JPH041931Y2 - - Google Patents

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JPH041931Y2
JPH041931Y2 JP11104787U JP11104787U JPH041931Y2 JP H041931 Y2 JPH041931 Y2 JP H041931Y2 JP 11104787 U JP11104787 U JP 11104787U JP 11104787 U JP11104787 U JP 11104787U JP H041931 Y2 JPH041931 Y2 JP H041931Y2
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JP
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flat part
outer edge
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JP11104787U
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、身体の排泄物を吸収し受止するため
に用いられる使い捨ておむつに関する。
[従来の技術] 従来、使い捨ておむつにおいて、その対向側の
サイドフラツプに脚囲り用の弾性部材を備えたも
のが知られている。一般に、実用に供されている
この種のおむつの弾性部材は対向側において平行
に配設されている。しかし、おむつの身体へのフ
イツト性の面から、対向する弾性部材の間隔はお
むつの前股間部が狭く、後端部に向つて広がるこ
とが望ましい。したがつて、このように形成した
おむつが知られている。また、弾性部材を取り付
けたサイドフラツプを内側に折り返し、その縦方
向中央部を吸収性コアが位置するトツプシートの
上面に接合し、着用に際して、該接合部から前後
両側へ向つて広がるようにした、いわゆるターン
アツプ型のものが実用に供されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、廉価量産すべきこの種におむつ
においては、対向する弾性部材の間隔を変化させ
ることは、その製造工程から難しい。この製造工
程においては、おむつの構成部材および弾性部材
をその製造ライン方向に連続的に供給するととも
に、前者に後者を接着剤を介して接着するように
なつているので、連続的に供給される弾性部材を
個々のおむつの単位領域ごとに弾性部材の移動を
変化させるようにすることは難しいからである。
また、あえてその困難を克服したとしても、高速
生産の面から満足すべきものではなく、トラブル
が発生することが多い。したがつて、これが、前
述したように、一般に従来のこの種のおむつの弾
性部材が平行に配設されている所以である。
また、前記ターンアツプ型のおむつは、製造は
容易であるが、いまだ前記フイツト性および排泄
物の漏れ防止が充分ではない。
(2) 考案の構成 [問題点を解決するための手段] 本考案は、透水性トツプシートと、不透水性バ
ツクシートと、前記両シート間に介在する吸収性
コアと、前記コアの横対向側に位置するサイドフ
ラツプと、該サイドフラツプの縦方向に取り付け
てあつて伸縮ギヤザーを作る弾性部材とを含む使
い捨ておむつを対象とする。そして、前記おむつ
において、前記サイドフラツプは、前記コアの外
側縁から外側へ延出する平面部と、該平面部を基
端として前記弾性部材の収縮作用により上方向へ
の起立性向を有する側壁部とを備え、前記側壁部
は、後側領域における縦方向端部の自由端を外側
へ向けた伏倒状態において、該縦方向端部を固定
し、かつ、前側領域における縦方向端部の自由端
を内側へ向けた伏倒状態において、該縦方向端部
を固定し、これによつて前側領域に内側へ向くポ
ケツトを形成してあることを特徴とする。
[実施例] 本考案を図示の実施例に基づいてさらに説明す
ると、以下のとおりである。
第1図ないし第4図において、おむつは、透水
性トツプシート1と、不透水性バツクシート2
と、吸収性コア3と、サイドフラツプ4とを有す
る。サイドフラツプ4は、コア3の外側縁から外
側に延出するトツプシート1とバツクシート2の
部分1a,2aで形成した平面部5と、比較的に
幅細いシート片6で形成しコア3の外側縁から外
側へ適宜離れた平面部5の上面に位置する通気防
水性の側壁部7とからなる。側壁部7は、シート
片6の基端部6aを平面部5の上面に接合し、そ
の内側縁で被着して弾性部材8を取り付けてあ
る。したがつて、側壁部7は、弾性部材8の収縮
作用により、平面部5を基端として常に上方向へ
起立しようとする性向を有する。
第3図において、側壁部7は、後側領域におけ
る縦方向端部6bの自由端を外側へ向けた伏倒状
態において、該縦方向端部を平面部5の上面に固
定してある。
第4図において、一方、側壁部7は、前側領域
における縦方向端部6cの自由端を内側へ向けた
伏倒状態において、該縦方向端部を基端部6aの
上面に固定し、これによつて、前側領域に内側へ
向くポケツト9を形成してある。
第5図に示すように、側壁部7を形成するシー
ト片6の基端部6aは、第3図および第4図に示
すそれとは反対面を平面部分5に接合してもよ
い。この場合には、後側領域における前記縦方向
端部6bを基端部1aの上面に、かつ、前側領域
における前記縦方向端部6cを平面部5の上面
に、それぞれ固定することになり、その他は第3
図および第4図に示す場合と同じである。
側壁部7は、バツクシート2が通気性を有して
いる場合、それよりも高い通気性を有するものが
好ましい。トツプシート1、バツクシート2、コ
ア3などのおむつの構成部材は、とくに限定され
ず、この種のおむつに一般に用いられているもの
を用いることができる。
(3) 考案の効果 本考案にかかるおむつによれば、上述のような
構成を有するから、両側における弾性部材の対向
間隔は、後側領域において広くなり、かつ、前側
領域において狭くなつている。こうした弾性部材
の配設構成は、既述した問題を有する難しい特殊
の手段・方法をあえて採る必要がない。サイドフ
ラツプの一部を形成し弾性部材を備える側壁部の
縦方向端部の自由端を、後側領域においては外側
へ、かつ、前側領域においては内側へ、それぞれ
向けた伏倒状態において固定するだけで付与する
ことができるからである。
また、こうした弾性部材の配設構成によれば、
前記側壁部が上方向への起立性向を有することと
あいまつて、おむつの着用状態における身体への
フイツト性がきわめて良好になる。しかも、前側
領域においては内側へ向くポケツトを形成してあ
るから、排泄物、とくに尿や流動性便(軟便)を
受止してそれらの漏れを有効に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案おむつの実施例を示すもので、第
1図は斜視組立図、第2図は展開斜視図、第3図
は第2図A−A線断面斜視図、第4図は第2図B
−B線断面斜視図、第5図は第3図および第4図
とは異なる側壁部の基端部の接合例を示す部分断
面斜視図である。 1……トツプシート、2……バツクシート、3
……コア、4……サイドフラツプ、5……平面
部、7……側壁部、8……弾性部材、9……ポケ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透水性トツプシートと、不透水性バツクシー
    トと、前記両シート間に介在する吸収性コア
    と、前記コアの横対向側に位置するサイドフラ
    ツプと、該サイドフラツプの縦方向に取り付け
    てあつて伸縮ギヤザーを作る弾性部材とを含む
    使い捨ておむつにおいて、 前記サイドフラツプは、前記コアの外側縁か
    ら外側へ延出する平面部と、該平面部を基端と
    して前記弾性部材の収縮作用により上方向への
    起立性向を有する側壁部とを備え、 前記側壁部は、後側領域における縦方向端部
    の自由端を外側へ向けた伏倒状態において、該
    縦方向端部を固定し、 かつ、前側領域における縦方向端部の自由端
    を内側へ向けた伏倒状態において、該縦方向端
    部を固定し、これによつて前側領域に内側へ向
    くポケツトを形成してあることを特徴とするお
    むつ。 (2) 前記側壁部は、前記平面部とは別体に形成し
    てあつて、通気防水性を有し、前者の基端部を
    後者の上面に接合してある実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のおむつ。 (3) 前記側壁部は、前記バツクシートによりも高
    い通気性を有する実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のおむつ。
JP11104787U 1987-07-20 1987-07-20 Expired JPH041931Y2 (ja)

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JPS6418105U JPS6418105U (ja) 1989-01-30
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