JPH04186419A - ポインティングデバイスのカウント方法 - Google Patents

ポインティングデバイスのカウント方法

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JPH04186419A
JPH04186419A JP2314190A JP31419090A JPH04186419A JP H04186419 A JPH04186419 A JP H04186419A JP 2314190 A JP2314190 A JP 2314190A JP 31419090 A JP31419090 A JP 31419090A JP H04186419 A JPH04186419 A JP H04186419A
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movement
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Sadaichi Shiga
貞一 志賀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマウスなどのポインティングデバイスの相対移
動を検出するためのカウント方法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、マウスは、パーソナルコンピュータ(以下、パ
ソコンという)の入力機器として用いられ、その構成は
第4図の如くである。すなわち、マウスlはパルス発生
機構としての回転センサ2a、2bのほか、2つのボタ
ンスイッチ3を備えている。回転センサ2a、2bは、
任意方向へ回転自在なボール4の外表面に摺接するロー
ラの回転軸に各々連結された2つのロータリーエンコー
ダからなり、ボール4の回転に応じてロータリーエンコ
ーダからパルス信号かX方向及びY方向の回転情報とし
て出力される。なお、ここではメカニカルな構成による
マウスの例を示したか、この他、光学式のオプティカル
マウスなどにも用いられている。
回転センサ2a、2b及びボタンスイッチ3の出力信号
は、ケーブルを介してパソコンに伝送される。パソコン
本体5内にはマウス・インターフェース7が設けられて
おり、このマウス・インターフェース7によってマウス
lよりの各信号が取り込まれ、所定の信号形式に変換さ
れたのち、CPU(中央処理装置)6の求めに応じて読
み出される。
そして、マウス1の移動方向(すなわち、X方向及びY
方向)の前後進に応じてパルス信号が口−タリーエンコ
ーダから出力され、前後進の移動量が検出される。この
検出パルスをCPU6が一定時間ごとに割り込み(例え
ば、100μs)をかけながら読み込まれ、その移動値
に応じて画面上のカーソルを移動させる。これにより、
キーボード上のカーソルキーを操作する場合に比べ、図
形の処理などを容易かつ短時間に効率良く行うことがで
きる。
マウスの移動量をカウントするに際しては、論理回路を
組んで行うハードウェア方式と、プログラムをCPUに
より実行させて行うソフトウェア方式とがある。ハード
ウェアによる場合、回路構成次第でカウント追従を高速
にとれる利点があるものの、構成が複雑化し、コストア
ップ及び装置の大型化を招く不具合がある。一方、ソフ
トウェア方式は、マウスのための専用の回路を一部省略
できるものの、マウス出力の取り込みをCPUの割り込
みにより行うため、CPUの他の作業との兼ね合いから
マウスのために利用できる時間には限りがある。このた
め、マウスのための検出時間は、例えば、100μs間
隔程度にならざるをえない。
通常、マウスは1m/秒の速度で操作され、これを常時
検出する必要がある。このため、割り込みによる検出時
間は100μs程度より遅くすることはできない。この
ため、ソフトウェアによるシリアル通信などのように、
割り込みによる処理の中断は行うことができない。
一方、マウスの分解能は、従来、200’CPI程度(
タイマ割り込み周期=100μs)であったが、最近で
は400CPI程度か要求されている。しかし、このた
めにはタイマ割り込み周期を50μsにする必要がある
。ところが、前記したように、割り込み周期を短縮する
ことは他の処理に与える影響が大きく、現実には短くす
ることができない。
ところで、カウント処理においては、マウスlからの2
相パルスXA (YA)、XB (YB)を用い、その
相対移動(前の位置からの移動量)を検出する。通常、
XA、XBの一方が変化し、この一方についてカウント
を行っている。
第5図は従来のマウス出力に対するカウント処理を示す
フローチャートである。
まず、今回のA相、B相の状態をマウス1から入力しく
ステップ21)、これと前回のA相、B相の状態とを比
較しくステップ22)、その結果に変化(増減)がある
か否かを判定する(ステップ23)。十方向の変化が判
定された場合(ステップ24)、カウンタを+1(ステ
ップ25)にする。
また、一方向の変化が判定された場合(ステップ26)
、カウンタを−1(ステップ27)にする。そして、変
化有りが判定されながら+、−の方向の判定できなかっ
た場合、変化無しとして処理を終了する(ステップ28
)。
なお、この種の技術に関するものには、例えば、特開昭
60−181820、特開昭61−210418、特開
昭62−139033、特開昭62−198921及び
持手1−185714などがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来技術にあっては、マウスが高速に
移動した場合、A、B相が共に変化し、タイマ割り込み
周期の期間中に2力ウント以上のパルスが発生した場合
、正しいカウントを行うことができない。
すなわち、第3図のエラーカウント方式に示すように、
XA (YA)、XB (YB)の発生周期が短くなる
とカウント値が+0となり、マウスが動いているにもか
かわらず、パソコン側では停止と判断する不具合が生じ
る。
本発明の目的は、上記した従来技術の実情に鑑みてなさ
れたものであり、ポインティングデバイスを高速で動作
させてもカウント処理を正確に行えるようにしたポイン
ティングデバイスのカウント方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、移動方向及び相
対移動量を2相パルスの信号で出力するポインティング
デバイスにおいて、2相の状態変化が同時に検出され、
かつ移動方向を特定できないときに、前回の移動方向に
従ってスキップカウントを行っている。
〔作用〕
上記した手段によれば、ポインティングデバイスの高速
移動に伴って2相の信号が同時に検出された場合、前回
の移動方向が用いられ、その方向に応じてスキップカウ
ントが行われる。したがって、ソフト的にタイマ割り込
みによる追従ができない状況であっても、移動中として
のカウント処理がなされるので、高速追従が可能になる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明によるポインティングデバイスのカウン
ト方法を示すフローチャートである。
まず、今回のA相、B相の移動検出値をマウス1から入
力しくステップ11)、これと前回のA相、B相の移動
検出値(100μsだけ前の検出値)とを比較しくステ
ップ12)、その結果に変化があるか否かを判定する(
ステップ13)。判定の結果、子方向であれば(ステッ
プ14)、ソフトカウンタを+1にしくステップ15)
、子方向フラグをセット(ステップ16)して処理を終
了する。
一方、子方向でない場合、一方向であるか否かを判定す
る(ステップ17)。一方向であれば、カウンタを−1
にしくステップ18)、一方向フラグをセット(ステッ
プ19)して処理を終了する。
また、+、−いずれでもない場合には、前回移動方向が
+、−のどちらであったかを確認しくステップ20)、
子方向であればカウンタを+2にしくステップ21)、
一方向であればカウンタを−2にしくステップ22)、
処理を終了する。
第2図は本発明によるカウント処理を示す説明図であり
、第3図はスキップカウント方式のタイミングチャート
である。
第2図に示すように、各方向に対し、XA (YA)、
XB (YB)の0.1に対応する今回の状態は4通り
あり(XB=0.XA=0、XB=0゜XA= 1、X
B=1.XA=0、XB=l、XA=I)、これに対す
る検出値は子方向の場合は−1,0,+1.+2 (一
方向の場合は、+1.0゜−1,−2)の各4種類があ
る。
例えば、第3図に示すように、従来は10番目のサンプ
リングポイントで検出値が0になっていたのに対し、本
発明では第1図のステップ20の前回移動方向を見て、
一方向であることを確認し、カウント値を−2にする。
この結果、第3図のスキップカウント方式に示すように
、10番目のサンプリングポイントでの累積カウント値
は0になる(従来は+2)。したがって、従来は停止と
判断されたものが、本発明では一方向へ移動しているも
のとして処理され、画面上でもカーソルは移動して表示
される。
〔発明の効果〕
以上より明らかな如く、本発明によれば、移動方向及び
相対移動量を2相パルスの信号で出力するポインティン
グデバイスにおいて、2相の状態変化が同時に検出され
、かつ移動方向を特定できないときに、前回の移動方向
に従ってスキップカウントを行っているので、タイマ割
り込みによる追従ができない状況であっても、移動中と
してカウント処理がなされるので、高速追従が可能にな
り、分解能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるポインティングデバイスのカウン
ト方法を示すフローチャート、第2図は本発明によるカ
ウント処理を示す説明図、第3図は本発明のスキップカ
ウント方式のタイミングチャート及び従来のポインティ
ングデバイスのカウント方法を示すタイミングチャート
1、第4図はマウスの構成例を示すブロック図、第5図
は従来のマウス出力に対するカウント処理を示すフロー
チャートである。 ■・・拳マウス、 2a、2b・・・回転センサ、 3・・・ボタンスイッチ、 4・・・ボール、 5・・・パーソナルコンピュータ、 6・・・CPU。 第1図 第4図 パソコン本tト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動方向及び相対移動量を2相パルスの信号で出力する
    ポインティングデバイスにおいて、2相の信号が同時に
    検出され、かつ移動方向を特定できないときに、前回の
    移動方向に従ってスキップカウントを行うことを特徴と
    するポインティングデバイスのカウント方法。
JP2314190A 1990-11-21 1990-11-21 ポインティングデバイスのカウント方法 Expired - Fee Related JP2601944B2 (ja)

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