JPH0419335A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射量制御装置Info
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- JPH0419335A JPH0419335A JP12093990A JP12093990A JPH0419335A JP H0419335 A JPH0419335 A JP H0419335A JP 12093990 A JP12093990 A JP 12093990A JP 12093990 A JP12093990 A JP 12093990A JP H0419335 A JPH0419335 A JP H0419335A
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- engine
- fuel
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- internal combustion
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関の燃料噴射量制御装置に係り、特に機
関回転数が所定回転数以上の状態においてシフトをニュ
ートラルレンジがらドライブレンジとした時に燃料カッ
トにより機関トルクの低減を図るよう制御される内燃機
関の燃料噴射量制御装置に関する。
関回転数が所定回転数以上の状態においてシフトをニュ
ートラルレンジがらドライブレンジとした時に燃料カッ
トにより機関トルクの低減を図るよう制御される内燃機
関の燃料噴射量制御装置に関する。
自動変速機を搭載する車両では、アクセルペダルを踏み
込んだ高回転状態においてニュートラルレンジやパーキ
ングレンジ等の停止レンジ(以下、Nレンジという)か
らドライブレンジ等の走行レンジ(以下、Dレンジとい
う)へレンジシフトした場合(以下、このレンジシフト
をN/Dシフトという)、及びこのようなレンジシフト
直後にアクセルペダルを踏み込んで急発進するような場
合に大きな変速衝撃が発生する。よって、これを回避す
るために、従来より機関回転数か所定回転数以上の状態
において上記N/Dシフトがあった場合、機関トルクを
低減するよう機関制御を行うよう構成された内燃機関の
制御装置がある(特開昭61−105228号公報)。
込んだ高回転状態においてニュートラルレンジやパーキ
ングレンジ等の停止レンジ(以下、Nレンジという)か
らドライブレンジ等の走行レンジ(以下、Dレンジとい
う)へレンジシフトした場合(以下、このレンジシフト
をN/Dシフトという)、及びこのようなレンジシフト
直後にアクセルペダルを踏み込んで急発進するような場
合に大きな変速衝撃が発生する。よって、これを回避す
るために、従来より機関回転数か所定回転数以上の状態
において上記N/Dシフトがあった場合、機関トルクを
低減するよう機関制御を行うよう構成された内燃機関の
制御装置がある(特開昭61−105228号公報)。
機関トルクを低減させる手段としては種々考えられるか
、その一つとして燃料カット(以下、F/Cという)か
考えられる。F/Cは燃費節減を図るための制御手段と
して、一般に燃料噴射量制御装置に組み込まれているも
のであり、これを利用して機関トルクを低減させること
により、簡単な構成でN/Dシフト時における機関トル
クを低減させるこ七ができる。
、その一つとして燃料カット(以下、F/Cという)か
考えられる。F/Cは燃費節減を図るための制御手段と
して、一般に燃料噴射量制御装置に組み込まれているも
のであり、これを利用して機関トルクを低減させること
により、簡単な構成でN/Dシフト時における機関トル
クを低減させるこ七ができる。
しかるに、上記のN/Dシフト時にF/Cを用いて機関
トルクを低減させる構成とした場合、次のような問題点
か生じる。
トルクを低減させる構成とした場合、次のような問題点
か生じる。
即ち、N/DシフトによりF/Cか実行され、この状態
においてはアクセルが踏み込まれた場合、低温時におい
て点火要求電圧か上昇し、かつ低温時はF/C復帰後に
吸気ボートやバルブに多くの燃料か付着するため、燃焼
室内に入る燃料が少なくなり空燃比かリーンになる。
においてはアクセルが踏み込まれた場合、低温時におい
て点火要求電圧か上昇し、かつ低温時はF/C復帰後に
吸気ボートやバルブに多くの燃料か付着するため、燃焼
室内に入る燃料が少なくなり空燃比かリーンになる。
よって、アクセルか踏まれた状態てF/Cを実行すると
、低温時において点火要求電圧の上昇による点火系のリ
ークや、燃焼室内空燃比がリーンであることによるバツ
クファイヤーが発生し、円滑な機関動作が行えなくなっ
てしまうという課題かあった。
、低温時において点火要求電圧の上昇による点火系のリ
ークや、燃焼室内空燃比がリーンであることによるバツ
クファイヤーが発生し、円滑な機関動作が行えなくなっ
てしまうという課題かあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、N/D
シフト時にF/Cにより機関トルクの低減を行った際の
ドライバビリティの向上を図りうる内燃機関の燃料噴射
量制御装置を提供することを目的とする。
シフト時にF/Cにより機関トルクの低減を行った際の
ドライバビリティの向上を図りうる内燃機関の燃料噴射
量制御装置を提供することを目的とする。
第1図は本発明の原理図である。
上記課題を解決するために本発明では、同図に示される
ように、 機関回転数を検出する機関回転数検出手段1と、機関温
度を検出する機関温度検出手段2と、停止レンジから走
行レンジへのシフト操作かあったことを検出するシフト
操作検出手段3と、上記機関回転数検出手段lか検出す
る機関回転数か所定の燃料カット実行回転数以上であり
、かつ上記シフト操作検出手段3かシフトが停止レンジ
から走行レンジへのシフト操作かあったと検出したとき
に燃料カットを実行する燃料カット実行手段4とを設け
てなる内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 上記機関温度検出手段2が検出する機関温度に応じて、
この機関温度が低い程、上記燃料カット実行回転数を高
く設定する燃料カット実行回転数設定手段5を設けたこ
とを特徴とするものである。
ように、 機関回転数を検出する機関回転数検出手段1と、機関温
度を検出する機関温度検出手段2と、停止レンジから走
行レンジへのシフト操作かあったことを検出するシフト
操作検出手段3と、上記機関回転数検出手段lか検出す
る機関回転数か所定の燃料カット実行回転数以上であり
、かつ上記シフト操作検出手段3かシフトが停止レンジ
から走行レンジへのシフト操作かあったと検出したとき
に燃料カットを実行する燃料カット実行手段4とを設け
てなる内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 上記機関温度検出手段2が検出する機関温度に応じて、
この機関温度が低い程、上記燃料カット実行回転数を高
く設定する燃料カット実行回転数設定手段5を設けたこ
とを特徴とするものである。
上記構成とされた内燃機関の燃料噴射量制御装置では、
燃料カット実行回転数設定手段5により、機関温度が低
い程燃料カット実行回転数は高く設定される。これによ
り、機関冷間時には、点火要求電圧が低く、かつバツク
ファイアの発生しにくい運転状態、即ち内燃機関が高回
転状態にある時のみF/Cが実行されるため点火系のリ
ークやバツクファイアの発生を防止することかできる。
燃料カット実行回転数設定手段5により、機関温度が低
い程燃料カット実行回転数は高く設定される。これによ
り、機関冷間時には、点火要求電圧が低く、かつバツク
ファイアの発生しにくい運転状態、即ち内燃機関が高回
転状態にある時のみF/Cが実行されるため点火系のリ
ークやバツクファイアの発生を防止することかできる。
次に本発明の実施例について図面と共に説明するっ第2
図は本発明の一実施例である内燃機関(エンジン)10
の要部構成図である。同図に示すエンジンlOは、車両
搭載用の自動変速機を備えた4気笥4サモ 明を適用した例を示している。このエンジン1゜は、後
述するマイクロコンピュータによって制御される。尚、
このマイクロコンピュータは種々のセンサ、装置と接続
されているが、同図には本発明に必要な構成との接続の
み図示した。
図は本発明の一実施例である内燃機関(エンジン)10
の要部構成図である。同図に示すエンジンlOは、車両
搭載用の自動変速機を備えた4気笥4サモ 明を適用した例を示している。このエンジン1゜は、後
述するマイクロコンピュータによって制御される。尚、
このマイクロコンピュータは種々のセンサ、装置と接続
されているが、同図には本発明に必要な構成との接続の
み図示した。
第2図において、11はスロットルバルブであり、アク
セルペダルの操作に対応して回動することにより吸気通
路の面積を可変させ、エンジン10の出力状態を決定す
るものである。このスロットルバルブ11の下流側には
、サージタンク12、インテークマニホルド13が配設
されている。
セルペダルの操作に対応して回動することにより吸気通
路の面積を可変させ、エンジン10の出力状態を決定す
るものである。このスロットルバルブ11の下流側には
、サージタンク12、インテークマニホルド13が配設
されている。
インテークマニホルド13は吸入ポート17を介してエ
ンジン本体14の燃焼室】5に連通されると共に燃料噴
射弁16が配設されている。燃料噴射弁16はインテー
クマニホルド13内にその一部が突出するよう各気筒毎
に配設されており、この燃料噴射弁16によりインテー
クマニホルド13内を流れる空気流に対し燃料が噴射さ
れる。
ンジン本体14の燃焼室】5に連通されると共に燃料噴
射弁16が配設されている。燃料噴射弁16はインテー
クマニホルド13内にその一部が突出するよう各気筒毎
に配設されており、この燃料噴射弁16によりインテー
クマニホルド13内を流れる空気流に対し燃料が噴射さ
れる。
燃焼室15は排気ボー)18及びエキゾーストマニホル
ド19を介して図示しない触媒装置に接続されている。
ド19を介して図示しない触媒装置に接続されている。
また、20は点火プラグで、一部が燃焼室15に突出す
るよう設けられている。また、21はピストンであり、
図中上下方向に往復動作する。
るよう設けられている。また、21はピストンであり、
図中上下方向に往復動作する。
22は機関回転数を検出するための回転角センサであり
、ディストリビュータのシャフトの回転を検出して例え
ば30°CA毎にエンジン回転数信号をマイクロコンピ
ュータへ出力する。
、ディストリビュータのシャフトの回転を検出して例え
ば30°CA毎にエンジン回転数信号をマイクロコンピ
ュータへ出力する。
また、23は水温センサであり、エンジンブロック24
を貫通して一部がウォータジャケット内に突出するよう
設けられており、エンジン冷却水の水温を検出して水温
センサ信号(THW)を出力する。
を貫通して一部がウォータジャケット内に突出するよう
設けられており、エンジン冷却水の水温を検出して水温
センサ信号(THW)を出力する。
25は自動変速機のシフト切替えを検出するシフト検出
センサ(以下、シフトセンサという)である。このシフ
トセンサ25は、現在のシフトかNレンジ(非駆動レン
ジ)にあるか、或いはDレンジ(駆動レンジ)にあるか
を検出し、マイクロコンピュータに対しシフト検出信号
を供給するものである。
センサ(以下、シフトセンサという)である。このシフ
トセンサ25は、現在のシフトかNレンジ(非駆動レン
ジ)にあるか、或いはDレンジ(駆動レンジ)にあるか
を検出し、マイクロコンピュータに対しシフト検出信号
を供給するものである。
マイクロコンピュータ26は中央処理装置(MPU)2
7.処理プログラムを格納したリード・オンリ・メモリ
(ROM)28.作業領域として使用されるランダム・
アクセス・メモリ(RAM)29.エンジン停止後もデ
ータを保持するバックアップRAM (B−RAM)3
0.MPUへマスタークロックを供給するクロック発生
器31等から構成されている。また32は双方向のパス
ラインであり、上記のマイクロコンピュータ26を構成
する各要素を互いに接続させると共に、バッファを内蔵
してなる入力ポート33.出力ポート34を上記各構成
要素と接続させる機能を奏する。尚、35は回転角セン
サ22から出力されるエンジン回転数信号の波形整形を
行う波形整形回路である。
7.処理プログラムを格納したリード・オンリ・メモリ
(ROM)28.作業領域として使用されるランダム・
アクセス・メモリ(RAM)29.エンジン停止後もデ
ータを保持するバックアップRAM (B−RAM)3
0.MPUへマスタークロックを供給するクロック発生
器31等から構成されている。また32は双方向のパス
ラインであり、上記のマイクロコンピュータ26を構成
する各要素を互いに接続させると共に、バッファを内蔵
してなる入力ポート33.出力ポート34を上記各構成
要素と接続させる機能を奏する。尚、35は回転角セン
サ22から出力されるエンジン回転数信号の波形整形を
行う波形整形回路である。
かかるハードウェア構成のマイクロコンピュータ26は
、燃料カット実行手段4及び燃料力・ノド実行回転数設
定手段5をソフトウェア処理動作により実現するもので
ある。次にマイクロコンピュータ26によるF/C実行
動作について第3図と共に説明する。
、燃料カット実行手段4及び燃料力・ノド実行回転数設
定手段5をソフトウェア処理動作により実現するもので
ある。次にマイクロコンピュータ26によるF/C実行
動作について第3図と共に説明する。
第3図はN/Dシフト時におけるF/C実行ルーチンで
あり、ROM28に格納されているF/C実行プログラ
ム及び後述するNCUTND−水温マツプに基づき、M
PU27が実行する処理を示している。このF/C実行
ルーチンは例えば4ms毎に実行される。
あり、ROM28に格納されているF/C実行プログラ
ム及び後述するNCUTND−水温マツプに基づき、M
PU27が実行する処理を示している。このF/C実行
ルーチンは例えば4ms毎に実行される。
F/C実行ルーチンが起動すると、先ずステップ100
(以下、5100のように示す)において、MPU27
はシフトセンサ25か出力するシフト検出信号に基づき
、自動変速装置が現在Dレンジであるか否かを検出する
。5100で肯定判断かされると処理は5iloに進み
、自動変速装置かNレンジからDレンジにシフトした直
後であるかどうかを判断する。5100及び5iloて
共に肯定判断かされた場合は、現在のシフトかDレンジ
であり、かつこのDレンジへのシフトかされた直後であ
る状態である。
(以下、5100のように示す)において、MPU27
はシフトセンサ25か出力するシフト検出信号に基づき
、自動変速装置が現在Dレンジであるか否かを検出する
。5100で肯定判断かされると処理は5iloに進み
、自動変速装置かNレンジからDレンジにシフトした直
後であるかどうかを判断する。5100及び5iloて
共に肯定判断かされた場合は、現在のシフトかDレンジ
であり、かつこのDレンジへのシフトかされた直後であ
る状態である。
S 100及びS 110で共に肯定判断かされると、
続<5I20において、MPU27は車速センサ36か
ら供給される車速信号に基づき、現在の車両の車速(S
PD)か所定値(X)以下であるかどうかを判断する。
続<5I20において、MPU27は車速センサ36か
ら供給される車速信号に基づき、現在の車両の車速(S
PD)か所定値(X)以下であるかどうかを判断する。
この5120てSPD<Xであると判断された場合に、
MPU27は8130以下に示すF/C処理を実行する
。
MPU27は8130以下に示すF/C処理を実行する
。
5120における所定値Xは、車両か発進時であるかと
うかを判別できる値(例えば10 km/h)に選定さ
れている。このように3120において、車両か発進時
であるかどうかを判断するのは次の理由による。
うかを判別できる値(例えば10 km/h)に選定さ
れている。このように3120において、車両か発進時
であるかどうかを判断するのは次の理由による。
即ち、仮に8120の処理か無かった場合を想定すると
、F/CはN/Dシフトを行ったと同時に実行されてし
まう。この時、車両が迷走行状態にある場合には、換言
すれば自動変速装置の回転軸か所定値以上の回転数で回
転している場合には、エンジン10の回転軸の回転数と
自動変速装置の回転軸の回転数との回転数差は小さく、
よってエンジンlO及び自動変速装置の各回転軸をエン
ジントルクの低減を行うこと無<N/Dシフトしても変
速衝撃は発生しない。よって、車両か速走行状態にある
場合にはF/Cは実行しない構成とした。
、F/CはN/Dシフトを行ったと同時に実行されてし
まう。この時、車両が迷走行状態にある場合には、換言
すれば自動変速装置の回転軸か所定値以上の回転数で回
転している場合には、エンジン10の回転軸の回転数と
自動変速装置の回転軸の回転数との回転数差は小さく、
よってエンジンlO及び自動変速装置の各回転軸をエン
ジントルクの低減を行うこと無<N/Dシフトしても変
速衝撃は発生しない。よって、車両か速走行状態にある
場合にはF/Cは実行しない構成とした。
8100〜5120の各処理により、エンジン10がN
/Dシフト直後であり、かつ発進時であると判断される
と、MPU27は5130以降のF/C処理を実行する
。
/Dシフト直後であり、かつ発進時であると判断される
と、MPU27は5130以降のF/C処理を実行する
。
5130では、MPU27は回転角センサ22から供給
される回転数信号に基づき、機関回転数(NEI)を演
算し、この時のNEIより燃料カット実行時間(TFC
)を算出する。このTFCO値は、NEIO値が大きい
程大きな値となる。
される回転数信号に基づき、機関回転数(NEI)を演
算し、この時のNEIより燃料カット実行時間(TFC
)を算出する。このTFCO値は、NEIO値が大きい
程大きな値となる。
これはNEIO値が大きい程、変速衝撃を無くするため
に、より大きな機関トルクの低減が必要となるからであ
る。
に、より大きな機関トルクの低減が必要となるからであ
る。
5130てTFCか算出されると、続いて5140にお
いて燃料カット実行回転数(NCUTND ’)が、水
温センサ23から供給されるTHWに基づき算出される
。マイクロコンピュータ26のROM28内には、第4
図に示すNCUTND−水温マツプか予め格納されてお
り、このNCUTND−水温マツプに基つきNCUTN
Dは算出される。同図に示されるように、NCUTND
の値は水温が上昇するに従い小さな値となるよう設定さ
れている。
いて燃料カット実行回転数(NCUTND ’)が、水
温センサ23から供給されるTHWに基づき算出される
。マイクロコンピュータ26のROM28内には、第4
図に示すNCUTND−水温マツプか予め格納されてお
り、このNCUTND−水温マツプに基つきNCUTN
Dは算出される。同図に示されるように、NCUTND
の値は水温が上昇するに従い小さな値となるよう設定さ
れている。
よって、エンジン10の機関温度が低い時はNCUTN
Dの値は高い値に設定され、逆に機関温度が高い時はN
CUTNDの値は低い値に設定される。
Dの値は高い値に設定され、逆に機関温度が高い時はN
CUTNDの値は低い値に設定される。
5140でNCUTNDが算出されると、続<5150
でMPU27は回転角センサ22から供給される回転数
信号に基づき、現在の機関回転数(NF2)を演算をし
、このNF2が5140で算出したNCUTNDより大
きいかどうか(NE2≧NCUTND)を判断する。そ
して、5150においてNE2≧NC[JTNDである
と判断されると、8160において燃料カット実行フラ
グ(XNDFC)がセットされ、このフラグXNDFC
かセットされることによりF/Cか実行される。
でMPU27は回転角センサ22から供給される回転数
信号に基づき、現在の機関回転数(NF2)を演算をし
、このNF2が5140で算出したNCUTNDより大
きいかどうか(NE2≧NCUTND)を判断する。そ
して、5150においてNE2≧NC[JTNDである
と判断されると、8160において燃料カット実行フラ
グ(XNDFC)がセットされ、このフラグXNDFC
かセットされることによりF/Cか実行される。
上記のようにF/Cか実行されるNCUTNDは、51
40の処理により機関温度に応じて設定され、機関温度
が低い時には、高い値に設定される。よって、冷間時に
おけるF/Cの実行は点火要求電圧か低く、かつF/C
復帰後の空燃比のリーンの度合いの少ない機関回転数か
高い状態において行われるため、バツクファイアの発生
や点火系のリークを防止することかできる。
40の処理により機関温度に応じて設定され、機関温度
が低い時には、高い値に設定される。よって、冷間時に
おけるF/Cの実行は点火要求電圧か低く、かつF/C
復帰後の空燃比のリーンの度合いの少ない機関回転数か
高い状態において行われるため、バツクファイアの発生
や点火系のリークを防止することかできる。
一方、5100において否定判断かされた場合、即ち自
動変速装置かNレンジ(非駆動レンジ)となっている場
合には、F/Cを実行する必要はないため、5170て
フラグXNDFCをリセットし、処理を終了する。
動変速装置かNレンジ(非駆動レンジ)となっている場
合には、F/Cを実行する必要はないため、5170て
フラグXNDFCをリセットし、処理を終了する。
また、5iloでN/Dシフト直後ではないと判断され
た場合には、処理は5180に進み現在の状態がTFC
以内であるかどうかを判断する。3180で肯定判断が
された状態は、エンジンIOがF/Cを実行中の状態で
、かつ燃料カット実行時間(TFC)か経過していない
状態であり、この場合には5150以降の処理を行う。
た場合には、処理は5180に進み現在の状態がTFC
以内であるかどうかを判断する。3180で肯定判断が
された状態は、エンジンIOがF/Cを実行中の状態で
、かつ燃料カット実行時間(TFC)か経過していない
状態であり、この場合には5150以降の処理を行う。
また、S 150 、 S 180で否定判断された場
合には、処理は5170に飛びフラグXNDFCをリセ
ットし、処理を終了する。このように、F/Cか解除さ
れるのは、燃料カット実行時間(TFC)か経過した場
合、或いは現在の機関回転数NE2か8140で算出さ
れた燃料カット実行回転数(NCUTND)より小さく
なった場合である。このように、F/Cが解除をN E
2 < NCUTNDとなった時ばかりでなくTFC
が経過した場合にもF/Cを解除する構成としたのは、
5150の処理だけでは現在の機関回転数NE2が車両
の運転状況により長時間にわたりNE2≧NCUTND
の条件を満たした場合には、F/Cの実行状態か長時間
続いてしまい、ドライバビイリティか悪化してしまうか
らである。
合には、処理は5170に飛びフラグXNDFCをリセ
ットし、処理を終了する。このように、F/Cか解除さ
れるのは、燃料カット実行時間(TFC)か経過した場
合、或いは現在の機関回転数NE2か8140で算出さ
れた燃料カット実行回転数(NCUTND)より小さく
なった場合である。このように、F/Cが解除をN E
2 < NCUTNDとなった時ばかりでなくTFC
が経過した場合にもF/Cを解除する構成としたのは、
5150の処理だけでは現在の機関回転数NE2が車両
の運転状況により長時間にわたりNE2≧NCUTND
の条件を満たした場合には、F/Cの実行状態か長時間
続いてしまい、ドライバビイリティか悪化してしまうか
らである。
これに対し、8180の処理を設けることにより、エン
ジンIOが長時間にわたりNE2≧NCUTNDの条件
を満たした場合にも適当にF/C実行後にF/Cを解除
することができる。
ジンIOが長時間にわたりNE2≧NCUTNDの条件
を満たした場合にも適当にF/C実行後にF/Cを解除
することができる。
上述のように、本発明によれば、冷間時におけるF/C
の実行は点火要求電圧が低く、かつF/C復帰後の空燃
比のリーンの度合いの少ない機関回転数が高い状態にお
いて行われるため、バツクファイアの発生や点火系のリ
ークを防止することができる等の特長を有する。
の実行は点火要求電圧が低く、かつF/C復帰後の空燃
比のリーンの度合いの少ない機関回転数が高い状態にお
いて行われるため、バツクファイアの発生や点火系のリ
ークを防止することができる等の特長を有する。
第1図は本発明の原理図、第2図は本発明の一実施例で
ある内燃機関の燃料噴射量制御装置を適用したエンジン
の要部構成図、第3図はN/Dシフト時におけるF/C
実行ルーチンを示す図、第4図はNc:UTNDと水温
との関係を示す図である。 lO・・・エンジン、14・・・エンジン本体、16・
・・燃料噴射弁、22・・・回転角センサ、23・・・
水温センサ、25・・・シフトセンサ、26・・・マイ
クロコンピュータ、36・・・車速センサ。 第2図
ある内燃機関の燃料噴射量制御装置を適用したエンジン
の要部構成図、第3図はN/Dシフト時におけるF/C
実行ルーチンを示す図、第4図はNc:UTNDと水温
との関係を示す図である。 lO・・・エンジン、14・・・エンジン本体、16・
・・燃料噴射弁、22・・・回転角センサ、23・・・
水温センサ、25・・・シフトセンサ、26・・・マイ
クロコンピュータ、36・・・車速センサ。 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 機関回転数を検出する機関回転数検出手段と、機関温度
を検出する機関温度検出手段と、 停止レンジから走行レンジへのシフト操作があったこと
を検出するシフト操作検出手段と、該機関回転数検出手
段が検出する機関回転数が所定の燃料カット実行回転数
以上であり、かつ該シフト操作検出手段がシフトが停止
レンジから走行レンジへのシフト操作があったと検出し
たときに燃料カットを実行する燃料カット実行手段とを
設けてなる内燃機関の燃料噴射量制御装置において、 該機関温度検出手段が検出する機関温度に応じて、該機
関温度が低い程、該燃料カット実行回転数を高く設定す
る燃料カット実行回転数設定手段を設けたことを特徴と
する内燃機関の燃料噴射量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12093990A JPH0419335A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12093990A JPH0419335A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419335A true JPH0419335A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14798710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12093990A Pending JPH0419335A (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019874A (ja) * | 2007-10-04 | 2008-01-31 | Denso Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP12093990A patent/JPH0419335A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019874A (ja) * | 2007-10-04 | 2008-01-31 | Denso Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 |
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