JPH04182380A - 結晶引上げ用シードチャック - Google Patents

結晶引上げ用シードチャック

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Publication number
JPH04182380A
JPH04182380A JP31005090A JP31005090A JPH04182380A JP H04182380 A JPH04182380 A JP H04182380A JP 31005090 A JP31005090 A JP 31005090A JP 31005090 A JP31005090 A JP 31005090A JP H04182380 A JPH04182380 A JP H04182380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
pulling
seed
chain
ball chain
Prior art date
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Pending
Application number
JP31005090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Okubo
一也 大久保
Shiro Majima
真島 志郎
Hironobu Nakazawa
中澤 浩信
Yasutake Oshima
大島 泰毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP31005090A priority Critical patent/JPH04182380A/ja
Publication of JPH04182380A publication Critical patent/JPH04182380A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は、結晶中」二げ用シードチャックに関し、よ
り詳細には、型組の大きな結晶を引き」−げても玉鎖が
破断する恐れがない結晶中」―げ用シードチャックに関
する。
「従来の技術」 第3図は、−船釣なシリコン単結晶用」二げ装置の全体
構成を示す説明図である。
シリコン単結晶用」二げ装置100は、支持軸104の
上部に原料シリコンを溶融させるルツボ1O1を備えて
いる。ルツボ101は、支持軸104を介して、その下
位に設けたモータ105によって]1下に移動せしめら
れ、またその側部に設けたモータ106によって、垂直
軸の周りに回転せしめられる。
ルツボ101は、その周囲に設けたヒータ102によっ
て加熱される。溶融された原料シリコンの温度は、約1
400℃である。
シードチャック51の上端は、玉鎖10を介しワイヤ1
07の下端に接続しである。ワイヤ107の上端は、台
111上に設けたワイヤ引上げトラム108に接続しで
ある。ワイヤ107は、台111上に取イ」けたモータ
109によってワイヤ引上げドラム108を回転させる
ことにより、徐々に巻き上げられる。台111は、モー
タ110によって垂直軸の周りに回転せしめられる。
シリコン単結晶を引き上げる場合は、まず、シードチャ
ック51の下端にシリコンの種結晶20を取付け、ルツ
ボ101内の溶融された原料シリコン103a中に種結
晶20を漬ける。次に、ワイヤ107を回転させながら
、すなわち種結晶20を回転させながら徐々に巻き上げ
る。すると、種結晶20に続いてシリコン単結晶が成長
し、インゴット103となる。
適当な太さのインボッl−103が引き」二げられると
、ワイヤ103の引き上げ速度を増加し、インボッl−
:L 03を溶融した原料シリコン103aから離す。
その後、インボッl−103を取り出し、種結晶20を
切断して除去する。
こうして、シリコン単結晶のインゴットか得られる。
ところで、」1記従来のシートチャック51は、第4図
に示すように、円柱状の本体部52と、本体部52の上
部に取り付けた略円筒状の玉鎖接続部53と、本体部5
2の下部に取り付けた略円筒状の種結晶取付部54から
構成されている。本体部52、玉鎖接続部53および種
結晶酸4=3部54は、いずれも耐熱性に優れた金属モ
リブデンから造られている。
本体部52の上端部および下端部には、それぞれ、ねじ
付きの嵌合突起52a、52bが形成しである。
玉鎖接続部53の下端部には、ねじが切られた嵌合孔5
3cが形成してあり、この嵌合孔53cに本体部52の
嵌合突起52aをねじ込んで、本体部52と玉鎖接続部
53を互いに接続している。
玉鎖10は、その下端が、玉鎖接続部53の上端に形成
した玉鎖挿通孔53aから、玉鎖接続部53の内部に挿
通され、下端の球体10aに係止リング11を係止して
いる。玉鎖10は、係止リング11を玉鎖接続部53の
内壁に当接させることにより、玉鎖接続部53からの抜
けを防止される。
玉鎖10は、第5図に示すように、多数の球体10aを
連結棒10bにより連結して構成されている。連結棒1
0bの端部は、球体10aの孔10dを通ってその内部
に配置しである。玉鎖10に張力が加わると、連結棒1
0bの端部の球状係止部10cか球体10aの内壁に当
接して、各球体10a間の連結状態を保つようになって
いる。
玉鎖10は、通常、ステンレス製であり、その耐用温度
は荷重が40kgfの場合で約600°Cである。
係止リング11と嵌合突起52aの間には、空隙53b
が形成されている。
種結晶数イ」部54は、」一端部にねじか切られた嵌合
孔54cが形成してあり、この嵌合孔54cに本体部5
2の嵌合突起52bをねじ込んで、本体部52と種結晶
取付部54を互いに接続している。
種結晶数イ」部54の下部には、種結晶挿入用の孔54
aが設けてあり、使用時には、第4図に示すように、種
結晶挿入孔54a内に種結晶2oの」一端部が挿入され
る。種結晶20の側面には、予め切欠部20aを形成し
ておく。種結晶挿入孔54a内に挿入した際に、種結晶
数イマj部54の側部のピン挿通孔54bから係止ピン
57を挿入し、切欠部20aに係止させる。こうして、
種結晶取付部54に種結晶20を取り伺ける。
種結晶20と嵌合突起52bの間には、空隙54dが形
成されている。
[発明が解決しようとする課題] シードチャック51は、結晶引上げ作業の間、ルツボ1
01内の溶融した原料シリコン103aから輻射される
熱と、原料シリコン103aからインゴット103およ
び種結晶20を介して伝導される熱によって加熱され、
温度が上昇する。
上記従来のシードチャック51の構成材料である金属モ
リブデンは、熱伝導率が高い(約143W/m−K)た
め、シードチャック51に伝わった熱が、熱伝導によっ
て高い効率で玉鎖10に伝達される。このため、玉鎖1
0の温度か耐用温度(約600℃、40kgf時)付近
マチ上昇シタリ、耐用温度を越えたりすることが多く、
玉鎖10が劣化しやすい。
玉鎖10が劣化すると、引き上げたインゴット103の
重量が増加した場合に、球体10aが連結棒10’bの
球状係止部10cによる押圧力に耐え切れなくなり、第
5図に鎖線で示すように、孔10dの周囲が押し広げら
れて球状係止部10cが球体10aから離脱する。
従って、上記シートチャック51を使用すると、大きな
インボッl−103を引き上げることが困mlfになる
そこで、この発明の目的は、重量の大きな結晶を引き上
げることができる結晶引上げ用シートチャックを提供す
ることである。
[課題を解決するための手段] この発明は、玉鎖を介して引」−げ手段に接続される結
晶引上げ用シートチャックにおいて、セラミックスより
なる熱伝導抑制部を備えたことを特徴とするものである
[作用コ この発明の結晶用」−げ用シードチャックでは、熱伝導
抑制部において熱伝導が抑制される結果、シードチャッ
クから玉鎖に伝わる熱量が減少する。
このため、玉鎖の熱による劣化を生じ難くなる。
そこで、大きな結晶インゴットを引き上げた場合でも、
玉鎖が破断する恐れがない。
また、熱伝導抑制部はセラミックスにより形成されるた
め、充分な耐熱強度を持つ。
[実施例] 以下、この発明の結晶引上げ用シードチャックの実施例
を説明する。なお、これによりこの発明が限定されるも
のではない。
第1図(a)は、この発明の結晶引上げ用シードチャッ
クの一実施例の断面図、第1図(b)は同正面図である
結晶引上げ用シードチャック1は、従来のシートチャッ
ク51と同様に、円柱状の本体部2と、略円筒状の玉鎖
接続部3と、略円筒状の単結晶取付部4を備えている。
本体部2はセラミックスより形成され、玉鎖接続部3と
単結晶取付部4は、金属モリブデンより形成されている
モリブデンの熱伝導率は約143W/m−にであるのに
対し、セラミックスの熱伝導率は一般にその値よりも低
い。例えば、炭化珪素では約100W/m−に、窒化珪
素では約17W/m−k。
アルミナでは約29W/m−にである。
従って、セラミックスよりなる本体部2により、熱伝導
を抑制することができる。
この実施例では、本体部2の全体が熱伝導抑制部を構成
する。しかし、本体部2の一部をセラミックスにより形
成してもよい。この場合は、そのセラミックス部分のみ
が熱伝導抑制部を構成する。
また、玉鎖接続部3あるいは種結晶数(−1部4をセラ
ミックスにより形成し、本体部2を従来のものと同様に
モリブデンにより形成してもよい。こうすると、玉鎖接
続部3あるいは種結晶数イマ1部4が熱伝導抑制部にな
る。
熱伝導抑制部を構成するセラミックスとしては、炭化珪
素、窒化珪素、アルミナなとの公知のセラミックスを用
いることができる。
本体部2の」一端部および下端部には、それぞれ、円柱
状の嵌合突起2a、2bが設けてあり、」二部の嵌合突
起2aは、玉鎖接続部3の下端部の嵌合孔3cに嵌合さ
れ、下部の嵌合突起2bは、種結晶数イ」部4の嵌合孔
4Cに嵌合されている。さらに、上部の嵌合突起2aと
嵌合孔3Cには、接続ピン5が、下部の嵌合突起2bと
嵌合孔4Cには、接続ピン6がそれぞれ挿通されている
こうして、本体部2の上下端部に、玉鎖接続部3および
種結晶取付部4がそれぞれ接続されている。
本体部2と玉鎖接続部3を接続する際には、まず、第2
図(a)に示すように、玉鎖挿通孔3aより玉鎖10の
下端部を玉鎖接続部3の内部に挿入し、係止リング11
を球体10aに係止させる。
次に、本体部2の嵌合部2aを玉鎖接続部3の嵌合孔3
Cに嵌合させ、第2図(b)に示すように、嵌合突起2
aに直径方向に形成したピン挿通孔2cと、嵌合孔3C
の周壁に形成した2個のピン挿通孔3dを一致させる。
そこで、各ピン挿通孔2c、3dに接続ピン5を挿通さ
せれば、接続完了である。
本体部2と種結晶取付部4を接続する場合も、これと同
様に行なう。
シリコン種結晶20の種結晶取付部4への取付方法は、
従来の方法と同様である。すなわち、種結晶取付部4の
種結晶挿入用孔4aに種結晶20の上端部を挿入した後
、種結晶20の側面に形成した切欠部20aに、種結晶
数イマj部4のビン挿通孔4bから係lIニビン7を挿
入して係II−させればよい。
係止リング11と嵌合突起22】との間、および種結晶
20と嵌合突起2bとの間には、それぞれ空隙3b、4
dか形成されている。
なお、この実施例において、玉鎖接続部3および種結晶
取付部4と本体2との接続部分が、ねじ込みでなく単な
る嵌合としであるのは、セラミックス製の本体部2の加
工を容易にするためである。
次に、以−Lの構成としたシートチャック1の使用状態
を説明する。
ます、シートチャック1に接続した玉鎖10の上端を、
第3図のシリコンtl+、結晶引上げ装置100のワイ
ヤ107に接続し、シートチャック1に取り付けたシリ
コンの種結晶20をルツボ101内の溶融シリコン10
3a中に漬ける。
そして、ワイヤ107を回転させながら徐々に引き上げ
ると、種結晶20に続いてンリコン単結晶インゴット1
.03か得られる。
ワイヤ107を引き上げる間、シー1くチャック1は、
溶融シリコン103aによりその下方から加熱される。
しかし、セラミックス製の本体部2により熱伝導が抑制
されるので、シードチャック1に加えられた熱は玉鎖1
0にはほとんと伝導されず、従って、玉鎖10の711
4度か耐用温度を越えたり耐用温度の近傍に達する恐れ
かなくなる。
こうして、玉鎖10の熱による劣化が防止されるので、
大きなインゴット103を引き−にげた場合でも、玉鎖
1oが破断することがなくなる。
[発明の効果] この発明の結晶引上用シードチャックは、玉鎖への熱伝
導を抑制して玉鎖の熱による劣化を防止するので、重量
の大きな結晶を引き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の結晶引上げ用シートチャック
の一実施例を示す断面図、第1図(b)は同正面図、第
2図は同結晶引上げ用シートチャックへの玉鎖の接続方
法を示す部分断面図、第3図はシリコン単結晶用」二げ
装置の全体構成を示す説明図、第4図は従来の結晶用」
二げ用シードチャックの断面図、第5図は玉鎖の部分拡
大断面図である。 (符号の説明) 1・・結晶引上げ用シードチャック 2・・・本体部       2a、2b・・・嵌合突
起2C・・・ピン挿通孔    3・玉鎖接続部3a・
・玉鎖挿通孔    3b・空隙3c・・・嵌合孔  
    3d ・ビン挿通孔4・・玉鎖数イ」部   
  4a・・種結晶挿入孔4b・・ピン挿通孔    
4c・・嵌合孔4d・・空隙       5.6・・
接続ビン7・・種結晶係止ピン 10・・玉鎖       10a・・球体10b・・
連結棒     10c・・球状係止部10d・・・孔
       11・・・係止リング20・・シリコン
種結晶  20a  ・切欠部(1〕) 第  1  図 (a) (b) 第  2  図 第  3 図                  第  4  
図(b) 第  5  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、玉鎖を介して引上げ手段に接続される結晶引上げ用
    シードチャックにおいて、 セラミックスよりなる熱伝導抑制部を備えたことを特徴
    とする結晶引上げ用シードチャック。
JP31005090A 1990-11-15 1990-11-15 結晶引上げ用シードチャック Pending JPH04182380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31005090A JPH04182380A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 結晶引上げ用シードチャック

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JP31005090A JPH04182380A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 結晶引上げ用シードチャック

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JPH04182380A true JPH04182380A (ja) 1992-06-29

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JP31005090A Pending JPH04182380A (ja) 1990-11-15 1990-11-15 結晶引上げ用シードチャック

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JP (1) JPH04182380A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012193061A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Sumco Corp シード軸とシードホルダとの連結構造
CN103484932A (zh) * 2013-09-13 2014-01-01 江苏聚能硅业有限公司 一种单晶晶体双重防护重锤装置

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