JPH04192314A - 超電導マグネット - Google Patents
超電導マグネットInfo
- Publication number
- JPH04192314A JPH04192314A JP31769790A JP31769790A JPH04192314A JP H04192314 A JPH04192314 A JP H04192314A JP 31769790 A JP31769790 A JP 31769790A JP 31769790 A JP31769790 A JP 31769790A JP H04192314 A JPH04192314 A JP H04192314A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- liquid helium
- pure aluminum
- thermal conductivity
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、医療用磁気共鳴イメージング装置(MRI装
置)等に用いられる超電導マグネットに関する。
置)等に用いられる超電導マグネットに関する。
(従来の技術)
MRI装置では、時間的に安定した高均一な高磁界が必
要なため、その磁界を発生させるのに超電導マグネット
が普及している。超電導マグネットでは、超電導コイル
を極低温に保持するため、液体ヘリウムが用いられる。
要なため、その磁界を発生させるのに超電導マグネット
が普及している。超電導マグネットでは、超電導コイル
を極低温に保持するため、液体ヘリウムが用いられる。
超電導MRI装置を第6図に示す。真空容器1の中に超
電導コイル2を収納するヘリウム容器3があり、液体ヘ
リウム4で満たされる。また、真空容器1とヘリウム容
器3との間には、液体ヘリウム4の蒸発を最小限にする
ため熱シールド5が配置され、この熱シールド5は小型
冷凍機6等で冷却される。
電導コイル2を収納するヘリウム容器3があり、液体ヘ
リウム4で満たされる。また、真空容器1とヘリウム容
器3との間には、液体ヘリウム4の蒸発を最小限にする
ため熱シールド5が配置され、この熱シールド5は小型
冷凍機6等で冷却される。
超電導コイル2は、液体ヘリウム4に浸されて極低温に
なり、超電導状態となる。
なり、超電導状態となる。
(発明が解決しようとする課題)
液体ヘリウム4は1例えば0.1fi/hというよなレ
ベルで蒸発するため、超電導コイル2の入ったヘリウム
容器3が液体ヘリウム4で満たされていても、ある時間
がたてば超電導コイル2は上部から液体ヘリウム4に浸
されなくなる。浸されない部分が多くなってくると、超
電導コイル2は、超電導状態を保持できなくなるので、
液体ヘリウム4をサービスポート7から再注液しなくて
はならないが、この注液間隔が短かいと、高価な液体ヘ
リウムが多く必要となり、注液の手間がかかるという問
題点がある。
ベルで蒸発するため、超電導コイル2の入ったヘリウム
容器3が液体ヘリウム4で満たされていても、ある時間
がたてば超電導コイル2は上部から液体ヘリウム4に浸
されなくなる。浸されない部分が多くなってくると、超
電導コイル2は、超電導状態を保持できなくなるので、
液体ヘリウム4をサービスポート7から再注液しなくて
はならないが、この注液間隔が短かいと、高価な液体ヘ
リウムが多く必要となり、注液の手間がかかるという問
題点がある。
本発明は、液体ヘリウムの注液間隔を長くして、再注液
のための手間を少なくし、同じヘリウム容器で長時間安
定に運転できることを目的とする。
のための手間を少なくし、同じヘリウム容器で長時間安
定に運転できることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明においては、純アルミニウム等の熱伝導率の高い
部材を超電導線とともに巻線し、超電導コイルを構成す
る。
部材を超電導線とともに巻線し、超電導コイルを構成す
る。
(作 用)
超電導線の安定化材である銅の熱伝導率は、183W/
+、k (無酸素銅、 RRR97,温度4K)である
のに対し、純アルミの熱伝導率は、395す/m、k
(RRRloo、温度4K)や12001i1/m、k
(RRR300,温度4K)で、銅の数倍ある。した
がって、純アルミを巻くと、その良好な熱伝導率のため
に液体ヘリウムの液面が下がっても、超電導コイルが上
部まで冷却され、超電導状態が保持される。
+、k (無酸素銅、 RRR97,温度4K)である
のに対し、純アルミの熱伝導率は、395す/m、k
(RRRloo、温度4K)や12001i1/m、k
(RRR300,温度4K)で、銅の数倍ある。した
がって、純アルミを巻くと、その良好な熱伝導率のため
に液体ヘリウムの液面が下がっても、超電導コイルが上
部まで冷却され、超電導状態が保持される。
(実施例)
本発明の実施例を第1図に示す。これは、超電導コイル
の各層間に純アルミのシート8を超電導線9といっしょ
に巻いたものである。
の各層間に純アルミのシート8を超電導線9といっしょ
に巻いたものである。
第1図のように、純アルミのシート8を超電導線9とい
っしょに巻くと、第6図のC・・・C線のように液体ヘ
リウム4の液面が蒸発により下がってきても、純アルミ
のシート8の熱伝導率が良いため、超電導線9が全周に
わたり、冷却されるので、液体ヘリウムの量がある程度
減少しても超電導状態が保持される。
っしょに巻くと、第6図のC・・・C線のように液体ヘ
リウム4の液面が蒸発により下がってきても、純アルミ
のシート8の熱伝導率が良いため、超電導線9が全周に
わたり、冷却されるので、液体ヘリウムの量がある程度
減少しても超電導状態が保持される。
このようしこ、熱伝導率の良い純アルミのシートを超電
導線とともに巻いて超電導コイルを構成すれば、液体ヘ
リウムの量が従来、超電導状態を保っていた最低レベル
以下になっても、超電導状態を保持できるので、液体ヘ
リウムの注液間隔がのび、再注液のための手間が少なく
なり、長時間超電導マグネットを運転できるという効果
がある。
導線とともに巻いて超電導コイルを構成すれば、液体ヘ
リウムの量が従来、超電導状態を保っていた最低レベル
以下になっても、超電導状態を保持できるので、液体ヘ
リウムの注液間隔がのび、再注液のための手間が少なく
なり、長時間超電導マグネットを運転できるという効果
がある。
(他の実施例)
本発明の他の実施例を第2図に示す、これは、超電導線
9を純アルミのシート8で囲って、超電導コイルを構成
するものである。
9を純アルミのシート8で囲って、超電導コイルを構成
するものである。
このようにして、前述と同様の作用、効果がある。
(他の実施例)
本発明の他の実施例を第3図に示す。これは。
数個のスリット10のある純アルミのシート8′を超電
導コイルの最外層に巻いたものである。こうすることで
、液体ヘリウムが超電導コイルの中へ入りやすくなり、
超電導線9がより冷却されやすくなる。
導コイルの最外層に巻いたものである。こうすることで
、液体ヘリウムが超電導コイルの中へ入りやすくなり、
超電導線9がより冷却されやすくなる。
このような構成としても前述と同様な効果がある。
(他の実施例)
本発明の他の実施例を第4図に示す。これは帯状の純ア
ルミ板11を超電導線9とともに配置し。
ルミ板11を超電導線9とともに配置し。
超電導コイルを構成したものである。このようにしても
、前述と同様の作用、効果がある。
、前述と同様の作用、効果がある。
(他の実施例)
本発明の他の実施例を第5図に示す。これは、超電導[
9の最外層に純アルミの線材12を巻いたものである。
9の最外層に純アルミの線材12を巻いたものである。
こうしても、前述と同様の作用、効果があるとともに、
純アルミの線材12がバインドの役目をして、電磁力に
より超電導コイルが型くずれするのを防ぐ効果もある9 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明では熱伝導率の良い純アルミ
材を超電導線とともに巻いて超電導コイルを構成する。
純アルミの線材12がバインドの役目をして、電磁力に
より超電導コイルが型くずれするのを防ぐ効果もある9 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明では熱伝導率の良い純アルミ
材を超電導線とともに巻いて超電導コイルを構成する。
こうすれば、液体ヘリウムが蒸発していき、超電導線の
上部が液体ヘリウムから露出しても、純アルミを介して
、下部から冷却されるので、超電導状態を保てる時間が
長くなり、液体ヘリウムの注液間隔を長くすることがで
きて、再注液のための手間が少なくなり、同じヘリウム
容器で長時間安定に運転できるという効果がある。
上部が液体ヘリウムから露出しても、純アルミを介して
、下部から冷却されるので、超電導状態を保てる時間が
長くなり、液体ヘリウムの注液間隔を長くすることがで
きて、再注液のための手間が少なくなり、同じヘリウム
容器で長時間安定に運転できるという効果がある。
第1図から第5図は本発明の実施例を示し、第1図は純
アルミのシートを超電導コイルの各層間に入れた図、第
2図は純アルミのシートで超電導コイルを囲った図、第
3図はスリット付の純アルミのシートを超電導コイルの
最外層に巻いた図、第4図は超電導コイルの中に帯状の
純アルミ板を入れた図、第5図は純アルミ線を超電導コ
イルの最外層に巻いた図、第6図は従来のMHI装置用
超電導マグネットの断面図である。 2・・・超電導コイル 3・・・ヘリウム容器4・
・・液体ヘリウム 8・・・純アルミのシート9・
・・超電導線 10・・・スリット11・・・
帯状純アルミ板 12・・・純アルミ線材代理人 弁
理士 則 近 憲 佑 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
アルミのシートを超電導コイルの各層間に入れた図、第
2図は純アルミのシートで超電導コイルを囲った図、第
3図はスリット付の純アルミのシートを超電導コイルの
最外層に巻いた図、第4図は超電導コイルの中に帯状の
純アルミ板を入れた図、第5図は純アルミ線を超電導コ
イルの最外層に巻いた図、第6図は従来のMHI装置用
超電導マグネットの断面図である。 2・・・超電導コイル 3・・・ヘリウム容器4・
・・液体ヘリウム 8・・・純アルミのシート9・
・・超電導線 10・・・スリット11・・・
帯状純アルミ板 12・・・純アルミ線材代理人 弁
理士 則 近 憲 佑 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (4)
- (1)MRI装置用超電導マグネットの超電導コイルに
おいて、純アルミニウム等の熱伝導のよい部材を超電導
線とともに巻線したことを特徴とする超電導マグネット
。 - (2)純アルミニウム材が超電導線の各層間に入れられ
ていることを特徴とする請求項(1)記載の超電導マグ
ネット。 - (3)純アルミニウム材にスリットが入っていることを
特徴とする請求項(1)記載の超電導マグネット。 - (4)純アルミニウム線材が超電導線の最外層に巻いて
あることを特徴とする請求項(1)記載の超電導マグネ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31769790A JPH04192314A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 超電導マグネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31769790A JPH04192314A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 超電導マグネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04192314A true JPH04192314A (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=18091020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31769790A Pending JPH04192314A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 超電導マグネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04192314A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244109A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Toshiba Corp | 高温超電導コイル装置 |
JP2007063671A (ja) * | 2006-09-25 | 2007-03-15 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 冷間加工材 |
JP2007070733A (ja) * | 2006-10-06 | 2007-03-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 冷間加工材 |
GB2596826A (en) * | 2020-07-07 | 2022-01-12 | Siemens Healthcare Ltd | Flexible thermal bus for superconducting coil |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP31769790A patent/JPH04192314A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001244109A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Toshiba Corp | 高温超電導コイル装置 |
JP2007063671A (ja) * | 2006-09-25 | 2007-03-15 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 冷間加工材 |
JP2007070733A (ja) * | 2006-10-06 | 2007-03-22 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 冷間加工材 |
GB2596826A (en) * | 2020-07-07 | 2022-01-12 | Siemens Healthcare Ltd | Flexible thermal bus for superconducting coil |
GB2596826B (en) * | 2020-07-07 | 2022-08-24 | Siemens Healthcare Ltd | Flexible thermal bus for superconducting coil |
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