JPH0418673Y2 - - Google Patents

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JPH0418673Y2
JPH0418673Y2 JP18365286U JP18365286U JPH0418673Y2 JP H0418673 Y2 JPH0418673 Y2 JP H0418673Y2 JP 18365286 U JP18365286 U JP 18365286U JP 18365286 U JP18365286 U JP 18365286U JP H0418673 Y2 JPH0418673 Y2 JP H0418673Y2
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JP
Japan
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counter electrode
box body
filter
air purifier
electrode plate
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JP18365286U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、たばこの煙等の不浄空気を清浄化す
る空気清浄機に関する。
(従来の技術) 第3図は従来の空気清浄機の外観を示してお
り、空気を清浄化する主装置は前部箱体1、後部
箱体2とにより構成された箱体に収容され、前面
に空気の吸気口3aを多数形成したフロントグリ
ル3が設けられ、上部に操作スイツチ部4、排気
ルーバ5および着脱可能なフイルタ6が配置され
ている。
第4図はその内部の主装置を示す縦断面図で、
7は比較的粗い粒子の空気中のほこりを捕集する
プレフイルタ、8は高電圧の放電線、9はその放
電線カバー、10は上記の放電線8の対向電極
で、その平板桟部10aの両側縁をそれぞれ折曲
げて断面コ字状にした折曲フランジ10bを形成
させ、それら複数を一面として対向電極板が形成
されている。このような放電線8と対向電極10
とはイオン化装置を構成して、上記プレフイルタ
7で捕集されなかつた微粒子をイオン化して、マ
イナス電極を構成する上記フイルタ6によつて電
気的に吸着させる。11は後部箱体2とともに渦
室12を形成する隔壁で、渦室12には隔壁11
に開口した吸込み口11aの開口中心に向つて延
在した複数の腕部11bによつて固定された駆動
モータ13によるフアン14が配置されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように構成された従来の空気清浄機は、
前面に配置したフロントグリル3は、多数の吸気
口3aが形成されているため、外力に対し十分な
強度を有しない欠点があつた。さらに、フロント
グリル3には電気絶縁性を有することが要求され
るため、合成樹脂構造品として形成されるが、強
度をもたせるため肉厚にしたり、またはリブ等の
数を増加する等の補強が必要になり、それを行う
と製品の重量増加を来すと共に製造コスト高を招
来する問題点があつた。本考案は従来例に有する
上記のような問題点の排除を目的にする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を、多数の吸気口を配列し
たフロントグリルと、プレフイルタを有する前部
箱体と、および後部箱体とによりなる箱体内に挿
脱可能に装着したフイルタと、複数の高電圧放電
線のそれぞれに両側端にフランジを形成した対向
電極を対応させた対向電極板とからなる空中微粒
子のイオン化手段とを具備する空気清浄機におい
て、上記対向電極板の対向電極の平板桟部部分
に、上記前部箱体に配置したプレフイルタ側に突
出する突条を形成させることにより達成する。
(作 用) 上記のように対向電極の平板桟部に突条を設け
た対向電極板を用いる本考案は、フイルタを介し
て加わる外力に充分耐えてフロントグリルの変形
を阻止するから、肉厚にしたり補強部材等を追加
することなく強固なフロントグリルを有する空気
清浄機が安価、容易に提供できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案の空気清浄機に使用する対向電
極板15を示す。この対向電極板15は平板から
折曲フランジ16aを切曲げ、平板桟部16bに
突条16cを形成した、放電線8と対向する対向
電極複数を一面として構成したものである。
第2図は上記対向電極板15を取り付けた本考
案の空気清浄機を示す部分断面図で、前部箱体1
の前面に下端爪部3bを係合させて、多数の吸気
口3aを形成したフロントグリル3が取り付けら
れ、裏側には比較的粗い粒子の空気中のほこりを
捕集するプレフイルタ7が配置されて、上記対向
電極板15がねじ17により前部箱体1に設けた
取付け孔18で固定されている。折曲げフランジ
16aは張線された放電線8と対向し、捕集され
ずにプレフイルタ7を通過した微粒子をプラスイ
オン化させ、後方のマイナスに帯電させたフイル
タ6によつて捕集する。9は上記微粒子が直接放
電線8に衝突しないようにする放電線カバーで、
前部箱体1に一体形成され、プレフイルタ7のガ
イドを兼ねている。
前部箱体1の内方は、放電線カバー9が一体に
形成されたのみで他は空洞であるので、対向電極
板15の各対向電極16の平面桟部16bには突
条16cが形成され、そのため、対向電極板15
は自らの剛性をさらに増加し、その脆弱さを補強
している。
すなわち、本考案は従来よりも薄い対向電極板
15によつてフロントグリル3を補強することが
できる。
なお、突条16cはプレフイルタ7に極く微小
間隔で近接する位置まで突出し、外力によりフロ
ントグリル3が押圧、押込まれても、プレフイル
タ7を介して突条16cで変形を阻止することが
できる。また、この突条16cは従来、プレフイ
ルタ7を通過する時生じた微粒子を含む空気の乱
れを、図中矢印Aのように折曲げフランジ16a
と放電線8との間の流路にガイドして微粒子の捕
集効果を向上させる。
本考案は以上のように対向電極板の対向電極を
形成することにより、何等特別の補強部品を追加
することなく、フロントグリル3を外力に耐えさ
せる構造とした空気清浄機を提供するものであ
る。
(考案の効果) 以上、説明して明らかなように本考案は、空気
清浄機において、折曲げフランジを有する対向電
極の平板桟部に、プレフイルタ側に突出する突条
を形成した対向電極板を用いることにより、前面
に多数の吸気口を有して外力に対し脆弱であつた
フロントグリルを追加補強部品等を用いず、か
つ、肉厚を増加させることなく変形から守り、そ
れは対向電極の平板桟部に突条を形成するだけで
安価、軽量に構成でき、さらに、空気の流れをも
乱れなくスムーズにガイドすることができるの
で、用いて大きな効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の空気清浄機の要部を示す平面
図、第2図は本考案の一実施例を示す部分縦断面
図、第3図は従来の空気清浄機の外観斜視図、第
4図はその要部を示す縦断面図である。 1……前部箱体、2……後部箱体、3……フロ
ントグリル、4……操作スイツチ部、5……排気
ルーバ、6……フイルタ、7……プレフイルタ、
8……放電線、9……放電線カバー、10……対
向電極、11……隔壁、12……渦室、13……
駆動モータ、14……フアン、15……対向電極
板、17……ねじ、18……取付け孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の吸気口を配列したフロントグリルと、プ
    レフイルタを有する前部箱体と、および後部箱体
    とによりなる箱体内に挿脱可能に装着したフイル
    タと、複数の高電圧放電線のそれぞれに両側縁に
    フランジを形成した対向電極を対応させてなる対
    向電極板とにより構成した空中微粒子のイオン化
    手段とを具備する空気清浄機において、上記対向
    電極板を構成する対向電極の平板桟部部分に、上
    記前部箱体に配置したプレフイルタ側に突出する
    突条を形成させたことを特徴とする空気清浄機。
JP18365286U 1986-12-01 1986-12-01 Expired JPH0418673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18365286U JPH0418673Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

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JP18365286U JPH0418673Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6390445U JPS6390445U (ja) 1988-06-11
JPH0418673Y2 true JPH0418673Y2 (ja) 1992-04-27

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JP18365286U Expired JPH0418673Y2 (ja) 1986-12-01 1986-12-01

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