JPH04193325A - 燃焼ガスの脱硫方法及び装置 - Google Patents
燃焼ガスの脱硫方法及び装置Info
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- JPH04193325A JPH04193325A JP2322424A JP32242490A JPH04193325A JP H04193325 A JPH04193325 A JP H04193325A JP 2322424 A JP2322424 A JP 2322424A JP 32242490 A JP32242490 A JP 32242490A JP H04193325 A JPH04193325 A JP H04193325A
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- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、専業用又は産業用ボイラ等の燃焼ガスの脱硫
方法に関する。
方法に関する。
〔従来の技術］
従来のボイラ等の燃焼炉の燃焼ガスの脱硫方法を第３図
に示す。
に示す。
燃焼炉ｌＯに微粉炭１１及び石灰石（ＣａＣＯ３） １
２が供給され、炉内脱硫が行なわれる。燃焼炉１０出口
の燃焼ガス中の８０８分は、スラリ２１を噴霧する脱硫
煙道２０で、さらに脱硫される。このスラリ２１は、脱
硫煙道２０を出た燃焼ガスから電気集しん機（１！Ｐ）
３０で回収したフライアッシュの一部３１と水３２を混
合機４０で混合してつくられる。
２が供給され、炉内脱硫が行なわれる。燃焼炉１０出口
の燃焼ガス中の８０８分は、スラリ２１を噴霧する脱硫
煙道２０で、さらに脱硫される。このスラリ２１は、脱
硫煙道２０を出た燃焼ガスから電気集しん機（１！Ｐ）
３０で回収したフライアッシュの一部３１と水３２を混
合機４０で混合してつくられる。
電気集しん機３０で回収されたフライアッシュと水とが
混合されたスラリ２１中には、前記燃焼炉１゜で供給さ
れた石灰石によってＣａ （ＯＨ） ｚが含まれており
、次の反応によって、スラリ２１によって脱硫煙道２０
内の燃焼ガスの脱硫が行なわれる。
混合されたスラリ２１中には、前記燃焼炉１゜で供給さ
れた石灰石によってＣａ （ＯＨ） ｚが含まれており
、次の反応によって、スラリ２１によって脱硫煙道２０
内の燃焼ガスの脱硫が行なわれる。
Ｃａ（ＯＨ）ｚ＋ＳＯｚ＋−）Ｏｚ→Ｃａ５Ｏ，＋Ｈ，
０この従来の脱硫方法では、電気集じん１１３０を安定
して運転するために、脱硫煙道２０入口及び出口のガス
温度は、飽和温度より充分高い温度に設定される。
０この従来の脱硫方法では、電気集じん１１３０を安定
して運転するために、脱硫煙道２０入口及び出口のガス
温度は、飽和温度より充分高い温度に設定される。
電気集じん［１３０で回収されたフライアッシュの残部
３３は、ＥＰ灰として所定の処理が行なわれる。
３３は、ＥＰ灰として所定の処理が行なわれる。
また、電気業じん機３０でフライアッシュ等のダストを
除去されたガスは煙突５０から大気へ放出される。
除去されたガスは煙突５０から大気へ放出される。
前記従来の脱硫方法では、脱硫煙道２０での脱硫率が悪
い。ここでの脱硫は、第２図に示すように、ガス温度が
低い程効果は大きい。
い。ここでの脱硫は、第２図に示すように、ガス温度が
低い程効果は大きい。
なお、第２図中線（Ｃａ／Ｓ）＋ は、線（Ｃａ／Ｓ）
ｚに比して未反応ＣａＯが多量に存在する場合を示す。
ｚに比して未反応ＣａＯが多量に存在する場合を示す。
しかし、次工程の電気業じん機３０での安定運転を考慮
すると、水分によるヘタツキ等の不具合を避けるために
、ガス温度を大きく低下できず、従って、脱硫煙道２０
での脱硫率を高めることができなかった。
すると、水分によるヘタツキ等の不具合を避けるために
、ガス温度を大きく低下できず、従って、脱硫煙道２０
での脱硫率を高めることができなかった。
本発明は、従来の燃焼ガスの脱硫方法の前記問題点を解
決しようとするものである。
決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、燃焼炉内に石灰石を投入して炉内脱硫を行な
い、電気業しん機で回収した燃焼ガス中のフライアッシ
ュをスラリ化して前記燃焼炉から出る燃焼ガスの煙道に
噴霧して脱硫を行なう燃焼ガスの脱硫方法において、前
記煙道のフライアッシュのスラリの噴霧点の上流側の前
記煙道において、煙道内の燃焼ガスとフライアッシュの
スラリを噴射して脱硫を行なった燃焼ガスとの間に熱交
換を行ない煙道中の燃焼ガス温度を飽和温度近くまで低
下させることを特徴とする。
い、電気業しん機で回収した燃焼ガス中のフライアッシ
ュをスラリ化して前記燃焼炉から出る燃焼ガスの煙道に
噴霧して脱硫を行なう燃焼ガスの脱硫方法において、前
記煙道のフライアッシュのスラリの噴霧点の上流側の前
記煙道において、煙道内の燃焼ガスとフライアッシュの
スラリを噴射して脱硫を行なった燃焼ガスとの間に熱交
換を行ない煙道中の燃焼ガス温度を飽和温度近くまで低
下させることを特徴とする。
〔作 用］
燃焼炉に石灰石を投入して炉内脱硫を行ない、燃焼ガス
中のフライアッシュを電気業しん機で回収してこれをス
ラリ化して、同電気集しん機の上流の燃焼ガスの煙道に
噴霧してスラリ中のＣａ （Ｏｆｆ） ２による脱硫を
行なう場合には、前記したように、スラリか噴霧される
燃焼ガスの温度が低い程脱硫率が高くなり、炉内脱硫と
組合わせた全体の脱硫率が向上する。
中のフライアッシュを電気業しん機で回収してこれをス
ラリ化して、同電気集しん機の上流の燃焼ガスの煙道に
噴霧してスラリ中のＣａ （Ｏｆｆ） ２による脱硫を
行なう場合には、前記したように、スラリか噴霧される
燃焼ガスの温度が低い程脱硫率が高くなり、炉内脱硫と
組合わせた全体の脱硫率が向上する。
本発明では、煙道内でスラリか噴霧されて脱硫が行なわ
れて温度が低下した燃焼ガスを、スラリの噴霧点の上流
側の煙道において煙道内の燃焼ガスと熱交換させて燃焼
ガス温度を飽和温度近くまで低下させることによって、
スラリの噴射による脱硫率が向上する。
れて温度が低下した燃焼ガスを、スラリの噴霧点の上流
側の煙道において煙道内の燃焼ガスと熱交換させて燃焼
ガス温度を飽和温度近くまで低下させることによって、
スラリの噴射による脱硫率が向上する。
また、スラリか噴射されて脱硫が行なわれた燃焼ガスは
、前記のように煙道内の燃焼ガスと熱交換を行なって温
度が上昇した上電気集しん機に供給されるために、電気
業じん機は安定した運転力（行なわれる。
、前記のように煙道内の燃焼ガスと熱交換を行なって温
度が上昇した上電気集しん機に供給されるために、電気
業じん機は安定した運転力（行なわれる。
〔実施例］
本発明の一実施例を、第１図によって説明する。
本実施例は、第３図に示す燃焼炉の燃焼ガスの脱硫方法
において、以下説明する点を付加したものであり、第１
図において対応する部分に番よ第３図におけると同一の
符号を付し、その説明を省略する。
において、以下説明する点を付加したものであり、第１
図において対応する部分に番よ第３図におけると同一の
符号を付し、その説明を省略する。
本実施例では、燃焼炉１０から脱硫煙道２０へ燃焼ガス
を導く煙道３５に、ガス／ガスヒータ６０を設置し、同
ガス／ガスヒータ６０には、スラリ２１が噴射されて脱
硫が行なわれた脱硫煙道２０を出る燃焼力スを導入し、
同ガス／ガスヒータ６０を通過した同ガスを電気業しん
＠３０へ供給するようになってし）本実施例では、脱硫
煙道２０でスラリ２１が噴射され温度が低下した脱硫後
の燃焼ガスがガス／ガスヒータ６０に導かれ、ここで燃
焼炉１０を出た燃焼ガスと熱交換してその温度を飽和温
度近くまで低下させる。このように燃焼炉１０を出た燃
焼ガスは、その温度が飽和温度近くまで低下した上、脱
硫煙道２０へ入ってスラリ２１による脱硫作用を受ける
ために、第２図に示すように脱硫率が向上する。
を導く煙道３５に、ガス／ガスヒータ６０を設置し、同
ガス／ガスヒータ６０には、スラリ２１が噴射されて脱
硫が行なわれた脱硫煙道２０を出る燃焼力スを導入し、
同ガス／ガスヒータ６０を通過した同ガスを電気業しん
＠３０へ供給するようになってし）本実施例では、脱硫
煙道２０でスラリ２１が噴射され温度が低下した脱硫後
の燃焼ガスがガス／ガスヒータ６０に導かれ、ここで燃
焼炉１０を出た燃焼ガスと熱交換してその温度を飽和温
度近くまで低下させる。このように燃焼炉１０を出た燃
焼ガスは、その温度が飽和温度近くまで低下した上、脱
硫煙道２０へ入ってスラリ２１による脱硫作用を受ける
ために、第２図に示すように脱硫率が向上する。
また、脱硫煙道２０を出た脱硫後の燃焼ガスは、ガス／
ガスヒータ６０において燃焼炉ＩＯを出た温度の高い燃
焼ガスと熱交換してその温度が高められた上、電気業じ
ん機３０に供給されるために、電気業じん機３０の安定
した運転を行なうことができる。
ガスヒータ６０において燃焼炉ＩＯを出た温度の高い燃
焼ガスと熱交換してその温度が高められた上、電気業じ
ん機３０に供給されるために、電気業じん機３０の安定
した運転を行なうことができる。
第１図に示された方法による本発明と第３図に示される
従来の方法とを比較試験した結果を、第１表に示す。
従来の方法とを比較試験した結果を、第１表に示す。
以下余白
第１表
石炭：三池炭
供給ＣａＣ０＋ ： Ｃａ／’Ｓモル比２．０以上の通
り、本発明においては、従来の脱硫方法に比して、全体
の脱硫率が著しく向上することが確認された。
り、本発明においては、従来の脱硫方法に比して、全体
の脱硫率が著しく向上することが確認された。
［発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、石灰石による炉内脱
硫を行なう燃焼炉から出る燃焼ガスの温度を飽和温度近
くの非常に低温にした上、電気集じん機で回収した燃焼
ガス中のフライアッシュのスラリを前記低温の燃焼ガス
に噴射することによって、脱硫率を上げることができ、
従って、炉内脱硫と組合せた全体の脱硫率を非常に高く
することができる。
硫を行なう燃焼炉から出る燃焼ガスの温度を飽和温度近
くの非常に低温にした上、電気集じん機で回収した燃焼
ガス中のフライアッシュのスラリを前記低温の燃焼ガス
に噴射することによって、脱硫率を上げることができ、
従って、炉内脱硫と組合せた全体の脱硫率を非常に高く
することができる。
また、フライアッシュのスラリによる脱硫後の燃焼ガス
は、燃焼炉を出る高温の燃焼ガスと熱交換を行なって昇
温された上電気集しん機に供給されるために、電気集し
ん機を安定して運転することができる。
は、燃焼炉を出る高温の燃焼ガスと熱交換を行なって昇
温された上電気集しん機に供給されるために、電気集し
ん機を安定して運転することができる。
第１図は本発明の一実施例の系統図、第２図は脱硫煙道
における燃焼ガス温度と煙道脱硫効率の関係を示すグラ
フ、第３図は従来の燃焼ガスの脱硫方法の系統図である
。 ｌＯ・・・燃焼炉、 １１・・・微粉炭。 １２・・・石灰石、 ２０・・・脱硫煙道
。 １２・・・石灰石、２０・・・脱硫煙道。 ２１・・・スラリ、 ３０・・・電気集し
ん機。 ４０・・・混合機、５０・・・煙突。 ６０・・・ガス／ガスヒータ。
における燃焼ガス温度と煙道脱硫効率の関係を示すグラ
フ、第３図は従来の燃焼ガスの脱硫方法の系統図である
。 ｌＯ・・・燃焼炉、 １１・・・微粉炭。 １２・・・石灰石、 ２０・・・脱硫煙道
。 １２・・・石灰石、２０・・・脱硫煙道。 ２１・・・スラリ、 ３０・・・電気集し
ん機。 ４０・・・混合機、５０・・・煙突。 ６０・・・ガス／ガスヒータ。
Claims (1)
- 燃焼炉内に石灰石を投入して炉内脱硫を行ない、電気集
じん機で回収した燃焼ガス中のフライアッシュをスラリ
化して前記燃焼炉から出る燃焼ガスの煙道に噴霧して脱
硫を行なう燃焼ガスの脱硫方法において、前記煙道のフ
ライアッシュのスラリの噴霧点の上流側の前記煙道にお
いて、煙道内の燃焼ガスとフライアッシュのスラリを噴
射して脱硫が行なわれた燃焼ガスとの間に熱交換を行な
い煙道中の燃焼ガス温度を飽和温度近くまで低下させる
ことを特徴とする燃焼ガスの脱硫方法。
Priority Applications (13)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2322424A JP2796429B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼ガスの脱硫方法及び装置 |
| DE69124496T DE69124496T2 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Vorrichtung zum Entschwefeln von Abgas |
| DE69122974T DE69122974T2 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Verfahren zum Entschwefeln von Abgas |
| EP91120292A EP0492167B1 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Apparatus for desulfurizing exhaust gas |
| EP94114112A EP0628340B1 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Method for desulfurizing exhaust gas |
| AT94114112T ATE144722T1 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Verfahren zum entschwefeln von abgas |
| CN91111184A CN1039677C (zh) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | 排气脱硫方法 |
| AT91120292T ATE148367T1 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Vorrichtung zum entschwefeln von abgas |
| PL29257391A PL292573A1 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-28 | Method of desulfurizing combustion gases and apparatus therefor |
| CN96107405A CN1081940C (zh) | 1990-11-28 | 1996-05-16 | 排气脱硫方法 |
| CN96107406A CN1086596C (zh) | 1990-11-28 | 1996-05-16 | 排气脱硫方法 |
| CN96107404A CN1075744C (zh) | 1990-11-28 | 1996-05-16 | 排气脱硫装置 |
| CN96107407A CN1081941C (zh) | 1990-11-28 | 1996-05-16 | 排气脱硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2322424A JP2796429B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼ガスの脱硫方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04193325A true JPH04193325A (ja) | 1992-07-13 |
| JP2796429B2 JP2796429B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=18143510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2322424A Expired - Fee Related JP2796429B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼ガスの脱硫方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2796429B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006326575A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-12-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス処理装置および排ガス処理方法 |
| CN114887765A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-12 | 浙江安达环保设备有限公司 | 新型高温静电除尘器 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2322424A patent/JP2796429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2006326575A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-12-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排ガス処理装置および排ガス処理方法 |
| CN114887765A (zh) * | 2022-06-16 | 2022-08-12 | 浙江安达环保设备有限公司 | 新型高温静电除尘器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2796429B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |