JPH0419299A - 凝縮器 - Google Patents

凝縮器

Info

Publication number
JPH0419299A
JPH0419299A JP12137090A JP12137090A JPH0419299A JP H0419299 A JPH0419299 A JP H0419299A JP 12137090 A JP12137090 A JP 12137090A JP 12137090 A JP12137090 A JP 12137090A JP H0419299 A JPH0419299 A JP H0419299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porous metal
metal body
thermal bridge
metallic substance
porous metallic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12137090A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Akiyoshi
亮 秋吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP12137090A priority Critical patent/JPH0419299A/ja
Publication of JPH0419299A publication Critical patent/JPH0419299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発熱体から液体がその熱を奪って他の個所で
その液体を蒸発させて蒸気にし、そして、その蒸気を凝
縮して再び液体にする宇宙用熱制御装置などに用いられ
る凝縮器に関するものである。
〔従来の技術〕
地上用凝縮器では、凝縮液は下方に流出するが、宇宙用
凝縮器では、凝縮液を凝縮面から排除するのに、表面張
力を利用する必要がある。
第4図および第5図は、従来の宇宙用凝縮器の一例を示
している。すなわち、蒸気流路11に流入した蒸気は、
放熱板12の蒸気流路側の凝縮面13で凝縮し、その凝
縮面13に設けられた多数の溝14に集まり、表面張力
によって多孔質金属板15を経てライラグ材16に吸い
込まれ、液流路17から流出する。凝縮面13で発生す
る凝縮熱は放熱面18から放熱される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した従来の技術においては、凝縮面
13に付着した凝縮液の表面張力を小さくしてその流出
を促進させるために、溝14が狭くなっており、また蒸
気の流入スペースを確保するために、放熱板12と容器
19の間の多孔質金属板15の長さが長くなっていて、
多孔質金属板15に沿って凝縮液の流れる距離が長くな
っており、しかも、ライラグ材16が厚くなっているこ
とからして、凝縮液がそれらを通過する際の圧力損失が
大きい。これにより、凝縮速度が低下するという問題点
がある。
本発明は、上記の問題点を解決しようとするものである
。すなわち、本発明は、凝縮液の流動抵抗を小さくして
凝縮速度の大きい凝縮器を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の凝縮器は、薄い多
孔質金属体と、該多孔質金属体で凝縮が起こることによ
って発生する熱を放熱面に伝えるサーマルブリッジと、
前記多孔質金属体と該サーマルブリッジで囲まれた蒸気
流路と、前記多孔質金属体の該蒸気流路と反対側に設け
られた液流出部とを備えているものとした。
〔作用〕
本発明によれば、凝縮器に流入した蒸気は、蒸気流路を
経て多孔質金属体の所で凝縮する。
その凝縮の際に発生した熱は、サーマルブリッジを経て
放熱面から放熱される。凝縮液は、前記蒸気流路の反対
側に設けられた液流出部から流出する。
すなわち、凝縮液が流れる際の流動抵抗の原因となるも
のが、薄い多孔質金属体のみであるため、凝縮液の流動
抵抗が著しく小さく、したがって、凝縮速度が大きいも
のとなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1実施例を示している。
第1図において、1は凝縮器容器、2は蒸気入口、3は
蒸気流路、4は薄い平板状の多孔質金属体、5はサーマ
ルブリッジ、6は放熱面、7は液溜めを形成している液
流出部、8は液出口である。
すなわち、サーマルブリッジ5は、多孔質金属体4と接
していて、多孔質金属体4で凝縮が起こることによって
発生する熱を放熱面6へ放熱させるために設けられてお
り、また蒸気流路3は多孔質金属体4とサーマルブリッ
ジ5で囲まれており、液流出部7は多孔質金属体4に対
しては蒸気流路3の反対側に位置している。
第1図に示すように構成された凝縮器においては、蒸気
人口2から凝縮器容器1に入った蒸気流路3を経て多孔
質金属体4内で凝縮する。
この凝縮の際に発生した熱はサーマルブリッジ5を経て
放熱面6から放熱(Q)される。そして凝縮液は液溜め
を形成している液流出部7に一時的に溜められて、降温
してから、液出口8から流出する。
すなわち、凝縮液が流れる際の流動抵抗の原因となるも
のが、薄い平板状の多孔質金属体4のみであり、かつ、
凝縮液がその多孔質金属体4の中を通過する距離はその
多孔質金属体4の板厚分だけであるため、凝縮液の流動
抵抗が著しく小さいものとなり、したがって、凝縮速度
の大きいものとなる。
第2図は本発明の第2実施例を示している。
この第2実施例では、凝縮器容器1が円筒状のものから
なり、かつ、多孔質金属体4が肉厚の薄いパイプ状のも
のからなり、その内部に液流路9が形成されている。
第2図に示すように構成された凝縮器においては、凝縮
器容器1に入った蒸気は、蒸気流路3を経て多孔質金属
体4の外表面で凝縮し、この凝縮の際に発生した熱はサ
ーマルブリッジSを経て放熱面6から放熱(Q)される
。そして、凝縮液は液流路9を経て外部に流出する。
この第2実施例においても、凝縮液の流動抵抗が著しく
小さく、したがって、凝縮速度の大きなものとなる。
第3図は本発明の第3実施例を示している。
この第3実施例は、ちょうど、前述の第1実施例を多層
にしたもので、各層の間に冷却液管10が設けられてい
る。
すなわち、平板状の薄い多孔質金属体4の内部で蒸気が
凝縮する際に発生した熱は、サーマルブリッジ5を経て
放熱面6から放熱されることと、冷却液管10の内部の
冷却液によって除去されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、凝縮液が流れる
際の流動抵抗の原因となるものが、薄い多孔質金属体の
みであり、凝縮液がその多孔質金属体の中を通過する距
離はその多孔質金属体の厚み分だけであるため、従来の
凝縮器と比較して、凝縮液の流動抵抗が著しく小さいも
のとなり、したがって、凝縮速度の大きいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示した断面図、第2図は
同じく第2実施例を示した断面図、第3図は同じく第3
実施例を示した断面図、第4図は従来の技術の一例を示
した正面断面図、第5図は第4図の側面断面図である。 1・・・凝縮器容器、2・・・蒸気入口、3・蒸気流路
、4・・・多孔質金属体、5・・・サーマルブリッジ、
6・・・放熱面、7・・・液流出部、8・・・液出口、
9・・・液流路、10・・・冷却液管。 特 許 出 願 人 石川島播磨重工業株式会社 :目量二1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄い多孔質金属体と、該多孔質金属体で凝縮が起こ
    ることによって発生する熱を放熱面に伝えるサーマルブ
    リッジと、前記多孔質金属体と該サーマルブリッジで囲
    まれた蒸気流路と、前記多孔質金属体の該蒸気流路と反
    対側に設けられた液流出部とを備えていることを特徴と
    する、凝縮器。 2、液流出部に液溜めを有する請求項1記載の凝縮器。 3、多孔質金属体が平板形になっている請求項1記載の
    凝縮器。 4、多孔質金属体がパイプ形になっている請求項1記載
    の凝縮器。
JP12137090A 1990-05-14 1990-05-14 凝縮器 Pending JPH0419299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12137090A JPH0419299A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 凝縮器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12137090A JPH0419299A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 凝縮器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0419299A true JPH0419299A (ja) 1992-01-23

Family

ID=14809558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12137090A Pending JPH0419299A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 凝縮器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6270842B1 (en) 1998-08-20 2001-08-07 Azuma Kogyo Co., Ltd. Method of galvanizing with molten zinc-aluminum alloy

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6270842B1 (en) 1998-08-20 2001-08-07 Azuma Kogyo Co., Ltd. Method of galvanizing with molten zinc-aluminum alloy

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6901994B1 (en) Flat heat pipe provided with means to enhance heat transfer thereof
JP4195392B2 (ja) 毛管蒸発器
KR100238769B1 (ko) 히트 파이프
US7866373B2 (en) Heat pipe with multiple wicks
US5894887A (en) Ceramic dome temperature control using heat pipe structure and method
US6241008B1 (en) Capillary evaporator
US20070107878A1 (en) Heat pipe with a tube therein
KR100671041B1 (ko) 루프 히트파이프
JPH0419299A (ja) 凝縮器
JP3900702B2 (ja) 沸騰冷却装置
JP2004218887A (ja) 電子素子の冷却装置
KR102381018B1 (ko) 베이퍼 체임버
JP4648106B2 (ja) 冷却装置
US6437983B1 (en) Vapor chamber system for cooling mobile computing systems
JPH09303979A (ja) ヒートパイプ
US20030000682A1 (en) Using micro heat pipes as heat exchanger unit for notebook applications
JPH10238973A (ja) 薄形複合プレートヒートパイプ
JP4030861B2 (ja) 均熱装置
JPH08210790A (ja) ヒートパイプおよびその製造方法
JPH0942870A (ja) ヒートパイプ式ヒートシンク
JP2010078259A (ja) マイクロループヒートパイプ用蒸発器
JP4553777B2 (ja) 均熱装置
JP7476913B2 (ja) ポンプ、ヒートパイプ
TW519865B (en) High efficiency heat sink
JPH07332883A (ja) 平型ヒートパイプ及び前記平型ヒートパイプを用いたヒートシンク