JPH04187495A - 転写シート - Google Patents

転写シート

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JPH04187495A
JPH04187495A JP2319118A JP31911890A JPH04187495A JP H04187495 A JPH04187495 A JP H04187495A JP 2319118 A JP2319118 A JP 2319118A JP 31911890 A JP31911890 A JP 31911890A JP H04187495 A JPH04187495 A JP H04187495A
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JP
Japan
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transfer
image
transfer layer
cloth
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2319118A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamura
隆 山村
Katsuhisa Hamano
浜野 克久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Priority to JP2319118A priority Critical patent/JPH04187495A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加熱により布上に転写可能な転写シートに関す
る。特に感熱転写方式のプリンタ、コピーマシン、ワー
ドプロセッサ等を用いて該転写可能な層上にまず感熱転
写して得られた転写像を、さらに加熱により最終的な被
転写体(布)上へ転写することのできる転写シートであ
って、特に300dpi (dat /1nch)以上
の高解像性熱転写プリンター用の転写シートに関する。
従来の技術 基体上に転写層か設けられた転写シートに画像を形成し
、画像の形成された転写層を衣類等の被転写布類にアイ
ロンやホットプレス等を用いて加熱及び加圧し、ついて
基体を剥離することにより被転写布類に画像を形成する
技術は従来より広く知られている。
近年、溶融型熱転写方式によるプリンタ、コピーマシン
、ワードプロセッサ等のモノクロまたはカラーの印字、
印画装置が開発され、小型のパーソナル用途のものから
ビジネス用途のものまで広く市販されている。特に最近
では高精細な画像を得ることのてきる300dpi〜4
00dp iのサーマルヘッドを用いた高精度プリンタ
ーか主流をしめてきている。かかる転写法により印字、
印画を行うには熱転写インクリボンを所定の印字用紙に
密着し、サーマルヘッドの所定の発熱素子を発熱させて
熱転写インクリボンの熱転写性インク要素を印字用紙に
転写する。このような方式は簡便かつ低コストで、画像
の堅牢性にも優れ、メンテナンスも容易であるところか
らワードプロセッサに広く用いられている。
さらにかかる印画装置は、任意の人力画像を選択し、写
真と同様記録保存用に用いられるほか、好みの画像、図
柄を出力し、デサイン分野や個人向のいわゆるオリジナ
リテイ−を発現する分野にも展開しつつある。更に、こ
の時出力された印画体に糊付けを行ったり、あるいはあ
らかじめ糊付けされた印画体、上に出力し、さらにこれ
を布地等の繊維質粗面なと好みの部所に再貼付し、ファ
ッション的効果をあられすことも行われている。従来、
布地なとのような表面の粗い貼布対象に貼布する方法と
しては、特開昭60−187598号公報に開示のよう
な基体上にホットメルト接着剤よりなる転写層を設け、
その上に任意の画像を反転パターンてプリントする方法
かある。
発明か解決しようとする課題 しかしなから、従来の転写シートは画像再現性か充分て
なくその対策として、本発明者らは、特願平1−127
491に良好な画像再現性を与える転写シートについて
提案しているか、300dpi以上の高精度プリンタに
於いては、十分な画像再現性か得られなかった。すなわ
ち、転写シートの転    −厚層面に熱転写により画
像形成を行った場合に中心線平均粗さRaか0.5um
J)上あると、300dpi〜400dpiのサーマル
ヘッドで解像てきる。独立ドツト(約60〜80μmφ
)の形成か不十分て、正常なドツト形状か得られないと
いう問題かあった。
また、中心線平均粗さRaを0.05μm以下にまて平
滑な表面にするとインク面と転写シート表面の摩擦係数
か大きくなり印字後に転写紙表面からインクシートか離
れず、一体となって巻き込まれ、走行不良を発生するな
との問題点かあった。
本発明の目的は上記問題を解決することにあり、画像再
現性の優れた、高画質画像の形成か可能な且つ走行性に
優れた転写シートを提供する二とにある。
課題を解決するための手段 本発明は、基体および該基体上に設けた融点か90℃以
上の熱可塑性樹脂を含有する転写層からなる熱転写シー
トであって、該転写層表面の中心線平均粗さが0.05
〜0.5μmであることを特徴とする転写シートを提供
するものである。
つぎに本発明を添付の図面を参照しながら詳しく説明す
る。
11図に示すごとく、本発明の転写シート(1)は基本
的には基体(3)および該基体上に設けた転写層(2)
からなり、転写層(2)は融点か90℃以上の熱可塑性
樹脂を含有する。該布転写シートを用いて画像を形成す
るには、第2図に示すように転写層(2)の表面に溶融
型熱転写インクリボン(4)を重ね、サーマルヘッド(
5)を用いてインクリポ(4)を圧着・加熱し、インク
(6)を転写層(2)の表面に溶融転写する。つぎに、
形成された画像を反転画像にして、布に転写すると正し
い画像になる。すなわち、第3図に示すように、転写シ
ート(1)の画像形成面と任意の被転写布類(7)か接
するように重ね、基体(3)の上からアイロンやホット
プレス等で加熱して転写層(2)を被転写布類(7)に
転写する。
最後に第4図に示すように基体(3)のみを剥離するこ
とにより被転写布類(7)上に画像か形成される。
本発明転写シート(1)の基体(3)と接しない側の転
写層面、即ち画像形成面は、その中心線平均粗さが0.
05〜0.5 μm、好ましくは0.1〜0゜4μmで
ある。
ここでは中心線平均粗さはJIS−B−0601にて定
義される。すなわち、粗さ曲線からその中心線方向に測
定長さしの部分を抜き取り、この抜取り部分の中心線を
X軸、縦倍率の方向をY軸とし、粗さ曲線をy=f (
x)で表した時、次の式で求められる値Ra(μm)を
いう。
フ値を0.8μmとする。
前記転写層表面の中心線平均粗さが0.05μmより小
さいと、溶融型熱転写インクリボン(4)からインク(
6)を転写層(2)の画像形成面に転写した場合に、イ
ンク(6)と画像形成面の接触面積か大きくなり、それ
らの摩擦力か太き(なることによりインクシートか、転
写層(2)に付着したまま走行してしまい、走行不良か
発生する。
また、転写層(2)の融点か低い場合には、インク(6
)と画像形成面の接触面積か大きくなり、本来インクの
転写されないドツト部分かサーマルヘッド(5)の残熱
のために転写され、高解像のパターンか得られないとい
う問題か発生する。
また、中心線・平均粗さが0.5μm以上であると、転
写層(2)とインク(6)か十分に密着しないため画像
にカケなとか発生し、画像再現性か低下する。このよう
に中心線平均粗さが前記の範囲内であれば、インク(6
)と画像形成面の接触面積かコントロールされるため、
従来の問題か解決され、さらに転写層(2)として融点
か90℃以上の材料を選定することにより、極めて高精
細な解像性に優れた、画像再現性か得られる。
本発明の転写層に用いられる融点か90℃以上の材料は
、アイロンやホットプレス等の加熱により効果的に溶融
し、被転写布に転写するものてあれはよく、加熱温度に
らり適宜選定すればよい。
例えば、ベースポリマーとしては、低密度ポリエチレン
、中密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合、
エチレン・アクリレート共重合樹脂、アイオノマー樹脂
、ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂の1種または
2種以上か目的に応して採用される。特に、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂は接着性、流動特性、耐候性、多
成分との相溶性、低温転写性等に優れており、また、低
密度ポリエチレンは耐薬品性、耐候性、耐洗濯性等に優
れておりいずれも好ましい。また、必要に応して前記ベ
ースポリマー中に公知の各種改質剤、あるいは添加剤を
添加してもよく、例えば石油樹脂、ロジン系樹脂、テル
ペン系樹脂等の粘着付与剤、あるいは各種可塑剤、軟化
剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤なとを添加して
もよい。
本発明の転写層の厚さは15〜60μmか好ましい。転
写層の厚さがこれより小さいと加熱・転写した際に被転
写布類の目に溶融した転写層か効果的に流れ込まず転写
性か低くなる。一方、転写層の層圧かこれより大きいと
、転写する樹脂量か多(なり過ぎ、画像形成した布類の
外観か悪く違和感か大きくなる。
本発明に用いられる基体は前記転写層を保持する機能を
有し、かつアイロンやホットプレス等の加熱源に対する
耐熱性のあるシート状のものであればよい。プラスチッ
クフィルムとしては、例えばポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリイミド、ポリフェニルスルフォン等の各フ
ィルムか挙げられ、またセルロース繊維紙としては、上
質紙、アート紙、コート紙、グラシン紙、構造紙、含浸
紙等が挙げられるか、これらに限定されない。また、基
体の厚さは特に限定されないか、通常50〜200μm
か好ましい。
作用 本発明によれば、転写層として90℃以上の融点を存す
る熱可塑性樹脂を用い基体と接しない側の転写層面、す
なわち画像形成面側の中心線平均粗さを0.05〜0.
5 μm、好ましくは0.1〜0.4 μmとすること
により、溶融量熱転写インクリボンからインクを転写層
の画像形成面に転写する場合、インクと画像形成面の接
触面積かコントロールされ、300dpi以上の高解像
プリンターに於いても、高精細なパターン、即ち正確な
ドツト形状の再現性か得られ、さらに良好な走行性か得
られる。また転写層樹脂の融点を90℃以上にすること
により本来インクの転写されないドツト部分もサーマル
ヘッド残熱による転写かない。
実施例 つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体的に説明す
る。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。
実施例! エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(メルトフローレート
10dg/分、酢酸ビニル含有率20wt%、融点95
℃)をスクリュー型押し出し機を用いてTダイスより押
し出した(厚さ35μm、押し出し温度180℃)。つ
ぎに、該樹脂を軟化した状態で厚さ75μmの白色ポリ
エステルフィルムと共に二本ロールの間を通した。ロー
ルは互いに接する金属製の冷却ロールと表面の中心線平
均粗さが0.6μmのゴムロールからなり、前記の押し
出された樹脂かゴムロールと接するように通した。
得られた布転写シートの画像形成面の中心線平均粗さは
0.4μmであった。
実施例2 低密度ポリエチレン樹脂(メルトフローレート6 dg
/分、融点105℃)をスクリュー型押し出し機を用い
てTダイスより押し出した(厚さ15μm、押し出し温
度205℃)。ついて、該樹脂を軟化した状態で白色ポ
リエステルフィルム(厚さ75μm)と共に二本ロール
の間を通した。ロールは互いに接するゴムロールと表面
の中心線平均粗さが0. 3μmの金属製の冷却ロール
からなり、前記押し出し樹脂が冷却ロールと接するよう
に通した。得られた布転写シートの画像形成面の中心線
平均粗さは0.2μmであった。
比較例1 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(メルト10−レート
306g、/分、酢酸ビニル含有率20wt%、融点9
0℃)をスクリュー型押し出し機を用いてTダイスより
押し出した(厚さ50μm、押し出し温度140℃)。
ついて、該引脂を軟化した状態てグラシン紙(70g 
、/ tri ’)と共に二本ロールの間を通した。ロ
ールは互いに接するゴムロールと表面か鏡面状態に仕上
げられた金属製の冷却ロールからなり、前記押し出し樹
脂か冷却ロールと接するるように通した。得られた布転
写ソートの画像形成面の中心線平均粗さは0.02μm
であった。 このようにして得られた実施例1、実施例
2及び比較例1の布転写シートの画像形成面上に300
dpiの高精度サーマルヘッドを有する溶融型熱転写記
録方式で画像形成を行ったところ、実施例1及び実施例
2の転写ソートては300dpiのドツトに対して忠実
な画像か形成され、画像再現性のよい高画質画像か得ら
れた。それに対して、比較例1の転写シートではインク
紙か印字後に転写シート    −と一体化したまま、
分離されず、転写シートと共にプリンター内部でローラ
ーに巻き込まれ、所謂ジャミング現像を発生して走行ト
ラブルとなった発明の効果 本発明の転写シートによれば、300dpi以上の高精
度プリンターのドツトに対して忠実な画像再現性のよい
、高画質画像か形成される。また、良好なプリンター走
行性も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写シートの一具体例を示す側面図、
第2図は本発明の転写シートを用いて熱転写を行うとこ
ろを示す断面図、第3図および第4図は本発明の転写シ
ートの転写層を布上へ転写するところを示す断面図であ
る。 1 転写シート、2.転写層、3:基体、7 被転写布
類、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体および該基体上に設けた熱可塑性樹脂を含有
    する転写層からなる熱転写シートであって、該転写層表
    面の中心線平均粗さが0.05〜0.5μmであること
    を特徴とする転写シート。
  2. (2)熱可塑性樹脂が融点90℃以上のエチレン−酢酸
    ビニル共重合樹脂または低密度ポリエチレン樹脂である
    前記請求項1記載の転写シート。
  3. (3)転写層の厚みが15〜60μmである前記請求項
    1記載の転写シート。
JP2319118A 1990-11-21 1990-11-21 転写シート Pending JPH04187495A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207558A (ja) * 2002-12-02 2008-09-11 Avery Dennison Corp 布にラベル付けする方法及びその方法に適した熱転写ラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207558A (ja) * 2002-12-02 2008-09-11 Avery Dennison Corp 布にラベル付けする方法及びその方法に適した熱転写ラベル

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