JPH0486391A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH0486391A JPH0486391A JP20202190A JP20202190A JPH0486391A JP H0486391 A JPH0486391 A JP H0486391A JP 20202190 A JP20202190 A JP 20202190A JP 20202190 A JP20202190 A JP 20202190A JP H0486391 A JPH0486391 A JP H0486391A
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- pressure chamber
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- regulating member
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 23
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- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract 2
- QOWAEJDMPSSSJP-WKNCGDISSA-N lipid-associating peptide Chemical compound C([C@H](NC(=O)[C@H](CCC(O)=O)NC(=O)[C@H](CCCCN)NC(=O)[C@@H](NC(=O)[C@H](CO)NC(=O)[C@@H](N)CO)CC(C)C)C(=O)N[C@@H](CC=1C2=CC=CC=C2NC=1)C(=O)N[C@@H](CO)C(=O)N[C@@H](CO)C(=O)N[C@@H](CC(C)C)C(=O)N[C@@H](CCCCN)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(=O)N[C@@H](CO)C(=O)N[C@@H](CC=1C=CC=CC=1)C(=O)N[C@@H](CO)C(O)=O)C1=CC=C(O)C=C1 QOWAEJDMPSSSJP-WKNCGDISSA-N 0.000 abstract 1
- 108010071296 lipid-associating peptides Proteins 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は両スクロールを同じ方向に回転させて圧縮を
行うスクロール圧縮機に関する。
行うスクロール圧縮機に関する。
く口)従来の技術
従来のスクロール圧縮機は、密閉容器内に固定スクロー
ルを固定し、この固定スクロールの中心のまわりに旋回
スクロールを旋回運動させるように構成されている。
ルを固定し、この固定スクロールの中心のまわりに旋回
スクロールを旋回運動させるように構成されている。
しかし、前記従来のものは、旋回スクロールの駆動軸が
片持ち構造となっているので、高速回転用のものでは振
動が大きくなる。また、大型用のものでは旋回スクロー
ルの遠心力が非常に大きくなり、旋回スクロールの背部
に設けられた軸受に作用する荷重が増大し、効率の低下
や信頼性の低下を招く恐れがあった。
片持ち構造となっているので、高速回転用のものでは振
動が大きくなる。また、大型用のものでは旋回スクロー
ルの遠心力が非常に大きくなり、旋回スクロールの背部
に設けられた軸受に作用する荷重が増大し、効率の低下
や信頼性の低下を招く恐れがあった。
一方、高速回転用のスクロール圧縮機として、特公昭5
7−49721号公報に、両スクロールが回転し、さら
に一方のスクロールに対して他方のスクロールを旋回す
る型式のものが示されている。
7−49721号公報に、両スクロールが回転し、さら
に一方のスクロールに対して他方のスクロールを旋回す
る型式のものが示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、この型式のものは次のような問題があっ
た。すなわち、旋回スクロールを駆動軸に対して揺動さ
せるようにしているので、高速回転時、旋回スクロール
が激しく振動する恐れがあり、高速回転用のスクロール
圧縮機として必ずしも満足すべきものではなかった。し
かも、このスクロール圧縮機は結合リングと、このリン
グの溝内に嵌合わされるラップの外周端に設けた突起と
で両スクロールを同じ方向に回転させるとともに、両ス
ク1−ff−ルのラップで形成される圧縮空間を外方か
ら内方へ向かって次第に縮小させて圧縮さ(するように
揺動さU゛るため、構造が複雑になるとともに、高低圧
力を回転部でシールしているため、このシール部の信頼
性が低下し、冷凍能力の低下を招く問題があった。
た。すなわち、旋回スクロールを駆動軸に対して揺動さ
せるようにしているので、高速回転時、旋回スクロール
が激しく振動する恐れがあり、高速回転用のスクロール
圧縮機として必ずしも満足すべきものではなかった。し
かも、このスクロール圧縮機は結合リングと、このリン
グの溝内に嵌合わされるラップの外周端に設けた突起と
で両スクロールを同じ方向に回転させるとともに、両ス
ク1−ff−ルのラップで形成される圧縮空間を外方か
ら内方へ向かって次第に縮小させて圧縮さ(するように
揺動さU゛るため、構造が複雑になるとともに、高低圧
力を回転部でシールしているため、このシール部の信頼
性が低下し、冷凍能力の低下を招く問題があった。
この発明は上記の問題を解決するもので、規制部材とス
クロールとの間に形成された圧力室内に慴動部材を収納
し、この摺動部材を耐摩耗性に優れた材料で形成して摺
動部の耐摩耗性を向」ニジ−つつ、スフ「1−ルを軸方
向に押圧する冷媒圧力が低圧側にリークしないようにし
たスクロール圧縮機を提供することを目的としたもので
ある。
クロールとの間に形成された圧力室内に慴動部材を収納
し、この摺動部材を耐摩耗性に優れた材料で形成して摺
動部の耐摩耗性を向」ニジ−つつ、スフ「1−ルを軸方
向に押圧する冷媒圧力が低圧側にリークしないようにし
たスクロール圧縮機を提供することを目的としたもので
ある。
〈二)課題を解決するための手段
この発明は密閉容器内に電動要素とスクロール圧縮要素
とを収納し、このスクロール圧縮要素を、鏡板に渦巻き
状のラップを立設させて電動要素に直接あるいは間接的
に連結された軸を有する第1のスクロールと、この第1
のスクロールの軸の中心と偏心した軸を有し、前記第1
のスクロールに対して向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻
き状のラップを立設させた第2のスクロールと、前記第
1のスフlノールの軸を軸支する主軸受を有する主フレ
ームと、前記第2のスクロールの軸を軸支する補助軸受
を有する補助フレームと、前記第1・第2のスクロール
の中、=一方のスクロールに他方のスクロールの軸方向
の移動を規制するように取付けた規制部材とで構成し、
この規制部材で規制されるスクロールに圧縮途中の圧縮
空間と連通ずる圧力室を設け、この圧力室を前記スクロ
ールの規制部材と対向する面に設けたスクロール圧縮機
において、前記圧力室内に耐摩耗性に優れた摺動部材を
設け、この摺動部材を規制部材側に押圧したものである
。
とを収納し、このスクロール圧縮要素を、鏡板に渦巻き
状のラップを立設させて電動要素に直接あるいは間接的
に連結された軸を有する第1のスクロールと、この第1
のスクロールの軸の中心と偏心した軸を有し、前記第1
のスクロールに対して向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻
き状のラップを立設させた第2のスクロールと、前記第
1のスフlノールの軸を軸支する主軸受を有する主フレ
ームと、前記第2のスクロールの軸を軸支する補助軸受
を有する補助フレームと、前記第1・第2のスクロール
の中、=一方のスクロールに他方のスクロールの軸方向
の移動を規制するように取付けた規制部材とで構成し、
この規制部材で規制されるスクロールに圧縮途中の圧縮
空間と連通ずる圧力室を設け、この圧力室を前記スクロ
ールの規制部材と対向する面に設けたスクロール圧縮機
において、前記圧力室内に耐摩耗性に優れた摺動部材を
設け、この摺動部材を規制部材側に押圧したものである
。
また、この発明は摺動部材にシール材を設けたものであ
る。
る。
(ホ)作用
この発明は上記のように構成したことにより、規制部材
とスフ11−ルとの間の圧力室内に摺動部材を配置し、
この摺動部材で揺動運動する規制部材との間の摩耗を減
少させつつシール性を向上させるようにしたものである
。
とスフ11−ルとの間の圧力室内に摺動部材を配置し、
この摺動部材で揺動運動する規制部材との間の摩耗を減
少させつつシール性を向上させるようにしたものである
。
くべ〉実施例
以下この発明を第1図乃至第3図に示す実施例に基いて
説明する。
説明する。
1は密閉容器で、この容器内には下側に電動要素2が、
上側にスクロール圧縮要素3が夫々収納されている。電
動要素2は固定子4と、この固定子の内部に配置した回
転子5とで構成されている。6は主フレームで、このフ
レームには中央に主軸受7が設げられている。8は補助
フレームで、この補助フレートには主フレーム6の主軸
受7と偏心した補助軸受9が設けられている。主フレー
ム6と補助フレーl、 Bとの間には内部に空間10を
形成するように円筒フレーム11が挟持されている。
上側にスクロール圧縮要素3が夫々収納されている。電
動要素2は固定子4と、この固定子の内部に配置した回
転子5とで構成されている。6は主フレームで、このフ
レームには中央に主軸受7が設げられている。8は補助
フレームで、この補助フレートには主フレーム6の主軸
受7と偏心した補助軸受9が設けられている。主フレー
ム6と補助フレーl、 Bとの間には内部に空間10を
形成するように円筒フレーム11が挟持されている。
スクロール圧縮要素3は電動要素2によって駆動される
第1のスクロール12と、この第1のスクロールと同じ
づj向に回転させる第2のスクロール13とで構成され
ている。第1のスクロール12は円板状の鏡板14と、
この鏡板の一方の面に立設されたインボリュート状の曲
線からなる渦巻き状のラップ15と、鏡板14の他方の
面の中央に突出させて回転子5に挿入固定された駆動軸
16とで構成されている。そして、第1のスクロール1
2は駆動側スクlTl−ルを構成している。第2のスク
ロール13は円板状の鏡板17と、この鏡板の一方の而
に立設されたインボリュート状の曲線からなる渦巻き状
のラップ18と、鏡板17の他方の面の中央に突出され
た従動軸19とで構成されている。そして、第2のスク
ロール13は従動側スクロールを構成している。
第1のスクロール12と、この第1のスクロールと同じ
づj向に回転させる第2のスクロール13とで構成され
ている。第1のスクロール12は円板状の鏡板14と、
この鏡板の一方の面に立設されたインボリュート状の曲
線からなる渦巻き状のラップ15と、鏡板14の他方の
面の中央に突出させて回転子5に挿入固定された駆動軸
16とで構成されている。そして、第1のスクロール1
2は駆動側スクlTl−ルを構成している。第2のスク
ロール13は円板状の鏡板17と、この鏡板の一方の而
に立設されたインボリュート状の曲線からなる渦巻き状
のラップ18と、鏡板17の他方の面の中央に突出され
た従動軸19とで構成されている。そして、第2のスク
ロール13は従動側スクロールを構成している。
第1・第2のスクロール12.13はラップ15.18
を空間10内で互に向かい合わせてかみ合うようにして
内部に複数の圧縮空間20を形成するようにしている。
を空間10内で互に向かい合わせてかみ合うようにして
内部に複数の圧縮空間20を形成するようにしている。
21は第2のスクロール13の軸方向の動きを規制する
規制部材で、この規制部材は平型リング状に形成され、
第2のスクロール13の鏡板17に接触して第1のスク
ロール12の鏡板14の外第2のスクロール13の鏡板
17には規制部材21との接触面側に環状の圧力室25
が設げられている。この圧力室内には耐摩耗性に優れた
摺動部材26が嵌合わされている。この摺動部材の内周
側と外周側とには夫々環状シール材27.28が設けら
れている。また、圧力室25内は第2のスクロール13
の鏡板17に設げられたノ」1孔29で圧縮途中の圧縮
空間20に連通している。この小孔は摺動部材26の下
に設げられている。
規制部材で、この規制部材は平型リング状に形成され、
第2のスクロール13の鏡板17に接触して第1のスク
ロール12の鏡板14の外第2のスクロール13の鏡板
17には規制部材21との接触面側に環状の圧力室25
が設げられている。この圧力室内には耐摩耗性に優れた
摺動部材26が嵌合わされている。この摺動部材の内周
側と外周側とには夫々環状シール材27.28が設けら
れている。また、圧力室25内は第2のスクロール13
の鏡板17に設げられたノ」1孔29で圧縮途中の圧縮
空間20に連通している。この小孔は摺動部材26の下
に設げられている。
30は伝達継手で、この伝達継手は第1のスクロール1
2に作用する回転力を第2のスクロール13に伝えると
ともに、両スクロール12.13を相対的に揺動させる
ようにしている。
2に作用する回転力を第2のスクロール13に伝えると
ともに、両スクロール12.13を相対的に揺動させる
ようにしている。
密閉容器1内は主フレーム6と円筒フレーム11とによ
り低圧室31と高圧室32とに区画されている。そして
、空間10は主フレーム8に設けられた孔33で低圧室
31に連通している。また、主フレーム6には空間10
内の底部に溜ったオイルを低圧室32に逃がずバイブ3
4が設げられている。
り低圧室31と高圧室32とに区画されている。そして
、空間10は主フレーム8に設けられた孔33で低圧室
31に連通している。また、主フレーム6には空間10
内の底部に溜ったオイルを低圧室32に逃がずバイブ3
4が設げられている。
従動軸19には圧縮空間20内で圧縮された冷媒を高圧
室32に連通ずる吐出孔35が設けられている。
室32に連通ずる吐出孔35が設けられている。
空間10と高圧室32とは補助フレーム8の補助軸受8
と従動軸19との摺動面に設けられたシール部材36で
密封きれている。
と従動軸19との摺動面に設けられたシール部材36で
密封きれている。
37は吸込管で、との吸込管は低圧室31内に連通して
いる。38は吐出管で、この吐出管は高圧室32内に連
通している。
いる。38は吐出管で、この吐出管は高圧室32内に連
通している。
このように構成されたスクロール圧縮機において、電動
要素2を回転させると、その回転力が駆動軸16を介し
て第1のスクロール12に伝えられる。この第1のスク
ロールに伝えられた回転力は伝達継手30を介して第2
のスクロール13に伝えられ、この第2のスクロールを
規制部材21と第1のスクロール12とで挟持した状態
でこの第1のスクロールと同じノ5向に回転させる。そ
して、第1のスクロール12の駆動軸16の中心に対し
て第2のスフ「1−ル13は従動軸19の中心を偏心さ
U゛て回転している。第1のスクロール12と第2のス
クロール13とはこれらのスフ[−1−ルで形成された
圧縮空間20を外方から内方へ向かって次第に縮小させ
、吸込管37から低圧室31内に流入した冷媒を主フレ
ーA 6の孔33から空間10内に導いて外方の圧縮空
間20内に流入させて圧縮している。この圧縮された冷
媒は第2のスクロール13の従動軸19に設げられた吐
出孔35を通って高圧室32内に吐出され、吐出管38
から密閉容器1外に吐出される。また、圧縮途中の中圧
力の冷媒は小孔29から圧力室25内に吐出さU゛、第
2のスクロール13の背圧として作用するようにしてい
る。
要素2を回転させると、その回転力が駆動軸16を介し
て第1のスクロール12に伝えられる。この第1のスク
ロールに伝えられた回転力は伝達継手30を介して第2
のスクロール13に伝えられ、この第2のスクロールを
規制部材21と第1のスクロール12とで挟持した状態
でこの第1のスクロールと同じノ5向に回転させる。そ
して、第1のスクロール12の駆動軸16の中心に対し
て第2のスフ「1−ル13は従動軸19の中心を偏心さ
U゛て回転している。第1のスクロール12と第2のス
クロール13とはこれらのスフ[−1−ルで形成された
圧縮空間20を外方から内方へ向かって次第に縮小させ
、吸込管37から低圧室31内に流入した冷媒を主フレ
ーA 6の孔33から空間10内に導いて外方の圧縮空
間20内に流入させて圧縮している。この圧縮された冷
媒は第2のスクロール13の従動軸19に設げられた吐
出孔35を通って高圧室32内に吐出され、吐出管38
から密閉容器1外に吐出される。また、圧縮途中の中圧
力の冷媒は小孔29から圧力室25内に吐出さU゛、第
2のスクロール13の背圧として作用するようにしてい
る。
規制部材21は第1のスクロール12の鏡板14の外周
に係止輪22で固定された円筒部材23に同様な係止輪
24で取付けて第2のスクロール13の軸方向の動きを
規制することにより、第1・第2のスクD−ル12,1
3のラップ15,18の先端のクリアランスを一定以下
に制限し、軸方向押付力の小さい起動時においても冷凍
能力が低下しないようにするとともに、円筒部材23に
よって第1のスクロール12の鏡板14に固定され、ス
クロール圧縮機の径方向の外形寸法を大きくしないよう
にしている。
に係止輪22で固定された円筒部材23に同様な係止輪
24で取付けて第2のスクロール13の軸方向の動きを
規制することにより、第1・第2のスクD−ル12,1
3のラップ15,18の先端のクリアランスを一定以下
に制限し、軸方向押付力の小さい起動時においても冷凍
能力が低下しないようにするとともに、円筒部材23に
よって第1のスクロール12の鏡板14に固定され、ス
クロール圧縮機の径方向の外形寸法を大きくしないよう
にしている。
圧力室25内に収納された摺動部材26は圧縮途中の圧
縮空間20から小孔29を介して圧力室25内に流入し
た冷媒で規制部材21偏に押圧されることにより、第2
のスクロール13を第1のスクロール12の軸線方向に
押圧するとともに、第2のスクロール13が規制部材2
1に対して揺動運動しても圧力室25内の環状シール材
27゜28の摩耗を防止できるようにしている。また、
摺動部材26は内周側と外周側とに設けた環状シール材
27.28で圧力室25をシールすることにより、小孔
29からこの圧力室内に吐出された冷媒が空間10内に
リークしないようにしている。
縮空間20から小孔29を介して圧力室25内に流入し
た冷媒で規制部材21偏に押圧されることにより、第2
のスクロール13を第1のスクロール12の軸線方向に
押圧するとともに、第2のスクロール13が規制部材2
1に対して揺動運動しても圧力室25内の環状シール材
27゜28の摩耗を防止できるようにしている。また、
摺動部材26は内周側と外周側とに設けた環状シール材
27.28で圧力室25をシールすることにより、小孔
29からこの圧力室内に吐出された冷媒が空間10内に
リークしないようにしている。
尚、上記の説明においては、圧力室25内に環状シール
材27.28を内周側と外周側とに設げた摺動部材26
を収納するように説明したが、第4図に示すように圧力
室25内に断面T字状の摺動部材39を収納し、この摺
動部材の両側に断面逆U字状の環状シール材40.41
を設けて摺動部の耐摩耗性を向上しつつシール性を確保
してもよく、あるいは第5図に示すように圧力室25内
の上側にリング板42を配置し、このリング板の下の圧
力室25内の内周側と外周側とに断面凹字状の環状シー
ル材43.44を配置しても同様な効果を有することが
できることは言うまでもない。
材27.28を内周側と外周側とに設げた摺動部材26
を収納するように説明したが、第4図に示すように圧力
室25内に断面T字状の摺動部材39を収納し、この摺
動部材の両側に断面逆U字状の環状シール材40.41
を設けて摺動部の耐摩耗性を向上しつつシール性を確保
してもよく、あるいは第5図に示すように圧力室25内
の上側にリング板42を配置し、このリング板の下の圧
力室25内の内周側と外周側とに断面凹字状の環状シー
ル材43.44を配置しても同様な効果を有することが
できることは言うまでもない。
(ト〉発明の効果
以上のようにこの発明によれば、圧力室内に耐摩耗性に
優れた摺動部材を設け、この摺動部材を規制部材側に押
圧したのであるから、スクロールと規制部材との間の圧
力室内のシール材が摺動面に接触するのを防止でき、こ
の圧力室内のシール材の摩耗を防止できるものである。
優れた摺動部材を設け、この摺動部材を規制部材側に押
圧したのであるから、スクロールと規制部材との間の圧
力室内のシール材が摺動面に接触するのを防止でき、こ
の圧力室内のシール材の摩耗を防止できるものである。
しかも、スクロールと規制部材との摺動面に耐摩耗性に
優れたI 摺動部材を設けたので、摺動面での摩耗を防止できるも
のである。
優れたI 摺動部材を設けたので、摺動面での摩耗を防止できるも
のである。
第1図はこの発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の
縦断面図、第2図は同じくスクロール圧縮機の要部拡大
断面図、第3図は同じく圧力室内に摺動部材とシール材
とを収納した状態を示す要部拡大断面図、第4図は他の
実施例を示す第3図に相当する要部拡大断面図、第5図
はその他の実施例を示す第3図に相当する要部拡大断面
図である。 1・・・密閉容器、 2・・・電動要素、 3・・・
スクロール圧縮要素、 6・・・主フレーム、 7・・
・主軸受、 8・・・補助フレーム、 9・・・補
助軸受、 12・・・第1のスクロール、 13・
・・第2のスクロール、 14.17・・・鏡板、
15.18・・・ラップ、 16・・・駆動軸、
19・・・従動軸、 21・・・規制部材、 25
・・・圧力室、 26,39.42・・・摺動部材、
27,28,40,41,43゜44・・・シール材
。 =12 93B 141! 115m!
縦断面図、第2図は同じくスクロール圧縮機の要部拡大
断面図、第3図は同じく圧力室内に摺動部材とシール材
とを収納した状態を示す要部拡大断面図、第4図は他の
実施例を示す第3図に相当する要部拡大断面図、第5図
はその他の実施例を示す第3図に相当する要部拡大断面
図である。 1・・・密閉容器、 2・・・電動要素、 3・・・
スクロール圧縮要素、 6・・・主フレーム、 7・・
・主軸受、 8・・・補助フレーム、 9・・・補
助軸受、 12・・・第1のスクロール、 13・
・・第2のスクロール、 14.17・・・鏡板、
15.18・・・ラップ、 16・・・駆動軸、
19・・・従動軸、 21・・・規制部材、 25
・・・圧力室、 26,39.42・・・摺動部材、
27,28,40,41,43゜44・・・シール材
。 =12 93B 141! 115m!
Claims (3)
- 1.密閉容器内に電動要素とスクロール圧縮要素とを収
納し、このスクロール圧縮要素を、鏡板に渦巻き状のラ
ップを立設させて電動要素に直接あるいは間接的に連結
された軸を有する第1のスクロールと、この第1のスク
ロールの軸の中心と偏心した軸を有し、前記第1のスク
ロールに対して向かい合ってかみ合う鏡板に渦巻き状の
ラップを立設させた第2のスクロールと、前記第1のス
クロールの軸を軸支する主軸受を有する主フレームと、
前記第2のスクロールの軸を軸支する補助軸受を有する
補助フレームと、前記第1・第2のスクロールの中、一
方のスクロールに他方のスクロールの軸方向の移動を規
制するように取付けた規制部材とで構成し、この規制部
材で規制されるスクロールに圧縮途中の圧縮空間と連通
する圧力室を設け、この圧力室を前記スクロールの規制
部材と対向する面に設けたスクロール圧縮機において、
前記圧力室内に耐摩耗性に優れた摺動部材を設け、この
摺動部材を規制部材側に押圧したことを特徴とするスク
ロール圧縮機。 - 2.前記摺動部材をリング状に形成したことを特徴とす
る第1請求項に記載されたスクロール圧縮機。 - 3.前記摺動部材にシール材を設けたことを特徴とする
第1請求項に記載されたスクロール圧縮機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202190A JP2858903B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20202190A JP2858903B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
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ID=16450611
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20202190A Expired - Fee Related JP2858903B2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | スクロール圧縮機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2858903B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5588820A (en) * | 1995-02-21 | 1996-12-31 | Bristol Compressors, Inc. | Scroll compressor having an axial compliance pressure chamber |
KR20030044244A (ko) * | 2001-11-29 | 2003-06-09 | 주식회사 롤텍 | 스크롤압축기의 배압실 실링구조 |
KR100446213B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2004-08-30 | 주식회사 롤텍 | 스크롤압축기의 실링구조 |
WO2009025230A1 (ja) * | 2007-08-17 | 2009-02-26 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | スクロール型流体機械 |
CN106523360A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-03-22 | 宁波汇峰聚威科技股份有限公司 | 一种可快速卸压的涡旋压缩机 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP20202190A patent/JP2858903B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US8029254B2 (en) | 2007-08-17 | 2011-10-04 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Scroll-type fluid machine having a back-pressure chamber |
CN106523360A (zh) * | 2016-12-14 | 2017-03-22 | 宁波汇峰聚威科技股份有限公司 | 一种可快速卸压的涡旋压缩机 |
CN106523360B (zh) * | 2016-12-14 | 2018-04-17 | 宁波汇峰聚威科技股份有限公司 | 一种可快速卸压的涡旋压缩机 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2858903B2 (ja) | 1999-02-17 |
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