JPH0419370Y2 - - Google Patents

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JPH0419370Y2
JPH0419370Y2 JP1986191016U JP19101686U JPH0419370Y2 JP H0419370 Y2 JPH0419370 Y2 JP H0419370Y2 JP 1986191016 U JP1986191016 U JP 1986191016U JP 19101686 U JP19101686 U JP 19101686U JP H0419370 Y2 JPH0419370 Y2 JP H0419370Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
refrigerant
indoor unit
air suction
drain pan
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JP1986191016U
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JPS6395023U (ja
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Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機の室内ユニツトに係り、特
に何らの改造を要せず垂直あるいは水平に設置し
て空気調和を行なうことが可能な室内ユニツトに
関する。
(従来の技術) 従来の空気調和機の室内ユニツトは、垂直方向
の据付(据置形)または水平方向の設置(天吊
形)のいずれもが可能なように第4図および第5
図に図示する如く、垂直据付時の空気吸込口5′
および水平取付時の空気吸込口5″を設けて両者
を同一寸法に形成し、かつドレンパン4を両空気
吸込口部に付け替え可能な如く、ケーシング1内
に配設せしめたものが知られている(実公昭48−
17509号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記のものは、空気吸込口を垂
直据付用と水平取付用の2個形成する必要があ
り、さらに垂直または水平のいずれかの使用態様
に応じて吸込口グリルおよびドレンパン4を付け
替えて、ドレンパン4により不使用吸込口、すな
わち、水平取付用の空気吸込口5″または垂直据
付用の空気吸込口5′を閉塞するための設置現場
でわずらわしい工事を行なう必要があり、またド
レンパン4を付け替えしないようにしたもの(図
示せず)では水平取付用の空気吸込口5″の開口
面積が垂直据付用の空気吸込口5′の開口面積よ
り小さくなるなど種々の問題点がある。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は前記問題点を解決するための手
段として、ケーシング1内に、熱交換器3、ドレ
ンパン4および空気吸込口5などを備えた空気調
和機の室内ユニツトにおいて、ケーシング1の一
面を建造物6に対する取付面7に構成し、熱交換
器3を空気吸込口5に対してほぼ45°傾斜して取
付け、室内ユニツトを取付面7による垂直あるい
は水平にして取付けたとき、熱交換器3の冷媒出
口8がいずれの場合にも熱交換器3の上部に位置
する如く冷媒配管9を接続するとともに、熱交換
器3の下方に位置するドレンパン4の形状を垂直
および水平の2方向に露受部11,11′を有す
る断面〓型としたものである。
(作用) 本考案は前記手段により、ドレンパン4を移設
するなどの面倒な現地工事を要せずに垂直方向あ
るいは水平方向に設置することが可能となり、熱
交換器3より滴下する水滴はドレンパン4の水平
または垂直方向の露受部11′または11で確実
に捕捉され機外に排出される。
さらに、熱交換器3の冷媒出口8が垂直あるい
は水平のいずれの方向に設置されたときでも、熱
交換器3の上部に位置する如く冷媒配管9を接続
しているので、吸熱により蒸発した冷媒ガスをが
冷媒配管9を上方へ流通しやすく、冷媒の流通が
安定するものである。
(実施例) 以下第1図ないし第3図を参照して本考案の好
適な一実施例としての空気調和機の室内ユニツト
について説明する。
先ず室内ユニツトを壁掛けの如く垂直方向に設
置する第1図について説明する。
第1図において、符号1は室内ユニツトのケー
シングであり、ケーシング1の一面は補強して建
造物(壁)6に対する取付面7に構成し、ケーシ
ング1内の上部に熱交換器3およびドレンパン4
を、また下部にフアン2を収納している。しかし
て熱交換器3はケーシング1の前記取付面7に近
接する一端を上にし、取付面7に対向する面(室
内に体面する前面)の上部に形成した空気吸込口
5に近接する他端を下にして、空気吸込口5に対
してほぼ45°傾斜して取付け、第3図に図示する
如く蒸発した冷媒ガスが室内ユニツト(図示せ
ず)に出て行く冷媒出口8が熱交換器3の上部と
なる如く冷媒配管9を接続するものである。な
お、符号10は冷媒入口である。
また、前記ドレンパン4は熱交換器3の下端で
かつ空気吸込口5の下方に近接して設けられ、そ
の形状は垂直および水平の2方向に露受部11,
11′を有し、垂直面と水平面との両対面の一部
(角)を切欠いで断面形状を〓型としており、両
露受部11,11′の前記切欠部内に熱交換器3
の下端を挿入して、熱交換器3より滴下する水滴
が完全にドレンパン内に捕捉できる如く形成する
ものである なお、符号12はドレンパン4の両露受部1
1,11′の角に接続し、ドレンを排出するドレ
ンパイプであり、13はケーシング1の下部を前
方に傾斜せしめて、フアン2よりの冷気を吹き出
す如くした空気吸出口である。
叙上の如く構成した室内ユニツトを運転して冷
房を行なうと、図示しない室内ユニツトからの高
圧冷媒液は冷媒入口10より冷媒配管9内を流通
し、空気吸込口5から吸込まれた室内空気を冷却
し自らは吸熱により蒸発して冷媒ガスとなり、冷
媒出口8より室内ユニツトへ流通するが、冷媒出
口8が熱交換器3の上部に位置するので、冷媒入
口10と冷媒出口8との圧力差と相俟つて、ガス
状の冷媒がきわめて容易に上部の冷媒出口8に到
達でき、冷媒の流通が安定するものである。
また、冷却された空気より分離された水滴は、
斜めになつた熱交換器3を伝つてドレンパン4の
水平の露受部11′に滴下して、ドレンパイプ1
2により機外に排出される。
次に前記室内ユニツトを第2図図示の如く水平
方向の天井に設置したときには、室内に対面する
空気吸込口5より吸込まれた空気は熱交換器3に
より冷却されて、分離された水滴はドレンパン4
の垂直の露受部11(この場合には垂直の露受部
11が水平になつている)に滴したして完全に排
出される。この水平方向設置のときも冷媒出口8
が熱交換器3の上部に位置するので、冷媒流通は
前記第1図の垂直方向に設置のときと同様に安定
するものである。
(考案の効果) 本考案は叙上の如く構成するものであるので下
記の如き効果を奏するものである。
(1) 本考案空気調和機の室内ユニツトは従来装置
の如く設置方法が限定されず、壁掛あるいは据
置などの垂直方向の設置と、天井吊などの水平
方向の設置が可能である。
(2) しかも、(1)の設置方法によつて、ドレンパン
4や空気吸込口5などの移設の如きわずらわし
い現地工事が一切不要である。
(3) また熱交換器3は取付面7に対してほぼ45°
傾斜しており、蒸発した冷媒ガスが出て行く冷
媒出口8が垂直あるいは水平のいずれの方向に
設置しても熱交換器3の上部に位置する如く冷
媒配管9を接続しているので、冷媒入口と冷媒
出口8との圧力差と相俟つて、吸熱により蒸発
した冷媒ガスが冷媒配管9内を上方へ流通しや
すく、冷媒流通の安定化が計られるものであ
る。
(4) なお、空気吸込口5が唯一つであるので、従
来装置の如く空気吸込口が垂直および水平方向
にそれぞれ各1個あり、設置状態でいずれかの
空気吸込口に変更したり、空気吸込口の大きさ
が変わるなどの不都合がないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案空気調和機の室内ユニツトが垂
直方向壁に設置された実施例の略示構造図、第2
図は同装置が水平方向天井に設置された実施例の
略示構造図、第3図は第1図上半部の拡大略示構
造図、第4図は従来装置の垂直据置時の略示構造
図、第5図は同装置の水平設置時の略示構造図で
ある。 1……ケーシング、3……熱交換器、4……ド
レンパン、5……空気吸込口、6……建造物、7
……取付面、8……冷媒出口、9……冷媒配管、
11,11′……露受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1内に、熱交換器3、ドレンパン4
    および空気吸込口5などを備えた空気調和機の室
    内ユニツトにおいて、ケーシング1の一面を建造
    物6に対する取付面7に構成し、熱交換器3を空
    気吸込口5に対してほぼ45°傾斜して取付け、室
    内ユニツトを取付面7により垂直あるいは水平に
    して取付けたとき、熱交換器3の冷媒出口8がい
    ずれの場合にも熱交換器3の上部に位置する如く
    冷媒配管9を接続するとともに、熱交換器3の下
    方に位置するドレンパン4の形状を垂直および水
    平の2方向に露受部11,11′を有する断面〓
    型としたことを特徴とする空気調和機の室内ユニ
    ツト。
JP1986191016U 1986-12-10 1986-12-10 Expired JPH0419370Y2 (ja)

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JPS6395023U JPS6395023U (ja) 1988-06-18
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