JPH0418947A - 鉱物の浮選において有用なアルキル化ジアリールオキサイドモノスルフォネート捕収剤 - Google Patents

鉱物の浮選において有用なアルキル化ジアリールオキサイドモノスルフォネート捕収剤

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JPH0418947A
JPH0418947A JP2122843A JP12284390A JPH0418947A JP H0418947 A JPH0418947 A JP H0418947A JP 2122843 A JP2122843 A JP 2122843A JP 12284390 A JP12284390 A JP 12284390A JP H0418947 A JPH0418947 A JP H0418947A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフロス(froth)  浮選による鉱物の回
収に関する。
浮選は、例えば液体中に懸濁している粉末状の鉱石のよ
うな微細粉状鉱物の混合物を処理する方法であり、それ
によって固体の一部は他の微細鉱物、例えばシリカ、珪
質の脈石、粘土及び鉱石中:(存在する同類の鉱物から
、液体中にガスを導入(又はその場でガスを併給)する
ことによって該液体のそ上層に特定の固体を含む泡状物
を生成させ、また鉱石の他の成分を懸濁状(泡状でない
)のまま侵すことによって分離さnる。浮選は、懸濁し
ている異なった固体粒子物賀を含む液体の中にガスを導
入することによって、あるガスが特定の懸濁状固体に付
着するが他の固体には付着せず、このように付着ガスを
有し、液体より軽い粒子をつくるという原理に基づいて
いる。従って、これらの粒子はフロスを形成して液体の
最上層へ上昇する。
70ス浮選処理される鉱物及び関連の脈石は、適半な分
離をさせる程度の充分な疎水性又は親水性を一般的には
所有していない。従って、分離させるに必要な性質を付
与又は増加させるために、穐々の化学薬剤がフロス浮選
にしばしば用いられる。異なった鉱物償の疎水性を高め
るためK、つまり浮選性を高めるために薄酸剤が用いら
れる。
薄酸剤は次の性能乞有することが必要である:(1)所
望の鉱物樫には付着するが、他の鉱物fl:は相対的f
付着しない;(2)フロス浮選に伴う攪拌やせん断の下
でも付着が保持される;(3)所望の鉱物種に対しては
、所望の分離開音許容するに充分な疎水性を付与するこ
と。
薄酸剤に加えて、他の多(の化学薬剤が用いられる。追
加使用される試薬類の例は、起泡剤、抑制剤1石灰やソ
ーダのようなpH調節剤1分散剤及び種々の促進剤や活
性化剤などがある。抑制剤は、種々の鉱物種の親水性を
増加又は増大するために、すなわち浮選を抑制するため
に用いられる。
起泡剤は、準安定なりロスの生成を促進するために浮選
システムに添加される試薬である。抑制剤や薄酸剤と異
なり、起泡剤は鉱物粒子に付着又は吸着する必要はない
70ス浮選は、少なくとも20世紀初期から鉱Tlで広
範囲1で実用化されている。フロス浮選においては、薄
酸剤、起泡剤及び他の試薬として有用な多重多様の化合
物が教示されている。例えば、ザンテート、単純なアル
キルアミン、アルキルサルフェート、アルキルスルフォ
ネート、カルボン酸及び脂肪質たどが有用な薄酸剤とし
て一般的に受+−r入れられている。起泡剤として有用
な試薬は、メチルインブチルCカルビノール)やグリコ
ールエーテルのような低分子量のアルコール類を含む。
特殊な浮選操作で用いられる特定の添加剤は、鉱石の性
質、浮選条件、回収される鉱物及びこnらとの組合せで
用いられる他の添加剤に応じて選定される。
広範囲の化学薬剤が70ス浮遺において有用であること
が技術専門家によって認められているが公知の試薬は特
殊な鉱石又は浮選条件と同様、浮選される鉱石の種類に
よっても、その効果が太き(変化することが認められて
いる。さらに、所望の鉱物種の選択性又は所望外の鉱物
権を排除して選択的に浮選する能力が、特に問題である
ことも認められている。
鉱物及びそハらの関連鉱石は、−船釣には硫化物又は酸
化物として分類されているが、後者の群G’iカーホi
−ト、水酸化物、サルフェート及びシトナートのような
酸素含有鉱物種を含む。このよ5に、酸化物として分頌
される鉱物の群は、通常はと゛のような酸素含有鉱物を
も含む。全日存在する大部分の鉱物は酸化物の鉱石中に
含まれる力瓢フロス浮選システムがうまくいくのは大半
が硫化物の鉱石で、8)る。酸化物の鉱石の浮選は、硫
化物の鉱石より基本的には困難であり、酸化物の鉱石の
回収rおける浮選プロセスの効果は限られていることが
認められている。
酸化物ならびに硫化物の鉱石の回収に関連した主たる問
題点は選択性である。上記で論じられたカルぎン酸、ア
ルキルサルフェート及びアルキルスルフォネートのよう
ないくつかの公知の捕収部は、酸化物の鉱石に対する有
効な捕収部であることが示さnている。しかしながら、
これらの捕収部の使用により望まし℃・回収結果が得ら
れるが、所望の鉱物値への選択性が基本的には劣ってい
る。
即ち、回収鉱物中に含まれる所望の成分の品位又は割合
は、容認できなし・程低い。
通常の、直接の浮選を用いることによって得らγユた酸
化物の鉱物回収が低品位でk・るπめに、鉱工業では容
認できる品位の鉱物回収ケ得る目的で、一般により複雑
な方云−・と転換してきて℃・る。9化物の鉱石は実際
の商業プロセスで、通常の浮選の前にしiてしば硫化処
理工程が行わr、ている。酸化物の鉱物が硫化処理され
た後、こr−ら:家公知J)硫化物薄酸剤を用いて浮選
が行われる。硫化処理ケもってしても、回収性及びその
品位は期待値以下でふる。酸化物の鉱石を回収する1こ
めの代替法は、液/′液抽出である。酸化物の鉱石、%
に鉄の酸化物及びフォスフェートの回収に甲(・もれる
第三の試みは、逆浮選又は間接浮選である。逆浮選にお
いては、所望の鉱物価値を有する鉱石の浮選は抑制され
、脈石又は他の不純物が浮選する。不純物は価@ケ有す
る鉱物である場合もある。鉱物回収の第四の試みは、化
学的溶解又は浸出を含む。
宸化物の鉱石に対する実用的なこれらの浮選方法は、い
ずれも問題をかかえて(・る。−船釣に、公知の方法は
回収率が低いか又は低品位か又はそれらの両方である。
回収V、物の低品位は特に酸化物の鉱物浮選の問題点で
ある。公知の回収法は経済的に実用性が少なく、従って
酸化物鉱石の大部分は全く処理されていない。このよう
に、酸化物の鉱物浮選における選択性の改良に対する強
い要求力、フロス浮選の技術専門家に寄せられている。
本発明は、粒子状の鉱物を含んだ水系スラリーを捕収部
の存在下で、回収丁べき鉱物が浮揚するような条件下で
フロス浮選を行わしめることを含む鉱物の回収方法であ
り、該捕収部はジアリールオキサイドスルフィン酸又は
それらの塩、又はそれらの塩あるいは酸の混合物を含み
、このうちモノスルフォン化物が、スルフォン酸又は塩
の少なくとも約20重量パーセント含まれる。回収され
た鉱物は所望の鉱物であり、決して不要な不純物ではあ
り得ない。さらに、本発明の70ス浮遺プロセスは技術
的に公知の起泡剤及び浮選剤が使用可能である。
本発明の浮選プロセスを実施すれば選択性が改良され、
従って酸化物及び/又は硫化物の鉱石から回収された鉱
物の品質は、−船釣に所望の鉱物の全体の回収レベルを
維持あるいは増加させる結果となる。アルキル化ジフェ
ニルオキサイドモノスルフォン酸又はその塩に便用丁t
ば、鉱物価値の選択性又は回収性におし・て同様の改良
がなされる結果を与えることは驚くべきことである。
本発明の浮選プロセスは硫化物鉱石と同様、酸化物鉱石
や混合物の鉱石を含むような種々の鉱石から鉱物価壇を
回収するの九有用である。
本発明を実施することによって浮遊可能な酸化物の鉱石
の例で、これに限定されないものとしては、好ましくは
酸化鉄、酸化二、ケル、酸化鋼。
酸化リン、酸化アルミニウム及び酸化チタンを含む。本
発明を実施することによって浮遊する酸素含有鉱物の他
のタイプは、方解石又はドロマイトのようなカーボネー
ト及びボーキサイトのような水酸化物を含む。
本発明の方法を用い、フロス浮選によって捕取可能な酸
化物鉱石の例で、これに限定されないものとしては、ス
ズ石、赤鉄鉱、赤銅鉱、バレリー鉱、方解石、タルク、
カオリン、リン灰石、ドロマイト、ボーキサイト、スピ
ネル、コランダム。
ラテライト、ラン銅鉱、ルチル、磁鉄砿、コルンブ石、
チタン鉄鉱、炭酸鉛鉱、硫酸鉛鉱、灰重石。
クロマイト、白鉛鉱、軟マンガン鉱、くじゃく石。
珪くじ勘く石、紅亜鉛鉱、マシコート、ビクスピ鉱、ア
ナターゼ、金紅石、酸化タングステン鉱。
センウラン鉱、ゴム石、ブルース石、水マンガン鉱、硬
マンガン鉱、針鉄鉱、かつ鉄鉱、金縁玉。
マイクロ石、タンタル石、トパズ及びサマルスキー石な
どを含む。本発明のフロス浮選方法は、酸化物鉱石を含
む特殊な鉱石を処理するのに有用であり、ここに酸化物
とは、通常の酸化物は勿論、カーボネート、水酸化物、
サルフェート及びシリケートを含むものと定義される。
本発明の方法は、硫化物鉱石の浮選にも有用である。本
発明の方法によって浮選可能な硫化物鉱石の、こnに限
定されない例としては、黄銅鉱。
輝銅鉱、方鉛砿、黄鉄鉱、閃亜鉛鉱、硫水鉛鉱及び硫鉄
二、ケル鉱を含む。
金、銀及びプラチナ族金属(プラチナ、ルテニウム、ロ
ジウム、パラジウム、オスミウム及びイリジウムを含む
)のような貴金属も、本発明ケ実施することによ−て回
収が可能である。例えば、このような金属は、ある場合
には酸化物及び/又は硫化鉱石と一緒に存在している。
例えばノくラジウムは単硫鉄鉱と共に見出される。本発
明を実施することによって、これらの金属は好収率で回
収することができる。
鉱石は通常は純粋な酸化物鉱石又は硫化物鉱石として存
在するのではない。天然に存在する鉱石は、上記で論じ
られたように少量の貴金属と共に硫黄−含有ならびに酸
素−含有鉱物の両者を含んでいる。このような混合物鉱
石からも、本発明を実施することによって鉱物を回収す
ることが可能である。これらは二段階の浮選によって5
J!施され、第一段階では、主として硫化物の鉱物を回
収するために通常の硫化物浮選を行い、もう一つの浮選
の段階は、主として酸化物の鉱物及び共存するいかなる
貴金属をも回収するために本発明の方法及び薄酸剤組成
物乞用いる。本発明?実施することンζよって、二者戦
−的に硫黄−含有ならびに酸素−含有鉱物を両者とも同
時だ回収することができる。
本発明の方法の特徴は、種々の鉱物を七nぞれ差異のあ
る浮遊を可能てすることである。理論は裏打ちされたも
のではないが、不発明の方法で攬々の鉱物を浮選させ得
ることは、鉱物の結晶構造に関連していろものと思料さ
れる。さらに明確に言えば、単位面積当りの結晶のエツ
ジ長さと結晶表面積の比の間に関係があると見られる。
この比率が大争い鉱物は比率が小さいものよりも浮遊し
ゃすいと巴われる。つまり、結晶構造が24面あるいは
それ以上の面を有する鉱物(グループI)は、16〜2
4面を有する鉱物(グループ■)よりも−船釣に浮遊し
やすい傾向にある。12−16面を有する鉱物を含むグ
ループ■の鉱物は、浮遊しやすさにおいてはその次の順
序であり、8−12面を有するグループ■の鉱物がそれ
に次いでいろ。
未発明の方法では、−船釣にグループIの鉱物がグルー
プHの鉱物より先に浮遊し、グループ■の鉱物はグルー
プ■の鉱物より先に、またグループ■の鉱物はグループ
■の鉱物より先に浮遊する。
先と浮遊することは、あるいは選択的に浮遊する0とは
、用℃・らnる薄酸剤の調刺(量)が少な(ても好ブし
く・鉱物攬は浮遊することを意味する。
即ち、グループ■の鉱物は極く微量の薄酸剤で捕取さj
5る。薄酸剤量を増加及び・′又はグループIの鉱物馨
大部分除去すrば、グループ■の鉱物が捕取さt、以下
同様である。
技術的専門家は、こfらのグループ分けは必ずしも絶対
ではな(・と認識している。種々の鉱物はそれぞれ異な
った結晶構造を有している。さらに天然に存在する結晶
の大きさは異なっており、これは鉱物の浮遊のしやすさ
に影響を与えるであろう。浮遊のしやすさに影響するそ
の他の要因としては、遊離度がある。さらに、同じグル
ープの中に、即ち結晶のエツジ長さと表面積の比が類Φ
の鉱物の中にも、これらの要因やその他の要因が、グル
ープの中でどれが最初に浮遊するのかの影響を与えよう
技術的な執練者は、穐々の鉱物乞標邂的な鉱物学の評価
を行うことてよって、それぞnのf物がどのグループに
属するかを容易に決定することができろ。コア’Lらは
、例えばManua I of Mi ne r a 
I ogy 。
第19版、 Corneli:1s S、 Hurlb
ut、Jr、及びCornelis Klein(Jo
hn Wiley and 5ons。
New York、 1977 )が有用である。グル
ープIの、これに限定されない例としては、黒鉛、二、
コライト、@らん、硫水鉛鉱及び緑柱石を含む。
グループHの鉱物の例で、これに限定さnないものとし
ては、ルチル、軟マンガン鉱、スズ石。
アナターゼ、せ永、リン鋼つラン石、リン灰ウラン石、
曹柱石、灰柱石、魚眼石、ジルコン及びモノタイムを含
む。
グループ■の例で、これに限定されないものとしては、
砒素、硫カドミウム鉱、針ニッケル鉱。
紅亜鉛鉱、コランダム、赤鉄鉱、ブルース石、方解石、
マグネサイト、菱鉄鉱、菱マンガン鉱、炭酸亜鉛鉱、硝
酸ソーダ、リン灰石、緑鉛鉱、黄鉛鉱及び褐鉛鉱を含む
・プルーフ単゛の例で、こrノ二限定さjないピ・のと
しては、硫黄、輝銅鉱、黄銅鉱、6安鉱、輝蒼塩。
砒毒砂、白鉄鉱、マンコート、金C石、−z−ノ・石。
水酸化アルミニウム鉱、針鉄鉱、サマルスルー石。
7タ力マ石、あられ石、毒重石、ストロンチアン石、白
鉛鉱、参スゲン石、硝石、苦硝石1軍晶石。
天青石、硫酸鉛鉱、無水石責、瀉利塩、アントレライト
、カレドニア石、トリフイライト、リシオフイライト、
ペテロ石、パーブライト、ノくり・/ヤ石、ストレンゲ
石、金縁石、スコロド石、バナジン銅鉱、モ、トラマイ
ト、銀星石、オリーブ銅鉱。
リペテン石、アダム石、ホスフラニライト、チルドレン
石、エオスホライト、灰重石、ノくウニライト、モリブ
デン銅鉱、トパズ、コルンブ石及びタンタル石を含む。
上記で論じら才tているように、これらのグループ化は
、どの鉱物が選択的に浮遊するかを同定するのに便利な
ように理論づけられている。し、かじながら、本発明の
薄酸剤及び方法は、上記の範晴に合わない幾多の鉱物の
浮選にも有用である。これらのグループ化は、本発明の
方法において、浮選fよってどの鉱物が捕取できるのか
を決定するのではなく、どの鉱物が最低どの(らいの薄
酸剤量で浮選できるのか乞予測するのに有用である。
本発明の薄酸剤によって示される選択率は、所望の鉱物
から少量の不要の鉱物を分離することを意味する。例え
ば、鉄の浮選においてリン灰石の存在がしばしば問題で
あり、スズ石の浮選にお℃・てトバズの存在が問題にな
るのと同じである。即ち、本発明の薄酸剤は、ある場合
には逆浮選において有用であり、スズ石からトバズを浮
選して分離するか又は同様に、鉄からリン灰石を分離す
るよ5K、不要な鉱物を浮選させるのに有用である。
天然に見出される鉱石の浮選に加え、本発明の方法及び
薄酸剤組成物は、他の資源から鉱物を浮選するのに有用
である。その例として、重質媒体分離、磁気分離、金属
加工及び石油王権のような攬々の工程からの廃棄物の例
がある。これらの廃棄物は、本発明の浮選方法を用いて
回収可能な鉱物ケしばしば含んでいる。他の例としては
、紙の再生利用における黒鉛インキと他の炭素系インキ
の混合物の回収の例がある。こnらの再生紙は典型的洗
は浮選方法によって紙の繊維からインキが分離、即ち脱
インキされる。本発明の浮選方法は、このような脱イン
キ浮選T程で特に有効である。
本発明のジアリールオキサイドモノスルフォン酸又はモ
ノスルフォネートの薄酸剤は、下記の一般式に相当する
ものである。
A、! −0−Ar ここにAr’及びArは置換基あり又はなしの独立に存
在する芳香族基であり、例えば、Ar及びArのどちら
か一つが1個のスルフtン酸又はスルフォン酸塩の基を
含むフェニル基又はナフチル基である。好ましくは、ジ
アリールオキサイドモノスルフォン酸又はモノスルフォ
ネートの薄酸剤はアルキル化さt−Ly、−ジフェニル
オキサイド又はアルキル化されたビフェニル・フェニル
オキサイドモノスルフォン酸又はモノスルフォネート又
はこれらの混合物である。該ジアリールオキサイドモノ
スルフォン酸又はスルフォネートは、好ましくは1個又
はそれ以上の炭化水素を換基を有する。該炭化水素置換
基は、置換基あり又はなしのアルキル基、又は置換基あ
り又はなしの不飽和のアルキル基である。
本発明のジアリールオキサイドのモノスルフォン7捕酸
剤は、さらに好ましくはジフェニルオキサイド薄酸剤で
あり、次の式又は次の式に相当する混合物であり: ここに各Rは独立に飽和アルキル基又は置換飽和アルキ
ル基又は不飽和アルキル基又は置換不飽和のアルキル基
であり:各m及びnは独立に0゜1又は2であり;各M
は独立に水素、アルカリ金属。
アルカリ土類金属、又はアンモニウム又は置換基のある
アンモニウムであり、また各X及びyは、Xとyの和が
1の条件下でそれぞれ0又は1である。好ましくは、グ
ループRは独立と存在するアルキル基であり、炭素数1
−24、さらに好ましくは炭素数6−24、さらに好ま
しくは炭素数6−16、また最も好ましくは炭素数10
−16のアルキル基である。該アルキル基は百釦状、分
岐鎖状又は好ましくは直頌状あるいは分岐鎖状の基を有
する環状である。また、m及びnはそれぞt′L1であ
ることが好ましい。M“のアンモニウムイオン基は式(
R’) 3HN+であり、ここに各R′は独立に水素、
C1−C4のアルキル基又はC1−C4のヒドロキシア
ルキル基である。C1−C4のアルキル基及びヒドロキ
シアルキル基の実例としては、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル。
ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチルを含む。代表的ナ
アンモニウムイオン基は、アンモニウム(N+H4) 
 メチルアンモニウム(CH3N+H3)。
エチルアンモニウム(C2H5N+H3)、 ジメチル
アンモニウム((CH3) 2 N+H2) t メチ
ルエチルアンモニウム(CH3N+H2C2H5)、ト
リエチルアンモニウム((CH3) 3N+H)、ジメ
チルブチルアンモニウム((CH3)2N+HC4H9
)、 ヒドロキシエチルアンモニウム(HOCH2CH
2N+H3)、及びメチルヒドロキシエチルアンモニウ
ム(CH3N−”H2CH2CH2oH)を含む。各M
は、好ましくは水素。
ナトリウム、カルシウム、カリウム又はアンモニウムで
ある。
アルキル化ジフェニルオキサイド スルフォネート及び
これらの合成法は公知であり、本発明の目的の1こめに
参考に供される。本発明のモノスルフォネート薄酸剤は
、スルフォネート類の公知の合成法を改良することによ
って合成し得る。スルフォネート類の代表的な合成法は
、米国特許第3.264.242 ; 3.634,2
72 ;及び3,945.437に示されている。アル
キル化ジフェニルオキサイドスルフォネートの商業的製
造法では、−船釣にモノアルキル化物のみ、モノスルフ
ォン化物のみ、ジアルキル化物のみ、又はジアルキル化
物のみを選択的に生産することはない。商業的に適用さ
れる化合物1は優先的(90パ一セント以上)にジスル
フォネートであり、またジアルキル化物が15−25パ
ーセント、モノアルキル化物が75−85パーセントの
七ノー及びジアルキル化物の混合物である。最も典型的
で、商業的に用いられている化合物種は、モノアルキル
化物が約80パーセント及びジアルキル化物が約20パ
ーセントである。
本発明を実施する場合は、モノスルフォン化物を用いる
ことが決定的であることが判明した。このようなモノス
ルフォン化物は、例えば米国特許3.264.242 
; 3.634.272 ;及び3,945,437に
記載されている方法のスルフォン化段階を改良すること
によってy4製することができる。特K、上記で教示さ
れている方法は、優先的にジアルキル化物が調製される
方向である。即ち、スルフチン化段階では、両方の芳香
族環をスルフすン化するのに充分なスルフォン化剤を使
用するように教示されている。しかしながら、本発明を
実施するのに有用なモノスルフォネートの調製において
は、用いられるスル7tン化剤は1分子当り1個のスル
フナネート基を導入するに必要な量に制限するのが好ま
しい。
この方法によって調製されるモノスルフォネートは、1
分子当り1個以上のスルフォネート基を含む分子と共洗
、スルフォン化されていない分子両方を含んでいる。必
要ならば、モノスルフォネートを単離することが可能で
あり、比較的純粋な形で使用することができる。しかし
ながら、1分子当りおおよそ1個のスルフナネート基乞
与えるに必要なだけのスルフォン化剤を用いてスルフォ
ン化した段階の混合物も、また本発明を実施するのに有
用である。
上述のように、本発明を実施するには、モノスルフォン
化物が決定的である。しかしながら、ジアルキル化物の
存在は、モノスルフォン化物が少なくとも20パーセン
トであれば、理論的見地からは弊害にはならないと思わ
れる。好ましくは、モノスルフォン化物は少なくとも2
5パーセントであり、さらに好ましくは少なくとも40
パーセントであり、最も好ましくはモノスルフォン化物
が少なくとも50パーセント存在することである。
比較的純粋なモノスルフtン化された酸又は虐を用いる
の・が最も好只し℃・。技術的専門家は、商業的な面で
は、ジアルキル化物を含む混合物の便用は効率を低下さ
せろことから、比較的純粋なモノスルフォン化物の製造
はコストがより高くナルが、均衡はとれるものと認めて
(・る。
商業的に用いられるアルキル化されたジフェニルオキサ
イドスルフォネートは、モノアルキル化物及びジアルキ
ル化物の混合物である。モノアルキル化物及びジアルキ
ル化物のこのような混合物を本発明の実施に用いること
は可能であるが、ある場合は、モノアルキル化物、ジア
ルキル化物又はトリアルキル化物のいずれかを用いるの
が好ましい。このようなアルキル化物は、例えば、米国
特許3,264,242; 3,634,272; 3
,945,437に記載さnている方法を改良すること
Kより調製されろ。
混合物以外を用いろことを要求される場合は、アルキル
化の後にモノアルキル化物を除去するために蒸留1種を
入れ、モノアルキル化物を使用するか又はさらにアルキ
ル化を進めるために再使用する。−船釣に、モノアルキ
ル化物及びトリアルキル化物も実施可能であるが、ジア
ルキル化物を使用するのが好まし℃・。
アルキル化ジフェニルオキサイドスルフォネートの好ま
しい例で、こnに限定されないものは、ジフェニルオキ
サイドモノスルフオン酸ナトリウム、ヘキシルジフェニ
ルオキサイドモノスルフオン酸ナトリウム、デシルジフ
ェニルオキサイドモノスルフオン酸ナトリウム、ドデシ
ルジフェニルオキサイドモノスルフオン酸ナトリウム、
ヘキサデシルジフェニルオキサイドモノスルフオン酸ナ
トリウム、エイコシルジフェニルオキサイドモノスルフ
オン酸ナトリウム及び二nらの混合物を含む。さらに好
ましい具体例としては、薄酸剤はジアルキル化ジフェニ
ルオキサイドモノスルフオン酸ナトリウムであり、ここ
にアルキル基はCIO−16のアルキル基であり、最も
好ましくはCIO−1□ のアルキル基である。アルキ
ル基は分岐状又は直鎖状である。
薄酸剤は、所望の選択率及び所望の鉱物価値の回収を与
えるような濃度であればいがなる濃度でも1史用可能で
ある。特に、便用a度は、回収さr。
る鉱物の特性、フロス浮選工種を施丁鉱石の品位、及び
回収される鉱物の所望の品質に依存する。
調剤量のレベルを決定する際に考!!すべきその他の要
因は、処理する磁石の表面積である。技術的専門家なら
分るように、粒子径が少さい程鉱石の表面積は大きく、
従って適切な回収率と品位を得るに必要な薄酸剤1は多
くなる。典型的には、酸化物鉱石は硫化物鉱石よりも細
かく粉砕しなけnばならず、従って極めて多くの薄酸列
置を必要とするか又はスライム除去によって微細粒子を
取り除くことが必要である。酸化物の鉱物を浮選するた
めの通常の方法は、典型的には微細粒子を除去するため
のスライム除去工8’l必要とし、これによって容認し
うる薄酸列置のレベルで機能するプロセスとなる。本発
明の薄酸剤は、スライム除去あり又はなしでも容認しう
る量で機能する。
薄酸剤の濃度は、好ましくは少なくとも0.001ユ、
/トンであり、さらに好ましくは少なくとも0.05に
9/)ンである。また薄酸剤の総量は、5f)ゆ、トン
以下であり、さらに好ましくは2.5 kg 、’トン
以下である。一般には、最適の捕取効果を得る−め忙、
少量のレベルから開始し、次いで所望の効果に達するま
で、薄酸剤濃度を増加して(・くのが最も有利である。
本発明を実施する場合、補数装置を増せば増すほど回収
性及び得られる品位は高(なるが、多量用いた場合はあ
る時点で、浮選薬剤のコスト高で相殺されてしまうこと
が認められよう。また、鉱石のタイプや他の浮選条件に
よって、補数装置も変更する必要があることは、技術的
専門家によって紹識されている。これに加えて、必要と
する補数装置は、補数する砿物量にも関係していること
が分った。本発明の方法を用いて少量の鉱物を浮選する
ような状況では、薄酸剤の選択性によって極(少量の補
数装置でよ(・。
鉱物の回収において、薄酸剤を浮選系に添加する場合、
段階ごとに行うのが得策であることが分った。段階ごと
の添加とは、薄酸剤の一部?添加し;フロス濃縮物を補
数し;薄酸剤の追加分?添加し;再びフロス濃縮物を補
数する、ということZ意味する。用いる薄酸剤の聡量は
、段階ごとに添加する場合でも変更しないことが好まし
い。この段階ごとの添加は、最適の回収性ならびに品位
を得るために数回繰り返すことができる。薄酸剤を添加
する段階数は、単に実用的及び経済的な束縛によっての
み規定される。好ましくは約6回を越えない段階がよい
段階ごとの添加法がさらに優nている点は、本発明の薄
酸剤が、それぞれ異なる薄酸装置レベルで、異なった鉱
物を、それぞれ別個に浮選する能力に関する点である。
上述のように、補数装置が少ないレベルでは、ある鉱物
は本発明の薄酸剤によって選択的に浮選し、一方他の鉱
物はスラIJ−状のままである。補数装置が多い場合は
、異なる鉱物が浮選し、与えられた鉱石中に含まれる他
の鉱物を分離することになる。
浮選工種では、本発明の薄酸剤に加えて、他の通常の試
薬又は添加剤を用いることができる。このような添加剤
の例は、技術的に公知の壇々の抑制剤及び分散剤を含む
。さらに、アルカノールアミン又はアルキレングリコー
ルのよウナヒドロキシー含有化合物を使用すると、シリ
カ又は珪質振方を含む系洗おいて所望の鉱物画壇への選
択性を改良するのに有用であることが認めろnた。本発
明の薄酸剤は、他の薄酸剤と併用することもできる。加
えて、起泡剤も使用可能であり、それは大抵の場合便用
される。起泡剤は技術的には公知であり、本発明の目的
のためにはこれらは参考に供さ几る。有用な起泡剤の例
は、ポリグリコールエーテル及び低分子量の起泡性アル
コールを含む。
本発明の薄酸剤の特に優nている点は、浮選スラリーの
pHを調節するための他の添加剤が不要だということで
ある。本発明の薄酸剤を用いる浮選プロセスにお(・て
は、典型的な自然の鉱石のpHの範囲が5又はそれ以下
から9までが操作するのに効果的である。スラリーのp
Hを自然の値、約7又はそれ以下から、90又は10.
0又はそれ以上に、通常のカルボン酸系、スルフォン酸
系、リン酸系及びキサンチン酸系薄酸剤を用いると必要
πtって(るこのy41fの定めに必要な試薬のコスr
を考riすると、本発明のpHの範囲は特に重要である
本発明の薄酸剤が比較的低(・p Hで機能し4ること
は、スラ1.1−p Hを下げだい場合にも使用可能で
あること?意味する。本発明の、操作し得るスラIJ 
−p Hの下限は、鉱物樗の表面電荷が、薄酸剤が付着
するのに光分な程度のpHである。
本発明の薄酸剤はそれぞれ異なったpHレベルで機能f
ることから、異なったpHレベルで、異なつ1こ鉱物を
浮選し得ることが本発明の利点である。このことは、特
定の鉱物種の最適な浮選を行5cめに、1回のpHで1
回の浮選操作が可能であることである。他の鉱物種の浮
選を最適化するために、それに続く次の操作のためのp
Hを調節することができ、かくして−緒に見出された種
々の鉱物を分離することか可能となる。
本発明の薄酸剤は、通常の薄酸剤と併用することも可能
である。例えば、本発明のモノスルフォン化ジアリール
オキサイド薄酸剤は、二階段浮選に用いられ、モノスル
フォン化ジアリールオキサイドによる浮選は主として酸
化物のV、物ケ回収し、一方通常・つ補数剤を用いだ第
二段階の浮選では、王として硫化物の鉱物又は他の酸化
物の鉱物の回収に用いられる。通常の補数剤と併用する
とぎは、二段階浮選が用いられ、簗−段階では本発明の
方ε?片み、スラリーの自然のpHで実施される、第二
段階は通常の補数剤を含み、高いpHで実施されろ。あ
る状況下では、該段階?逆にすることが望ましいと認め
らnる。このような二段階プロセスは、pH調節用の添
加剤の使用量が少なくて丁むという利点を有しており、
また穐々の条件下で浮選することによって所望の鉱物の
より完全な回収が可能となる。
下記の実施例は、本発明を説明するためのものであるが
、いずれにしてもこれに限定されるものではないと解釈
すべきである。特に言及しない限り、全ての部とパーセ
ントは重量によるものである。
次の実施例は、ハリモンド・チューブによる浮選を含む
作業であり、まπ浮選)お実験室規模の浮選セルにより
行われたものである。ハ1)モンド・チューブによる浮
選は、補数剤をスクリーニングするのに簡便な方法であ
るが、実際の浮選fおげろ補数剤の成否は必ずしも予ρ
1はできない。ハリモンド・チ、−ブによる浮選は、実
際の浮選の場合に存在するせん断力や撹拌を含まないし
、また起泡剤の効果は計れない。即ち、実際の浮選で補
数剤が効果的であればハリモンド・チューブ浮選におい
ても補数剤は効果があるが、一方・・リモンドーチュー
ブ浮選で効果があるからといって実際の浮選で必ずしも
効果があるとは限らない。また、ハリモンド・チーープ
で満足すべき回収性を得るに必要な補数装置は、浮選セ
ル試験の場合よりも本質的に多いということが経験的に
分っていることに留意すべきである。このようにノ・リ
モンド・チューブの作業では、実際の浮選セルに必要な
試薬量を正確に予測することは不可能である。
平施例1−くじゃく石及びシリカのノ・リモンド・チュ
ーブによる浮選 (1) < シ+ <石−bオヨその式Cu 2 (?
03 (a−()2を有する酸化銅−又は(2)シリカ
を約1.1g、約−60〜+120U、S、  メツシ
ュで粒径をそろえ、イオン交換水約20111と共に小
さなビン建入れた。
この混合物を30秒関蚕と5し、懸濁状の微粒固体又は
スライムをいくらか含む水相を傾瀉した。
コノスライム除去操作Y数回繰り返した。
イオン交換水150111j’に25CI紅のガラスビ
ーカーに入れた。次K、硝酸カリウム0.10モルの溶
液2.0117を緩衝電解質として加えた。0.1 N
HCl及び/又は0.1 ON NaOHを加えて、p
Hを約10.0に調節した。次に、スライム除去を行っ
た鉱物1. D 9をイオン交換水と共に加え、全容積
を約1801とした。分岐鎖状のC16アルキル化ジフ
ェニルオキサイドスルフオン酸ナトリウムで、約80%
がモノアルキル化物また約20%がジアルキル化物であ
る補数剤を加え、15分間攪拌しながら条件を整えた。
pHを監視し、必要ならHCIやNaOHで調節した。
実験1−5は本発明の具体例ではなく、ジアルキル化物
の補数剤を用い1こものであるが、実験6−10は本発
明の具体例であり、従ってモノスルフォン化物の補数剤
を用い定ものである。実験1−5で用いられた補数剤と
実験6−10で用いらnた補数剤との違いは、単にジア
ルキル化物とモノスルフォン化物の差だけである。
180νのチューブに合うように中空状の針を付したハ
リモンド・チューブにスラリーを移した。
該スラリーをハリモンド赤チューブに加えた後、チュー
ブの開口を10分間、水銀柱5インチ(12,7cII
L)の真空状にした。この真空操作は、チューブに挿入
されπ中窒針を通して気泡をチューブ内に入れるためで
ある。浮選中、スラリーは磁性攪拌子によって1分間に
200回転(RPM )の攪拌を行っニ。
浮遊物質ならびに非浮遊物質をスラリーからr別し、1
00℃のオーブンで乾燥した。各部分を秤量し、鋼なら
びにシリカの回収分率を下記の第1表に示した。各テス
トの後、全ての装置を濃HCぎで洗浄し、次の番の前に
0.1 ON NaOH及びイオン交換水ですすいだ。
報告された鋼ならびにシリカの回収値は、そnぞれ、ハ
リモンド・チューブに入nた原料鉱物の回収された分率
である。即ち、回収値が1.00ならば物質の全部が回
収されたことを示す。鋼ならびにシリカの回収は、それ
ぞれ−fjK報告さnているが、データは実際は、同条
件下で2回実験して補数したものであることに留意丁べ
きである。
さらに、ソリ力の回収筺が低いのは、銅の選択性を示唆
していることに留意すべきである。銅の回収儂は一般に
±0.05で正しく、またシリカの回収値は一般に±0
.06で正しい。
第1表 1 ”” I、−C16DPO(SO3Na )2■0
.060 550.7600.153 ■ 本発明の具体例ではない。
約80パーセント及びジアルキル1e@iFJンuバー
セントを含む。
上記の第1表のデータから1本発明の補数剤の効果が明
瞭であることが分る。本発明の具体例ではない、実験1
−5と実験6−10に比較すると、種々のpHレベルに
おいて本発明のモノスルフォン化物の補数剤は、本質的
に鋼の回収値が高く、シリカの回収値が低い結果をもた
らしていることが分った。
実施例2−酸化鉄鉱石の浮選 ミンガン産の酸化鉄鉱石の各6009の一連の試料を調
製した。該鉱石は、赤鉄鉱、マルチナイト、針鉄鉱及び
磁鉄鉱の鉱物の混合物を含む。
600.9の各試料を、イオン交換水400.9と共に
、口、ドミルで6ORPMで1O分間粉砕した。
得られたパルプを、6000νの人gitair  浮
Aセルで、自動パドル排出系を備えたセルに移した。
補数剤を加え、スラリーを1分間、条件を整えた。
次K、ポリグリコールエーテルの起泡剤を乾燥鉱石トン
当り4Mの量を加え、さらに1分間、条件を整えた。
浮選セルを90ORPMでかきまぜ、空気を1分間当り
9.0 ’J 、 )ルの割合で導入し定。生気を流し
始めてから1.0分後及び6.0分後にフロスミm物の
試料を補数した。フロス濃縮物及びテーリングの試料を
乾燥し、秤量し、分析の1こめに粉砕した。次にこれら
を酸に溶解し、D、C,プラズマスペクトロメーターを
用いて、鉄成分を測定した。
分析データから、標邂物質バランス式を用いて回収分率
ならびに品位を計算した。結果を第■表に示す。
実験1及び2?比較すると、本発明のモノスルフォン化
物の補数剤を使用すjば、ジスルフィン化物の補数剤乞
用いて得らncものより鉄の品位かや〜高く、回収分率
が約50パーセント増加する結果になっていることが分
る。
実施例5−ルチル鉱石の浮選 ルチル(TlO2) 10パーセント及びシリカ(Si
02)90パーセントの混合物の一10メ、シュ(U、
S、)各3[]gの一連の試料を調製した。各試料をイ
オン交換水15gと共にロッドミル−直径2.5インチ
(6,35cIL) 、ロッド0.5インチ(1,27
C1IL)−で240回転で粉砕した。得られたバルブ
を6001の浮選セルに移した。
スラリーのpHを自然の鉱石pH18,0のままとした
。第m表に示さnているような補数剤を添加した後、ス
ラリーを1分間、条件を整えた。次K、起泡剤、ポリグ
リコールエーテルを乾燥鉱石1トン当り0.050 k
gに相当する量を加え、該スラリーをさらに1分間、条
件を整えた。
浮選セルを180ORPMでかきまぜ、空気な1分間当
92.71J、トルの割合で導入した。空気を流し始め
てから1.0分後及び6.0分後にフロス濃縮物の試料
を、種部的なハンド・パドリンク法によって補数した。
濃縮物及びテーリングの試料を乾燥し、前の実施例で記
載さnているように分析した。得らnた結果を下記の第
■表に示す。
■ 本発明の具体例ではない。
調製した。あとの操作は実施例3と全く同じであった。
自然の鉱石pHはZlであっ1こ。実験8−16では、
モノスルフィン化物及びジスルフォン化物の混合物の補
数剤を使用した。第■表のデータは、本発明のプロセス
がリン灰石とシリカを分離する能力があることを示して
いる。
上記の第■表のデータは、本発明の補数剤が、チタンの
品位ならびに回収性を高める効果があることを示してい
る。実験1と実験2及び実験4゜5と実験6とを比較す
ると、本発明のモノスルフィン化物の補数剤を用い定も
のは、ジスルフオン化物の補数剤に比べ、明らかに改良
されていることを示している。
!!施例4−リン灰石とシリカの分離 リン灰石(Ca5(CgIF)(PO413) 10パ
ーセント及びシリカ(Si02) 90パーセントの混
合物の一10メ、シュ(U、S、)各309の一連の試
料を第 ■ 表 ■ 本発明の具体例ではない。
1■ L、D−C3□DFO(SO3Na)2■0.050 0.115 C1,081 第■表の情報から、モノスルフォン化物の補数剤が、リ
ン灰石とシリカの鉱石からリンを回収するのに顕著な効
果を有することを示している。実験2.4を本発明の具
体例ではない実験1゜3と比較すると、モノスルフナノ
化物が効果的であることが分る。実験5−6から、本発
明の補数剤を炭化水素添加物と併用すると効果的である
ことが分る。回収性は8分低下するが、品位は明らかに
向上した。実験8−16には、モノスルフォン化物とジ
スルフtン化物の混合補数剤の効果を示す。
実験2.11及び13′fjr:比較すると、ここでは
モノスルフォン化物の1収剤!レベルの比較であり、ジ
スルフォン化物の債がセロからトン当り0.160に9
の範囲で変えているが、ジスルフォン化物ノ量が少ない
場合には単に稀釈剤として作用するとみちれる。ジスル
フォン化物の量が多い場合は、回収性とは妨げにならな
いが、品位を低下させるとみられる。
実施例5 中央アフリカから来た鉱石の試料(米国標準篩10メツ
シュ通過分30g)を調製した。鉱石中の鋼金属の含有
量は90パーセントがマラカイト(くじゃく石)で残り
は銅の別の鉱石であった。
鉱石の各試料を159の脱イオン水と一緒にミニ−ロッ
ドミル(直径2.5インチ、ロッド0.5インチ)の中
でミルを1200回転する間に粉砕した。
得られたパルプを3001のミニ浮遊選鉱セルに移した
。スラリーのpHは天然鉱石のpH6,2のままとした
。実験1〜20ではコレクターを、乾燥鉱石の供給量メ
ートリ、り屯肖り0.250ゆの投与量で加え1こ。実
@20〜26では、コレクターの投与量を変化させ、実
験22〜26ではコレクターは種々の量のジスルホン酸
塩を含むようにした。
コレクターを添加した後、スラリーをセルの中で1分間
コンディショニングさせた。起泡剤のポリグリコールエ
ーテルを次に乾燥鉱石メートリック屯当り0.080に
9の投与量で添加した。この添加の後、更に1分間コン
ディショニングさせた。浮遊セル’e1800’!’で
攪拌し、空気を毎分2.7 +、1 、 トルの割合で
吹き込んだ。泡の濃縮物を6.0分間の間収集した。濃
扁物とテーリング(粕)の試料を次に乾燥し、秤量し、
分析の為に粉末にし、次に酸を用いて溶解しに。調合量
を直流プラズマ分光器を用いて測定した。
実験、に コレクター l1 5*1 7車1 10*1 11*1 13*1 15*1 17*1 無し B、D−C,□DPO<5o3NaB*2B 、 D 
−C1□DPO(5o3Na )2*3L、D−C1o
DPO(SO3Na)、*4L、Ll−CIoDPO(
SO3Na)2*5L、D−C1゜BIPPE(SO3
Na)1*6L、D−C1oBIPPEtSO3Na)
2*7L、D−C16LIP○(SO3Na)1”8L
、D−C,6DP○(3Q 3N a) 2* 9L、
M−C1oDPOcSO3NaJ□本lOL、M−C1
oDPO(SO3Na)2車11B 、 M −C1□
DPO(SO3Na)、”2B、M−C1□DPO(S
O3Na)2$13L、M−C24DPO(SO3Na
)1”14L、M−024DPO(S○3N駒2本15
L、M−06DPO(SO3Na)1”6L、M−06
DPO(5o3iJz)2*17隋  ■ 投J 0.250 0.250 0.250 0.250 0.250 0.250 0.250 0.250 05d O,6ψ0 0.501 069゜ O,575 0,714 0゜598 0.390 0.116 0、338 0.474 0.335 0.053 0、C119 0,057 0、Cl42 0.056 0.035 0.059 0.051 0.058 G52 0.046 0.04.!1 0.041 0.067 0.03S O,037 0,06δ 上の表の串の有Sは、酸化銅鉱石の浮遊選鉱に?いて撞
々のアルセル化されたシアリールオ千シトモノスルホン
酸塩か効果昨て゛あることを証明している。実験2〜1
8の偶数着号の本発明の実施例と実験1〜19の奇数台
号の本発明の実施例jでないものと馨比I2すると、同
じ投与量で用いtこ時にはジスルホン化ヒされたコレク
ターに比べてモノスルホンイヒサれたコレクターを用い
tこ万が夫貿的に相当に改善された結果が得られること
ケ実証し℃いる。実験番号2と21の比較は投与量の効
果を証明している。実験番号20〜26は、モノスルホ
ン化されたコレクターとジスルホン化すしたコレクター
のブレンドの場合は、ジスルホン化物は此の発明のモノ
スルホンfヒコレクターとブレンドした時に率なる希釈
剤としての役目しかし℃いないJうに見える。
実#例 6(酸化鉄鉱石の浮遊選鉱〕 ミシガン州から来た酸化鉄鉱石の各6001の一連の試
料Y調製した。入手した1石は、ヘマタイト、マルタイ
ト、ゴエサイト、マグネタイトの飢物種の混合物?含ん
でいた。各600iの試料は400zの脱イオン水と一
緒にロンドミルの中で6orpmで15分間粉砕しfこ
。得られたノくルプを自動パドル型除去長11ヲ備えた
Ag1t2Lirの3000gu!容積のフローテーシ
ョンセルに移した。
浮遊選別は天然のスラIJ−pHのzOで行なった。
表VIO下に指定しfこ重のプロピレングリコールを加
えてスラリーを1分間コンディショニングさせた。次に
、コレクターを加えてスラリーを史に1分間コンディジ
叢ニングさゼた。次に、乾燥鉱石屯当たりに換算して4
0tK相当する量のポリグリコールエーテル起泡剤を添
加し、 次いで更に1分間コンディショニングした。浮
遊選別の開始後に更に追加のコレクターを下の表■に示
すように何段階かに分けて添加した。
浮遊選別11(フローテーションセル)¥90Orpm
で撹拌しながら、22気な毎分90リツトルの割合で槽
の中に吹き込んだ。起泡剤の濃縮物を下の表に示す如く
空気の吹き込み開始から0〜1分。
1、0−3.0分、3.0〜4.0分、4.0〜6.0
分。
6.0〜ZO分、Zロ〜9.0分、940〜10.0分
、100〜14.C1分の間隔で集、??40起へ剤磯
写物とテーリングのサンフル?乾燥し、秤量し1分析の
為に上米にしな。粉末ケ酸に浴かし、鉄の含有菫馨直流
プラズマ分元元度計Y用いて潰11足した。
検定のデータから、標準質量収支の式を用いて回収分率
と等級を計算した。結果を下のとν1に示すっ上の表■
のデータは、本発明のモノスルホ/酸塩ノコレジタ−か
ジスルホン酸@乞用いた回収よりも実質的に短時間内で
高品位の鉄を非富に高収率で回収することを示している
実施例 7(種々の酸化物鉱石の浮遊選別)銅鉱物の代
わりに攬々の酸化物鉱物を用いた以外は実施例1の一般
手順を踏襲した。酩℃の実験は8.0のpHで行なっr
こ。使用したコレクターは枝分かれしたC□2のジアル
キル化されたジフェニルオキシドモノスルホン酸ナトリ
ウムで2鉱物のキログラム当たりの投与量は0.024
?であつた。
表司 鉱物 シリカ(S 10 z ) カシテライト(SnO2) ボーキサイト(Al(OH)、] カルサイト(C乙C03) 鉱物の 回収分率 0.204 0.931 0.989 0.957 り0マイト<FeCr204) ドロマイトしり1Mg(UO3)2〕 マラ刀イト〔Cu2C03(OH)つ〕クリアーyうc
 au 2 HZ Sr □05 (OH) 4 ]へ
マタイト(F”e203J コランダム(AL□03) ルナル(T i O2) アパタイトCC乙、(C11F)(PO4)3]酸化ニ
ツケル(Nip) カンナ(PbSJ カルコピライト(Causes2) カルコサイト(Cu2S) パイライト(FeS2) スフアレライト(ZnS) ベントランダイト(Ni(FeS))本1元木銅 Q 
u* 2 元素金 A u* 2 元素銀 A g * 2 パライト(BaSO4) モリブデナイト(MO32〕 士0C10 0,96d 0.616 0.971 too。
し970 0.990 0.993 1.000 0.931 0.964 0.873 0.968 0.968 セルスサイト(pbc○3)        0.93
9カルサイ トにaC○3)          O,
’BO7へIJ ル(Be3Ai2Si6018)  
   0.957コベライト(Cub)       
   0.788ジルコン(ZrSiOJ      
  O,d 76グラファイト(C)        
   0.937トバクツ[Al□5iO4(F10H
J2]   0.955シーライト(CaWO4)  
       oB 71アナターゼ(T r 02 
)         o、 909ボーエマイト(、Y
Al 0−0H)       0.866デイアスポ
ール(αA10・○H)     0.905ゲータイ
ト(HFeo2)        0.959注〕市 本1サンプルは多少のピロホタイトを含む。
*2サンプルは他の鉱物す/プルと類似のサイズの粉末
状元素金属からなるう 表鴇のデータは本発明のコレクターと方法1用い℃浮遊
選鉱することのて゛きる広い東】囲の1物がトることを
実証している。
実施例 8(モリブデン鉱物む混合硫化銅り物の浮遊選
別i) 億々の数比銅鉱物と?、1ヒ銅釦物そnに少量のモリブ
デン鉱物からなる混合物を亘εアリシナ産の10メクン
ユ(米国標準篩)j!!過分の各601の一遍の試料を
調表した。釦吻中の銅の品位は0.013で、モリブデ
ンの品位は0.000C116であった。
を物の各試料は実験室用のスウィングミルの中で10秒
間粉砕し、得られた細かい粉砕物を3001容のフロー
テーシ冒ンセルに移しfこ。
各実験は天然の1物のスラリーp85.6で行なっtこ
。乾燥鉱物屯当たりに換算してo、osoyの投与量で
コレクターヲ添加し、1分間コンディジ冒ニングさせた
。コレクターに集まった二つの濃厚物を標準の手による
掻き寄せ方法で0〜2分と2〜6分の間に収集した。浮
遊選別を開始する直前に、ダウフロス(登録商標名)2
50ブランドの名前でダウケミカルカンパニーから市販
されているポリグリコールエーテルの起泡剤を乾g&私
物の屯当tこりに換算して0.0301wを務加した、
浮遊選別”%k 18 Q []rpmの速度テ1ff
−L 、 ’i気?2,7リツトル/分の昏」合て゛導
入しt0コレクターによって集めろjに濃厚複とテーリ
ングのサンフル4次ぎに乾燥し、@の実大例と同じJう
:τ分町しに。得られ、e軸来は下C&V!l<i示さ
れ℃いる。
上の表1のデータは5本発明のモノスルホノ酸塩コレク
ターの方が対応Tろジスルホン酸塩コレクターよりも高
品位の銅とモリブデンケ有意乙に改善さt′1rこ高い
収率で回収することを小している、実施例 9(ハリモ
ンドのチューブ型仔遊選鉱法)多数の異なる鉱物種と種
々のコレクターを用いて実施ガ1に大略述べた手順を踏
襲しrこ。浮遊選鉱法による浮遊撥厚物とテーリングに
付い℃、酸溶解と直流プラズマ分光光度計を用いて金属
の純分検定を行なった。結果は下の表■に示す。データ
は一つの表にまとめ℃示しているか、各鉱物に就いての
データは夫れぞれ個別に得られたものであることに注目
するのが重要である。各場合とも。
浮遊選鉱はスラリーにした時の各鉱物の天然のpHで行
なった。即ち、ルチルKIEtいて)’! 5.8 。
アパタイトの場合は6.7.ピロルサイトの場合は6.
0.ディアスボアに就いては6.8であった。
上の表■のデータ);1本発明の方法に用いらrE七ノ
スルホン酸鴫りつコレクターか、モノスルホ/化目外)
;争ID Lだ杆嘗を時っている3レクターと比較し2
時に、ム(串巨囲の多くの私物ンこ対して常により高い
し収率f;r−侍ることかできる事を実証している。
実九−」 10(逐次連吠与遊辿駆法)この実施例は、
実り汐111にその概略を脱明したハリモンドの管式与
遊選別法を使用する。各賜金とも供給原料ン;)記の表
XK列記した成分の50150JiLf[比のブレンド
であった。使用した科定のコレクターと得られた*、初
回収率を同じく下記の表Xに一覧表示する。
上の表のデータは1本発明の方法における佇遊選鉱法ケ
受ける穐々の私物かコレクターの投与量を制御Tること
によって有効に分離て゛きること?示している。飼えは
、アパタイトとドロマイトは共に本発明の方法によって
浮遊選別できるか、アパタイトの方かドロマイトJりも
低(・コレクター投与量で容易に浮遊選別できることは
明らかである。このように、アパタイトにツー教階の低
い投与量の浮遊で選鉱でざる。その仮に秋い℃、もっと
高いコレクター投与量でドロマイトも仔遊選鉱できる。
この実施例の他の実験例を検討すれは。
同じように他の鉱物も効果的に分離でさることが示され
る。
実m$+11(シリカとドロマイトからアパタイトの分
離〕 実MK用いた試料か60%のアパタイト、60%のシリ
カ、10%のドロマイトである以外は実施例4に概*Y
述べた手+1i11iY踏襲した。追加実験として、実
験着号2と3では積装した炭化水素を添加した。得られ
た結果?下に掲げる表刃に示テ。
表 ■ 投与量 実験屋 コレクター L、D−CDPO(SO3Na、)1*10.050 0.31 L、D−CDPO(SO3Na)□*l0.792 0.167 6*2 オレイン酸 0.100 0.551 0.064 注ヰ〕 *l N1状のC1oジアルキル化されたジフェニルオキシド
モノスルホン酸ナトリウム。
ネ2発明の実施例ではない。
上の表のデータ、マ1本発明のコレクターD・アパタイ
トをドロマイト;り浚先同に浮遊選別″′r:ざること
、又はアパタイトとドロマイト?分離できる舵力がある
ことを示し℃いる。実験番号4に示された工業標準では
アパタイトとドロマイトの比較できるような分離が侍ら
ねず、従って相当に不純物のマグネシウムで汚染されf
こ燐の回収をもたらす結果となった。本発明の70セス
の中で炭化水素を添加すると、収集されるマグネシウム
の賞か減る一万で高品位の燐の回収率も若干減少する結
果となった。
実施例 12(アパタイトの浮遊選鉱)浮遊選鉱に用い
たt物が30%のアパタイト。
10%のカルサイト、60%のシリカの混合物であった
他は実施例11で踏襲した手順をここでも踏襲した。得
られた結果は下の表■に示す。
上の表刈のデータはアパタイトの(ロ)収における本発
明の有効性を証明している。実施例11と比較すると、
ここでも又特定の回収率を侍る為に要するコレクターの
投与量か浮遊選別?受けるべき特定の鉱物によって影響
されることが分かる。
実施例 13(カーボンベースとしたインキの浮遊選別
1) 各ケース共、印刷紙(を間紙701重%、雑誌30iJ
t%)24C1’rバルブ化して五つのスラリーkpA
製した。その他の浮遊選別の条件i工法の通りである:
1.615’のジエチレントリアミン五酢酸、カラーコ
ントロール剤;10.65y−の珪酸ナトリウム;表置
の中に指定されたコレクター使用量;5.64?の過酸
化水素と固形分良度2%(w ℃)のスラリーを生ずる
為に十分な量の水。スラリーのpHは1%別に指定した
以外は10.5で温度は45℃であっtこ。パルプ化は
60分間行なった。各スラリーは、v4&lした五つの
各スラリー中のインキ量が匹敵するように同じ頁と全く
同一のコピーから調製した。
パルプ化したスラリーケ15リットル容のホイト浮遊選
別!に移し、十分量の希釈水を加えて完全に槽が満たさ
れるようにした。十分量の塩化カルシウムなバルブに添
加して水の硬度がCaC○3換算で1801)1)mに
なるようにした。激しく撹拌したバルブ層中に仝気泡を
通丁ことによってキ遊選ぢ1」¥開始し、10分間@げ
た。次に、慄竿の手にJるバドリング(瘤でかぎ集める
)て二爵遊泡物(フロス)を暇り除ぎ、fF遊選別物を
得た。
仔遊速別物を一過し乾燥した。セルロース砿維を含む浮
遊選別僧の内容物も同じ<一過し、乾燥した。浮遊選別
した物はゼロから10筺での段階(セロ)1白、10は
黒)の付いた組成物目盛りケ用いて測色分析した。僧の
内容物からaI11製したセルロース繊維のマットを高
解1度の顕微鏡で検査し2マツトの奉泣面積中に残され
たイン千粒子を観察した。
得られたデータ馨次の表X鳳に示す。各実験における条
件は注記したもの以外は総て同一である。
上の表に示されたデータは1本発明の方法か浮遊選別に
よるリサイクル古紙の脱墨においc#l、から黒鉛イン
キと他のカーボンベースのインキY分離するのに効果的
であることを実証している。実験番号2〜5%’、大凡
そ現行の工業標準を代表する実験番号1と比較した時5
本発明のコレクター¥便用丁rus柘当に低い投与量で
Jり高い回収率でインキを分離できることか分かる。
上記衣のテークは不発明の方法か浮遊疋よりリサイク紙
の脱インキにおける紙からグラファイトインキおJび他
のカーホンベースインキの分離に有効で夛ること髪示す
、現在の産菓上憚準ゲ示す実験1に比較して実験2〜5
は不発明の案収剤の使用が十分に低い集収j!i′11
没用重でインキの効率的な回収ケ達成することを示す。
代理人 弁理士 り浅恭三−“1 (外4名〕 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 鉱物のl7選において有用なアルキル化ジアリールオキ
サイドモノスルフォネート補数剤 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  (723)ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー
4、代理人 住所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新人手町ビル 206区 5、補正命令の日付  平成 2年 8月28日 (発
送臼)別紙の通り(尚、明細書の内容には変更ない手続
補正書 特許庁長官  植 松   敏  殿 1、事件の表示 平成2年特許願第122843号 2、発明の名称 平成 2年9月、−0日 ワ 鉱物の浮選において有用なアルキル化ジアリールオキサ
イドモノスルフォネート補数剤 3、補正をする者 事件との関係 住所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルキル化ジアリールオキシドスルホン酸又はそれ
    の塩の少なくとも約20%がモノスルホンであるアルキ
    ル化ジアリールオキシドスルホン酸、あるいはそれの塩
    、又はこのような酸あるいはそれの塩の混合物を含む集
    収剤の存在において、回収されるべき粒状鉱物が浮遊す
    る条件のもとでその粒状鉱物を含む水性スラリーをフロ
    ス浮遊させることを含むフロス浮遊により鉱物の回収法
    。 2、そのモノスルホン酸又はそれの塩が ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに各Rは独立に飽和アルキル基、置換飽和アルキル
    基、不飽和アルキル基又は置換不飽和のアルキル基であ
    り:各m及びnは独立に0、1又は2であり;各Mは独
    立に水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニ
    ウム又は置換基のあるアンモニウムであり、また各x及
    びyは、xとyの和が1の条件下でそれぞれ0又は1で
    ある請求項1記載の方法。 6、Rが1ないし24個の炭素原子を有するアルキル基
    である請求項2記載の方法。 4、Rが6ないし24個の炭素原子を有するアルキル基
    である請求項2または3に記載の方法。 5、Rが10ないし約16個の炭素原子を有するアルキ
    ル基である請求項2または3に記載の方法。 6、Rが直鎖または分岐のアルキル基である請求項2ま
    たは3に記載の方法。 7、mとnとの合計が2である請求項2ないし6のいず
    れか1項記載の方法。 8、収集剤の合計濃度が少なくとも0.001kg/メ
    ートルトンであり、5.0kg/メートルトンより大き
    くない、請求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。 9、スルホン酸又は塩の少なくとも25%がモノスルホ
    ンである請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。 10、スルホン酸又は塩の少なくとも40%がモノスル
    ホンである請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。 11、スルホン酸又は塩の少なくとも50%がモノスル
    ホンである請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。 12、回収される鉱物が黒鉛であり、水性スラリーがパ
    ルプ化紙を更に含む請求項1〜11のいずれか一つに記
    載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042943A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Taiheiyo Cement Corp 石灰岩の不純物除去方法およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010042943A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Taiheiyo Cement Corp 石灰岩の不純物除去方法およびシステム

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