JPH04192826A

JPH04192826A - 多重放送受信機

Info

Publication number: JPH04192826A
Application number: JP32124790A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Moriyama; 森山　繁樹; Masayuki Takada; 政幸高田; Toru Kuroda; 徹黒田; Tsukasa Yamada; 宰山田
Original assignee: Nippon Hoso Kyokai NHK; Japan Broadcasting Corp
Current assignee: Japan Broadcasting Corp
Priority date: 1990-11-27
Filing date: 1990-11-27
Publication date: 1992-07-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野１本発明は、主番組受信部と一体化した多重放送受信機に
係り、特に、主番組とは独立に多重チャンネルが選択で
きる多重放送受信機に関するものである。

［発明の概要１本発明は、多重放送信号を２分配し、２分配された多重
放送信号のうち、一方の多重放送信号はその主チャンネ
ルの信号を復調するとともにデコードし、もう一方の多
重放送信号はその多重チャンネルの信号を復調するとと
もにデコードすることにより、多重放送信号を効率的に
受信できるようにしたものである。

［従来の技術１従来、多重放送受信機としては、主番組受信部と一体化
した多重放送受信機が知られている。この種の受信機は
、１台の受信機で１つの放送チャンネルの主番組と多重
番組は同時に受信できるが、異なったチャンネルの主番
組と多重番組とを同時に受信できず、例えば、ＴＶ内蔵
のＴＶ多重文字放送の受信機は、表番組で選択したチャ
ンネルに多重されている文字放送信号をデコードして表
示する形態をとっていた。

［発明が解決しようとする課題１しかしながら、表番組のチャンネルを切替えると、当然
文字放送番組も自動的に切替えられたチャンネルの文字
信号をデコードして表示し、それまでに蓄えられた番組
あるいはデータはチャンネルが切替えられた時点ですべ
てクリアーされてしまうという問題点があった。

データ蓄積を前提とする多重番組では、受信チャンネル
を切替えた後、それまで蓄えたデータはすべてクリアー
ル、新しい多重放送についてデータ蓄積を開始すること
になり、多重番組への切替えの初期段階においては、す
ぐに受信表示できないという問題点があった。

また、定常的な特定多重チャンネルの番組あるいはデー
タの蓄積を行なう場合も、１台の受信機では主番組の受
信チャンネルが制限されることになり不便であった。

将来、特定チャンネルの多重放送が受信者にとって特定
のサービスを提供するようになった場合は、特に、受信
者は表番組とは別に、常時、その特定チャンネルの多重
放送を受信することになるので、表番組は、その都度受
信者がチャンネルを切替え受信できることが望ましい。

本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、多重放
送受信機を提供することにある。

［課題を解決するための手段１このような目的を達成するため、本発明は、多重放送信
号を２分配する分配手段と、該分配手段により２分配さ
れた多重放送信号のうち一方の多重放送信号の主チャン
ネルの信号を復調するとともにデコードする第１復調デ
コード手段と、前記分配手段により２分配された多重放
送信号のうちもう一方の多重放送信号の多重チャンネル
の信号を復調するとともにデコードする第２復調デコー
ド手段とを備えたことを特徴とする。

１作　用］本発明では、多重放送信号を分配手段により２分配し、
分配手段により２分配された多重放送信号のうち一方の
多重放送信号の主チャンネルの信号を第１復調デコード
手段により復調するとともにデコードし、分配手段によ
り２分配された多重放送信号のうちもう一方の多重放送
信号の多重チャンネルの信号を第２復調デコード手段に
より復調するとともにデコードする。

［実施例Ｊ以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す。これはＴＶ文字多重
放送を受信する受信機の例である。

図において、１００は受信アンテナで、テレビ信号を受
信するものである。１１０は分配器で、受信アンテナ１
００により受信されたテレビ信号を２分配するものであ
る。

１０２はチャンネル選択回路で、テレビ番組のチャンネ
ルを指定するものである。１０１は復調部で、高周波増
幅部１周波数変換部、　ＩＦ増幅部、検波部等により構
成され、分配器１１０により２分配されたテレビ信号の
一方からチャンネル選択回路１０２により選択されたチ
ャンネルのテレビ番組のベースバンド信号に復元するも
のである。１０３はカラーＴＶデコード部で、復調部１
０１により復調されたテレビ番組のベースバンド信号を
デコードするものである。１０４はテレビ番組の映像を
映出するカラーＣＲＴである。

１０６は多重チャンネル選択部で、多重チャンネルを指
定するものである。１０５は復調部で、高周波増幅部１
周波数変換部、　ＩＰ増幅部、検波部等により構成され
、分配器１１０により２分配されたテレビ信号の一方か
ら多重チャンネル選択部１０６により選択された多重チ
ャンネルの文字放送信号を復調するものである。１０７
は文字放送コードデコード部で、復調部１０５により復
調された文字放送信号をデコードするとともに、文字放
送番組を選択するものである。文字放送コードデコード
部１０７は復調部１０１に信号を送り文字放送信号の内
容によってテレビ信号を切替えるものである。

１０８はＲＡＭで、文字放送コードデコード部１０７に
よりデコードされた文字放送データを格納するものであ
る。１０９は文字放送番組の映像を映出するカラーＣＲ
Ｔである。

次に、動作を説明する。

アンテナ１００で受信されたテレビ信号は、分配器１１
０により２分配され、分配されたテレビ信号の一方のう
ち、チャンネル選択部１０２により選択されたチャンネ
ルのテレビ信号が復調部１０１によりベースバンド信号
に復元され、カラーＴＶデコード部１０３によりデコー
ドされ、出力信号になる。

そして、出力信号に基づきテレビ放送番組の映像がカラ
ーＣＲＴ１０４に映出される。

他方、分配器１１０により分配されたテレビ信号のもう
一方のうち、多重チャンネル選択部１０６により選択さ
れた多重チャンネルに多重された文字放送信号が復調部
１０５によりベースバンド信号に復元され、文字放送信
号が文字放送コードデコード部１０７によりデコードさ
れるとともに、文字放送番組が選択され、出力信号にな
る。そして、出力信号に基づき文字放送番組の映像がカ
ラーＣＲＴ１０９に映出される。また、ＲＡＭ１０ｇに
は必要なデータがストアされる。

なお、ＲＡＭ１０ｇをバンク構造として、チャンネルご
とに割り当てるようにするとともに、多重チャンネル選
択部１０６と連動させるようにしても良い。この場合、
ＲＡＭ１０ｇに蓄積されたデータは、チャンネルを切り
替えるごとにクリアする必要がなく、番組共通に常時使
用するデータはそのまま使用することができることにな
る。

一方、チャンネルを切替えるごとに、メモリをクリアす
る方式では、番組に共通に使用する画面データが再度実
際に伝送されてくるのを待たなければならない、このよ
うな例としては、天気予報がある。天気予報の背景にな
る地図は、−度伝送して受信側で蓄積すれば、次からは
、その天気予報の地図番号と実際の各地の天気予報を送
れば良い。この場合、背景地図データはＲＡＭ１０ｇに
ストアされることになる。

本実施例では、ＴＶ文字多重放送を受信する受信機の例
を説明したが、本発明はＦＭ音声多重放送を受信する受
信機に適用することができる。特定のＦＭ局が、例えば
、ＦＭ多重チャンネルを利用して交通情報、地図情報等
をサービスしている場合、自動車のドライバーは、常時
、その特定のＦＭ局に同調して交通情報を得たり、その
特定のＦＭ局ではない他局の表番組を聞いたり自由にそ
れらが選択できることになる。

また、例えば、多重信号によってそのチャンネ欠ロルの表番組の内容を号らせることができれば多重番組デ
コーダからの信号によって表番組の必要な内容を聞くこ
とができる。表番組の交通情報を聞きたい時は、多重チ
ャンネルからの制御信号によって、その表番組が、交通
情報であることを知り多重番組デコーダからの信号によ
ってその多重チャンネルの表番組に切り替えることがで
きる。

多重信号から、表番組の交通情報が終ったことを知らさ
れた場合には、表番組のチャンネルを元へ戻せば良い。

また、多重チャンネルによって番組固有の番組識別信号
が送られる場合には１表番組が違ったチャンネルを受信
している場合でも、番組予約が受信が可能である。

本実施例では、このように構成したので、希望する主チ
ャンネルおよび多重チャンネルの番組を常時視聴するこ
とができる。

また、多重信号の制御信号により、主チャンネルを切替
えるようにしたので、常時希望する主チャンネルの番組
を視聴することができ、受信機に柔軟性を持たせること
ができる。さらに、チューナを２組だけ組み入れるよう
にしたが、構成が簡単であり、経済的に実現可能である
。

［発明の効果１以上説明したように、本発明によれば、多重放送信号を
２分配し、２分配された多重放送信号のうち、一方の多
重放送信号はその主チャンネルの信号を復調するととも
にデコードし、もう一方の多重放送信号はその多重チャ
ンネルの信号を復調するとともにデコードするように構
成したので、主番組および多重番組を効率的に受信でき
る。また、特定チャンネルの多重データを蓄積するよう
にしたので、データベースを容易に構築することができ
る。さらに、多重信号に応じて主チャンネルを切替える
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。１００・・・受信アンテナ、１０１．１０５・・・復調部、１０２・・・チャンネル選択部、１０３・・・カラーＴＶデコード部、１０４・・・カラーＣＲＴ、１０６・・・多重チャンネル選択部、１０７・・・文字放送コードデコード部、１０８・・・
ＲＡＭ、１０９・・・カラーＣＲＴ　。

Claims

【特許請求の範囲】１）多重放送信号を２分配する分配手段と、該分配手段
により２分配された多重放送信号のうち一方の多重放送
信号の主チャンネルの信号を復調するとともにデコード
する第１復調デコード手段と、前記分配手段により２分配された多重放送信号のうちも
う一方の多重放送信号の多重チャンネルの信号を復調す
るとともにデコードする第２復調デコード手段とを備えたことを特徴とする多重放送受信機。２）請求項１において、第２復調デコード手段により得
られる多重データを格納する格納手段を備えたことを特
徴とする多重放送受信機。３）請求項１において、第２復調デコード手段により得
られる多重信号に応じて主チャンネルを切替える切替え
手段を備えたことを特徴とする多重放送受信機。