JPH04186711A - 回転トランス - Google Patents

回転トランス

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Publication number
JPH04186711A
JPH04186711A JP2317232A JP31723290A JPH04186711A JP H04186711 A JPH04186711 A JP H04186711A JP 2317232 A JP2317232 A JP 2317232A JP 31723290 A JP31723290 A JP 31723290A JP H04186711 A JPH04186711 A JP H04186711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
rotating
magnetic permeability
signals
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2317232A
Other languages
English (en)
Inventor
Meiji Jinno
神野 明治
Naoto Yugi
直人 弓木
Kenji Matsuura
賢司 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2317232A priority Critical patent/JPH04186711A/ja
Publication of JPH04186711A publication Critical patent/JPH04186711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転部から固定部へ非接触によって信号を伝
送する回転トランスに関するものである。
従来の技術 回転部から固定部への信号の伝送に回転トランスを用い
る場合、スリップリングとブラシを用いる接触式を採用
する場合に比べ、摺動ノイズがないなどの面で優れてい
る。従来、この種の回転トランスの構成として、Nat
ional TechnicalReport vol
、18 No、4 Aug、1972に記載されている
ようなものが一般的である。以下、その構成について第
5図を参照しながら説明する。
図に示すように、■は回転側コア、2は固定側コア、3
は回転側コイル、4は固定側コイルである。回転側コア
1と、回転側コア1と同一の材料からなる固定側コア2
は、微小な空隙を設けて同軸に相対回転可能に配置され
ている。回転側コア1の固定側コア2との対面部の溝に
は回定例コイル3が所定の巻数で巻かれており、固定側
コア2の回転側コア1との対面部の溝には固定側コイル
4が所定の巻数で巻かれている。また、回転個コア1と
固定側コア2は1種類の同一材料からなっている。
上記構成において、回転側コイル3(a)に信号が送ら
れてくると、回転側コイル3(a)と固定側コイル4(
a)およびコア1.2のコイル付近が磁気結合し、電磁
誘導の原理によって固定制に信号が伝送される。コイル
3 (b) 、 3 (c)についても同様の原理で信
号の伝送がなされる。コイル固定側から回転側への伝送
もまた同様の原理で行われる。
第6図は回転トランスの一般的な伝送特性であるが、こ
のような伝送特性を有する回転トランスに最適な伝送周
波数帯域は図のaの範囲内のものであり、回転トランス
の透磁率μは、図のaのような平坦な特性が得られるよ
うに、伝送する信号の周波数帯域に応じて最適に決定さ
れる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の回転トランスの構成では、コアの透磁
率μをある値に決定した場合、伝送周波数帯域はある範
囲内に限られてしまい、周波数帯域の異なる複数の信号
を伝送しようとしても、信号に応じた伝送特性最適化が
行えず、さらに大幅に周波数帯域が異なる場合は、どち
らかの信号の伝送が困難になるという課題かある。
本発明は上記課題を解決するもので、周波数帯域の異な
る複数の信号に対して、それぞれ最適な伝送特性を有す
る回転トランスを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、微小な空隙を設け
て同軸に相対回転可能に配置され、少なくとも1個の対
向面が形成されている。回転側と固定側の少な(とも2
個の、磁気回路を形成するためのコアと、前記コアの対
面部に信号を伝送するための複数のコイル対を備え、前
記コアは透磁率の異なる複数の材質を組み合わせてなる
ものである。
作用 本発明は上記した構成により、コアの透磁率を任意に選
択することが可能で、複数の伝送特性を有する回転トラ
ンスを提供できるため、周波数帯域の異なる複数の信号
の伝送が可能になるものである。
実施例 以下、本発明の回転トランスの一実施例について図面を
参照しながら説明する。第1図は本発明第1の実施例の
側断面図である。第2図は本発明第2の実施例の側断面
図である。第3図は本発明第3の実施例の側断面図であ
る。
以下、本発明第1の実施例を第1図を参照しながら説明
する。
1は回転側コア、2は固定側コア、3は回転側コイル、
4は固定側コイルである。回転側コア1と回転側コア2
は円筒型であり、微小な空隙を設けて同軸に配置されて
おり、相対回転が可能である。回転側コア1の固定側コ
ア2との対面部には溝が設けられ、回転側コイル3が所
定の巻数で巻かれている。固定側コア20回転側コア1
との対面部には、回転側の溝の対向部に溝が設けられ、
固定側コイル4が所定の巻数で巻かれている。コア1,
2の材質はコイル対ごとに異なっており、1 (a) 
、 2 (a)は透磁率μ=Aのコア、1 (b) 、
 2 (b’+は透磁率μ=Bのコア、1 (c) 、
 2 (c)は透磁率μ=Cのコアである。各部は正確
に貼合わされている。
上記透磁率の設定により、各部の伝送特性は第4図に示
すようになる。(1)はコア1’(a)、 2(a)部
の伝送特性、(2)はコア1 (b) 、 2 (b)
部の伝送特性、(3)はコア1 (C) 、 2 (C
)部の伝送特性である。(1)、(2)。
(3)の伝送特性において最適な伝送周波数帯域は、図
のa、b、cの範囲内のものであり、任意の周波数帯域
に対して、上記透磁率A、B、Cは最適に決定される。
信号伝送の原理を説明すると、回転側コイル3に信号が
送られてきたとき、回転側コイル3と固定側コイル4お
よびコア1,2のコイル付近が磁気結合して、電磁誘導
の原理によって固定側に信号が伝送される。コイル固定
側から回転側への伝送もまた同様の原理で行なわれる。
上記構成および原理において信号の伝送を行う場合、伝
送する信号は周波数帯域の異なる3種の信号であり、周
波数帯域に応じて、それぞれふされしい伝送特性を持つ
コアを介して伝送される。
このように本発明第1の実施例の回転トランスによれば
、コアを、コイル対ごとに透磁率の異なる材質で構成し
、その透磁率を適当に定めたため、周波数帯域の異なる
複数の信号に対してそれぞれ最適な伝送特性が得られ、
周波数帯域の異なる複数の信号の伝送を可能にすること
ができる。
次に、本発明第2の実施例について第2図を用いて説明
する。
1は回転側コア、2は固定側コア、3は回転側コイル、
4は固定側コイルである。回転側コア1と回転側コア2
は円筒型であり、微小な空隙を設けて同軸に、相対回転
可能に配置されている。回転側コア1の固定側コア2と
の対面部には溝が設けられ、回転側コイル3が所定の巻
数で巻かれている。固定側コア2の回転側コア1との対
面部には、回転側の溝のちょうど対向部に溝が設けられ
、固定側コイル4が所定の巻数で巻かれている。回転側
コア1は透磁率μ=Aの材質である。
固定側コア2の材質はコイル対ごとに異なっており、2
(a)は透磁率μ=Aのコア、2(b)は透磁率μ二B
のコア、2(C)は透磁率μ=Cのコアである。各部は
正確に貼合わされている。
上記透磁率の設定により、各部の伝送特性は第4図に示
すようになる。(1)はコア2(a)部の伝送特性、(
2)はコア2(b)部の伝送特性、(3)はコア 2 
(c、+部の伝送特性である。(1) 、 (2)、 
(3)の伝送特性において最適な伝送周波数帯域は、図
のa、b、cの範囲内のものであり、任意の周波数帯域
に対して、それぞれa、b、cの範囲内に(るように、
上記透磁率A、B、Cが定められる。
上記構成において信号を伝送する場合、伝送する信号は
周波数帯域の異なる3種の信号であり、周波数帯域に応
じて、それぞれ所定の伝送特性を持つコアを介して伝送
される。
このように本発明第2の実施例の回転トランスによれば
、固定側コアを、コイル対ごとに透磁率の異なる材質で
構成し、その透磁率を適当に定めたため、回転側コアl
の透磁率が1種類という制約内ではあるが、周波数帯域
の異なる複数の信号に対して、それぞれ適当な伝送特性
が得られ、周波数帯域の異なる複数の信号の伝送を可能
にすることができる。また、回転側コア1は1種の材質
からなるため、本発明第1の実施例に比べ製造コストが
非常に小さいという利点がある。ここで回転側コア1の
材質は、伝送する信号の優先度や周波数帯域の範囲に応
じて選択すればよい。
なお、第2の実施例では回転例コア1を1種類の材質と
したが、固定側コア2を1種類、回転側コア1を複数の
材質としても良いことは明らかである。
次に、本発明第3の実施例について第3図を用いて説明
する。
1は回転側コア、2は固定側コア、3は回転側コイル、
4は固定側コイルである。回転側コア1と固定側コア2
は円筒型であり、微小な空隙を設けて同軸に配置され、
相互の相対回転が可能である。回転側コア1の固定側コ
ア2との対向面は2つあり、固定側コア2のうち2(a
)は第1の対向面に位置するコア、2(b)は第2の対
向面に位置するコアである。回転側コア1の固定側コア
2との対面部の溝には回転側コイル3が所定の巻数で巻
かれており、固定側コア2の回転側コア1との対面部の
溝には固定側コイル4が所定の巻数で巻かれている。
回転側コア1は透磁率μ−Aの材質である。固定側コア
2の材質は、第1の対向面に位置するコア2 (a) 
、第2の対向面に位置するコア2(b)で異なっており
、第1の対向面に位置するコア2(a)は透磁率μ=A
のコア、第2の対向面に位置するコア2(b)は透磁率
μ=Bのコアである。
上記透磁率の設定により、各部の伝送特性は第4図に示
すようになる。(1)はコア2(a)部の伝送特性、(
2)はコア2(b)部の伝送特性である。(1)、(2
)の伝送特性において最適な伝送周波数帯域は、図のa
、bの範囲内のものであり、任意の2種の周波数帯域に
対して、それぞれa、bの範囲内にくるように、上記透
磁率A、Bが定められる。
上記構成において信号を伝送する場合、伝送する信号は
周波数帯域の異なる2種の信号であり。
一方の信号はコア2(a)、他方はコア2(b)を介し
て、それぞれ所定の伝送特性を持つコアによって伝送さ
れる。
このように本発明第3の実施例の回転トランスによれば
、回転側の2つの対向面に対して固定側コア2を2つ備
え、それぞれ透磁率の異なる材質で構成し、その透磁率
を適当に定めたため、周波数帯域の異なる複数の信号に
対してそれぞれ適当な伝送特性が得られ、周波数帯域の
異なる複数の信号の伝送を可能にすることができる。ま
た、対面部が本発明第2の実施例の2倍であるためチャ
ンネル数を多くとることができる。さらに、固定側コア
2が2つに分離し、回転側コア1が2つの対向面を備え
ているため、2つの対向面にそれぞれ周波数帯域の異な
る信号を伝送することで信号間のクロストークも非常に
小さ(できるという効果もある。
なお、回転トランスの形状は、上記実施例の円筒型2周
面対向型のものに限るものではな(、円盤状の平面対向
型であってもよい。
また、本発明の回転トランスは、周波数帯域の異なる複
数の信号の記録再生を行なう回転ヘット装置に応用する
ことができる。例えばVTRにおいて、現行のNTSC
信号と、それを上回る高い周波数帯域を有するハイビジ
ョン信号の記録再生を同一の回転ヘッド装置で行なう場
合、それぞれの信号に対し伝送特性が最適となるような
コアの透磁率を選択する。そしてNTSC信号の記録再
生時、ハイビジョン信号の記録再生時、それぞれに最適
なコアを介して映像信号の伝送を行なうことにより、2
種のTV信号の記録再生が可能なVTRを提供すること
もできる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、コ
アを透磁率の異なる複数の材質から構成したため、複数
の伝送特性を備え、周波数帯域の異なる複数の信号の伝
送が可能な回転トランスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1の実施例の回転トランスの構成を示
す側断面図、第2図は本発明第2の実施例の回転トラン
スの構成を示す側断面図、第3図は本発明第3の実施例
の回転トランスの構成を示す側断面図、第4図は回転ト
ランスの伝送特性を示すグラフ、第5図は従来の回転ト
ランスの構成を示す側断面図、第6図は従来の一般的な
回転トランスの伝送特性を示すグラフである。 1・・・・・・回転側コア、2・・・・・・固定側コア
、3・・・・・・回転側コイル、4・・・・・・固定側
コイル。 代理人の氏名 弁理士小蝦治明 ほか2名高浪秋 第 6 図 周5皮扛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微小な空隙を設けて同軸に相対回転可能に配置さ
    れ、少なくとも1個の対向面が形成されている、回転側
    と固定側の磁気回路を形成するためのコアと、前記コア
    の対面部に信号を伝送するための複数のコイル対を備え
    、前記コアは透磁率の異なる複数の材質を組み合わせて
    なることを特徴とする回転トランス。
  2. (2)コアは、コイル対の1対あるいは数対ごとに異な
    る透磁率を有する請求項(1)記載の回転トランス。
  3. (3)コアは、回転側,固定側のどちらか一方が、数種
    の透磁率の材質からなる請求項(1)記載の回転トラン
    ス。
JP2317232A 1990-11-20 1990-11-20 回転トランス Pending JPH04186711A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2317232A JPH04186711A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転トランス

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JP2317232A JPH04186711A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転トランス

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JPH04186711A true JPH04186711A (ja) 1992-07-03

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ID=18085954

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JP2317232A Pending JPH04186711A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 回転トランス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0587142A2 (en) * 1992-09-09 1994-03-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. A rotary transformer

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61280607A (ja) * 1985-05-27 1986-12-11 Nippon Denzai Kogyo Kenkyusho:Kk 電磁波伝送用カプラ

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EP0587142A2 (en) * 1992-09-09 1994-03-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. A rotary transformer
EP0587142A3 (en) * 1992-09-09 1994-03-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. A rotary transformer

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