高められると共に、打抜き屑の量を減少させる
ことができ、コスト低減の効果が大きい。なお、第3図
において2および2′は大サイズリングLおよび小サイ
ズリングMの円形外周縁であり、3′は小サイズリング
の円形内周縁であり、Sは基盤の目状の縦横のスリ・ン
トてあり、5は貫通孔テする。バックアップリングがP
FAより成るときは上記のシート打抜きにより生じる打
抜き屑はシート形成に再使用することができる。
上記した本発明の穴・スリット付きバックアップリング
の製造の一例を更に具体的に以下に述べる。厚さ1.5
m、縦および横の長さがそれぞれ40cmおよび15m
のPTFEのジ−トノ片面に、フライス加工により幅1
霞、探さ05簡のスリットを縦および横方向に基盤の目
状に70m間隔で設けた。次いで、スリットの縦、横の
交点を中心とする直径62簡の円形外周縁と直径50m
+の円形内周縁とスリ・ットの交点から28■の位置の
スリット内にそれぞれ設けた直径1w+の貫通孔とを有
する大サイズバックアップリングと、上記と同じスリッ
トの交点を中心とする直径35醪の円形外周縁と直径2
5mmの円形内周縁とスリット交点から15.5 wn
の位置のスリット内にそれぞれ設けた直径1ffi11
1の貫通孔とを有する小サイズバックアップリングとを
同時に上記シートから打抜いた。例えば80口の長さづ
つ打抜くとすれば1回の打抜き個数は大サイズバッファ
・ツブリング、小サイズバックアップリング共に55個
であった。
(発明の効果) 本発明のバックアップリングの製造法は上記説明した通
りであるから、面積の大きいシートtこ基盤の目状にス
リットを加工でき、スリット加工を効率よく行うことが
できる。また打抜き加工により数十乃至数百側のバッフ
ァ・シブリングを一挙に打抜くことができるので、前記
した 〈従来の製造法に較べて遥かに効率よく製造でき
る。更に本発明の製造法によれば、上記したように大小
サイズの同心取りを行うことができ、この場合には生産
効率が倍増すると同時に打抜き屑を減らすことができる
。また、バ・ンクアップリングの材料としてPFA等の
溶融加工が比較的容易な材料を用いる場合には、シート
形成と同時にスリットを形成することもでき、この場合
にはスリ・シト加工を省略し得るので、生産性が更に向
上する。
なお、本発明においては上記の通りシートから打抜くた
めに打抜き肩が発生するが、打抜き屑が再利用できない
PTFEの場合で比較しても従来の製造法に較べて材料
歩留りがさほど不利?こなることはない。従来の製造法
においても焼成した円形パイプの偏心、曲りの矯正、内
外周面の寸法合せのための切削があるので、材料歩留り
は本発明の場合も、従来法の場合も大差がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造法の対象である穴・スリット付キ
バヮクアップリングの平面図であり、第2図は第1図の
A−A線断面図である。第3図は本発明の製造法におけ
る大小サイズ同心取りを説明する平面図である。 (符号の説明)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バックアップリングの厚さに等しい厚さを有するシート
    の片面に所要幅および深さのスリットを縦方向、横方向
    に同一間隔で碁盤の目状に形成し、次いで該シートに上
    記スリットの交点を中心とする円形外周縁および円形内
    周縁並びに一端が上記内外周線間のスリット内に開口し
    、シートの厚さ方向に貫通する貫通孔の打抜加工を施す
    ことを特徴とするバックアップリングの製造法。
JP2326829A 1990-11-27 1990-11-27 バックアップリングの製造法 Pending JPH04194464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342972A (ja) * 2006-08-10 2006-12-21 Ntn Corp シール部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006342972A (ja) * 2006-08-10 2006-12-21 Ntn Corp シール部材
JP4638397B2 (ja) * 2006-08-10 2011-02-23 Ntn株式会社 シール部材

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