JPH04181002A - 流体アクチュエータの制御装置 - Google Patents

流体アクチュエータの制御装置

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JPH04181002A
JPH04181002A JP30912790A JP30912790A JPH04181002A JP H04181002 A JPH04181002 A JP H04181002A JP 30912790 A JP30912790 A JP 30912790A JP 30912790 A JP30912790 A JP 30912790A JP H04181002 A JPH04181002 A JP H04181002A
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JP
Japan
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speed
signal
control
fluid actuator
switch
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JP30912790A
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English (en)
Inventor
Atsuhiro Kamibayashi
淳浩 上林
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、流体アクチュエータの作動位置と作動速度を
1つの制御弁と2つのフィートノ・−1り制御ループに
よって切り換え制御する流体アクチュエータの制御装置
に関する。
【従来の技術】
従来、この種の流体アクチュエータの制御装置として、
例えば第4図に示すようなものか知るれでいる(特願平
2−20 ] 93号)。この制御装置は、油圧シリン
ダ51に油圧源からの圧油を給排する図示しないサーボ
弁のソレノイド52に制御信号を出力するサーボコント
ローラ53と、油圧シリンダ51の位置検出器54と、
この位置検出器54の位置検出信号(b)を微分して速
度検出信号(c)を出力する微分器55からなる。 上記サーボコントローラ53は、位置指令信号(a)か
ら上記位置検出信号(b)を減算する位置用減算器56
と、この出力信号に補償を施す位置制御器57と、この
出力信号から上記速度検出信号(c)を減算する速度用
減算器58と、この出力信号に補償を施す速度制御器5
9と、上記油圧シリンダ51の両端ポートの作動油の圧
力差を検出する差圧力検出器60と、この差圧検出信号
(d)を上記速度制御器59の出力信号から減算する差
圧用減算器61と、この出力信号に補償を施す差圧力制
御器62と、この出力信号を電流信号に変換して上記ソ
レノイド52に制御信号として出力する電圧/電流変換
器63で構成される。つまり、上記サーボコントローラ
53は、位置検出器549位置用減算器561位置制御
器57からなる位置フィードバック制御のメインループ
内に、微分器55゜速度用減算器58.速度制御器59
からなる速度フィードバック制御のマイナーループと、
差圧検出器60.差圧用減算器61.差圧力制御器62
からなる差圧フィードバック制御のマイナーループを構
成して、位置制御を主としつつ、速度制御器59や差圧
力制御器62のゲイン調整で速度や差圧を規制するよう
になっている。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の流体アクチュエータの制御装置は
、メインフィードバックループで位置制御のみを行ない
、マイナーフィートパックループで速度や差圧を規制す
るにすぎないものであるため、外部から速度や圧力の指
令信号を入力して、サーボ弁を介して油圧シリンダ51
の作動速度や圧力を直接制御できず、自由度のある油圧
シリンダの制御ができないという欠点がある。 この欠点を解消するには、上記速度用減算器58、速度
制御器59を位置減算器561位置制御器57と並列に
配置し、速度用減算器58で外部からの速度指令信号と
速度検出信号(c)との偏差信号を求め、この偏差信号
に速度制御器59で補償を施すとともに、位置制御器5
7または速度制御器59のいずれかの出力信号を制御切
換スイッチによって必要に応じて選択して、差圧用減算
器61の→−側に出力する手法か考えられる。 しかし、この手法でも、油圧シリンダ51の位置と速度
のいずれか一方しかフィードハック制御できず、そのと
き他方のフィードバック制御か利かないため、運転中に
不慮の事態か生したとき制御切換スイッチの選択を誤る
と、油圧ノリンダ51が暴走しfこり、破損するという
膚れかある。また、制御切換スイッチで位置、速度の選
択切換を行なっ几場合、切換まで非制御側であったフィ
ードバックループの内部状態によっては、サーボ弁のソ
レノイド52への制御信号が不連続になって、油圧シリ
ンダ51の作動にオーパーンニートやアンダーシュート
などの不具合が生じるという問題がある。 そこで、本発明の目的は、位置制御時に速度検出信号を
、速度制御時に位置検出信号を夫々監視することにより
、流体アクチュエータの作動位置や作動速度の異常な上
昇を防止して、流体アクチュエータの破損等をなくすこ
とができる流体アクチュエータの制御装置を提供すると
ともに、流体アクチュエータの位置および速度を位置、
速度両制御ループの切り換えにより制御する際、動作側
制御ループから出力される制御信号を非動作側制御ルー
プに入力してホールドするという新規な手法によって、
広い位置、速度範囲に亘って位置制御と速度制御相互間
で円滑かつ連続的な切り換えを実現することができる流
体アクチュエータの制御装置を提供することにある。
【課題を解決するr二めの手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の流体アクチュ
エータの制御装置は、第1図に例示するように、比較手
段8によって流体アクチュエータ2の速度検出器10か
らの速度検出信号Vsを速度指令信号Vrから減算しそ
速度制御信号を出力する一方、比較手段6によって上記
流体アクチュエータ2の位置検出器5からの位置検出信
号Ssを位置指令信号Srから減算して位置制御信号を
出力し、上記両制御信号のいずれか一方をスイッチ手段
11て選択して上記流体アクチュエータ2の圧力ライン
3に介設された制御弁4に出力するものにおいて、上記
速度制御信号が選択された速度制御時に、上記位置指令
信号Srと位置検出信号Ssを比較して、位置検出信号
Ssが位置指令信号Srから一定値を減じた値よりも大
きいとき上記スイッチ手段11を位置制御信号側に切り
換える位置信号比較手段13と、上記位置制御信号が選
択された位置制御時に、上記速度指令信号Vrと速度検
出信号Vsを比較して、速度検出信号〜7Sが速度指令
信号Vrよりも大きいとき上記スイッチ手段11を速度
制御信号側に切り換える速度信号比較手段12とのうち
少なくとも一方を備えたことを特徴とする。 また、本発明の第2の流体アクチュエータの制御装置は
、第3図に例示するように、流体アクチュエータ21の
速度検出器25からの速度検出信号を速度指令信号から
減算して得た速度偏差信号に、速度用補償手段29で補
償を施して速度制御信号とする一方、上記流体アクチュ
エータ21の位置検出器35からの位置検出信号を位置
指令信号から減算して得た位置偏差信号に、位置用補償
手段39で補償を施して位置制御信号とし、上記両制御
信号のいずれか一方を選択して上記流体アクチュエータ
21の圧力ラインに介設されf二制御弁22に出力する
ものにおいて、上記位置制御信号が選択された位置制御
時に、上記速度用補償手段29へ向かう速度偏差信号の
回路を遮断し、上記位置用補償手段の自己フィードバッ
クループ39aを遮断し、上記速度用補償手段29の出
力側から位置用補償手段39の入力側に至る回路29b
を遮断するとともに、上記速度制御信号が選択された速
度制御時に、上記回路29bおよび上記ループ39aを
接続する第1スイッチ手段27,30,32.33:A
を設ける一方、上記速度制御時に、上記位置用補償手段
39へ向かう位置偏差信号の回路を遮断し、上記速度用
補償手段29の自己フィードバックループ29aを遮断
し、上記位置用補償手段39の出力側から速度用補償手
段29の入力側に至る回路39bを遮断するとともに、
上記位置制御時に、上記回路39bおよび上記ループ2
9aを接続する第2スイツチ手段37.4’0,42.
4’3:Aを設けたことを特徴とする。
【作用】
いま、本発明の第1の制御装置か、位置信号比較手段1
3と速度信号比較手段12の双方を備えているものとす
る。 速度制御時には、比較手段8によって速度指令信号v丁
から速度検出信号Vsを減算して得られf二速文制御信
号が、スイッチ手段11を経て制御弁4に出力され、こ
れによって流体アクチュエータ2の速度が制御される。 このとき、位置信号比較手段13は、位置指令信号Sr
と位置検出信号Ssを比較し、位置検出信号Ssか位置
指令信号Srから一定値を減じた値よりも大きくなると
、上記スイッチ手段11を位置制御信号側に切り換える
。 すると、流体アクチュエータ2は、位置制御されるよう
になり、その位置は位置指令信号Srが表わす位置以内
に抑えられる。つまり、位置制御については、目標値を
超えてから速度制御側から移行したのでは遅くなるので
、目標値より手前で位置制御モートへの切り換えが行な
われる。 逆に、位置制御時には、位置制御信号がスイッチ手段1
1を経て制御弁4に出力されて、流体アクチュエータ2
の位置が制御される。このとき、速度信号比較手段12
は、速度指令信号Vrと速度検出信号Vsを比較し、速
度検出信号Vsか速度指令信号Vrよりも大きくなると
、上記スイッチ手段11を速度制御信号側に切り換える
。すると、流体アクチュエータ2は、速度制御されるよ
ゞ)になり、その速度は速度指令信号vrか表珂つオ速
度値以下に抑えられる。 本発明の第2の制御装置において、速度用補償手段9か
らの速度制御信号が選択され1ニ速度制御時には、第1
スイツチ手段27,30.32,33゜Wがオンになっ
て、速度用補償手段29に速度指令信号と速度検出信号
の差である速度偏差信号が入力され、自己フィードバッ
ク29aが(第2スイッチ手段42によって)遮断され
た上記速度用補償手段29は、上記速度偏差信号に補償
を施して得た速度制御信号を位置用補償手段39の入力
側および制御弁22に出力し、この制御弁22と速度検
出器25によって流体アクチュエータ21の速度かフィ
ートバック制御される。まf二、上記速度制御時には、
第2スイッチ手段37.40.42゜43、Aがオフに
なるから、位置用補償手段39には位置偏差信号か入力
されず、位置用補償手段39から速度用補償手段29の
入力側へ位置制御信号が出力されることもなく、位置用
補償手段39に入力された上記速度制御信号は、第1ス
イッチ手段32によって導通した自己フィードバックル
ープ39aを介してホールドされる。 次に、第1スイッチ手段27.30.32.33゜Xが
オフ、第2スイッチ手段37,40.42.43、Aが
オンになって、制御モードが位置制御に切り換わると、
位置用補償手段39にホールドされていた直前の上記速
度制御信号が位置制御信号として制御弁22に出力され
る。従って、位置用補償手段39に含まれる遅れ要素の
存在にも拘らず、出力される位置制御信号に遅れや不連
続が生じず、流体アクチュエータ21の位置応答性が向
上するうえ、広い位置範囲に亘ってオーパーンニートや
アンダーシュートを伴わぬ円滑かつ連続的な位置制御へ
の移行が実現される。さらに、位置制御から速度制御へ
の切り換えも、上述と同様の過程によって広い速度範囲
に亘って良好な速度応答性でもって円滑かつ連続的に行
なわれる。
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図は本発明による第1の流体アクチュエータの制御
装置の一例を示しており、この制御装置は、油圧源Iか
ら負荷を有する油圧ノリンダ2に至る圧力ライン3 a
、3 bに、制御弁たるサーボ弁4を設けるとともに、
位置用減算器6で位置指令信号Srと上記油圧シリンダ
2に設けた位置センサ5からの位置検出信号Ssとの差
をとり、この位置偏差信号に位置用補償回路7で補償を
施して位置制御信号とする一方、速度用減算器8で速度
指令信号Vrと速度検出器として上記位置検出信号Ss
を微分する微分器lOからの速度検出信号Vsとの差を
とり、この速度偏差信号に速度用補償回路9で補償を施
して速度制御信号としている。 上記両補償回路7.9の出力側には、油圧シリンダ2の
特定位置で動作するリミットスイッチやタイマあるいは
マニュアルで切り換えられるとともに、後述する切換信
号で切換えられ、上記位置制御信号または速度制御信号
のいずれか一方を選択して上記サーボ弁4のソレノイド
に送る制御切換スイッチ11を設ける。また、位置制御
ループ側に、位置指令信号Srと位置センサ5からの位
置検出信号Ssを常時比較して、位置検出信号Ssが位
置指令信号Srから一定値を減じた値S’rよりも大き
いとき(Ss>S’r;但し、sr>S’r)、上記制
御切換スイッチ11を位置制御信号側に切換える切換信
号を出力する位置信号比較器13を設ける一方、速度制
御ループ側に、速度指令信号Vrと微分器10からの速
度検出信号Vsを常時比較して、速度検出信号Vsが速
度指令信号Vrよりも大きいとき(Vs>Vr)、上記
制御切換スイッチ11を速度制御信号側に切り換える切
換信号を出力する速度信号比較器12を設けている。 また、微分器10からの速度検出信号Vsを位置用補償
回路7にマイナーフィードバックループとして帰還させ
、位置制御の性能向上を図っている。なお、上記一定値
(Sr−9’r)は、位置用補償回路7内で速度検出信
号Vsに応じて自動的に(例えば、Vsに比例して)設
定される。 上記構成の油圧ンリンダの制御装置の動作について、第
2図を参照しつつ次に述へる。 いま、制御切換スイッチ11が第1図のように切り換わ
った速度制御時には、速度用減算器8によって速度指令
信号Vrから速度検出信号Vsを減算して得られた速度
制御信号が、サーボ弁4のソレノイド4aに出力され、
油圧シリンダ2の速度がフィードバック制御される。そ
うすると、第2図のステップSlで肯と判断され、位置
信号比較器13は、ステップS2において、位置指令信
号Srと位置検出信号Ssを比較し、位置検出信号Ss
が位置指令信号Srから一定値を減じた値S’rよりも
大きくなると(Ss>S’r)、肯と判断してステップ
S3へ進み、このステップS3で制御切換スイッチ11
を速度から位置制御信号側に切り換える切換信号を出力
する。すると、油圧ンリンダ1は、切り換わった制御切
換スイッチ11を経る位置制御信号で作動するサーボ弁
4で制御されるようになり、以後その位置か位置指令信
号Srに追従するように制御される。このとき、上記一
定値(Sr−S’r)は、油圧シリンダ2の速度が大き
いほど大きく設定されるので、油圧ンリンダの位置が目
標値より速度に応じて手前の時点で速度制御から位置制
御に制御モードが切り換わるので、位置制御のタイミン
グが遅れてしまうことがない。また、位置制御中は、速
度検出信号Vsのよるマイナーフィードバックがかかる
ので、制御性能の向上を図ることができる。かくて、速
度制御運転中に不慮の事態が生じても、自動的に作動位
置が位置指令信号Srの表わす値以下に抑えられ、油圧
シリンダが暴走したり、破損したりすることがない。 また、上記位置指令信号Srを油圧ノリンダのストロー
ク限以上の値に設定しておけば、位置信号比較器13が
働らかなくなるから、速度制御のみを行なうことができ
る。なお、上記ステップS2で否と判断されればステッ
プSlへ戻ることはいうまでもない。 次に、制御切換スイッチ11が第1図と逆に切り換わっ
た位置制御時には、位置制御信号がサーボ弁4に出力さ
れ、油圧ンリンダ2の位置がフィードバック制御される
。そうすると、第2図のステップS+で否と判断され、
速度信号比較器12は、ステップS4において、速度指
令信号Vrと速度検出信号Vsを比較し、Vs>Vrな
ら肯と判断してステップS5へ進み、このステップS5
で制御切換スイッチ11を位置から速度制御信号側に切
り換える。すると、油圧シリンダ2は、以後速度制御信
号で作動するサーボ弁4で制御され、その速度か速度指
令信号Vrに追従するように制御される。従って、位置
制御運転中に、不慮の事態が生じても、自動的に作動速
度が速度指令信号Vrの表わす値以下に抑えられ、油圧
シリンダ2が暴走したり、破損したりすることがない。 また、上記速度指令信号Vrを油圧源lの能力以上の高
速に設定すれば、位置制御のみを行なうことができる。 上記実施例では、速度信号比較器12と位置信号比較器
13の双方を設けているので、油圧シリンダの速度と位
置双方の異常上昇を防止できるという利点があるが、い
ずれか一方だけを設けることも勿論可能である。ま1こ
、速度制御と位置制御のどちらかが動作中かを判別しや
すくするにめに、制御切換スイッチ11に発光ダイオー
ド等を連動させてもよく、連動するトランジスタの出力
信号等で遠隔判別することもできる。さらに、本発明の
速度1位置信号比較手段は、実施例のハードウェアたる
比較器12.13に限らず、マイクロプロセッサのプロ
グラムなどのソフトウェアであってもよい。 さらに、一対の圧力ライン3 a、 3 bに夫々圧力
センサを設け、直圧力センサの検出信号の差を差圧減算
器(第4図中の61参照)で求め、差信号を圧力のマイ
ナーフィートバンクループとして両補償回路12.13
に帰還させて、慣性負荷駆動を円滑化し、ステインクス
リップの防止やサーボ弁不感帯の影1軽減を図ることも
てきる。 また、本発明の制御弁は、実施例の4ポートのサーボ弁
に限らず、3ポートの電磁比例式流量方向制御弁などで
あってもよく、本発明の流体アクチュエータは、実施例
の油圧フリツクに限らす、空気圧フリツクなとにしても
よい。 第3図は本発明による第2の流体アクチュエータの制御
装置の一例を示すブロック図であり、この制御装置は、
流体アクチュエータとしての油圧フリツク21と、この
油圧フリツクの図示しない圧力ラインに介設されに制御
弁としてのサーボ弁22と、上記油圧フリツク21の作
動速度を上記サーボ弁22を介してフィードバック制御
する速度制御ループ23および上記油圧シリンダ2Iの
作動位置を上記サーボ弁22を介してフィードバック制
御する位置制御ループ24から構成される。 上記位置制御ループ24は、油圧フリツク21の作動位
置を検出する位置センサ35と、この位置センサ35か
らの位置検出信号を位置指令信号から減算して位置偏差
信号を出力する偏差減算器36と、この偏差減算器36
から入力用第2スイツチ37および入力側加算器38を
経て入力される信号に所定の補償値で補償を施し、位置
制御信号として出力用第2スイノヂ40および出力側加
算器31を経て上記サーボ弁22へ出力する位置用補償
回路39を備える。 一方、上記速度制御ループ23は、速度検出器として上
記位置検出信号を微分する微分器25と、この微分器2
5からの速度検出信号を速度指令信号から減算して速度
偏差信号を出力する偏差減算器26と、この偏差減算器
26から入力用第1スイツチ27および入力側加算器2
8を経て入力される信号に所定の補償値で補償を施し、
速度制御信号として出力用第1スイツチ30および上記
出力側加算器31を経て上記サーボ弁22の図示しない
ソレノイドへ出力する速度用補償回路29を備える。 さらに、上記速度制御ループ23は、速度用補償回路2
9の出力を入力側加算器28に戻す自己フィードバック
ループ29aに自己フィードバック用第2スイツチ42
を有するとともに、位置用補償回路39の出力を入力側
加算器28に導くホールドループ39bにホールド用第
2スイツチ43を有する。また、上記位置制御ループ2
4も、同様に位置用補償回路39の自己フィードバック
ループ39aに自己フィードバック用第1スイツチ32
を有し、速度用補償回路29の出力を入力側加算器38
に導くボールドループ29bにホールド用第1スイツチ
33を有する。そして、アナログスイッチからなる上記
各第1スイツチ27゜30.32.33(図中W参照)
は、油圧シリンダ21の速度を制御する速度制御時に導
通し、位置制御時に遮断される第1スイッチ手段を構成
する一方、アナログスイッチからなる上記各第2スイツ
チ37,40.42.43(図中A参照)は、位置制御
時に導通し、速度制御時に遮断される第2スイッチ手段
を構成する。 なお、油圧フリツク21の両端ポートに連なる一対の圧
力ライン(第り図中の3 a、 3 b参照)の圧力差
を検出する圧力センサ41を設け、この圧力センサ41
の検出信号を、第3図中の破線で示すようにマイナーフ
ィードバックループとして両補償回路29.39に帰還
させることもてきる。 上記構成の油圧シリンダの制御装置の動作は、次のとお
りである。 まず、油圧シリンダ21を速度制御する場合、第1スイ
ッチ手段たる各第1スイツチ27,30゜32.33(
A)か導通し、第2スイッチ手段1こる各第2スイツチ
37,40,42.43(A)か遮断する。すると、速
度制御ループ23が動作する。 即ち、偏差減算器26は、速度指令信号と微分器25か
らの速度検出信号との偏差を求め、この速度偏差信号を
入力用第1スイツチ27および入力側加算器28を経て
速度用補償回路29へ出力する。このとき、自己フィー
ドバックル−プ29aの第2スイツチ42およびホール
ドループ39bの第2スイツチ43は、共にオフである
ので、速度用補償回路29には上記速度偏差信号がその
まま入力される。次に、速度用補償回路29は、入力さ
れた速度偏差信号に所定の補償値で補償を施して速度制
御信号とし、この速度制御信号を出力用第1スイツチ3
0および出力側加算器31を経てサーボ弁22に出力す
る。このとき、出力用第2スイツチ40かオフなのてサ
ーボ弁22には上記速度制御信号がそのまま入力され、
このサーボ弁22によって油圧シリンダ21の速度か、
速度指令信号に追従するようにフィードバック制御され
る。 まに、上記速度制御信号は、速度用補償回路29からホ
ールドループ29bのホールド用第1スイツチ33を経
て位置制御ループ24の入力側加算器38に導かれ、入
力用第2スイツチ37がオフなので、自己フィードバッ
クループ39aの自己フィードバック用第1スイツチ3
2を経て入力される信号を減じられて、位置用補償回路
39に入力される。位置用補償回路39は、入力された
信号に所定の補償値で補償を施して位置制御信号として
出力するが、この位置制御信号は、出力用第2スイツチ
40がオフなので再び自己フィードバックループ39を
経て上記入力側加算器38にフィードバックされる。つ
まり、動作側f二る速度制御ループ23の速度用補償回
路29から、非動作側たる位置制御ループ24の位置用
補償回路39に入力された速度制御信号は、導通した自
己フィードバックループ39aを介して次に出力すべき
位置制御信号としてホールドされるのである。 次に、油圧シリンダ21を位置制御に切り換えるべく、
上記各第1スイツチ27,30,32.33(A)をオ
フにし、上記各第2スイッチ37,40゜42.43(
A)をオンにする。すると、位置制御ループ24が動作
し、位置用補償回路39にホールドされていた直前の速
度制御信号が、位置制御信号として出力用第2スイツチ
40を経てサーボ弁22に出力される。従って、位置用
補償回路39に通常台まれる遅れ要素の存在にも拘らず
、出力される位置制御信号に遅れや不連続が殆ど生じず
、油圧シリンダ21の位置応答性が向上するうえ、広い
位置範囲に亘ってオーパーンニートやアンダーシュート
のない円滑かつ連続的な位置制御への移行が実現できる
。続いて、偏差減算器36゜入力用第2スイッチ37.
入力側加算器389位置用補償回路39.出力用第2ス
イッチ40.サーボ弁22.油圧ノリンダ211位置セ
ンサ35を経る位置制御ループ24により、油圧シリン
ダ21の位置が位置指令信号に追従するようにフィード
バック制御される。 一方、位置制御から速度制御への切り換えも、上述と同
様の手順をふんで広い速度範囲に亘って良好な速度応答
性でもって円滑かつ連続的に行なわれる。 なお、第3図中の破線で示すように圧力センサ41の検
出信号を両補償回路29.39にマイナーフィードバッ
クすれば、慣性負荷駆動を円滑化し、スティックスリッ
プの防止やサーボ弁不感帯の影響軽減を図ることができ
る。 さらに、第3図の位置、速度補償回路39.29を積分
回路とし、位置、速度検出信号に夫々一定値を乗じる各
乗算器と、乗算結果信号を各積分回路からの制御信号に
加算する加算器と、乗算結果信号を各ホールドループの
信号に加算する加算器からなる比例要素の補助フィード
バックループを付加することもできる。こうすれば、い
わゆるI−P制御方式となって、制御信号への比例要素
的フィ    −−トパック信号の寄与により、油圧シ
リンダ21の負荷が比例要素の強いものであっても良好
な制御モードの相互切り換えができる。 なお、上記実施例では、流体アクチュエータを油圧ンリ
ンダ21としたか、これを油圧モータや空気圧シリンダ
などにしてもよい。また、制御弁を、サーボ弁22てな
く電磁比例式流量方向制御弁などにしてもよい。
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明の第1の制御装置
は、速度指令信号から速度検出信号を減じて得た速度制
御信号と、位置指令信号から位置検出信号を減じて得た
位置制御信号のいずれか一方をスイッチ手段を介して制
御弁に出力して流体アクチュエータを速度または位置制
御するものにおいて、速度制御時に位置信号比較手段に
よって、上記位置指令信号と位置検出信号を比較して、
後者が、前者から一定値を減じた値より大きいとき上記
スイッチ手段を位置制御側に自動的に切り換え、あるい
は位置制御時に速度信号比較手段によって、上記速度指
令信号と速度検出信号を比較して、後者が前者より大き
いとき上記スイッチ手段を速度制御側に自動的に切り換
えるようにしているので、指令信号を速度9位置の規制
値に設定することにより速度制御中の作動位置の異常上
昇あるいは位置制御中の作動速度の異常上昇を防止でき
、これらの異常上昇で流体アクチュエータ等に生しる不
具合を解消できる。 まf二、本発明の第2の制御装置は、流体アクチュエー
タの速度と位置を速度1位置の2つのフィードバック制
御ループと1つの制御弁によって切り換え制御する第1
スイッチ手段と第2スイッチ手段を有し、速度制御信号
または位置制御信号のいずれか一方が選択されたとき、
一方の補償手段にのみ一方の偏差信号を供給し、一方の
補償手段側の自己フィードバックループのみを遮断する
とともに、一方の補償手段から出力される一方の制御信
号を他方の補償手段に入力してホールトするので、広い
速度1位置範囲に亘って良好な応答性でもって円滑かつ
連続的な速度制御と位置制御の相互切り換えを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の流体アクチュエータの制御
装置の一実施例を示す図、第2図は上記実施例の動作を
示すフローチャート、第3図は本発明による第2の流体
アクチュエータの制御装置の一実施例を示す図、第4図
は従来の油圧シリンダの制御装置を示す図である。 2・・・油圧シリンダ、4 ・サーボ弁、5・・・位置
センサ、6・・位置用減算器、7・・・位置用補償回路
、8・・速度用減算器、9・・速度用補償回路、10・
微分器、11・・・制御切換スイッチ、12・・・速度
信号比較器、13・・位置信号比較器、 21 油圧ノ
リンダ、22・・・サーボ弁、23・・速度制御ループ
、24・・位置制御ループ、25・微分器27.30.
32,33 、A・第1スイッチ手段、29・速度用補
償回路、 29a・・自己フィードバックループ 29b・ホールトループ、35−位置センサ、37.4
0.42.43;A・・第2スイッチ手段、39・位置
用補償回路、 39a・・自己フィードバックループ、39b・ホール
トループ。 特 許 出 願 人  ダイキン工業株式会社代 理 
人 弁理士  前出 葆 ほか1名手続補正書 平成 3年 1月14日 平成 2年  特許願  第309127号2、発明の
名称 流体アクチュエータの制御装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 ダイキン工業株式会社 4、代理人 7、補正の内容 1、明細書中、「発明の詳細な説明」の欄を下記のとお
り訂正します。 (1)第12頁第5行目〜第6行目 「速度用補償手段9」とあるを、 「速度用補償手段29」と訂正します。 (2)第12頁第1O行目 「自己フィードバック29aJとあるを、「自己フィー
ドバックループ29a」と訂正します。 (3)第17頁第6行目 「速度検出信号Vsの」とあるを、 「速度検出信号Vsに」と訂正します。 (4)第19頁第13行目〜第14行目「両補償回路+
 2,134とあるを、「両補償回路7,9」と訂正し
ます。 (5)第24頁第14行目〜第15行目「フィードバッ
クループ39」とあるを、1フイードバツクループ39
a」と訂正します。 (6)第26頁第11行目 「速度補償回路」とあるを、 「速度用補償回路」と訂正します。 ■9図面 第3図を別紙の通り訂正します。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比較手段(8)によって流体アクチュエータ(2
    )の速度検出器(10)からの速度検出信号(Vs)を
    速度指令信号(Vr)から減算して速度制御信号を出力
    する一方、比較手段(6)によって上記流体アクチュエ
    ータ(2)の位置検出器(5)からの位置検出信号(S
    s)を位置指令信号(Sr)から減算して位置制御信号
    を出力し、上記両制御信号のいずれか一方をスイッチ手
    段(11)で選択して上記流体アクチュエータ(2)の
    圧力ライン(3)に介設された制御弁(4)に出力する
    流体アクチュエータの制御装置において、 上記速度制御信号が選択された速度制御時に、上記位置
    指令信号(Sr)と位置検出信号(Ss)を比較して、
    位置検出信号(Ss)が位置指令信号(Sr)から一定
    値を減じた値よりも大きいとき上記スイッチ手段(11
    )を位置制御信号側に切り換える位置信号比較手段(1
    3)と、上記位置制御信号が選択された位置制御時に、
    上記速度指令信号(Vr)と速度検出信号(Vs)を比
    較して、速度検出信号(Vs)が速度指令信号(Vr)
    よりも大きいとき上記スイッチ手段(11)を速度制御
    信号側に切り換える速度信号比較手段(12)とのうち
    少なくとも一方を備えたことを特徴とする流体アクチュ
    エータの制御装置。
  2. (2)流体アクチュエータ(21)の速度検出器(25
    )からの速度検出信号を速度指令信号から減算して得た
    速度偏差信号に、速度用補償手段(29)で補償を施し
    て速度制御信号とする一方、上記流体アクチュエータ(
    21)の位置検出器(35)からの位置検出信号を位置
    指令信号から減算して得た位置偏差信号に、位置用補償
    手段(39)で補償を施して位置制御信号とし、上記両
    制御信号のいずれか一方を選択して上記流体アクチュエ
    ータ(21)の圧力ラインに介設された制御弁(22)
    に出力する流体アクチュエータの制御装置において、上
    記位置制御信号が選択された位置制御時に、上記速度用
    補償手段(29)へ向かう速度偏差信号の回路を遮断し
    、上記位置用補償手段の自己フィードバックループ(3
    9a)を遮断し、上記速度用補償手段(29)の出力側
    から位置用補償手段(39)の入力側に至る回路(29
    b)を遮断するとともに、上記速度制御信号が選択され
    た速度制御時に、上記回路(29b)および上記ループ
    (39a)を接続する第1スイッチ手段(27、30、
    32、33;@A@)を設ける一方、上記速度制御時に
    、上記位置用補償手段(39)へ向かう位置偏差信号の
    回路を遮断し、上記速度用補償手段(29)の自己フィ
    ードバックループ(29a)を遮断し、上記位置用補償
    手段(39)の出力側から速度用補償手段(29)の入
    力側に至る回路(39b)を遮断するとともに、上記位
    置制御時に、上記回路(39b)および上記ループ(2
    9a)を接続する第2スイッチ手段(37、40、42
    、43;A)を設けたことを特徴とする流体アクチュエ
    ータの制御装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841210A (ja) * 1971-09-27 1973-06-16
JPS5069488A (ja) * 1973-10-22 1975-06-10
JPS56123018A (en) * 1980-03-04 1981-09-26 Mitsubishi Electric Corp Control device for speed and position

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