JPH06230957A - チェックリストシステム - Google Patents

チェックリストシステム

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Publication number
JPH06230957A
JPH06230957A JP1722193A JP1722193A JPH06230957A JP H06230957 A JPH06230957 A JP H06230957A JP 1722193 A JP1722193 A JP 1722193A JP 1722193 A JP1722193 A JP 1722193A JP H06230957 A JPH06230957 A JP H06230957A
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checklist
know
check
quality
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JP1722193A
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English (en)
Inventor
Ko Masuzawa
香 増沢
Atsushi Yamada
淳 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノウハウを共有することができ、また、チェ
ック結果に基づいてチェック対象の品質評価を自動的に
行う、優れたチェックリストシステムを提供する。 【構成】 個人チェックリストファイル401がチェッ
クリストを保存する。初期リスト作成部101が前記チ
ェックリストを出力する。品質チェック部102から前
記チェックリストに関するノウハウを入力する。追加チ
ェック項目ファイル403及びコメントファイル404
にノウハウを保存する。基本リスト更新部302によっ
て、ノウハウに基づいてチェックリストを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェックリストによる
チェック実行を支援するチェックリストシステムの改良
に関するもので、特に、ソフトウェア設計におけるソフ
トウェアの品質向上に適したものである。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアや機械製品など各種対象の
開発や保守において、チェック項目をリスト化したチェ
ックリストが一般に用いられている。チェックリストを
使用すれば、チェック対象が複雑化・大規模化しても、
チェック漏れによる欠点の看過を防止し、チェック対象
の品質を有効に向上させることができる。
【0003】特に、段階的に構成が具体化される製品の
開発において、開発の上流工程でチェックリスト用いて
品質の向上を図れば、その後の具体的段階における程後
戻り作業を減少させ開発工数の節減をもたらすことは、
一般に認識されているところである。
【0004】例えば、近年のソフトウェア設計において
は、ソフトウェアの信頼性を向上させる手法の一つとし
て、ソフトウェアのモジュール化が進められている。こ
のように開発されるソフトウェアは複数のモジュールか
ら構成され、それら個別のモジュールが相互に関係し合
ってソフトウェアとしての機能を果たしている。したが
って、このようなソフトウェアの設計では、ここのモジ
ュールの内部的品質を向上させると共に、モジュール相
互間のインターフェースの品質を向上させることが、ソ
フトウェア全体の品質向上につながる。
【0005】このような場合におけるチェックリスト
は、「モジュール内のチェック」と「モジュール間のチ
ェック」に区分されていて、例えば、「モジュール内の
チェック」はさらに、モジュール外部との関係に係る
「外部仕様関係」と、モジュール自体の機能に係る「設
計関係」に区分されている。特に、モジュール内チェッ
クのうち「外部仕様関係」では、そのモジュールの外部
仕様に関するチェックを行なうことによって、他のモジ
ュールにも影響する外部的仕様の変更を防止し、多数の
モジュールが関わる煩雑な後戻り作業の増加を最小限に
とどめることができる。
【0006】また、モジュール内チェックのうち「設計
関係」では、通常処理の仕方、エラー処理の仕方、性能
に関する諸元をチェックすることによって、設計時のケ
アレスミスを最小限にすると共に、どのモジュールも一
定以上の品質を保つようにし、また、場合によっては、
モジュールごとの操作手順の統一を図ることもできる。
【0007】一方、モジュール間のチェックでは、モジ
ュール間インターフェースの設計に焦点をあててモジュ
ール間の協働関係を確実化することによって、ソフトウ
ェア全体の性能や品質の向上を図ることができる。この
ように、「モジュール内」、「モジュール間」の両側面
からチェックリストを適用し、品質の向上を図ること
は、ソフトウェア全体の品質、性能の向上に顕著な有効
性を発揮する。
【0008】以上のようなチェックリストを有効に活用
するシステムとして、コンピュータを用いたチェックリ
ストシステムが考えられる。ここで、チェックリストシ
ステムとは、チェックリストをコンピュータ内に保存し
ておき、これを必要に応じて出力したり、チェック結果
をコンピュータの表示画面上でチェックリストに入力す
るシステムである。特に、このようなチェックリストシ
ステムは、LAN(ローカルエリアネットワーク)など
のネットワークシステム上に実現すれば、チェック対象
の設計に携わる各作業者が同一のチェックリストをネッ
トワークの端末から得られるので、チェックリストの活
用が容易になり、チェック対象の品質管理を徹底させる
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(1)ところで、チェック対象の品質を均一化するため
には、チェックリストの内容は、特定の標準的な基本チ
ェックリストに統一されることが望ましい。しかし、一
般に、チェック対象の設計や開発に係る個々のプロジェ
クトでは、プロジェクト特有のいわばノウハウとして、
特有の追加チェック項目や、チェック項目ごとの注意点
のようなコメント事項が存在しており、これらには他の
プロジェクトにも応用可能なものが含まれている。ま
た、個々の作業者も、個人特有のいわばノウハウとし
て、自ら発見・習得した追加チェック項目やチェック項
目ごとのコメント事項を有しており、これらには他の作
業者にも適用されるべきものが含まれている。なお、本
明細書において上記のような追加チェック項目やコメン
ト事項を、「ノウハウ」と総称する。
【0010】したがって、チェックリストの内容にこれ
らノウハウを反映させ、他の作業者や他のプロジェクト
の作業者(本明細書において「ユーザ」という。)に、
基本チェックリストのみならず、これらノウハウをも共
有・利用させれば、チェック対象の品質を一層向上させ
ることができる。特に、ソフトウェア設計において、こ
れらノウハウを共有できれば、後戻り作業を格段に減少
させることによって、ソフトウェアの品質を一層向上さ
せるとともに、ソフトウェア開発期間を大幅に短縮する
ことができる。
【0011】しかしながら、従来のチェックリストシス
テムには、このようなノウハウを入力・保存したり、保
存されたノウハウに基づいてチェックリストを更新する
手段がなんら設けられていなかった。このため、個々の
プロジェクトや個々の作業者の有するノウハウが死蔵さ
れ、各ユーザがこれを共有・利用することは不可能であ
った。一方、このような問題点を解決するために、各ユ
ーザに基本チェックリストそのものの更新を許容する
と、基本チェックリストが恣意的に変更され、その内容
的妥当性の維持が困難になるという新たな問題点が生ず
る。
【0012】(2)また、チェックリストはチェック対
象の品質を左右する項目の集合であるから、チェックリ
ストシステム上のチェックリスト内にチェック結果を入
力しておき、このチェック結果に基づいてチェック対象
の品質評価を行うことも考えられる。特に、このような
評価をソフトウェアの開発段階において行えば、品質を
順次確認しながら作業を進めることができる。しかしな
がら、従来のチェックリストシステムでは、チェック結
果に基づいてチェック対象の品質を自動的に評価する手
段がなんら設けられていなかった。このため、チェック
リストに基づく品質評価は各作業者が全て手作業で行わ
なければならず、その手数が煩雑であるため、このよう
な品質評価の実際的励行は困難であった。
【0013】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、ノウ
ハウを共有することができる、優れたチェックリストシ
ステムを提供することにある。また、本発明の他の目的
は、チェック結果に基づいてチェック対象の品質評価を
自動的に行う、優れたチェックリストシステムを提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1のチェックリストシステムは、チェックリ
ストを保存するチェックリスト保存手段と、前記チェッ
クリストを出力するチェックリスト出力手段と、前記チ
ェックリストに関するノウハウを入力するノウハウ入力
手段と、前記ノウハウを前記チェックリストとは別個に
保存するノウハウ保存手段と、前記ノウハウに基づいて
前記チェックリストを更新するチェックリスト更新手段
とを有することを特徴とする。
【0015】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
チェックリストシステムにおいて、前記ノウハウを出力
するノウハウ出力手段を設けたことを特徴とする。
【0016】また、請求項3の発明は、前記チェックリ
ストに基づくチェック結果を入力するチェック結果入力
手段と、前記チェック結果に基づいてチェック対象の品
質評価を自動的に行う品質評価手段を備えたことを特徴
とする請求項1記載のチェックリストシステム。
【0017】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1の発明では、ノウ
ハウ入力手段から入力されたノウハウは、ノウハウ保存
手段によってチェックリストとは別個に保存され、チェ
ックリストは、基本チェックリスト更新手段によって、
前記ノウハウに基づいて更新される。このため、各ユー
ザ間でノウハウが共有され、チェック対象の品質が向上
する。
【0018】また、請求項2の発明では、ノウハウがノ
ウハウ出力手段によって出力されるので、チェックリス
ト自体がノウハウに基づいて更新される以前において
も、各ユーザがノウハウを利用することができる。
【0019】また、請求項3の発明では、チェック結果
入力手段から入力されたチェック結果に基づいて、品質
評価手段が、チェック対象の品質を自動的に評価するの
で、チェックリストに基づいた品質評価に係るユーザの
負担が軽減される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例として、ソフトウェ
ア設計用のチェックリストシステム(以下、「本装置」
という。)について、図面に従って具体的に説明する。
【0021】(1)実施例の構成…図1 なお、本装置はコンピュータ上に実現されるもので、本
装置の各機能は、プログラムの形式で表現された所定の
手順でコンピュータを動作させることによって実現され
ている。したがって、以下、本装置の各機能を有する仮
想的回路ブロックを想定して本装置を説明する。
【0022】まず、図1は、本装置の構成図である。本
装置の各部は、この図1に示すように、チェックリスト
に基づくチェックを実行する設計品質チェック部1と、
ノウハウを表示するノウハウ表示部2(前記ノウハウ出
力手段に相当するもの)と、ノウハウを管理するための
ノウハウ管理部3と、チェックリストやノウハウを保存
するデータベース4、という4つの部分に大別される。
【0023】このうち、設計品質チェック部1は、デー
タベース4内のデータに基づいて、各ユーザが用いるチ
ェックリストの原形である初期チェックリストを生成・
表示する初期リスト作成部101(前記チェックリスト
出力手段に相当するもの)と、初期チェックリストにチ
ェック結果及びノウハウを加入するための品質チェック
部102とを有している。また、設計品質チェック部1
は、前記チェック結果に基づいてチェック対象の品質評
価を自動的に行う品質評価部103(前記品質評価手段
に相当するもの)と、前記品質評価の結果を表示するた
めの品質表示部104と、ノウハウを加入した前記チェ
ックリストをデータベース4に保存するためのデータ保
存部105とを有している。なお、前記品質チェック部
102及びデータ保存部105は、前記ノウハウ入力手
段を構成している。また、品質チェック部102は、前
記チェック結果入力手段としての役割をも有している。
【0024】また、ノウハウ表示部2は、チェックリス
トやノウハウなどの情報をデータベース4から選択して
読み出す情報選択部201と、読み出した前記情報を表
示するための表示部202とを有している。
【0025】ノウハウ管理部3は、チェックリストに加
入されたノウハウを追加チェック項目やコメントという
種類ごとに整理するノウハウ整理部301と、整理され
た前記ノウハウに基づいて基本チェックリストを更新す
る基本リスト更新部302(前記チェックリスト更新手
段に相当するもの)とを有している。
【0026】データベース4は、各ユーザがノウハウを
加入したチェックリストを保存する個人チェックリスト
ファイル401と、標準的な基本チェックリストを保存
する基本チェックリストファイル402(前記チェック
リスト保存手段に相当するもの)と、ノウハウのうち追
加チェック項目を保存する追加チェック項目ファイル4
03と、ノウハウのうちコメントを保存するコメントフ
ァイル404とを有している。なお、追加チェック項目
ファイル403及びコメントファイル404は、前記ノ
ウハウ保存手段を構成している。
【0027】なお、本装置は、図示はしないが、必要な
I/O制御回路、マルチウインドウシステムによって制
御される表示装置、キーボード、ポインティングデバイ
スであるマウスを備えている。
【0028】(2)実施例の作用…図2〜図22 上記のような構成を有する本実施例のチェックリストシ
ステムは、次のような作用を有する。なお、図2は、本
装置の動作手順の概略を示すフローチャートである。
【0029】[設計品質チェック]ソフトウェアの設計
におけるチェック及び品質評価(設計品質チェック)を
行う場合、各ユーザは、まず、初期リスト作成部101
を用いて初期チェックリストを作成する。このとき、ユ
ーザは、基本チェックリストファイル402中の基本チ
ェックリスト、又は、過去に作成し個人チェックリスト
ファイル401中に保存しておいた過去のチェックリス
ト(ノウハウがすでに加入されているもの)のいずれを
利用してもよい。
【0030】すなわち、本装置は図3のようなメニュー
から起動されるが(図2のステップ11)、メニューに
おいて「品質チェック」を選択すると(図2のステップ
12)、図4のような初期リスト作成メニューが表示さ
れる。ここで、「基本チェックリスト」を選択した場合
は(図2のステップ13)、さらに、チェックリストの
区分である「画面関係」、「通信関係」、「帳票関係」
などの区分が表示されるので、これらの中から、自分が
設計しているモジュールに最も近い性質のものを選択す
ればよい(図2のステップ14)。
【0031】なお、本実施例における基本チェックリス
トは、ソフトウェアを構成するモジュールの性質にそれ
ぞれ適した複数の部分に区分されており、ここでは、C
OBOLのような事務処理系の言語によるソフトウェア
設計を念頭に置いている。このため上記のような区分に
なっているが、言語の種類に応じて他の区分を採用する
ことは自由である。
【0032】なお、初期リスト作成メニューにおいて
「過去のチェックリスト」を選択した場合は、目的とす
るチェックリストを「画面関係」、「通信関係」、「帳
票関係」などに分類されたうちから選択する他、そのフ
ァイル名を直接指定してもよい(図2のステップ15、
図4)。
【0033】初期リスト作成メニューにおいて、例え
ば、初期チェックリストとして基本チェックリストの
「画面関係」を選択した場合は、そのような初期チェッ
クリストが作成され、続いて、図5の設計構造図が表示
される(図2のステップ16)。なお、このような設計
構造図は、「通信関係」、「帳票関係」などにもそれぞ
れ用意されており、それぞれの性質を有するモジュール
における大まかな処理や処理間の関係構造を表したもの
である。この設計構造図は、階層的構造化によってさら
に詳細に分割される場合も考えられる。例えば、図6
は、図5中の「初期画面処理」をさらに詳細化した表示
の例である。
【0034】なお、設計構造図の表示と同時に、外部仕
様関係(図7)、設計関係(図8)、インターフェース
関係(図9)の各チェックリストのウインドウが開く。
この時、外部仕様関係と設計関係のチェックリストは、
図5や図6の設計構造に対応して「入力処理」、「取消
処理」などに別れており、図5や図6の設計構造図で
「入力処理」、「取消処理」などの欄をマウスでクリッ
クすると、それに関連したチェック項目の先頭へと入力
用カーソルが移動する。
【0035】また逆に、外部仕様関係又は設計関係のチ
ェックリストのウインドウにカーソルが存在する場合
や、カーソルの存在するウインドウのチェックリストに
表示されているのが「入力処理」に関するものであるよ
うな場合、図5の設計構造の「入力処理」の部分が赤で
表示される。また、同様に、図6のように設計構造図が
より詳細化されている場合には、詳細化された図とチェ
ックリストとの対応関係が表示画面上に反映される。
【0036】以上のように初期リストが生成・表示され
た後、そのチェックリストに基づいて自分の設計の品質
をチェックする(図2のステップ17)。このチェック
は、チェックリストの所定の欄をクリックしたりキーボ
ードから所定の操作を行うことによって、チェックリス
ト上にチェック済みである旨のデータ(前記チェック結
果に相当するもの)を入力しながら行う。この際、新た
に必要と思われる追加チェック項目やコメントなどのノ
ウハウをチェックリストに書き加える作業は、画面上に
おいて行うことができる。
【0037】例えば、外部仕様関係や設計関係など、あ
るチェックリストにおいて、あるチェック項目のチェッ
クの際に特に注意した点や、保守のために記述しておい
た方が良いと思われることがあった場合、当該チェック
項目の「コメント」欄をクリックする。すると、コメン
トを記述するための新しいウインドウ(図10)が開か
れるので、前記のようなノウハウはそのウインドウ内に
記述する。
【0038】上記のようなチェックにおいては、例え
ば、インターフェース関係のチェックリストでは、その
プログラムがアクセスしているファイル(r:読み込
み、w:書き込み、r/w:読み書き)、画面(i:入
力、o:出力、i/o:入出力)、電文(s:送信、
r:受信、s/r:送受信)、帳票などをチェックす
る。
【0039】以上のようにチェックが終了すると、チェ
ックリストに入力されたチェック結果に基づいてソフト
ウェアの品質評価の計算が自動的に行われ(図2のステ
ップ18)、その結果が表示装置に表示される。ここ
で、図11は、表示装置における品質評価の結果表示の
一例である。また、チェック後に、チェック結果やノウ
ハウが加入されたチェックリストを保存したい場合は、
所定の操作をすれば、チェックリストを個人チェックリ
ストファイル401に保存することができる。ここで、
図12は、設計品質チェック部の具体的動作手順を示す
フローチャートである。
【0040】なお、品質の評価基準は各チェック項目ご
とに定められており、これらの評価は、例えば、機能
性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性の観点か
ら与えられている。ここでは、−5から5の間の整数値
が与えてあり、値が大きいほど品質は良く、逆にマイナ
スだと品質を下げる効果を持っていることを表すものと
する。ユーザが、この評価の詳細な内容を確認したい場
合には、チェックリスト(図7〜図9)の詳細品質の欄
をクリックすることによって、ウインドウが開き、詳細
品質が表示される(図13)。
【0041】[ノウハウの管理]ノウハウの整理・管理
作業は、ノウハウ管理部3を通じて行うことができる。
なお、このようなノウハウの管理は、通常のユーザより
も上位の監督者が行うことが望ましく、このようなアク
セス制限を実現するセキュリティ機構を設けることも考
えられる。
【0042】ノウハウの管理は、起動メニュー(図3)
において、「ノウハウ管理」を選択することによって行
うことができる。すなわち、「ノウハウ管理」が選択さ
れると(図2のステップ19)、最初に図14のノウハ
ウ管理のメニューが表示される。このとき、個人チェッ
クリストファイル401内にチェックリストと共に保存
されているノウハウに基づいて追加チェック項目ファイ
ル403やコメントファイル404を更新する場合は、
「追加チェック項目ファイル、コメントファイルの更
新」を選択すればよい。また、追加チェック項目ファイ
ル403やコメントファイル404内に保存されている
ノウハウに基づいて基本チェックリストファイル402
内の基本チェックリストを更新する場合は、「基本チェ
ックリストファイルの更新」を選択すればよい。
【0043】「追加チェック項目ファイル、コメントフ
ァイルの更新」を選択した場合は、図示はしないが、個
人チェックリスト表示用ウインドウと共に、追加チェッ
ク項目表示用ウインドウ及びコメント表示用ウインドウ
とが開くので、ユーザは、各ウインドウを用いて、所望
の個人チェックリストから取り出したノウハウを追加チ
ェック項目やコメントに追加すればよい。
【0044】また、「基本チェックリストファイルの更
新」を選択した場合は、追加チェック項目表示用ウイン
ドウ及びコメント表示用ウインドウと共に、基本チェッ
クリスト表示用ウインドウとが開くので、ユーザは、各
ウインドウを用いて、追加チェック項目やコメントを基
本チェックリストに加入するなど、基本チェックリスト
を更新すればよい(図2のステップ20)。この際、基
本チェックリストに新たに加える項目については、品質
評価の値をユーザが設定する(図2のステップ21)。
【0045】すなわち、図15は、基本チェックリスト
修正の際に表示される基本チェックリストの一覧であ
り、このリスト上で追加、修正があった場合には、更新
済基本チェックリストの保存の際に、図16の品質評価
値設定用ウインドウが開く。このとき、ユーザは、追加
又は修正されたチェック項目の1つ1つに対して、この
ウインドウ上で順に詳細品質を設定して入力する。この
ような修正は、図3の起動メニュー上で終了を選択する
ことによって終了するが、終了を選択した際には、修正
結果を保存するか否かがユーザに対して問い合わされ、
ユーザは保存するかどうかを決定し作業を終了する。な
お、図17は、ノウハウ管理部の具体的動作手順を示す
フローチャートである。
【0046】[ノウハウの表示]ノウハウの表示は、起
動メニュー(図3)で、「ノウハウ表示」を選択するこ
とによって行うことができる。すなわち、「ノウハウ表
示」が選択されると(図2のステップ22)、「画面関
係」、「通信関係」など、およびそれら「全部」のいず
れかを選択する画面となる(図18)。それらはさらに
それぞれ「基本チェック項目」と「追加チェック項目」
のいずれかを選択するようになっており、ユーザが、所
望のノウハウを選択すると(図2のステップ23)、そ
のノウハウを含んだチェックリストが画面上に表示され
る(図2のステップ24、図19)。この画面上におい
て、各チェック項目の「コメント」の欄をクリックする
と、図20のコメント表示ウインドウが開かれ、また、
「詳細品質」の欄をクリックすると図21の詳細品質表
示ウインドウが開かれる。なお、図22はノウハウ表示
部の具体的動作手順を示すフローチャートである。
【0047】(3)実施例の効果 以上のように、本実施例のチェックリストシステムで
は、ユーザである各作業者や各プロジェクト間において
ノウハウを共有することが可能となり、ノウハウが死蔵
されることがなくなるので、チェック対象の品質を向上
させることができる。特に、本実施例では、ソフトウェ
ア設計において、これらノウハウを共有するので、後戻
り作業を格段に減少させることによって、ソフトウェア
の品質を一層向上させるとともに、ソフトウェア開発期
間を大幅に短縮することができる。
【0048】また、本実施例によれば、各ユーザに基本
チェックリストそのものの更新を許容することなく、ノ
ウハウの入力・保存が可能となるので、基本チェックリ
ストが恣意的に変更され、その内容的妥当性の維持が困
難になるという新たな問題点が生ずることもない。ま
た、本実施例のチェックリストシステムでは、チェック
結果に基づいてチェック対象の品質評価が自動的に行わ
れるので、煩雑な手数を要することなく、このような評
価をチェック対象の開発段階において行い、品質を順次
確認しながら作業を進めることができる。
【0049】特に、本実施例によれば、各ユーザが、ノ
ウハウ表示部2によってノウハウを確認できるので、基
本チェックリスト自体がノウハウに基づいて更新される
以前においても、各ユーザがノウハウを利用することが
できる。
【0050】(4)他の実施例 なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、次のような他の実施例を包含する。例えば、上記実
施例では、各ユーザが入力したノウハウを一旦個人チェ
ックリストファイル401に保存し、その後ノウハウ整
理部301によって、追加チェック項目ファイル403
やコメントファイル404(前記ノウハウ保存手段に相
当するもの)に保存し直しているが、ユーザが入力した
ノウハウは、直接ノウハウ保存手段に保存してもよい。
また、上記実施例のチェックリストシステムはコンピュ
ータ上に実現されているが、その機能の全部又は一部は
専用の電子回路上に実現してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ノウハ
ウを共有することができる、優れたチェックリストシス
テムを提供することができる。また、本発明によれば、
チェック結果に基づいてチェック対象の品質評価を自動
的に行う、優れたチェックリストシステムを提供するこ
とができる。したがって、本発明によれば、ユーザの負
担を増加させることなくチェック対象の品質を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図。
【図2】同実施例の動作手順の概略を示すフローチャー
ト。
【図3】同実施例における起動メニューの表示例。
【図4】同実施例における初期リスト作成メニューの表
示例。
【図5】同実施例における設計構造図の表示例。
【図6】同実施例における詳細化された設計構造図の表
示例。
【図7】同実施例におけるチェックリストの表示例(モ
ジュール内チェック−外部仕様関係)。
【図8】同実施例におけるチェックリストの表示例(モ
ジュール内チェック−設計関係)。
【図9】同実施例におけるチェックリストの表示例(モ
ジュール外チェック−インターフェース関係)。
【図10】同実施例におけるコメント記述用ウインドウ
の表示例。
【図11】同実施例における品質評価結果の表示例。
【図12】同実施例における設計品質チェック部の具体
的動作手順を示すフローチャート。
【図13】同実施例における詳細品質の表示例。
【図14】同実施例におけるノウハウ管理メニューの表
示例。
【図15】同実施例において修正の際に表示される基本
チェックリストの表示例。
【図16】同実施例における品質評価値設定用ウインド
ウの表示例。
【図17】同実施例におけるノウハウ整理部の具体的動
作手順を示すフローチャート。
【図18】同実施例におけるノウハウ表示対象の選択画
面の表示例。
【図19】同実施例のノウハウ表示における、ノウハウ
を含んだチェックリストの表示例。
【図20】同実施例のノウハウ表示におけるコメント表
示用ウインドウの表示例。
【図21】同実施例のノウハウ表示における詳細品質表
示用ウインドウの表示例。
【図22】同実施例におけるノウハウ表示部の具体的動
作手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1:設計品質チェック部 2:ノウハウ表示部 3:ノウハウ管理部 4:データベース S:手順の各図2のステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェックリストを保存するチェックリス
    ト保存手段と、 前記チェックリストを出力するチェックリスト出力手段
    と、 前記チェックリストに関するノウハウを入力するノウハ
    ウ入力手段と、 前記ノウハウを前記チェックリストとは別個に保存する
    ノウハウ保存手段と、 前記ノウハウに基づいて前記チェックリストを更新する
    チェックリスト更新手段とを有することを特徴とするチ
    ェックリストシステム。
  2. 【請求項2】 前記ノウハウを出力するノウハウ出力手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載のチェックリ
    ストシステム。
  3. 【請求項3】 前記チェックリストに基づくチェック結
    果を入力するチェック結果入力手段と、 前記チェック結果に基づいてチェック対象の品質評価を
    自動的に行う品質評価手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のチェックリストシステム。
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