JPH04190810A - 空気浄化器 - Google Patents

空気浄化器

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Publication number
JPH04190810A
JPH04190810A JP2324352A JP32435290A JPH04190810A JP H04190810 A JPH04190810 A JP H04190810A JP 2324352 A JP2324352 A JP 2324352A JP 32435290 A JP32435290 A JP 32435290A JP H04190810 A JPH04190810 A JP H04190810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
electromagnetic wave
air
air purifier
irradiation means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2324352A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takahama
孝一 高濱
Masaru Yokoyama
勝 横山
Toshiji Sako
利治 佐古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH04190810A publication Critical patent/JPH04190810A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、室内空気の清浄化や脱臭を行う空気浄化器
に関する。
〔従来の技術および問題点〕
従来、室内環境の浄化という目的で、空気浄化器が産業
用、家庭用に多数市販され、悪臭や粉塵の除去に活用さ
れている。これら従来の空気浄化器では、■活性炭や活
性炭素繊維をシート状にしたものか、■シート状担体(
例えば、ポリウレタンフォーム)に活性炭や活性炭素繊
維を含浸担持させたもの、■担体に金属酸化物や金属触
媒を組合わせて悪臭を酸化分解させるようにしたもの、
■塵埃除去部と発熱体を備え、臭気を焼却により酸化物
に変化させるようにしたもの、等を用いて空気の清浄化
や脱臭を行うようにしている。
しかしながら、上記従来の空気浄化器では、浄化能力が
十分ではなかった。例えば、近年問題となっているタバ
コの煙に対しては、十分な浄化を行うことができなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題] この発明は、このような事情に鑑み、優れた浄化能力を
有する空気浄化器を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる空気浄化器
では、触媒が担持されている空気浄化用フィルターに対
し電磁波を照射する電磁波照射手段を備えるようにして
いる。
この発明の空気浄化器の電磁波照射手段は、請求項2の
ように、10−7〜5X10−5cmの波長範囲の電磁
波および5xlO−4〜10印の波長範囲の電磁波の少
なくとも一方の電磁波を照射できることが好ましい。例
えば、水銀ランプを備えた電磁波照射手段は101〜5
X10−5cmの波長範囲の電磁波が照射できる。また
、電子レンジに使われているようなマイクロ波用導波管
を備えた電磁波照射手段は5×10−“〜10cmの波
長範囲の電磁波が照射できる。電磁波は、上記波長範囲
内の単色電磁波でもよいし上記以外の波長範囲の電磁波
をも含むブロードな電磁波でもよい。要は、lo−7〜
5 X 10−’amの波長範囲あるいは5×10−4
〜10cmの波長範囲で十分な強度をもつ電磁波である
ことが望ましいのである。
フィルターに担持されている触媒としては、金、白金、
パラジウム、ルテニウム、クロム、銅、鉄、ニッケル、
チタン、マンガン、コバルト、バナジウム、亜鉛および
これらの酸化物等が挙げられる。上記のものの他、セリ
ウム、タンタル、スズ、および、これらの酸化物や、さ
らには、ペロブスカイト型触媒等の酸化物系のものなど
が挙げられる。複数の触媒が併用されてもよい。
これらの触媒は、通常、無機多孔体に担持させられてい
る。担持用の無機多孔体としては、例えば、スメクタイ
ト型鉱物(モンモリロナイト、ヘンナイト、緑泥石、バ
イデライト、ヘクトライト、合成マイカ、テニオライト
、3−八面体合成スメクタイト等)のような無機層状化
合物粒子の集合体が挙げられ、特に、層状化合物粒子の
層間に酸化物微粒子が挿入されていて、層間や無機層状
化合物粒子間に空隙が形成されたりして大きな細孔容積
を有するものが適当である。層状化合物粒子の層間に挿
入された酸化物微粒子としては、チタニア、シリカ、酸
化鉄、アルミナ、ジルコニア、酸化ニッケル、酸化コバ
ルト、酸化クロム、酸化マンガン、酸化ゲルマニウムな
どが挙げられ、これらは併用されていてもよい。酸化物
微粒子が触媒作用を有する場合は、これを触媒にして他
の触媒は担持させずにそのまま得られた無機多孔体をフ
ィルターへ使うことができる。
したがって、触媒担持は無機多孔体を得た後に行う場合
に限らず、前記層間に挿入された酸化物微粒子がそのま
ま触媒となる場合のように無機多孔体の製造過程で触媒
担持を行う場合もあるのである。勿論、請求項3のよう
に、両触媒担持処理が併用されることがより好ましい。
上記無機多孔体は、例えば、以下のようにして得ること
ができる。
上記スメクタイト型鉱物等の膨潤性層状化合物を水等の
溶媒中に投入しH1l状態にし、層状化合物の層間に前
記酸化物粒子用材を挿入してから、乾燥処理を行えば、
無機多孔体が得られる。
乾燥は、熱風乾燥、凍結乾燥、超臨界乾燥などでなされ
るが、特に、乾燥が超臨界状態でなされた無機多孔体は
細孔容積が大きいため、触媒担持、触媒能がより十分と
なるという利点がある。
フィルターは、触媒担持無機多孔体のみからなるかたち
である必要はなく、触媒担持無機多孔体とケイ藻土やケ
イ酸カルシウム等の成形性のよいバインダー材とからな
る複合体のかたちであったり、触媒担持無機多孔体が、
例えば、ガラス布等の基材に担持された形であったり等
、触媒担持無機多孔体がフィルターの一部を占めるだけ
であってもよい。
この発明の空気浄化器は、具体的には、例えば、第1図
に示す構成となっている。
空気浄化器1は、第1図にみるように、ハウジング2の
内部20に触媒担持フィルター3を備えるとともにフィ
ルター3の前後に電磁波照射手段5を備え、さらに、こ
れらの前には塵埃除去部4を、後ろには空気取入れ用フ
ァン6を備えている。勿論、電磁波照射手段5はフィル
ター3の前あるいは後の片方だけにあってもよい。
ファン6が回転すると、空気が流入口21から入って、
塵埃除去部4を抜け、フィルター3に入って浄化された
後、流出口22から出てゆく。フィルター3は電磁波の
照射を電磁波照射手段5から常に受けていて、触媒作用
が高まっており、タバコの悪臭・有害成分の分解・除去
等が十分になされた清浄な空気となって流出口22から
室内に戻ってゆく。
この発明の空気浄化器は、上記のものに躍らない。例え
ば、フィルターが1段でなく複数段あってもよい。勿論
、担持触媒や膨潤性無機層状化合物も上記例示の物質に
限らないことはいうまでもない。
〔作   用〕
この発明の空気浄化器では、触媒を担持させた空気浄化
用フィルターに電磁波を照射する。そのため、触媒作用
が高められ、優れた空気浄化作用を発揮するようになる
10−4〜5 x 10−’anの波長範囲の電磁波は
、例えば、触媒(例えば、Tie2)に電子・正孔を発
生させ還元・酸化促進という形で触媒作用を高める。5
XIO−4〜10cmの波長範囲の電磁波は触媒の担持
体自体の温度を高め間接的に触媒(例えば、金や白金)
の温度を上昇させたり、被浄化分子と触媒の接触を適切
な状態に維持したりして触媒作用を高める。
[実 施 例] 以下、この発明にかかる空気浄化器の実施例Sこついて
説明する。
各実施例の空気浄化器は、第1図に示すものと同じ構成
である。
一実施例1一 実施例1の空気浄化器は、フィルター3として、金(触
媒)担持無機多孔体を備える。この無機多孔体は層間に
T iO!が挿入されたNa−モンモリロナイト粒子集
合体であり、乾燥は超臨界状態でなされたものである。
層間のTie、も触媒作用をする。全担持処理は、無機
多孔体を得た後で行っている。電磁波照射手段5は水銀
ランプを備え、10−?〜5X10−’■の波長範囲の
電磁波をフィルター3に照射する。なお、塵埃除去部4
にはポリウレタンシートを用いた。
一実施例2− フィルター3では金の代わりに白金が無機多孔体に担持
されている他は、実施例1と同様の構成である。
一実施例3− 無機多孔体の層間にはTiO□の代わりにアルミナが挿
入されている他は、実施例1と同様の構成である。
一実施例4− 電磁波照射手段5が、マイクロ波用導波管を備え、5X
10−4〜10cmの波長範囲の電磁波を照射する他は
、実施例1と同様の構成である。
一実施例5− 電磁波照射手段5が一マイクロ波用導波管を備え、5X
10−4〜10cmの波長範囲の電磁波を照射する他は
、実施例2と同様の構成である。
−比較例1− 電磁波照射手段を備えていない他は、実施例1と同様の
構成である。
一比較例2− 従来の活性炭を用いたフィルターを備えた空気浄化器。
実施例1〜5および比較例1.2の空気浄化器の優劣を
測定するため、タバコの煙に対する消臭性能を比べる官
能テストを行った。
内容積2.5Mのアクリル十封脂製ホックス内で、フィ
ルター無しタハコ(ピース)3本を燻焼させ、上記空気
浄化器を60分間運転した後、5人の試験者(テスター
)が鼻で喫く方法てタバコの臭いが残っているかどうか
をテストした。結果を第1表に示す。
また、実施例の空気浄化器および比較例の空気浄化器に
ついて、先と同し官能テスト(1回目)を実施した後、
30分間(その間ファン5は回したまま)してから、再
び、同乙官能テストを繰り返した。結果を第2表に示す
なお、第1.2表において、○は殆ど臭わない、△は若
干臭う、×は強く臭うことをそれぞれ示す。
第   1   表 第   2   表 第1.2表にみるように、実施例の空気浄化器は、比較
例の空気浄化器よりも優れた浄化能力を有する。実施例
1と比較例1のテスト結果を見れば、電磁波照射が浄化
能力を向上させていることがよく分かる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、この発明の空気浄化器では、触媒
を担持したフィルターに電磁波が照射され触媒作用が高
まるために、浄化能力が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の空気浄化器の一例をあられす概略
図である。 1・・・空気浄化器  3・・・空気浄化用フィルター
4・・・塵埃除去部  5・・・電磁波照射手段  6
・・・ファン 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 触媒が担持されている空気浄化用フィルターを備え
    た空気浄化器において、前記フィルターに対し電磁波を
    照射する電磁波照射手段を備えていることを特徴とする
    空気浄化器。 2 電磁波照射手段が、10^−^7〜5×10^−^
    5cmの波長範囲の電磁波および5×10^−^4〜1
    0cmの波長範囲の電磁波の少なくとも一方の電磁波を
    照射する請求項1記載の空気浄化器。 3 触媒が、層間に酸化物微粒子が挿入された層状化合
    物が集合してなる無機多孔体に担持されている請求項1
    または2記載の空気浄化器。
JP2324352A 1990-11-26 1990-11-26 空気浄化器 Pending JPH04190810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334494A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Yoshinori Kanno フィルター、空気洗浄装置、冷凍機器および水質浄化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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