JPH04190490A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は自動販売機の商品収納装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、対向して直立する２枚の側板の間に上下に重なり
蛇行して走る複数列の商品転動通路を備え、この商品転
動通路の上端部の商品投入口にそれぞれ投入商品を案内
する商品受板を備えるとともに、下から２列目以上の商
品転動通路の商品受板の手前側部分を、上下方向に回動
可能にその後端部でビン支持するとともに、商品受板の
手前側部分を側板に適宜の回動位置で係脱可能に係止す
る係止手段を設けて、商品を１個ずつ商品投入口へ投入
する作業前に、商品受板を回動操作して商品投入口を広
げ、手による商品投入作業を容易に行えるようにした構
成が、実開昭５６−１００７８０号公報に示されている
。

（ハ）発明が解決しようとする課題 かかる構成の従来技術は、商品を１個ずつ掴んで商品投
入口へ投入する商品収納装置を前提に構成されており、
商品投入口への商品投入作業に先だって、商品投入口の
上部側の商品受板を上方へ回動操作して係止手段により
係止保持し、あるいは下部側の商品受板を下方へ回動操
作して係止手段により係止保持し、または上部側及び下
部側の商品受板を上下にそれぞれ回動操作して係上手段
にそれぞれ係止保持させる操作が必要となるために、商
品投入前の操作に手間がかかるとともに、商品を１個ず
つ掴んで投入しなければならず、商品投入作業に手間が
かかる問題がある６本発明はこのようなことから、商品
を多数収納した商品パッケージから直接に商品投入口へ
確実かつ容易に投入できるとともに、並設した他の商品
投入口への商品の誤投入を防止することができる自動販
売機の商品収納装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は対向して垂設した側板間に、蛇行しながら上下
方向に延在する商品転動通路を前後複数列に設けるとと
もに、この各商品転動通路の上端に開口した商品投入口
を、前面にて上下に並設開口して成る自動販売機の商品
収納装置において、前記側板の間隔を商品パッケージの
商品取出口部を挿入可能な間隔に形成するとともに、前
記商品投入口への投入商品を案内する商品受板の前端部
に対応して、後端部を回動自在に軸支し、前部が商品）
＜ツケージの商品取出口部を載置して商品パッケージ内
の商品を商品投入口内へ導入可能な開放位置と、上方へ
回動して商品投入口を閉塞する閉塞位ｌとに回動自在で
、この閉塞位置から開放位置に自動復帰するようにした
案内部材を設け、商品）＜ンケージの商品取出口部を側
板間に挿入して投入すべき商品投入口の案内部材上に載
置することにより、上部側の商品投入口に設けた案内部
材を商品パッケージによって閉塞位置方向に押圧回動可
能にしたものである。

（ホ）作用 本発明は、商品パッケージの商品取出口部を側板間に挿
入するとともに、投入する商品投入口の案内部材上に載
置し、この商品パッケージを商品投入口側へ押圧して商
品取出口部の反対側を高く持ち上げると、商品取出口部
が商品投入口に対応して商品パッケージから商品が商品
投入口内に転がり出て収納されるとともに、上部側の商
品投入口に設けた案内部材は商品パッケージによって上
方へ押圧回動されて商品投入口を閉塞し、商品の誤投入
を防止する。

（へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すものである。

１は自動販売機内に設置される商品収納装置であり、対
向して垂設した左右一対の側板２，３間に、湾曲した走
行部材４を上下に連設するとともに前後に対設して、蛇
行しながら上下方向に延在する商品転動通路５を前後に
複数列設けている。

この商品転動通路５は、円柱状の缶飲料等の商品Ａを横
倒し姿勢で転動自在に一列に積み上げ収納するように構
成しているとともに、多数の商品Ａを収納した商品パッ
ケージ６の商品取出口部７を側板２，３間に挿入可能な
ように、側板２，３間隔を商品パッケージ６の商品取出
口部７側の幅寸法Ｂよりも大きい間隔Ｃに形成している
。

また、各商品転動通路５の上端には走行部材４に連設し
た平板状の商品受板９を設けて、商品Ａを投入可能に開
口する商品投入口８を形成している。この商品投入口８
は商品収納装置１の前面にて上下に並設開口しており、
投入した商品Ａを商品受板９上に受は入れて案内し、商
品転動通路５内方へ導入するようになっている。

商品パッケージ６は周知のものであって、多数の商品Ａ
を複数列に整列して収納した６面から成る紙箱にて形成
されており、収納した商品Ａの側面に対応する一面に、
切り開き可能な商品取出口部７を設けて、この商品取出
口部７を切り開くことにより、収納した商品Ａが転動状
態にて商品取出口部７から転がり出るようになっている
。

一方　最下部の商品投入口８に設けた商品受板９の前端
部９Ａの前方には、この商品受板９に連続して前方へ延
在する案内部材１０を側板２，３間に固定しており、該
最下部の商品投入口８への商品投入時に、商品パッケー
ジ６の商品取出口部７下 また、最下部の商品投入口８を除く、上部の各商品投入
口８に設けた商品受板９の前端部９Ａの前方には、この
前端部９Ａに対応して、後端部の両側方から突出した支
軸１２を側板２，３に回動自在に挿入し、前部を上下回
動自在にした案内部材１１を設けている．この案内部材
１１の前部には、両側から側方へ突出した支持杆１３を
設けこの支持杆１３を両側板２，３にそれぞれ開口した
ガイド孔１４に挿通することにより、上下回動自在に支
持されるとともに回動範囲を規制されるようになってい
る。

すなわち、ガイド孔１４は支軸１２を中心とした円弧状
に開口形成して、案内部材１１の支持杆１３がガイド孔
１４の下端に係止支持された状態では、案内部材１１を
商品受板９の傾斜と路間等の傾斜状態（前部側が高くな
るように傾斜）となるように構成して、商品Ａを商品投
入口８内へ導入可能な開放位置と成し、また、支持杆１
３がガイド孔１４の上端に当接した状態では，案内部材
１１が開放位置へ自重にて復帰可能で，かつ案内部材１
１が商品投入口８を閉塞する閉塞位置となるように構成
している。

すなわちガイド孔１４は、下端を支軸１２の位置よりも
高い位置に設定し，上端を支軸１２よりも前方位ｌとな
るように設定して、このガイド孔１４の下端に係止支持
された開放位置の案内部材１１の前端部を、後方へ押圧
した場合に上方へ回動可能となり、また、ガイド孔１４
の上端に当接した閉塞位置の案内部材１１は、自重にて
開放位置へ回動復帰できるように構成している。

なお、本実施例における案内部材１１は、自重によって
開放位置に自動的に回動復帰するように構成しているが
，バネ等の弾性力を利用して開放位置に自動的に回動復
帰するように構成することもできる。

従って、通常時における案内部材１１は、支持杆１３を
ガイド孔１４の下端に係止支持された開放位置にあって
、商品投入口８は商品投入可能状態にある。

ここで、商品パッケージ６内の商品Ａを、第１図に示す
ように最下部の商品投入口８へ直接投入する動作を説明
する．まず商品パッケージ６の商品取出口部７を切り開
いて開放し、この開放した商品取出口部７を商品Ａが転
がり出ないように、やや上向きに持って側板２，３間に
挿入するとともに、商品取出口部７下 置する。

そして、この商品パッケージ６を商品投入口８側へ押圧
して、商品取出口部７から商品Ａが転がり出るように商
品取出口部７の反対側を高く持ち上げると、第３図に示
すように商品取出口部７が商品投入口８に対応して、商
品パッケージ６内から商品Ａが商品投入口８内に転がり
出て収納されるとともに，上部側の商品投入口８に設け
た案内部材１１は、商品パッケージ６によって上方へ押
圧回動されて商品投入口８を閉塞し、他の商品投入口８
への商品Ａの誤投入を防止できる。

この商品投入動作後に商品パッケージ６を側板２、３間
から取り出すと、この商品パッケージ６によって閉塞位
置に押圧回動されていた案内部材１１は、自重によって
開放位置に自動復帰する。

（ト）発明の効果 本発明は上記しすこように構成したものであるから，商
品を多数収納した商品パッケージから直接に商品投入口
へ確実かつ容易に投入できるとともに、並設した他の商
品投入口への商品の誤投入を確実に防止する効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示すものであり　第１図は商品
投入口部分の縦断側面図、第２図は同様部分の平面図、
第３図は商品投入動作を示す商品投入口部分の縦断側面
図である。 ２、３・・・側板、６・・・商品ノ式ンケージ　７・・
商品取出口部、８・商品投入０．９・・商品受板、１１
・・・案内部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、対向して垂設した側板間に、蛇行しながら上下方向
   に延在する商品転動通路を前後複数列に設けるとともに
   、この各商品転動通路の上端に開口した商品投入口を、
   前面にて上下に並設開口して成る自動販売機の商品収納
   装置において、前記側板の間隔を商品パッケージの商品
   取出口部を挿入可能な間隔に形成するとともに、前記商
   品投入口への投入商品を案内する商品受板の前端部に対
   応して、後端部を回動自在に軸支し、前部が商品パッケ
   ージの商品取出口部を載置して商品パッケージ内の商品
   を商品投入口内へ導入可能な開放位置と、上方へ回動し
   て商品投入口を閉塞する閉塞位置とに回動自在で、この
   閉塞位置から開放位置に自動復帰するようにした案内部
   材を設け、商品パッケージの商品取出口部を側板間に挿
   入して投入すべき商品投入口の案内部材上に載置するこ
   とにより、上部側の商品投入口に設けた案内部材を商品
   パッケージによって閉塞位置方向に押圧回動可能にした
   ことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。