JP4639453B2 - ディジタル放送用受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組を提供する放送局毎に付与されるメジャーチャンネル、及びメジャーチャンネルに係る放送局が提供する番組毎に付与されるサブチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示するディジタル放送用受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信衛星を利用した数十チャンネル(例えば、60チャンネル)のディジタル多重放送が行われている。例えば、ATSC(Advanced Television System Committee)放送では、放送局毎に付与されるメジャーチャンネル及びそのメジャーチャンネルの中で、多重放送される番組に割り当てられるサブチャンネルが用意され、ユーザはこれら多数のチャンネルにより放送される番組から好みの番組を選択して視聴することが出来る。
【0003】
番組が放送されているメジャーチャンネル及びサブチャンネルは地域(受信エリア)によって異なる為、ユーザはディジタル放送用受信機をその地域で初めて使用するようなときには、メジャーチャンネル及びサブチャンネルが存在し得る周波数帯について、一括してスキャン(走査)を行わせ、番組が放送されているか否かを判定させ、番組が放送されているチャンネルについては、番組を受信することが可能となるように登録させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したメジャーチャンネルについては、従来同様、放送時間帯は深夜及び早朝を除き連続しているが、サブチャンネルについては、放送時間帯が連続しておらず、深夜及び早朝でなくても時刻によっては、番組が放送されていないことがある。
【0005】
その為、ディジタル放送用受信機が上述したスキャンを行っても、例えば、その地域で番組を受信することが可能なチャンネル群の一部として、図3(a)に示すように、1.0ch,3.2ch,3.3ch,4.2chがある場合に、そのスキャン時に3.2chで番組が放送されていなければ、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録されるのは、図3(b)に示すように、1.0ch,3.3ch,4.2chであり、3.2chは登録されない。
【0006】
図3(d)に示すように、1.0ch,3.2ch,3.3ch,4.2ch全てが登録されるには、図3(c)に示すように、1.0ch,3.2ch,3.3ch,4.2ch全てで番組が放送されているときに、スキャンを実行させなければならない。従って、サブチャンネルが提供する番組を受信したいときには、スキャンを実行しなければならないときがあるが、数十のメジャーチャンネル及びサブチャンネルについてスキャンするのは、時間が掛かり過ぎるという問題がある。
【0007】
チャンネル設定に関する技術としては、所定数設けられたポジションに対応するチャンネルデータが地域毎に記憶された地域別チャンネルデータメモリと、地域を示すコードを入力する地域コード入力手段と、地域コード入力手段からのコードが示す地域におけるチャンネルデータを地域別チャンネルデータメモリから読出させ、選局用チャンネルデータメモリに記憶させる制御回路とを備えた受信チャンネルオートプリセット装置が、特開平5−259819号公報に開示されている。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、番組を受信したいサブチャンネルを、簡単に短時間で、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録することができるディジタル放送用受信機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るディジタル放送用受信機は、番組を提供する放送局毎に付与されるメジャーチャンネル、及び放送局が提供する番組毎に付与されるサブチャンネルの各番組を受信すべく走査し、走査して受信した番組を提供するメジャーチャンネル及びサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録し、登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示するディジタル放送用受信機において、メジャーチャンネルを選択する手段と、該手段が選択したメジャーチャンネルに関連するサブチャンネルの各番組を受信すべく走査する手段と、該手段が走査し受信した番組を提供するサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録する手段とを備え、該手段が登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示すべくなしてあることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るディジタル放送用受信機では、番組を提供する放送局毎に付与されるメジャーチャンネル、及び放送局が提供する番組毎に付与されるサブチャンネルの各番組を受信すべく走査し、走査して受信した番組を提供するメジャーチャンネル及びサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録し、登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示する。
【0010】
選択する手段がメジャーチャンネルを選択し、走査する手段が、選択する手段が選択したメジャーチャンネルに関連するサブチャンネルの各番組を受信すべく走査する。登録する手段は、走査する手段が走査し受信した番組を提供するサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録し、登録する手段が登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示する。
これにより、番組を受信したいサブチャンネルを、簡単に短時間で、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録することができるディジタル放送用受信機を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るディジタル放送用受信機の実施の形態の構成を示すブロック図である。このディジタル放送用受信機Dは、操作部4により電源のオン/オフ、チャンネルの選局等各種操作が行われ、それらの操作に応じた信号がMPU1へ出力される。操作部4は、選局可能なメジャーチャンネル及びサブチャンネルを一括してスキャンし登録する為のオートスキャン釦4aと、選択されたメジャーチャンネルの中で選局可能なサブチャンネルをスキャンし登録する為のサブチャンネルスキャン釦4bとを備えている。
【0012】
通信衛星等から送信された衛星波はアンテナ部Aで受信され、操作部4の選局操作によりチューナ部2は受信すべきメジャーチャンネルに対応するトランスポンダの切換を行う。チューナ部2が受信したメジャーチャンネルの衛星波は、再生部5によりディジタル信号に再生され、復調部6により元のディジタル信号に復調される。
【0013】
衛星波はTS(Transport Stream)パケットにより送信される。パケットには、メジャーチャンネル及びそのメジャーチャンネルに係るサブチャンネルにより送信される映像データ、音声データ、チャンネルデータ及び番組に使用される言語(英語、スペイン語等)等のデータが含まれており、これらの各データの内、操作部4で選局されたメジャーチャンネル又はサブチャンネルにより送信された各データは、TSデマルチプレクサ7により分離して出力され、メモリ7aに一旦記憶される。
メモリ7aに記憶された各データの内、音声データは、D/A変換部8によりアナログ化された後、スピーカ等の音声出力部9へ与えられ、音声出力部9は与えられた音声データより音声を生成し出力する。
【0014】
一方、メモリ7aに記憶された映像データは、MPEG2(Motion Picture Experts Group2)デコード部10により圧縮前の映像データに復号化された後、NTSCエンコード部11によりNTSC複合テレビジョン信号に複合されて映像信号出力部12へ与えられる。映像信号出力部12は与えられたNTSC複合テレビジョン信号を図示しない受像部へ出力する。
【0015】
操作部4の選局操作により選局可能なメジャーチャンネル及びサブチャンネルは、選局データメモリ3(登録する手段)に登録されている。
上述した操作部4、MPU1、チューナ部2、再生部5、復調部6、TSデマルチプレクサ7、メモリ7a、D/A変換部8、MPEG2デコード部10、NTSCエンコード部11及び選局データメモリ3は、バス16により相互に接続されている。
【0016】
図2は、このような構成のディジタル放送用受信機Dの選局可能なサブチャンネルを登録する動作を示すフローチャートである。
ディジタル放送用受信機DのMPU1は、操作部4のサブチャンネルスキャン釦4bが操作され(S2)、操作部4により何れかのメジャーチャンネルが選択指定されたとき(S4)、その指定されたメジャーチャンネルの周波数帯域に多重化された放送中のサブチャンネル番組のスキャンを開始する(S6)。
【0017】
MPU1は、放送中のサブチャンネル番組のスキャンを実行し(S6)、放送中のサブチャンネル番組を検出(受信)したときは(S8)、その番組を提供しているサブチャンネルを、選局データメモリ3に登録して行き(S10)、そのメジャーチャンネルの周波数帯域についてサブチャンネル番組のスキャンが終了すれば(S12)リターンする。
【0018】
これにより、例えば、その地域で番組を受信することが可能なチャンネル群の一部として、図3(a)に示すように、1.0ch,3.2ch,3.3ch,4.2chがあって、以前、スキャンしたときに、3.2chで番組が放送されておらず、図3(b)に示すように、3.2chが番組を受信することが可能なチャンネルとして登録されていなかった場合でも、図3(c)に示すように、3.2chで番組が放送されているときに、番組を受信したいサブチャンネル3.2chを含むメジャーチャンネル3ch内のみのスキャンを実行することにより、図3(d)に示すように、3.2chを番組を受信することが可能なチャンネルとして登録することが出来る。
その結果、上述したチャンネル群の一部1.0ch,3.2ch,3.3ch,4.2chについては、全てを受信することが可能なチャンネルとして登録することが出来る。
【0019】
MPU1は、操作部4のサブチャンネルスキャン釦4bが操作されず(S2)、オートスキャン釦4aが操作されたとき(S14)は、選局可能なメジャーチャンネル及びサブチャンネルを一括してスキャンし登録するオートスキャンを実行し(S16)リターンする。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係るディジタル放送用受信機によれば、番組を受信したいサブチャンネルを、簡単に短時間で、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録することができるディジタル放送用受信機を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル放送用受信機の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るディジタル放送用受信機の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係るディジタル放送用受信機の動作を説明する為の説明図である。
【符号の説明】
1 MPU
2 チューナ部
3 選局データメモリ
4 操作部
4a オートスキャン釦
4b サブチャンネルスキャン釦
7 TSデマルチプレクサ
7a メモリ
D ディジタル放送用受信機
Claims (2)
- 番組を提供する放送局毎に付与されるメジャーチャンネル、及び放送局が提供する番組毎に付与されるサブチャンネルの各番組を受信すべく走査し、走査して受信した番組を提供するメジャーチャンネル及びサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録し、登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示するディジタル放送用受信機において、
メジャーチャンネルを選択する第1の手段と、該第1の手段が選択したメジャーチャンネルに関連するサブチャンネルの各番組を受信すべく走査する第2の手段と、該第2の手段が走査し受信した番組を提供するサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録する第3の手段とを備え、該第3の手段が登録したチャンネルによりそれぞれ番組を受信し表示すべくなしてあることを特徴とするディジタル放送用受信機。 - 前記第3の手段は、前記第2の手段が走査し受信した番組を提供するサブチャンネルのうち、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録されていないサブチャンネルを、番組を受信することが可能なチャンネルとして登録することを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送用受信機。
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