JPH04181700A - 加速器の高周波加速装置 - Google Patents

加速器の高周波加速装置

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JPH04181700A
JPH04181700A JP30605690A JP30605690A JPH04181700A JP H04181700 A JPH04181700 A JP H04181700A JP 30605690 A JP30605690 A JP 30605690A JP 30605690 A JP30605690 A JP 30605690A JP H04181700 A JPH04181700 A JP H04181700A
Authority
JP
Japan
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tuner
accelerator
corrector
cavity
feedback control
Prior art date
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Pending
Application number
JP30605690A
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English (en)
Inventor
Nagaharu Yamazaki
長治 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、キャビティ内のチューナーの自動同調を細か
い振動なしで行う加速器の高周波加速装置に関する。
(従来の技術) 従来、第4図、第5図に示すようなシンクロトロン・加
速器を使った粒子加速システムか知られている。
これを説明すると、まず第4図において、1はシンクロ
トロン加速器であり、このシンクロトロン加速器1は初
期加速用ライナ・ツク2と入射器3と複数の偏向電磁石
4,4.・・・とを備えている。
粒子はライナック2から入射器3に入射され複数の偏向
電磁石4,4.・・・の磁界内を通されて偏向されるこ
とにより再び入射器3に戻るように構成され、粒子は、
この経路を巡回するようになっている。この粒子か巡回
する経路中にはキャビティ5が設けられ、粒子は、巡回
中、このキャビティ5を通る度にその内部に発生させて
いる高周波電圧により加速されるようになっている。6
はその粒子の経路に沿って形成されている真空ビームダ
クトである。
第5図において、キャビティ5内には電力投入器7とチ
ューナー8とプローブ9とが設けられ、電力投入器7に
より高周波電力がキャビティら内に供給されることによ
り、チューナー8との関係で粒子加速用の高周波電圧が
生じ、このチューナー8を進退させることにより、キャ
ビティ5内の共振周波数か調整されるものである。プロ
ーブ9は該キャビティ5内の高周波電圧の強さに応した
電圧値を有する高周波信号を得るためのもので、この高
周波信号はキャビティ5に与える高周波電力の振幅制御
及びチューナーのフィードバック制御に用いられるもの
である。
〕0は原発振器、11はアッテネータ、12は電力増幅
器、13はダミーロード、14はサーキュレータ、15
はキャビティ電圧検出器、16はアッテネータ制御器、
17はチューナー制御装置、18は位相検出器、19は
方向性結合器である。
原発振器10からの高周波信号はアッテネータ11によ
りその振幅が制御され、その制御された 。
高周波信号は電力増幅器12により増幅されサーキュレ
ータ14を介して、電力投入器7により高周波電力とし
てキャビティ5に供給される。また、電力投入器7から
の反射高周波電力はダミーロード13側へ伝送され、吸
収されるようになっている。
キャビティ電圧検出器]5にはプローブ9からの高周波
信号か入力され、このキャビティ電圧検出器15により
高周波信号Vc (rf)の振幅に相当する電圧値の直
流電圧信号が生成され、これをキャビティ電圧検出信号
として8カする。
アッテネータ制御器]6には基準電圧信号Vc(ref
)とキャビティ電圧検出信号〜′Cとが人力され、この
アッテネータ制御器16は、両者の電圧値を比較し、そ
の差を見込んた目標値を表したアッテネータ制御信号を
出力する。このアッテネータ制御信号はアッテネータ1
1に入力され、二のアッテネータ11からそのアッテネ
ータ制御信号の表す電力値に応じた電力値の高周波電力
信号が出力され、この高周波電力信号は電力増幅器12
を通して出力される。
また、上ヤビティは、一般に、プローブ9による高周波
信号Vc(rf)と方向性結合器]9による高周波信号
P(rf)の位相差を位相差検出器18により検出し、
この値か0°になるように、チューナー制御装置により
、チューナー8を走進させながら自動的に同調をとるよ
うになっている。
チューナー8の走進はたとえばサーボモータにより機械
的に行なわれる。
(発明か解決しようとする課題) 従来例のような高周波加速装置においては、キャビティ
5が自動的に同調をとる際、プローブ9による高周波信
号Vc(rf)と方向性結合器19による高周波信号P
(rf)の位相差かo。
になるようにフィードバック制御を行い、チューナー8
をサーボモータなどにより機械的に走進させる。このと
きの位相差θとチューナー位置の動きは第6図(a)、
  (b)のようになる。チューナー8は位相差検出信
号に連動して、同調位置の近傍を細かく振動することに
なる。この振動はキャビティ5内の高周波電圧振幅・位
相を細かく変化させてしまい、粒子の加速条件を悪化さ
せる。
このため、粒子加速の効率を低下させてしまい、場合に
よっては加速粒子を消滅させてしまうという問題点があ
った。
さらに、チューナー8自身の寿命も、振動のために短か
くしてしまうという問題点かあった。
本発明では、前述したような問題点を除去するためにな
されたもので、その目的とするところは、キャビティ内
のチューナーを自動同調する際に発生するチューナーの
細かい振動をなくすることにより加速器の粒子加速効率
を良くし、チューナー自身の寿命を長くすることかでき
る加速器の高周波加速装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) 本発明は上記目的を達成するために、粒子加速用の加速
器において、キャビティ内のチューナーのフィードバッ
ク制御に使用される位相検出器の出力信号を補正するた
めに、前記チューナーが同調領域に入るに伴って前記チ
ューナーのフィードバック制御の応答速度を遅くするよ
うな補正器を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記のように位相検出器の出力信号をチューナーが同調
領域に入るに伴って前記チューナーのフィードバック制
御の応答速度を遅くするような補正器を設けることによ
り、位相が同調領域近傍である時は制御応答か遅く、位
相が同調領域からずれるにしたかって制御応答が速くな
るため、チューナーの細い振動をなくすることか8来る
(実施例) 本発明の実施例を第1図に示す。
従来例の第5図と同一機能の要素は同一符号として説明
を省略する。第1図に示す加速器の高周波加速装置の構
成では従来例の第5図と比較して補正器20か追加され
ている。第2図は補正器20の構成を示した図である。
21は補正定数発生機、22は掛算器である。
以下、本発明の実施例の作用について第1図。
第2図により説明する。第1図に示すように、補正器2
0を追加し、従来例のように位相検出器18の出力をチ
ューナー制御装置に直接入力していた場合と異なり、位
相検出器18の出力の位相差θにより、位相差θ自身の
値を補正し、応答速度を変えることかできる。
第2図は補正器20の構成を示したものである。位相検
出器18の出力、位相差θはまず補正定数発生器21に
入力され、補正定数Kか出力される。補正定数には第3
図に示すような関係をもたせ、位相差θかθm以上のと
ころでは補正定数には一定にしておく。このθmの値は
それぞれの加速器システムに応じて、任意に決定できる
ようにしている。位相差θか0°の近傍のときは補正定
数には、 K−Ko ・0m0      ・■ と表わされるような関数で決定されるようにする。
この式の定数nは、加速器システムに応じて任意に決定
するようにする。すなわち、チューナー8の振動を、よ
り少なくしたい場合は、定数口を大きく選択すればよい
以上のようにして決定された補正定数には掛算器22に
より、位相差θと掛算され、K・θか補正器20の出力
となる。このK・θはチューナー制御装置17に入力さ
れ、チューナー8のフィードバック制御か行なわれる。
チューナー8のフィードバック制御は従来、比例・積分
制御で行なわれるので、その誤差信号となるK・θによ
り応答速度か決定される。
K・θは0°付近で値か0に近くなるので、この付近で
の応答速度は遅くなり、チューナー8の振動も、ゆっく
りでかつ、少ないものになる。
本発明の実施例によれば、位相差が00付近で、チュー
ナー8のフィードバック制御を遅くし、チューナー8の
細かい振動をなくすることができる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、キャビティ5内
のチューナーを、自動同調する際でも細かい振動をなく
して、制御できるような加速器の高周波加速装置を提供
することができる。
これにより、加速器の粒子加速効率を良くし、チューナ
ー自身の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加速器の高周波加速装置の構成を示す
図、第2図は第1図の構成要素である補正器の構成を示
す図、第3図は本発明の補正器で決定される補正定数に
と位相差θの関係を示す図、第4図は従来例のシンクロ
トロン加速器の構成を示す図、第5図は従来例の加速器
の高周波加速装置の構成を示す図、第6図は従来例での
チューナーの細かい振動のようすを示す図である。 5・・・キャビティ、7・・・電力投入器、8・・・チ
ューナー、9・・・プローブ、10・・・原発振器、]
]・・・アッテネータ、12・・電力増幅器、13・・
ダミーロード、14・・サーキュレータ、15・・・キ
ャビティ電圧検出器、16・・アッテネータ制御器、1
7・・・チューナー制御装置、18・・・位相検出器、
19・・・方向性結合器、20・・・補正器、21・・
補正定数発生器、22・・・掛算器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒子加速用の加速器において、キャビティ内のチューナ
    ーのフィードバック制御に使用される位相検出器の出力
    信号を補正するために、前記チューナーが同調領域に入
    るに伴って前記チューナーのフィードバック制御の応答
    速度を遅くするような補正器を設けたことを特徴とする
    加速器の高周波加速装置。
JP30605690A 1990-11-14 1990-11-14 加速器の高周波加速装置 Pending JPH04181700A (ja)

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JP30605690A JPH04181700A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 加速器の高周波加速装置

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JPH04181700A true JPH04181700A (ja) 1992-06-29

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