JPH04189245A - アモルファス金属箔のスリット加工方法及び装置 - Google Patents

アモルファス金属箔のスリット加工方法及び装置

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JPH04189245A
JPH04189245A JP2274366A JP27436690A JPH04189245A JP H04189245 A JPH04189245 A JP H04189245A JP 2274366 A JP2274366 A JP 2274366A JP 27436690 A JP27436690 A JP 27436690A JP H04189245 A JPH04189245 A JP H04189245A
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reel
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amorphous metal
winding
ribbon
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JP2274366A
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Hideaki Nisegawa
二瀬川 英昭
Toshio Hirota
広田 敏夫
Taketo Mimura
三村 武人
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/02Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers from or with longitudinal slitters or perforators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D33/00Special measures in connection with working metal foils, e.g. gold foils
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リールより繰出した広幅のアモルファス合金
箔(以下原反という)をカッターによりスリット加工し
、得た細巾のテープ状リボンを複数の巻取りリールにそ
れぞれ巻取ることよりなるアモルファス金属箔のスリッ
ト加工方法及び装置に関する。
従来技術 アモルファス金属箔は製造段階においては広幅なテープ
として製造され、使用時においてこれを細巾に裁断し、
チョークコイルの芯材等として用いている。
原反を細巾に裁断するには、超硬合金、高速度鋼等より
なる回転丸刃のカッターが用いられ、原反を巻取ったリ
ール(以下原反リールという)を巻戻し方向に回転駆動
して繰出した原反を短冊状にスリット加工し、得られた
細巾のテープ状リボンを両端の耳部のリボンを除いて同
一回転軸上に並設した複数の巻取リリールにそれぞれ巻
取るようになっており、耳部のリボンは紙管にトラバー
ス方式で巻取り、不良リボンとして廃棄処分されている
発明が解決しようとする課題 原反リールから繰出した原反をカッターによりスリット
加工し、巻取りリールに巻取る一連の工程のなかには、
解決が望まれるいくつかの問題を有している。その一つ
はカッターによるスリット加工において生ずる問題であ
り、別の一つは不良リボンの処理問題、他の一つはリボ
ンの巻取り時において生ずる問題である。
以下これらの点について順に詳述する。
原反をスリット加工する際に気を付けねばならないこと
の一つは原反が蛇行しないようにすることである。アモ
ルファス金属箔はアルミ箔やポリエチレンシート、祇テ
ープ等と異なり、中央部で厚く、端部で薄い断面形状を
有していて厚みむらが大きいことから蛇行し易く、その
ため原反が斜めに裁断されたり、ギザギザに裁断された
りし、またカッターの刃先から浮き上がって裁断できな
くなることがある。因にアモルファス金属箔と銅箔とプ
ラスチックフィルムの厚みむらを以下の表に示す。
賽 原反をスリット加工する際に気を付けねばならない他の
一つは、カッターに送込まれる原反に常に適度な張力を
持たせるようにすることである。
原反に弛みがあると、しわが寄ったり蛇行し易くなり、
そのため上記と同様の問題が生ずる一方、原反の張力が
強すぎると、カッターが滑って空回りするようになる。
原反に張り過ぎや弛み過ぎがなく適度な張力を持たせる
ようにするには、カッターによるスリット加工速度とカ
ッターへの送込み速度を一致させる必要があり、そのた
めカッター駆動モータと原反リールの駆動モータ或いは
原反リールから原反を引出すピンチロールの駆動モータ
等の原反繰出し用駆動モータとを制御せねばならない。
とくに運転を開始してから原反の送り速度が定速になる
までの立上り時においては、一方の駆動モータの回転数
の変化に応じて他方の駆動モータの回転数を微妙に調整
せねばならず、この操作を手作業で行うのはきわめて面
倒である。
原反リールから繰出される原反はまた、原反リールでの
残量によって繰出し量が異なり、原反り一ルの量が少な
くなると、原反リールが一回転したときに繰出される量
も少なくなって張力が増す。
そのため原反リールの量によって原反繰出し用駆動モー
タを制御することが望まれる。
以上のようにアモルファス金属箔をスリット加工するに
当っては、上記の点への格別な配慮が求められる。
本発明の第1の目的は、原反の蛇行を防止し、しかも一
方の駆動モータの回転数変化に応じた他方の駆動モータ
の回転数調整操作を要することなく原反を適度な張力に
保ってカッターに送り込むことができるようにすること
にあり、第2の目的は、原反リールでの残量によって原
反繰出し用駆動モータの回転数を制御できるようにする
ことにある。
耳部の不良リボンの処理に関する問題は、従来行われて
きたトラバース方式の巻取り方法では、スリット加工速
度を100〜200+e/分の高速度で行うことが困難
で、巻取り中に切れ易く、切れると運転を中止しなくて
はならないことである。しがもこの不良リボンは有効に
利用されず廃棄されていることである。
本発明の第3の目的はスリット加工が高速度で行え、し
かも不良リボンの取り扱いが容易な方法及び装置を提供
することにある。
リボンの巻取り時において生ずる問題は、前述するよう
にアモルファス金属箔に厚みむらがあるため金属箔端部
の厚みの薄い部分を巻取った巻取りリールの巻径が、金
属箔中央部の厚い部分を壱取った巻取リリールの巻径に
比べ次第に小さくなることである−すなわち厚みの薄い
部分のところでは回転刃と巻取りリールの間で弛みが生
じ、張力のか〜らない状態で巻取リリールに巻取られて
いく、その結果、同一軸に取付けた複数の巻取りリール
のうち、張力のか一つだ状態で巻取られる巻取りリール
と、張力のか\らない状態で巻取られる巻取りリールと
の間で巻取りリールにか−る力に差が生じ、バランスが
くずれる。この力のアンバランスがカッターのところで
影響してリボンが切れるトラブルを生じ易い。とくに5
0m/分以上の高速でスリット加工する場合、リボンの
切れトラブルが生じ易くなる。
また巻取りリールに巻取ったアモルファス金属箔は、弛
く巻取られていると、引張ったとき締まるようになり、
そのためチョークコイル芯材等を製造する際のように巻
取りリールから引出すとき、張力を掛けて均一に引出す
ことができず、作業に支障を来たしたり、製品の不良率
も高くなる。
本発明の第4の目的は、スリット加工して得たリボンを
各巻取りリールに同じ張力がカミるようにして巻取るこ
とができる方法及び装置を提供することにある。
課題の解決手段及び作用 第1の目的を達成するための方法は、蛇行防止装置を設
けて原反の蛇行を防止するとともにカンタ−駆動モータ
と原反繰出し用駆動モータとを一定の速度比で連動させ
るようにしたものである。
すなわち原反リールより繰出した原反を回転丸刃よりな
るカッターで短冊状にスリット加工する方法において、
原反の縁を検出するセンサーと、−対のローラからなり
、センサーからの出力信号に基づいてローラ間のなす角
を変える蛇行防止装置を設けて原反の蛇行を防止すると
ともにカッター駆動モータと原反リールから原反を繰出
す原反繰出し用駆動モータとを一定の速度比で連動させ
るようにしたことを特徴とするものである。
本方法によれば、蛇行防止装置によりアモルファス金属
箔の厚みむら及び原反リールの巻き端不揃いによる原反
の蛇行を修正し、カッターに対し、原反を常に同じ位置
で刃に対し直角に送ることができる。しかもカッター駆
動モータの回転数に応じて原反繰出し用駆動モータの回
転数が自動的に調整されることにより立上り時において
も原反が張り過ぎたり弛み過ぎたりすることなく同じテ
ンションでカッターに送られる。
第2の目的を達成するための方法は、原反リールとカッ
ターとの間の原反経路上に原反に係合し、原反のテンシ
ョンに応じて進退するダンサ−ロールを配置し、ダンサ
−ロールの変位を検出してその検出値により原反繰出し
用駆動モータを制御するようにしたことを特徴とするも
のである。  。
本方法によれば、原反リールとカッターとの間の原反が
弛みがちになると、ダンサ−ロールが突出しく第1図に
おいて下方に移動)、この変位により原反繰出し周駆動
モータ干回転数が下げられて、原反リールからの原反の
送り出し量が小さくなり、逆に原反リールとカッターと
の間の原反が張り過ぎると、ダンサ−ロールが引込み(
第1図において上方に移動)、この変位により原反繰出
し用駆動モータの回転数が上げられて、原反リールから
の送り出し量が大きくなる。これにより原反リールでの
原反量が変化してもそれに応じて原反繰出し用駆動モー
タの回転数が変わり、原反の張り過室゛や弛み過ぎを生
ずること部、同じテンショざでカッターに送られる。
なおダンサ−ロールの変位を検出して原反繰出し用駆動
モータを制御するには、例えばダンサ−ロールの変位を
電圧や抵抗などの電気信号に変換し、基準値より上回る
とき或いは下回るときに上記モータの回転数を上げ下げ
するのが望ましい。
第2の目的を達成するための別の方法は、原反リールで
の原反量を計測する計測手段を設けて原反の残量を計測
し、その計測値に応じて原反繰出し用駆動モータを制御
するようにしたことを特徴とするものである。
ここで計測手段としては、例えば原反リールの原反に接
し、原反の残量によって径方向に進退するスピンドルよ
りなり、スピンドルの変位を電気信号に変換して出力す
るセンサーが使用されるが、他の既知の機械的及び電気
的計測手段、光学的計測手段、超音波による計測手段等
を用いることもできる。
本方法において、原反の残量が多いときには原反繰出し
用駆動モータの回転数が下がり、残量が少なくなると、
原反繰出し用駆動モータの回転数が上がる。
第3の目的を達成するための方法は、耳部の不良リボン
をエジェクターにより硬質管よりなる破砕管に通し、圧
縮空気とともに送出すことにより破砕するようにしたも
のである。すなわちアモルファス金属箔をスリット加工
して細巾のテープ状リボンを製造する際に生ずる耳部の
不良リボンを吸引除去する方法において、不良リボンを
エジェクターにより吸引して硬質管よりなる破砕管に通
し、圧縮空気とともに送出すことにより破砕するように
したことを特徴とする。
アモルファス金属箔のリボンを破砕管に通し、圧縮空気
とともに送出すと、リボンが波打って破砕管内壁に衝突
しながら送られる。 li性材料であるアモルファス金
属箔は、破砕管に衝突することによって破砕され、鱗片
状となって排出される。
アモルファス金属箔の不良リボンは破砕管に通す前に大
径部の混合器を設けて圧縮空気と混合させると、リボン
が搦んで傷付き、破砕管に通す際、破砕され易くなって
、破砕性能が向上することを見出した。
したがって本方法は、アモルファス金属箔の不良リボン
を圧縮空気とともに混合したのち硬質管よりなる破砕管
に通して送出すようにしたことを特徴とする。そしてこ
の方法を実施するための装置を、スリット加工された不
良リボンを誘導管を通して吸引するエジェクターと、エ
ジェクターにより吸引された不良リボンを圧縮空気とと
もに混合させる混合器と、混合器に連結される硬質管よ
りなる破砕管とより構成したことを特徴とする。
なお、アモルファス金属箔の耳部の不良リボンは、個別
に破砕処理するようにしてもよいが、好ましくは両リボ
ンを合流して混合器で混合させ、破砕管で破砕するよう
にされる0両リボンを合流して混合させることによりリ
ボン同志が激しく接触して一層傷付き易くなり、破砕性
能が向上するほか混合器及び破砕管を共通化して構造が
W素化される。因みに混合器を使用しない場合、破砕が
可能なスリット加工速度(リボン通過速度)は8〇−7
分が限度であったが、両リボンを混合する混合器を設け
る場合、スリット加工速度を200 m7分まで上げる
ことができた。  − 本方法及び装置で用いられる破砕管、エジェクター及び
混合器は、硬度が大で、しかも強度の大なるものであれ
ばどのような材質のものでもよい。
こうしたものとして例えば、鉄管、ステンレス管、アル
ミ管、鋼管等の金属管、FRP等のプラスチック管、強
化ガラスよりなる管などが例として挙げられる。リボン
の破砕が可能な管の内径及び長さは内径5〜50■、長
さ53以上であり、好ましくは内径10〜30m、長さ
30〜200 cmである。
エジェクターは破砕管の下流側に設けてもよいが、好ま
しくは上流側、混合器が設けられる場合には更にその上
流側に設けられ、吸込口を耳部のリボンに開口させた誘
導管中に配置される。
エジェクターは、径が絞られたのど部を有する。
こののど部は内径をリボンの巾よりも大きくする必要が
有るが、大き遇ぎても吸引能力が低下する。
したがってのど部の内径の範囲は3〜30鶴、好ましく
は5〜2〇−程度に設定される。
エジェクターに導入される圧縮空気は、リボンの通過速
度(スリット速度)、リボンの巾、のど部の内径及び破
砕管の内径、長さにも関連するが、リボンの破砕に必要
な圧縮空気圧力3kg/d以上、好ましくは5〜10k
g/−である。
破砕管を通る圧縮空気の風速は20〜4抛/秒、風量が
200〜600kl/分程度である。
二つの導管を設けて各導管より耳部の不良リボンを導入
し、これらを混合する混合器を使用する場合、二つの導
管のなす角(入射角)は、5〜120°の範囲で可能で
あるが、角度が小さいと混合器が長くなり、また角度が
大きいと、一方の導管から噴出する空気と他方の導管か
ら噴出する空気がぶつかり、破砕管に通すリボンの吸引
力が弱まり好ましくない、したがって好ましい入射角は
30〜90°程度にされる。
前記した第4の目的を達成するための方法及び装置は、
複数の巻取リリールを回転軸に回転可能に軸支するとと
もに保持手段により各巻取りリールを回転軸に対し、一
定以上の張力がか−ったときに滑りを生ずるように保持
したものである。
すなわちアモルファス金属箔をスリット加工して得られ
る細巾のテープ状リボンをモータにて駆動され、上下に
段違いに配置した複数の回転軸にそれぞれ軸支した各巻
取りリールに巻取る方法及び装置において、同一軸上に
おける各巻取りリールを回転軸に回転可能に軸支すると
ともに保持手段により各巻取りリールを回転軸に対し、
一定以上の張力がかゝつたときに滑りを生ずるように保
持したことを特徴とする。
本方法及び装置によれば、カッターにてスリット加工さ
れ、短冊状にされたリボンは、スリット加工後隣接する
リボンが上下に分離されるため互いに競り合うことなく
、すなわち互いに干渉することなく送られ、巻取りリー
ルに巻取られる0巻取りリールに巻取られるリボンは、
強い張力で巻取られるものと、弱い張力で巻取られるも
のとでリール間に相対的な回転差を生じ、強い張力で巻
取られる巻取りリールは回転軸上を幾分空回りするため
リボンが全て同じ張力で巻取りリールに巻取られるよう
になり、巻取り時の張力が均一化して力のバランスがと
れた状態で看取られるようになる。
本方法及び装置で用いられる保持手段としては、回転軸
に取着される押え板にて挟み付けられるリール間に介装
されるか、リール側面に積層され或いはまたリール間に
介装されるとともにリール側面に積層される摩擦係数の
小さな耐摩耗性に富む素材からなるドーナツ状のシート
、例えば巻取りリールに使用されるアルミニウム、硬質
塩化ビニール等のプラスチックに対するものとして、グ
ラスファイバー、グラファイト、カーボン、ブロンズ、
二硫化モリブデン或いはそれらの複合材の充填材入りの
四フン化エチレン樹脂(商品名:テフロン)、ガラスク
ロスに四フン化エチレン樹脂のディスパージョンを含浸
したもの、超高分子量ポリエチレン(商品名:ハイゼン
クス・ミリオン)よりなるドーナツ状のシート、上述す
るような素材のリール側面へのコーティング加工などを
例示することができ、またリール間のシートの代わりに
巻取りリールと回転軸との間に介装され、内外周の少な
くとも一方が摩擦係数の大なるスリーブ、巻取りリール
と回転軸の少なくとも一方に設けられる摩擦係数の大な
る材質で構成される層に代えることもできる。
リール間に上述するようなドーナツ状のシートを介在さ
せる場合、シートを複数枚介在させると、リール間の滑
りがよくなる。介在させる複数枚のシートは、同じ種類
のものであってもよいし、異なった種類のものを組合せ
てもよい、とくにゴムシートとグラスファイバー入り四
フッ化エチレン樹脂を両面テープで接着した複合板を製
造し、この複合板一対をゴムシートを外側にし、巻取リ
リールと接するようにしてリール間に介在させるととも
に複合板の間にガラスクロスに四フッ化エチレン樹脂の
ディスパージョンを含浸したシートを複数人れる構成の
ものが望ましい。
本方法及び装置では以上のように、巻取り時の張力が強
くなると、巻取りリールが回転軸上を空回りし、リボン
の張力を均一化するが、この場合性ずる問題は、巻取り
リールへの巻取り量が多くなると、巻取りリールが一回
転するごとに看取られる巻取り量も多くなり、リボンの
張力が増すため空回りし始めるようになることである。
この問題を解消するには、巻取りリールへの巻取り量が
増えるにつれ、巻取りリールの回転軸への保持力を増す
ようにするとよい。保持手段として両側より押え板にて
挟み付けられるリール間にシートを介在させるものを例
にとっていえば、巻取りリールへの巻取り量が増えるに
つれ、押え板にょる押付力が増すようにするとよい。す
なわち巻取りリールヘノリボンの巻取り量を検出するセ
ンサーが設けられ、その検出値に応じて回転軸にスライ
ド可能に取着される押え板が巻取りリールに押付けられ
る。
押え板を巻取りリールに押付ける作動装置としては、例
えばエアーシリンダー、リフトにより押え板の変位を変
えるカム装置、押え板を押えるレバーの回動量を変える
ことによって押え板を変位させる装置などが例示される
上記第4の目的を達成する別の方法及び装置は、アモル
ファス金属箔をスリット加工して得られるテープ状リボ
ンを上下に段違いに配置し、かつ個々のモータにて駆動
される複数の回転軸にそれぞれ取付けた巻取りリールに
巻取る方法及び装置において、各リボンごとにモータに
て駆動される回転軸と、リボンの張力を検出するテンシ
ョンセンサーヲ設け、該センサーによって検出したリボ
ンの張力に応じて上記モータの回転数を制御することを
特徴とするものである。
本方法及び装置によれば、リボンの張力に応じて巻取り
速度が変えられ、各巻取りリールに巻取られるリボンの
張力を適度にし、各リボンの張力を均一にすることがで
きるが、スリット加工されたリボンごと、すなわち巻取
りリールごとに回転軸、回転軸を駆動するモータ、テン
ションセンサーを設けるのは、リボンが小数形成される
場合問題ないが、細かくスリット加工され、リボンが多
数形成される場合には装置が複雑で大型化する。
上記の場合にはそこで、上下に段違いに配置し、かつ個
々のモータにて駆動される複数の回転軸にそれぞれ巻取
りリールを複数づ一回転可能に軸支するとともに保持手
段によって巻取りリールを回転軸に対し、−室以上の張
力がか−ったとき滑りを生ずるように保持し、かつ各回
転軸ごとにリボンの張力を検出するテンションセンサー
を設け、該センサーによって検出されたリボンの張力に
応じて上記モータの回転数を制御するようにされる。
これによれば、各回転軸の巻取リリールに巻取られるリ
ボンの張力が均一かつ適正化する。
リボンの巻取りは、巻取りリールの駆動のみによって行
うこともできるが、アモルファス金属箔をカッターにて
スリット加工し、ガイドロールを経て巻取るまでにカッ
ターとの切断抵抗、ガイドロールとの摩擦抵抗などがあ
り、これらに打勝ってリボンを巻取るには巻取り時に巻
取りリールの駆動に大きなトルクを要し、リボンにがな
りな張力がかかる。このためリボンに伸びや切断など好
ましく存い影響を与えがちとなる。この問題に対処する
ため、カッターと巻取りリールとの間にリボンを引取る
一ピンチロールを設け、巻取り時の張力を軽減、させる
のが望ましい。
カッターと巻取りリールとの間にピンチロールを設ける
場合には更に、上記と同様の理由によりカッターとピン
チロールとの間にリボンの張力を検出するテンションセ
ンサーを設け、該センサーによって検出したリボンの張
力に応じてピンチロール駆動用モータの回転数を制御す
るのがより望ましい。
実施例 原反リール11には、中央部の厚みが24〜26μ、両
端部の厚みが21〜23μ、幅が100〜213mmの
アモルファス金属箔12が巻込まれており、原反り一ル
11より繰出されたアモルファス金i箔12がダンサ−
ロール13、ピンチロール14、蛇行防止装置15、テ
ンションセンサー16を経て丸刃状の下刃と上刃とより
なるカッター17に送られ、該カッター17にて短冊状
にスリット加工されたのち耳部のリボンを除く各リボン
18が互い違いに上下に分けられ、それぞれテンション
センサー20、ピンチロール21、テンションセンサー
22を経て巻取リリール23にそれぞれ巻取られるよう
になっており、原反リール11は直流モータ24により
減速機25を介して図の時計方向に、またカッター17
の上刃と下刃はともに直流モータ26により減速機27
を介して同方向にそれぞれ回転駆動されるようになって
いる。そして直流モータ26の出力電圧が検出され、コ
ントローラ28が直流モータ24の電圧を直流モータ2
6の出力電圧に一定の比率を乗じたものに制御し、直流
モータ24の回転数と直流モータ26の回転数とが一定
の比率となるようにしている。
ダンサ−ロール13はアモルファス金属箔12の弛みに
よって上下に変位し、その変位が電圧信号に変換される
。すなわちダンサ−ロール13が基準位置より上側に変
位すると、電圧信号が+側となり、また下側に変位する
と電圧信号が一例となる。そして電圧信号が+側となる
と直流モータ24の回転数が上げられてアモルファス金
属箔12の繰出量が多くなり、また電圧信号が一例にな
ると、直流モータ24の回転数が下げられてアモルファ
ス金属箔12の繰出し量が少なくなるようにされる。
ピンチロール14はテンションセンサー16により検出
されたアモルファス金属箔12のテンションに応じて作
動するパウダーブレーキ29によって制動されるように
なっており、アモルファス金属箔12のテンションを一
定にする作用を行う。
蛇行防止装置15は、アモルファス金属箔12の両側に
配置され、発光部と受光部よりなって、アモルファス金
属箔12の縁を検出する光センサ−31と、水平に旋回
可能な一対のロール32と、アモルファス金属箔12の
縁が光センサ−31の発光部から発する光を遮ったとき
受光部から発信される出力信号によって作動し、各ロー
ル32を水平方向に旋回させ、ロール間のなす角度を変
えるサーボモータ33よりなるもので、前後に一対配置
されている。
耳部の不良リボンを処理するためカッター17の送出し
側には、リボン18の端部を検出するセンサー35と、
各吸込口を左右両側の耳部に対応する箇所に配置し、耳
部の不良リボン18を通す誘導管36が設けられ、各誘
導管36はそれぞれ第2図に示すエジェクター37に連
結されている。
各エジェクター37は第2図に示されるように、大径の
混合器38とY形に連結され、図示しないコンプレッサ
ーによりのど部に送込まれた圧縮空気の作用で不良リボ
ンを混合器38に送込み、混合器38で互いにぶつけて
傷付けさせるようにしている。
なお、圧縮空気のエジェクター37への供給は切換弁(
図示しない)の切換えによって断たれるようになってお
り、切換弁の切換えは上記センサー35からの出力信号
に基づいて行われる。すなわちセンサー35がリボン1
8の始端を検出すると、切換弁が切換ねうてコンプレッ
サーから圧縮空気がエジェクターに送込まれ、リボンが
通過し終ると、切換弁が切換わり、エジェクターへの圧
縮空気の送込みが停止されるようになっている。
混合器38にはまた、これより小径の鉄管39が連結さ
れており、混合器38より搦み合って出た不良リボンが
圧縮空気とともに鉄管39を遣る際、波打って鉄管内壁
に激しく当ることにより破砕され、金網性の集塵箱40
に排出されるようになっている。
テンションセンサー20及び22はそれぞれ、リボン1
8の張力に応じて上下に変位し、それをコントローラ2
8に電圧信号として出力する機能を有してオリ、これら
の入力信号に基づいてコントローラ28は前者のテンシ
ョンセンサー20により検出されたリボン18の張力に
応じてピンチロール駆動用のトルクモータ42を、また
後者のテンションセンサー22により検出されたリボン
18の張力に応じて回転軸駆動用のトルクモータ43を
それぞれリボン18が設定された張力となるように制御
する。
巻取りリール23は上下四段に配置された各回転軸44
にそれぞれ一定間隔で回転軸44に対し、回転可能に軸
支されており、巻取りリール23間には第3図に示すよ
うに、ゴムシート45とグラスファイバー入り四フン化
エチレン樹脂46を両面テープで接着してなるドーナツ
状の複合板47を一対、ゴムシート45をリール側面に
向けて回転軸上に軸支するとともに複合板47間にガラ
スクロスに四フッ化エチレン樹脂のディスバージランを
含浸させたドーナツ状のシート48が介在させである。
これら複合板47及びシート48を介在させた各巻取り
リール23は押え板49a、49bによりリール間と同
様、複合板47及びシート48を介在させて両側より挟
み付けられ、一方の押え板49aは回転軸44に固定、
他方の押え板49bは回転軸44にキー50にてスライ
ドのみ可能に取付けられている。そしてこの押え板49
bはエアシリンダー51に連結され、エアーシリンダー
51の作動により回転軸上を図の左方に移動し、巻取り
リール23への押付力を次第に強めるようにしてあり、
その移動速度は流量調整弁52によって制御される。
各回転軸44にはまた、該軸44に軸支される巻取りリ
ール23のうちの任意の一つのリールに巻取られるリボ
ン18の巻取り量を検出するセンサー54が設けられる
(図にはそのうちの一つのみが示され、他は省略しであ
る)、このセンサー54は巻取リリール23に巻取られ
るリボン18の巻取り量に応じて径方向に進退するスピ
ンドルを有し、スピンドルの変位を電圧信号に変換して
コントローラ28に出力するようになっており、コント
ローラ28はセンサー54により検出された巻取り量に
応じて必要とされる巻取リリール23への押え圧を実験
式に基づいて夏出し、これに基づいて流量調整弁52を
制御し、エアシリンダー51を作動して押え板49bを
動かし、リール間の押え圧が上述するようにして求めた
押え圧となるようにしている。すなわち巻取り量が増え
ると、それに応じて巻取リリールへの押え圧を漸次増加
し、巻取り量の増大による巻取りリール23の空回りが
生じないようにしている。
本実施例によれば、カッターによるスリット加工速度(
アモルファス金属箔をカッターに送る送込み速度)を通
常80〜250  m1分、好ましくは100〜200
麟/分と極めて高速度でスリット加工することができた
実験例1 第1.2図に示す装置を用い、20011+/分の加工
速度でスリット加工した。エジェクター37に送込まれ
るエアーの圧力を5 kg/cs&とし、スリット加工
により形成された耳部の不良リボンを誘導管36より吸
引し、混合器38で混合したのち鉄管39に通したとこ
ろ、長さ1〜50Mの鱗片状に細かく破砕され、その容
量は破砕前のものと比べ1 /100以下となった。な
おこのとき使用した鉄管は、内径28Mll1Φ、長さ
130口のものが最適であった。
実験例2 幅101.6鶴のアモルファス金属箔をカンタ−により
スリット加工して10mm幅のリボン9本を得、これら
を互い違いに上下に分けて100m/分の速度で上下の
回転軸に軸支される巻取りリールのうち、上側の巻取り
リールに5本、下側の巻取リリールに4本ずつ巻取った
ところ、9本のリボン全てに弛みがなく張った状態で巻
取ることができ、この間リボンの切断は起きなかった。
また巻取ったリボンには緩みがなく均一であった。
なお巻取りリールは硬質塩化ビニール製で、リール幅は
内々?’12fi、外’tT:16tmテあり、内g!
160■、外径380■のものを使用した。
リール間には、厚み0.5mのゴムシートと厚み1.0
鶴のグラスファイバー入り四フッ化エチレン樹脂シート
を両面テープで接着した複合板一対をゴムシートを巻取
りリールと接するようにして介在させるとともに、複合
板の間に厚み100μのガラスクロスに四フッ化エチレ
ン樹脂のディスパージョンを含浸させたシートを3牧人
れた構成のものを介在させた。形状は、内径71鶏、外
径107mのドーナッツ状であった。
実験例3 実施例2においてグラスファイバー入り四フッ化エチレ
ンシートの代わりに超高分子量ボレエチレンシートを用
いて実験例2と同様に行ったところ9本のリボン全てに
弛みがなく張った状態で巻取ることができ、この間リボ
ンの切断は起きなかった。また巻取ったリボンには緩み
がなく均一であった。
実験例4 幅170゜18目のアモルファス金属箔をカッターによ
り200m/分の速度でスリット加工して、10目幅の
リボン16本を得、これらを互い違いに上下に分けて上
下2本の回転軸に軸支されている巻取りリールに巻取っ
た。リボンの巻取り本数はそれぞれ8本であった。
16本のリボン全てに弛みがなく張った状態で巻取るこ
とができ、この間リボンの切れトラブルは発生しなかっ
た。巻取ったリボンには緩みがなく、全て均一であった
なお、巻取りリールは硬質塩化ビニール製で、リール幅
は内々で12鶴、外々で18鶴で、内径160鶴、外径
380fiのものを使用した。
リール間には、厚み0.5 Mのゴムシートと厚み0.
3鶴のグラスファイバー入り四フッ化エチレン樹脂シー
トを両面テープで接着した複合板一対をゴムシートを巻
取りリールと接するようにして介在させるとともに複合
板の間に厚み100μのガラスクロスに四フッ化エチレ
ン樹脂のディスパージランを含浸させたシートを3牧人
れた構成のものを介在させた。形状は、内径71fi、
外径107鶴のドーナツ状であった・ 実験例5 輻170.18mのアモルファス金属箔をカッターによ
り200m/分の速度でスリット加工して5m11幅の
リボン33本を得、これらを互い違いに上下に分けて上
下4本の回転軸に軸支されている巻取りリールに巻取っ
た。リボンの巻取り本数は上の回転軸から順番に8本、
8本、8本、9本であった。
33本のリボン全てに弛みがなく張った状態で巻取るこ
とかでき、この間リボンの切れトラブルは発生しなかっ
た0巻取ったリボンには緩みがなく、全て均一であった
なお、巻取りリールは硬質塩化ビニール製で、リール幅
は内々で7fi、外々で13鶴で、内径160鶴、外径
380日のものを使用した。
リール間には、厚み0.5鶴のゴムシートと厚み0.3
鶴のグラスファイバー入り四フッ化エチレン樹脂シート
を両面テープで接着した複合板一対をゴムシートを巻取
りリールと接するようにして介在させるとともに、複合
板の間に厚みが100μのガラスクロスに四フッ化エチ
レン樹脂のディスパージョンを含浸させたシートを3枚
と厚み2fiのグラスファイバー入り四フッ化エチレン
樹脂シートを入れた構成のものを介在させた。形状は、
内径71m、外径107鶴のドーナツ状であった。
発明の効果 本発明は以上のように構成され、次のような効果を奏す
る。
請求項1記載の方法によれば、アモルファス金属箔の厚
みむら及び原反リールの巻き端不揃いによる原反の蛇行
を修正し、カッターに対し、原反を常に同じ位置で刃に
対し直角に送ることができ、またカッターによる原反の
スリット加工速度に応じてカッターへの原反の送込速度
が自動的に調整され、立上り時においてもカッターに送
込まれる原反の張力を常に適度に保つことができる。
請求項2記載の方法においては、原反の弛みに応じて原
反繰出し用駆動モータの回転数が変わり、原反の繰出し
量が変わって原反の張り過ぎや弛み過ぎを生ずることな
く、同じテンションでカッターに送ることができる。
請求項4記載の方法によれば、原反リールでの残量によ
って原反繰出し用駆動モータの回転数が変わり、原反の
残量の如何にか\わらず繰出し量を一定にし、原反の張
り過ぎや弛み過ぎを防ぐことができる。
請求項6記載の方法によれば、スリ7)加工速度を10
0〜200 m1分と極めて高速度に上げるこができる
。又耳部の不良リボンの破砕が容易に行えるためにこの
スクラップの取扱いが容易となり、容量も小さくなって
袋詰めの回数を大巾に減らすことができるうえスクラッ
プ置場のスペースも減り、廃棄費用を少なくできること
、破砕品は、例えばプラスチックシートやベニヤ板等で
挾んでパネル状とし、磁気シールド板として磁気を発生
するケーブル、MHIなど医療機器等から磁気をシール
ドし、コンピュータの誤作動を防止する用途に使用する
こともでき、廃棄物の有効利用を図ることができる。
また請求項7及び9記載の方法及び装置のように、不良
リボンを混合器で空気と混合させるようにすると、リボ
ンが傷付き易くなり、破砕性能が向上する。
更に請求項8及び10記載の方法及び装置のように両耳
部リボンを合流して混合させ、リボン同志を激しく接触
させると、リボンがより一層傷付き易くなり、破砕性能
が一段と向上するほか混合器及び破砕管を共通化するこ
とにより構造が簡素化される。
請求項11及び14記載の方法及び装置においては、フ
ィルムやシート状物等を所望幅にスフ1フト加工して巻
取りリールにそれぞれ巻取る際、幅方向に厚みのむらが
あっても全てのリボンが張った状態で巻取りリールに巻
取られるようになめ、垂れることなく均一な張力で巻取
ることができる。これによってまた、スリット加工時の
切断トラブルがなくなり、高速のスリy )加工が可能
となってコストダウンを計ることができる。また巻取り
リールに巻取られたリボンを引き出す際、張力をかけて
均一に引出すことができるため製品の収率が向上する。
請求項12及び28記載の方法及び装置によれば、巻取
りリールへの巻取り量に応じてリール間の押え圧が変え
られ、巻取り量が多くなっても巻取りリールが空回りす
ることなく巻取ることができる。
請求項13.15及び18記載の方法及び装置において
は、リボンの張力を適正に保つことができ、請求項16
記載の装置においては更に、各リボンの張力を適正かつ
均一にし、しかも装置を簡素化し、コンパクトにするこ
とができる。
請求項17記載の装置においては、巻取り時の張力を軽
減させ、リボンの伸びや切断などを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアモルファス金属箔のリボン製造
装置の概略図、第2図は不良リボンの破砕装置の概略図
、第3図は巻取り装置の要部の断面図である。 11・・原反リール 12・・アモルファス金属箔13
・・ダンサ−ロール 14.21・・ピンチロール15
・・蛇行防止装置 16.20.22・・テンションセンサー17・・カッ
ター 18・・リボン 23・・巻取りリール 24.26  ・・直流モータ
28・・コントローラ 37・・エジェクター38・・
混合器 39・・鉄管 40・・集塵箱43・・トルク
モータ 44・・回転軸47・・複合板 48・・シー
ト 49a 、49b・・押え板 51・・エアーシリンダ
ー54・・センサー 出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 弁理士 佐 藤 晃 −

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を回
    転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工した
    のち得られた細巾のテープ状リボンを巻取リールに巻取
    ることよりなるアモルファス金属箔のスリット加工方法
    において、原反の縁を検出するセンサーと、センサーか
    らの出力信号に基づいてローラ間のなす角が調節される
    一対のローラからなる原反の蛇行防止装置を設けて原反
    の蛇行を修正するとともにカッター駆動モータと原反リ
    ールからアモルファス金属箔を繰出す原反繰出し用駆動
    モータとを一定の速度比で連動させるようにしたことを
    特徴とする方法。
  2. (2)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を回
    転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工した
    のち得られた細巾のテープ状リボンを巻取リールに巻取
    ることよりなるアモルファス金属箔のスリット加工方法
    において、原反リールとカッターとの間のアモルファス
    金属箔の移動経路上にアモルファス金属箔に係合し、ア
    モルファス金属箔のテンションに応じて進退するダンサ
    ーロールを配置し、ダンサーロールの変位を検出してそ
    の検出値により原反繰出し用駆動モータを制御するよう
    にしたことを特徴とする方法。
  3. (3)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を回
    転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工した
    のち得られた細巾のテープ状リボンを巻取リールに巻取
    ることよりなるアモルファス金属箔のスリット加工方法
    において、原反リールとカッターとの間のアモルファス
    金属箔の移動経路上にアモルファス金属箔に係合し、ア
    モルファス金属箔のテンションに応じて進退するダンサ
    ーロールを配置し、ダンサーロールの変位を検出してそ
    の検出値により原反繰出し用駆動モータを制御する請求
    項1記載の方法。
  4. (4)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を回
    転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工した
    のち得られた細巾のテープ状リボンを巻取リールに巻取
    ることよりなるアモルファス金属箔のスリット加工方法
    において、原反リールでの原反量を計測する計測手段を
    設けてアモルファス金属箔の残量を計測し、その計測値
    に応じて原反繰出し用駆動モータを制御するようにした
    ことを特徴とする方法。
  5. (5)原反リールでの原反量を計測する計測手段を設け
    てアモルファス金属箔の残量を計測し、その計測値に応
    じて原反繰出し用駆動モータを制御する請求項1記載の
    方法。
  6. (6)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を回
    転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工した
    のち得られた細巾のテープ状リボンを巻取リールに巻取
    ることよりなるアモルファス金属箔のスリット加工方法
    において、スリット加工によって生ずる耳部の不良リボ
    ンをエジェクターにより吸引して硬質管よりなる破砕管
    に通し、圧縮空気とともに送出すことを特徴とするアモ
    ルファス金属箔の不良リボンの破砕方法。
  7. (7)不良リボンを混合器で空気と混合したのち破砕管
    に通す請求項6記載のアモルファス金属箔の不良リボン
    の破砕方法。
  8. (8)両耳部の不良リボンが合流して混合される請求項
    1記載のアモルファス金属箔の不良リボンの破砕方法。
  9. (9)スリット加工された耳部の不良リボンを誘導管を
    通して吸引するエジェクターと、エジェクターにより吸
    引された不良リボンを圧縮空気とともに混合させる混合
    器と、混合器に連結される硬質管よりなる破砕管とより
    構成したことを特徴とする請求項7記載の方法を実施す
    る装置。
  10. (10)混合器には二つの導管が設けられ、両耳部の不
    良リボンがそれぞれ導管を通して混合器に送込まれる請
    求項9記載の装置。
  11. (11)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を
    回転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工し
    たのち得られた細巾のテープ状リボンをモータにて駆動
    され、上下に段違いに配置した複数の回転軸の各軸にそ
    れぞれ複数づゝ軸支した各巻取りリールに巻取ることよ
    りなるアモルファス金属箔のスリット加工方法において
    、巻取り時、リボンに一定以上の張力がかゝったときに
    巻取りリールが回転軸に対し滑りを生ずるようにしたこ
    とを特徴とする巻取り方法。
  12. (12)巻取りリールへの巻取り量をセンサーによって
    検出し、その検出値により巻取りリールの回転軸への保
    持力が変えられる請求項11記載の巻取り方法。
  13. (13)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を
    回転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工し
    たのち得られた細巾のテープ状リボンを上下に段違いに
    配置し、かつ個々のモータにて駆動される複数の回転軸
    にそれぞれ取付けた巻取りリールに巻取ることよりなる
    アモルファス金属箔のスリット加工方法において、各リ
    ボンごとにモータにて駆動され、巻取りリールを備えた
    回転軸と、リボンの張力を検出するテンションセンサー
    を設け、該センサーによって検出したリボンの張力に応
    じて上記モータの回転数を制御することを特徴とする巻
    取り方法。
  14. (14)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を
    回転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工し
    たのち得られた細巾のテープ状リボンをモータにて駆動
    され、上下に段違いに配置した複数の回転軸の各軸にそ
    れぞれ複数づゝ軸支した各巻取りリールに巻取ることよ
    りなるアモルファス金属箔のスリット加工装置において
    、同一軸上における各巻取りリールを回転軸に対し、そ
    れぞれ回転可能に軸支するとともに各巻取りリールを回
    転軸に対し、一定以上の張力がかゝったときに滑りを生
    ずるようにして保持する保持手段を設けた巻取り装置。
  15. (15)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を
    回転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工し
    たのち得られた細巾のテープ状リボンを上下に段違いに
    配置し、かつ個々のモータにて駆動される複数の回転軸
    にそれぞれ取付けた巻取りリールに巻取ることよりなる
    アモルファス金属箔のスリット加工装置において、各リ
    ボンごとにモータにて駆動され、巻取りリールを備えた
    回転軸と、リボンの張力を検出するテンションセンサー
    を設け、更にテンションセンサーによって検出したリボ
    ンの張力に応じて上記モータの回転数を制御するコント
    ローラを備えた巻取り装置。
  16. (16)原反リールより繰出したアモルファス金属箔を
    回転丸刃よりなるカッターにて短冊状にスリット加工し
    たのち得られた細巾のテープ状リボンを上下に段違いに
    配置し、かつ個々のモータにて駆動される複数の回転軸
    にそれぞれ取付けた巻取りリールに巻取ることよりなる
    アモルファス金属箔のスリット加工装置において、上記
    各回転軸に巻取りリールを複数づゝ回転可能に軸支する
    とともに各巻取りリールを回転軸に対し、一定以上の張
    力がかゝったときに滑りを生ずるようにして保持する保
    持手段と、各回転軸ごとにリボンの張力を検出するテン
    ションセンサーを設け、該センサーによって検出された
    リボンの張力に応じて上記モータの回転数を制御するコ
    ントローラを設けた巻取り装置。
  17. (17)カッターと巻取りリールとの間には、カッター
    からリボンを引取るピンチロールが設けられる請求項1
    4乃至16のいづれかの請求項に記載の巻取り装置。
  18. (18)カッターと巻取りリールとの間には、リボンの
    張力を検出するテンションセンサーが設けられ、コント
    ローラがテンションセンサーによって検出したリボンの
    張力に応じてピンチローラ駆動用モータの回転数を制御
    する請求項17記載の巻取り装置。
  19. (19)保持手段は、押え板にて挟持されたリール間に
    介装される摩擦係数の小さな耐摩耗性に富む素材からな
    るドーナツ状のシートである請求項14又は16記載の
    巻取り装置。
  20. (20)シートは複数枚重ねられる請求項19記載の巻
    取り装置。
  21. (21)請求項20記載の巻取り装置において、シート
    の一部若しくは全部がガラスクロスに四フッ化エチレン
    樹脂のディスパージョンを含浸した複数枚のシートより
    なる巻取り装置。
  22. (22)請求項21記載の巻取り装置において、シート
    の両側にゴムシートとグラスファイバー入り四フッ化エ
    チレン樹脂を両面テープで接着した複合板を、ゴムシー
    トを巻取りリールに接触して設けた巻取り装置。
  23. (23)請求項21記載の巻取り装置において、シート
    の両側にゴムシートと超高分子量ポリエチレンシートを
    両面テープで接着した複合板を、ゴムシートを巻取りリ
    ールに接触して設けた巻取り装置。
  24. (24)ドーナツ状のシートを巻取りリール間に介在さ
    せる代わりに巻取りリールに積層させる請求項19記載
    の巻取り装置。
  25. (25)保持手段は、押え板にて挟持された巻取りリー
    ルの側面に摩擦係数が小さく耐摩耗性に富む素材をコー
    ティング加工してなるものである請求項14又は16記
    載の巻取り装置。
  26. (26)保持手段は回転軸と巻取りリールの少なくとも
    一方に設けられる請求項14又は16記載の巻取り装置
  27. (27)保持手段は回転軸と巻取りリールの間に介在さ
    れるスリーブである請求項14又は16記載の巻取り装
    置。
  28. (28)巻取りリールを挟む押え板のうち、少なくとも
    一方が回転軸にスライド可能であり、コントローラが巻
    取りリールへの巻取り量を検出するセンサーからの出力
    信号に基づいて押え板を押し動かす作動手段を制御する
    請求項19乃至25のいづれかの請求項に記載の巻取り
    装置。
  29. (29)作動手段はエアシリンダーである請求項28記
    載の巻取り装置。
JP2274366A 1989-12-08 1990-10-12 アモルファス金属箔のスリット加工方法及び装置 Pending JPH04189245A (ja)

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