JPH0419084Y2 - - Google Patents

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JPH0419084Y2
JPH0419084Y2 JP1986066156U JP6615686U JPH0419084Y2 JP H0419084 Y2 JPH0419084 Y2 JP H0419084Y2 JP 1986066156 U JP1986066156 U JP 1986066156U JP 6615686 U JP6615686 U JP 6615686U JP H0419084 Y2 JPH0419084 Y2 JP H0419084Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、土工車輌用バケツトアセンブリ、更
に詳しくは側方への排出も可能な土工車輌用バケ
ツトアセンブリに関する。
〈従来技術〉 土工車輌にバケツトアセンブリを装備して土工
作業を遂行する場合、例えば作業現場がトンネル
内である時等においては、バケツト内に積込んだ
土砂等を通常の場合の如く前方に排出するのでは
なくて側方に排出することが望まれることがあ
る。
そこで、従来から、前方のみならず必要に応じ
て側方への排出をも遂行することができるバケツ
トアセンブリが提案され実用に供されている。こ
の種のバケツトアセンブリは、例えば特公昭51−
31441号公報に開示されているように、土工車輌
の前端に装着されるバケツトサポートと、バケツ
トサポートに旋回可能に装着されたバケツトと、
バケツトサポートとバケツトの間に介在された流
体圧シリンダ機構を備えている。そして、流体圧
シリンダ機構が伸張されると、バケツトサポート
に対してバケツトが側方に所要の通り旋回され、
かくしてバケツト内に収容された土砂等は側方に
排出される。
しかし、従来のこの種のバケツトアセンブリは
構造が複雑で、製作コストも高く、特に小型の土
工車輌に適用するには不向であつた。
〈考案の目的〉 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであ
り、その主目的は、構成が簡単で且つ製作コスト
が安価であり、特に小型の土工車輌に好適に用い
ることができる、優れた土工車輌用バケツトアセ
ンブリを提供することである。
また、本考案の他の目的は、前方堀削作業等の
ときには、バケツトの両端を確実に支持して応力
集中を防止することができる、優れた土工車輌用
バケツトアセンブリを提供することである。
〈考案の要約〉 本考案によれば、バケツトと、バケツトサポー
トと、該バケツトと該バケツトサポートの間に介
在された流体圧シリンダ機構とから構成された、
側方への排出も可能な土工車両用バケツトアセン
ブリにおいて; 該バケツトは、バケツト本体と、該バケツト本
体の一端部背面に設けられた第1の連結手段を含
み、 該バケツトサポートは、横方向に延びる一本の
中空円筒状の支持ロツドと、該横方向に間隔を置
いて該支持ロツドに固定された一対の支持プレー
トとを含み、該支持ロツドの一端部は、一方の支
持プレートを越えて更に該横方向外方に延びてお
り、該支持ロツドの該一端部の前面には、第2の
連結手段が設けられ、 該第1の連結手段と該第2の連結手段とが、該
バケツトサポートの一端部において、該支持ロツ
ドの軸線方向に対して実質上垂直に延びる旋回軸
線を中心として旋回自在に連結され、 該バケツト本体の他端部寄りの背面側上方位置
には、後方に向かつて末広がりの開口を有する第
1の受部が設けられ、該バケツトサポートの他方
の支持プレートの上方位置には、該第1の受部の
該開口を係脱自在に受け入れかつ、該バケツト本
体の後方への移動を阻止するような第1の係合突
部が設けられ、 該バケツト本体の該他端部寄りの背面側下方位
置には、後方に向かつて突出しかつ先端部に後方
に向かつて互いに近付くような二つの傾斜面を有
する第2の係合突部が設けられ、該バケツトサポ
ートの該他方の支持プレートの下方位置には、該
第2の係合突部を係脱自在に受け入れかつ、二つ
の受け面が該傾斜面に当接することにより該バケ
ツト本体の後方への移動を阻止するような第2の
受部が設けられ、 該一対の支持プレートの各々には、土工車両用
のリフトアーム及びチルトリンクに連結された支
持体の一部を係脱自在に受け入れる受部を規定す
るフツク部と、該支持体に連結するための係合ピ
ンを係脱自在に受け入れるピン受孔を規定する貫
通孔が設けられていることを特徴とする側方への
排出も可能な土工車両用バケツトアセンブリ、が
提案される。
〈考案の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本考案に従つて構
成された土工車輌用バケツトアセンブリの一具体
例について説明する。
第1図及び第2図を参照して、全体を番号2で
示す図示のバケツトアセンブリは、バケツト4
と、バケツトアサポート6と、バケツト4とバケ
ツトサポート6の間に介在された流体圧シリンダ
機構8を具備している。
第1図及び第2図と共に第3図を参照してバケ
ツト4について説明すると、図示のバケツト4
は、堀削、排出等の作業に適した適宜の形状でよ
いバケツト本体10を備えている。具体例におい
ては、第2図から理解される如く、土工車輌の一
側方、即ち右方にのみ排出可能であり、それ故
に、特に右方への排出に適した形状になつてい
る。即ち、バケツト本体10の右背部は、横方向
(第1図において紙面に垂直な方向、第2図及び
第3図において左右方向)外方に向けて前後方向
前方(第1図において左右方向右方、第2図及び
第3図において上下方向上方)に傾斜せしめられ
ている。かくの通りであるので、バケツト本体1
0を後述する如くして右方に旋回せしめると、そ
の内部に収容された土砂等は上記右背部の内面に
沿つて容易に排出される。かかるバケツト本体1
0の一端部、即ち右端部背面には、第1の連結手
段12が設けられている。図示の第1の連結手段
12は一対のブラケツト部材14a及び14bを
含んでいる。ブラケツト部材14a及び14bは
幅方向に間隔を置いてバケツト本体10の背面に
固定され、かかるブラケツト部材14a及び14
bの上端部及び下端部間にプレート部材16a及
び16bが固定され、そして各プレート部材16
a及び16bの自由端部にボス部材18a及び1
8bが設けられている(第1図)。また、バケツ
ト本体10の他部、即ち左部背面には、第1の受
部及び第2の係合突部が設けられている。第3図
と共に第4図を参照して、第1の受部はバケツト
本体10の左部の背面上端部に設けられ、バケツ
ト本体10に固定された山型状のブラケツト部材
20によつて規定されている。このブラケツト部
材20により、バケツト本体10の後方に向かう
末広がりの開口が形成される。また、第2の係合
突部は、バケツト本体10の左部の背面底部に設
けられ、バケツト本体10に固定された突出片2
2から構成されている。突出片22は、バケツト
本体10の後方に向かつて突出し、先端部に後方
に向かつて互いに近付くような二つの傾斜面を有
している。かかるバケツト本体10には、更に、
一対の連結ブラケツト24a及び24bが設けら
れている。連結ブラケツト24a及び24bは、
バケツト本体10の右部背面上端部、詳しくはバ
ケツト本体10の背面上端部及び上記ブラケツト
部材14bの上端部によつて規定される角部に固
定されている(第1図も参照されたい)。
第1図及び第2図と共に第5図を参照して、図
示のバケツトサポート6はサポート本体26を具
備している。図示のサポート本体26は、中空円
筒状の支持ロツド28を含んでいる。支持ロツド
28は上記横方向に延びており、この支持ロツド
28には、軸線方向に間隔を置いて一対の支持プ
レート30a及び30bが固定されている。具体
例においては、バケツト本体10の右端部背面に
第1の連結手段12が設けられていることに対応
して、支持ロツド28の一端部、即ち右端部は片
方の支持プレート30a(第2図及び第5図にお
いて右側に位置するもの)を越えて更に横方向外
方に突出しており、そして、かかる突出した右端
部前面に第2の連結手段32が設けられている。
図示の第2の連結手段32は、軸線方向に間隔を
置いて支持ロツド28の右端部に固定された一対
のブラケツト部材34a及び34bを含んでい
る。ブラケツト部材34a及び34bの上端部及
び下端部間にはプレート部36(第5図において
両者の上端部間に設けられたもののみを示す)が
固定され、短筒状部材38がブラケツト部材34
a及び34b並びにプレート部材36間に固定さ
れている。下端部が支持ロツド28に固定されて
いる支持プレート30a及び30bの上端部間に
は、連結ロツド40が固定され、この連結ロツド
40と他方の支持プレート30bによつて規定さ
れる角部に連結ブラケツト42a及び42bが固
定されている。サポート本体26には、バケツト
本体10に設けられた第1の受部及び第2の係合
突部に対応して、第1の係合突部及び第2の受部
が設けられている。第4図をも参照して、第1の
受部に対応する図示の第1の係合突部は、他方の
支持プレート30bの上端部前面に設けられた突
起部44から構成されている。第1の係合突部
は、第1の受部の前記開口を係脱自在に受け入
れ、かつバケツト本体10の後方への移動を阻止
するように構成されている。また、第2の係合突
部に対応する図示の第2の受部は、他方の支持プ
レート30bの外面に固定された一対のブロツク
片46a及び46bによつて規定されている。そ
して、第4図に示す如く、バケツト納機状態にお
いては、バケツト4の突出片22の二つの傾斜面
がバケツトサポート6の第2の受部(ブロツク片
46a及び46bによつて規定される二つの受け
面)に受入れられて当接し、バケツトサポート6
の突起部44がバケツト4の第1の受部(山型状
のブラケツト部材20によつて規定される)に受
入れられる。以上により、バケツト本体10の後
方への移動が阻止される。尚、上述した構成に代
えて、第1の係合突部をバケツト本体10の他部
の上端部に設けると共に第1の受部を他方の支持
プレート30bの上端部に設けてもよく、また第
2の係合突部を他方の支持プレート30bの底部
に設けると共に第2の受部をバケツト本体10の
他部の底部に設けるようにしてもよい。このサポ
ート本体26には、更に、支持ロツド28の右部
と片方の支持プレート30によつて規定される角
部に補助プレート48が固定されている。
主として第2図を参照して、バケツト4とバケ
ツトサポート6は、それらの右端部において旋回
自在に連結されている。即ち、具体例において
は、バケツトサポート6の短筒状部材38の両側
にバケツト4のボス部材18a及び18bを位置
付け、これらボス部材18a、短筒状部材38及
びボス部材18aを貫通して連結ピン50を装着
することによつて、バケツト4がバケツトサポー
ト6に連結されている。また、バケツト4とバケ
ツトサポート6の間には、バケツト4を右方に旋
回せしめるための流体圧シリンダ機構8が介在さ
れている。具体例においては、流体圧シリンダ機
構8のシリンダ52のヘツド端がピン部材54を
介してバケツトサポート6の一対の連結ブラケツ
ト42a及び42b間に旋回自在に連結され、そ
の出力ロツド56のロツド端がピン部材58を介
してバケツト4の一対の連結ブラケツト24a及
び24b間に旋回自在に連結されている。かくの
通りであるので、後述する如く、流体圧シリンダ
機構8が伸張されると、バケツト4は連結ピン5
0(その中心軸線は支持ロツド28の軸線方向に
対して実質上垂直に延びる旋回軸線を構成する)
を中心として矢印60(第2図)で示す方向に旋
回される。
上述したバケツトアセンブリ2は、具体例で
は、土工車輌の前端に装備された支持体62に着
脱自在に装着される。第1図及び第6図を参照し
て支持体62について説明すると、図示の支持体
62は間隔を置いて配設された一対の主支持プレ
ート64a及び64bを備え、主支持プレート6
4a及び64b間には中間プレート66a及び6
6bが配設されている。片方の主支持プレート6
4aと片方の中間プレート66aとは連結ロツド
68a及び連結部材70aによつて連結され、他
方の主支持プレート64bと他方の中間プレート
66bとは連結ロツド68b及び連結部材70b
によつて連結され、両中間プレート66a及び6
6bが上連結プレート72及び下連結プレート7
4によつて連結されている。また、主支持プレー
ト64a及び64bの両側には副支持プレート7
6a及び76bが配設され、主支持プレート64
aと副支持プレート76aが連結プレート78a
によつて連結され、主支持プレート64bと副支
持プレート76bが連結プレート78bによつて
連結されている。支持体62には、更に、バケツ
トサポート6を後述する通りに連結するための一
対の係合ピン80a及び80bが装備されてい
る。具体例では、下連結プレート74に両ロツド
型の流体圧シリンダ機構82が装着されており、
かかる流体圧シリンダ機構82の両出力ロツドが
係合ピン80a及び80bとして作用する。係合
ピン80a及び80bの各々は、夫々、流体圧シ
リンダ機構82が収縮しているときには第6図に
破線で示す通り中間プレート66a及び66bの
内側に位置するが、流体圧シリンダ機構82が伸
張されると第6図に二点鎖線で示す通り中間プレ
ート66a及び66bの貫通孔並びに主支持プレ
ート64a及び64bの貫通孔を貫通してそれら
の外方に幾分突出する。
かかる支持体62は、第1図に示す通りに土工
車輌の前端に装着される。即ち、主支持プレート
64a及び64bと副支持プレート76a及び7
6bの下端部の各々が、夫々、土工車輌の一対の
リフトアーム84(第1図において一方のみ示
す)の先端にピン部材86を介して旋回自在に連
結され、主支持プレート64a及び64bと副支
持プレート76a及び76bの上端部の各々が、
夫々、土工車輌の一対のチルトリンク88(第1
図において一方のみ示す)の先端にピン部材90
を介して旋回自在に連結される。
支持体62の上述した構成に関連して、バケツ
トサポート6には、支持体62の一部、具体例で
は連結ロツド68a及び68bを受入れる受部
と、係合ピン80a及び80bを受入れるピン受
孔が設けられている。第1図及び第5図を参照し
て、具体例においては、支持プレート30a及び
30bの上端部にフツク部92a及び92bが設
けられており、かかるフツク部92a及び92b
が下方が開放されている上記受部を規定する。片
方の支持プレート30aは主支持プレート64a
と中間プレート66a間に位置付けられ、従つて
支持プレート30aのフツク部92aは片方の連
結ロツド68aを係脱自在に受入れ、また他方の
支持プレート30bは主支持プレート64bと中
間プレート66b間に位置付けられ、従つて支持
プレート30bのフツク部92bは他方の連結ロ
ツド68bを係脱自在に受入れる。また、支持プ
レート30a及び30bの底部(支持ロツド28
に固定された部位より幾分上方の部位)に貫通孔
94a及び94bが設けられ、かかる貫通孔94
a及び94bがピン受孔を規定する。片方の貫通
孔94aは係合ピン80aに対応して形成され、
この係合ピン80aを係脱自在に受入れる。また
他方の貫通孔94bは係合ピン80bに対応して
形成され、この係合ピン80bを係脱自在に受入
れる。
かく構成されているので、バケツトアセンブリ
4は次の通りにして支持体62に着脱自在に装着
される。即ち、装着する際には、土工車輌のリフ
トアーム84及びチルトリンク88の操作によつ
て、支持体62の連結ロツド68a及び68bを
支持プレート30a及び30bのフツク部92a
及び92bに下方から挿入してこれらを所要の通
り係合せしめ、しかる後流体圧シリンダ機構82
を伸張させて係合ピン80a及び80bを貫通孔
94a及び94bを通して主支持プレート64a
及び64bの外側に幾分突出せしめる。かくする
と、連結ロツド68a及び68bが支持プレート
30a及び30bのフツク部92a及び92b、
即ち受部に係脱自在に受入れられ、また係合ピン
80a及び80bが支持プレート30a及び30
bの貫通孔94a及び94b、即ちピン受孔に係
脱自在に受入れられ、かくしてバケツトアセンブ
リ2は、第1図に二点鎖線で示す支持体62に着
脱自在に装着される。尚、バケツトアセンブリ2
を支持体62から離脱せしめるには、容易に理解
される如く、上述したとは反対に、流体圧シリン
ダ機構82を収縮せしめた後に、リフトアーム8
4及びチルトリンク88の操作によつて支持体6
2の連結ロツド68a及び68bを上記フツク部
92a及び92bから離脱せしめればよい。
上述したバケツトアセンブリ2においては、バ
ケツト納機状態においてバケツト4は例えば第1
図に示すと共に第2図に実線で示す状態になる。
即ち、第1図及び第4図に示す通り、バケツト4
の突出片22がバケツトサポート6の第2の受部
に受入れられると共にバケツト4の第1の受部が
バケツトサポート6の突起部44に所要の通り受
入れられ、バケツト4の後方への移動が阻止され
る。
そして、例えば、第2図に示すバケツト納機状
態から流体圧シリンダ機構8を伸張せしめると、
流体圧シリンダ機構8の伸張に伴つてバケツト本
体10が連結ピン50を中心として矢印60(第
2図)で示す方向に第2図に二点鎖線で示す如く
旋回され、かくしてバケツト4内に収容された土
砂等は右方に排出される。
一方、流体圧シリンダ機構8を収縮せしめる
と、バケツト4は第2図において反時計方向に旋
回され、バケツトサポート6の突起部44がバケ
ツト4のプレート部材20によつて規定される第
1の受部に受入れられると共にバケツト4の突出
片22がバケツトサポート6のブロツク片46a
及び46bによつて規定される第2の受部に受入
れられ、かくしてバケツト4は上記納機状態に保
持される。
以上、本考案に従つて構成されたバケツトアセ
ンブリの一具体例を添付図面を参照して説明した
が、本考案はかかる具体例に限定されるものでは
なく、本考案の範囲を逸脱することなく種々の変
形乃至修正が可能である。
例えば、具体例においては、バケツト4が右方
に旋回される形態のものに適用して説明したが、
これとは反対に、バケツト4が左方に旋回される
形態のものにも同様に適用することができる。
また、例えば、具体例においては、バケツトア
センブリ2が土工車輌のリフトアーム84及びチ
ルトリンク88に連結された支持体62に着脱自
在に装着される構成であるが、これに代えて、バ
ケツトアセンブリ2のバケツトサポート6を直接
リフトアーム84及びチルトリンク88に連結す
るように構成することもできる。
本考案は、以上のように構成されているので、
次のような効果が達成される。
(1) 構成が簡単で製作コストが安価であり、特に
小型の土工車両に好適に用いることができる。
この効果は、特に、バケツトサポート6の構
成がきわめて簡略化されていること、バケツト
サポート6に対するバケツト4の納機は、バケ
ツト4の第1の受部20がバケツトサポート6
の第1の係合突部44に受け入れられ、バケツ
ト4の第2の係合突部22がバケツトサポート
6の第2の受部46a及び46bに受け入れら
れることにより行われる、という簡潔な構成に
よること、等により達成されるものである。
(2) 前方掘削作業等のときには、バケツトの両端
を確実に支持して応力集中を防止することがで
きる。
バケツト4の納機状態においては、バケツト
4は、その一端部は、第1の連結手段12及び
第2の連結手段32を介してバケツトサポート
6に確実に支持され、その他端側は、バケツト
4の第1の受部20とバケツトサポート6の第
1の係合突部44との係合及びバケツト4の第
2の係合突部22とバケツトサポート6の第2
の受部46a及び46bとの係合により、バケ
ツトサポート6に確実に支持される。そして、
掘削作業等においてバケツト4に作用する荷重
は、その一端部においては、第1の連結手段1
2及び第2の連結手段32を介してバケツトサ
ポート6に伝達され、その他端側においては、
バケツト4の第1の受部20とバケツトサポー
ト6の第1の係合突部44及びバケツト4の第
2の係合突部22とバケツトサポート6の第2
の受部46a及び46b、を介してバケツトサ
ポート6に伝達される。
しかも、バケツト4の第1の受部20は、後
方に向かつて末広がりの開口を有し、バケツト
サポート6の他方の支持プレートの上方位置に
設けられた第1の係合突部44は、前記開口を
係脱自在に受け入れかつ、バケツト本体10の
後方への移動を阻止するよう構成され、 バケツト4の第2の係合突部22は、後方に
向かつて突出しかつ先端部に後方に向かつて互
いに近付くような二つの傾斜面を有し、バケツ
トサポート6の他方の支持プレート30bの下
方位置に設けられた第2の受部46a及び46
bは、第2の係合突部22を係脱自在に受け入
れかつ、二つの受け面が傾斜面に当接すること
によりバケツト本体10の後方への移動を阻止
するよう構成されているので、上記荷重の応力
集中が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従つて構成されたバケツト
アセンブリの一具体例を示す側面図。第2図は、
第1図のバケツトアセンブリを示す平面図。第3
図は、第1図のバケツトアセンブリにおけるバケ
ツトを示す平面図。第4図は、第3図における
−線による断面図。第5図は、第1図のバケツ
トアセンブリにおけるバケツトサポートを示す斜
視図。第6図は、第1図のバケツトアセンブリが
装着される支持体を背面から見たところを示す背
面図。 2……バケツトアセンブリ、4……バケツト、
6……バケツトサポート、8……流体圧シリンダ
機構、10……バケツト本体、12……第1の連
結手段、26……サポート本体、28……支持ロ
ツド、32……第2の連結手段、50……連結ロ
ツド、62……支持体、84……リフトアーム、
88……チルトリンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バケツトと、バケツトサポートと、該バケツト
    と該バケツトサポートの間に介在された流体圧シ
    リンダ機構とから構成された、側方への排出も可
    能な土工車両用バケツトアセンブリにおいて; 該バケツトは、バケツト本体と、該バケツト本
    体の一端部背面に設けられた第1の連結手段を含
    み、 該バケツトサポートは、横方向に延びる一本の
    中空円筒状の支持ロツドと、該横方向に間隔を置
    いて該支持ロツドに固定された一対の支持プレー
    トとを含み、該支持ロツドの一端部は、一方の支
    持プレートを越えて更に該横方向外方に延びてお
    り、該支持ロツドの該一端部の前面には、第2の
    連結手段が設けられ、 該第1の連結手段と該第2の連結手段とが、該
    バケツトサポートの一端部において、該支持ロツ
    ドの軸線方向に対して実質上垂直に延びる旋回軸
    線を中心として旋回自在に連結され、 該バケツト本体の他端部寄りの背面側上方位置
    には、後方に向かつて末広がりの開口を有する第
    1の受部が設けられ、該バケツトサポートの他方
    の支持プレートの上方位置には、該第1の受部の
    該開口を係脱自在に受け入れかつ、該バケツト本
    体の後方への移動を阻止するような第1の係合突
    部が設けられ、 該バケツト本体の該他端部寄りの背面側下方位
    置には、後方に向かつて突出しかつ先端部に後方
    に向かつて互いに近付くような二つの傾斜面を有
    する第2の係合突部が設けられ、該バケツトサポ
    ートの該他方の支持プレートの下方位置には、該
    第2の係合突部を係脱自在に受け入れかつ、二つ
    の受け面が該傾斜面に当接することにより該バケ
    ツト本体の後方への移動を阻止するような第2の
    受部が設けられ、 該一対の支持プレートの各々には、土工車両用
    のリフトアーム及びチルトリンクに連結された支
    持体の一部を係脱自在に受け入れる受部を規定す
    るフツク部と、該支持体に連結するための係合ピ
    ンを係脱自在に受け入れるピン受孔を規定する貫
    通孔が設けられていることを特徴とする側方への
    排出も可能な土工車両用バケツトアセンブリ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131441A (ja) * 1974-03-22 1976-03-17 Sanwaado Corp
JPS5411006B2 (ja) * 1973-03-19 1979-05-11

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