JPH0419379A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH0419379A JPH0419379A JP12198390A JP12198390A JPH0419379A JP H0419379 A JPH0419379 A JP H0419379A JP 12198390 A JP12198390 A JP 12198390A JP 12198390 A JP12198390 A JP 12198390A JP H0419379 A JPH0419379 A JP H0419379A
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- drive
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- scroll compressor
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Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/023—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where both members are moving
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は両スクロールを同じ方向に回転させて圧縮を
行うスクロール圧縮機に関する。
行うスクロール圧縮機に関する。
(口)従来の技術
従来のスクロール圧縮機は、密閉容器に固定スクロール
を固定し、固定スクロールの中心の回りに旋回スクロー
ルを旋回運動させるように構成されている。
を固定し、固定スクロールの中心の回りに旋回スクロー
ルを旋回運動させるように構成されている。
しかし、前記従来のものは、旋回スクロールの駆動軸が
片持ち構造となっているので、高速回転用のものでは振
動が大きくなる。また、大型用のものでは旋回スクロー
ルの遠心力が非常に大きくなり、旋回スクロールの背部
に設けられた軸受に作用する荷重が増大し、効率の低下
や信頼性の低下を招く恐れがあった。
片持ち構造となっているので、高速回転用のものでは振
動が大きくなる。また、大型用のものでは旋回スクロー
ルの遠心力が非常に大きくなり、旋回スクロールの背部
に設けられた軸受に作用する荷重が増大し、効率の低下
や信頼性の低下を招く恐れがあった。
一方、高速回転用のスクロール圧縮機として、特公昭5
7−49721号公報に、両スクロールが回転し、さら
に一方のスクロールに対して他方のスクロールを旋回す
る型式のものが示されている。
7−49721号公報に、両スクロールが回転し、さら
に一方のスクロールに対して他方のスクロールを旋回す
る型式のものが示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、この型式のものは次のような問題があっ
た。すなわち、旋回スクロールを駆動軸に対して揺動さ
せるようにしているので、高速回転時、旋回スクロール
が激しく振動する恐れがあり、高速回転用のスクロール
圧縮機として必ずしも満足すべきものではなかった。し
かも、このスクロール圧縮機は結合リングと、このリン
グの溝内に嵌合わされるラップの外周端に設けた突起と
で両スクロールを同じ方向に回転させるとともに、両ス
クロールのラップで形成される圧縮空間を外方から内方
へ向かって次第に縮小させて圧縮させるように揺動させ
るため、構造が複雑になる問題があった。
た。すなわち、旋回スクロールを駆動軸に対して揺動さ
せるようにしているので、高速回転時、旋回スクロール
が激しく振動する恐れがあり、高速回転用のスクロール
圧縮機として必ずしも満足すべきものではなかった。し
かも、このスクロール圧縮機は結合リングと、このリン
グの溝内に嵌合わされるラップの外周端に設けた突起と
で両スクロールを同じ方向に回転させるとともに、両ス
クロールのラップで形成される圧縮空間を外方から内方
へ向かって次第に縮小させて圧縮させるように揺動させ
るため、構造が複雑になる問題があった。
この発明は上記の問題を解決するもので、両スクロール
を同一方向に回転させる構造を簡単にしたスクロール圧
縮機を提供することを目的としたものである。
を同一方向に回転させる構造を簡単にしたスクロール圧
縮機を提供することを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段
この発明は密閉容器内に電動要素とスクロール圧縮要素
とを収納し、このスクロール圧縮要素を、軸受を中央に
有するフレームと、鏡板に渦巻き状のラップを立設させ
て電動要素によって駆動される第1のスクロールと、こ
の第1のスクロールの中心と間隔εだけ偏位した中心を
有して向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻き状のラップを
立設させた第2のスクロールと、この第2のスクロール
を第1のスクロールと同じ方向に回転させる複数の駆動
装置とで構成したスクロール圧縮機において、前記駆動
装置を第1・第2のスクロールの鏡板のいずれか一方に
設けられた直径dの駆動ピンと、他方の鏡板に設けてこ
のピンの嵌合わされる嵌合部とで構成し、この嵌合部の
内壁をd+2εの直径の円弧で形成したものである。
とを収納し、このスクロール圧縮要素を、軸受を中央に
有するフレームと、鏡板に渦巻き状のラップを立設させ
て電動要素によって駆動される第1のスクロールと、こ
の第1のスクロールの中心と間隔εだけ偏位した中心を
有して向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻き状のラップを
立設させた第2のスクロールと、この第2のスクロール
を第1のスクロールと同じ方向に回転させる複数の駆動
装置とで構成したスクロール圧縮機において、前記駆動
装置を第1・第2のスクロールの鏡板のいずれか一方に
設けられた直径dの駆動ピンと、他方の鏡板に設けてこ
のピンの嵌合わされる嵌合部とで構成し、この嵌合部の
内壁をd+2εの直径の円弧で形成したものである。
(*)作用
この発明は上記のように構成したことにより、電動要素
によって駆動される第1のスクロールと、この第1のス
クロールに向かい合ってかみ合う第2のスクロールとを
駆動ピンと嵌合部とで構成された複数の駆動装置で同じ
方向に回転させるようにし、両スクロールを同じ方向に
回転させたときに互に回転角度にずれが生じないように
している。
によって駆動される第1のスクロールと、この第1のス
クロールに向かい合ってかみ合う第2のスクロールとを
駆動ピンと嵌合部とで構成された複数の駆動装置で同じ
方向に回転させるようにし、両スクロールを同じ方向に
回転させたときに互に回転角度にずれが生じないように
している。
(へ)実施例
以下この発明を図に示す実施例に基いて説明する。
第1図はスクロール圧縮機の断面図である。第2図は第
1図のスクロール圧縮機をA−A線に沿って切断した断
面図である。第1図及び第2図において、1は密閉容器
で、この容器内には下側に電動要素2が、上側にスクロ
ール圧縮要素3が夫々収納されている。電動要素2は固
定子4と、この固定子の内部に配置した回転子5とで構
成されている。固定子4と回転子5との間にはエアギャ
ップ6が形成されている。そして、固定子4の外周には
一部切欠されて通路7が形成されている。8は密閉容器
1の内壁に圧接して取付けられた主フレームで、このフ
レームには中央に主軸受9が設けられている。10は同
じく密閉容器1の内壁に圧接して取付けられた補助フレ
ームで、この補助フレームには中央に補助軸受部11が
設けられている。主フレーム8と補助フレー10とは内
部に空間12を形成するようにボルト13で固定されて
いる。
1図のスクロール圧縮機をA−A線に沿って切断した断
面図である。第1図及び第2図において、1は密閉容器
で、この容器内には下側に電動要素2が、上側にスクロ
ール圧縮要素3が夫々収納されている。電動要素2は固
定子4と、この固定子の内部に配置した回転子5とで構
成されている。固定子4と回転子5との間にはエアギャ
ップ6が形成されている。そして、固定子4の外周には
一部切欠されて通路7が形成されている。8は密閉容器
1の内壁に圧接して取付けられた主フレームで、このフ
レームには中央に主軸受9が設けられている。10は同
じく密閉容器1の内壁に圧接して取付けられた補助フレ
ームで、この補助フレームには中央に補助軸受部11が
設けられている。主フレーム8と補助フレー10とは内
部に空間12を形成するようにボルト13で固定されて
いる。
スクロール圧縮要素3は電動要素2によって駆動される
第1のスクロール14と、この第1のスクロールと同じ
方向に回転させる第2のスクロール15とで構成されて
いる。第1のスクロール14は円筒状の鏡板16と、こ
の鏡板の一方の面に立設されたインボリュート状の曲線
からなる渦巻き状のラップ17と、鏡板16の他方の面
の中央の突出されて回転子5に挿入固定された主駆動軸
18とで構成されている。そして、第1のスクロール1
4は駆動側スクロールを構成している。
第1のスクロール14と、この第1のスクロールと同じ
方向に回転させる第2のスクロール15とで構成されて
いる。第1のスクロール14は円筒状の鏡板16と、こ
の鏡板の一方の面に立設されたインボリュート状の曲線
からなる渦巻き状のラップ17と、鏡板16の他方の面
の中央の突出されて回転子5に挿入固定された主駆動軸
18とで構成されている。そして、第1のスクロール1
4は駆動側スクロールを構成している。
第2のスクロール15は円筒状の鏡板19と、この鏡板
の一方の面に立設されたインボリュート状の曲線からな
る渦巻き状のラップ20と、鏡板19の他方の面の中央
に突出された従動軸21とで構成きれている。そして、
第2のスクロール15は従動側スクロールを構成してい
る。
の一方の面に立設されたインボリュート状の曲線からな
る渦巻き状のラップ20と、鏡板19の他方の面の中央
に突出された従動軸21とで構成きれている。そして、
第2のスクロール15は従動側スクロールを構成してい
る。
第1のスクロール14は主フレーム8の主軸受9で主駆
動軸18を軸支され、第2のスクロール15は補助フレ
ーム10の補助軸受11で従動軸21を軸支され、両ス
クロール14,15のう・Zブ17,20を空間12内
で互に向かい合わせてかみ合うようにして内部に複数の
圧縮空間22を形成するようにしている。
動軸18を軸支され、第2のスクロール15は補助フレ
ーム10の補助軸受11で従動軸21を軸支され、両ス
クロール14,15のう・Zブ17,20を空間12内
で互に向かい合わせてかみ合うようにして内部に複数の
圧縮空間22を形成するようにしている。
主フレーム8と補助フレーム10とは密閉容器1内を低
圧室23と高圧室24とに区画している。
圧室23と高圧室24とに区画している。
従動軸21には圧縮空間22内で圧縮された冷媒を高圧
室24に連通ずる吐出孔25が設けられている。
室24に連通ずる吐出孔25が設けられている。
主フレーム8には低圧室23内の冷媒を圧縮空間22に
導く吸込孔26が設けられている。
導く吸込孔26が設けられている。
27は駆動装置で、この駆動装置は第1のスクロール1
4の鏡板16の外周に突出して設けられた複数の駆動ピ
ン28と、この駆動ピンを夫々嵌合わせる第2のスクロ
ール15の鏡板19の外周に設けられた嵌合部29とで
構成されている。駆動ピン28は直径dの寸法の円筒状
に形成されている。嵌合部29は内径d+2εの直径の
寸法の円筒状の孔で形成されている。
4の鏡板16の外周に突出して設けられた複数の駆動ピ
ン28と、この駆動ピンを夫々嵌合わせる第2のスクロ
ール15の鏡板19の外周に設けられた嵌合部29とで
構成されている。駆動ピン28は直径dの寸法の円筒状
に形成されている。嵌合部29は内径d+2εの直径の
寸法の円筒状の孔で形成されている。
空間12と高圧室24とは補助フレーム10の補助軸受
11と従動軸21との摺動面に設けられたシール部材3
0で密封されている。
11と従動軸21との摺動面に設けられたシール部材3
0で密封されている。
31は吸込管で、この吸込管は低圧室23内に連通して
いる。32は吐出管で、この吐出管は高圧室24内に連
通している。
いる。32は吐出管で、この吐出管は高圧室24内に連
通している。
このように構成されたスクロール圧縮機において、電動
要素2を回転させると、その回転力が駆動軸18から第
1のスクロール14に伝えられる。この第1のスクロー
ルに伝えられた回転力は複数の駆動装置27を介して第
2のスクロール15に伝えられ、この第2のスクロール
を第1のスクロール14と同じ方向に回転させる。そし
て、第1のスクロール14の駆動軸18の中心に対して
第2のスクロール15は従動軸21の中心を間隔εだけ
偏心させた位置で回転させている。第1のスクロール1
4と第2のスクロール15とはこれらのスクロールで形
成された圧縮空間22を外方から内方へ向かって次第に
縮小させ、吸込管31から低圧室23内に流入した冷媒
を主フレーム8の吸込孔26から空間12を通って外方
の圧縮空間22内に流入させて圧縮している。この圧縮
された冷媒は第2のスクロール15の従動軸21に設け
られた吐出孔25を通って高圧室24内に吐出され、吐
出管32から密閉容器1外に吐出される。
要素2を回転させると、その回転力が駆動軸18から第
1のスクロール14に伝えられる。この第1のスクロー
ルに伝えられた回転力は複数の駆動装置27を介して第
2のスクロール15に伝えられ、この第2のスクロール
を第1のスクロール14と同じ方向に回転させる。そし
て、第1のスクロール14の駆動軸18の中心に対して
第2のスクロール15は従動軸21の中心を間隔εだけ
偏心させた位置で回転させている。第1のスクロール1
4と第2のスクロール15とはこれらのスクロールで形
成された圧縮空間22を外方から内方へ向かって次第に
縮小させ、吸込管31から低圧室23内に流入した冷媒
を主フレーム8の吸込孔26から空間12を通って外方
の圧縮空間22内に流入させて圧縮している。この圧縮
された冷媒は第2のスクロール15の従動軸21に設け
られた吐出孔25を通って高圧室24内に吐出され、吐
出管32から密閉容器1外に吐出される。
駆動装置27は互に組合わされた嵌合部29と駆動ピン
2Bとを同じ位置で順次接触させて第2のスクロール1
5を第1のスクロール14で押すことにより、第1のス
クロール14と一緒に第2のスクロール15を同じ方向
に回転させて圧縮空間22で圧縮を行えるようにしてい
る。すなわち、複数の駆動装置27は第1のスクロール
14の駆動ピン28と第2のスクロール15の嵌合部2
9とが夫々回転方向の異なる位置で対向し、特定の位置
の駆動ピン28で第1のスクロール14を回転させるこ
とにより、第1のスクロールと第2のスクロール15と
の相対的な角度がずれることなく、第1のスクロール1
4と第2のスクロール15とを同じ方向に回転させて圧
縮を行えるようにしている。
2Bとを同じ位置で順次接触させて第2のスクロール1
5を第1のスクロール14で押すことにより、第1のス
クロール14と一緒に第2のスクロール15を同じ方向
に回転させて圧縮空間22で圧縮を行えるようにしてい
る。すなわち、複数の駆動装置27は第1のスクロール
14の駆動ピン28と第2のスクロール15の嵌合部2
9とが夫々回転方向の異なる位置で対向し、特定の位置
の駆動ピン28で第1のスクロール14を回転させるこ
とにより、第1のスクロールと第2のスクロール15と
の相対的な角度がずれることなく、第1のスクロール1
4と第2のスクロール15とを同じ方向に回転させて圧
縮を行えるようにしている。
また、第1のスクロール14と第2のスクロール15と
は嵌合部29と、この嵌合部内に嵌合わされた駆動ピン
28とが接触しながら回転することにより、回転時の揺
れが抑えられるようにしている。
は嵌合部29と、この嵌合部内に嵌合わされた駆動ピン
28とが接触しながら回転することにより、回転時の揺
れが抑えられるようにしている。
嵌合部29は内径をd+2εの直径の円筒状の孔で形成
することにより、第1のスクロール14と第2のスクロ
ール15との中心を間隔εだけ偏位して回転させたとき
に、直径dの駆動ピン28が嵌合部29の内壁に沿って
移動するようにしている。
することにより、第1のスクロール14と第2のスクロ
ール15との中心を間隔εだけ偏位して回転させたとき
に、直径dの駆動ピン28が嵌合部29の内壁に沿って
移動するようにしている。
第3図は他の実施例を示すスクロール圧縮機の断面図で
ある。第3図では駆動装置33の駆動ピン34の嵌合わ
される嵌合部35を直径d+2εの寸法の半円弧の切欠
で形成し、嵌合部35を設けた第2のスクロール15の
外径寸法が小さくできるようにしている。
ある。第3図では駆動装置33の駆動ピン34の嵌合わ
される嵌合部35を直径d+2εの寸法の半円弧の切欠
で形成し、嵌合部35を設けた第2のスクロール15の
外径寸法が小さくできるようにしている。
第4図はその他の実施例を示すスクロール圧縮機の断面
図である。第4図では第1のスクロール14の鏡板16
の外周に設けられた環状壁36と、この環状壁に内方に
突出して設けられた突起37と、この突起を嵌合わせる
第2のスクロール15の鏡板19の外周に設けられた嵌
合部38とで駆動装置39を形成し、環状壁36と突起
37とで構成する駆動ピンを補強できるようにしている
。
図である。第4図では第1のスクロール14の鏡板16
の外周に設けられた環状壁36と、この環状壁に内方に
突出して設けられた突起37と、この突起を嵌合わせる
第2のスクロール15の鏡板19の外周に設けられた嵌
合部38とで駆動装置39を形成し、環状壁36と突起
37とで構成する駆動ピンを補強できるようにしている
。
第5図はその他の実施例を示すスクロール圧縮機の断面
図である。また、第6図は第5図のB−B線に沿って切
断した断面図である。第5図及び第6図では駆動ピン4
0と嵌合部41とで形成された駆動装置42を第1のス
クロール14と第2のスクロール15との鏡板16.1
9の間の中間に設け、駆動装置42と圧縮空間22で圧
縮されたガス荷重とを同じ位置にし、駆動装置42の駆
動力とガス荷重とによる偶力をなくして補助軸受11に
対する従動軸21による負荷を軽減するようにしている
。
図である。また、第6図は第5図のB−B線に沿って切
断した断面図である。第5図及び第6図では駆動ピン4
0と嵌合部41とで形成された駆動装置42を第1のス
クロール14と第2のスクロール15との鏡板16.1
9の間の中間に設け、駆動装置42と圧縮空間22で圧
縮されたガス荷重とを同じ位置にし、駆動装置42の駆
動力とガス荷重とによる偶力をなくして補助軸受11に
対する従動軸21による負荷を軽減するようにしている
。
この発明は第1・第2のスクロール14.15を複数の
駆動装置27で電動要素2の回転方向と同じ方向に回転
させて圧縮を行うようにすることにより、第1・第2の
スクロール14.15の一方が振動するのを防止できる
ようにするとともに、第1・第2のスクロールの回転角
度がずれないように回転させて圧縮を行えるようにした
ものである。
駆動装置27で電動要素2の回転方向と同じ方向に回転
させて圧縮を行うようにすることにより、第1・第2の
スクロール14.15の一方が振動するのを防止できる
ようにするとともに、第1・第2のスクロールの回転角
度がずれないように回転させて圧縮を行えるようにした
ものである。
尚、上記説明においては、第1のスクロール14に駆動
ピン2B、34,37.40を設けて説明したが、第2
のスクロールに駆動ピンを設けるとともに、第1のスク
ロールに嵌合部を設けて駆動装置を形成しても同様な効
果を有することはいうまでもない。
ピン2B、34,37.40を設けて説明したが、第2
のスクロールに駆動ピンを設けるとともに、第1のスク
ロールに嵌合部を設けて駆動装置を形成しても同様な効
果を有することはいうまでもない。
(ト)発明の効果
以上のようにこの発明によれば、駆動装置を第1・第2
のスクロールの鏡板のいずれか一方に設けられた直径d
の駆動ピンと、他方の鏡板に設けてこのピンの嵌合わき
れる嵌合部とで形成した駆動装置を複数設け、前記嵌合
部の内壁をd+2εの直径の円弧で形成したのであるか
ら、前記第1・第2のスクロールが互に中心を隔てて回
転しても回転角度が互にずれることなく同一方向に回転
させることができ、オルダムリングを使用することなく
第1・第2のスクロールのラップを同一曲線の渦巻き形
状にしても圧縮を行うことができるようにしたものであ
る。
のスクロールの鏡板のいずれか一方に設けられた直径d
の駆動ピンと、他方の鏡板に設けてこのピンの嵌合わき
れる嵌合部とで形成した駆動装置を複数設け、前記嵌合
部の内壁をd+2εの直径の円弧で形成したのであるか
ら、前記第1・第2のスクロールが互に中心を隔てて回
転しても回転角度が互にずれることなく同一方向に回転
させることができ、オルダムリングを使用することなく
第1・第2のスクロールのラップを同一曲線の渦巻き形
状にしても圧縮を行うことができるようにしたものであ
る。
第1図はこの発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の
断面図、第2図は第1図のA−A線に沿って切断した断
面図、第3図は他の実施例を示す第2FyJに相当する
断面図、第4図はその他の実施例を示す第2図に相当す
る断面図、第5図はその他の実施例を示すスクロール圧
縮機の断面図、第6図は第5図のB−B線に沿って切断
した断面図である。 1・・・密閉容器、 2・・・電動要素、 3・・・
スクロール圧縮要素、 8・・・主フレーム、 9・
・・主軸受、 10・・・補助フレーム、 11・
・・補助軸受、14・・・第1のスクロール、 15
・・・第2のスクロール、 16.19・・・鏡板、
17.20・・・ラップ、 27,33,39.4
2・・・駆動装置、28.34.38.40・・・駆動
ピン、 36・・・環状壁、 37・・・突起。
断面図、第2図は第1図のA−A線に沿って切断した断
面図、第3図は他の実施例を示す第2FyJに相当する
断面図、第4図はその他の実施例を示す第2図に相当す
る断面図、第5図はその他の実施例を示すスクロール圧
縮機の断面図、第6図は第5図のB−B線に沿って切断
した断面図である。 1・・・密閉容器、 2・・・電動要素、 3・・・
スクロール圧縮要素、 8・・・主フレーム、 9・
・・主軸受、 10・・・補助フレーム、 11・
・・補助軸受、14・・・第1のスクロール、 15
・・・第2のスクロール、 16.19・・・鏡板、
17.20・・・ラップ、 27,33,39.4
2・・・駆動装置、28.34.38.40・・・駆動
ピン、 36・・・環状壁、 37・・・突起。
Claims (5)
- 1.密閉容器内に電動要素とスクロール圧縮要素とを収
納し、このスクロール圧縮要素を、軸受を中央に有する
フレームと、鏡板に渦巻き状のラップを立設させて電動
要素によって駆動される第1のスクロールと、この第1
のスクロールの中心と間隔εだけ偏位した中心を有して
向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻き状のラップを立設さ
せた第2のスクロールと、この第2のスクロールを第1
のスクロールと同じ方向に回転させる複数の駆動装置と
で構成したスクロール圧縮機において、前記駆動装置を
第1・第2のスクロールの鏡板のいずれか一方に設けら
れた直径dの駆動ピンと、他方の鏡板に設けてこのピン
の嵌合わされる嵌合部とで構成し、この嵌合部の内壁を
d+2εの直径の円弧で形成したことを特徴とするスク
ロール圧縮機。 - 2.前記嵌合部を円筒状の孔で形成したことを特徴とす
る第1請求項に記載されたスクロール圧縮機。 - 3.前記嵌合部を半円弧状の切欠で形成したことを特徴
とする第1請求項に記載されたスクロール圧縮機。 - 4.前記嵌合部を凹み形状としたことを特徴とする第1
請求項に記載されたスクロール圧縮機。 - 5.前記駆動装置を第1・第2のスクロールのかみ合わ
されたラップの両鏡板の間の中間部に位置させたことを
特徴とする第1請求項に記載されたスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12198390A JPH0419379A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12198390A JPH0419379A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419379A true JPH0419379A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14824668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12198390A Pending JPH0419379A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024122093A1 (ja) * | 2022-12-05 | 2024-06-13 | 株式会社豊田自動織機 | 両回転式スクロール型圧縮機 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP12198390A patent/JPH0419379A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024122093A1 (ja) * | 2022-12-05 | 2024-06-13 | 株式会社豊田自動織機 | 両回転式スクロール型圧縮機 |
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