JPH02101665A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH02101665A
JPH02101665A JP63254547A JP25454788A JPH02101665A JP H02101665 A JPH02101665 A JP H02101665A JP 63254547 A JP63254547 A JP 63254547A JP 25454788 A JP25454788 A JP 25454788A JP H02101665 A JPH02101665 A JP H02101665A
Authority
JP
Japan
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arm
pinch
tape
pull
magnetic tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP63254547A
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English (en)
Inventor
Hideo Yoshida
秀夫 吉田
Akinori Araya
荒谷 明教
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、磁気テープカセットからテープを弓き出して
記録再生する装置に関する。
〈従来技術〉 この種の記録再生装置、例えば、DATにおいては、回
転ヘッドを利用した方式のものが多いが、この場合、回
転ドラムに設置できるヘッドの数は、せいぜい2個であ
り、したがって、チャンネル数も2チヤンネルとなる。
ところで、近年、市場のニーズとして多チヤンネル同時
記録再生できるものの要望があり、そこで、磁気薄膜ヘ
ッドなどを用いた固定の磁気ヘッドを利用して多チャン
ネル化を図ったDATが開発されるようになった。
このように限られた磁気テープの幅で、例えば、数十チ
ャンネルもの多チャンネル化を図ると、1チヤンネル当
たりのトラック幅は、極めて小さくなり、僅かなテープ
走行のくろいがあっても誤記録・誤再生することになる
ところで、このようなりATにおいては、支点軸回りに
揺動する揺動アームの先端側にビンチロ−ラ等のテープ
を走行案内するテープ走行用部品が取り付けられる場合
があるが、揺動アームの腕の長さが長いときには、メイ
ンシャーシに植設される前記支点軸に、前記揺動アーム
の長手方向に沿って僅かな傾きがあっても、揺動アーム
の先端側では、許容できない程の傾きが生じることにな
り、記録・再生性能に大きな悪影響を及ぼすものである
〈発明の目的〉 本発明は、磁気テープカセットからテープを引き出して
記録再生する磁気記録再生装置における上記問題点を解
消することを目的とする。
〈発明の構成〉 上記目的を達成するための本発明の特徴構成は、所定位
置にセットされた磁気テープカセットからテープ引き出
し用リンク機構により、磁気テープを引き出して磁気ヘ
ッドに添接走行させる磁気記録再生装置であって、前記
テープ引き出し用リンク機構は、支点軸回りに揺動する
ことによって前記磁気テープを引き出す揺動アームを備
え、前記揺動アームの先端側には、磁気テープを走行案
内するテープ走行用部品が取付けられ、かつ、該揺動ア
ームは、揺動平面に特定一方向の傾斜自在に支持され、
前記揺動アームの揺動先端側には、揺動アームの先端部
を受け止めて傾斜角度を規制するストッパが対設される
点にある。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図ないし第4図は、本発明に係る磁気記録再生装置
としての磁気ヘッド固定方式のDATにおけるカセット
ローディング部位の各作動モードを示しており、第7図
は第2図の状態における全体の概略外観斜視図である。
このローディング部位の概略構成は、メインシャーシ8
の前部(図では下部)に供給リール台63と巻取りリー
ル台64とを並設して、装填された磁気テープカセット
のカセット本体2内の左右リールハブを駆動可能に結合
するよう構成するとともに、メインシャーシ8の内奥部
(図では上部)に、先読みヘッド55、記録ヘッド56
、再生ヘッド57およびガイド58,59.60等から
なるヘッドブロック66、および左右一対のキャプスタ
ン40.41が設置され、かつ、メインシャーシ8の左
右に一対のテープ引き出し用リンク機構が配備されてい
る。
次に、前記テープ引き出し用リンク機構の構成およびそ
の駆動構造について説明する。
メインシャーシ8の供給側(左側)には、揺動アームと
してのピンチシフトアーム9が支点軸9aを中心に回動
自在に取り付けられるとともに、このピンチシフトアー
ム9に、テープ走行用部品としてのピンチローラ4を備
えたピンチアーム10が、支点10aを中心に、回動自
在に枢支され、かつ、ピンチアーム10は、図示しない
バネによって常に時計方向に回動付勢されている。また
、ピンチシフトアーム9の先端には、プライマリ−ガイ
ド6が立設されている。
メインシャーシ8の巻取り側(右側)にも、揺動アーム
としてのピンチシフトアーム11がメインシャーシ8に
設けた支点軸11aを中心に回動自在に取り付けられる
とともに、このピンチシフトアーム11に、ピンチロー
ラ5を備えたピンチアーム12が支点12aを中心に回
動自在に枢支され、かつ、ピンチアーム12は、図示し
ないバネによって常に反時計方向に回動付勢されている
また、ピンチシフトアーム11の先端には、プライマリ
−ガイド7が立設されている。
第8図は、第3図および第4図に示されるピンチシフト
アーム9および該ピンチシフトアーム9の変位を規制す
るストッパ52の平面図、第9図は第8図の切断面線A
−Aから見た断面図、第10図は第8図の切断面線B−
Bから見た断面図、第11図は第8図におけるC−C矢
視図である。
ピンチシフトアーム9は、腕の長さしが長いために、メ
インシャーシ8に植設された支点軸9aがピンチシフト
アーム9の長手方向(第8図のX方向)に沿って僅かで
も傾いていると、ピンチローラ4やプライマリ−ガイド
6が取り付けられているピンチシフトアーム9の先端部
の傾きは、非常に大きなものとなる。
この実施例では、ピンチシフトアーム9の先端側の傾き
やガタなどを規制して位置決め精度を高めるために、次
のように構成している。
ピンチシフトアーム9の軸受部の下側開口部は、円筒状
の支点軸と同径dの丸孔であり、上側開口部は、ピンチ
シフトアーム9の長手方向にほぼ一致した方向(第8図
のX方向)に長く、かつ、長手方向に直角な方向(第8
図のY方向)の幅が前記dである長孔となるように勾配
をもって形成されている。上側開口部の長さは、d+α
となっており、このαは、支点軸9aの傾きを許容でき
る範囲内に設定される。すなわち、ピンチシフトアーム
9は、その揺動平面に特定一方向の傾斜自在に支持され
ている。
さらに、このピンチシフトアーム9の先端部が当接して
該ピンチシフトアーム9の変位を規制するストッパ52
は、ピンチシフトアーム9の水平方向の変位のみでなく
、上下方向、すなわち、揺動平面に対する傾斜角度を規
制するように、傾斜した当たり面52aを有している。
このようにピンチシフトアーム9の軸受部の上側の開口
部をピンチシフトアーム9の長手方向に沿った長孔とし
、ストッパ52の当たり面を傾斜さけることによって、
支点軸9aがピンチシフトアーム9の長手方向に傾いて
いても、ピンチシフトアーム9の先端部がストッパ52
の当たり面52aに当接することにより、それを吸収し
て精度よく位置決めされることになり、ピンチシフトア
ーム9の先端部が傾いたりすることが有効に防止される
ことになる。
なお、ピンチシフトアーム11およびストッパ53も同
様に構成されている。
再び第1図ないし第4図を参照してメインシャーシ8の
右側には、左右のテープ引き出し用リンク機構を同調駆
動するためのローディング用回転カムlが設けられてい
る。この回転カムlには、図示しない3本のカム溝が形
成されており、回転カム1の回転によって後述のように
3個の部品を同調して変位駆動するようになっている。
つまり、回転カムlが時計方向に回転すると、引き出し
カムレバー13に備えられたカムフォロア13bがカム
溝に沿って半径方向外方に押し出され、これによって、
引き出しカムレバー13は、メインシャーシ8上の支点
13dを中心として反時計方向に回転する。かつ、これ
に伴って引き出し変換アーム16および巻取り側のテー
プ引き出しアーム20が作動する。
引き出し変換アーム16は、メインシャーシ8上の支点
16aを中心に天秤状に回動可能であり、一端に設けた
ビン16bが引き出しカムレバー13に形成された長孔
13cに係合連動されている。
そして、引き出し変換アーム16の他端に引き出し作動
レバー17の右端が枢支連結されている。
引き出し作動レバー17は、供給側に延出され、その延
出端側に形成された直線長孔17bをシャーシ上に固定
のガイドf7aに係合させることで、所定の姿勢で左右
に移動可能となっている。
引き出し作動レバー17の左端側には、引き出し作動レ
バー片18が取り付けられている。この引き出し作動レ
バー片18は、これに固着した段付きピン18aと引き
出し作動レバー17側の長孔17cとを介して相対左右
動可能に連結されるとともに、直線長孔18cを介して
前記ガイド17aにも係合案内されて、その姿勢が保持
されている。ま゛た、引き出し作動レバー17と引き出
し作動レバー片18とに亘って引っ張りスプリング19
が張設され、引き出し作動レバー片18が引き出し作動
レバー17に対して右方の移動限界まで引っ張り付勢さ
れている。この引っ張りスプリング19は、引き出し作
動レバー片18が引き出し作動レバー17と一体に右方
に移動したのち、引き出し作動レバー17のみの右方移
動を許すストローク吸収用として用いられる。
前記引き出しカムレバー13の作動に連動するテープ引
き出しアーム20は、シャーシ上の支点20aを中心に
回動可能であり、その先端にテープ案内用のフランジを
上下に備えた引き出しガイドローラ20bを備えている
これに対し、供給側にもテープ引き出しアーム21が設
けられている。このテープ引き出しアーム21は、シャ
ーシ上の支点21aを中心に回動可能であり、その先端
に同様の引き出しガイドローラ21bを備えている。そ
して、このテープ引き出しアーム21は、前記引き出し
作動レバー片18に設けたピン18bに係合連動されて
いる。
回転カムlによって駆動される第2の部品が扇形ギヤ1
4である。この扇形ギヤ14は、シャーシ上の支軸14
aを中心に回動可能であり、回転カム1が、時計方向に
回転すると、カムフォロア14bがカム溝によってカム
の回転中心方向に案内移動され、扇形ギヤ14は反時計
方向に回転される。
左右のテープ引き出し機構の中間には、互いにかみ合う
左右一対のローディングギヤ22.23が、それぞれ支
軸22a、23aを介して回動自在に配備され、その左
側(供給側)のローディングギヤ22に前記扇形ギヤ1
4ががみ合っている。
各ローディングギヤ22.23の上には、それぞれに対
して相対回転可能な回動部材24.25が軸支されると
ともに、各ローディングギヤ22゜23と各回動部材2
4.25との間には、第5図に示されるように、各回動
部材24.25を各ローディングギヤ22.23に対し
て一体追従回動させるためのつる巻きバネ26.27が
介在されている。なお、このつる巻きバネ26.27は
、回動部材24.25の回動に対するローディングギヤ
22.23のオーバーストロークを吸収するためのもの
であり、常態では、各ローディングギヤ22.23と各
回動部材24.25とは、所定の相対回動位相で接当し
て一体化状態となっている。
ローディングギヤ22.23の各支軸22a、23aに
は、それぞれローディングアーム28.29が回動自在
に取り付けられている。各ローディングアーム28.2
9の下面に固定した作動軸28a、29aがシャーシ8
の円弧状長孔28c、29Cを介して下方に延出されて
、各回動部材24゜25の遊端溝24a、25aに係合
連結され、もって、回動部材24.25の回動がシャー
シ8上のローディングアーム28.29に伝達されるよ
うになっている。
そして、各ローディングアーム28.29の遊端と前記
ピンチシフトアーム9.11とが弾性伸縮自在な中継リ
ンク30を介してそれぞれ枢支連結されている。中継リ
ンク30は、一端がローディングアーム28(29)に
ピン28b(29b)を介して回動のみ自在に枢支連結
されるとともに、他端がピンチシフトアーム9(11)
のピン9b(llb)に長孔連結されたリンクプレート
30aと、それと逆の関係で両ピン間に連結されたリン
クプレート30bとを重ね、両リンクプレート30a、
30bに亘って引っ張りバネ31を張設したものであり
、ピンチシフトアーム9.11に対するローディングア
ーム28.29のオーバーストロークを引っ張りバネ3
1の伸長作動によって吸収するものである。
前記回転カム1によって駆動される第3の部品がピンチ
ローラ圧着リンク15である(第3図および第4図参照
)。このピンチローラ圧着リンク15は、メインシャー
シ8上の支点軸15dを中心に回動自在であり、回転カ
ム1の時計方向回転に伴ってカムフォロア15aがカム
溝によって半径方向外方に案内移動され、ピンチローラ
圧着リンク15は反時計方向に回動される。ピンチロー
ラ圧着リンク■5の一端には、連結レバー32が枢支連
結されている。この連結レバー32の供給側の延出端に
ピンチローラ圧着駆動レバー33が枢支連結されている
供給側のピンチローラ圧着駆動レバー33は、シャーシ
上の支点軸33aを中心に回動可能であり、図示しない
スプリングによって時計方向に回動付勢されている。駆
動レバー33の支点軸33aには、ピンチローラ圧着レ
バー34が回動自在に取り付けられるとともに、駆動レ
バー33と圧着レバー34とに亘って張設したスプリン
グ37によって圧着レバー34は反時計方向に当たりま
で回動付勢されて駆動レバー33に装着した調整ネジ3
9の先端に接当し、駆動レバー33と弾性的に一体化さ
れている。この場合、ピンチローラ4がキャプスタン4
0に押し付けられである程度変形したのち、更に駆動レ
バー33が回動すると、スプリング37が変形して調整
ネジ39の先端と圧着レバー34との間に間隙が生じ、
スプリング37の荷重が、キャプスタン40に対するピ
ンチ圧として働くことになり、調整ネジ39の進退によ
ってピンチ圧の調整とピンチローラ4のキャプスタン4
0に対する接触分離タイミングの調整を行うことができ
る。
他方、巻取り側にも共通の支点軸35aを中心にして回
動自在にピンチローラ圧着駆動レバー35とピンチロー
ラ圧着レバー36が設けられ、両者は引っ張りバネ37
によって相対回動付勢されて一体化されている。また、
この駆動レバー35は、つる巻きバネ62によって常に
反時計方向に回動付勢されるとともに、ピンチローラ圧
着リンク15に設けた作動軸に接当支持されている。し
たがって、ピンチローラ圧着リンク15が反時計方向に
回動することに連動して駆動レバー35と圧着レバー3
6が一体的に時計方向に回動されるのである。なお、両
レバー35.36間に架設したスプリング37の機能は
供給側のそれと同様である。
この装置においては、テープ走行の安定を図るためにテ
ープテンンヨン検出手段が供給側に備えられている。
つまり、メインシャーシ8の左側には、ガイドプレート
42が固定され、これに上下フランジ付の固定ガイドロ
ーラ43が立設されている。また、ガイドブレート42
には、支点46aを中心に回動可能で、かつ、つる巻き
バネ47によって反時計方向に付勢されたセンサー解除
アーム46が設けられ、ピンチシフトアーム9に設けた
ビン9Cが付勢回動ストッパとなっている。また、ガイ
ドブレート42上には、仮バネからなるセンサーバネ4
4が片持ち状にネジ止めされている。このセンサーバネ
44は、通常は前記センサー解除アーム46の先端で図
中左方に押圧され弾性変形している。センサーバネ44
の遊端側背面には、検出片44aが突設され、これを所
定の間隙をもって挟むようにフォトカブラ45がガイド
プレート42上に設置されている。
また、前記回転カム1の駆動部には、回転カム1の回転
位置制御を行うための位置検出手段が設けられている。
第6図に示すように、回転カム1の外周には、ギヤ部1
aが形成され、このギヤ部1aに中間2段ギヤ48を介
してセンサーギア49がかみ合い連動されている。セン
サーギア49の上面は、黒色に表面処理され、この上面
に位置検出用の銀色の細#a67が所定の角度位相でも
って放射状に形成されている。そして、センサーギア4
9の上面より約1II111の間隔をもってフォトカプ
ラ65を設置し、前記細線67の検出によって回転カム
1の回動位置を検出するようになっている。
なお、前記細線67は、特に精度が要求されるものであ
るため黒色部分をメツキネ能な材料で、かつ、細線67
部分をメツキ可能な材料で構成したのち、細線67部分
にメツキを施すようにしている。このような構成による
と、細線入りの所定のパターンを印刷したラベルをギヤ
に貼付ける手段に見られた貼付は誤差、貼付は後の剥離
や浮き上がりなどの不具合がなく、しかも、貼付は処理
に比較してメツキ加工は短時間ですむ利点がある。
次に、カセット本体2が装填された後、磁気テープ3が
引き出されて記録・再生モード(プレイモード)に至る
までの作動について説明する。
(1)第1状態[イジェクトモートコ(第1図参照) この第1状態は、カセット本体2が装置の所定位置に装
填された状態であり、装填する際に前蓋開閉機構(図示
せず)によって前蓋が開かれて磁気テープ3が引き出せ
るスタンバイ状態にある。
この場合、ピンチローラ4.5、プライマリ−ガイド6
.7、引き出しガイドローラ20b、21bはほぼ直線
状で引き出されていない磁気テープ3のループ内に位置
している。
この状態から回転カムIが、時計方向に回転すると、引
き出しカムレバー13が反時計方向に回動して引き出し
変換アーム16が回動し、引き出し作動レバー17が右
方に移動し、スプリングl9を介し引き出し作動レバー
片18も右方に移動し、引き出しアーム21が回動して
引き出しガイド21bが第2図中に示す位置まで移動す
る。回転カムlの時計方向への回動に伴う引き出しカム
レバー13の反時計方向の回動によって引き出しアーム
20が時計方向に回動して引き出しガイドローラ20b
も第2図中に示す位置まで移動する。
また、回転カム1の時計方向の回動で扇形ギヤ14が反
時計方向に回動し、ローディングアーム28が時計方向
に、また、ローディングアーム29が反時計方向に回動
する。ローディングアーム28および29の動きは、そ
れぞれ中継リンク30を介してピンチシフトアーム9お
よび11に伝えられ、左右のプライマリ−ガイド6.7
およびピンチローラ4.5が第2図中に示す位置まで移
動する。
以上のように、ピンチローラ4.5、プライマリ−ガイ
ド6.7、引き出しガイドローラ21b。
20bがカセット本体2から前方外方へ移動して磁気テ
ープ3を引き出す。この場合、これらテープ係止用の6
点のうち実際に磁気テープ3を引き出すのは、引き出し
ガイドローラ21b、20bであり、他はこれを後追い
移動する。
(2)第2状態[ストップ、早送り、巻戻しモード](
第2図参照) 磁気テープ3が第2図に示す位置まで引き出されたとこ
ろで、センサーギヤ49の所定の銀色細線67がフォト
カプラ65の対応した位置に達し、ストップモードに至
ったことを検出し、この状態で早送りおよび巻戻しも可
能となる。
この状態では、カセット外に引き出された磁気テープ3
は、引き出しガイドローラ21b、20bおよび一対の
固定ガイド43に接しているだけであり、磁気テープ3
を高速走行させても無駄な負荷や摩擦はかからない。な
お、固定ガイド43および引き出しガイドローラ21b
、20bのテープガイド部はそれぞれ回転ローラとなっ
ているので、極めて負荷は少ない。
また、この第2状態では、センサー解除アーム46がス
プリング47でセンサーバネ44を左方に押して撓ませ
ているためセンサーバネ44の遊端に備えたセンサーピ
ン44bは磁気テープ3から離されて、早送りまたは巻
戻しされる磁気テープ3に負荷がかかるのを規制してい
る。
この第2状態から回転カム1が更に時計方向に回動する
と、引き出し作動レバー17が更に右方に移動し、第3
図に示すように、供給側の引き出しアーム21が、メイ
ンシャーシ8上のストッパ50に当たるまで反時計方向
に回動する。この際、引き出しアーム21上の引き出し
ガイドローラ21bの位置を正しく確保するために、ス
トッパ50に引き出しアーム21が当たってからの作動
レバー17にオーバーストロークを与え、これをスプリ
ング19で弾性的に吸収する。
また、回転カム1の回動に伴って巻取り側の引き出しア
ーム20も回動して引き出しガイドローラ20bは第3
図中に示す位置まで移動する。また、回転カム1の回動
に伴う扇形ギヤ14の反時計方向の回動によってローデ
ィングギヤ28.29がピンチシフトアーム9,11を
それぞれ前方に振り出し回動させ、ピンチローラ4,5
およびプライマリ−ガイド6.7が第3図に示す位置ま
で移動する。この際、ピンチシフトアーム9,11の回
動は、シャーシ上のストッパ52.53で規制され、か
つ、ローディングアーム28.29のオーバーストロー
クを中継リンク30で弾性的に吸収する。また、ピンチ
シフトアーム9が反時計方向に回動すると、アーム9上
のピン9cかセンサー解除アーム46を時計方向に押圧
回動し、センサーバネ44が弾性復元してセンサーピン
44bが磁気テープ3を外面側から押し付ける。
(3)第3状態[ポーズモード](第3図参照)このよ
うに更に引き出された磁気テープ3は、供給リール台6
3から固定ガイド43、センサーピン44b1引き出し
ガイドローラ2!b1プライマリ−ガイド6およびガイ
ド58を経て先読みヘッド55、ガイド59、記録ヘッ
ド56、再生ヘッド57にそれぞれ所定角で巻き掛けら
れたのち、ガイド60、プライマリ−ガイド7、引き出
しガイドローラ20bおよび固定ガイド43を介して巻
取りリール台64へ通じている。このように、この第3
状態では、磁気テープ3をキャプスタン40.41およ
びピンチローラ4.5から離間させているので、磁気テ
ープ3を高速走行させてのサーチが可能である。
勿論この第3状態の位置検出もセンサーギヤ49の細線
検知による。
この第3状態から回転カム1を更に時計方向に回動させ
ると、ピンチローラ圧着リンク15のカムフォロア15
aのみがカム中心から外周方向へ移動する(第1状態か
ら第3状態の間はリンク15は動かない)。このピンチ
ローラ圧着リンク15の反時計方向の回動によってピン
チローラ圧着レバー32が右方向に移動し、ピンチロー
ラ圧着駆動レバー33がピンチローラ圧着レバー34を
伴って反時計方向に回動し、ピンチローラ4がキャプス
タン40に圧着され、磁気テープ3が一定の速度で送り
出される。
また、巻取り側においても、ピンチローラ圧着リンク1
5の反時計方向の回動に伴ってピンチローラ圧着駆動レ
バー35がピンチローラ圧着レバー36を伴って時計方
向に回動し、ピンチアーム12を介してピンチローラ5
がキャプスタン41に圧接されて磁気テープ3が送り出
される。
(4)第4状態[プレイモード](第4図参照)以上の
ようにして磁気テープ3が引き出されてすべてのヘッド
に巻き掛けられ、かつ、キャプスタン40.41とピン
チローラ4.5に挟持されて定速走行可能な状態が得ら
れ、この状態がフォトカブラ65で検知される。
この場合、磁気テープ3のパックテンションを一定にす
ることで、テープ走行速度が安定するものであり、その
ための手段が次のようである。磁気テープ3のパックテ
ンションが変化すると、センサーピン44bを介してセ
ンサーバネ44を撓まず力が変化する。このセンサーバ
ネ44の撓み量をフォトカプラ45で検知して、センサ
ーバネ44の撓み量を一定に維持するように供給リール
台63の供給抵抗を加減制御することでパックテンショ
ンを一定にすることができる。
上述の実施例では、固定ヘッド方式のDATについて説
明したけれども、本発明はDATに限るものではなく、
その他の磁気記録再生装置に適用できるのはもちろんで
ある。
〈発明の効果〉 以上詳述したように本発明においては、揺動アームは、
揺動平面に特定一方向の斜自在に支持され、該揺動アー
ムの先端部を受け止めてその傾斜角度を規制するストッ
パ゛を設けているので、揺動アームの先端側の傾きやガ
タなどを規制して位置決め精度を高めることができ、そ
の結果、磁気記録再生装置における記録再生機能を高く
維持することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の係るディジタルオーディ
オテープレコーダの要部を示す平面図であり、第1図は
イジェクトモード(第1状態)を、第2図はストップモ
ード(第2状態)を、第3図はボーズモード(第3状態
)を、また、第4図はプレイモード(第4状態)を・そ
れぞれ示している。 第5図はローディングアーム駆動部の縦断面図、第6図
は回転カムの位置検出部を示す斜視図、第7図はストッ
プモードにおける全体の概略外観斜視図、第8図は第3
図および第4図に示されるピンチシフトアーム9および
該ピンチシフトアーム9の変位を規制するストッパ52
の平面図、第9図は第8図の切断面線A−Aから見た断
面図、第10図は第8図の切断面線B−Bから見た断面
図、第11図は第8図におけるC−C矢視図である。 3・・・磁気テープ、4.5・・・ピンチローラ、9,
11・・・ピンチシフトアーム(揺動アーム)、10゜
12・・・ピンチアーム、20.21・・・テープ引き
出しアーム、40.41・・・キャプスタン、55〜5
7・・・磁気ヘッド、52.53・・・ストッパ、52
a・・・当たり面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定位置にセットされた磁気テープカセットから
    テープ引き出し用リンク機構により、磁気テープを引き
    出して磁気ヘッドに添接走行させる磁気記録再生装置で
    あって、 前記テープ引き出し用リンク機構は、支点軸回りに揺動
    することによって前記磁気テープを引き出す揺動アーム
    を備え、 前記揺動アームの先端側には、磁気テープを走行案内す
    るテープ走行用部品が取付けられ、かつ、該揺動アーム
    は、揺動平面に特定一方向の傾斜自在に支持され、前記
    揺動アームの揺動先端側には、揺動アームの先端部を受
    け止めて傾斜角度を規制するストッパが対設されること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
JP63254547A 1988-10-07 1988-10-07 磁気記録再生装置 Pending JPH02101665A (ja)

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