JPH0418766Y2 - - Google Patents

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JPH0418766Y2
JPH0418766Y2 JP7678386U JP7678386U JPH0418766Y2 JP H0418766 Y2 JPH0418766 Y2 JP H0418766Y2 JP 7678386 U JP7678386 U JP 7678386U JP 7678386 U JP7678386 U JP 7678386U JP H0418766 Y2 JPH0418766 Y2 JP H0418766Y2
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tool
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stud bolt
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はマシニングセンタ、旋盤等において多
数の工具を交換できる機能を有する工作機械の識
別符号付工具の接点割出検出装置に関する。
従来技術 近年、FMS等において扱う工具が増加し、複
数台の本機の工具を共有させる場合が多くなり、
ロボツトや作業者等によつて工程工具の取り替え
がしばしば行われている。このとき指令通りの工
具が本機内に入つたかどうかを加工前に確認して
誤加工を未然に防ぐ必要がある。従来の工具の識
別方法は例えば特開昭60−25629号のように工具
ホルダの把持溝の切欠き部分に記憶素子を埋め込
み、リードライト装置によつて工具の種類等を読
み取り工具の識別を制御装置に送るようにしてい
る。このように工具ホルダに記憶素子を埋め込む
と市販品をそのまま使用することができない。ま
た記憶素子は加工中に露出している状態にあるた
め、切粉、切削液等による汚れ、或いは損傷を受
けて識別誤りを起こす恐れが多分に存していた。
この問題を解決するために出願人は先に工具のプ
ルスタツドボルトの端面に符号を設けることを提
案した。
考案が解決しようとする問題点 この識別符号を埋め込んだプルスタツドボルト
は限定しない工具ホルダに螺合されることが多
い、このときプルスタツドボルトの最終螺合位置
の角度は一定とならず記憶素子またはコードピン
の複数の接触面はどの角度に位置するか分からな
い。しかしこれに対応するNC装置に接続される
接触子が接触して信号受け渡しできる位置は360°
のうち1個所しかないので互いの位相を合わせた
のち圧接する必要がある。
問題点を解決するための手段 読み出し書き込み自在な記憶素子またはコード
ピン21をプルスタツドボルト20b先端の凹部
20cに埋込んだ情報付工具2の記憶素子または
コードピンと位相を合わせてその外周プルスタツ
ドボルト端面に円周方向の片方を傾斜面として形
成した切欠き溝20dと、該情報付工具のプルス
タツドボルト20bに対向する進退可能に設けら
れた摺動筒25と、該摺動筒に旋回可能に支持さ
れ先端に前記切欠き溝20dと係合する突出爪3
1aを有するスリーブ31と、前記摺動筒25を
進退させる駆動部材27と、前記スリーブ31を
旋回する駆動部材29と、前記スリーブ31内に
制御装置と接続される互いに絶縁された前記記憶
素子またはコードピンと対向する接触子41を有
し軸方向に移動可能に設けられたアダプタ40と
該アダプタ40を進退させる駆動部材33を含ん
でなるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。周知のマシニングセンタにおいて、ベツド1
上にはサドル2がZ軸方向に、その上にはテーブ
ル3がX軸方向に摺動可能に設けられNC装置に
よつて位置制御される。ベツド1の後寄りには門
形コラム4が設立されており、主軸5を回転可能
に水平に軸承された主軸頭6が上下のY軸方向に
NCで位置制御される。コラム4の横には軸心を
水平として工具を収納する多数のポツト7をエン
ドレスにチエーンで連結して工具交換位置に割出
し可能なマガジン8が併設されており、このマガ
ジン8の工具交換位置の工具と、主軸5の工具と
を自動交換するため主軸5側とマガジン8側に
90°旋回且つ旋回端で各工具に直角方向の水平移
動可能な工具交換アーム9がコラム4に設けられ
ている。マガジン8のポツト7をエンドレスに連
結したチエーンを保持駆動するスプロケツト10
は歯車群11を介してサーボモータ12で駆動さ
れて、このスプロケツト10の駆動軸にポジシヨ
ンエンコーダ13が連結されていて、後述のリー
ドライト装置の位置にある工具番号を検出するた
めに使用される。全工具に付される識別符号は市
販されている工具、若しくは工具ホルダ20のテ
ーパシヤンク20aの後端にねじで取り替え可能
に螺着されているプルスタツドボルト20bの端
面に削設された凹部20cに埋め込まれた記憶素
子21に書き込まれ、該記憶素子21に読み出
し、書き込み自在で識別符号として工具情報また
は必要によりその他の使用回数等の情報も書き込
まれている。更にプルスタツドボルト20bの記
憶素子の外側の端面に記憶素子21の接触面21
aと位相を合わせて1面が円周方向の傾斜面で他
の1面が直角面の切欠き溝20dが削設されてい
る。
リードライト装置24は工具マガジンの工具交
換位置の反対側に設けられた情報授受位置に割出
されたポツト7と同心になるようベース48にベ
ース26で固着されている。中心穴を有し下面に
あり形摺動案内面を削設した摺動筒25はベース
26の上面のあり溝部に載置され、ベース26の
端面に固着されたエアシリンダ27に嵌挿された
ピストンと一体のピストンロツド28が摺動筒2
5の端面に直結され圧力空気により移動される。
該摺動筒25の上面に設けられた衝立状の取り付
け部にエアモータ29が平行に設けられ出力軸に
歯車30が固着されている。摺動筒25の中心穴
にスリーブ31が回転可能に支持されている。該
スリーブ31の外径の一端は小径に形成され先端
にプルスタツドボルト20bの切欠き溝20dに
係合させる円周方向の1面を傾斜面とし1面を直
角面とした突出爪31aが設けられ、中央部に歯
車32が刻設され歯車30と噛合し、エアモータ
29により旋回される。更にスリーブ31の段付
中心穴は大径部がエアシリンダ33に形成され、
ピストン34が嵌挿されている。ピストン34は
シリンダ33の前室の内壁との間に介装されたば
ね35によつて常時後退端に押圧されている。ピ
ストン34の中心穴にアダプタ40が固着され、
該アダプタ40は先端に記憶素子21に対応して
接触子41が設けられ、接触子41の先端は後退
位置でスリーブ31の突出爪31aの根本より僅
か内側に位置し、接触子41と電線により結ばれ
るコネクター42が他の一端に設けられ、コネク
ター42はNC装置に接続される電線43が接続
されている。更にリードライト装置24とツール
ポツト7の軸心を一致させるためにツールポツト
芯出し装置47が情報授受位置のフレーム22側
に設けられている。該ツールポツト芯出し装置4
7のベース48は矩形の平板状をなし長手方向の
両端には板面と平衡に穴が穿設された突起部48
aが設けられ、フレーム22に相対して固着され
た4個のブラケツト49の貫通穴に挿入される軸
50の中央部に突起部48aが挿通されて移動可
能に設けられ、ブラケツト49とベース突起部4
8aの間に介装されたそれぞれのばね51によつ
て中立位置に保たれている。
ベース48には位置決めされたツールポツト7
の中心位置に対応して貫通穴48bが穿設され、
該貫通穴48bを挟んで2個のVブロツク52
a,52bがV溝を内側として対象に位置してい
る。ベース48の中央右寄りに、穴中央の小径部
の両側をシリンダ53a,53bとするエアシリ
ンダブロツク53が固着されピストン54,55
が嵌挿されている。ピストン54と一体のピスト
ンロツドはVブロツク52aと連結されている。
またピストン55と一体のピストンロツドは連結
板56の中央部に固着され該連結板56の両端に
固着される2本の連結棒57によつてVブロツク
52bの側面に固着される側板58に連結されて
いる。ベース48の直角方向貫通穴48bに対応
するフレーム22の壁には角穴が設けられ、位置
決めされたツールポツト7と同軸にベース48に
リードライト装置24が固着されている。そして
スリーブ31の先端がベース48の貫通穴48b
から頭を出し突出爪31aがエアシリンダ27に
よりVブロツク52a,52bの間に押出され
る。
作 用 今プルスタツドボルト20bの端面凹部20c
に工具情報または必要によりその他の使用回数等
の情報も含む識別符号が書き込まれている記憶素
子21が埋め込まれた工具20が用意されてい
る。工作物加工に必要な工具が決定されるとマガ
ジン8内のツールポツト7は全部空としておき決
定された工具をアトランダムにツールポツト7に
収納する。収納が終われば本機運転状態としてモ
ータ12を駆動して歯車群11、スプロケツト1
0を介してマガジン8のツールポツト7を旋回さ
せ信号授受位置で一旦停止させる。信号授受位置
に設けられたツールポツト芯出し装置47のエア
シリンダ53a,53bへ供給される圧力空気が
NC装置の指令で切り換えられピストン54,5
5が押し出される。ピストン54は直結するVブ
ロツク52a、ピストン55は連結板56、連結
棒57、側板58を介してVブロツク52bをそ
れぞれ相対するV溝を内側へ同時に同量移動し、
ツールポツト7を挟む。チエーンで連結されたツ
ールポツト7はチエーンの累積ピツチ誤差やチエ
ーンの摩耗等のため最大10mm程度の停止位置の誤
差があるため相対するV溝の4面が同時に当接す
る事は少なく、最初はいずれかの1面又は2面が
当接し、4本のばね51により中立位置で停止し
ているベース48が動いてシヨツクを吸収しつつ
エアシリンダ53a,53bの圧力空気の力でV
溝の4面が当接してツールポツト7の芯出しが完
了する。情報授受位置のツールポツト7の工具ホ
ルダ20のプルスタツドボルト20bに対向して
設けられたリードライト装置24のエアシリンダ
27に供給される圧力空気が切りかえられて、図
示しないピストンが前進しピストンロツド28と
直結する摺動筒25が前進されスリーブ31の先
端の突出爪31aがプルスタツドボルト20bの
先端に当接する。NC装置の指令でエアモータ2
9に圧力空気が供給され歯車30,32を介して
スリーブ31を傾斜面が合う方向に旋回させ突出
爪31aがプルスタツドボルト先端の切欠き溝2
0dに係合して旋回が阻止されるとエアモータ2
9内蔵の図示しない圧力感知器が働いてNC装置
に信号を送り圧力空気の供給が停止される。
プルスタツドの先端凹部20cに埋込まれた記
憶素子21の複数の接触面21aは切欠き溝20
dと位相を合わせて埋込まれており、一方アダプ
タ40の対応する接触子41はスリーブ31の突
出爪31aと位相を合わせて取り付けられている
ので記憶素子の接触面21aの前面に対応する接
触子が割出される。NC装置の指令でエアシリン
ダ33に圧力空気が供給されアダプタ40はばね
35の力に打ち勝つて前進し接触子が圧接され、
NC装置に接続されている電線43により情報の
授受が可能となり、工具番号が読み出され、ポジ
シヨンエンコーダ13によるポツト番号とをメモ
リに記憶させる。
情報の授受が終わると上述と逆の作動でリード
ライト装置の突出爪31a及び接触子41が後退
しエアモータ29が反対方向に回されて図示しな
いストツパに当たり停止し突出爪31aは元の位
置に戻される。ツールポツト芯出し装置47のエ
アシリンダ53a,53bの圧油の供給が切り換
えられてVブロツク52a,53bが開いてツー
ルポツト7を解放し、NC装置の指令でマガジン
8が旋回され次のツールポツトが情報授受位置の
前面に割出されて停止する。ツールポツト7に工
具の入つていない時はプルスタツドボルトが無い
ので読み取りできなく、工具なしと判断する。マ
ガジン8の回転が一巡りするとこのようにして全
ツールポツト7の番号と工具番号が記憶される。
工作物がテーブル3上に載置され工具が指定され
ると記憶にもとづきマガジン8が旋回され、ポジ
シヨンエンコーダ13により指令工具を収納した
ツールポツトを交換位置に割出し工具交換アーム
9によつて主軸5に装着され加工が行われる。尚
加工中に工具の情報を読み出し或いは必要に応じ
て書き替えを行うことも可能であり、記憶素子の
代わりにコードピンを埋め込みこれに対応する接
触子を設けて信号を読み取ることも可能である。
またチエーンで連結されていない機構のマガジン
においてはツールポツト芯出装置は省略すること
ができる。
効 果 以上詳述したように本考案は記憶素子またはコ
ードピンをプルスタツドボルトの端面凹所に埋め
込んだ工具ホルダ及び読み取り側に素子、ピンと
接触子との位相を合わせる係合切欠き、係合突出
爪を設け読み取り側を旋回可能としたので、プル
スタツドボルトのねじの切り初め位置と素子との
関係位置及び工具ホルダのスタツドボルトを螺合
する雌ねじの切り始めの位置を規制する必要がな
くなり加工時の管理が容易となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はリードライト装置のたて断面説明図、
第2図は同正面説明図、第3図は横形マシニング
センタの側面図、第4図はリードライト装置、芯
出し装置のマガジン取り付け位置を示す図、第5
図は工具ホルダを示す図でイはシヤンク側面図ロ
はプルスタツドボルト切欠き部を示す図ハはプル
スタツドボルト端面図、第6図はツールポツトの
芯出し装置の側面図、第7図は同平面図である。 7……ツールポツト、8……マガジン、20…
…工具ホルダ、20d……切欠き溝、24……リ
ードライト装置、25……摺動筒、27,33…
…エアシリンダ、29……エアモータ、31……
スリーブ、31a……突出爪、40……アダプ
タ、41……接触子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 読み出し書き込み自在な記憶素子またはコード
    ピンをプルスタツドボルト先端の凹部に埋込んだ
    情報付工具の記憶素子またはコードピンと位相を
    合わせてその外周プルスタツドボルト端面に円周
    方向の片方を傾斜面として形成した切欠き溝と、
    該情報付工具のプルスタツドボルトに対向する位
    置Pで進退可能に設けられた摺動筒と、該摺動筒
    に旋回可能に支持され先端に前記切欠き溝と係合
    する突出爪を有するスリーブと、前記摺動筒を進
    退させる駆動部材と、前記スリーブを旋回する駆
    動部材と、前記スリーブ内に制御装置と接続され
    る互いに絶縁され前記記憶素子またはコードピン
    と対向する接触子を有し軸方向に移動可能に設け
    られたアダプタと、該アダプタを進退させる駆動
    部材を含んでなり、切欠き溝と突出爪を係合させ
    ることによつて記憶素子またはコードピンの接触
    面とアダプタの接触子の位相を割出したあとで接
    触させることを特徴とする情報付工具の接点割出
    検出装置。
JP7678386U 1986-05-21 1986-05-21 Expired JPH0418766Y2 (ja)

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JPS62188343U JPS62188343U (ja) 1987-11-30
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