JPH04191928A - ソフトウェア作業ツール - Google Patents
ソフトウェア作業ツールInfo
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- JPH04191928A JPH04191928A JP2323765A JP32376590A JPH04191928A JP H04191928 A JPH04191928 A JP H04191928A JP 2323765 A JP2323765 A JP 2323765A JP 32376590 A JP32376590 A JP 32376590A JP H04191928 A JPH04191928 A JP H04191928A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/20—Software design
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
情報処理装置上でのソフトウェア作業に用いられるソフ
トウェア作業ツールの構成法に関し、ソフトウェアの開
発、運用等のソフトウェア作業において、ソフトウェア
への操作を、作業に関する情報に基づいて自動的に進め
、しかも作業に関する情報を自律分散的に作ることで作
業を独立化、最小化するような汎用的ソフトウェア作業
ツールを提供することを目的とし、 情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールであって
、プログラムまたは情報に対して操作を行うソフトウェ
ア操作部と、該操作のための情報を作業知識として記憶
する作業知識記憶部と、外部との間で作業依頼、または
作業報告を含む通信情報を送受信する通信部と、前記作
業知識記憶部に記憶されている作業知識に基づいて、ソ
フトウェア操作部、通信部、および作業知識記憶部の制
御を行う制御部とを備えるように構成する。
トウェア作業ツールの構成法に関し、ソフトウェアの開
発、運用等のソフトウェア作業において、ソフトウェア
への操作を、作業に関する情報に基づいて自動的に進め
、しかも作業に関する情報を自律分散的に作ることで作
業を独立化、最小化するような汎用的ソフトウェア作業
ツールを提供することを目的とし、 情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールであって
、プログラムまたは情報に対して操作を行うソフトウェ
ア操作部と、該操作のための情報を作業知識として記憶
する作業知識記憶部と、外部との間で作業依頼、または
作業報告を含む通信情報を送受信する通信部と、前記作
業知識記憶部に記憶されている作業知識に基づいて、ソ
フトウェア操作部、通信部、および作業知識記憶部の制
御を行う制御部とを備えるように構成する。
本発明は情報処理装置に係り、さらに詳しくは情報処理
装置上でのソフトウェア作業に用いられるソフトウェア
作業ツールの構成法に関する。
装置上でのソフトウェア作業に用いられるソフトウェア
作業ツールの構成法に関する。
情報処理装置は、データを処理する計算機(すなわちコ
ンピュータ)から出発して、次第に文章、音声、画像な
どの一般の情報処理に進み、最近では、人工知能(すな
わちAI)の研究成果を利用して人間と同様の知識や日
常の言葉(いわゆる自然言語)までも取り扱うようにな
ってきた。
ンピュータ)から出発して、次第に文章、音声、画像な
どの一般の情報処理に進み、最近では、人工知能(すな
わちAI)の研究成果を利用して人間と同様の知識や日
常の言葉(いわゆる自然言語)までも取り扱うようにな
ってきた。
しかし、通常は情報処理装置はほとんど全て蓄積プログ
ラム方式に基づいているためにソフトウェア(すなわち
、プログラム、およびドキュメント、仕様、環境定義、
あるいはデータなどの情報)の開発と運用が必須である
。
ラム方式に基づいているためにソフトウェア(すなわち
、プログラム、およびドキュメント、仕様、環境定義、
あるいはデータなどの情報)の開発と運用が必須である
。
なお、ソフトウェアの開発あるいはソフトウェアの運用
における作業にはプログラムの実行環境作成、プログラ
ムの起動、プログラムへの情報入力、プログラムの監視
、プログラムの処理結果の解読、プログラムの出力の解
読、情報の入力、加工、出力、作成が含まれる。
における作業にはプログラムの実行環境作成、プログラ
ムの起動、プログラムへの情報入力、プログラムの監視
、プログラムの処理結果の解読、プログラムの出力の解
読、情報の入力、加工、出力、作成が含まれる。
ソフトウェアの開発、運用等の作業においては、ソフト
ウェアを操作し、処理状況の観測、そして次に何の操作
を行うべきかの判断を行うのは、はしめは人間の役割で
あった。
ウェアを操作し、処理状況の観測、そして次に何の操作
を行うべきかの判断を行うのは、はしめは人間の役割で
あった。
以上の原因で、ソフトウェアの開発と運用には非常に多
くの労力を要していた。
くの労力を要していた。
そこで省力化のために、ソフトウェア自身でソフトウェ
アを操作させようという考えから、情報処理装置の上に
ソフトウェア上の道具(すなわちソフトウェアツール)
が様々に作られるようになってきた。前記のようなソフ
トウェア作業向けにも、捧々なツールが作成され、公知
になっている。
アを操作させようという考えから、情報処理装置の上に
ソフトウェア上の道具(すなわちソフトウェアツール)
が様々に作られるようになってきた。前記のようなソフ
トウェア作業向けにも、捧々なツールが作成され、公知
になっている。
とはいえ、コンピュータあるいはオペレーティングシス
テムを使うといっても、あらゆるソフトウェア作業が自
動化できるわけではない。実際、従来のオペレーティン
グシステムでもジョブ制御という構成要素があって、ソ
フトウェアの起動監視、そして処理結果による簡単な後
続処理の起動ができた。しかし、こうした従来のソフト
ウェア作業の自動化を行う仕組みは、極めて原始的であ
った。
テムを使うといっても、あらゆるソフトウェア作業が自
動化できるわけではない。実際、従来のオペレーティン
グシステムでもジョブ制御という構成要素があって、ソ
フトウェアの起動監視、そして処理結果による簡単な後
続処理の起動ができた。しかし、こうした従来のソフト
ウェア作業の自動化を行う仕組みは、極めて原始的であ
った。
なぜなら、従来の技術では、特定の情報を加工する専用
ツールを作り、専用ツール群をほぼ与えられた順序に起
動していくジョブ制御のようなソフトウェア作業ツール
しかなかったので、ソフトウェア作業がちょっと複雑に
なると、専用ツールの開発と運用という仕事が新たに発
生してしまい、結果としてたいした省力化にならず、が
えってソフトウェアの数と複雑性が増してしまう傾向が
あった。しかも、専用ツール間が作業に間して通信し合
うという思想がないために、ある専用ツールの出力する
ファイルを別の専用ツールの大刀とするには、形式変換
をする専用ツールをその2者の組み合わせだけのために
開発、運用しなければならない。専用ツールが4個にな
れば組み合わせは6&ll、5個ナラ10組、100個
なら4,950 Mi(7)ヨウに激増する。
ツールを作り、専用ツール群をほぼ与えられた順序に起
動していくジョブ制御のようなソフトウェア作業ツール
しかなかったので、ソフトウェア作業がちょっと複雑に
なると、専用ツールの開発と運用という仕事が新たに発
生してしまい、結果としてたいした省力化にならず、が
えってソフトウェアの数と複雑性が増してしまう傾向が
あった。しかも、専用ツール間が作業に間して通信し合
うという思想がないために、ある専用ツールの出力する
ファイルを別の専用ツールの大刀とするには、形式変換
をする専用ツールをその2者の組み合わせだけのために
開発、運用しなければならない。専用ツールが4個にな
れば組み合わせは6&ll、5個ナラ10組、100個
なら4,950 Mi(7)ヨウに激増する。
従来のプログラム作成方法でソフトウェア作業ツールを
作る限り、専用知識を調べあげてプログラムに固定して
作り込んでしまうため、運用しながら知識を囚単に調査
、追加できないという欠点がある。また作業計画の立案
のように、多くの可能性の中から正解や最適解を探す処
理を人間に幀ることになり、時間がかかったり質が悪く
なることが多い。
作る限り、専用知識を調べあげてプログラムに固定して
作り込んでしまうため、運用しながら知識を囚単に調査
、追加できないという欠点がある。また作業計画の立案
のように、多くの可能性の中から正解や最適解を探す処
理を人間に幀ることになり、時間がかかったり質が悪く
なることが多い。
一方、AIの研究成果としての公知技術に、エキスパー
トシステムと、協調型エキスパートシステムがある。エ
キスパートシステムは、知識と推論機構とを具備し、表
現形態が柔軟であることがら、運用しながら知識を簡単
に調査、追加できるという特徴がある。また、多くの可
能性の中から正解や最適解を探す処理を短時間で行うこ
とができる。さらに協調型エキスパートシステムの場合
、エキスパートシステムとエキスパートシステム間で通
信する命令が用意されていて、推論材料となる情報を与
えあうことができる、オブジェクト指向計算モデルとい
う論理に基づいて通信されることが多い。
トシステムと、協調型エキスパートシステムがある。エ
キスパートシステムは、知識と推論機構とを具備し、表
現形態が柔軟であることがら、運用しながら知識を簡単
に調査、追加できるという特徴がある。また、多くの可
能性の中から正解や最適解を探す処理を短時間で行うこ
とができる。さらに協調型エキスパートシステムの場合
、エキスパートシステムとエキスパートシステム間で通
信する命令が用意されていて、推論材料となる情報を与
えあうことができる、オブジェクト指向計算モデルとい
う論理に基づいて通信されることが多い。
しかし、たとえ個別のエキスパートシステムがオペレー
ティングシステムに依顛するなどの手段で特定のソフト
ウェアの操作や観測を行う専用システムとして開発され
た例があるとしても、もともとソフトウェア操作部を具
備するという設計思想がないために、別のあるソフトウ
ェアを操作したい利用者にも役立つというものではなが
った。
ティングシステムに依顛するなどの手段で特定のソフト
ウェアの操作や観測を行う専用システムとして開発され
た例があるとしても、もともとソフトウェア操作部を具
備するという設計思想がないために、別のあるソフトウ
ェアを操作したい利用者にも役立つというものではなが
った。
また、同じソフトウェアであっても別の経験知識を必要
とする別の利用者にも十分役立つものではなかった。や
はり専門分野ごとに、オペレーティングシステムにその
ソフトウェアを操作する依頼を出すような専用エキスパ
ートシステムを作る必要があった。このため、問題は解
決していないのが現状である。
とする別の利用者にも十分役立つものではなかった。や
はり専門分野ごとに、オペレーティングシステムにその
ソフトウェアを操作する依頼を出すような専用エキスパ
ートシステムを作る必要があった。このため、問題は解
決していないのが現状である。
さて従来、ソフトウェアのロボットと称するパソコン向
けのソフトウェアツールが米国で市販されている。該ツ
ールにおいては、画面、CPUレジスタ、メモリ、キー
押下、あるいはタイマを読んで条件検査する監視プログ
ラムがメモリ上に起動されて、利用者の記述した手順や
ルールに従って、画面、メモリ、アプリケーションプロ
グラム、あるいはホストコンピュータへのデータ出力を
人間のキー押下に代わって自動的に行うことで、利用者
の定型的な作業を代替する。
けのソフトウェアツールが米国で市販されている。該ツ
ールにおいては、画面、CPUレジスタ、メモリ、キー
押下、あるいはタイマを読んで条件検査する監視プログ
ラムがメモリ上に起動されて、利用者の記述した手順や
ルールに従って、画面、メモリ、アプリケーションプロ
グラム、あるいはホストコンピュータへのデータ出力を
人間のキー押下に代わって自動的に行うことで、利用者
の定型的な作業を代替する。
しかし該ツールの構成をみると、第1に、同種の該ツー
ルとの通信機構がない、すなわち、本発明で述べた、作
業依頼・作業報告を含む通信情報を送受信する通信部(
3)を有していない。
ルとの通信機構がない、すなわち、本発明で述べた、作
業依頼・作業報告を含む通信情報を送受信する通信部(
3)を有していない。
第2に、ソフトウェアの操作という意味で、実行を依顛
した結果を該ソフトウェアから操作部または観測部経由
で返させる一構造は有していない。
した結果を該ソフトウェアから操作部または観測部経由
で返させる一構造は有していない。
単に画面、メモリというハードウェアに出力された断片
的な影響を判定する手段しがない。すなわち、本発明に
述べたソフトウェア操作部(1)を有していない。
的な影響を判定する手段しがない。すなわち、本発明に
述べたソフトウェア操作部(1)を有していない。
第3に、該ツールは操作手順を利用者が与えて、記憶す
る機構をもつ。しかしこの操作手順の内容は上で述べた
ように、単なるハードウェアの監視とキー押下を代行す
る入力である。すなわち、本発明に述べた、操作プログ
ラムや情報への操作という意味の作業知識記憶部(2)
を有しいない。
る機構をもつ。しかしこの操作手順の内容は上で述べた
ように、単なるハードウェアの監視とキー押下を代行す
る入力である。すなわち、本発明に述べた、操作プログ
ラムや情報への操作という意味の作業知識記憶部(2)
を有しいない。
以上のように、該ツールは単にキーストロークの代行入
力プログラムを複数独立に並行して動作させうるように
した、スケールもレベルも低いところを狙ったツールで
ある。該ツールは本発明の要件を欠き、本発明が目指し
ているソフトウェア開発・運用の専門家知識をもって自
律分散的に作業を支援する汎用的なソフトウェア作業ツ
ール提供を行うものではないと結論される。
力プログラムを複数独立に並行して動作させうるように
した、スケールもレベルも低いところを狙ったツールで
ある。該ツールは本発明の要件を欠き、本発明が目指し
ているソフトウェア開発・運用の専門家知識をもって自
律分散的に作業を支援する汎用的なソフトウェア作業ツ
ール提供を行うものではないと結論される。
[発明が解決しようとする課題]
強力な汎用ソフトウェア作業ツールを設計するのは従来
大変困難であった。なぜなら、ソフトウェア作業におけ
る特定分野の経験知識(例えば外部記憶装置から不要な
ファイルを消去する作業の仕方)が、別のソフトウェア
作業ツールにも含まれていなくては省力化が徹底できな
いからである。
大変困難であった。なぜなら、ソフトウェア作業におけ
る特定分野の経験知識(例えば外部記憶装置から不要な
ファイルを消去する作業の仕方)が、別のソフトウェア
作業ツールにも含まれていなくては省力化が徹底できな
いからである。
しかし、いろいろな専門分野の知識の経験知識を詰め込
んだソフトウェア作業ツールというのも、大きすぎて性
能が悪く、修正を頻繁にやるか陳腐化するに任せるしか
ない、という欠点がでてくる。
んだソフトウェア作業ツールというのも、大きすぎて性
能が悪く、修正を頻繁にやるか陳腐化するに任せるしか
ない、という欠点がでてくる。
別のソフトウェア作業ツールと通信機構なしに直接プロ
グラム呼び出しで接続するか、ファイルに一方が書くと
他方が読むという関係で接続するのが普通である。この
ような接続形態であると、あるソフトウェア作業ツール
の設計変更が起こると、他のソフトウェア作業ツールの
設計変更は大きくなってしまうことが多い。すなわち相
互の依存が高すぎて、ソフトウェア開発・運用のコスト
が高くつく。従って、ソフトウェア作業を支援するシス
テム全体の設計や保守は、非常に困難であるという問題
点があった。
グラム呼び出しで接続するか、ファイルに一方が書くと
他方が読むという関係で接続するのが普通である。この
ような接続形態であると、あるソフトウェア作業ツール
の設計変更が起こると、他のソフトウェア作業ツールの
設計変更は大きくなってしまうことが多い。すなわち相
互の依存が高すぎて、ソフトウェア開発・運用のコスト
が高くつく。従って、ソフトウェア作業を支援するシス
テム全体の設計や保守は、非常に困難であるという問題
点があった。
本発明は、ソフトウェアの開発、運用等のソフトウェア
作業において、ソフトウェアへの操作を、作業に関する
情報に基づいて自動的に進め、しがも作業に関する情報
を自律分散的に作ることで作業を独立化、最小化するよ
うな汎用的ソフトウェア作業ツールを提供することを目
的とする。
作業において、ソフトウェアへの操作を、作業に関する
情報に基づいて自動的に進め、しがも作業に関する情報
を自律分散的に作ることで作業を独立化、最小化するよ
うな汎用的ソフトウェア作業ツールを提供することを目
的とする。
第1図は本発明の原理ブロック図である。同図は様々な
情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールの原理ブ
ロック図である。
情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールの原理ブ
ロック図である。
第1図(a)は第1の発明の原理ブロック図である。
同図において、ソフトウェア操作部1はソフトウェアと
してのプログラム、または情報に対して操作を行い、作
業知識記憶部2は例えば作業知識ベースであって、ソフ
トウェア操作部1の行う操作の方法、順序、または論理
的実行条件を決めるための情報を記憶する。
してのプログラム、または情報に対して操作を行い、作
業知識記憶部2は例えば作業知識ベースであって、ソフ
トウェア操作部1の行う操作の方法、順序、または論理
的実行条件を決めるための情報を記憶する。
また通信部3は利用者、操作者、または他の同様なソフ
トウェア作業ツールとの間で直接的、または間接的に作
業依頼、作業報告、または会話の情報を送受信し、制御
部4は作業知識記憶部2に記憶されている作業知識に基
づいてソフトウェア操作部1に操作を命じ、通信部3に
通信を命じ、また作業知識記憶部2に作業知識の更新を
命じる制御を行うものである。
トウェア作業ツールとの間で直接的、または間接的に作
業依頼、作業報告、または会話の情報を送受信し、制御
部4は作業知識記憶部2に記憶されている作業知識に基
づいてソフトウェア操作部1に操作を命じ、通信部3に
通信を命じ、また作業知識記憶部2に作業知識の更新を
命じる制御を行うものである。
第1図ら)は第2の発明の原理ブロツク図である。
第1図(a)と比較すると、観測部5が追加された点を
除いてその構成は同じである。観測部5は自ツール内の
ソフトウェア操作部l、または自ツール以外で前述のプ
ログラムまたは情報に対して操作を行う他ツール内のソ
フトウェア操作部の操作結果としてのソフトウェア、す
なわちプログラムまたは情報の観測を行う。
除いてその構成は同じである。観測部5は自ツール内の
ソフトウェア操作部l、または自ツール以外で前述のプ
ログラムまたは情報に対して操作を行う他ツール内のソ
フトウェア操作部の操作結果としてのソフトウェア、す
なわちプログラムまたは情報の観測を行う。
本発明においては作業知識記憶部2の内部に、例えばプ
ロダクションルール、フレーム、オプジェクト、メタ知
識などの様々な知識が内蔵され、制御部4は作業知識記
憶部2の内蔵情報、通信部3からの受信情報、または観
測部5からの入力情報に基づいてソフトウェア操作部1
を制御して゛ソフトウェアに対する操作を行わせ、作業
知識記憶部2に情報を追加あるいは変更し、また通信部
3を介して他のソフトウェア作業ツールに対する通信を
行う。
ロダクションルール、フレーム、オプジェクト、メタ知
識などの様々な知識が内蔵され、制御部4は作業知識記
憶部2の内蔵情報、通信部3からの受信情報、または観
測部5からの入力情報に基づいてソフトウェア操作部1
を制御して゛ソフトウェアに対する操作を行わせ、作業
知識記憶部2に情報を追加あるいは変更し、また通信部
3を介して他のソフトウェア作業ツールに対する通信を
行う。
複数のソフトウェア作業ツール間の作業に関する協調は
通信で達成され、その通信の規約を統一することによっ
てソフトウェア作業ツールの接続が非常に簡単となり、
接続されるソフトウェア作業ツールの数を増加させるこ
とができる。そして自ツール内で行うべき作業を外部の
ソフトウェアに影響を与えながら実行することが可能と
なる。
通信で達成され、その通信の規約を統一することによっ
てソフトウェア作業ツールの接続が非常に簡単となり、
接続されるソフトウェア作業ツールの数を増加させるこ
とができる。そして自ツール内で行うべき作業を外部の
ソフトウェアに影響を与えながら実行することが可能と
なる。
すなわち、各ソフトウェア作業ツールはそれぞれ作業知
識記憶部を持っており、ソフトウェア作業ツール同士が
通信によって協調する構成となり、ソフトウェア作業に
おける特定分野の経験知識、例えば外部記憶装置からの
不要なファイルの消去の方法はそのソフトウェア作業ツ
ールだけで独立したものとすることができる。外部とは
通信情報の約束だけで結ばれているために、あるソフト
ウェア作業ツールの知識の設計変更が起こっても他のソ
フトうエア作業ツールの知識の変更は非常に小さくてす
むことになり、ソフトウェア作業を支援するシステム全
体の設計や保守も非常に容易となる。
識記憶部を持っており、ソフトウェア作業ツール同士が
通信によって協調する構成となり、ソフトウェア作業に
おける特定分野の経験知識、例えば外部記憶装置からの
不要なファイルの消去の方法はそのソフトウェア作業ツ
ールだけで独立したものとすることができる。外部とは
通信情報の約束だけで結ばれているために、あるソフト
ウェア作業ツールの知識の設計変更が起こっても他のソ
フトうエア作業ツールの知識の変更は非常に小さくてす
むことになり、ソフトウェア作業を支援するシステム全
体の設計や保守も非常に容易となる。
さらに推論処理を併用することにより多くの可能性の中
から正解や最適解を探す処理が簡単となり、例えば要素
作業を組み合わせて作業のスケジュールを計画したり、
ソフトウェアの障害原因を調査する場合に、よりよい解
が短時間に得られる利点も生ずる。
から正解や最適解を探す処理が簡単となり、例えば要素
作業を組み合わせて作業のスケジュールを計画したり、
ソフトウェアの障害原因を調査する場合に、よりよい解
が短時間に得られる利点も生ずる。
第2図は2つのソフトウェア作業ツールが接続されたシ
ステムの実施例の全体構成プロ・ンク図である。同図に
おいて2つのソフトウェア作業ツールA、Bがメツセー
ジ交換機構6を介して接続され、また各ソフトウェア作
業ツールは作業ツール起動機構7によって起動され、ソ
フトウェア10に対する操作を行う。各ソフトウェア作
業ツールは第1図(′b)に示したと同様に、ソフトウ
ェア操作部1a、lb、作業知識ベース2a、2b、通
信部3a、3b、推論処理部4a、4b、および観測部
5a、5bによって構成されている。
ステムの実施例の全体構成プロ・ンク図である。同図に
おいて2つのソフトウェア作業ツールA、Bがメツセー
ジ交換機構6を介して接続され、また各ソフトウェア作
業ツールは作業ツール起動機構7によって起動され、ソ
フトウェア10に対する操作を行う。各ソフトウェア作
業ツールは第1図(′b)に示したと同様に、ソフトウ
ェア操作部1a、lb、作業知識ベース2a、2b、通
信部3a、3b、推論処理部4a、4b、および観測部
5a、5bによって構成されている。
次に第2図のソフトウェア作業ツールA、 Bの動作を
図に示した番号■、■、・・・に従って説明する。
図に示した番号■、■、・・・に従って説明する。
■ 利用者Uは、自分の行いたい作業を依頼するメンセ
ージを、メツセージ交換機構6に与える。
ージを、メツセージ交換機構6に与える。
■ メツセージ交換機構6は、該作業を行うべきソフト
ウェア作業ツールがAであることを導くと、Aが存在し
ないので、Aの起動を作業ツール起動機構7に依頼する
。
ウェア作業ツールがAであることを導くと、Aが存在し
ないので、Aの起動を作業ツール起動機構7に依頼する
。
■ 作業ツール起動機構7は、ソフトウェア作業ツール
Aを、図にない外部記憶装置から主記憶にローディング
して、推論処理部40を起動する。
Aを、図にない外部記憶装置から主記憶にローディング
して、推論処理部40を起動する。
■ メツセージ交換機構6は、利用者Uからの依頼メツ
セージを起動されたAの通信部3aに送る。
セージを起動されたAの通信部3aに送る。
■ 通信部3aは、該メツセージを受信し、該メツセー
ジをチェックし、付属情報の解読を行う。
ジをチェックし、付属情報の解読を行う。
■ 推論処理部4aは、該メツセージに対応した処理あ
るいは、該知識によって論理的条件が満足された規則型
の知識を次々と作業知識ベース2aから決定して実行す
る。また、フレーム型知識を28から読み書きする。
るいは、該知識によって論理的条件が満足された規則型
の知識を次々と作業知識ベース2aから決定して実行す
る。また、フレーム型知識を28から読み書きする。
なお、ここで規則型の知識とは論理的実行条件と処理方
法の組としての推論規則、すなわちプロダクションルー
ルであり、またフレーム型知識とはある概念に対応する
データとプログラムとの固まりとしてのフレームと、複
数のフレーム間の関係を記述する知識である。
法の組としての推論規則、すなわちプロダクションルー
ルであり、またフレーム型知識とはある概念に対応する
データとプログラムとの固まりとしてのフレームと、複
数のフレーム間の関係を記述する知識である。
■ 知識に記述されたソフトウェア操作を、推論制御部
4aは、ソフトウェア操作部1aに命令して実行させる
。ソフトウェア操作部1aは、ソフトウェアS1の入力
ファイルN1を揃え、Slの実行コマンドを作り、オペ
レーティングシステムに依頼してそのコマンドを実行し
てSlを動作せしめる。
4aは、ソフトウェア操作部1aに命令して実行させる
。ソフトウェア操作部1aは、ソフトウェアS1の入力
ファイルN1を揃え、Slの実行コマンドを作り、オペ
レーティングシステムに依頼してそのコマンドを実行し
てSlを動作せしめる。
さらにSlの動作を監視し、起動に失敗すれば推論処理
部4aが作業知識ベース2aから、その失敗利用の際の
回復方法を読み、ソフトウェア操作部1aに命令して粘
り強く遂行していく。
部4aが作業知識ベース2aから、その失敗利用の際の
回復方法を読み、ソフトウェア操作部1aに命令して粘
り強く遂行していく。
■ 観測部5aは、Slの出力ができたことを、オペレ
ーティングシステムから通知を受けて、出力PIを解読
する。解読のための知識は作業知識ベースにあるかもし
れない。
ーティングシステムから通知を受けて、出力PIを解読
する。解読のための知識は作業知識ベースにあるかもし
れない。
その結果、新たにソフトウェア操作が必要になるとソフ
トウェア操作部1aに命令が行く。
トウェア操作部1aに命令が行く。
■ 他のソフトウェア作業ツールに仕事を依頼したり知
識を質問するとき、推論処理部4aは通信部3aにして
ほしい作業を与える。
識を質問するとき、推論処理部4aは通信部3aにして
ほしい作業を与える。
通信部3aは、自分の行いたい作業を依頼するメツセー
ジを、メツセージ交換機構6に与える。
ジを、メツセージ交換機構6に与える。
[相] メツセージ交換機構6は、該作業を行うべきソ
フトウェア作業ツールがBであることを導(と、Bが存
在しないので、Bの起動を作業ツール起動機構7に依頼
する。
フトウェア作業ツールがBであることを導(と、Bが存
在しないので、Bの起動を作業ツール起動機構7に依頼
する。
■ 作業ツール起動機構7は、ソフトウェア作業ツール
Bを、図にない外部記憶装置から主記憶にローディング
して、推論処理部4bを起動する。
Bを、図にない外部記憶装置から主記憶にローディング
して、推論処理部4bを起動する。
■ メッセージ交換機構6は、該依頼メッセージを起動
されたBの通信部3bに送る。
されたBの通信部3bに送る。
■ 推論処理部4bも、該メッセージに対応した処理あ
るいは該知識によって論理的条件が満足された規則型の
知識を次々と作業知識ベース2bから決定して実行する
。また、フレーム型知識を2bから読み書きする。
るいは該知識によって論理的条件が満足された規則型の
知識を次々と作業知識ベース2bから決定して実行する
。また、フレーム型知識を2bから読み書きする。
■ 観測部5bでSlの出力P1ができていることを観
測する。
測する。
[相] 利用者が欲しいP2を得るためには、ソフトウ
ェアS2を起動してその入力に今の出力P1をいれれば
よいことを、推論処理部4bと作業知識記憶部2bによ
って推論する。
ェアS2を起動してその入力に今の出力P1をいれれば
よいことを、推論処理部4bと作業知識記憶部2bによ
って推論する。
■ 推論処理部4bはソフトウェア操作部1bに命令し
て、オペレーティングシステムに依頼して、ソフトウェ
アS2を起動する。
て、オペレーティングシステムに依頼して、ソフトウェ
アS2を起動する。
■ 出力P2ができたことを観測すると、ソフトウェア
操作部1bがP2を詳しく解析して推論し、利用者が欲
しい情報ができたかを吟味する。
操作部1bがP2を詳しく解析して推論し、利用者が欲
しい情報ができたかを吟味する。
■ 推論処理部4bは作業報告を作成し、通信部3bに
命じてメツセージ交換機構6に送る。
命じてメツセージ交換機構6に送る。
■ メツセージ交換機構6はソフトウェア作業ツールA
の通信部3aにメツセージを渡す。
の通信部3aにメツセージを渡す。
@ 推論処理部4aは、作業知識ベース2a上の知識を
もとに作業結果を吟味し、よいとなれば、通信部3aに
命じて利用者Uに作業完了のメツセージを示す。
もとに作業結果を吟味し、よいとなれば、通信部3aに
命じて利用者Uに作業完了のメツセージを示す。
0 Aはする仕事が無くなって知識ベースをこの図にな
い外部記憶装置に退避して主記憶から消える。一方Bは
同棲の事象が観測されたらいつでも自律的に作業できる
ように、主記憶に居続ける。
い外部記憶装置に退避して主記憶から消える。一方Bは
同棲の事象が観測されたらいつでも自律的に作業できる
ように、主記憶に居続ける。
第3図はソフトウェア操作部の処理実施例のフローチャ
ートである。処理が開始されると、まずステップ(S)
20で推論処理部4aからのソフトウェア操作依頼か否
かが判定され、その依頼である時にはS21で必要に応
じて依頼情報からソフトウェア宛の入力ファイルが作成
され、S22でソフトウェアの実行コマンドが作成され
、S23で自装置のオペレーティングシステムに実行コ
マンドが渡されて起動が依頼される。
ートである。処理が開始されると、まずステップ(S)
20で推論処理部4aからのソフトウェア操作依頼か否
かが判定され、その依頼である時にはS21で必要に応
じて依頼情報からソフトウェア宛の入力ファイルが作成
され、S22でソフトウェアの実行コマンドが作成され
、S23で自装置のオペレーティングシステムに実行コ
マンドが渡されて起動が依頼される。
そして324でオペレーティングシステムが正常に受け
付けたか否かが判定され、正常に受け付けた時にはS2
5で推論処理部に正常に起動されたことが通知され、S
26でオペレーティングシステムに監視時間のタイマの
起動が依頼され、S20の処理に戻る。S24でオペレ
ーティングシステムが正常に受け付けていない時には、
S27で推論処理部4aに起動失敗のエラー情報が通知
され、S20の処理に戻る。
付けたか否かが判定され、正常に受け付けた時にはS2
5で推論処理部に正常に起動されたことが通知され、S
26でオペレーティングシステムに監視時間のタイマの
起動が依頼され、S20の処理に戻る。S24でオペレ
ーティングシステムが正常に受け付けていない時には、
S27で推論処理部4aに起動失敗のエラー情報が通知
され、S20の処理に戻る。
S20で推論処理部4aからの依頼でない時には328
でオペレーティングシステムからの起動されていたソフ
トウェアの終了通知であるか否かが判定され、終了通知
である時にはS29でオペレーティングシステムへのタ
イマ起動依頼が取り消され、S30でソフトウェアの出
力ファイル、S31でエラーメツセージ、S32で完了
コードがそれぞれチェツクされ、S33で推論処理部4
a′に正常終了の通知が行われた後に、S20の処理に
戻る。
でオペレーティングシステムからの起動されていたソフ
トウェアの終了通知であるか否かが判定され、終了通知
である時にはS29でオペレーティングシステムへのタ
イマ起動依頼が取り消され、S30でソフトウェアの出
力ファイル、S31でエラーメツセージ、S32で完了
コードがそれぞれチェツクされ、S33で推論処理部4
a′に正常終了の通知が行われた後に、S20の処理に
戻る。
S28でオペレーティングシステムからのソフトウェア
終了通知でない時にはS34でオペレーティングシステ
ムからのタイマ起動か否かが判定され、起動である時に
はS35で起動されていたソフトウェアが終了している
か否かが判定され、終了している時にはS36で終了情
報が、337で実行失敗のエラー情報が、共に推論処理
部4aに通知された後に320の処理に戻る。
終了通知でない時にはS34でオペレーティングシステ
ムからのタイマ起動か否かが判定され、起動である時に
はS35で起動されていたソフトウェアが終了している
か否かが判定され、終了している時にはS36で終了情
報が、337で実行失敗のエラー情報が、共に推論処理
部4aに通知された後に320の処理に戻る。
S35でソフトウェアが終了していない時には33Bで
オペレーティングシステムにソフトウェアの強制終了が
依軌され、S39で実行失敗のエラー情報が推論処理部
4aに伝えられた後に820の処理に戻る。さらにS3
4でタイマ起動でない時には直ちに320の処理に戻る
。
オペレーティングシステムにソフトウェアの強制終了が
依軌され、S39で実行失敗のエラー情報が推論処理部
4aに伝えられた後に820の処理に戻る。さらにS3
4でタイマ起動でない時には直ちに320の処理に戻る
。
第4図はソフトウェア操作部へのソフトうエア操作依頼
情報の実施例である。同図において操作依頼情報は(a
)の実行コマンド知識とら)のタイマによる監視時間と
から成っている。
情報の実施例である。同図において操作依頼情報は(a
)の実行コマンド知識とら)のタイマによる監視時間と
から成っている。
第5図はソフトウェア操作部からオペレーティングシス
テムに渡される実行コマンドの実施例である。
テムに渡される実行コマンドの実施例である。
第6図はソフトウェア操作部から制御部に通知される情
報の実施例である。同図(a)、 (b)は実行受け付
は時の情報の例であり、正常受け付は時と異常受け付は
時の例が示されている。
報の実施例である。同図(a)、 (b)は実行受け付
は時の情報の例であり、正常受け付は時と異常受け付は
時の例が示されている。
第6図(C)、(d)は実行完了時の通知情報の例であ
り、正常完了時と異常完了時の例を示している。
り、正常完了時と異常完了時の例を示している。
第7図は作業知識ベースの内容の実施例である。
同図(a)は内容の全体を示し、作業知識ベースの内容
はメソッド41、手続き42、ルール43、木構造知識
44、およびオブジェクト管理知識45から成っている
。
はメソッド41、手続き42、ルール43、木構造知識
44、およびオブジェクト管理知識45から成っている
。
第7図(′b)はメソッドの例である。メソッドはソフ
トウェア作業ツールが通信部から受信するメンセージの
識別名としてのセレクタ塩と、可変のパラメータとして
の引数のリストである。同図(C)は手続き44の例で
あり、手続きはメソッド、およびルールから呼ばれる関
数として定義された命令群である。同図(d)はルール
43の実施例であり、ルールは推論のための条件部と命
令が組となったものである。同図(e)は木構造知識4
40例であり、木構造知識;よデータや事実を木構造に
格納したものであり、メソッド、手続き、ルールも木構
造知識の一種と考えることもできる。オブジェクト管理
知識45はメソッド、手続き、ルール、木構造知識の検
索、生成、消去などの管理を行うために名前や上下関係
を木構造データとして持つものである。
トウェア作業ツールが通信部から受信するメンセージの
識別名としてのセレクタ塩と、可変のパラメータとして
の引数のリストである。同図(C)は手続き44の例で
あり、手続きはメソッド、およびルールから呼ばれる関
数として定義された命令群である。同図(d)はルール
43の実施例であり、ルールは推論のための条件部と命
令が組となったものである。同図(e)は木構造知識4
40例であり、木構造知識;よデータや事実を木構造に
格納したものであり、メソッド、手続き、ルールも木構
造知識の一種と考えることもできる。オブジェクト管理
知識45はメソッド、手続き、ルール、木構造知識の検
索、生成、消去などの管理を行うために名前や上下関係
を木構造データとして持つものである。
第8図は通信部の処理実施例のフローチャートである。
処理が開始されると、まずS46で第2図のメツセージ
交換機構6からの起動か否かが判定され、該当する場合
にはS47でメツセージの文字列が作業知識ベース2a
に受け取られ、548でメンセージの形式がチェックさ
れ、S49で付属情報が解読され、S50で付属情報の
形式が整えられ、351でメッセージが推論処理部4a
に渡されてS46の処理に戻る。
交換機構6からの起動か否かが判定され、該当する場合
にはS47でメツセージの文字列が作業知識ベース2a
に受け取られ、548でメンセージの形式がチェックさ
れ、S49で付属情報が解読され、S50で付属情報の
形式が整えられ、351でメッセージが推論処理部4a
に渡されてS46の処理に戻る。
346でメッセージ交換機構6からの起動ではない時に
はS52で推論処理部4aがらの起動であるか否かが判
定され、該当する時にはS53で依頼メツセージの形式
がチェックされ、354で送信用のメッセージとしての
形式が整えられ、S55でメッセージ交換機構6が起動
され、S56でメツセージの文字列が作業知識ベース2
aがらメツセージ交換機構6に渡され、S57で正常に
送信したことが推論処理部4aに通知された後、346
の処理に戻る。またS52で推論処理部4aからの起動
でない時には直ちにS46の処理に戻る。
はS52で推論処理部4aがらの起動であるか否かが判
定され、該当する時にはS53で依頼メツセージの形式
がチェックされ、354で送信用のメッセージとしての
形式が整えられ、S55でメッセージ交換機構6が起動
され、S56でメツセージの文字列が作業知識ベース2
aがらメツセージ交換機構6に渡され、S57で正常に
送信したことが推論処理部4aに通知された後、346
の処理に戻る。またS52で推論処理部4aからの起動
でない時には直ちにS46の処理に戻る。
第9図は推論処理部の処理実施例フローチャートである
。同図において処理が開始されると、まずS60で通信
部3aからの受信が否がか判定される。通信部からの受
信の時にはS61で作業知識ベース2aから第7図で説
明したメツセージセレクタの一致するメツセージが探さ
れ、S62で引数の対応付けが行われ、S63で作業知
識ベース2aに格納されている手続きが解読され、命令
が実行される。その後S64で作業知識ベース2a内で
現在有効なルール群から条件の成立するものが探され、
S65で条件の成立するものがあるか否かが判定され、
ある時にはS66でその条件に対応した命令が実行され
、S64からの処理が繰り返えされる。S65で条件の
成立するものがない時には360の処理に戻る。
。同図において処理が開始されると、まずS60で通信
部3aからの受信が否がか判定される。通信部からの受
信の時にはS61で作業知識ベース2aから第7図で説
明したメツセージセレクタの一致するメツセージが探さ
れ、S62で引数の対応付けが行われ、S63で作業知
識ベース2aに格納されている手続きが解読され、命令
が実行される。その後S64で作業知識ベース2a内で
現在有効なルール群から条件の成立するものが探され、
S65で条件の成立するものがあるか否かが判定され、
ある時にはS66でその条件に対応した命令が実行され
、S64からの処理が繰り返えされる。S65で条件の
成立するものがない時には360の処理に戻る。
ここで363で命令が実行された後、S64以降で条件
の成立するものが探されるのは、S63での命令実行に
よって例えば新入社員数を示す変数Xの値が0から3に
変わったりした場合に、推論処理部4aはルール群の中
から条件の成立するものを探す必要があるためである。
の成立するものが探されるのは、S63での命令実行に
よって例えば新入社員数を示す変数Xの値が0から3に
変わったりした場合に、推論処理部4aはルール群の中
から条件の成立するものを探す必要があるためである。
すなわち「もしχが1より大きければ、いつでもY=2
にして、ベルを鳴らす」というルールが作業知識ベース
2a内に存在したとすると、S63でXの値が0から3
に変わることによりこのルールが有効になり、ルールを
検査してベルを鳴らすという処理が必要となる。また「
もしY=2ならいつでも画面をプリントする」というル
ールがあれば、S64のルール検査でそのルールが発見
され、西面がプリントされる。このように起動できるル
ールがなくなるまでS64およびS65で検査を行い、
なくなった時初めて360に戻り、受信待ちの状態とな
る。
にして、ベルを鳴らす」というルールが作業知識ベース
2a内に存在したとすると、S63でXの値が0から3
に変わることによりこのルールが有効になり、ルールを
検査してベルを鳴らすという処理が必要となる。また「
もしY=2ならいつでも画面をプリントする」というル
ールがあれば、S64のルール検査でそのルールが発見
され、西面がプリントされる。このように起動できるル
ールがなくなるまでS64およびS65で検査を行い、
なくなった時初めて360に戻り、受信待ちの状態とな
る。
S60で通信部3aからの受信でない場合には、S67
で観測部5aからの受信か否かが判定される。観測部5
aからは、後述するようにある事象が発生した時にその
事象の関連情報として、事象識別子と場合によっては、
その事象のエラーコードや時刻等の詳細情報が送られて
くるので、観測部5aからの受信の時にはS68で受信
した関連情報によって発生事象に対応した命令が実行さ
れ、その後前述と同様にS64以降で有効なルール群の
中で条件の成立するものに対応する命令が実行される。
で観測部5aからの受信か否かが判定される。観測部5
aからは、後述するようにある事象が発生した時にその
事象の関連情報として、事象識別子と場合によっては、
その事象のエラーコードや時刻等の詳細情報が送られて
くるので、観測部5aからの受信の時にはS68で受信
した関連情報によって発生事象に対応した命令が実行さ
れ、その後前述と同様にS64以降で有効なルール群の
中で条件の成立するものに対応する命令が実行される。
S67で観測部5aからの受信でない時には、S69で
ソフトウェア操作部1aからの報告であるか否かが判定
される。ここでのソフトウェア操作部1aからの報告内
容としては、例えば推論処理部4aがソフトウェア操作
部1aにプログラムPを起動しなさいという命令を与え
ることによって、ソフトウェア操作部1aはオペレーシ
ョンシステムにプログラムPの起動を依頼して、正常に
終了した旨を認識した時点で作業正常終了を報告すると
いうような流れが典型的な例である。またこの時60分
の監視を観測部5aに実行させれば、普通2,3分で終
わるプログラムPが60分たっても終わらないというこ
とがタイマで検出され、推論処理部4aに報告される。
ソフトウェア操作部1aからの報告であるか否かが判定
される。ここでのソフトウェア操作部1aからの報告内
容としては、例えば推論処理部4aがソフトウェア操作
部1aにプログラムPを起動しなさいという命令を与え
ることによって、ソフトウェア操作部1aはオペレーシ
ョンシステムにプログラムPの起動を依頼して、正常に
終了した旨を認識した時点で作業正常終了を報告すると
いうような流れが典型的な例である。またこの時60分
の監視を観測部5aに実行させれば、普通2,3分で終
わるプログラムPが60分たっても終わらないというこ
とがタイマで検出され、推論処理部4aに報告される。
これが367で受信する内容の典型的な例である。
369で例えばプログラムPが正常に終了した旨が報告
されると、S70で実行中であったソフトウェア操作命
令に復帰情報が与えられ、その命令実行が続行される。
されると、S70で実行中であったソフトウェア操作命
令に復帰情報が与えられ、その命令実行が続行される。
例えばソフトウェア操作命令に2つの命令が
’(pを実行する)(その結果を入力してqを実行する
)」 と書かれていて、2つの命令がそれぞれ200番地と2
30番地に格納されているとすると、推論処理部4aは
Pの実行をソフトウェア操作部1aに依頼した時点で番
地200を覚えておき、1aから処理が戻った時点でP
は正常に終わったという復帰情報を貰い、その結果番地
200が命令の次の230番地の「9を実行する」 進
むために、9をソフトウェア操作部1aに実行させると
いうような例が考えられる。その場合プログラムPで従
業員の一覧表を返してもらえば、プログラムqに復帰情
報としてそのデータを与え、給与額を付けて返してもら
うというように、復帰情報が様々なデータに拡張される
ことを考えられる。
)」 と書かれていて、2つの命令がそれぞれ200番地と2
30番地に格納されているとすると、推論処理部4aは
Pの実行をソフトウェア操作部1aに依頼した時点で番
地200を覚えておき、1aから処理が戻った時点でP
は正常に終わったという復帰情報を貰い、その結果番地
200が命令の次の230番地の「9を実行する」 進
むために、9をソフトウェア操作部1aに実行させると
いうような例が考えられる。その場合プログラムPで従
業員の一覧表を返してもらえば、プログラムqに復帰情
報としてそのデータを与え、給与額を付けて返してもら
うというように、復帰情報が様々なデータに拡張される
ことを考えられる。
37(lで続行という意味は、このように依頼で止まっ
ていた命令Pの次を実行するというだけでなく、手続型
で並んでいる命令を順々に出来るところまで実行しつく
してしまうということを意味する。そしてS70でそれ
らが実行しつくされると、S64に移行し、手続きのよ
うに順々に出てこない命令、すなわちルールで実行すべ
きものがないかの判定が行われることになる。またS5
9でソフトウェア操作部1aからの報告でない場合には
直ちに360に戻り、受信待ちの状態となる。
ていた命令Pの次を実行するというだけでなく、手続型
で並んでいる命令を順々に出来るところまで実行しつく
してしまうということを意味する。そしてS70でそれ
らが実行しつくされると、S64に移行し、手続きのよ
うに順々に出てこない命令、すなわちルールで実行すべ
きものがないかの判定が行われることになる。またS5
9でソフトウェア操作部1aからの報告でない場合には
直ちに360に戻り、受信待ちの状態となる。
第10図は観測部の処理実施例フローチャートである。
同図において処理が開始されると、S80で推論処理部
4aからの観測依頼か否かが判定される。この観測依頼
は、多くの場合ソフトウェア操作部に推論処理部が命令
を与える時同時に行われるが、常時観測する場合にはソ
フトウェア作業ツールが起動されてまもなく依頼され、
その後多(のソフトウェア操作のタイミングと無関係、
すなわち非同期に起きる事象を監視する場合もある。
4aからの観測依頼か否かが判定される。この観測依頼
は、多くの場合ソフトウェア操作部に推論処理部が命令
を与える時同時に行われるが、常時観測する場合にはソ
フトウェア作業ツールが起動されてまもなく依頼され、
その後多(のソフトウェア操作のタイミングと無関係、
すなわち非同期に起きる事象を監視する場合もある。
S80で推論処理部4aからの依頼の時には、S81で
観測すべき事象と事象判定処理の情報が作業知識ベース
2aから受け取られ、観測部5aの内部メモリに蓄えら
れ、S82で観測すべき事象がタイマ起動事象かメツセ
ージ起動事象かが判定される。タイマ起動事象の場合に
はS83である時間後にタイマ起動をもらうようオペレ
ーティングシステムへの依頼が行われた後に、メッセー
ジ起動事象である時にはなんらの処理を行うことなく5
80に戻る。
観測すべき事象と事象判定処理の情報が作業知識ベース
2aから受け取られ、観測部5aの内部メモリに蓄えら
れ、S82で観測すべき事象がタイマ起動事象かメツセ
ージ起動事象かが判定される。タイマ起動事象の場合に
はS83である時間後にタイマ起動をもらうようオペレ
ーティングシステムへの依頼が行われた後に、メッセー
ジ起動事象である時にはなんらの処理を行うことなく5
80に戻る。
Shoで推論処理部4aからの観測依頼でない時には、
S84でオペレーティングシステムからのタイマ起動か
否かが判定され、タイマ起動の時には、S85で対応し
た事象判定処理が内部メモリから呼び出されて実行され
、386で事象発生として扱ってよいか否かが判定され
、扱ってよい時には387で内部メモリからその事象と
事象判定処理の情報が削除され、38Bで発生事象の関
連情報として前述のように事象識別子と必要に応じてそ
の事象のエラーコードや時刻等の詳細情報が作業知識ベ
ース2aに送られ、S89で推論処理部4aに事象発注
が報告され、S80に戻る。
S84でオペレーティングシステムからのタイマ起動か
否かが判定され、タイマ起動の時には、S85で対応し
た事象判定処理が内部メモリから呼び出されて実行され
、386で事象発生として扱ってよいか否かが判定され
、扱ってよい時には387で内部メモリからその事象と
事象判定処理の情報が削除され、38Bで発生事象の関
連情報として前述のように事象識別子と必要に応じてそ
の事象のエラーコードや時刻等の詳細情報が作業知識ベ
ース2aに送られ、S89で推論処理部4aに事象発注
が報告され、S80に戻る。
S86で事象発生として扱えない時には、S83の処理
を介してS80に戻る。
を介してS80に戻る。
S84でオペレーティングシステムからのタイマ起動で
ない時にはS90でオペレーティングシステムからのメ
ツセージか否かが判定される。メツセージである時には
S91で待っていたメツセージ事象かどうかが内部メモ
リでチェンクされ、S92でその結果が判定される。待
っていた事象である時にはS93でその事象に対応する
判定処理が内部メモリから呼び出されて実行され、S9
4で事象発生として扱ってよいか否がが判定される。事
象発生として扱ってよい時には387〜S89の処理を
経て、また扱えない時には直ちにS80に戻る。さらに
590でオペレーティングシステムからのメツセージで
ない時、およびS92で待っていた事象ではない時にも
直ちにS80に戻る。
ない時にはS90でオペレーティングシステムからのメ
ツセージか否かが判定される。メツセージである時には
S91で待っていたメツセージ事象かどうかが内部メモ
リでチェンクされ、S92でその結果が判定される。待
っていた事象である時にはS93でその事象に対応する
判定処理が内部メモリから呼び出されて実行され、S9
4で事象発生として扱ってよいか否がが判定される。事
象発生として扱ってよい時には387〜S89の処理を
経て、また扱えない時には直ちにS80に戻る。さらに
590でオペレーティングシステムからのメツセージで
ない時、およびS92で待っていた事象ではない時にも
直ちにS80に戻る。
第11図は観測部の内部メモリの内容の実施例である。
同図において、未使用の時0、使用中の時1とされる使
用表示の後に、タイマ起動の時1、メツセージ起動の時
2とされる観測すべき事象の種別が格納され、タイマ起
動の事象に対してはタイマ間隔と事象判定処理を行う関
数の番地が格納され、またメンセージ起動の事象に対し
てはメツセージ識別情報と事象判定処理を行う関数の番
地が格納されている。
用表示の後に、タイマ起動の時1、メツセージ起動の時
2とされる観測すべき事象の種別が格納され、タイマ起
動の事象に対してはタイマ間隔と事象判定処理を行う関
数の番地が格納され、またメンセージ起動の事象に対し
てはメツセージ識別情報と事象判定処理を行う関数の番
地が格納されている。
第12図はフレームに基づく処理を行う実施例の構成プ
ロ、り図である。同図は第1図に対応して説明に必要な
部分のみを示しである。フレームとは問題解決のための
知識の枠旺・トを意味し、その形式としである概念に対
応するデータ、プログラム、他の概念との関係などが−
固まりにして記述される。
ロ、り図である。同図は第1図に対応して説明に必要な
部分のみを示しである。フレームとは問題解決のための
知識の枠旺・トを意味し、その形式としである概念に対
応するデータ、プログラム、他の概念との関係などが−
固まりにして記述される。
例えば座席フレーム101は座席の概念に関するデータ
として月日、列車番号、座席番号、予約有無を持ってお
り、関連するプログラムとして空き状況照会、予約、キ
ャンセルを持っている。また関係は座席フレーム101
が指定席フレーム102と自由席フレーム103とでで
きているという全体と部分の間の関係や、禁煙指定席フ
レーム104は指定席フレーム102の1種であるとい
う一般対特殊の関係を示す。フレームに基づく推論処理
部107は特殊概念から一般概念へと関係を逆昇り、デ
ータやプログラムを参照し、全体と部分の関係を使って
推論を行う。
として月日、列車番号、座席番号、予約有無を持ってお
り、関連するプログラムとして空き状況照会、予約、キ
ャンセルを持っている。また関係は座席フレーム101
が指定席フレーム102と自由席フレーム103とでで
きているという全体と部分の間の関係や、禁煙指定席フ
レーム104は指定席フレーム102の1種であるとい
う一般対特殊の関係を示す。フレームに基づく推論処理
部107は特殊概念から一般概念へと関係を逆昇り、デ
ータやプログラムを参照し、全体と部分の関係を使って
推論を行う。
第13図はオブジェクトに基づく処理を行う実施例の構
成ブロック図である。同図(a)に示すように作業知識
記憶部の内部には座席オブジェクト110、指定席オブ
ジェクト111、および発券オブジェクト112があり
、また制御部は基本部113とオブジェクトに基づく処
理部114とから成っている。また同図(′b)は座席
オブジェクト110内部の料金照会処理、(C)は指定
席オブジェクト111内の予約処理、(d)は発券オブ
ジェクト内の発券処理の内容である。
成ブロック図である。同図(a)に示すように作業知識
記憶部の内部には座席オブジェクト110、指定席オブ
ジェクト111、および発券オブジェクト112があり
、また制御部は基本部113とオブジェクトに基づく処
理部114とから成っている。また同図(′b)は座席
オブジェクト110内部の料金照会処理、(C)は指定
席オブジェクト111内の予約処理、(d)は発券オブ
ジェクト内の発券処理の内容である。
オブジェクトに基づく処理部114は、オブジェクトで
示された知識に対してメツセージを渡す命令が制御部に
よって実行された時、指定されたオブジェクトの中でメ
ツセージで識別される処理、すなわちメソッドを読んで
実行する。指定席オブジェクト111に料金照会メツセ
ージが送られても、指定席オブジェクトにはその処理は
ないが、継承の関係によって指定席オブジェクト111
は座席オブジェクト110と親子関係で関係付けられて
いるために、オブジェクトに基づく処理部114は座席
オブジェクト110の料金照会処理を起動することにな
る。
示された知識に対してメツセージを渡す命令が制御部に
よって実行された時、指定されたオブジェクトの中でメ
ツセージで識別される処理、すなわちメソッドを読んで
実行する。指定席オブジェクト111に料金照会メツセ
ージが送られても、指定席オブジェクトにはその処理は
ないが、継承の関係によって指定席オブジェクト111
は座席オブジェクト110と親子関係で関係付けられて
いるために、オブジェクトに基づく処理部114は座席
オブジェクト110の料金照会処理を起動することにな
る。
第14図はバックトラック機構を備えた実施例の構成ブ
ロック図である。同図に示すように、作業知識記憶部2
の内部に■、■のデータと、■〜■のルールが格納され
ているとする。
ロック図である。同図に示すように、作業知識記憶部2
の内部に■、■のデータと、■〜■のルールが格納され
ているとする。
制御部4内の推論処理部116はX−真であることを証
明しようとして後向き推論を行う。すなわち■の右辺に
XがあることからBを真と推論し、また■の右辺にBが
あることからAが真であると推論するが、■によりデー
タと一致しないために推論に失敗する。この時パックト
ラック機構117は以上の推論の過程で変更した推論用
作業メモリ118の内容を元に戻し、次のケースに対す
る推論を行う。その結果Cが真であるためにDが真にな
り、χが真になったという推論結果が引き出される。
明しようとして後向き推論を行う。すなわち■の右辺に
XがあることからBを真と推論し、また■の右辺にBが
あることからAが真であると推論するが、■によりデー
タと一致しないために推論に失敗する。この時パックト
ラック機構117は以上の推論の過程で変更した推論用
作業メモリ118の内容を元に戻し、次のケースに対す
る推論を行う。その結果Cが真であるためにDが真にな
り、χが真になったという推論結果が引き出される。
第15図はメタ知識および、推論過程に関する知識に基
づく処理を行う実施例の構成ブロック図である。同図に
おいて作業知識記憶部の内部には、処理対象に関する知
識としての一般知識120、知識自身に関する知識すな
わちメタ知識121と、推論過程に関する知識122が
格納され、また制御部は基本部123、メタ知識に基づ
く推論処理部124、および推論過程に関する知識に基
づく推論処理部125から構成されている。
づく処理を行う実施例の構成ブロック図である。同図に
おいて作業知識記憶部の内部には、処理対象に関する知
識としての一般知識120、知識自身に関する知識すな
わちメタ知識121と、推論過程に関する知識122が
格納され、また制御部は基本部123、メタ知識に基づ
く推論処理部124、および推論過程に関する知識に基
づく推論処理部125から構成されている。
メタ知識121内に知識、例えば記述が記号aで始まる
ルールは一度実行されたらその推論の中では二度と実行
されないというメタ知識があるとすると、メタ知識に基
づく推論処理部124がこのメタ知識を解読した時、基
本部123はその情報によって一般知識120を用いた
推論に対してこのような制御を行う。
ルールは一度実行されたらその推論の中では二度と実行
されないというメタ知識があるとすると、メタ知識に基
づく推論処理部124がこのメタ知識を解読した時、基
本部123はその情報によって一般知識120を用いた
推論に対してこのような制御を行う。
また推論過程に関する知識122として、例えばルール
がその推論の中で1万回以上実行されたら異常終了させ
るという意味の (目aχ−rule = 10000)という知識が格
納されている時、推論過程に関する知識に基づく推論処
理部125がその知識を解読すると、基本部123はそ
のような制御を一般知識120を用いた推論に際して実
行する。
がその推論の中で1万回以上実行されたら異常終了させ
るという意味の (目aχ−rule = 10000)という知識が格
納されている時、推論過程に関する知識に基づく推論処
理部125がその知識を解読すると、基本部123はそ
のような制御を一般知識120を用いた推論に際して実
行する。
第16図は黒板とアジエンダを用いる実施例の構成ブロ
ック図である。同図において、例えば3つのソフトウェ
ア作業ツール127,128、および129は推論過程
で発生し、推論に使用される情報を書き込むためのメモ
リとしての黒板130、未解決問題と解決済み問題に関
する情報を書き込むためのメモリとしてのアジェンダ(
備忘録)131を用いて協調して推論を行う。各ソフト
ウェア作業ツール127,128、および129はそれ
ぞれ黒板130、およびアジェンダ131を参照するた
めの参照手段132,133、および134を備えてい
る。
ック図である。同図において、例えば3つのソフトウェ
ア作業ツール127,128、および129は推論過程
で発生し、推論に使用される情報を書き込むためのメモ
リとしての黒板130、未解決問題と解決済み問題に関
する情報を書き込むためのメモリとしてのアジェンダ(
備忘録)131を用いて協調して推論を行う。各ソフト
ウェア作業ツール127,128、および129はそれ
ぞれ黒板130、およびアジェンダ131を参照するた
めの参照手段132,133、および134を備えてい
る。
第16図において、例えばソフトウェア作業ツール12
7が座席を予約して、予約した月日、列車番号、座席番
号を黒板130の上の座席データに書き込むと、ソフト
ウェア作業ツール129が座席データが存在すれば、そ
れを基に料金を計算するというルールを持っているもの
として重速計算を開始し、料金データを黒板に書く。そ
れに応じて作業ツール128が駅の端末に座席データと
料金データを送信するというように協調して作業が行わ
れる。
7が座席を予約して、予約した月日、列車番号、座席番
号を黒板130の上の座席データに書き込むと、ソフト
ウェア作業ツール129が座席データが存在すれば、そ
れを基に料金を計算するというルールを持っているもの
として重速計算を開始し、料金データを黒板に書く。そ
れに応じて作業ツール128が駅の端末に座席データと
料金データを送信するというように協調して作業が行わ
れる。
またソフトウェア作業ツール128がアジエンダ131
に「座席データを求めたい」、「料金データを求めたい
」と書くと作業ツール127が座席を予約し、作業ツー
ル129が料金を計算し、アジエンダニ31上の問題を
解決済みに書き直してゆくというように協調作業が行わ
れる。
に「座席データを求めたい」、「料金データを求めたい
」と書くと作業ツール127が座席を予約し、作業ツー
ル129が料金を計算し、アジエンダニ31上の問題を
解決済みに書き直してゆくというように協調作業が行わ
れる。
第17図は作業知識記憶部が作業を示す手続き記述を備
えた実施例の構成ブロック図である。同図(a)におい
て作業知識記憶部の内部には手続きが格納されている。
えた実施例の構成ブロック図である。同図(a)におい
て作業知識記憶部の内部には手続きが格納されている。
手続きとは作業をいくつかの順序付けられた命令で記述
したものであり、制御部4は指定された手続きの命令を
順次実行する。
したものであり、制御部4は指定された手続きの命令を
順次実行する。
特に第17図(b)に示すように手続きが木構造の時に
は、規則に従って命令は 命令1→命令2→命令3→命令4→命令5の順に実行さ
れる。
は、規則に従って命令は 命令1→命令2→命令3→命令4→命令5の順に実行さ
れる。
第18図は作業知識記憶部が論理チャート図の形式で入
力される情報を備えた実施例である。同図(a)で論理
チャート図140は変換部141によってその形式が変
換された情報、すなわち手続き知識142として作業知
識記憶部2に与えられる。
力される情報を備えた実施例である。同図(a)で論理
チャート図140は変換部141によってその形式が変
換された情報、すなわち手続き知識142として作業知
識記憶部2に与えられる。
論理チャート図は(b)のように処理の流れを図式化し
たものであり、この論理チャート図は(C)に示す手続
き知識と等価である。
たものであり、この論理チャート図は(C)に示す手続
き知識と等価である。
このようにソフトウェア作業ツールが変換部141を備
えて、変換部141が入力される論理チャート図を手続
き知識142に変換して作業知識記憶部2に格納する代
わりに、論理チャート図140を変換することなく、そ
のまま作業知識記憶部2に格納し、ソフトウェア作業ツ
ールの制御部4が論理チャートaに従って条件判定、繰
り返し、命令実行などを行う実施例も考えられる。
えて、変換部141が入力される論理チャート図を手続
き知識142に変換して作業知識記憶部2に格納する代
わりに、論理チャート図140を変換することなく、そ
のまま作業知識記憶部2に格納し、ソフトウェア作業ツ
ールの制御部4が論理チャートaに従って条件判定、繰
り返し、命令実行などを行う実施例も考えられる。
第19図は作業知識記憶部が決定表の形式で入力される
情報を備えた実施例である。この実施例では同図(a)
に示すように、決定表145の形式で入力された情報が
変換部146により手続き知識147に変換され、作業
知識記憶部2に格納される。決定表は同図(b)に示す
ように条件判定と命令実行の組み合わせを表にしたもの
であり、縦の行に1つのケースが示されており、Yはイ
エス、Nはノー、Xは実行を示す。第1行では条件1と
条件2がイエスである時に命令1だけを実行するという
ことが示されている。同図(C)は(′b)の決定表を
手続き知識1″″変換したものである。
情報を備えた実施例である。この実施例では同図(a)
に示すように、決定表145の形式で入力された情報が
変換部146により手続き知識147に変換され、作業
知識記憶部2に格納される。決定表は同図(b)に示す
ように条件判定と命令実行の組み合わせを表にしたもの
であり、縦の行に1つのケースが示されており、Yはイ
エス、Nはノー、Xは実行を示す。第1行では条件1と
条件2がイエスである時に命令1だけを実行するという
ことが示されている。同図(C)は(′b)の決定表を
手続き知識1″″変換したものである。
ソフトウェア作業ツールの変換部146が決定表145
を手続き知識147に変換する代わりに、作業知識記憶
部2に決定表145をそのまま格納し、作業ツールの制
御部4が決定表に従って条件判定と命令実行を行う実施
例も考えられる。
を手続き知識147に変換する代わりに、作業知識記憶
部2に決定表145をそのまま格納し、作業ツールの制
御部4が決定表に従って条件判定と命令実行を行う実施
例も考えられる。
第20図は作業知識記憶部が状態遷移図の形式で入力さ
れた情報を備えた実施例である。同図(a)において、
状態遷移図150の形式で入力された情報は変換部15
1によりルール知識152に変換され、作業知識記憶部
2に格納される。状態遷移図は同図(b)に示すように
、ある1つの事物が取る状態を○印で、状態移動を矢印
で、移動の条件と移動時の処理を矢印の脇に記入する形
式の図である。同図(C)に示すルール文は(b)に示
す状態遷移図と等価である。
れた情報を備えた実施例である。同図(a)において、
状態遷移図150の形式で入力された情報は変換部15
1によりルール知識152に変換され、作業知識記憶部
2に格納される。状態遷移図は同図(b)に示すように
、ある1つの事物が取る状態を○印で、状態移動を矢印
で、移動の条件と移動時の処理を矢印の脇に記入する形
式の図である。同図(C)に示すルール文は(b)に示
す状態遷移図と等価である。
ソフトウェア作業ツールの変換部151が入力された状
態遷移図150を変換する代わりに、作業知識記憶部2
にそのまま状態遷移図のデータを格納し、作業ツールの
制御部4が状態遷移図に従って条件判定と命令実行を行
う実施例も考えられる。
態遷移図150を変換する代わりに、作業知識記憶部2
にそのまま状態遷移図のデータを格納し、作業ツールの
制御部4が状態遷移図に従って条件判定と命令実行を行
う実施例も考えられる。
第21図は作業知識記憶部がリスト構造、木構造または
グラフ構造の情報を知識として格納する゛実施例におけ
る知識の例である。同図(a)はリスト構造のデータの
例であり、データA、B、およびCがこの順に並んでい
ることが示されている。同図(b)はリスト構造を示す
形式に変換された例である。
グラフ構造の情報を知識として格納する゛実施例におけ
る知識の例である。同図(a)はリスト構造のデータの
例であり、データA、B、およびCがこの順に並んでい
ることが示されている。同図(b)はリスト構造を示す
形式に変換された例である。
第21図(C)は木構造の知識の例であり、データA、
BとCのリスト、Dがリストになっており、木のように
枝分かれすることから木構造といわれる。同図(d)は
(C)のデータが木構造を示す形式に変換された例であ
る。
BとCのリスト、Dがリストになっており、木のように
枝分かれすることから木構造といわれる。同図(d)は
(C)のデータが木構造を示す形式に変換された例であ
る。
第21図(e)はグラフ構造の知識の例であり、任意の
節から節に技を張ったものである。同図(f)は(e)
の知識がグラフ構造を示す形式に変換されたものである
。
節から節に技を張ったものである。同図(f)は(e)
の知識がグラフ構造を示す形式に変換されたものである
。
以上詳細に説明した実施例の他に、作業知識記憶部2に
、作業手順を導く目的で、真か偽という価基外に曖昧性
もしくは確信度もしくは確率もしくは不確実性の表現を
含むような推論規則もしくは事実を具備し、かつ前記制
御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基づいて推
論処理(ファジー推論および確信度付き推論を含む)を
実行する推論処理部を具備する実施例、 作業知識記憶部2に、作業手順を導く目的で、必然性と
偶然性の表現、あるいは、時間軸上で真あるいは偽とい
う表現を含むような推論規則もしくは事実を具備し、か
つ前記制御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基
づいた推論処理(様相論理あるいは時制論理による推論
)を実行する推論処理部を具備する実施例、 作業知識記憶部2に、作業手順を導く目的で、変数値の
属す範囲を何個かに分類して、どの範囲に落ちるかとい
う表現を含むような推論規則もしくは事実を具備し、か
つ前記制御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基
づいた推論処理(定性推論)を実行する推論処理部を具
備する実施例、観測部5または作業知識記憶部2または
通信部3または制御部4に、パターン認識処理機構もし
くは脳・神経系の神経細胞を模擬した情報処理機構(す
なわちニューロシミュレータ)を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部1がシステムから提供されるソ
フトウェア(すなわちオペレーティングシステム)を介
して、ハードウェア操作を行う手段を具備する実施例、 前記観測部5がシステムから提供されるソフトウェア(
すなわちオペレーティングシステム)を介して、ハード
ウェアの観測を行う手段を具備する実施例、 ロボットに類する機械装置に内蔵された情報処理装置も
しくは外からロボットを制御する情報処理装置において
、前記ソフトウェア操作部1もしくは通信部3がロボ・
7トの制御プログラムを通じてロボットの動作あるいは
ロボットの状態変化あるいはロボ7)から外界への出力
のだめの情報の出力を行う手段を具備する実施例、 ロボットに類する機械装置に内蔵された情報処理装置も
しくは外からロボ・二・トを制御する情報処理機構にお
いて、前記観測部5もしくは通信部3が、ロボットの制
御プログラムを通じてロボットが外界から観測した状態
またはロボットの状態を入力する手段を具備する実施例
、 制御のためにある時間経過したときに前記制御部4に割
込み信号を伝えるタイマを具備する実施例、 日付または曜日または時刻を保持し、前記制御部4が入
力することができるクロックを具備する実施例、 ソフトウェア作業ツールの前記制御部4から通常は一定
時間間隔で信号を受け取り、万一制御部の処理に異常が
起こったために一定時間が経過しても制御部からの信号
が来なかった場合、その時間到来を契機として、該制御
部に割込み信号を伝えあるいは制御部を強制的に停止さ
せるためのウォッチドッグタイマを具備する実施例、前
記ソフトウェア操作部1が該ソフトウェア作業ツール自
身の部分に対して作成、追加1.削除、変更、修正、置
き換え、分割、併合、複写、転送あるいはこれらに類す
る操作を行う手段を具備する実施例、 前記観測部5が該ソフトウェア作業ツール自身の部分に
対して、参照、比較、−覧、調査、診断あるいはこれら
に類する観測を行う手段を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部1が自ソフトウェア作業ツール
以外の同様のソフトウェア作業ツールの作成、追加、増
殖、起動、停止、凍結、解凍、削除、変更、修正、置き
換え、分割、併合、複写、転送あるいはこれらに類する
操作を行う手段を具備する実施例、 直接的または間接的に自ソフトウェア作業ツールを依頼
(すなわち再帰的呼出し、すなわちリカーシブコール)
する場合に前後で正しく作業を継続するために、依頼す
る前に依頼側の状態データを前記作業知識記憶部2から
伝送して記憶し、依頼された該作業が終了した後に該状
態データを再び該作業知識記憶部2に転送して復元する
だめの記憶装置(すなわちスタック)を具備する実施例
、利用者あるいは操作員からの情報の入力を行う情報入
力装置を具備し、前記作業知識記憶部2に該情報入力装
置からの入力情報の処理を記述する手段を具備する実施
例、および前記通信部3が交信する情報が同様の自他の
ソフトウェア作業ツールとの交信であった場合に、利用
者あるいは操作員との交信の場合と同様に処理できるよ
う、前記通信部3の前段に情報形式を統一する機構を具
備する実施例、 利用者あるいは操作員への情報の出力を行う情報出力装
置を具備し、前記作業知識記憶部2に該情報出力装置へ
の情報の出力方法を記述する手段を具備する実施例、お
よび前記通信部3が交信する情報が同様の自他のソフト
ウェア作業ツールとの交信であった場合に、利用者ある
いは操作員との交信の場合と同様に処理できるよう、前
記通信部3の後段に、統一された情報形式から利用者あ
るいは操作員への出力の場合に限って人間宛の表現形式
に変換する機構を具備する実施例、自作業ツールを他か
ら識別するための名前あるいはニックネームあるいは色
あるいは番号あるいは記号あるいは枠表示あるいは座標
あるいは顔あるいは姿あるいは音情報あるいは声情報を
具備し、該情報の通信部3への送信または利用者もしく
は操作員への表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に自ソフトウェア作業ツールが
他のソフトウェア作業ツールと異なる機能あるいは使用
法あるいは使用例あるいは使用記録をもっている点に関
する情報を具備し、該情報の通信部3への送信または利
用者もしくは操作員への表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に、ソフトウェア操作部1が操
作対象とするソフトウェアの機能あるいは使用法あるい
は使用例あるいは使用記録に関する情報を具備し、該情
報の通信部3への送信または利用者もしくは操作員への
表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に、ソフトウェア操作部1が操
作対象とするソフトウェアの使用法に関する情報を具備
し、該使用法の情報に従って、前記制御部4が次の命令
を決定する実施例、前記作業知識記憶部2内に、ソフト
ウェア操作部1が操作対象とする複数のソフトウェア群
に関する情報を具備し、前記制御部4が該情報に基づい
てどのソフトウェアを操作するかを選択し、ソフトウェ
ア操作部に使い分けを命じる実施例、作業遂行のための
一時的記憶領域を具備する実施例、および障害が発生し
た時あるいは調査のために利用者が指示したとき、該−
時的記憶領域の内容を別の記憶装置に出力する手段(す
なわちダンプ)を具備する実施例、またはさらに該ダン
プを参照して処理する手段を具備する実施例、障害が発
生した時あるいは調査のために利用者が指示したとき、
前記作業知識記憶部2の内容を別の記憶装置に出力する
手段(すなわちダンプ)を具備する実施例、またはさら
に該ダンプを参照して処理する手段を具備する実施例、 処理の詳細を把握するために、前記制御部4が行った命
令あるいは該命令の取り扱った情報あるいは命令の場所
あるいは命令の完了状態を別の記憶装置に記録する手段
(すなわちログあるいはトレース)を具備する実施例、
またはさらに該ログあるいはトレースを参照して処理す
る手段を具備する実施例、 処理の詳細を把握するために指示したときあるいは指示
した論理的条件が満足されたとき、前記制御部4を一時
停止して命令あるいは該命令の取り扱った情報あるいは
命令の場所あるいは命令の完了状態を別の記憶装置に記
録する手段(スナップを含む)を具備する実施例、また
はさらに該スナップ等き記録情報を参照して処理する手
段を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部2がオペレーティングシステム
を呼び出して、自他の情報処理装置上のソフトウェアへ
の操作を依頼する実施例、前記観測部5がオペレーティ
ングシステムを呼び出して、自他の情報処理装置上の情
報の入力あるいは監視るあいは通知を依頼する実施例、
前記通信部3が他の情報処理装置上の同様のソフトウェ
ア作業ツールの通信部と交信する手段を具備する実施例
、 前記ソフトウェア操作部1が、機器またはソフトウェア
を組み合わせてシステム構成を記述または評価するソフ
トウェアツール、あるいはシステムの性能、規模、容量
、信頼性、作業工数、スケジュールまたはコストを記述
または評価するソフトウェアツール、あるいは業務実現
に必要な用語、概念、データ、データ間の関係、機能、
処理、画面、帳票、電文または知識を蓄積、加工、分析
、変換、表示または印刷するソフトウェアツールを呼び
出す機構を接続し、システム計画または分析作業の一部
を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1が、プログラムの仕様記述か
らより詳細な仕様記述を作成するソフトウェアツール、
あるいは仕様記述からプログラムもしくは環境定義体を
作成するソフトウェアツール、あるいはプログラムから
仕様記述を抽出するソフトウェアツール、あるいは仕様
記述もしくはプログラムもしくは環境定義体を検査もし
くは表示もしくは印刷するソフトウェアツールを呼び出
す機構を接続し、ソフトウェア開発作業の一部を行う実
施例、 前記ソフトウェア操作部1が、プログラムの起動条件監
視、あるいはプログラムの入力情報もしくは制御情報の
準備、あるいはプログラムの起動、あるいはプログラム
の状態監視、あるいはプログラムへの情報通知、あるい
はプログラムの強制停、止、あるいはプログラムの優先
権変更、あるいはプログラムの異常時の復旧処理、ある
いはプログラムの実行結果判定、あるいはプログラムの
出力情報の解析を行う機構を接続し、ソフトウェア運用
作業の一部を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1に、プログラムもしくは環境
定義体の変更により関連して変更しなければならないプ
ログラムもしくは環境定義体を調べるソフトウェアツー
ル、あるいはプログラムもしくは環境定義体の変更によ
り関連して変更しなければならないプログラムもしくは
環境定義体を変更するソフトウェアツール、あるいは仕
様記述を変更すると関連するプログラムもしくは環境定
義体を変更するソフトウェアツール、あるいはプログラ
ムもしくは環境定義体を変更すると仕様記述を変更する
ソフトウェアツールを接続し、ソフトウェア保守・拡張
作業の一部を行う実施例、前記ソフトウェア操作部1が
、現システムのプログラムから仕様記述を抽出するソフ
トウェアツール、あるい↓よ現システムの仕様記述ある
いはプログラムあるいは情報を入力して、開発中の新シ
ステムの仕様記述あるいはプログラムあるいは情報に変
換(すなわちコンバージョン)して出力するソフトウェ
アツールを呼び出す機構を接続し、ソフトウェア変換作
業の一部を行う実施例、前記ソフトウェア操作部1が、
ソフトウェアシステムの導入・管理ツール、あるいは顧
客別にソフトウェアを合わせるカスタマイズツールを呼
び出す機構を接続し、ソフトウェア導入作業の一部を行
う実施例、 前記ソフトウェア操作部1が、特定の構造をもつデータ
ベースもしくはファイルもしくはイメージファイルもし
くは音声ファイルの参照・更新、あるいは特定のファイ
ルの参照・更新機構を接続し、データ入出力処理または
加工処理を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1または通信部3が電話、ファ
クシミリ、ワードプロセッサ、電子会議システム、ポケ
ットベル、端末、電子交換機あるいはこれらに類するネ
ットワーク機器との情報交換を行う実施例、 前記通信部3が、同様の通信部をもつにもかかわらずソ
フトウェア操作部をもたず制御部と作業知識記憶部だけ
をもつソフトウェアツールと会話を行い、該ソフトウェ
アツールから知識の一部を得る、あるいは計算値を得る
実施例、 作業が多くなると同様のソフトウェア作業ツール(すな
わち分身)をもうひとつ作成し、あるいはあとで消去す
る分身作成機構を具備する実施例、起動された情報処理
装置と別の情報処理装置での動作が必要になると、同様
のソフトウェア作業ツール(すなわち分身)をもうひと
つ該情報処理装置に作成し、あるいはあとで消去する遠
隔9椎作成機構を具備する実施例、 起動された情報処理装置と別の情報処理装置で動作する
ことが必要になると、自分を該情報処理装置に転送し、
あるいはあとで復帰する、あるいはあとで消去する遠隔
伝送機構を具備する実施例、前記作業知識記憶部2内に
作業環境の準備方法に関する知識を具備し、作業に先立
ち環境準備のための作業を行う実施例、 前記作業知識記憶部2内に作業計画方法に関する規則も
しくは事実その他の知識を具備し、作業に先立ち該作業
を構成すべき作業の方法もしくは順序もしくは論理的実
行条件からなる詳細を計画し、あるいはその計画を評価
する実施例、前記作業知識記憶部2内に作業監視方法に
関する規則もしくは事実その他の知識を具備し、ソフト
ウェア操作部1によって、または通信部3経由で他の同
様のソフトウェア作業ツールによって実行されている作
業を通信部3または前記観測部5によって観測し、観測
結果によって制御部4が制御を行う実施例、 前記通信部3経由で他の同様なソフトウェア作業ツール
もしくは利用者もしくは操作員に依頼した事項に関して
、返答がくるまでの間、制御部がその返答を必要としな
い処理を続行し、返答が来た時、その返答を必要とする
処理を行う実施例、前記通信部3経由で他の同様なソフ
トウェア作業ツールもしくは利用者もしくは操作員に依
頼した事項に関して、返答が一定時間来ないことを具備
しているタイマで検知して、制御部が再度誰かに問い合
わせ、あるいは督促し、あるいは該依頼事項を異常扱い
する実施例、 前記通信部3が受信した情報として許される形式あるい
は該情報の意味に関する情報を、前記作業知識記憶部2
中に具備し、該形式情報または該意味情報に基づき、受
信時に検査あるいは意味の解析を実行し、解析結果によ
り対応する処理を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1または前記作業知識記憶部2
が、多様な種類のデータを、データと処理の一体化した
もの(すなわちオブジェクト)として−括管理するよう
なデータベース(すなわちオブジェクト指向データベー
ス)を具備している実施例、 少なくとも前記作業知識記憶部2の内容を、該ソフトウ
ェア作業ツールのより一般的なソフトウェア作業ツール
の作業知識記憶部の内容から継承(すなわちインへりタ
ンス)を行って生成する機構(すなわちオブジェクト指
向に基づくソフトウェア作業ツールの生成機構)を具備
している実施例、 少なくとも回線で接続された遠隔地あるいは宇宙その他
の場所からの指令によってソフトウェア繰作を行うため
に、前記通信部3で受信した情報(すなわち遠隔操作指
令)に従って、前記ソフトウェア操作部1でソフトウェ
アに操作を行うための、遠隔指令と操作の対応方法を前
記作業知識記憶部2中に具備する実施例、あるいはさら
に、前記観測部5を具備し、入力情報を遠隔地に送信す
る実施例、 前記作業知識記憶部2の内部に、必要データ群と該デー
タが揃った際にすべき動作の組を具備し、前記制m部4
が必要データが揃ったことを判定して、該動作を順次も
しくは並列に起動する機構(データフローコンピュータ
)を具備する実施例、前記通信部3に情報が受信された
ことを契機として、通信部以外が動作している情報処理
装置の電源を投入して前記制御部4を起動する電源制御
機構を具備する実施例、 前記通信部3に情報が受信されたことを契機として、所
定の後処理があれば実行したのち、該ソフトウェア作業
ツールが動作している情報処理装置の電源を切断する電
源制御機構を具備する実施例、 タイマもしくはクロックで時間を計って所定の時刻に情
報処理装置の電源を投入する電源制御機構を具備する実
施例、 前記通信部3の受信部が外部プログラムからソフトウェ
ア作業ツールを指した呼び出し、(すなわちコール)動
作によって起動されて該外部プログラムに用意された呼
出しパラメータの情報を受信し、あるいは前記通信部3
の送信部が起動される呼出しパラメータの値の変更もし
くは返り値(すなわちリターンバリュー)によって送信
部が送信を行って前記外部プログラムへの復帰(すなわ
ちリターン)動作を行う実施例、 いずれかの構成要素の内部に同様のソフトウェア作業ツ
ールを含む実施例(すなわち入れ子構成)、あるいはさ
らに、内部のソフトウェア作業ツールを動的に作成もし
くは消去し、あるいは自分の外側に自分を含むソフトウ
ェア作業ツールを動的に作成もしくは消去する実施例、 少なくとも複数のソフトウェア作業ツールの前記作業知
識記憶部2または前記制御部4の共通内容を唯一の記憶
部に格納して該ソフトウェア作業ツール群から共用し、
少なくとも作業知識記憶部の個別内容はそれぞれのソフ
トウェア作業ツールと1対1に記憶部を具備することに
より、共通部を再入可能(すなわちリエントラント)に
動作せしめる実施例、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構とリカバリ機
構を具備し、少なくとも前記作業知識記憶部2の割り付
けた記憶装置の変更内容をログ取得機構が適時ログファ
イルに書き出しておき、ソフトウェア作業ツールが何ら
かの障害によって処理途中停止した後の再開の際に、リ
カバリ機構がログファイルから前記変更内容を読み込み
、該作業知識記憶部を復元(すなわちリカバリ)する実
施例、あるいはさらに、前記ソフトウェア操作部1によ
って外部のソフトウェアに対する復元処理を行う実施例
、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構とバックアウ
ト機構を具備し、少なくとも前記作業知識記憶部2の割
り付けた記憶装置の変更前内容をログ取得機構が適時ロ
グファイルに書き出しておき、ソフトウェア作業ツール
が何らかの障害によってひと固まりの処理を取り消すべ
き際に、バックアウト機構がログファイルから前記変更
前内容を読み込み、該作業知識記憶部を復元(すなわち
バックアウト)する実施例、あるいはさらに、前記ソフ
トウェア操作部1によって外部のソフトウェアに対する
復元処理を行う実施例、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構を具備し、稼
働統計情報もしくは課金統計情報もしくは性能統計情報
もしくは機密管理情報をソフトウェア作業ツールの処理
に従ってログ取得機構がログファイルに書き出す実施例
、あるいは該情報を前記ソフトウェア操作部1で入力し
、あるいは前記観測部5を具備し観測部で入力する実施
例、複数のソフトウェア作業ツールがそれぞれの前記通
信部3が異なる形式あるいは意味の情報を通信する場合
に、該情報の変換を行う変換機構を具備する実施例、 情報処理装置の構成要素の負荷(すなわち稼働率)、あ
るいは記憶装置もしくは緩衝記憶(バ・ンファ)の使用
量、あるいはソフトウェア作業の処理の速度、あるいは
ソフトウェア作業ツールに対する作業依頼情報の待ち状
態、あるいは情報処理装置の構成要素もしくはソフトウ
ェア作業ツールの構成要素障害状態を、外部から入力す
る手段を前記観測部5に接続して具備する実施例、利用
者が操作方法を尋ねた際に答える情報(すなわちHEL
Pファイル)を具備し、何らかの経路で利用者が尋ねて
くると該HELPファイルの内容を解凍する実施例、 制御の進行に合わせて、外部の、名前管理情報もしくは
関係情報もしくはソフトウェア資源管理情報もしくはデ
イレクトもしくはカタログファイルもしくはデータディ
クショナリもしくはデータディレクトリもしくは統合資
源管理辞書もしくは情報リボジトリ(すなわち情報倉庫
)もしくはオブジェクトマネジャもしくはオブジェクト
サーバもしくはネームサーバもしくは概念辞書もしくは
機能辞書もしくは用語辞書もしくは項目辞書もしくは電
子化辞書もしくはかな漢字変換辞書もしくは言語間翻訳
辞書もしくはこれらに類する辞書類を参照または更新す
る実施例、 前記ソフトウェア操作部1に連結して文書(すなわちド
キュメント)処理部を具備し、該文書処理部によって文
書を作成または編集または表示または印刷し、または前
記ソフトウェア操作部1によって、もしくは前記観測部
5を具備し該観測部によって文書を入力または解析また
は理解する実施例、あるいはさらに、文書処理部に印刷
装置あるいはワードプロセッサあるいは複写装置あるい
は文書送受信装置を接続して連携動作を可能とする実施
例、 前記ソフトウェア操作部1に連結して解析部を具備し、
外部ソフトウェアが人間の読ませるために二次元的配列
で出力した表示用ファイルの内容を、人間の介在なしに
もしくは介在を減らして解析し、解析結果を制御部に送
る実施例、前記ソフトウェア操作部lに連結してキー情
報組立部を具備し、外部ソフトウェアが人間のキー人力
もしくはマウス入力もしくはタッチ入力を読むために一
次元的配列で要求する入力用ファイルの内容を、人間の
介在なしにもしくは介在を滅らして組み立て、組立結果
を外部ソフトウェアに送る実施例、 前記ソフトウェア操作部1に連結してフィールド入力情
報組立部を具備し、外部ソフトウェアが一般に人間が画
面の領域(すなわちフーイルド)に入力する情報を読む
ために二次元的配列で要求する入力用ファイルの内容を
、人間の介在なしにもしくは介在を減らして組み立て、
組立結果を外部ソフトウェアに送る実施例、 前記作業知識記憶部2内に該作業知識の版数(すなわち
バージョン)情報を具備し、あるいはさらに、版数の異
なる複数の作業知識を具備する実施例、 外部に表示装置を具備し、表示装置の画面上の一部であ
る窓(すなわちウィンドウ)の複数に、少なくとも該ソ
フトウェア作業ツール群の入出力を別々に割り当てる実
施例、 作業知識記憶部2の内部に、情報の制約あるいは情感間
の制約(すなわちコンストレイント)の記述を何個か具
備し、前記制御部4の内部に、該制約に基づいて処理を
実行する制約処理部を具備する実施例、 作業実施の際の通信情報あるいは作業依頼情報あるいは
作業結果を前記作業知識記憶部2に蓄積し、新たな作業
をする利用者からの質問に対して該情報(すなわち事例
)を回答する実施例、あるいはさらに、該事例から利用
者に選択、修正させる実施例、あるいはさらに、事例と
新しい作業の違いを判断して利用者との会話を削減する
実施例、作業実施の際の通信情報あるいは作業依頼情報
あるいは作業結果を前記作業知識記憶部2に蓄積し、新
たな作業をする場合の作業上の知識として使用する実施
例(すなわち学習機能)、前記通信部3に接続して自然
言語処理部を具備し、利用者との間または同様のソフト
ウェア作業ツールとの間で、自然言語で会話する実施例
、さらにまた、自然言語処理部に接続して音声思慮を具
備し、利用者との間または同様のソフトウェア作業ツー
ルとの間で、音声で会話する実施例、前記制御部に接続
して感情記憶部を具備し、該感情記憶部内に人間の喜び
、悲しみに類する感情概念を模擬する変数を具備し、制
御の進行にしたがい作業処理情報に基づいて感情変数を
変更し、かつ、制御の進行にしたがい感情変数を参照し
、または該感情記憶部から制御部に起動をかけ、制御部
が利用者に何らかの経路で表示する情報のうち、少なく
とも顔の形の表示の選択あるいは言葉の表現の選択ある
いは音声表現の選択に該感情変数の値を利用せしめる実
施例が考えられる。
、作業手順を導く目的で、真か偽という価基外に曖昧性
もしくは確信度もしくは確率もしくは不確実性の表現を
含むような推論規則もしくは事実を具備し、かつ前記制
御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基づいて推
論処理(ファジー推論および確信度付き推論を含む)を
実行する推論処理部を具備する実施例、 作業知識記憶部2に、作業手順を導く目的で、必然性と
偶然性の表現、あるいは、時間軸上で真あるいは偽とい
う表現を含むような推論規則もしくは事実を具備し、か
つ前記制御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基
づいた推論処理(様相論理あるいは時制論理による推論
)を実行する推論処理部を具備する実施例、 作業知識記憶部2に、作業手順を導く目的で、変数値の
属す範囲を何個かに分類して、どの範囲に落ちるかとい
う表現を含むような推論規則もしくは事実を具備し、か
つ前記制御部4の内部に、該推論規則もしくは事実に基
づいた推論処理(定性推論)を実行する推論処理部を具
備する実施例、観測部5または作業知識記憶部2または
通信部3または制御部4に、パターン認識処理機構もし
くは脳・神経系の神経細胞を模擬した情報処理機構(す
なわちニューロシミュレータ)を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部1がシステムから提供されるソ
フトウェア(すなわちオペレーティングシステム)を介
して、ハードウェア操作を行う手段を具備する実施例、 前記観測部5がシステムから提供されるソフトウェア(
すなわちオペレーティングシステム)を介して、ハード
ウェアの観測を行う手段を具備する実施例、 ロボットに類する機械装置に内蔵された情報処理装置も
しくは外からロボットを制御する情報処理装置において
、前記ソフトウェア操作部1もしくは通信部3がロボ・
7トの制御プログラムを通じてロボットの動作あるいは
ロボットの状態変化あるいはロボ7)から外界への出力
のだめの情報の出力を行う手段を具備する実施例、 ロボットに類する機械装置に内蔵された情報処理装置も
しくは外からロボ・二・トを制御する情報処理機構にお
いて、前記観測部5もしくは通信部3が、ロボットの制
御プログラムを通じてロボットが外界から観測した状態
またはロボットの状態を入力する手段を具備する実施例
、 制御のためにある時間経過したときに前記制御部4に割
込み信号を伝えるタイマを具備する実施例、 日付または曜日または時刻を保持し、前記制御部4が入
力することができるクロックを具備する実施例、 ソフトウェア作業ツールの前記制御部4から通常は一定
時間間隔で信号を受け取り、万一制御部の処理に異常が
起こったために一定時間が経過しても制御部からの信号
が来なかった場合、その時間到来を契機として、該制御
部に割込み信号を伝えあるいは制御部を強制的に停止さ
せるためのウォッチドッグタイマを具備する実施例、前
記ソフトウェア操作部1が該ソフトウェア作業ツール自
身の部分に対して作成、追加1.削除、変更、修正、置
き換え、分割、併合、複写、転送あるいはこれらに類す
る操作を行う手段を具備する実施例、 前記観測部5が該ソフトウェア作業ツール自身の部分に
対して、参照、比較、−覧、調査、診断あるいはこれら
に類する観測を行う手段を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部1が自ソフトウェア作業ツール
以外の同様のソフトウェア作業ツールの作成、追加、増
殖、起動、停止、凍結、解凍、削除、変更、修正、置き
換え、分割、併合、複写、転送あるいはこれらに類する
操作を行う手段を具備する実施例、 直接的または間接的に自ソフトウェア作業ツールを依頼
(すなわち再帰的呼出し、すなわちリカーシブコール)
する場合に前後で正しく作業を継続するために、依頼す
る前に依頼側の状態データを前記作業知識記憶部2から
伝送して記憶し、依頼された該作業が終了した後に該状
態データを再び該作業知識記憶部2に転送して復元する
だめの記憶装置(すなわちスタック)を具備する実施例
、利用者あるいは操作員からの情報の入力を行う情報入
力装置を具備し、前記作業知識記憶部2に該情報入力装
置からの入力情報の処理を記述する手段を具備する実施
例、および前記通信部3が交信する情報が同様の自他の
ソフトウェア作業ツールとの交信であった場合に、利用
者あるいは操作員との交信の場合と同様に処理できるよ
う、前記通信部3の前段に情報形式を統一する機構を具
備する実施例、 利用者あるいは操作員への情報の出力を行う情報出力装
置を具備し、前記作業知識記憶部2に該情報出力装置へ
の情報の出力方法を記述する手段を具備する実施例、お
よび前記通信部3が交信する情報が同様の自他のソフト
ウェア作業ツールとの交信であった場合に、利用者ある
いは操作員との交信の場合と同様に処理できるよう、前
記通信部3の後段に、統一された情報形式から利用者あ
るいは操作員への出力の場合に限って人間宛の表現形式
に変換する機構を具備する実施例、自作業ツールを他か
ら識別するための名前あるいはニックネームあるいは色
あるいは番号あるいは記号あるいは枠表示あるいは座標
あるいは顔あるいは姿あるいは音情報あるいは声情報を
具備し、該情報の通信部3への送信または利用者もしく
は操作員への表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に自ソフトウェア作業ツールが
他のソフトウェア作業ツールと異なる機能あるいは使用
法あるいは使用例あるいは使用記録をもっている点に関
する情報を具備し、該情報の通信部3への送信または利
用者もしくは操作員への表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に、ソフトウェア操作部1が操
作対象とするソフトウェアの機能あるいは使用法あるい
は使用例あるいは使用記録に関する情報を具備し、該情
報の通信部3への送信または利用者もしくは操作員への
表示を可能とする実施例、 前記作業知識記憶部2内に、ソフトウェア操作部1が操
作対象とするソフトウェアの使用法に関する情報を具備
し、該使用法の情報に従って、前記制御部4が次の命令
を決定する実施例、前記作業知識記憶部2内に、ソフト
ウェア操作部1が操作対象とする複数のソフトウェア群
に関する情報を具備し、前記制御部4が該情報に基づい
てどのソフトウェアを操作するかを選択し、ソフトウェ
ア操作部に使い分けを命じる実施例、作業遂行のための
一時的記憶領域を具備する実施例、および障害が発生し
た時あるいは調査のために利用者が指示したとき、該−
時的記憶領域の内容を別の記憶装置に出力する手段(す
なわちダンプ)を具備する実施例、またはさらに該ダン
プを参照して処理する手段を具備する実施例、障害が発
生した時あるいは調査のために利用者が指示したとき、
前記作業知識記憶部2の内容を別の記憶装置に出力する
手段(すなわちダンプ)を具備する実施例、またはさら
に該ダンプを参照して処理する手段を具備する実施例、 処理の詳細を把握するために、前記制御部4が行った命
令あるいは該命令の取り扱った情報あるいは命令の場所
あるいは命令の完了状態を別の記憶装置に記録する手段
(すなわちログあるいはトレース)を具備する実施例、
またはさらに該ログあるいはトレースを参照して処理す
る手段を具備する実施例、 処理の詳細を把握するために指示したときあるいは指示
した論理的条件が満足されたとき、前記制御部4を一時
停止して命令あるいは該命令の取り扱った情報あるいは
命令の場所あるいは命令の完了状態を別の記憶装置に記
録する手段(スナップを含む)を具備する実施例、また
はさらに該スナップ等き記録情報を参照して処理する手
段を具備する実施例、 前記ソフトウェア操作部2がオペレーティングシステム
を呼び出して、自他の情報処理装置上のソフトウェアへ
の操作を依頼する実施例、前記観測部5がオペレーティ
ングシステムを呼び出して、自他の情報処理装置上の情
報の入力あるいは監視るあいは通知を依頼する実施例、
前記通信部3が他の情報処理装置上の同様のソフトウェ
ア作業ツールの通信部と交信する手段を具備する実施例
、 前記ソフトウェア操作部1が、機器またはソフトウェア
を組み合わせてシステム構成を記述または評価するソフ
トウェアツール、あるいはシステムの性能、規模、容量
、信頼性、作業工数、スケジュールまたはコストを記述
または評価するソフトウェアツール、あるいは業務実現
に必要な用語、概念、データ、データ間の関係、機能、
処理、画面、帳票、電文または知識を蓄積、加工、分析
、変換、表示または印刷するソフトウェアツールを呼び
出す機構を接続し、システム計画または分析作業の一部
を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1が、プログラムの仕様記述か
らより詳細な仕様記述を作成するソフトウェアツール、
あるいは仕様記述からプログラムもしくは環境定義体を
作成するソフトウェアツール、あるいはプログラムから
仕様記述を抽出するソフトウェアツール、あるいは仕様
記述もしくはプログラムもしくは環境定義体を検査もし
くは表示もしくは印刷するソフトウェアツールを呼び出
す機構を接続し、ソフトウェア開発作業の一部を行う実
施例、 前記ソフトウェア操作部1が、プログラムの起動条件監
視、あるいはプログラムの入力情報もしくは制御情報の
準備、あるいはプログラムの起動、あるいはプログラム
の状態監視、あるいはプログラムへの情報通知、あるい
はプログラムの強制停、止、あるいはプログラムの優先
権変更、あるいはプログラムの異常時の復旧処理、ある
いはプログラムの実行結果判定、あるいはプログラムの
出力情報の解析を行う機構を接続し、ソフトウェア運用
作業の一部を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1に、プログラムもしくは環境
定義体の変更により関連して変更しなければならないプ
ログラムもしくは環境定義体を調べるソフトウェアツー
ル、あるいはプログラムもしくは環境定義体の変更によ
り関連して変更しなければならないプログラムもしくは
環境定義体を変更するソフトウェアツール、あるいは仕
様記述を変更すると関連するプログラムもしくは環境定
義体を変更するソフトウェアツール、あるいはプログラ
ムもしくは環境定義体を変更すると仕様記述を変更する
ソフトウェアツールを接続し、ソフトウェア保守・拡張
作業の一部を行う実施例、前記ソフトウェア操作部1が
、現システムのプログラムから仕様記述を抽出するソフ
トウェアツール、あるい↓よ現システムの仕様記述ある
いはプログラムあるいは情報を入力して、開発中の新シ
ステムの仕様記述あるいはプログラムあるいは情報に変
換(すなわちコンバージョン)して出力するソフトウェ
アツールを呼び出す機構を接続し、ソフトウェア変換作
業の一部を行う実施例、前記ソフトウェア操作部1が、
ソフトウェアシステムの導入・管理ツール、あるいは顧
客別にソフトウェアを合わせるカスタマイズツールを呼
び出す機構を接続し、ソフトウェア導入作業の一部を行
う実施例、 前記ソフトウェア操作部1が、特定の構造をもつデータ
ベースもしくはファイルもしくはイメージファイルもし
くは音声ファイルの参照・更新、あるいは特定のファイ
ルの参照・更新機構を接続し、データ入出力処理または
加工処理を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1または通信部3が電話、ファ
クシミリ、ワードプロセッサ、電子会議システム、ポケ
ットベル、端末、電子交換機あるいはこれらに類するネ
ットワーク機器との情報交換を行う実施例、 前記通信部3が、同様の通信部をもつにもかかわらずソ
フトウェア操作部をもたず制御部と作業知識記憶部だけ
をもつソフトウェアツールと会話を行い、該ソフトウェ
アツールから知識の一部を得る、あるいは計算値を得る
実施例、 作業が多くなると同様のソフトウェア作業ツール(すな
わち分身)をもうひとつ作成し、あるいはあとで消去す
る分身作成機構を具備する実施例、起動された情報処理
装置と別の情報処理装置での動作が必要になると、同様
のソフトウェア作業ツール(すなわち分身)をもうひと
つ該情報処理装置に作成し、あるいはあとで消去する遠
隔9椎作成機構を具備する実施例、 起動された情報処理装置と別の情報処理装置で動作する
ことが必要になると、自分を該情報処理装置に転送し、
あるいはあとで復帰する、あるいはあとで消去する遠隔
伝送機構を具備する実施例、前記作業知識記憶部2内に
作業環境の準備方法に関する知識を具備し、作業に先立
ち環境準備のための作業を行う実施例、 前記作業知識記憶部2内に作業計画方法に関する規則も
しくは事実その他の知識を具備し、作業に先立ち該作業
を構成すべき作業の方法もしくは順序もしくは論理的実
行条件からなる詳細を計画し、あるいはその計画を評価
する実施例、前記作業知識記憶部2内に作業監視方法に
関する規則もしくは事実その他の知識を具備し、ソフト
ウェア操作部1によって、または通信部3経由で他の同
様のソフトウェア作業ツールによって実行されている作
業を通信部3または前記観測部5によって観測し、観測
結果によって制御部4が制御を行う実施例、 前記通信部3経由で他の同様なソフトウェア作業ツール
もしくは利用者もしくは操作員に依頼した事項に関して
、返答がくるまでの間、制御部がその返答を必要としな
い処理を続行し、返答が来た時、その返答を必要とする
処理を行う実施例、前記通信部3経由で他の同様なソフ
トウェア作業ツールもしくは利用者もしくは操作員に依
頼した事項に関して、返答が一定時間来ないことを具備
しているタイマで検知して、制御部が再度誰かに問い合
わせ、あるいは督促し、あるいは該依頼事項を異常扱い
する実施例、 前記通信部3が受信した情報として許される形式あるい
は該情報の意味に関する情報を、前記作業知識記憶部2
中に具備し、該形式情報または該意味情報に基づき、受
信時に検査あるいは意味の解析を実行し、解析結果によ
り対応する処理を行う実施例、 前記ソフトウェア操作部1または前記作業知識記憶部2
が、多様な種類のデータを、データと処理の一体化した
もの(すなわちオブジェクト)として−括管理するよう
なデータベース(すなわちオブジェクト指向データベー
ス)を具備している実施例、 少なくとも前記作業知識記憶部2の内容を、該ソフトウ
ェア作業ツールのより一般的なソフトウェア作業ツール
の作業知識記憶部の内容から継承(すなわちインへりタ
ンス)を行って生成する機構(すなわちオブジェクト指
向に基づくソフトウェア作業ツールの生成機構)を具備
している実施例、 少なくとも回線で接続された遠隔地あるいは宇宙その他
の場所からの指令によってソフトウェア繰作を行うため
に、前記通信部3で受信した情報(すなわち遠隔操作指
令)に従って、前記ソフトウェア操作部1でソフトウェ
アに操作を行うための、遠隔指令と操作の対応方法を前
記作業知識記憶部2中に具備する実施例、あるいはさら
に、前記観測部5を具備し、入力情報を遠隔地に送信す
る実施例、 前記作業知識記憶部2の内部に、必要データ群と該デー
タが揃った際にすべき動作の組を具備し、前記制m部4
が必要データが揃ったことを判定して、該動作を順次も
しくは並列に起動する機構(データフローコンピュータ
)を具備する実施例、前記通信部3に情報が受信された
ことを契機として、通信部以外が動作している情報処理
装置の電源を投入して前記制御部4を起動する電源制御
機構を具備する実施例、 前記通信部3に情報が受信されたことを契機として、所
定の後処理があれば実行したのち、該ソフトウェア作業
ツールが動作している情報処理装置の電源を切断する電
源制御機構を具備する実施例、 タイマもしくはクロックで時間を計って所定の時刻に情
報処理装置の電源を投入する電源制御機構を具備する実
施例、 前記通信部3の受信部が外部プログラムからソフトウェ
ア作業ツールを指した呼び出し、(すなわちコール)動
作によって起動されて該外部プログラムに用意された呼
出しパラメータの情報を受信し、あるいは前記通信部3
の送信部が起動される呼出しパラメータの値の変更もし
くは返り値(すなわちリターンバリュー)によって送信
部が送信を行って前記外部プログラムへの復帰(すなわ
ちリターン)動作を行う実施例、 いずれかの構成要素の内部に同様のソフトウェア作業ツ
ールを含む実施例(すなわち入れ子構成)、あるいはさ
らに、内部のソフトウェア作業ツールを動的に作成もし
くは消去し、あるいは自分の外側に自分を含むソフトウ
ェア作業ツールを動的に作成もしくは消去する実施例、 少なくとも複数のソフトウェア作業ツールの前記作業知
識記憶部2または前記制御部4の共通内容を唯一の記憶
部に格納して該ソフトウェア作業ツール群から共用し、
少なくとも作業知識記憶部の個別内容はそれぞれのソフ
トウェア作業ツールと1対1に記憶部を具備することに
より、共通部を再入可能(すなわちリエントラント)に
動作せしめる実施例、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構とリカバリ機
構を具備し、少なくとも前記作業知識記憶部2の割り付
けた記憶装置の変更内容をログ取得機構が適時ログファ
イルに書き出しておき、ソフトウェア作業ツールが何ら
かの障害によって処理途中停止した後の再開の際に、リ
カバリ機構がログファイルから前記変更内容を読み込み
、該作業知識記憶部を復元(すなわちリカバリ)する実
施例、あるいはさらに、前記ソフトウェア操作部1によ
って外部のソフトウェアに対する復元処理を行う実施例
、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構とバックアウ
ト機構を具備し、少なくとも前記作業知識記憶部2の割
り付けた記憶装置の変更前内容をログ取得機構が適時ロ
グファイルに書き出しておき、ソフトウェア作業ツール
が何らかの障害によってひと固まりの処理を取り消すべ
き際に、バックアウト機構がログファイルから前記変更
前内容を読み込み、該作業知識記憶部を復元(すなわち
バックアウト)する実施例、あるいはさらに、前記ソフ
トウェア操作部1によって外部のソフトウェアに対する
復元処理を行う実施例、 外部記憶上のログファイルとログ取得機構を具備し、稼
働統計情報もしくは課金統計情報もしくは性能統計情報
もしくは機密管理情報をソフトウェア作業ツールの処理
に従ってログ取得機構がログファイルに書き出す実施例
、あるいは該情報を前記ソフトウェア操作部1で入力し
、あるいは前記観測部5を具備し観測部で入力する実施
例、複数のソフトウェア作業ツールがそれぞれの前記通
信部3が異なる形式あるいは意味の情報を通信する場合
に、該情報の変換を行う変換機構を具備する実施例、 情報処理装置の構成要素の負荷(すなわち稼働率)、あ
るいは記憶装置もしくは緩衝記憶(バ・ンファ)の使用
量、あるいはソフトウェア作業の処理の速度、あるいは
ソフトウェア作業ツールに対する作業依頼情報の待ち状
態、あるいは情報処理装置の構成要素もしくはソフトウ
ェア作業ツールの構成要素障害状態を、外部から入力す
る手段を前記観測部5に接続して具備する実施例、利用
者が操作方法を尋ねた際に答える情報(すなわちHEL
Pファイル)を具備し、何らかの経路で利用者が尋ねて
くると該HELPファイルの内容を解凍する実施例、 制御の進行に合わせて、外部の、名前管理情報もしくは
関係情報もしくはソフトウェア資源管理情報もしくはデ
イレクトもしくはカタログファイルもしくはデータディ
クショナリもしくはデータディレクトリもしくは統合資
源管理辞書もしくは情報リボジトリ(すなわち情報倉庫
)もしくはオブジェクトマネジャもしくはオブジェクト
サーバもしくはネームサーバもしくは概念辞書もしくは
機能辞書もしくは用語辞書もしくは項目辞書もしくは電
子化辞書もしくはかな漢字変換辞書もしくは言語間翻訳
辞書もしくはこれらに類する辞書類を参照または更新す
る実施例、 前記ソフトウェア操作部1に連結して文書(すなわちド
キュメント)処理部を具備し、該文書処理部によって文
書を作成または編集または表示または印刷し、または前
記ソフトウェア操作部1によって、もしくは前記観測部
5を具備し該観測部によって文書を入力または解析また
は理解する実施例、あるいはさらに、文書処理部に印刷
装置あるいはワードプロセッサあるいは複写装置あるい
は文書送受信装置を接続して連携動作を可能とする実施
例、 前記ソフトウェア操作部1に連結して解析部を具備し、
外部ソフトウェアが人間の読ませるために二次元的配列
で出力した表示用ファイルの内容を、人間の介在なしに
もしくは介在を減らして解析し、解析結果を制御部に送
る実施例、前記ソフトウェア操作部lに連結してキー情
報組立部を具備し、外部ソフトウェアが人間のキー人力
もしくはマウス入力もしくはタッチ入力を読むために一
次元的配列で要求する入力用ファイルの内容を、人間の
介在なしにもしくは介在を滅らして組み立て、組立結果
を外部ソフトウェアに送る実施例、 前記ソフトウェア操作部1に連結してフィールド入力情
報組立部を具備し、外部ソフトウェアが一般に人間が画
面の領域(すなわちフーイルド)に入力する情報を読む
ために二次元的配列で要求する入力用ファイルの内容を
、人間の介在なしにもしくは介在を減らして組み立て、
組立結果を外部ソフトウェアに送る実施例、 前記作業知識記憶部2内に該作業知識の版数(すなわち
バージョン)情報を具備し、あるいはさらに、版数の異
なる複数の作業知識を具備する実施例、 外部に表示装置を具備し、表示装置の画面上の一部であ
る窓(すなわちウィンドウ)の複数に、少なくとも該ソ
フトウェア作業ツール群の入出力を別々に割り当てる実
施例、 作業知識記憶部2の内部に、情報の制約あるいは情感間
の制約(すなわちコンストレイント)の記述を何個か具
備し、前記制御部4の内部に、該制約に基づいて処理を
実行する制約処理部を具備する実施例、 作業実施の際の通信情報あるいは作業依頼情報あるいは
作業結果を前記作業知識記憶部2に蓄積し、新たな作業
をする利用者からの質問に対して該情報(すなわち事例
)を回答する実施例、あるいはさらに、該事例から利用
者に選択、修正させる実施例、あるいはさらに、事例と
新しい作業の違いを判断して利用者との会話を削減する
実施例、作業実施の際の通信情報あるいは作業依頼情報
あるいは作業結果を前記作業知識記憶部2に蓄積し、新
たな作業をする場合の作業上の知識として使用する実施
例(すなわち学習機能)、前記通信部3に接続して自然
言語処理部を具備し、利用者との間または同様のソフト
ウェア作業ツールとの間で、自然言語で会話する実施例
、さらにまた、自然言語処理部に接続して音声思慮を具
備し、利用者との間または同様のソフトウェア作業ツー
ルとの間で、音声で会話する実施例、前記制御部に接続
して感情記憶部を具備し、該感情記憶部内に人間の喜び
、悲しみに類する感情概念を模擬する変数を具備し、制
御の進行にしたがい作業処理情報に基づいて感情変数を
変更し、かつ、制御の進行にしたがい感情変数を参照し
、または該感情記憶部から制御部に起動をかけ、制御部
が利用者に何らかの経路で表示する情報のうち、少なく
とも顔の形の表示の選択あるいは言葉の表現の選択ある
いは音声表現の選択に該感情変数の値を利用せしめる実
施例が考えられる。
以上詳細に説明したように、本発明によればソフトウェ
アの開発、運用等の作業において、ソフトウェアへの操
作を作業に関する情報に基づいて自動的に進め、しかも
作業に関する情報を自律的、分散的に作ることで、作業
を独立化、最小化することができる汎用的ソフトウェア
作業ツールを提供することが可能になる。
アの開発、運用等の作業において、ソフトウェアへの操
作を作業に関する情報に基づいて自動的に進め、しかも
作業に関する情報を自律的、分散的に作ることで、作業
を独立化、最小化することができる汎用的ソフトウェア
作業ツールを提供することが可能になる。
本発明のソフトウェア作業ツールを人間に準えると、作
業知識記憶部と制御部が人間の頭脳に相当し、通信部が
口および耳に当たり、ソフトウェア操作部が手に当たり
、観測部が目に当たる。このようにソフトウェアの世界
のロボットともいうべき新しい構成法の本発明によって
、丁度機械を工場の中で作って動かしているロボットの
ように、情報処理装置の中でソフトウェアを作って動か
すという機構が人間作業に近い意味で初めて可能となる
。そしてこの基盤の上で、AIの研究成果、あるいは分
散処理技術のような応用が非常に有効なものとなる。本
発明の応用分野は今後急速に広がると期待され、情報処
理装置の発展に寄与するところが極めて大きい。
業知識記憶部と制御部が人間の頭脳に相当し、通信部が
口および耳に当たり、ソフトウェア操作部が手に当たり
、観測部が目に当たる。このようにソフトウェアの世界
のロボットともいうべき新しい構成法の本発明によって
、丁度機械を工場の中で作って動かしているロボットの
ように、情報処理装置の中でソフトウェアを作って動か
すという機構が人間作業に近い意味で初めて可能となる
。そしてこの基盤の上で、AIの研究成果、あるいは分
散処理技術のような応用が非常に有効なものとなる。本
発明の応用分野は今後急速に広がると期待され、情報処
理装置の発展に寄与するところが極めて大きい。
第1図(a)は第1の発明の原理ブロック図、第1図(
b)は第2の発明の原理ブロック図、第2図は本発明の
実施例の全体構成を示すブロック図、 第3図はソフトウェア操作部の処理実施例のフローチャ
ート、 第4図はソフトウェア操作依頼情報の実施例を示す図、 第5図はソフトウェア操作部からオペレーティングシス
テムに渡される実行コマンドの実施例を示す図、 第6図はソフトウェア操作部から制御部に通知される情
報の実施例を示す図、 第7図は作業知識ベースの内容の実施例を示す図、 第8図は通信部の処理実施例のフローチャート、第9図
は推論処理部の処理実施例のフローチャート、 第10図は観測部の処理実施例のフローチャート、 第11図は観測部の内部メモリの内容実施例を示す図、 第12図はフレームに基づく処理を行う実施例の構成を
示すブロック図、 第13図はオブジェクトに基づく処理を行う実施例の構
成を示すブロック図、 第14図はバンクトラック機構を備えた実施例の構成を
示すブロック図、 第15図はメタ知識と推論過程に関する知識を備えた実
施例の構成を示すブロック図、第16図は黒板とアジェ
ンダを備えたソフトウェア作業ツール群の間での協調処
理の実施例を示す図、 第17図は作業知識記憶部が手続き記述を備えた実施例
を示す図、 第18図は作業知識記憶部が論理チャート図の形式で入
力される知識を備えた実施例を示す図、第19図は作業
知識記憶部が決定表の形式で入力される知識を備えた実
施例を示す図、第20図は作業知識記憶部が状態遷移図
の形式で入力される知識を備えた実施例を示す図、第2
1図は作業知識記憶部が備えるリスト構造、木構造、ま
たはグラフ構造のデータの実施例を示す図である。 1、la、lb・・・ソフトウェア操作部、2・・・作
業知識記憶部、 2a、2b・・・作業知識ベース、 3.3a、3b・・・通信部、 4・・・制御部、 4a、4b・・・推論処理部、 5.5a、5b・・・観測部、 6・・・メツセージ交換機構、 7・・・作業ツール起動機構、 10・・・ソフトウェア。
b)は第2の発明の原理ブロック図、第2図は本発明の
実施例の全体構成を示すブロック図、 第3図はソフトウェア操作部の処理実施例のフローチャ
ート、 第4図はソフトウェア操作依頼情報の実施例を示す図、 第5図はソフトウェア操作部からオペレーティングシス
テムに渡される実行コマンドの実施例を示す図、 第6図はソフトウェア操作部から制御部に通知される情
報の実施例を示す図、 第7図は作業知識ベースの内容の実施例を示す図、 第8図は通信部の処理実施例のフローチャート、第9図
は推論処理部の処理実施例のフローチャート、 第10図は観測部の処理実施例のフローチャート、 第11図は観測部の内部メモリの内容実施例を示す図、 第12図はフレームに基づく処理を行う実施例の構成を
示すブロック図、 第13図はオブジェクトに基づく処理を行う実施例の構
成を示すブロック図、 第14図はバンクトラック機構を備えた実施例の構成を
示すブロック図、 第15図はメタ知識と推論過程に関する知識を備えた実
施例の構成を示すブロック図、第16図は黒板とアジェ
ンダを備えたソフトウェア作業ツール群の間での協調処
理の実施例を示す図、 第17図は作業知識記憶部が手続き記述を備えた実施例
を示す図、 第18図は作業知識記憶部が論理チャート図の形式で入
力される知識を備えた実施例を示す図、第19図は作業
知識記憶部が決定表の形式で入力される知識を備えた実
施例を示す図、第20図は作業知識記憶部が状態遷移図
の形式で入力される知識を備えた実施例を示す図、第2
1図は作業知識記憶部が備えるリスト構造、木構造、ま
たはグラフ構造のデータの実施例を示す図である。 1、la、lb・・・ソフトウェア操作部、2・・・作
業知識記憶部、 2a、2b・・・作業知識ベース、 3.3a、3b・・・通信部、 4・・・制御部、 4a、4b・・・推論処理部、 5.5a、5b・・・観測部、 6・・・メツセージ交換機構、 7・・・作業ツール起動機構、 10・・・ソフトウェア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールであ
って、 プログラムまたは情報に対して操作を行うソフトウェア
操作部(1)と、 該操作のための情報を作業知識として記憶する作業知識
記憶部(2)と、 外部との間で作業依頼、または作業報告を含む通信情報
を送受信する通信部(3)と、 前記作業知識記憶部(2)に記憶されている作業知識に
基づいて、ソフトウェア操作部(1)、通信部(3)、
および作業知識記憶部(2)の制御を行う制御部(4)
とを備えたことを特徴とするソフトウェア作業ツール。 2)情報処理装置におけるソフトウェア作業ツールであ
って、 プログラムまたは情報に対して操作を行うソフトウェア
操作部(1)と、 該操作のための情報を作業知識として記憶する作業知識
記憶部(2)と、 外部との間で作業依頼、まはた作業報告を含む通信情報
を送受信する通信部(3)と、 自ツール内のソフトウェア操作部(1)または自ツール
以外で前記プログラムまたは情報に対して操作を行う他
ツール内のソフトウェア操作部の操作結果としてのプロ
グラムまたは情報を観測する観測部(5)と、 前記作業知識記憶部(2)に記憶されている作業知識に
基づいて、ソフトウェア操作部(1)、通信部(3)、
観測部(5)、および作業知識記憶部(2)の制御を行
う制御部とを備えたことを特徴とするソフトウェア作業
ツール。 3)前記作業知識部(2)が記憶している作業知識に基
づいて、前記観測部(5)の観測結果があらかじめ定め
られた条件を満足した時、前記制御部(4)がデモンと
してあらかじめ定められた一定の動作を起動することを
特徴とする請求項2記載のソフトウェア作業ツール。 4)前記作業知識記憶部(2)が論理的実行条件と処理
方法の組み合わせとしての推論規則を1個以上備え、 前記制御部(4)がさらに該推論規則を実行する推論処
理部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
ソフトウェア作業ツール。 5)前記作業知識記憶部(2)がそれぞれ1つの概念に
対応する情報とプログラムの固まりとしてのフレーム複
数個と、該各フレーム間の関係とを記述する知識とを作
業知識として備え、 前記制御部(4)がさらに該フレームとフレーム間の関
係を記述する知識に基づいて処理を実行する推論処理部
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のソフ
トウェア作業ツール。 6)前記作業知識記憶部(2)が、それぞれ1つの概念
に対応し、該概念の内蔵する属性を継承する関係によっ
て接続され、相互に通信可能な情報とプログラムとの固
まりとしてのオブジェクトを1個以上備え、 前記制御部(4)がさらに該オブジェクトに基づいて処
理を実行するオブジェクトに基づく処理部を備えたこと
を特徴とする請求項1または2記載のソフトウェア作業
ツール。 7)前記作業知識記憶部(2)が情報またはプログラム
の関数表現の記述を1個以上備え、前記制御部(4)が
該関数に基づいて処理を実行することを特徴とする請求
項1また2記載のソフトウェア作業ツール。 8)前記作業知識記憶部(2)が事実を示す記述として
の事実節と規則を示す記述としての規則節とをそれぞれ
1個以上備え、 前記制御部(4)がさらに該事実節と規則節とに基づい
て推論処理を実行する推論処理部を備えたことを特徴と
する請求項1または2記載のソフトウェア作業ツール。 9)前記作業知識記憶部(2)が論理的実行条件と処理
方法との組み合わせとしての推論規則を1個以上備え、 前記制御部(4)が、さらに該推論規則を実行する推論
処理部と、該推論の過程で失敗が発生した場合に次の推
論の可能性を探すためのバックトラック機構を備えたこ
とを特徴とする請求項1または2記載のソフトウェア作
業ツール。 10)前記作業知識記憶部(2)が、さらに知識に関す
る知識としてのメタ知識、または推論過程に関する知識
をそれぞれ1個以上備え、 前記制御部(4)がさらに該メタ知識に基づく推論処理
部、または推論過程に関する知識に基づく推論処理部を
備えたことを特徴とする請求項1または2記載のソフト
ウェア作業ツール。 11)複数の前記ソフトウェア作業ツールが、相互に通
信しながら協調して推論するために推論過程で発生した
情報を記憶する手段としての黒板と、該複数のソフトウ
ェア作業ツールがそれぞれ該黒板を参照するための参照
手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
ソフトウェア作業ツール。 12)複数の前記ソフトウェア作業ツールが、相互に通
信しながら協調して推論するために未解決の問題と解決
済みの問題に関する情報を記憶する手段としてのアジェ
ンダを備え、 該複数のソフトウェア作業ツールがそれぞれ該アジェン
ダを参照する参照手段を備えたことを特徴とする請求項
1または2記載のソフトウェア作業ツール。 13)複数の前記ソフトウェア作業ツールが相互に通信
しながら協調して作業するために、前記通信部(3)の
外側に他のソフトウェア作業ツールの通信部と結合して
通信メッセージを送受信するメッセージ交換機構を備え
たことを特徴とする請求項1または2記載のソフトウェ
ア作業ツール。 14)複数の前記ソフトウェア作業ツールが相互に通信
しながら協調して作業するために、ソフトウェア作業ツ
ールから通信メッセージを受け取り、該通信メッセージ
内に指定されたソフトウェア作業ツールを起動させ、該
ソフトウェア作業ツールに通信メッセージを渡す作業ツ
ール起動機構を備えたことを特徴とする請求項1または
2記載のソフトウェア作業ツール。 15)前記作業知識記憶部(2)がさらにデータベース
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のソフ
トウェア作業ツール。 16)前記作業知識記憶部(2)がさらに作業を示す手
続き記述を備えたことを特徴とする請求項1または2記
載のソフトウェア作業ツール。 17)前記作業知識記憶部(2)が作業手順を示すため
の処理の流れを図式化した論理チャート図、または論理
チャート図で入力され、形式変換が行われた情報を備え
たことを特徴とする請求項1または2記載のソフトウェ
ア作業ツール。 18)前記作業知識記憶部(2)が作業手順を示すため
のそれぞれ1つ以上の条件と命令との組み合わせを表示
した決定表、または該決定表で入力され、形式変換され
た情報を備えたことを特徴とする請求項1または2記載
のソフトウェア作業ツール。 19)前記作業知識記憶部(2)が作業手順を示すため
の状態移動の条件と移動時の処理とを表わす状態遷移図
、または状態遷移図で入力され、形式変換された情報を
備えたことを特徴とする請求項1または2記載のソフト
ウェア作業ツール。 20)前記作業知識記憶部(2)が作業手順を示すため
のリスト構造、木構造、またはグラフ構造の情報、ある
いはリスト構造、木構造、またはグラフ構造で入力され
、形式変換された情報を備えたことを特徴とする請求項
1または2記載のソフトウェア作業ツール。21)前記
観測部(5)が、観測事象種別がタイマ起動かメッセー
ジ起動かを示す事象種別と、該事象種別がタイマ起動で
ある事象に対しては、タイマ間隔と事象判定処理を行う
ための関数のアドレスとを、 該事象種別がメッセージ起動である事象に対しては、メ
ッセージ識別情報と事象判定処理を行うための関数のア
ドレスとを記憶する内部メモリを備えたことを特徴とす
る請求項2記載のソフトウェア作業ツール。 22)前記作業知識記憶部(2)が、前記通信部(3)
から受信するメッセージの識別名としてのセレクタ名と
可変パラメータとしての引数のリストであるメソッドと
、 推論のための条件部と命令との組である複数のルールと
、 該メソッドとルールから呼ばれる関数として定義された
命令群である手続きと、 データおよび事実が木構造に格納された木構造知識と、 該メソッド、ルール、手続き、および木構造知識の管理
を行うための木構造データとしてのオブジェクト管理知
識を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のソ
フトウェア作業ツール。 23)前記ソフトウェア操作部(1)が、前記制御部(
4)からのソフトウェア操作依頼か否かを判別し、制御
部からの依頼である時には必要に応じて依頼情報からソ
フトウェア宛の入力ファイルを作成し、依頼情報からソ
フトウェアの実行コマンドを作成し、オペレーティング
システムに実行コマンドを渡して起動を依頼し、オペレ
ーティングシステムが正常に該起動依頼を受け付けたか
否かを判定し、受け付けた時には前記制御部(4)に正
常に起動したことを通知し、オペレーティングシステム
に監視時間のタイマ起動を依頼して前記制御部からのソ
フトウェア操作依頼か否かの判定以降の処理を繰り返し
、 オペレーティングシステムが正常に受け付けていない場
合には制御部(4)に起動失敗のエラー情報を通知して
前記制御部からのソフトウェア操作依頼か否かの判定以
降の処理を繰り返し、前記制御部(4)からのソフトウ
ェア操作依頼でない時にはオペレーティングシステムか
らの起動されていたソフトウェアの終了通知か否かを判
定し、該終了通知である時にはオペレーティングシステ
ムへのタイマ起動依頼を取り消し、ソフトウエアの出力
ファイル、エラーメッセージ、完了コードをチェックし
、前記制御部(4)に正常終了の通知を行った後に前記
制御部からのソフトウェア操作依頼か否かの判定以降の
処理を繰り返し、前記オペレーティングシステムからの
起動されていたソフトウェアの終了通知でない時にはオ
ペレーティングシステムからのタイマ起動か否かを判定
し、タイマ起動の時には起動されていたソフトウェアが
終了しているか否かを判定し、終了している時には終了
情報と実行失敗のエラー情報を前記制御部(4)に伝え
た後に前記制御部からのソフトウェア操作依頼か否かの
判定以降の処理を繰り返し、 起動されていたソフトウェアが終了していない時にはオ
ペレーティングシステムに該ソフトウェアの強制終了を
依頼し、前記制御部(4)に実行失敗エラー情報を伝え
た後に前記制御部からのソフトウェア操作依頼か否かの
判定以降の処理を繰り返し、 またオペレーティングシステムからのタイマ起動でない
時には制御部からのソフトウェア操作依頼か否かの判定
以降の処理を繰り返すことを特徴とする請求項1または
2記載のソフトウェア作業ツール。 24)前記通信部(3)が前記メッセージ交換機構から
の起動か否かを判定し、該起動である時にはメッセージ
の文字列を受信し、メッセージの形式をチェックし、付
属情報を解読して前記制御部(4)に送り、前記メッセ
ージ交換機構からの起動か否かの判定以降の処理を繰り
返し、 前記メッセージ交換機構からの起動でない時には前記制
御部(4)からの起動か否かを判定し、該起動である時
には依頼メッセージの形式をチェックし、送信用メッセ
ージとしての形式を整え、メッセージ交換機構を起動し
、メッセージの文字列をメッセージ交換機構に渡し、正
常に送信したことを前記制御部(4)に通知した後に前
記メッセージ交換機構からの起動か否かの判定以降の処
理を繰り返し、 また前記制御部からの起動でない時には前記メッセージ
交換機構からの起動か否かの判定以降の処理を繰り返す
ことを特徴とする請求項13記載のソフトウェア作業ツ
ール。 25)前記制御部(4)が通信部(3)からの受信か否
かを判定し、該受信である時には前記作業知識記憶部(
2)の記憶内容からメッセージセレクタが一致するメッ
セージを探し、引数を対応づけ、作業知識記憶部(2)
に記憶されている手続きを解読して命令を実行し、該命
令実行後作業知識記憶部(2)に格納され現在有効なル
ール群から条件の成立するものを見つけ、条件の成立す
るものに対して命令を実行することを繰り返し、条件の
成立するものがない時に前記通信部(3)からの受信か
否かの判定以降の処理を繰り返し、前記通信部(3)か
らの受信でない時に前記観測部(5)からの受信か否か
を判定し、該受信である時に受信した関連情報により事
象に対応した命令を実行し、前記作業知識記憶部(2)
に格納され現在有効なルール群から条件の成立するもの
を見つけ、その条件に対応した命令を実行する処理以降
の処理を繰り返し、 前記観測部(5)からの受信でない時には前記ソフトウ
ェア操作部(1)からの報告か否かを判定し、該報告で
ある時には実行中であったソフトウェア操作命令に復帰
情報を与えて続行させ、前記作業知識記憶部(2)に記
憶され現在有効なルール群から条件の成立するものを見
つけ、該条件に対応した命令実行以降の処理を繰り返し
、前記ソフトウェア操作部(1)からの報告でない時に
は前記通信部(3)からの受信か否かの判定以降の処理
を繰り返すことを特徴とする請求項2記載のソフトウェ
ア作業ツール。 26)前記観測部(5)が制御部(4)からの観測依頼
か否かを判定し、該依頼である時には観測すべき事象お
よび事象判定処理の情報を前記作業知識記憶部(2)か
ら受け取って内部メモリに記憶し、該事象がタイマ起動
事象かメッセージ起動事象かを判定し、タイマ起動事象
の時にはある時間後にタイマ起動をもらうようオペレー
ティングシステムに依頼した後に、メッセージ起動事象
の時には直ちに、前記制御部(4)からの観測依頼か否
かの判定以降の処理を繰り返し、 前記制御部(4)からの観測依頼でない時にはオペレー
ティングシステムからのタイマ起動か否かを判定し、該
起動である時には対応する事象判定処理を内部メモリか
ら読み出して実行し、事象発生として扱ってよいか否か
を判定し、よい時には内部メモリから該事象と事象判定
処理の情報を削除し、関連情報を前記作業知識記憶部(
2)に送り、制御部(4)に事象発生を報告した後に、
また事象発生として扱えない時にはある時間後にタイマ
起動をもらうようオペレーティングシステムに依頼した
後に、前記制御部(4)からの観測依頼か否かの判定以
降の処理を繰り返し、 前記オペレーティングシステムからのタイマ起動でない
時にはオペレーティングシステムからのメッセージか否
かを判定し、該メッセージである時には待っていたメッ
セージ事象か否かを内部メモリの内容でチェックし、待
っていた事象か否かを判定し、待っていた事象である時
には該事象に対応する事象判定処理を内部メモリから読
み出して実行し、事象発生として扱ってよいか否かを判
定し、扱ってよい時には前記内部メモリから該事象と事
象判定処理の情報を削除する処理以降の処理を繰り返し
、事象判定として扱えない時、前記内部メモリでのチェ
ックにより待っていた事象でない時、および前記オペレ
ーティングシステムからのメッセージか否かの判定時に
該メッセージでない時には、前記制御部(4)からの観
測依頼か否かの判定以降の処理を繰り返すことを特徴と
する請求項2記載のソフトウェア作業ツール。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323765A JP2874032B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ソフトウェア作業ツール |
DE69132026T DE69132026T2 (de) | 1990-11-27 | 1991-11-27 | Software-Werkzeug |
US07/799,445 US5377309A (en) | 1990-11-27 | 1991-11-27 | Software work tool |
EP91120333A EP0489351B1 (en) | 1990-11-27 | 1991-11-27 | Software work tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323765A JP2874032B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ソフトウェア作業ツール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191928A true JPH04191928A (ja) | 1992-07-10 |
JP2874032B2 JP2874032B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=18158377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2323765A Expired - Fee Related JP2874032B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ソフトウェア作業ツール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5377309A (ja) |
EP (1) | EP0489351B1 (ja) |
JP (1) | JP2874032B2 (ja) |
DE (1) | DE69132026T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007055117A1 (de) | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Boris Kaplan | Ein System von Künstlicher Intelligenz von einem Cyborg oder einem Android für das zeigerorientierte Objekterfassungsverfahren von Informationen basierend auf einer natürlichen Sprache und das Arbeitsverfahren von dem System |
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---|---|---|---|---|
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