JPH04227077A - シリカ又はシリカ質脈石のフロス浮選法 - Google Patents

シリカ又はシリカ質脈石のフロス浮選法

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JPH04227077A
JPH04227077A JP3158253A JP15825391A JPH04227077A JP H04227077 A JPH04227077 A JP H04227077A JP 3158253 A JP3158253 A JP 3158253A JP 15825391 A JP15825391 A JP 15825391A JP H04227077 A JPH04227077 A JP H04227077A
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JP
Japan
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silica
flotation
collector
gangue
ore
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JP3158253A
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English (en)
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Richard R Klimpel
リチャード・アール・クリンペル
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Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
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Publication date
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    • B03D1/00Flotation
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリカ又はシリカ質脈
石を浮遊させる逆浮選法に関する。
【0002】
【従来の技術】浮選法は、液体内に懸濁した細分割鉱物
固形分の混合物、例えば粉砕鉱石を液体中にガスを導入
(ガスをその場に提供)して処理し、それにより固形分
の一部を他の細分割された鉱物固形分、たとえばシリカ
、シリカ質脈石、粘土及び鉱石中に存在するその他の類
似物質から分離する方法である。液中にガスを導入する
と、液の最上部にある種の固形分を含んだ泡塊ができて
、鉱物中の他の固体成分は懸濁(未起泡)状態に留まる
。浮選法は、種々の材料の固体粒子を懸濁状態で含む液
中にガスを導入すると、ある種のガスは或る種の懸濁固
体に付着するが、他の固体に付着せず、その結果ガスが
付着した粒子が液よりも軽くなると云う原理に基くもの
である。従って、これらの粒子は液の最上部に向かって
上昇し、泡を形成する。
【0003】フロス浮選法により処理される鉱物並びに
関連脈石は、一般に、適当な分離を可能とするのに十分
な疎水性又は親水性を有していない。従って、フロス浮
選法では、分離を可能にするために必要な性質を形成又
は向上させるため、各種化学薬剤を使用することが多い
。疎水性を高め、従って各種有価鉱物の浮遊性を高める
ためにコレクタ(collector)が使用されてい
る。コレクタは、(1)所望の鉱物種に付着して存在す
る他の鉱物種を相対的に排除する;(2)フロス浮選に
係わる乱流又は剪断にも付着状態を維持する;(3)所
望の鉱物種に十分な疎水性を与え、所望度の分離を可能
にするような能力を有するものでなければならない。
【0004】コレクタに加えて、その他の化学薬剤も多
数使用される。使用される追加薬剤タイプの例には、起
泡剤、抑制剤、pH調節剤たとえば石灰やソーダ、分散
剤及び各種の促進剤や活性剤がある。抑制剤は、各種鉱
物種の親水性を増大すなわち向上させるため、従って浮
遊を抑えるために使用される。起泡剤は、準安定な泡の
形成を促進するため浮遊系に加えられる薬剤である。起
泡剤は、抑制剤及びコレクタの両者と異なり、鉱物粒子
上に付着又は吸着する必要はない。促進剤及び活性剤は
、コレクタ抑制剤のような他の薬剤の有効性を増大すな
わち向上させるものである。
【0005】フロス浮選法は、少なくとも20世紀の早
期から鉱業分野で広く実施されてきた。代表的すなわち
直接的な浮選法は、有価鉱物すなわち所望鉱物を脈石材
料から浮遊させ、脈石材料をテール中に残す方法である
。 逆浮選法と称される別タイプの浮選法は、望まれていな
い鉱物、たとえばシリカやシリカ質脈石を有価鉱物から
離してから浮遊させ、有価鉱物をテール中に残す方法で
ある。
【0006】広範な化合物がコレクタ、起泡剤及びフロ
ス浮選法に用いるその他の薬剤として有用であると教示
されている。例えば、シリカ又はシリカ質脈石を有価鉱
物から離して浮遊させる逆浮選法では、単純な一級アミ
ンや二級アミン等のアミン、一級エーテルアミンやエー
テルジアミン、牛脂アミンやタル油脂肪酸/アミン縮合
物が一般に有用コレクタとして受け入れられている。起
泡剤として有用な薬剤には、低分子量アルコール例えば
メチルイソブチルカルビノールやグリコールエーテルが
ある。特定の浮遊操作に使用される特定の添加剤は、鉱
石の性質、浮遊を起す条件、回収すべき鉱物及び組み合
わせて使用することになるその他の添加剤に従って選択
される。
【0007】これら既知薬剤の有効性は、浮遊させる特
定の鉱石並びに浮遊条件に応じて大幅に変化することが
認識されている。同じく認識されている問題の一つは、
シリカを浮遊させるため使用されるアミンコレクタが、
シリカに対して望ましい選択性を示さずにシリカと共に
有価鉱物をも浮遊させ、その結果テールへの所望鉱物の
回収率を頻りに低下させることである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、逆浮選法でシ
リカ又はシリカ質脈石を有価鉱物から除去する更に効率
的な方法が未だ必要とされている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリカ又はシ
リカ質脈石を含有して水性スラリー中にある特定の鉱石
を、アミンコレクタ及び少なくとも一種のアルカノール
アミンの存在下、シリカ又はシリカ質脈石が浮遊して有
価鉱物がテール中に残るような条件のもとでフロス浮選
に付することからなる逆フロス浮選法により有価鉱物を
回収する方法である。本発明のフロス浮選法は、当該技
術分野で既知の起泡剤並びにその他の浮遊剤を使用する
ものである。
【0010】本発明の浮選法は、逆フロス浮選により酸
化物鉱物を含む各種鉱物を回収する有用な方法である。 アミンコレクタと共に少量のアルカノールアミンを用い
るとアミンコレクタの性能が高まることは驚異的なこと
である。
【0011】本発明の逆浮選法は、シリカ又はシリカ質
脈石を含む各種鉱石から有価鉱物を回収するのに有用で
ある。本願における鉱石とは、土から採取された鉱物で
あって、シリカ脈石を含む脈石が混合した鉱物含有種(
mineral−containing specie
s)を包含する。脈石とは、ほとんど或いは全く価値が
なく、有価鉱物からの分離を必要とする材料のことであ
る。
【0012】本発明のコレクタを用いて処理されるシリ
カ含有酸化物鉱石の好適例は、酸化鉄、酸化ニッケル、
酸化リン、酸化銅及び酸化チタンである。鉄含有鉱石及
びリン含有鉱石の処理が特に好適である。本発明のコレ
クタを用いて処理されるその他のタイプのシリカ脈石を
有する酸素含有鉱石には、方解石やドロマイトのような
炭酸塩及びボーキサイトのような水酸化物がある。
【0013】各種シリカ含有硫化物鉱石も本発明のコレ
クタを用いて処理される。本発明のコレクタにより浮選
できる硫化物鉱石の例には、黄銅鉱、輝銅鉱、方鉛鉱、
黄鉄鉱、閃亜鉛鉱及び硫鉄ニッケル鉱を含む鉱石がある
【0014】当業者の知るところであるが、各種シリカ
含有鉱石は、シリカ脈石を所望の有価鉱石物から浮遊除
去する逆浮選法により処理される。本発明のコレクタを
用いて処理されるシリカ含有酸化物鉱石の例は、スズ石
、赤鉄鉱、赤銅鉱、バレリー鉱、方解石、タルク、カオ
リン、アパタイト、ドロマイト、ボーキサイト、スピネ
ル、コランダム、ラテライト、アジュライト、ルチル、
磁鉄鉱、コルンブ石、イルメナイト、菱亜鉛鉱、硫酸鉛
鉱、灰重石、クロム鉄鉱、白鉛鉱、軟マンガン鉱、孔雀
石、珪孔雀石、紅亜鉛鉱、マシコート、ビクスビ鉱、ア
ナターゼ、ブルッカイト、タングスタイト、ウラナイト
、グンマイト、ブルーサイト、マンガナイト、硬マンガ
ン鉱、針鉄鉱、褐鉄鉱、金緑玉、マイクロ石、タンタラ
イト及びサマルスカイトを含む鉱石である。本発明の逆
フロス浮選法は、酸化物が酸化物鉱石や硫化物鉱石はも
とより炭酸塩、水酸化物、硫酸塩及びケイ酸塩を含むと
定義した場合にも、その酸化物鉱石を含む更に別の鉱石
の処理に有用なることは、当業者の認識するところであ
ろう。
【0015】本発明の逆浮選法は、天然産鉱石の浮選に
加えて、他の源の酸化物や硫化物の浮選にも有用である
。例えば、重液分離、磁気分離、金属加工及び石油処理
等の各種プロセスから発生する廃棄材料は、本発明の逆
浮選法を用いて回収可能なシリカ又はシリカ質脈石を有
する酸化物及び/又は硫化物を頻々含有する。
【0016】本発明方法のシリカ浮遊に有用なコレクタ
は、当該技術分野で知られたものであって、少なくとも
約12炭素原子を有するアミンコレクタである。このよ
うなコレクタの例は、一級アミン、一級エーテルアミン
及びエーテルジアミン、牛脂アミン及びタル油脂肪酸/
アミン縮合物がある。斯かるコレクタの例は、3−ノニ
ロキシ−プロパンアミン;  N−トリデシロキシ−3
,1−プロパンジイル−1,3−プロパンジアミン;ジ
エチレンテトラミンとタル油脂肪酸との縮合物;C16
−C18牛脂アミン、デシルアミン、ジヘキシルアミン
及び過剰の脂肪酸とジエタノールアミンとの縮合物であ
る。
【0017】アルカノールアミンは、逆浮選法でシリカ
の浮遊を高めるため本発明に有用である。本発明の実施
に用いられるアルカノールアミンは、1乃至6炭素原子
を有する低級アルカノールアミンが好適である。一好適
実施態様では、アルカノールアミンは次式に相当する。
【0018】(R)XNH(3−X) 上式中、Xは1乃至3であり、Rは各もの毎に別々であ
ってC1−C6のアルカノールである。更に好適な実施
態様におけるアルカノールアミンは、エタノールアミン
、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロパ
ノールアミン、イソプロパノールアミン、ブタノールア
ミン、イソブタノールアミン又はそれらの混合物である
【0019】本発明の実施に有用なアルカノールアミン
は商業的に入手可能である。当業者が知るところである
が、市販のアルカノールアミンは種々の純度を有する。 例えば、市販のジエタノールアミンは、種々の量のエタ
ノールアミン及び/又はトリエタノールアミンを含有す
る。このようなアルカノールアミンも本発明の実施に適
当である。
【0020】アルカノールアミンは浮遊セルに直接加え
られるか、或いは粉砕段階で加えられる。好適添加時間
は、浮遊させる特定の鉱石、存在する他の薬剤及び使用
する処理系に応じて変化する。アルカノールアミンは、
浮選プロセスに加える前にアミンコレクタと予備混合し
ない方が好ましい。アルコールアミンは、コレクタとは
分けて浮遊系に加えることが好ましい。また、アルカノ
ールアミンは、コレクタを加える前に添加することが好
ましい。例えば、アルカノールアミンは粉砕段階で加え
られる。
【0021】アミンコレクタは、浮遊テール中に所望有
価金属を所望率で回収するために十分な量のシリカ又は
シリカ質脈石を浮遊させるならば、如何なる濃度で使用
することもできる。特に、使用濃度は処理対象の特定鉱
物、フロス浮選法に付する鉱石の品位及び回収鉱物に望
む品質に関係する。投与水準を定める際に考慮すべき追
加因子には、処理対象鉱石の表面積値がある。当業者の
知るところであるが、適正な回収率と品位を得るために
は、粒径が小さいほど多量のコレクタが必要となる。
【0022】コレクタの濃度は、鉱石メートルトン当り
0.001 kg以上であることが好ましく、0.00
5 kg/メートルトン以上であると更に好ましい。ま
た、コレクタの合計濃度は5.0 kg/メートルトン
以下であることが好ましく、2.5 kg/メートルト
ン以下であると更に好ましい。 コレクタの濃度が0.005乃至0.100 kg/メ
ートルトンであると更に好適である。低目の濃度範囲で
開始して、徐々に濃度を高めて最適性能を得ることが一
般に好ましい。
【0023】本発明に有用なアルカノールアミンの濃度
は、不適切にもシリカ又はシリカ質脈石と共に浮遊する
有価鉱物の量が減少を示し始める濃度以上の濃度である
。この濃度は乾燥固形分メートルトン当り0.001 
kg以上1.5 kg以下であることが好ましい。0.
01乃至0.10 kg/メートルトンの濃度が好適で
ある。
【0024】ある種の鉱物の回収には、浮遊系にコレク
タを段階的に加えると有利であることが知見された。段
階的添加とは、コレクタ投与全量の一部を加えて泡濃縮
物を集め、引き続きコレクタの追加部分を加えて再度泡
濃縮物を集めることを意味する。この段階的添加は、最
適回収率及び品位が達成されるまで数回繰り返すことが
できる。コレクタを加える段数は、実際的及び経済的な
条件で制限されるだけである。約6段以下の使用が好ま
しい。
【0025】この浮選法では、本発明に有用なアミンコ
レクタ及びアルカノールアミンに加え、その他のコレク
タを含むその他の通常添加剤も使用することができる。 このような添加剤の例には、抑制剤と分散剤がある。こ
れらの添加剤の他に、起泡剤も使用可能であり、かつま
た、好適である。起泡剤は当該技術分野で周知であり、
本発明の目的の範囲で引用する。
【0026】有用起泡剤の例には、C5−8アルコール
、パイン油、クレゾール、プロピレングリコールのC1
−6アルキルエーテル、プロピレングリコールのジヒド
ロキシレート、グリコール脂肪酸、石鹸、スルホン酸ア
ルキルアリール及びそれらの混合物があるが、それらに
限定される訳ではない。
【0027】浮遊系のpHは、当業者に既知の各種方法
により調節される。pHの調節に使用されるありふれた
薬剤は石灰である。しかしながら、本発明の実施に際し
、硫酸、塩酸、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、水酸
化アンモニウム及びその他の類似物のような薬剤を使用
することも可能である。
【0028】本発明の説明のため以下に実施を提示する
か、これらの実施例は如何なる意味でも本発明を限定す
ると解されてはならない。特記無い限り、部数及び百分
率は全て重量基準による。
【0029】実施例1−酸化鉄鉱石の浮選ミシガン(M
ichigan)産の酸化鉄鉱石の600 g試料を一
系列調製した。この鉱石は磁鉄鉱を主に含み、それに少
量の赤鉄鉱、マルタイト及び針鉄鉱鉱物種が伴っていた
。試料を調製する元の原料を75ミクロン未満82パー
セントまで粉砕し、これはシリカ11.3パーセント及
び鉄46.7パーセントを含有していた。約60 RP
Mで回転するロッドミル内で400gの脱イオン水と共
に各600gの複数の試料を各2分にわたり別々に粉砕
した。自動パドル除去系を外に取り付けたアジテア(A
gitair)3000 ml 浮遊槽に上で得られた
パルプを移した。槽容積を適当に満たすまで水を加えた
。スラリーのpHは、本発明のアルカノールアミンを加
える前は、鉱石天然スラリーのpH6.5のままであっ
た。アルカノールアミン(使用の場合)を加え、スラリ
ーを1分間その状態に放置した。次に表1に記載のコレ
クタを加え、その後数分間にわたり条件調整した。次に
、乾燥鉱石トン当り5gに相当する量のポリグリコール
エーテル起泡剤を加えて更に1分間にわたり条件調整し
た。
【0030】浮遊槽を900 RPMで撹拌し、空気を
9.0リットル/分の割合で導入した。10分間にわた
りシリカ濃縮物を除去した。シリカ濃縮物と鉄を含有す
る製品テールを乾燥、秤量及び粉砕して分析に供した。 これらの試料は酸に溶解し、鉄含量はD.C.プラズマ
分光計を用いて測定した。分析データ並びに標準物質収
支式を用いて、分別回収率及び品位を計算した。テール
中に回収された鉄の量及び品位を以下の表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】 実験    コ  レ  ク  タ        投
与量  アルカノール  投与量  テール回収   
 Fe番号                    
     (kg/t)   アミン    (kg/
t)    Fe      品位1■  C9H19
O(CH2)3NH2         0.125 
   無し    無し    0.940    0
.5732■  C9H19O(CH2)3NH2  
       0.250    無し    無し 
   0.883    0.6113■  C9H1
9O(CH2)3NH2         0.375
    無し    無し    0.798    
0.6344■  C9H19O(CH2)3NH2 
        0.500    無し    無し
    0.709    0.6505    C9
H19O(CH2)3NH2         0.2
50   DEA■   0.025    0.89
3    0.6186    C9H19O(CH2
)3NH2         0.250   DEA
■   0.050    0.907    0.6
277    C9H19O(CH2)3NH2   
      0.250   DEA■   0.10
0    0.914    0.6218    C
9H19O(CH2)3NH2         0.
250   DEA■   0.500    0.8
87    0.6259    C9H19O(CH
2)3NH2         0.250   DE
A■   1.000    0.836    0.
63910  C9H19O(CH2)3NH2   
      0.125   DEA■   0.10
0    0.955    0.58811  C9
H19O(CH2)3NH2         0.3
75   DEA■   0.100    0.83
4    0.64012  C9H19O(CH2)
3NH2         0.500   DEA■
   0.100    0.769    0.65
813  C9H19O(CH2)3NH2     
    0.375   MEA■   0.100 
   0.816    0.63914  C9H1
9O(CH2)3NH2         0.375
   IPA■   0.100    0.807 
   0.64215  C9H19O(CH2)3N
H2         0.375   TEA■  
 0.100    0.827    0.6401
6■ DETA縮合物■           0.3
75   無し     無し    0.823  
  0.61717   DETA縮合物■     
      0.375   DEA     0.1
00    0.843    0.61918   
DETA縮合物■           0.375 
  MEA     0.100    0.840 
   0.62319   DETA縮合物■    
       0.375   IPA■   0.1
00    0.835    0.61420   
DETA縮合物■           0.375 
  TEA■   0.100    0.847  
  0.62021■ C16−18牛脂アミン   
    0.375   無し     無し    
0.744    0.65722   C16−18
牛脂アミン       0.375   DEA■ 
  0.100    0.765    0.655
23   C16−18牛脂アミン       0.
375   MEA■   0.100    0.7
60    0.66124   C16−18牛脂ア
ミン       0.375   IPA■   0
.100    0.756    0.65925 
  C16−18牛脂アミン       0.375
   TEA■   0.100    0.764 
   0.65826■C13H27O(CH2)3N
H(CH2)3NH20.375   無し     
無し    0.787    0.64427 C1
3H27O(CH2)3NH(CH2)3NH2 0.
375   DEA■   0.100    0.8
09    0.65028 C13H27O(CH2
)3NH(CH2)3NH2 0.375   MEA
■   0.100    0.801    0.6
5429 C13H27O(CH2)3NH(CH2)
3NH2 0.375   IPA■   0.100
    0.796    0.64630 C13H
27O(CH2)3NH(CH2)3NH2 0.37
5   TEA■   0.100    0.807
    0.65131■ C9H19O(CH2)3
NH2        0.375   DEA■  
 0.100    0.814    0.6423
2■ C9H19O(CH2)3NH2       
 0.375   DEA■   0.100    
0.770    0.61933■ C12H25N
H2              0.375   無
し     無し    0.738    0.65
334   C12H25NH2          
    0.375   DEA■   0.100 
   0.750    0.65135■ (C6H
13)2NH             0.375 
  無し     無し    0.744    0
.64836   (C6H13)2NH      
       0.375   DEA■   0.1
00    0.751    0.65237■ M
−210■                0.37
5   無し     無し    0.784   
 0.63938   M−210■        
        0.375   DEA■   0.
100    0.803    0.64439  
 M−210■                0.
375HO(CH2)6NH20.100    0.
788    0.64840   M−210■  
              0.375HO(CH2
)4NH20.100    0.803    0.
631■  本発明の実施態様ではない.■  ジエタ
ノールアミン ■  モノエタノールアミン ■  イソプロパノールアミン ■  トリエタノールアミン ■  ジエチレンテトラミンとタル油脂肪酸との縮合物
■  スラリーのpHをコレクタ添加前に1.0 N 
HClで5.5に調整した. ■  スラリーのpHをコレクタ添加前に1.0 N 
NaOHで8.5に調整した. ■  ダウケミカル社(The Dow Chemic
al Company)製の過剰の脂肪酸とジエタノ 
ールアミンとの縮合物表1のデータは、本発明の逆浮選
法でアルカノールアミンを加えると、アルカノールアミ
ンが存在しない同様な実験の場合よりも、テール中に回
収される鉄の量が大になることを示している。例えば実
験2を実験5−8と比較すると、少量のアルカノールア
ミンの添加が鉄回収率の増大並びに回収鉄の品位向上に
寄与することを示している。これは、少量のアルカノー
ルアミンの添加が、シリカ捕集のためこれらの実験で用
いた3−ノニロキシ−プロパンアミンコレクタの効果を
高めたことを示している。実施例中のその他の実験も、
本発明の方法で別種のアルカノールアミンを別種のアミ
ンコレクタと併用すると、所望の鉄からシリカ脈石の分
離を一貫して高めることを示している。
【0033】実施例2−リン酸鉱石からのシリカの逆浮
選 フロリダ(Florida)産のアパタイト含有リン酸
鉱石の750g試料を一系列調製した。試料を抜き出し
た元の原料は、350ミクロン未満約90パーセント及
び37ミクロン未満未満15パーセントの粒径分布を有
した。この原料は26.8パーセントのSiO2及び1
8.7パーセントのP2O5を含有していた。この原料
を硫酸で洗浄し、前の処理段階で粒子表面に付着した有
機物を除去した。
【0034】外部に自動パドル除去系を取り付けたアジ
テア(Agitair)3000 ml浮遊槽に各試料
を移した。槽容積を適正に満たす十分量の希釈水を加え
た。出発パルプのpHを1.0N NH4OHで6.4
に調整した。アルカノールアミン(使用時)を加えた後
、1分間にわたり条件調整を行った。次にアミンコレク
タを加えて、更に1分間条件調整した。メチルイソブチ
ルカルビノール起泡剤を乾燥鉱石トン当り5gの割合で
添加した。
【0035】この浮遊槽を900回転/分で撹拌し、9
.0リットル/分の割合で空気を導入した。10分間に
わたりシリカ濃縮物を除去した。リンを含む製品テール
及びシリカ脈石を含む濃縮物を乾燥、秤量及び粉砕して
分析に供した。これらの試料を酸に溶解し、リン(P2
O5)含量をD.C.プラズマ分光計で測定した。分析
データ並びに標準物質収支式を用いて、テール中のリン
(P2O5)の回収率及び品位を計算した。結果を以下
の表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】 実験    コ  レ  ク  タ        投
与量  アルカノール  投与量  テール回収   
P2O5番号                   
      (kg/t)   アミン    (kg
/t)    P2O5    品位1■  C16−
18牛脂アミン        0.075   無し
     無し    0.901    0.242
2■  C16−18牛脂アミン        0.
150   無し     無し    0.869 
   0.2643■  C16−18牛脂アミン  
      0.225   無し     無し  
  0.824    0.2944■  C16−1
8牛脂アミン        0.300   無し 
    無し    0.773    0.3295
    C16−18牛脂アミン        0.
225   DEA■   0.025    0.8
37    0.2946    C16−18牛脂ア
ミン        0.225   DEA■   
0.050    0.846    0.2977 
   C16−18牛脂アミン        0.2
25   DEA■   0.100    0.85
2    0.2958    C16−18牛脂アミ
ン        0.225   MEA■   0
.050    0.841    0.2939  
  C16−18牛脂アミン        0.22
5   IPA■   0.050    0.837
    0.29610  C16−18牛脂アミン 
       0.225   TEA■   0.0
50    0.837    0.29611■ T
ETA縮合物■           0.225  
 無し     無し    0.857    0.
27212   TETA縮合物■         
  0.225   DEA■   0.050   
 0.884    0.27613   TETA縮
合物■           0.225   MEA
■   0.050    0.877    0.2
7514   TETA縮合物■          
 0.225   IPA■   0.050    
0.869    0.27015  C9H19O(
CH2)3NH2         0.225   
TEA■   0.050    0.879    
0.28016  C9H19O(CH2)3NH2 
        0.225   無し     無し
    0.870    0.25717  C9H
19O(CH2)3NH2         0.22
5   DEA■   0.050    0.889
    0.25518  C9H19O(CH2)3
NH2         0.225   MEA■ 
  0.050    0.885    0.259
19  C9H19O(CH2)3NH2      
   0.225   IPA■   0.050  
  0.879    0.25720  C9H19
O(CH2)3NH2         0.225 
  TEA■   0.050    0.886  
  0.25421  TETA縮合物■      
      0.225    −−       −
−     0.856    0.28322  T
ETA縮合物■            0.225 
  DEA■   0.050    0.879  
  0.28723  TETA縮合物■      
      0.225   MEA■   0.05
0    0.871    0.28524  TE
TA縮合物■            0.225  
 IPA■   0.050    0.869   
 0.28225  TETA縮合物■       
     0.225   TEA■   0.050
    0.875    0.28526■ C16
−18牛脂アミン       0.225    −
−       −−     0.861    0
.27527■ C16−18牛脂アミン      
 0.225   DEA■   0.050    
0.888    0.27928■ C16−18牛
脂アミン       0.225   MEA■  
 0.050    0.880    0.2732
9■ C16−18牛脂アミン       0.22
5   IPA■   0.050    0.875
    0.27730■ C16−18牛脂アミン 
      0.225   TEA■   0.05
0    0.890    0.27731   C
16−18牛脂アミン       0.225HO(
CH2)6NH20.050    0.794   
 0.29532   C16−18牛脂アミン   
    0.225HO(CH2)4NH20.050
    0.823    0.290■  本発明の
実施態様ではない.■  ジエタノールアミン ■  モノエタノールアミン ■  イソプロパノールアミン ■  トリエタノールアミン ■  トリエチレンテトラミンとタル油脂肪酸との縮合
物■  トリエチレンテトラミンとタル油脂肪酸とのア
セテート縮合物 ■  コレクタを0.100 kg/t の精製ケロセ
ンと一緒に添加した. 前記表2のデータは、リン酸塩鉱石からシリカを分離す
る際に本発明が有効であることを示している。各場合共
、少量のアルカノールアミンを添加すると、アミンコレ
クタがリン酸塩テールからシリカ濃縮物を除去して相当
な品位のリンを高回収率で残す能力を高めている。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリカ又はシリカ質脈石を含有して水
    性スラリーをなす粒状鉱石を、アミンコレクタ及び少な
    くとも一種のアルカノールアミンの存在下、シリカ質脈
    石が浮遊して有価鉱物がテール中に残るような条件のも
    とでフロス浮遊させることを含む逆フロス浮選による有
    価鉱物の回収方法。
  2. 【請求項2】  粒状鉱石が酸化鉄鉱石である請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】  粒状鉱石がリン酸塩鉱石である請求項
    1の方法。
  4. 【請求項4】  アルカノールアミンが、化学式(R)
    xNH(3−X) (但し上式中、Xは1乃至3であり、かつ、Rは各もの
    毎に別々であってC1−C6のアルカノールである)に
    相当する請求項1の方法。
  5. 【請求項5】  アルコールアミンが、エタノールアミ
    ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロ
    パノールアミン、イソプロパノールアミン、ブタノール
    アミン、イソブタノールアミン又はそれらの混合物から
    なる請求項4の方法。
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