JPH10238973A - 薄形複合プレートヒートパイプ - Google Patents
薄形複合プレートヒートパイプInfo
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Abstract
ートヒートパイプの受熱面で受熱し、このプレートヒー
トパイプの大面積の放熱面に面拡散して、放熱面に接着
されてある放熱手段の大受熱面積に全面均一に且つ効率
よく熱伝導して放熱し、且つ放熱性能がプレートヒート
パイプの適用姿勢に依存することの少ない極薄形のプレ
ートヒートパイプを提供する。 【構成】 極薄形の中空プレートの中空空間をコンテナ
とし、その中に多数回蛇行した極細管からなる蛇行細管
ヒートパイプを充填してプレートヒートパイプのウイッ
クを兼ねた構成とした。 [効果] 通常プレートヒートパイプの熱拡散性及び温
度均一性と蛇行細管ヒートパイプの適用姿勢無依存性と
が相互に補完し合って、目的とする性能の複合型プレー
トヒートパイプが得られた。更に厚さ2mmの如き従来
に例の無い極薄形複合プレートヒートパイプが得られ
た。
Description
構造に関するもので、特に小型で接着面積の小さな発熱
体の熱量を大型放熱器の大きな接着面積に高感度で且つ
効率的に拡散輸送する従来のプレートヒートパイプの機
能を全く損なわず且つ如何なる適用姿勢でも熱量輸送性
能を保持することを可能ならしめる薄形複合プレートヒ
ートパイプの構造に関する。
プでは図6に例示の如くプレートヒートパイプ11には
プレート状密閉コンテナ11−1が内蔵せしめられて構
成され、密閉コンテナの両内壁面間はピン群13により
相互に連結結合せしめられることにより密閉コンテナ内
の作動液の飽和蒸気圧の変化による正負の内圧に耐え得
るよう補強されてあり、更に密閉コンテナの両内壁面の
夫々にはピン間隙にウイック14が形成されてあり、密
閉コンテナ内には高真空に脱気の後に所定の二相凝縮性
作動液5の所定の量が封入封止されて構成されてあるこ
とが一般的であった。この様なプレートヒートパイプ1
1は高感度で熱拡散機能を発揮し、その受熱面11−2
に装着された小型発熱体6の小面積の接着面からも良好
に熱量を吸収し、放熱面11−3に装着された大型ヒー
トシンク7の広い接着面にも効率よく且つ全面均一に熱
量を輸送することを可能ならしめ、ヒートシンク7のフ
ィン群7−1から冷却対流8に良好に熱量を伝達するも
のであった。プレートヒートパイプが小型の場合は図5
に例示のウイック14は省略されることがある。この場
合にも機能的な特徴には大差がない。
イプは図6の如く受熱面を底面として水平に保持した場
合は以下の如く作動する。密閉コンテナ11−1の底面
のウイック14に充満した二相凝縮性作動液15は小型
発熱体6からの熱入力により小型発熱体6の接着面に対
応した密閉コンテナ1−1の底面における、小型発熱体
6の接着面よりやや広い部分を蒸発部として蒸発する。
この際の蒸発の潜熱を吸収した作動液蒸気は作動液蒸気
流15−2の矢印の如く蒸発部(高温高蒸気圧部)から
総ての低温部(低蒸気圧部)に向かって高速度で移動
し、低温部で凝縮の潜熱を放出しながら凝縮して低温部
に熱量を供給する。低温部で凝縮液化された凝縮作動液
は15−2はピン群を介して密閉コンテナ11−1の底
面に移動し、更にウイック14の作用により蒸発部に還
流する。この様な作動液の相変化を伴う循環により小型
発熱体6による供給熱量は密閉コンテナ11−1内の、
受熱部より温度の低い総ての部分に熱量を供給する。こ
の場合受熱部との温度差の大きい部分に向かう作動液蒸
気流15−2程流速が早く、即ち温度差の大きい部分程
多くの熱量が供給されることになる。従ってこの様なプ
レートヒートパイプはその総ての部分に熱量を高感度効
率的に拡散せしめるとともに表面温度を均一化せしめる
特長を備えている。
イプは上述の如く作動するから受熱面を底面として水平
に保持した場合に最も良好な性能を示し、傾斜角度が大
きくなるほど性能が低下する。密閉コンテナ11−1の
厚さが4mm前後の如く薄い場合は受熱面を頂面に放熱
面を底面とした場合でも比較的良好に作動する。この保
持姿勢の場合は放熱面に凝縮作動液15−1が停滞し、
受熱面に作動液が不足となり、作動困難になる筈である
が、実際にはピン群13の伝熱により放熱面側に停滞し
た作動液が沸騰しこれにより、受熱面に作動液が供給さ
れてヒートパイプとしての作動が可能になる。
のプレートヒートパイプは熱量を高感度効率的に拡散せ
しめるとともに表面温度を均一化せしめる優れた特長を
有するが、従来技術の円筒ヒートパイプと同様な各種の
問題点を有しており、産業界ではその優れた機能を損な
うことなくその問題点を解決することが要望されてい
る。即ち本願発明のプレートヒートパイプは従来技術の
プレートヒートパイプの優れた特長を維持しつつその大
きな問題点である熱輸送性能及び熱拡散性能の保持姿勢
依存性を改善することを目的としている。
姿勢またはそれに準ずるような小傾斜角度姿勢のみで使
用されるとは限らない。傾斜角度が大きくしかも小型発
熱体6の接着位置が放熱部に対し相対的に水位が高い姿
勢の場合即ちトップヒートモードでは性能が大幅に低下
する。その極端な場合として図7に示してある例ではプ
レートヒートパイプが垂直に保持され小型発熱体6は最
も水位の高い位置に接着されてある。このような保持姿
勢の場合には凝縮作動液15−1は密閉コンテナ11−
1の低位置に図の如く停滞する。凝縮作動液15−1は
ウイック14の作用により密閉コンテナ11−1の内壁
に沿って上昇するが重力に妨げられて極めて少量のみが
小型発熱体6が接着されている位置まで到着するに過ぎ
ない。従って作動液蒸気の発生量も極めて少ないので作
動液蒸気流15−2は図示されていない。これは放熱面
側のウイック14を通じて行われるべき作動液の還流も
極めて少なく、停滞凝縮作動液15−1は殆ど増減が無
いことになる。結局作動液の循環量は極めて少ないもの
となり、図7に例示の如き保持姿勢におけるこのプレー
トヒートパイプ放熱性能はピン群13の金属間熱伝導に
よる放熱性能より若干良好な程度となり大幅に低下する
ことになる。
プレートヒートパイプの場合は停滞凝縮作動液15−1
からの蒸発部に対する作動液還流は更に困難になりプレ
ートヒートパイプの作動は全く停止する。同様の理由か
らこのプレートヒートパイプは傾斜角度が少なくても放
熱性能は極めて悪化する。このようなプレートヒートパ
イプの放熱はピン群13による金属間熱伝導による放熱
のみとなりヒートパイプとは云い難いような低性能のも
のとなる。
イプにおいて内蔵する密閉コンテナ11−1の厚さが3
mm以下の如く極めて薄い場合は上記の如き熱性能の保
持姿勢依存性は更に大きくなる。即ち傾斜により偏在し
た凝縮作動液15−1はコンテナ内の処々においてコン
テナを充填する状態になり、作動液蒸気流の流れが妨害
され、作動液蒸気の分布が不均一になりプレートヒート
パイプの最大の特長の温度均一化性が失われるに至る。
プの熱輸送及び熱拡散性能の保持姿勢依存性の改善手段
としては保持姿勢依存性の極めて少ない蛇行細管ヒート
パイプとの複合化型とすることによりこの二種類のヒー
トパイプの機能を相互補完せしめ、保持姿勢依存性を解
消せしめる。
発明者は先に特願平8−182588号及び特願平8−
224298号を提案し現在実用化に努めつつある。然
しこの先特願の複合型プレートヒートパイプは構成も複
合化により得られる機能も本願発明とは全く異なるもの
である。先特願の複合型プレートヒートパイプにおいて
は薄形プレートの片面に突起成形された蛇行細管ヒート
パイプを主体として、その特性を、その突起間隙を従来
型の作動液の相変化の潜熱により熱量を輸送する方式の
ヒートパイプとして構成し、このヒートパイプの機能と
突起形成された従来型細管ヒートパイプのプレートヒー
トパイプの機能とが相互に補完し合って高性能化される
ものであった。それに対して本願発明の薄形複合プレー
トヒートパイプは後述する通り従来型プレートヒートパ
イプのウイックとして蛇行細管ヒートパイプを適用して
複合化せしめて従来型プレートヒートパイプの熱輸送性
能を改善するものである。
パイプの基本構造を示す説明図の断面図である。その片
側の面はその面積に対して比較的大きな接触面を有する
ヒートシンク7が装着されて面放熱せしめられるコンテ
ナ放熱面であり、他の片側の面は放熱面より大幅に小さ
な接触面を有する小型放熱体が装着されて面加熱せしめ
られるコンテナ受熱面であり、この様な両面を有する中
空金属プレートの中空空間がプレート形状の密閉ヒート
パイプコンテナ1−1として形成されてある面間熱輸送
用の複合プレートヒートパイプ1であって、コンテナ内
には外径1.4mm以下の極細金属管で形成された多数
ターンの蛇行細管ヒートパイプ2が充填配設されてあ
り、その蛇行細管ヒートパイプ2はその直管部が相互に
平行並列に相互に近接配置せしめられ、且つコンテナ内
壁面1−2、1−3に直接または補助ウイック4を介し
て、接触展開して配設され、コンテナ内壁面1−2、1
−3と蛇行細管ヒートパイプ2の表面、蛇行細管の相互
近接面等に形成される微小間隙の毛細管作用を有効利用
するヒートパイプウイックとして適用されてあり、コン
テナ内における蛇行細管ヒートパイプ2の配設の余剰空
間の所定の部分には必須構成要素とはしない補助ウイッ
ク4が配設され更に高真空度に脱気の後に所定の二相凝
縮性作動液5が封入封止されてヒートパイプ化されてあ
ることを特徴としている。この場合補助ウイック4は製
作工程上蛇行細管ヒートパイプ2とコンテナ内壁面との
間隙、蛇行細管ヒートパイプ2の細管相互間の間隙、等
が大きくなり、ウイックとしての機能が低下する恐れあ
る場合にその間隙に充填してウイック機能を補助する為
に使用する。従って必須構成要素とはならない。
おいて蛇行細管ヒートパイプ2は小型発熱体6から受熱
した熱量によりその全表面がほぼ受熱部の温度と同一温
度に上昇し、これと接触する作動液5はその全表面から
活発に蒸発する。この蒸気は最短の距離を流路としてコ
ンテナ放熱側内壁面1−3に到達して冷却凝縮せしめら
れる。この場合作動液の蒸発による大量の潜熱がコンテ
ナ受熱側内壁面1−2を介して小型発熱体6から熱量を
奪いこれを冷却する。また作動液蒸気の凝縮による大量
の潜熱が放出されこの潜熱はコンテナ放熱側内壁面1−
3を介してヒートシンク7及びそのフィン群7−1に熱
量を伝導し冷却対流8の中に熱量を捨て去る。この様な
構成の薄形複合プレートヒートパイプ1はは従来型のプ
レートヒートパイプに比較して次の如き優れた作用を発
揮する。
が増加し放熱性能が大幅に向上する。図6に例示の従来
型のプレートヒートパイプ11の作動液蒸発面積は受熱
面11−2における小型放熱器6の接着面積にほぼ等し
いコンテナ内壁面積であり、極めて小さな蒸発面であ
る。これに対して本発明の薄形複合プレートヒートパイ
プ1の蒸発面積はコンテナ内部に接触充填された蛇行細
管ヒートパイプ2の全表面積から接触面積を除いた面積
であり、従来型のプレートヒートパイプ11に比較して
桁違いに広い蒸発面積となる。これは低入力でも多量の
蒸気が容易に発生することを意味する。視点を変えれば
本発明の薄形複合プレートヒートパイプ1の作動感度が
極めて敏感になることを意味する。
蒸気移動による熱量損失が極めて少ない。従来型のプレ
ートヒートパイプ11においては図6に例示の如く小型
発熱体6に近い蒸発部で発生する蒸気は作動液蒸気流1
5−2として遠距離を移動して放熱面11−3の低温部
のすべての部分に到達して凝縮して液化される。この間
の圧力損失を避けるため密閉コンテナ11−1は受熱側
と放熱側の両内壁面は図の如く相互間に十分な間隔を必
要とし、それでも内壁面のウイック、両内壁面の耐圧補
強の為に設けられてあるピン群等の圧力損失による熱損
失は避けられない。これに対して図1に例示の本発明の
薄形複合プレートヒートパイプ1における作動液蒸気の
移動距離は蛇行細管ヒートパイプ2の表面からコンテナ
放熱側内壁面1−3に至る距離であり、図示不可能な程
の微小距離である従って蒸気の移動に依る熱損失は無視
しても良い程度に少ないものとなる。
薄形に構成することを可能にする。上述の如く蒸気の移
動距離が微小距離であるから、従来型のプレートヒート
パイプ11の如ごとく蒸気移動の圧力損失増加を防ぐた
めコンテナ受熱側内壁面1−2とコンテナ放熱側内壁面
1−3の間隔を拡大せしめる必要がなく、蛇行細管ヒー
トパイプ2を挿入して接触充填出来る程度の間隔まで小
間隔化出来る。これは本発明の薄形複合プレートヒート
パイプ1を飛躍的に薄形化するための必須条件であり、
極めて重要な効果である。
レートヒートパイプの熱輸送及び熱拡散性能の保持姿勢
に対する無依存性を保証する。通常型プレートヒートパ
イプは保持姿勢に因って大幅に熱輸送性能及び表面温度
均一性が変化する。これはその作動液の相変化サイクル
における受熱部(蒸発部)に対する作動液の還流(補
充)能力が保持姿勢の変化に依存して変化することに因
る。これは作動液の還流が重力の補助に依ってなされる
その作動原理に起因している。性能の姿勢依存性のもっ
とも厳しい条件としては蒸発部を上部に保持した垂直姿
勢即ちトップヒートモードの場合であり、図7はその状
態を示している。図7においては凝縮作動液15−1は
還流が極めて困難なことに依り、底部に滞留している。
此の場合はウイック14は重力の妨害に依り毛細管とし
ての機能が殆ど失なわれるに至る。即ちヒートパイプと
しての作動は殆ど不可能になり、熱量の輸送能力も、温
度均一化機能も共に殆ど 失われる。
薄形複合プレートヒートパイプ1においては蛇行細管ヒ
ートパイプ2がコンテナ内壁面の全面にわたり展開され
て接触配設されてあり、蛇行細管ヒートパイプ2はその
基本的特性として保持姿勢無依存性であり如何なる姿勢
でも良好に作動し、その全表面が蒸発部とほぼ等しい温
度になるから、凝縮作動液5を如何なる部分にも滞留せ
しめること無く、それを完全に蒸発せしめ、その蒸気は
コンテナの全内壁面に供給されて凝縮しその潜熱により
熱量を放熱側内壁面1−3に伝達せしめる。即ち相変化
により熱輸送が行われるプレートヒートパイプと作動液
の振動を熱輸送原理とする蛇行細管ヒートパイプ2とが
相互に補完しあって、保持姿勢依存性の全く無い優れた
機能を薄形複合プレートヒートパイプ1に与える。
ナ1−1内の蛇行細管ヒートパイプ2を配設した余剰空
間に作動液を封入したプレートヒートパイプの夫々の作
動液の組み合わせにより多様の作動領域の薄形複合プレ
ートヒートパイプ1を構成することが出来る。純水、純
水の組み合わせでは300℃でも適用可能な高温高性能
複合プレートヒートパイプを構成することが出来るが5
0℃では性能が低下し10℃以下では作動困難になる。
HCFC−142b、純水の組み合わせは適用温度範囲
5℃〜180℃の高感度複合プレートヒートパイプとな
り、HFC−134a、HCFC−142bの組み合わ
せは適用温度範囲−20℃〜100℃の極めて高感度で
かつ低温度での適用が可能な複合プレートヒートパイプ
を提供する。
プレートヒートパイプ1の第一実施例の説明図であって
側面の断面図として示してある。薄形複合プレートヒー
トパイプ1は幅200mm以下、長さ200mm以下、
厚さ3mm以下、コンテナ壁の厚さ0.5mm以下の薄
肉薄型の中空金属プレートで構成されてあり、コンテナ
内に充填配設される蛇行細管ヒートパイプ2は外形1.
4mm以下、内径1.1mm以下、蛇行ターン数40タ
ーン以上に構成され、封入封止される二相凝縮性作動液
としては沸点20℃以下、凝固点−60℃以下、臨界温
度100℃以上の作動液が適用されてあることを特徴と
し、コンテナ内における余剰空間に封入封止される二相
凝縮性作動液としては純水作動液が使用されてあり、プ
レートヒートパイプとしての適用温度はプレート全体の
平均温度として100℃以下、5℃以上であることを特
徴としている。
勢でも良好に作動する必要条件としてはそのターン数が
40ターン以上が必要なことは実用化に際しての多数の
実験結果で確認されている。実験の結果はでは40ター
ンではトップヒートモードでも、作動するが僅かな性能
低下が認められ、60ターン以上ではトップヒートモー
ドでの性能低下は極めて少なく、80ターン以上ではト
ップヒートモードにおける性能は極めて良好で完全な保
持姿勢無依存性となった。第一実施例の条件である薄形
複合プレートヒートパイプ1の外形構造200mm×2
00mm×3mmでは外形1.4mm、内径1.1mm
の細管で125ターンの蛇行細管ヒートパイプ2を形成
してこれを内蔵させることが可能である。120mm×
120mm×2mmの外形では外径0.8mm、内径
0.6mmの細管で120ターンの蛇行細管ヒートパイ
プ2を形成してこれを内蔵させることが可能である。実
験の結果ではこれらは何れも如何なる保持姿勢でも全く
性能が悪化しない優れた機能を薄形複合プレートヒート
パイプ1に付与することが出来た。またこれらは第一実
施例の条件を満足せしめる作動液として蛇行細管ヒート
パイプ内にHFC−134aを封入した場合、熱輸送熱
量及び熱拡散熱量としてプレート厚さ3mmの前者は5
00W、プレート厚さ2mmの後者は120Wの熱入力
でトップヒートモードでも良好に作動させることが可能
であった。
水が使用され、蛇行細管ヒートパイプ内には例えばHC
FC−134の如き低温用作動液が適用されてある場合
は、純水作動液の作動が困難な10℃以下の低温であっ
ても蛇行細管ヒートパイプの補完によって本発明の薄形
複合プレートヒートパイプ1は活発に作動する。このよ
うな作動温度の相互補完作用も本実施例の有効な作用で
ある。
成できることから、薄形複合プレートヒートパイプの厚
さを夫々それぞれ3mm以下、2mm以下の如く薄形に
構成することを容易ならしめた。またコンテナ内におけ
る余剰空間に封入封止される二相凝縮性作動液として純
水作動液をが使用することにより、コンテナ内に発生す
る作動液の飽和蒸気圧は、本実施例における薄形複合プ
レートヒートパイプ1の適用温度範囲100℃以下にお
いては一気圧を越えることなく、即ち内圧が常に負圧で
ある為コンテナ壁には何等の補強手段を施すことなく、
その厚さを0.2mmと薄肉にすることが可能であっ
た。この点も薄形複合プレートヒートパイプの薄形化、
及び高感度化に大きく貢献している。また純水作動液は
0℃で凍結し、5℃以下では実用上の2相凝縮性作動液
としての機能を失うに至る。従って本実施例の薄形複合
プレートヒートパイプの適用温度の下限は5℃になり、
この状態におけるコンテナ内圧はほぼ−1気圧となる。
この負圧に対するコンテナ壁の圧潰の危険は蛇行細管ヒ
ートパイプ2及び補助ウイック4が支柱としての機能を
発揮することにより容易に防止することが出来た。この
点も薄形複合プレートヒートパイプの薄形化に貢献す
る。
成用金属材料として純銅を適用して極めて良好な結果が
得られた。作動液を純水にすることに因りアルミ、ステ
ンレス、鉄等の使用が不可能となるが、純水作動液との
適合性の良好な純銅、ニッケル等のメッキまたは薄膜ク
ラッドを施すことに因りこれらの金属材料を適用するこ
とが可能になる。
トヒートパイプの構成金属材料がアルミニゥムの如き純
水作動液と適合性の悪い金属で構成され純水以外の作動
液を適用する必要ある場合、または適用温度範囲が10
0℃を越える薄形複合プレートヒートパイプを構成する
場合は第一実施例とは大幅に異なる構成にする必要があ
る。即ち密閉コンテナ1−1内における余剰空間に封入
封止される二相凝縮性作動液として純水以外の実用的作
動液を使用する殆ど全ての場合、及び作動液として純水
が用されてあっても適用温度が100℃を越える場合
は、コンテナ内の飽和蒸気圧は1気圧を越えることにな
る。第一実施例の構造はコンテナ内の飽和蒸気圧が負圧
であることを前提とする構造であるからその構造は大幅
に変更する必要がある。
前提とした本発明の薄形複合プレートヒートパイプの第
二実施例を示す説明図であって側面の断面図として示し
てある。図5において薄形複合プレートヒートパイプ1
は幅200mm以下、長さ200mm以下、厚さ5mm
以下、コンテナ壁の厚さ1.0mm以下の薄肉薄形の中
空金属プレートで構成されてあり、コンテナ内における
受熱側内壁面1−2と放熱側内壁面1−3とは多数のピ
ン群3により連結接続されて、コンテナ内における作動
液の飽和蒸気圧の変化による正負の内圧に耐えるよう補
強されてあり、コンテナ内に充填配設される蛇行細管ヒ
ートパイプ2はピン群3の間隙に圧入されて充填配設さ
れてあり、蛇行細管ヒートパイプ2は外形1.4mm以
下、内径1.1mm以下、蛇行ターン数40ターン以上
に構成され、封入封止される二相凝縮性作動液としては
沸点−20℃以下、凝固点−60℃以下、臨界温度10
0℃以上、200℃以下の作動液が適用されてあること
を特徴とし、コンテナ内における余剰空間に封入封止さ
れる二相凝縮性作動液5としては沸点−20℃以下、凝
固点−60℃以下、臨界温度100℃以上200℃以下
の作動液が使用されてあり、プレートヒートパイプとし
ての適用温度はプレート全体の平均温度として200℃
以下、−10℃以上であることを特徴としている。
気圧を越える場合、即ち複合プレートヒートパイプ1の
適用温度領域の上限が100℃を越える場合の構成であ
り、適用温度領域の下限が純水の氷点以下である場合の
構成である。これは換言すれば密閉コンテナ1−1内に
おける余剰空間に封入封止される二相凝縮性作動液5と
して純水以外の作動液が適用される場合の構成である。
ピン群3により補強された密閉コンテナ1−1はピンの
断面積、及び単位面積あたり本数の選択によっては50
Kgの内圧にも耐えるよう構成することが出来る。また
上述の作動液の必要条件を満足せしめる作動液の例とし
て、密閉コンテナ1−1内における余剰空間に封入封止
される二相凝縮性作動液としてHCFC−123、蛇行
細管ヒートパイプに封入される二相凝縮性作動液として
HCFC−142bを適用することにより適用温度領域
の上限を180℃、下限を−10℃とすることが可能に
なった。
トパイプの耐内圧強度が強化された構造は構成素材を純
銅とする場合は純水作動液との適合性が極めて良好であ
るから、蛇行細管ヒートパイプに封入される二相凝縮性
作動液としても、密閉コンテナ1−1内における余剰空
間に封入封止される二相凝縮性作動液としても、何れに
も純水作動液を適用することが出来る。純水作動液は他
の作動液に比較して飽和蒸気圧が低く且つ臨界温度が極
めて高いので適用温度領域の上限を充分に高くすること
が出来る。しかし低温度における補完作用が少なくなる
から下限は若干上昇する。従って適用温度領域の上限を
250℃、下限を10℃とする薄形複合プレートヒート
パイプを提供することが出来る。
ルプレートヒートパイプとの複合化により熱拡散性能が
良好で且つ姿勢依存性の極めて少ない薄形複合プレート
ヒートパイプを提供することが出来るようになった。近
来の半導体発熱素子の進歩は極めて大きな熱量を発生す
る極めて小型な半導体素子が出現しつつある。そのヒー
トシンクとの接触面は極めて小面積であり、放熱にはプ
レートヒートパイプを熱拡散手段として適用する以外に
適切な手段がなかった。然しこのような小型発熱素子は
適用姿勢が各種各様であり従来のプレートヒートパイプ
では姿勢依存性が大きく適用出来なかった。本願発明の
薄形複合プレートヒートパイプはこのような半導体素子
の冷却を如何なる保持姿勢でも可能ならしめて業界の強
い要望に応える事が出来るようになった。
出現により業界ではプレートヒートパイプに対し更なる
小形化と薄形化を要望するようになっている。本発明の
適用によって、15mm×15mmの如き小面積で12
0Wの如き大きな発熱量の小型強力な発熱素子を冷却す
る場合、本願発明を適用することにより僅かに放熱面積
100mm×100mm厚さ2mmの如き小形極薄形の
薄形複合プレートヒートパイプを構成して冷却すること
が出来るようになった。
の基本構造及び第一実施例の断面説明図である。
断面の一部拡大図である。
直交断面の一部拡大図である。
略図である。
の第二実施例、及び第三実施例の断面説明図である。
し、且つ水平姿勢に保持されてある場合の作動状態を示
す断面説明図である。
し、且つ垂直姿勢に保持されてある場合の作動状態を示
す断面説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 片側の面は受熱面積に比較して比較的大
きな放熱面を有する放熱面であり、他の片側の面は上記
放熱面より大幅に小さな接触面を有する小型発熱体が接
着配置されて面受熱せしめられる受熱部と残余の部分が
放熱面として適用されることもある部分とからなる受熱
面であり、この様な両面を有する中空金属プレートの中
空空間がプレート形状の密閉ヒートパイプコンテナとし
て形成されてある面間熱輸送用のプレートヒートパイプ
であって、コンテナ内には外径1.4mm以下の極細金
属管で形成された多数ターンの蛇行細管ヒートパイプが
充填配設されてあり、その蛇行細管ヒートパイプはその
直管部が相互に平行並列に相互に近接して配置せしめら
れ、且つコンテナ内壁面に直接または補助ウイックを介
して接触展開して配設され、コンテナ内壁面と蛇行細管
表面の近接部、蛇行細管の相互近接面等に形成される微
小間隙の毛細管作用を有効利用するヒートパイプウイッ
クとして適用されてあり、コンテナ内における蛇行細管
ヒートパイプ配設の余剰空間には、所定の部分に必須構
成要素とはしない補助ウイックが配設され更に高真空度
に脱気の後に所定の二相凝縮性作動液が封入封止されて
ヒートパイプ化されてあることを特徴とする薄形複合プ
レートヒートパイプ。 - 【請求項2】 薄形複合プレートヒートパイプは幅20
0mm以下、長さ200mm以下、厚さ3mm以下、コ
ンテナ壁の厚さ0.5mm以下の薄肉薄型の中空金属プ
レートで構成されてあり、コンテナ内に充填配設される
蛇行細管ヒートパイプは外形1.4mm以下、内径1.
1mm以下、蛇行ターン数40ターン以上に構成され、
封入封止される二相凝縮性作動液としては沸点20℃以
下、凝固点−60℃以下、臨界温度100℃以上の作動
液が適用されてあることを特徴とし、コンテナ内におけ
る余剰空間に封入封止される二相凝縮性作動液としては
純水作動液が使用されてあり、プレートヒートパイプと
しての適用温度はプレート全体の平均温度として100
℃以下、5℃以上であることを特徴とする請求項1に記
載の薄形複合プレートヒートパイプ。 - 【請求項3】 薄形複合プレートヒートパイプは幅20
0mm以下、長さ200mm以下、厚さ5mm以下、コ
ンテナ壁の厚さ1.0mm以下の薄肉薄型の中空金属プ
レートで構成されてあり、コンテナ内における受熱側壁
面と放熱側壁面とは多数のピン群により連結接続され
て、コンテナ内における作動液の飽和蒸気圧の変化によ
る正負の内圧に耐えるよう補強されてあり、コンテナ内
に充填配設される蛇行細管ヒートパイプはピン群の間隙
に圧入されて充填配設されてあり、蛇行細管ヒートパイ
プは外形1.4mm以下、内径1.1mm以下、蛇行タ
ーン数40ターン以上に構成され、封入封止される二相
凝縮性作動液としては沸点−20℃以下、凝固点−60
℃以下、臨界温度100℃以上200℃以下の作動液が
適用されてあることを特徴とし、コンテナ内における余
剰空間内に封入封止される二相凝縮性作動液としては沸
点−20℃以下、凝固点−60℃以下、臨界温度100
℃以上200℃以下の作動液が使用されてあり、プレー
トヒートパイプとしての適用温度はプレート全体の平均
温度として200℃以下、−10℃以上であることを特
徴とする請求項1に記載の薄形複合プレートヒートパイ
プ。 - 【請求項4】 薄形複合プレートヒートパイプは幅20
0mm以下、長さ200mm以下、厚さ5mm以下、コ
ンテナ壁の厚さ1.0mm以下の純銅を構成素材とする
薄肉薄形の中空金属プレートで構成されてあり、コンテ
ナ内における受熱側壁面と放熱側壁面とは多数のピン群
により連結接続されて、コンテナ内における作動液の飽
和蒸気圧の変化による正負の内圧に耐えるよう補強され
てあり、コンテナ内に充填配設される蛇行細管ヒートパ
イプはピン群の間隙に圧入されて充填配設されてあり、
蛇行細管ヒートパイプは外形1.4mm以下、内径1.
1mm以下、蛇行ターン数40ターン以上に構成され、
細管内に封入封止される二相凝縮性作動液としては純水
作動液が適用されてあり、またコンテナ内における余剰
空間内に封入封止される二相凝縮性作動液としても純水
作動液が適用されてあり、プレートヒートパイプとして
の適用温度はプレート全体の平均温度として250℃以
下、10℃以上であることを特徴とする請求項1に記載
の薄形複合プレートヒートパイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08319397A JP4193188B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 薄形複合プレートヒートパイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08319397A JP4193188B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 薄形複合プレートヒートパイプ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238973A true JPH10238973A (ja) | 1998-09-11 |
JP4193188B2 JP4193188B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=13795499
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP08319397A Expired - Lifetime JP4193188B2 (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | 薄形複合プレートヒートパイプ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-02-26 JP JP08319397A patent/JP4193188B2/ja not_active Expired - Lifetime
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