JPH04187532A - 板ガラス製造用ロールの製法 - Google Patents
板ガラス製造用ロールの製法Info
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- JPH04187532A JPH04187532A JP2316870A JP31687090A JPH04187532A JP H04187532 A JPH04187532 A JP H04187532A JP 2316870 A JP2316870 A JP 2316870A JP 31687090 A JP31687090 A JP 31687090A JP H04187532 A JPH04187532 A JP H04187532A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B35/00—Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
- C03B35/14—Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
- C03B35/16—Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by roller conveyors
- C03B35/18—Construction of the conveyor rollers ; Materials, coatings or coverings thereof
- C03B35/181—Materials, coatings, loose coverings or sleeves thereof
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、フロート法によって板ガラスを製造するライ
ンで使用されるロールの製法に関するものである。
ンで使用されるロールの製法に関するものである。
(従来の技術)
板ガラスの製法の1っであるフロート法は第1図に示す
ラインによって行なわれる。
ラインによって行なわれる。
上記ラインは溶融ガラスのハス(1)に溶融金属のタン
ク(2)を連接し、該タンクの上方に窒素と水素の混気
を絶えず供給するための配管(21)を施してタンク(
2)を可及的にンールする。
ク(2)を連接し、該タンクの上方に窒素と水素の混気
を絶えず供給するための配管(21)を施してタンク(
2)を可及的にンールする。
タンク(2)の下流側にリフトアウトロール(3)及び
レヤーロール(4)群を配備する。
レヤーロール(4)群を配備する。
タンク(2)には、ガラスよりも比重か大きく又、溶融
ガラス(5)に濡れない溶融金属(6)、−般には溶融
錫か収容される。
ガラス(5)に濡れない溶融金属(6)、−般には溶融
錫か収容される。
溶融ガラス(5)をハス(1)から溶融錫のタンク(2
)に流し込むと、ガラスは溶融錫の液面上に広がる。こ
のとき、レヤーロール(4)の方向にガラスを引張ると
ガラスは少し引伸されながら下流側へ一定幅の帯となっ
て進行する。ガラス帯(51)はタンク(2)の末尾に
達するまでに、ロールに接触しても変形しない程度に冷
却され、タンク(2)の末端で少し持上げられてリフト
アウトロール(3)に乗せられ、レヤーロール(4)群
に受は渡される。
)に流し込むと、ガラスは溶融錫の液面上に広がる。こ
のとき、レヤーロール(4)の方向にガラスを引張ると
ガラスは少し引伸されながら下流側へ一定幅の帯となっ
て進行する。ガラス帯(51)はタンク(2)の末尾に
達するまでに、ロールに接触しても変形しない程度に冷
却され、タンク(2)の末端で少し持上げられてリフト
アウトロール(3)に乗せられ、レヤーロール(4)群
に受は渡される。
(発明が解決しようとする課8)
上記リフトアウトロール(3)及びレヤーロール(4)
はHK40等の耐熱鋳鋼製のものが使用されていたが、
それら耐熱鋳鋼製のロールは、ガラスに付着した溶融錫
と接することによって激しく腐食され、ロール表面に錫
の腐食生成物が付着し、それがガラスにプリントされて
不良品となる問題があった。
はHK40等の耐熱鋳鋼製のものが使用されていたが、
それら耐熱鋳鋼製のロールは、ガラスに付着した溶融錫
と接することによって激しく腐食され、ロール表面に錫
の腐食生成物が付着し、それがガラスにプリントされて
不良品となる問題があった。
出願人はセラミックか溶融錫に対して反応し難く、濡れ
性も悪いことに着目し、ロールをセラミックで形成する
ことを試みた。
性も悪いことに着目し、ロールをセラミックで形成する
ことを試みた。
しかし、ロールは直径300mm、有効長さ4000〜
5000 mm必要であり、この様な大形ロールをセラ
ミックを焼結して形成することは極めて困難であり、コ
スト高を招来する。
5000 mm必要であり、この様な大形ロールをセラ
ミックを焼結して形成することは極めて困難であり、コ
スト高を招来する。
本発明は上記問題を解決できる板ガラス製造用ロールの
製法を明らかにするものである。
製法を明らかにするものである。
(課題を解決する手段)
本発明の板ガラス製造用ロールの製法は、金属ロール(
31)の外周面に酸化物系のセラミックを溶射して溶射
層(32)を形成する工程、真空雰囲気中にて、MgO
系等の無機質封孔剤(34)を溶かした液に溶射層(3
2)を浸け或は該液を塗布して、セラミック溶射層(3
2)に生じている微細孔(33)を無機質封孔剤(34
)にて埋める工程、 セラミック溶射層(32)の表面を研磨仕上する工程 を実施することを特徴とする。
31)の外周面に酸化物系のセラミックを溶射して溶射
層(32)を形成する工程、真空雰囲気中にて、MgO
系等の無機質封孔剤(34)を溶かした液に溶射層(3
2)を浸け或は該液を塗布して、セラミック溶射層(3
2)に生じている微細孔(33)を無機質封孔剤(34
)にて埋める工程、 セラミック溶射層(32)の表面を研磨仕上する工程 を実施することを特徴とする。
(作用及び効果)
セラミック溶射層(32)は、焼結セラミックに比べて
微細な孔が生じ易く、セラミック自体の溶融金属に対す
る濡れ性が悪くとも、溶射層(32)の微細孔(33)
に溶融錫が侵入し、ガラスの品質を損なう虞れがある。
微細な孔が生じ易く、セラミック自体の溶融金属に対す
る濡れ性が悪くとも、溶射層(32)の微細孔(33)
に溶融錫が侵入し、ガラスの品質を損なう虞れがある。
しかし、本発明の様に溶射層(32)に生じる微細孔(
33)を無機質封孔剤(34)にて埋めることにより、
溶融錫の侵入する余地はなく、溶射層(32)の微細孔
(33)に溶融錫か侵入することによる問題は生じない
。
33)を無機質封孔剤(34)にて埋めることにより、
溶融錫の侵入する余地はなく、溶射層(32)の微細孔
(33)に溶融錫か侵入することによる問題は生じない
。
上記封孔処理を行なった際、溶射層(32)の微細孔(
33)内に空気が残存していると、ロールか高温雰囲気
中で使用される際に、微細孔(33)に残存した空気が
膨張し、無機質孔側(34)が剥がれる虞れがある。
33)内に空気が残存していると、ロールか高温雰囲気
中で使用される際に、微細孔(33)に残存した空気が
膨張し、無機質孔側(34)が剥がれる虞れがある。
本願発明の様に、封孔処理を真空雰囲気中で行なうこと
により、溶射層(32)の微細孔(33)に空気が残存
することはなく、機機質剤(34)の剥離を防止できる
。
により、溶射層(32)の微細孔(33)に空気が残存
することはなく、機機質剤(34)の剥離を防止できる
。
上記本発明のロールは、セラミックを焼結して形成した
ロールに比べて、簡単に製造でき、又、製造コストを低
減出来る。
ロールに比べて、簡単に製造でき、又、製造コストを低
減出来る。
(実施例)
第2図に示す金属ロール(31)の外周面に、ジルコニ
ア等の酸化物系のセラミックを溶射して厚み約0 、4
mmの溶射層(32)を形成する。
ア等の酸化物系のセラミックを溶射して厚み約0 、4
mmの溶射層(32)を形成する。
溶射層(32)には微細孔(33)が生じる。
10−’Toorの真空雰囲気中にてMgO系等の無機
質封孔剤(34)を有機溶剤或は水に溶かした液に、溶
射層(32)を30間分浸け、或は該液を溶射層(32
)に塗布する。
質封孔剤(34)を有機溶剤或は水に溶かした液に、溶
射層(32)を30間分浸け、或は該液を溶射層(32
)に塗布する。
セラミック溶射層(32)に生じている微細孔(33)
は無機質封孔剤(34)にて埋められる。
は無機質封孔剤(34)にて埋められる。
セラミック溶射層(32)の表面を研磨し、表面粗さを
10s以下とし、リフトアウトロール(3)又はレヤー
ロール(4)を完成する。
10s以下とし、リフトアウトロール(3)又はレヤー
ロール(4)を完成する。
セラミック溶射層(32)は、焼結セラミックに比へて
微細孔(33)が生じ易いので、セラミック自体の溶融
金属に対する濡れ性が悪くとも、溶射層(32)の微細
孔(33)に溶融錫が侵入し、ガラスの品質を損なう虞
れがある。
微細孔(33)が生じ易いので、セラミック自体の溶融
金属に対する濡れ性が悪くとも、溶射層(32)の微細
孔(33)に溶融錫が侵入し、ガラスの品質を損なう虞
れがある。
しかし、本発明の様に溶射層(32)に生じる微細孔(
33)を無機質封孔剤(34)によって埋めることによ
って溶融錫の侵入する余地はなく、溶射層(32)の微
細孔(33)に溶融錫が侵入することによる問題は生じ
ない。
33)を無機質封孔剤(34)によって埋めることによ
って溶融錫の侵入する余地はなく、溶射層(32)の微
細孔(33)に溶融錫が侵入することによる問題は生じ
ない。
上記封孔処理を行なった際、溶射層(32)の微細孔(
33)内に空気か残存していると、ロールか高温雰囲気
中で使用される際に、微細孔(33)に残存した空気か
膨張し、無機質孔側(34)が剥かれる虞れがある。
33)内に空気か残存していると、ロールか高温雰囲気
中で使用される際に、微細孔(33)に残存した空気か
膨張し、無機質孔側(34)が剥かれる虞れがある。
しかし、本願発明の様に、封孔処理を真空雰囲気中で行
なうことにより、溶射層(32)の微細孔(33)に空
気か残存することはなく、機機質剤(34)の剥離を防
止できる。
なうことにより、溶射層(32)の微細孔(33)に空
気か残存することはなく、機機質剤(34)の剥離を防
止できる。
溶射層(32)の封孔にはMgO系無機質封孔剤(34
)を用いることが望ましい。この理由は、SiO2等に
比べて、MgOか錫との濡れ性か悪く、又、耐火性、耐
熱衝撃性に良好であるからである。
)を用いることが望ましい。この理由は、SiO2等に
比べて、MgOか錫との濡れ性か悪く、又、耐火性、耐
熱衝撃性に良好であるからである。
−船釣なセラミック溶射に於て、溶射層(32)に生じ
る微細孔(33)を埋めるには、有機質の封孔剤も用い
られているが、板ガラス製造ラインにおけるリフトアウ
トロール(3)の使用環境は600 ’Cに達するため
、耐熱性の悪い有機質封孔剤(34)は使用できない。
る微細孔(33)を埋めるには、有機質の封孔剤も用い
られているが、板ガラス製造ラインにおけるリフトアウ
トロール(3)の使用環境は600 ’Cに達するため
、耐熱性の悪い有機質封孔剤(34)は使用できない。
本発明は上記実施例の構成に限定されることはなく、特
許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
第1図はフロート法による板ガラスの製造ラインの説明
図、第2図は本発明にて製造した板ガラス製造用ロール
の断面図、第3図は同上の部分拡大断面図である。 (3)・・・リフトアウトロール (31)・金属ロール (32)・・・セラミック溶射層
図、第2図は本発明にて製造した板ガラス製造用ロール
の断面図、第3図は同上の部分拡大断面図である。 (3)・・・リフトアウトロール (31)・金属ロール (32)・・・セラミック溶射層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]溶融ガラスよりも比重が大きく且つ溶融ガラスに
濡れない溶融金属を収容したタンク(2)に、溶融ガラ
スを流し込み、溶融金属の上に板状に広がって浮いたガ
ラスをタンク(2)の下流側に配備したロールによって
連続して排出し、板ガラスを製造するラインに於ける板
ガラス製造用ロールの製法であって、 金属ロール(31)の外周面に酸化物系のセラミックを
溶射して溶射層(32)を形成する工程、真空雰囲気中
で、MgO系等の無機質封孔剤(34)を溶かした液に
溶射層(32)を浸け或は該液を塗布して、セラミック
溶射層(32)に生じている無数の微細な孔を無機質封
孔剤 (34)にて埋める工程、 セラミック溶射層(32)の表面を研磨仕上する工程 を特徴とする板ガラス製造用ロールの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316870A JPH0747494B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 板ガラス製造用ロールの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316870A JPH0747494B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 板ガラス製造用ロールの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04187532A true JPH04187532A (ja) | 1992-07-06 |
JPH0747494B2 JPH0747494B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=18081832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2316870A Expired - Lifetime JPH0747494B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 板ガラス製造用ロールの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747494B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113638A1 (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | 旭硝子株式会社 | ガラス搬送用ロールおよびその製造方法ならびにそれを用いた板ガラスの製造方法 |
CN110293211A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-01 | 河南维可托镁合金科技有限公司 | 一种浮法镁合金宽薄板的生产工艺 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP2316870A patent/JPH0747494B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009113638A1 (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | 旭硝子株式会社 | ガラス搬送用ロールおよびその製造方法ならびにそれを用いた板ガラスの製造方法 |
JP5474760B2 (ja) * | 2008-03-13 | 2014-04-16 | トーカロ株式会社 | ガラス搬送用ロールおよびその製造方法ならびにそれを用いた板ガラスの製造方法 |
CN110293211A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-01 | 河南维可托镁合金科技有限公司 | 一种浮法镁合金宽薄板的生产工艺 |
CN110293211B (zh) * | 2019-07-26 | 2021-04-09 | 河南维可托镁合金科技有限公司 | 一种浮法镁合金宽薄板的生产工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747494B2 (ja) | 1995-05-24 |
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