JPH04184751A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH04184751A
JPH04184751A JP2316816A JP31681690A JPH04184751A JP H04184751 A JPH04184751 A JP H04184751A JP 2316816 A JP2316816 A JP 2316816A JP 31681690 A JP31681690 A JP 31681690A JP H04184751 A JPH04184751 A JP H04184751A
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JP
Japan
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arm
tape
magnetic tape
pull
magnetic
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Application number
JP2316816A
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English (en)
Inventor
Soji Takashita
高下 聡司
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は所定位置にセットされた磁気テープカ七ノドか
らテープ引き出し用リンク機構により、磁気テープを引
き出して磁気へ・・ドに添接走行させる磁気記録再生装
置に関する。
ぐ従来の技術〉 この種の記録再生装置、例えば、DATにおいては、回
転へ・ドを利用した方式のものが多いがこの場合、回転
ドラムに設置できるヘッドは、せいぜい2個であシ、し
たがって、チャンネル数も2チヤンネルとなる。
ところで、近年、多チヤンネル同時記録再生できるもの
も要望され、磁気薄膜へ・ドなどを用いた固定磁気ヘツ
ドを利用して多チャンネル化を図ったDATが開発され
ている。例えば、特開平2−101665号に示されて
いるように、所定位置にセットされた磁気テープカセッ
トからテープ引き出し用リンク機構により、磁気テープ
を引き出して磁気ヘッドに添接走行させる磁気記録再生
装置であって、上記テープ引き出し用リンク機構は、支
点軸で回動することによって上記磁気テープを引き呂す
回動アームを備え、上記回動アームの回動先端側には磁
気テープを走行案内するテープ走行用部品が取シ付けら
れ、上記テープ引き出し用リンク機構は、引き呂しアー
ムと、ピンチシフトアームとを備え、かつ、ピンチシフ
トアームの先端側中途部には、ピンチローラを備えたピ
ンチアームが設けられ、上記磁気テープカセートから磁
気テープが引き出されないときは、引き出しアームの先
端ガイド、ピンチローラとが磁気テープのループ内に臨
んだ第1状態に保持され、上記引き出しアームの先端ガ
イドが、磁気テープを磁気テープカセット前方の左右へ
引き出すことで、磁気テープが磁気ヘッド、ピンチロー
ラ及びキャップスタンに接触しない高速走行の第2状態
に保持され、 上記引き出しアームの先端ガイドが磁気テープを上記第
2状態よシも磁気テープカセット前方の左右へさらに引
き出し、ピンチシフトアームの先端ガイドが磁気テープ
を上記第2状態よりも前方に引き出すことで、磁気テー
プが磁気ヘッドには接触するが、ピンチローラ及びギヤ
・プスタンには妥触しない第3状四:で保持され、 上記ピンチシフトアーム上でピンチアームが回動するこ
とでピンチローラが磁気テープをキャプスタンに押し付
け、磁気テープが磁気ヘッド、ヒ。
ンチローラ及びキャップスタンに接触する第4状態に保
持される。
上記のような構成のDATにおいては、限られた磁気テ
ープの幅で、数10チャンネルもの多チャンネル化を図
ると、1チヤンネル当シのトラック幅は極めて小さくな
シ僅かなテープ走行のくるいがあっても誤記録、誤再生
されることになる。
このようなりATの上記第2状態で行なうFF/REW
モード動作では、磁気記録再生は行なわないのでテープ
走行の微少のくるいは性能に大きな影響はなく引き出し
アームの先端部分の位置規制を正確に行なう必要はない
しかし、第8状態のポーズモード、第4状態のプレイモ
ード動作では、磁気テープが複数の磁気ヘッドに接触し
て磁気記録再生を行なうのでテープ走行の僅かなぐるい
が磁気記録再生性能に悪影響を与えるため、引き出しア
ームの先端部分の位置規制を正確に行なう必要がある。
上記引き出しアームのように支点軸にガタがほとんどな
い場合、該アームの先端部の相対的な高さは個々の部品
精度で決まる。
従来の上記引き出しアームとストツパーとの関係を第8
図で説明すると、スト7パー70は成る角度の木ネジ状
のテーパ部70tを有し、メインシャーV8に少し突出
するように固定されている。
テープ引き出しアーム21の先端部に、該アーム21の
移動面に直角方向に雌ネジ71が設けられテープ案内用
のフランジを上下に備えたガイドローラ21bの下端に
該雌ネジ71に螺合する雄ネジ72が設けられ、また上
記アーム21の先端部に上記ストッパー70のテーパ部
70tに当接する角度のテーパ部71jを有する係止部
78が設けられている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のような従来の構造においては、メインシャーシ8
と引き出しアーム21の係上部73間には間隙dがある
ため、該引き出しアーム21の係止部73がストツパ−
70に当接し位置規制がされているときに、ショックや
振動その他の要因で該引き呂しアーム21の係止部73
の位置がずれひいては磁気へ・・ドに対する磁気テープ
8の相対位置がずれ磁気記録再生性能に悪影響を及ぼす
ことがあった。
本発明は磁気テープカセットからテープ引き出し用リン
ク機構によシ磁気テープを引き出して磁気へ一ドに添接
走行させる磁気記録再生装置における上記課題を解決す
ることを目的とするものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は上記目的を達成するため、上記磁気記録再生装
置であ−で、上記テープ引き出し用リンク機構は支点軸
で回動するテープ引き出しアームを備え、該アームの先
端部には磁気テープを走行案内するガイドローラを設け
、該アームの先端部の高さを調整し一定に保持するスト
ツパーを対設することを特徴とし、また、上記ストツパ
ーを水平方向即ち上記アームの回動面に位置調整自在な
部材に取り付けることを特徴とする磁気記録再生装置で
ある。
く作 用〉 上記のように構成された磁気記録再生装置は、テープ引
き出し用リンク機構の位置規制が完全になされ、シヨ・
ツクや振動等においても磁気へ・ドに対する磁気テープ
の相対位置がずれることがなくなる。
〈実施例〉 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第6図(後記)のA−A方向の断面図であり、
ストッパー50は成る角度の木ネジ状のテーパ部50t
i有し、該テーパ部50tの小径側に全周に亘って円板
状のつば部74を設け、下部に雄ネジ75を設け、メイ
ンシャーシ8に該メインンヤーシ80面に直角方向に酸
ネジ76を設け、該スト−バー50の雄ネジ75を該酸
ネジ76に螺合して適当な高さ位置に調整し保持される
また、テープ引き出しアーム21の先端部に、該アーム
21の回動面に直角方向に酸ネジ71を設け、テープ案
内用のフランジを上下に備えたガイドローラ21bの下
端に該酸ネジ71に螺合する雄ネジ72を設け、上記ア
ーム21の先端部に前記ストッパー50のテーパ部50
tに当接する角度のテーパ部78tを有する係止部73
が設けられる。
上記アーム21の先端部である係止部73は、スト・7
パー50のテーパ部50【とつば部71:で形成される
凹部に合致当接され、適切な高さ位置に調整保持するこ
とができる。
第2図ial及び第2図+blは他の実施例の断面図で
あり、第8図と同一部分は同一符号で示す。第2(1(
al及び第2図(blにおいて、矩形状のスト・バー台
76に酸ネジ77が設けられ、上記ストツバ−50の酸
ネジ75が螺合される。Bストッパー台76の両端に長
孔78.79が設けられ、該ストッパー台76が長孔7
g 、79を介して例えば雄ネジ80.81をメインシ
ャーシ8に設けた酸ネジ82.1gに、該スト−lバー
台76の長手方向即ち即テープ引き出しアーム21の水
平回動方向に調整自在に螺合される。
上記のように構成されるため、ガイドローラ21b、ス
トッパー50を高さ方向に位置決めでき、ストッパー5
0をストツパー台76によ1て水平回動方向に位置決め
できると共に、ストツパー50のつば部74によって引
き出しアーム21の係止部78の位置がずれることなく
、該引き出しアーム21の位置規制を完全に行なうこと
ができる。
以下本発明に係る磁気記録再生装置としての固定磁気ヘ
ッド方式のDATにおいて、カセフI−ローディング部
位の各作動モードを第4図乃至第8図に基づいて説明す
る。
このローディング部位の概略構成は、メインシャーシ8
の前部(図では下部)に供給リール台63と巻取りリー
ル台64とを並設して、装填された磁気テープカセット
のカセット本体2内の左右リールハブを駆動可能に結合
するよう構成するとともに、メインシャーシ8の内奥部
(図では上部)に、先読みへ・ド55.記録へ・ド56
.再生へ1ド57およびガイド58,59.60等から
なるヘッドブロック、および左右一対のキャプスタン4
0.41が設置され、かつ、メインシャーシ8の左右に
一対のテープ引き出し用リンク機構が配備されている。
次に、上記テープ引き出し用リンク機構の構成およびそ
の駆動構造について説明する。
メインシャーシ8の供給側(左側)には、揺動アームと
してのピンチシフトアーム9が支点軸9aを中心に回動
自在に取シ付けるとともに、このピンチシフトアーム9
に、テープ走行用部品としてのピンチローラ4を備えた
ピンチアーム10が、支点10aを中心に、回動自在に
枢支され、かつ、ピンチアーム10は、図示しないバネ
によ−て常に時計方向に回動付勢されている。また、ピ
ンチシフトアーム9の先端には、プライマリ−ガイド6
が立設されている。
メインシャーシ8の巻取シ側(右側)にも、揺動アーム
トシてのピンチシフトアーム11がメインシャーシ8に
設けた支点軸11aを中心に回動自在に取り付けられる
とともに、このピンチシフトアーム11に、ピンチロー
ラ5を備えたピンチアーム12が支点12aを中心に回
動自在に枢支され、かつ、ピンチアーム12は、図示し
ないバネによって常に反時計方向に回動付勢されている
マタ、ピンチシフトアーム11の先端には、プラマリー
ガイド7が立設されている。
ピンチシフトアーム9の先端部がストッパー52に当接
することによシ位置決めされることにナリ、上記ピンチ
シフトアーム9の先端部が傾いたシすることが有効に防
止されることになる。
なお、ピンチシフトアーム11およびストッパ58も同
様に構成されている。
上記メインシャーシ8の右側には、左右のテープ引き出
し用リンク機構を同調駆動するためのローディング用回
転カム1が設けられている。該回転カム1には、図示し
ない8本のカム溝が形成されておシ、回転カム10回転
によって後述のように8個の部品を同調して変位駆動す
るようになっている。
つまυ、回転カム1が時計方向に回転すると、引キ出し
カムレバー18に備えられたカムフォロアIJibがカ
ム溝に沿って半径方向外方に押し出され、これによって
、引き出しカムレバー18はメインシャーシ8上の支点
18dを中心として反時計方向に回転する。かつ、これ
に伴うで引き出し変換アーム16および巻取り側のテー
プ引き出しアーム20が作動する。
引き出し変換アーム16は、°メインシャーシ8上の支
点16aを中心に天秤状に回動可能であシ一端に設けた
ピン16bが引き出しカムレバー18に形成された長孔
18cに保合連動されている。そして、引き出し変換ア
ーム16の他端に引き出し作動レバー17の右端が枢支
連結されている。引き出し作動レバー17は、供給側に
延出され、その延出端側に形成された直線長孔17bを
シャーシ上に固定のガイド17aに係合させることで、
所定の姿勢で左右に移動可能とな−ている。
引き出し作動レバー17の左端側には、引き出し作動レ
バー片18が取っ付けられている。該引き出し作動レバ
ー片18は、これに固着しt段付きピン18aと引き出
し作動レバー17側の長孔17cとを介して相対左右動
可能に連結されるとともに、直線長孔18cを介して前
記ガイド17aにも保合案内されて、その姿勢が保持さ
れている。
また、引き出し作動レバー17と引き出し作動レバー片
18とに亘って引−張シスプリング19が張設され、引
き出し作動レバー片18が引き出し作動レバー17に対
して右方の移動限界まで引つ張り付勢されている。この
引っ張りスプリング19は、引き呂し作動レバー片18
が引き出し作動レバー17のみの右方移動を許すストロ
ーク吸収用として用いられる。
上記引き出しカムレバー13の作動に連動するテープ引
キ呂しアーム20は、シャーシ上の支点20aを中心に
回動可能であり、その先端にテープ案内用のフランジを
上下に備えた引き出しガイドローラ20bを備えている
これに対し、供給側にも第1図乃至第2図に記したテー
プ引き出しアーム21が設けられている。
このテープ引き出しアーム21は、シャーシ上の支点2
1aを中心に回動可能であシ、その先端に同様の引き呂
しガイドローラ21bを備えている。
そして、このテープ引き呂しアーム21は、前記引き出
し作動レバー片18に設けたピン18bに保合連動され
ている。
上記カム1によって駆動される第2の部品が扇形ギヤ1
4である。該扇形ギヤ14は、シャーシ上の支軸14a
を中心に回動可能であシ、回転カム1が、時計方向に回
転すると、カムフォロア14bがカム溝によ)てカムの
回転中心方向に案内移動され、扇形ギヤ14は反時計方
向に回転される。
左右のテープ引き出し機構の中間には、互いにかみ合う
左右一対のローディングギヤ22 、28が、それぞれ
支軸22a 、28aを介して回動自在に配備され、そ
の左側(供給側)のローディングギヤ22に前記扇形ギ
ヤ14がかみ合っている。
各ローディングギヤ22.2Bの上には、それぞれに対
して相対回転可能な回動部材24.25が軸支されると
ともに、各ローディングギヤ22゜28と各回動部材2
4.25との間には、第8図に示されるように、各回動
部材24.25を各ローディングギヤ22.2gに対し
て一体追従回動させるためのつる巻きバネ26.27が
介在されている。なお、このつる巻きバネ26.27は
、回動部材24,250回動に対するローディングギヤ
22.28のオーバーストロークを吸収するためのもの
であシ、常態では、各ローディングギヤ22.21と各
回動部材24.25とは、所定の相対回動位相で当接し
て一体化状態とな−ている。
ローディングギヤ22.28の各支軸22a。
28aには、それぞれローディングアーム28゜29が
回動自在に取り付けられている。各ローディングアーム
28.29の下面に固定した作動軸28a 、29aが
シャーシ8の円弧状長孔28c、29cを介して下方に
延呂されて、各回動部材24.25の遊端溝24a、2
5Bに保合連結され、もって、回動部材24.25の回
動がシャーシ8上のローディングアーム28.29に伝
達されるようになっている。
そして、各ローディングアーム28.29の遊端と上記
ピンチシフトアーム9.11とが弾性伸縮自在な中継リ
ンク80を介してそれぞれ枢支連結されている。中継リ
ンクaOは、一端がローディングアーム2B(29)に
ビン28 b (29b)を介して回動のみ自在に枢支
連結されるとともに他端がピンチシフトアーム9(11
)のピン9b(llb)に長孔連結されたリンクプレー
)Boaと、それと逆の関係で両ピン間に連結されたリ
ンクプレート80bとを重ね、両リンクプレート111
0a、80bに亘って引っ張りバネ81を張設したもの
であシ、ピンチシフトアーム9 、11に対するローデ
ィングアーム28.29のオーバーストロークを引っ張
りバネ81の伸長作動によ−て吸収するものである。
上記回転カム1によって駆動される第8の部品がピンチ
ローラ圧着リンク15である(第6図および第7図参照
)。該ピンチローラ圧着リンク15は、メインシャーシ
8上の支点軸15dを中心に回動自在であシ、回転カム
1の時計方向回転に伴うでカムフォロア15aがカム溝
によって半径方向外方に案内移動され、ピンチローラ圧
着リンク15は反時計方向に回動される。ピンチローラ
圧着リンク15の一端には、連結レバー82が枢支連結
されている。この連結レバー82の供給側の延出端にピ
ンチローラ圧着駆動レバー83が枢支連結されている。
供給側のピンチローラ圧着駆動レバー88は、シャーシ
上の支点軸88aを中心に回動可能であシ、図示しない
スプリングによって時計方向に回動付勢されている。駆
動レバー38の支点軸8 aaには、ピンチローラ圧着
レバー84が回動自在に取シ付けられるとともに、駆動
レバー38と圧着レバー84とに亘って張設したスプリ
ング87によって圧着レバー34は反時計方向に回動付
勢されて駆動レバー83に装着した調整ネジ89の先端
に当接し、駆動レバー38と弾性的に一体化されている
。この場合、ピンチローラ4がキャプスタン40に押し
付けられである程度変形したのち更に駆動レバー88が
回動すると、スプリング87が変形して調整ネジ89の
先端と圧着レバー84との間に間隙が生じ、スプリング
87の荷重が、キャプスタン40に対するピンチ圧とし
て働くことになシ、調整ネジB9の進退によってピンチ
圧の調整とピンチローラ4のキャプスタン40に対する
接触分離タイミングの調整を行うことができる。
他方、巻取り側にも共通の支点軸85aを中心にして回
動自在にピンチローラ圧着駆動レバー35とピンチロー
ラ圧着レバー36が設けられ、両者は引っ張りバネ37
によって相対回動付勢されて一体化されている。また、
この駆動レバー85は、つる巻きバネ62によって常に
反時計方向に回動付勢されるとともに、ピンチローラ圧
着リンク15に設けた作動軸に当接支持されている。
したがって、ピンチローラ圧着リンク15が反時計方向
に回動することに連動して駆動レバー35と圧着レバー
36が一体的に時計方向に回動されるのである。なお、
両レバー85.86間に架設したスプリングa7の機能
は供給側のそれと同様である。
この装置においては、テープ走行の安定を図るためにテ
ープテンション検出手段が供給側に備えられている。
つまシ、メインシャーシ8の左側には、ガイドプレート
42が固定され、これに上下フランジ付の固定ガイドロ
ーラ43が立設されている。またガイドプレート42に
は、支点46aを中心に回動可能で、かつ、つる巻きバ
ネ47によって反時計方向に付勢されたセンサー解除ア
ーム46が設けられ、ピンチシフトアーム9に設けたピ
ン9Cが付勢回動ストフパとなっている。また、ガイド
プレート42上には、板バネからなるセンサーバネ44
が片持ち状にネジ止めされている。このセンサーバネ4
4は、通常は前記センサー解除アーム46の先端で図中
左方に押圧され弾性変形している。センサーバネ44の
遊端側背面には、検出 −片44aが突設され、これを
所定の間隙をも−で挾むようにフォトカプラ45がガイ
ドプレート42上に設置されている。
また、前記回転カム1の駆動部には、回転カム10回転
位置制御を行うための位置検出手段が設けられている。
次に、カセ・・ト本体2が装填された後、磁気テープ8
が引き出されて記録・再生モード(プレイモード)に至
るまでの作動について説明する。
(1)第1状態[イジェクトモード](第4図参照)こ
の第1状態は、カセJト本体2が装置の所定位置に装填
された状態であり、装填する際に前蓋開閉機構(図示せ
ず)によって前蓋が開かれて磁気テープ3が引き出せる
スタンバイ状態にある。
この場合、ピンチローラ4,5、プライマリ−ガイド6
.7、引き出しガイドローラ20b、21bはほぼ直線
状で引き出されていない磁気テープ3のループ内に位置
している。
この状態から回転カム1が、時計方向に回転すると、引
き出しカムレバー13が反時計方向に回動して引き出し
変換アーム16が回動し、引き出し作動レバー17が右
方に移動し、スプリング19を介し引き出し作動レバー
片18も右方に移動し、引き出しアーム21が回動して
引き出しガイド21bが第5図中に示す位置まで移動す
る。
回転カム1の時計方向への回動に伴う引き出しカムレバ
ー18の反時計方向の回動によって引き出しアーム20
が時計方向に回動して引き出しガイドローラ20bも第
5図中に示す位置まで移動する。
また、回転カム1の時計方向の回動で扇形ギヤ14が反
時計方向に回動し、ローディングアーム28が時計方向
に、また、ローディングアーム29が反時計方向に回動
する。ローディングアーム28および29の動きは、そ
れぞれ中継リンク80を介してピンチシフトアーム9お
よび11に伝えられ、左右のプライマリ−ガイド6.7
およびピンチローラ4.5が第5図中に示す位置まで移
動する。
以上のように、ピンチローラ4,5、プライマリ−ガイ
ド6.7、引き出しガイドローラ21b。
20bがカセ−)本体2から前方外方へ移動して磁気テ
ープ8を引き出す。この場合、これらテープ係止用の6
点のうち実際に磁気テープ8を引き出すのは、引き出し
ガイドローラ21b 、20bであシ、他はこれを後追
い移動する。
(2)第2状態〔ストップ、早送)9巻戻しモード〕2
  (第5図参照) 磁気テープ8が第5図に示す位置まで引き出されたとこ
ろで、センサーギヤ49がスト°ソプモードに至−たこ
とを検品し、この状態で早送り及び巻戻しも可能となる
この状態では、カセット外に引き出された磁気テープ8
は、引き出しガイドローラ21b、20bおよび一対の
固定ガイド4a&C接しているだけであり、磁気テープ
3を高速走行させても無駄な負荷や摩擦はかからない。
なお、固定ガイド43および引き呂しガイドローラ21
b 、20bのテープガイド部はそれぞれ回転ローラと
なっているので、極めて負荷は少ない。
また、この第2状態では、センサー解除アーム46がス
プリング47でセンサーバネ44を左方に押し撓ませて
いるためセンサーバネ44の遊端に備えたセンサーピン
44bは磁気テープ8から離されて、早送りまたは巻戻
しされる磁気テープ8に負荷がかかるのを規制している
この第2状態から回転カム1が更に時計方向に回動する
と、引き出し作動レバー17が更に右方に移動し、第6
図に示すように、供給側の引き呂しアーム21が、メイ
ンシャーシ8上のストッパ50のテーパ部50tに引キ
呂しアーム21のテーパ部73tを有する係止部73が
合致当接するまで反時計方向に回動する。この際、引き
出しアーム21上の引き出しガイドローラ21bの位置
をよシ正しく確保するために、該スト・パ50に該引き
出しアーム21の係止部73が当たってからの作動レバ
ー17にオーバーストロークを与えこれをスプリング1
9で弾性的に吸収する。
また、回転カム1の回動に伴って巻取り側の引き出しア
ーム20も回動して引き高しガイドローラ20bは第6
図中に示す位置まで移動する。また、回転カム1の回動
に伴う扇形ギヤ14の反時計方向の回動によってローデ
ィングアーム28゜29がピンチシフトアーム9,11
をそれぞれ前方に振シ出し回動させ、ピンチローラ4.
5及びプライマリ−ガイド6.7が第6図に示す位置ま
で移動する。この際、ピンチシフトアーム9゜11の回
動は、シャーシ上のストッパ52,5Bで規制され、か
つ、ローディングアーム28゜29のオーバーストロー
クを中継リンク30で弾性的に吸収する。また、ピンチ
シフトアーム9が反時計方向に回動すると、アーム9上
のピン9Cがセンサー解除アーム46を時計方向に押圧
回動し、センサーバネ44が弾性復元してセンサーピン
44bが磁気テープ3を外面側から押し付ける。
(3)第8状態〔ポーズモード](第6図参照)このよ
うに更に引き出された磁気テープ8は供給リール台6B
から固定ガイド48、センサーピン44b、引き出しガ
イドローラ21b、プライマリ−ガイド6及びガイド5
8を経て先読みへlド55.ガイド59.記録ヘッド5
6゜再生へ1ド57にそれぞれ所定角で巻き掛けられ几
のち、ガイド60.プライマリ−ガイド7、引き出しガ
イドローラ20bおよび固定ガイド48を介して巻取シ
リール台64へ通じている。
このように、この第8状態では、磁気テープ8をキャプ
スタン40.41およびピンチローラ4.5から離間さ
せているので、磁気テープ8を高速走行させてのサーチ
が可能である。
この第3状態から回転カム1を更に時計方向に回動させ
ると、ピンチローラ圧着リンク15のカムフォロア15
aのみがカム中心から外周方向へ移動する(第1状態か
ら第8状態の間はリンク15は動かない)。このピンチ
ローラ圧着リンク15の反時計方向の回動によってピン
チローラ圧着レバー82が右方向に移動し、ピンチロー
ラ圧着駆動レバー83がピンチローラ圧着レバー84を
伴って反時計方向に回動し、ピンチローラ4がキャプス
タン40に圧着され、磁気テープ3が一定の速度まで送
り出される。
また、巻取シ側においても、ピンチローラ圧着リンク1
5の反時計方向に回動に伴ってピンチローラ圧着駆動レ
バー85がピンチローラ圧着レバー86を伴って時計方
向に回動し、ピンチアーム12を介してピンチローラ5
がキャプスタン41に圧接されて磁気テープ8が送シ出
される。
(4)第4状態〔プレイモード〕(第7図参照)以上の
ようにして磁気テープaが引き出されてすべてのヘッド
に巻き掛けられ、かつ、キャプスタン40.41とピン
チローラ4.5に挾持されて定速走行可能な状態が得ら
れ、この状態がフォトカプラ65で検知される。
この場合、磁気テープ8のパックテンションヲ一定にす
ることで、テープ走行速度が安定するものであり、その
ための手段が次のようである。磁気テープ8のバックテ
ンションが変化すると、センサービン44bを介してセ
ンサーバネ44を撓ます力が変化する。このセンサーバ
ネ44の撓み量をフォトカプラ45で検知して、センサ
ーバネ44の撓み量を一定に維持するように供給リール
台68の供給抵抗を加減制御することでパックテンショ
ンを一定にすることができる。
上述の実施例では、固定磁気ヘッド方式のDATについ
て説明したけれども、本発明はDATに限るものではな
く、その他の磁気記録再生装置に適用できるのはもちろ
んである。
〈発明の効果〉 以上詳説したように、本発明においては磁気テープ引き
出し用アームで該アームかつ最大角度回動する例えばボ
ーズモード、プレイモードに磁気テープを引き出した状
態で、該アームの先端部の高さ位置を規制し、また該ア
ームの先端部の水平方向位置を規制する、該アームの先
端部に合致当接するストッパーを調整自在に設けたので
、該アーム先端部の位置決め精度を高めることができ、
ひいては磁気ヘッドに対する磁気テープの相対位置がシ
ョックや振動等によ1てずれることなく、常時良好な磁
気記録再生性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図falは本発明の磁気記録再生装7図
は本発明に係る磁気記録再生装置の全体機構概略を示す
平面図であシ、第4図はイジェクトモード(第1状態)
を、第5図はスト・・プモード(第2状態)を、第6図
はポーズモード(第8状D)を、また、第7図はプレイ
モード(第4状態)をそれぞれ示している。第8図はロ
ーディングアーム駆動部の縦断面図である。 8・・・磁気テープ、4,5・・・ピンチローラ、9.
11・・・ピンチシフトアーム(揺動アーム)、10.
12・・・ピンチアーム、20.21・・・テープ引キ
出しアーム、40.41・・・キセプスタン、55〜5
7・・・磁気ヘッド、50・・・ストッパー、76・・
・ストッパー台。 代理人 弁理士 梅 1)  勝(他2名)@1図 (a) (b) 一2図 @3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定位置にセットされた磁気テープカセットから
    テープ引き出し用リンク機構により、磁気テープを引き
    出して磁気ヘツドに添接走行させる磁気記録再生装置に
    おいて、該テープ引き出し用リンク機構は支点軸で回動
    することによって該磁気テープを引き出すガイドローラ
    を有するテープ引き出しアームを備え、該アームが最大
    角度回動するモード位置で該アームの先端部に合致当接
    する高さ調整自在なストッパーを設けたことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. (2)所定位置にセットされた磁気テープカセットから
    テープ引き出し用リンク機構により、磁気テープを引き
    出して磁気ヘツドに添接走行させる磁気記録再生装置に
    おいて、該テープ引き出し用リンク機構は支点軸で回動
    することによって該磁気テープを引き出すガイドローラ
    を有するテープ引き出しアームを備え、該アームが最大
    角度回動するモード位置で該アームの先端部に合致当接
    するストツパーを高さ調整自在にストッパー台に設け、
    該ストツパー台を該アームの回動面方向に位置調整自在
    に設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP2316816A 1990-11-20 1990-11-20 磁気記録再生装置 Pending JPH04184751A (ja)

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