JPH04192905A - 単一同調回路 - Google Patents
単一同調回路Info
- Publication number
- JPH04192905A JPH04192905A JP32798390A JP32798390A JPH04192905A JP H04192905 A JPH04192905 A JP H04192905A JP 32798390 A JP32798390 A JP 32798390A JP 32798390 A JP32798390 A JP 32798390A JP H04192905 A JPH04192905 A JP H04192905A
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- JP
- Japan
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- circuit
- frequency
- twin
- amplifier
- differential amplifier
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- Pending
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は集積回路に用いて好適な単一同調回路に関する
。
。
(ロ)従来の技術
特定の周波数だけを選択して出力する単一同調回路にお
いては、その選択性を示すViQが大きいことが望まし
い。Qが大きいと、所望の周波数以外の減衰が大きくな
るからである。
いては、その選択性を示すViQが大きいことが望まし
い。Qが大きいと、所望の周波数以外の減衰が大きくな
るからである。
ところで、Qの大きな単一同調回路としては、増幅器の
負帰還路にtwin−7回路を入れた回路が知られてい
る(例えば速報出版発行「アクティブフィルタの設計、
P132参照)。
負帰還路にtwin−7回路を入れた回路が知られてい
る(例えば速報出版発行「アクティブフィルタの設計、
P132参照)。
twin−7回路(第2図)はある周波数ω。の信号を
除去するので、第3図の様に、この回路が負帰還路に挿
入されていると、回路全体では、この周波数に対する単
一同調回路となる。
除去するので、第3図の様に、この回路が負帰還路に挿
入されていると、回路全体では、この周波数に対する単
一同調回路となる。
具体的な伝達特性は次の様になる。すなわち、twin
−7回路の伝達関数T(s)はT I (S) ” V
B / V ! ” (S ”+ω0り/(s’+(
ωo/ Q z)+ωo”) =1となり、ω=ω。=
17RCのときに l T+(j ω0) l = O,ωo>>ov、
ω>>ω(。
−7回路の伝達関数T(s)はT I (S) ” V
B / V ! ” (S ”+ω0り/(s’+(
ωo/ Q z)+ωo”) =1となり、ω=ω。=
17RCのときに l T+(j ω0) l = O,ωo>>ov、
ω>>ω(。
で ITS(jω)1 =I で Qz=0.2
5 である。
5 である。
この回路が、負帰還路に入れられることにより、伝達関
数T(s)は次の様になる。
数T(s)は次の様になる。
T(S)=V、/V、=A/(1+AT1(s))=(
A/1 +A)*(S”+((17o/QZ)S+ ω
o’)/ (s ’+(1/ 1 + A )*(ωo
/ q z)S +ω。′ン ・・・2ここで ω
=ω。=1/RCのとき l T(j ω0) l =A、 (Ll >>ωo
t ωo<<ωのときに IT(〕ω。)1=1 と
なる。ただし、Aは増幅器の開ループ利得である。
A/1 +A)*(S”+((17o/QZ)S+ ω
o’)/ (s ’+(1/ 1 + A )*(ωo
/ q z)S +ω。′ン ・・・2ここで ω
=ω。=1/RCのとき l T(j ω0) l =A、 (Ll >>ωo
t ωo<<ωのときに IT(〕ω。)1=1 と
なる。ただし、Aは増幅器の開ループ利得である。
すなわち、この回路構成ではQを大きくして選択度をあ
げることはできるが、共振周波数から離れた周波数でも
ゲインが1となっている。
げることはできるが、共振周波数から離れた周波数でも
ゲインが1となっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
以上述べた様に、twin−7回路を増幅器の負帰還路
に挿入した構成では、共振周波数から遠く離れた周波数
でもゲインが1である。従ってこれらの周波数信号を減
衰させるためには、別にフィルタ手段を配さなければな
らない。例えば、集積回路内に、この構成の単一同調回
路を設けようとした場合、共振周波数から離れた周波数
でもゲインが1であることが障害となる。直流成分につ
いても減衰されないので、回路のバイアス等が狂うおそ
れがあるからである。このため、従来、twin−7回
路を用いた回路構成は集積回路には用いられなかった。
に挿入した構成では、共振周波数から遠く離れた周波数
でもゲインが1である。従ってこれらの周波数信号を減
衰させるためには、別にフィルタ手段を配さなければな
らない。例えば、集積回路内に、この構成の単一同調回
路を設けようとした場合、共振周波数から離れた周波数
でもゲインが1であることが障害となる。直流成分につ
いても減衰されないので、回路のバイアス等が狂うおそ
れがあるからである。このため、従来、twin−7回
路を用いた回路構成は集積回路には用いられなかった。
(ニ)課赳を解決するための手段
そこで本発明では、増幅回路の負帰還路にtwin−7
回路を設けた構成において、前記増幅器 路と路間
−の特性を有し出力極性が逆の増幅回路を構成し、両方
の増幅回路と入力と出力を接続した構成を採用する。
回路を設けた構成において、前記増幅器 路と路間
−の特性を有し出力極性が逆の増幅回路を構成し、両方
の増幅回路と入力と出力を接続した構成を採用する。
(ホ)作用
twin−7回路を負帰還路に設けなかった場合と、特
性が路間−で出力極性が逆の増幅回路が、入力と出力を
共通にして接続されていることから、twin−7回路
の共振帯域外の信号については、キャンセルされること
になる。従って、共振周波数から離れた周波数のゲイン
を0とすることができる。
性が路間−で出力極性が逆の増幅回路が、入力と出力を
共通にして接続されていることから、twin−7回路
の共振帯域外の信号については、キャンセルされること
になる。従って、共振周波数から離れた周波数のゲイン
を0とすることができる。
(へ)実施例
以下、図面に従い、本発明の詳細な説明する。第】図は
実施例の構成を示す回路図である。
実施例の構成を示す回路図である。
図において、1は入力バッファ、2は補償用差動アンプ
、3は単一同調回路の本体を構成する差動アンプ、3は
単一同調回路の本体を構成する第1差動アンプ、4はt
win−7回路、5は出力バッファ、6は出力端子であ
る。
、3は単一同調回路の本体を構成する差動アンプ、3は
単一同調回路の本体を構成する第1差動アンプ、4はt
win−7回路、5は出力バッファ、6は出力端子であ
る。
第1差動アンプ3はトランジスタT6、T2、T6、T
、、T1゜で構成されており、トランジスタT7のコレ
クタ抵抗R2から出力が得られる。そして、トランジス
タT 10、twin−T回路4、トランジスタT、を
介して負帰還かがけられる。信号入力はトランジスタT
6のベースに供給される。トランジスタT、はトランジ
スタT、の内部容量がtwin−T回路4に影響して共
振周波数が設計値から変わることを防止するために設け
られている。
、、T1゜で構成されており、トランジスタT7のコレ
クタ抵抗R2から出力が得られる。そして、トランジス
タT 10、twin−T回路4、トランジスタT、を
介して負帰還かがけられる。信号入力はトランジスタT
6のベースに供給される。トランジスタT、はトランジ
スタT、の内部容量がtwin−T回路4に影響して共
振周波数が設計値から変わることを防止するために設け
られている。
補償用差動アンプ2は、twin−7回路が負帰還路に
ない点を除いて、第1差動アンプと同じ構成となってい
る。すなわち、トランジスタT1がT6に、T、がT7
に、T5がT、に、T、がT。
ない点を除いて、第1差動アンプと同じ構成となってい
る。すなわち、トランジスタT1がT6に、T、がT7
に、T5がT、に、T、がT。
に、T、がT1゜に対応しており、対応するエミッタ抵
抗(R1とR6、R1とR,、R6とR,)及びコレク
タ抵抗(R8とR,)はそれぞれ同じ値となっている。
抗(R1とR6、R1とR,、R6とR,)及びコレク
タ抵抗(R8とR,)はそれぞれ同じ値となっている。
又、それぞれの差動アンプの電流源となるトランジスタ
T5とT8のベースには同一の基準電圧DCIが与えら
れる。
T5とT8のベースには同一の基準電圧DCIが与えら
れる。
補償用差動アンプ2は出力が直接(トランジスタT4、
T、はバッファとして働く)一方の入力に接続されてる
ので、ゲインが1の増幅器として動作する。そして、ト
ランジスタT1のコレクタが出力として利用され、第1
差動アンプ3の出力(トランジスタT、のコレクタ)に
接続されている。
T、はバッファとして働く)一方の入力に接続されてる
ので、ゲインが1の増幅器として動作する。そして、ト
ランジスタT1のコレクタが出力として利用され、第1
差動アンプ3の出力(トランジスタT、のコレクタ)に
接続されている。
第1差動アンプと補償用アンプ2の入力は、夫々トラン
ジスタT6とT、のベースとなっており、入力バッファ
1の出力が共通に供給されている。
ジスタT6とT、のベースとなっており、入力バッファ
1の出力が共通に供給されている。
ここで、信号源8がらの信号は、入力バッファ1を介し
て両差動アンプ2.3に供給される。そして、twin
−T回路4(内部の構成は第2図のものと同じである)
で定まる共振周波数の周波数が選択されて、出力端子6
がら出力される。このとき、ω〈〈ω0.ω〉〉ω。な
る周波数ωでの伝達関数は、補償差動アンプ2の働きに
より、Oになる(従来は前述の様に1であった)。
て両差動アンプ2.3に供給される。そして、twin
−T回路4(内部の構成は第2図のものと同じである)
で定まる共振周波数の周波数が選択されて、出力端子6
がら出力される。このとき、ω〈〈ω0.ω〉〉ω。な
る周波数ωでの伝達関数は、補償差動アンプ2の働きに
より、Oになる(従来は前述の様に1であった)。
次に補償用差動アンプ2の動作について説明する。
トランジスタT1、T8、T、及びT、、T2、T。
のコレクタ電流をそれぞれI7、■3、■6、I6、■
2、■、とするとそれぞれの差動アンプについて次の式
が成立する。
2、■、とするとそれぞれの差動アンプについて次の式
が成立する。
I I= 1 、+ I t ・・・3I I=
I 、+r y ・・・4ここで、■、と1
.は同一となる様に回路が構成されており、又、t w
i n −T回路4の伝達関数が1に等しいωく〈ω
。、ω〉〉ω0 なる周波数では、負帰還の状態は同一
となる様に構成されているから次式が成立する。(ただ
し ω〈くω。。
I 、+r y ・・・4ここで、■、と1
.は同一となる様に回路が構成されており、又、t w
i n −T回路4の伝達関数が1に等しいωく〈ω
。、ω〉〉ω0 なる周波数では、負帰還の状態は同一
となる様に構成されているから次式が成立する。(ただ
し ω〈くω。。
ω〉〉ω。の場合)。
10=Ig および I 、= I 、 ・・・
5トランジスタT、のコレクタ抵抗R1では両方の差動
増幅回路の出力(I、と1.)が合成されているので、
5式より、ωくくω。、ω〉〉ω。なる周波数では出力
が一定(7” I I=I S=I l+ T ?)と
なる。
5トランジスタT、のコレクタ抵抗R1では両方の差動
増幅回路の出力(I、と1.)が合成されているので、
5式より、ωくくω。、ω〉〉ω。なる周波数では出力
が一定(7” I I=I S=I l+ T ?)と
なる。
つまり、twin−T回路4の共振周波数ω。
から遠く離れた周波数においては入力信号にかかわらず
一定となり、伝達関数はゼロとなる。
一定となり、伝達関数はゼロとなる。
逆に、twin−T回路4の共振周波数付近においては
、第1差動アンプ3のゲインが、補償用差動アンプのそ
れよりもはるかに大きいので、補償用差動アンプ2がな
い場合とほんとんど変わらない。従って、従来と同様の
高Qの単一同調回路が実現されることになる。
、第1差動アンプ3のゲインが、補償用差動アンプのそ
れよりもはるかに大きいので、補償用差動アンプ2がな
い場合とほんとんど変わらない。従って、従来と同様の
高Qの単一同調回路が実現されることになる。
すなわち、この発明の構成によれば、選択する周波数付
近でのQが大きい状態のままで、共振周波数から離れた
周波数のゲインをOにすることができる。従って、直流
成分についてもゲインが1である等の理由から、従来採
用することができなかった、集積回路内にも、構成する
ことができる。
近でのQが大きい状態のままで、共振周波数から離れた
周波数のゲインをOにすることができる。従って、直流
成分についてもゲインが1である等の理由から、従来採
用することができなかった、集積回路内にも、構成する
ことができる。
又、負帰還アンプが潜在的に備えている寄生発振モード
についても、両方の特性が同じ(寄生発振については高
い周波数で発生し、この周波数は共振周波数ω。から離
れていると考えられる)なので、キャンセルされる。従
って差動アンプのゲインを大きくすることができ、さら
にQを大きくすることができる。
についても、両方の特性が同じ(寄生発振については高
い周波数で発生し、この周波数は共振周波数ω。から離
れていると考えられる)なので、キャンセルされる。従
って差動アンプのゲインを大きくすることができ、さら
にQを大きくすることができる。
尚、トランジスタT、は前述の様にT、の容量がtwi
nT回路の動作に影響しないために設けられているため
、T、に内部容量の十分低いトランジスタを用いれば省
略することができる。省略した場合、トランジスタT、
も不用である。
nT回路の動作に影響しないために設けられているため
、T、に内部容量の十分低いトランジスタを用いれば省
略することができる。省略した場合、トランジスタT、
も不用である。
(ト)発明の効果
以上述べた様に、本発明によれば、Qの大きい単一同調
回路を帯域外のゲインをゼロで実現することができるの
で、その効果は大である。
回路を帯域外のゲインをゼロで実現することができるの
で、その効果は大である。
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図はtwin
−T回路の回路図、第3図は従来の単一同調回路の回路
図である。 2・・・補償用差動アンプ、3・・・第1差動アンプ、
4− t w i n −T回路。 (o。
−T回路の回路図、第3図は従来の単一同調回路の回路
図である。 2・・・補償用差動アンプ、3・・・第1差動アンプ、
4− t w i n −T回路。 (o。
Claims (1)
- 負帰還ループに、伝送零点を有するフィルタを配した
第1の増幅手段と、前記フィルタを有しない場合と略同
一の特性を有し、出力極性が逆の補償用増幅手段とを備
え、入力と出力を共通に接続してなる単一同調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32798390A JPH04192905A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 単一同調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32798390A JPH04192905A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 単一同調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04192905A true JPH04192905A (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=18205195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32798390A Pending JPH04192905A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 単一同調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04192905A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6584380B1 (en) * | 1997-06-02 | 2003-06-24 | Asahi Kasei Microsystems Co., Ltd. | Approximate third-order function generator, temperature compensation quartz oscillation circuit made by using the same, and temperature compensation method |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP32798390A patent/JPH04192905A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6584380B1 (en) * | 1997-06-02 | 2003-06-24 | Asahi Kasei Microsystems Co., Ltd. | Approximate third-order function generator, temperature compensation quartz oscillation circuit made by using the same, and temperature compensation method |
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