JPH04193048A - 整流子電動機のブラシ保持器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、整流用ブラシ、ブラシ保持器を有する整流子
電動機に関するものである。

従来の技術 従来の整流子電動機は、例えば第２図、第３図に示すよ
うにモータフレーム１に界磁２と電機子３を納め、界磁
２と電機子３を電気的に接続するブラシ４とブラシ４を
保持するブラシ保持器５を備え、電機子３に組み込まれ
た整流子６により整流され、モータ軸７が駆動する構造
になっていた。

発明が解決しようとする課題 近年では電動機の小形化、高入力化、高信頼性が強く要
望されている。

従来の構成では、高信頼性を得るためにブラシ保持器５
のモータフレーム１における取付は部分と整流子〇との
距離をできるだけ短かくする必要があった。しかし、高
入力化するには流れる電流か大きくなりブラシも電流密
度の大きい、サイズの大きいブラシが必要となる。同時
にブラシ保持器も大きくなりモータフレームに取付は時
に固定ネジと界磁との絶縁距離がなくなるため、サイズ
の大きいブラシを取付けるにはモータ全長をのばさなく
てはならず小形化てきないという問題があった。

本発明は、上記のような問題点を解決するもので小形、
高入力、高信頼性の整流子電動機を提供するものである
。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、ブラシ保持器のモ
ータフレーム取付ネジ用穴をモータ軸の長さ方向に対し
垂直方向に設けたものである。

作用 この構成により高入力化による、サイズの大きいブラシ
を、モータ全長を従来より長（せずに使用することがで
き、又、ブラシ保持器取付用ネジと界磁の距離を大きく
とることにより絶縁距離を充分にとれ小形、高入力、高
信頼性の整流子電動機とすることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について添付図を参照しなから
説明する。

第１図において２１は掃除機用整流子電動機でありモー
タフレーム２２には界磁と電機子が組み込まれており、
界磁巻線と電機子巻線を電気的に接続するブラシとこの
ブラシを保持するブラシ保持器２３がネジ２４によって
モータフレーム２２に固定されている。

次にこの一実施例の構成における作用を説明する。整流
子電動機を高入力化すると流れる電流か大きくなり、発
熱などの損失が大きくなる。この場合、巻線の線径を太
くする方法かあるが、同時にブラシの電流密度に余裕・
を持たせるため、ザ１′ズの大きいブラシにする必要か
あり、ブラシ保持器も同様に大きくしなければならない
。しかし大きくしたブラシ保持器２３をモータフレーム
２２に固定する際、固定用ネジ２４と界磁との絶縁距離
かな・くなり信頼性が保てなくなる。モータフし・−ム
２２のブラシ保持器固定部分の幅を広くずれは良いか、
電機子に組み込まれている整流子との距離が長（なり、
ブラシ保持器２３に組み込まれている異形管２５の強度
が弱くなり振動などにより信頼性が不安定となる。

上記のことから、サイズの大きいブラシを使用するには
モータフレーム２２の寸法を長くしてやる必要があり、
従来よりモータ全長か長くなり要望されている小形化に
できない。

本発明の実施例においては、ブラシ保持器２３のモータ
フレーム２２への固定用ネジ穴を、モータ軸の長さ方向
に対し垂直方向に設け、固定用ネジと界磁との絶縁距離
を確保し、従来と同じモータ全長にてサイズの大きいブ
ラシを使用することがてきる。

なお、ブラシ保持器のモータフレームへの固定は取付ネ
ジとしたが、リヘットを用いてもよい。

発明の効果 本発明は、ブラシ保持器のモータフレーム取付穴をモー
タ軸の長さ方向に対し垂直方向に設けたことにより、モ
ータ全長は従来と同一でサイズの大きいブラシを使用す
ることができ、高入力化におけるブラシの信頼性を向上
させることができ、又界磁と取付ネジとの絶縁距離を充
分に確保することがてきたもので、その実用効果は大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す整流子電動機の側面図
、第２図は従来の整流子電動機の半断面図、第３図はそ
の側面図である。 ２２・・・・・・モータフレーム、２３・・・・・・ブ
ラシ保持器、２４・・・・・・取付ネジ、２５・・・・
・・異形管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 整流子電動機のブラシ保持器において、モータフレーム
   への取付位置をブラシ保持器の中心を通り出力軸と垂直
   になる線上又はその近傍に設けた整流子電動機のブラシ
   保持器。