JPH04180923A - ポリエーテルポリマー高重合体の製造法 - Google Patents

ポリエーテルポリマー高重合体の製造法

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JPH04180923A
JPH04180923A JP31029790A JP31029790A JPH04180923A JP H04180923 A JPH04180923 A JP H04180923A JP 31029790 A JP31029790 A JP 31029790A JP 31029790 A JP31029790 A JP 31029790A JP H04180923 A JPH04180923 A JP H04180923A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、有機系の感光体材料として有用な側鎖にカル
バゾール系置換基を有するポリエーテルポリマー高重合
体及びその製造法に関するものである。
(従来の技術と発明か解決しようとする課題)ポリビニ
ルカルバゾールは複写機用の有機系感光体材料として著
名なポリマーであるか、これと類似の化学構造て主鎖に
エーテル結合を有するポリ (1−N−(2,3−エポ
キシプロピル)カルバゾール〕 (以下rPEPcz」
という。)も同様に感光体材料として公知である(V、
 Ga1delisら。
Th1n 5olid Films、  38. 9 
(1976))。特にPEPCzはポリビニルカルバゾ
ールに比ベガラス転移温度か低く、可撓性や接着性に優
れていることから注目されてきた。しかし、これまでに
知られているPEPCzはホモポリマーの場合重量平均
分子量で高々lO万程度までしかなく、更に高分子量で
しかも塗膜形成が可能な溶剤に可溶なものが要望されて
いた。その理由は、例えば光架橋ネガ型レジストとして
用いる場合、光照射によりポリマーを不溶化させるに要
する最小エネルギーはその重量平均分子量に反比例する
と考えられているので、高分子量のもの程、より高感度
な性能を示すことが期待されているからである。
高分子量のPEPCzを得る方法としては、1−N−(
2,3−エポキシプロピル)カルバゾールモノマーを開
環重合する方法とポリエピハロヒドリンのハロゲン原子
をカルバゾールで置換する高分子反応による方法とが試
みられている。
しかしながら、前者の方法では無機塩基又は酸触媒の存
在下で重合すると分子量が数千程度のポリマーしか得ら
れず、また通常高重合反応の期待てきる配位重合触媒で
重合すると分子量は不明であるか不溶性のポリマーしか
得られない(瓜生ら。
高分子論文集47,543 (1990))。
後者の方法では従来の反応法に従えば溶剤に可溶なポリ
マーが得られはするが、置換反応の副反応として相当量
の主鎖の切断反応が避けられず、重量平均分子量が高々
10万程度のものしか得られなかった(特公昭50−3
3858号参照、)。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは上記の点に鑑み、高分子量で更に筐膜形成
可能な、溶剤に可溶なPEPCzを得る目的で鋭意検討
した。その結果ポリエピハロヒドリンのハロゲン原子を
特定条件下でカルバゾール又は誘導体で高置換率のもと
に置換することにより上記目的を十分達成し得ることを
見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、エピハロヒドリン単独重合体又はエピハロヒ
ドリン−アルキレンオキシド共重合体のハロゲン原子を
有機溶媒中においてカルバゾール又はカルバゾール誘導
体で置換させるに際し、不活性ガス雰囲気下で上記有機
溶媒中に無機塩基及びフェノール系ラジカル連鎖禁止剤
を存在させることを特徴とする側鎖にカルバゾール系置
換基を有するポリエーテルポリマー高重合体の製造法で
ある。
本発明の原料ポリマーであるエピハロヒドリン単独重合
体又はエピハロヒドリン−アルキレンオキシド共重合体
のエピハロヒドリンとしてはエビフルオロヒドリン、エ
ビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン又はエビヨード
ヒドリンが挙げられるが、経済性の点からエビクロロヒ
ドリン又はエビブロモヒドリンが好ましい。
また、アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、1,2−ブテンオキシド等が挙げ
られる。
本発明に用いるエピハロヒドリン−アルキレンオキシド
共重合体としては、エピハロヒドリン単位か40モル%
以上のものが好ましい。40モル%未満ては置換生成物
の感光性能が充分でない。
また、本発明に用いる原料ポリマーは分子量lO万以上
のものが好ましい。
本発明に用いるカルバゾール誘導体は、芳香族水素原子
がハロゲン原子で置換されたものであり、ハロゲン原子
としてはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原子
が挙げられ、その置換位置としてはカルバゾールの1.
6−若しくは3,6−位が好ましい。
本発明に用いるカルバゾール又はカルバゾール誘導体の
使用量は原料ポリマー中のハロゲン原子に対して0.5
〜5倍当量の範囲が適当である。
0.5倍当量未満ではカルバゾール置換率が低下し、5
倍当量を超えて用いても利点はない。
本発明に用いる無機塩基としては、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム
、水酸化カルシウム等が挙げられる。無機塩基の使用量
は原料ポリマー中のハロゲン原子に対して0.5〜10
倍当量の範囲が適当である。0.5倍当量未満では置換
率が低下し、10倍当量を超えて用いても利点はない。
本発明の置換反応は有機溶媒中で行われる。当該反応に
用いる溶媒としては、ヘキサメチルホスホロアミド、ジ
メチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、N、N−
ジメチルホルムアミドの様な非プロトン性の極性溶媒、
或いはベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン
の様な芳香族炭化水素が挙げられる。
本発明の不活性ガス雰囲気下とは窒素ガス、アルゴンガ
ス等の不活性ガスにより置換して滞留させるか若しくは
そのまま流通させることを意味する。更に気相のみなら
ず液相をも不活性ガスでバブリングすることも含まれる
。また反応の際反応系の液相に不活性ガスをバブリング
させたり、反応系を400Torr以下の減圧にしたり
した後不活性ガス雰囲気下で効果的に反応させることも
含まれる。
本発明に用いるフェノール系ラジカル連鎖禁止剤として
は、2.6−ジ第3ブチル−p−クレゾール、2.6−
ジ第3ブチルフェノール、2.4−ジメチル−6−第3
ブチルフエノール、2.6−ジ第3ブチル−4−ヒドロ
キシメチルフェノール、2.6−ジ第3ブチル−α−ジ
メチルアミノ−p−クレゾール、2,5−ジ第3ブチル
−4−エチルフェノール、4.4’−ビス(2,6−ジ
第3ブチルフェノール)、2.2’−メチレン−ビス(
4−メチル−6−第3ブチルフエノール)、2.2’−
メチレン−ビス(4−エチル−6−第3ブチルフエノー
ル)、4゜4′−メチレン−ビス(6−第3ブチル−0
−クレゾール)、4.4’−メチレン−ビス(2,6−
ジ第3ブチルフェノール)、4.4’−ブチリデン−ビ
ス(3−メチル−6−第3ブチルフエノール)、4.4
’−チオビス(6−第3ブチル−3−メチルフェノール
)、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−第3ブチ
ルベンジル)スルフィド、4.4’−チオビス(6−第
3ブチル−0−クレゾール)、2.2’−チオビス(4
−メチル−6−第3ブチルフエノール)、ヘキサメチレ
ングリコール−ビス〔β−(3,5−ジ第3ブチル−4
−ヒドロキシフェノール)プロピオネート〕、トリス(
3,5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)イソ
シアヌレ−)、3.5−ジ第3ブチル−4−ヒドロキシ
アニソール、3−第3ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ルの如くベンゼン環の1つ又は2つのオルト位に第3ブ
チル基を有するフェノール基を含むもの、2.2′−メ
チレン−ビス(4−メチル−6−シクロヘキジルフエノ
ール)、2.2’−ジヒドロキシ−3,3′−ジ(α−
メチルシクロヘキシル)−5,5’−ジメチルージフエ
ニルメタンの如くベンゼン環の1つ又は2つのオルト位
にシクロアルキル基を有するフェノール基を含むもの、
4−メトキシフェノール、2−第3ブチル−4−ヒドロ
キシアニソール、4.4’ −イソプロピリデンビスフ
ェノールの如く強い電子供与性基で1つ又は複数個置換
されたフェノール、α又はβ−ナフトールの如く縮環芳
香族系のフェノール、ハイドロキノン、2゜5−ジ第3
ブチルハイドロキノン、カテコール。
4−第3ブチルカテコールの如く同一ベンゼン環に複数
のフェノール性水酸基を有するもの、2.4−シヒドロ
キシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジロキシベン
ゾフェノンの如くベンゾフェノン骨格にフェノール性水
酸基を■するもの等が挙げられる。
フェノール系ラジカル連鎖禁止剤の使用量は原料ポリマ
ーに対し0.1〜20重量%の範囲が適当である。
本発明の反応は反応温度30〜120℃の範囲で、反応
時間1〜20時間の範囲で好まし〈実施され、反応系は
攪拌させた方が好ましい。反応温度が30℃未満では置
換反応が実用的な速度で進行せず、120℃を超えると
高分子量のポリマーは得られない。
本発明の反応は以下のようにして実施される。
すなわち、反応器に所定量のエビへロヒドリン単独重合
体又はエピハロヒドリン−アルキレンオキシド共重合体
、無機塩基、カルバゾール又はカルバゾール誘導体、フ
ェノール系ラジカル連鎖禁止剤及び溶媒を入れ、不活性
ガス雰囲気下で、攪拌下又は非攪拌下で所定の反応温度
で所定の反応時間反応させる。反応の前に液相に不活性
ガスを吹き込んでバブリングさせたり、反応系を400
Torr以下の減圧にしたりすると、−層分子量の大き
いものを得ることかできる。
反応終了後反応系を室温に戻し、上澄液をメタノール中
に注ぎ、析出した沈澱を分離し、乾燥すると原料エピハ
ロヒドリン単独重合体からはポリ(1−N−(2,3−
エポキシプロピル)カルバゾール〕が得られる。
このものは下記式(I)で表わされる繰返し単位を有す
る高重合体である。
べCH,−CH−0)− CH,(1) また原料エピハロヒドリン−アルキレンオキシド共重合
体からは上記式(T)の構造単位を含存する高重合体か
得られる。
これら両原料ポリマーから得られた何れの高重合体も分
子量200,000〜1,000,000を存し、クロ
ロホルム、ジクロロメタン、クロロベンセン等の有機溶
剤に可溶である。
(発明の効果) 本発明の製造法により、側鎖にカルバゾール系置換基を
有し、分子量200,000〜1.000,000の、
溶剤に可溶なポリエーテル高重合体を高収率で得ること
かできるので、工業1育用なものといえる。
(実施例) 実施例1〜2 反応液中まで浸る長さを有する窒素導入管、窒素の放出
口、温度計及びマグネット攪拌子を備えた容量200m
j!の三ツロフラスコにエビクロロヒドリンホモポリマ
ー(「エビクロマ−H」ダイソー社製2分子量M、 6
00,000) 1.5g(16,2ミリ当量)、カル
バゾール4、Og、モレキュラシーブ4Aで乾燥したN
、N−ジメチルホルムアミドl l Oml、粉砕した
水酸化ナトリウム1.5g及び第1表に示したフェノー
ル系ラジカル連鎖禁止剤を加えた後攪拌しながら窒素導
入管より窒素ガス20β/hrを液中に激しく導入し、
これを1時間続ける。その後外気が入らない程度に窒素
ガスを穏やかに導入しながら70°Cに加温し、そのま
ま70〜75°Cで8時間反応を続ける。
反応終了後室温に戻し、上澄液をメタノール11 Om
lに注ぐ。析出した沈澱を浜過しメタノールで洗浄し乾
燥するとポリ(1−N−(2,3−エポキシプロピル)
カルバレール〕が得られる。
得られた高重合体の収率及び性状を第1表に示した。
(以下余白) 但し、還元粘度は0.1g/d/クロロヘンセン溶液て
の80°Cにおける測定値であり、重量平均分子量M、
はゲルパーミェーションクロマトグラフ(GPC)を用
いポリスチレン換算て求めた値である。
また、得られた高重合体はいずれもクロロホルム、ジク
ロロメタン及びクロロベンセンに可溶であった。
IR(KBr、cm−’)  720,744゜110
0.1321.1455.14B2゜1.595,29
10.3040 UV (CHC1a)λ、、、  343,328゜2
93.262,248nm 実施例3〜5 真空ラインに接続した三方コック、窒素導入管。
温度計、マグネット攪拌子を備えた容量200m1の三
ツロフラスコにエビクロロヒドリンホモポリマー(「エ
ピクロマ−H」ダイソー社製1分子量)vL 600,
000)1.5g (16,2ミリ当量)。
カルバゾール4.0g、モレキュラシーブ4Aで乾燥し
たN、N−ジメチルホルムアミド110mA。
粉砕した水酸化ナトリウム1.5g及び第2表に示した
フェノール系ラジカル連鎖禁止剤を加えた後、反応系を
10Torrに減圧し5分経過後窒素ガスを導入して常
圧にする。減圧、窒素ガス導入のこの操作を3回続けて
行った後、窒素ガス雰囲気上攪拌しなから70℃に加温
し、そのまま70〜75°Cで8時間反応を続ける。反
応終了後室温に戻し、上澄液をメタノール110mfに
注ぐ。析出した沈澱をtp遇しメタノールで洗浄し乾燥
するとポリ(1−N−(2,3−エポキシプロビル)カ
ルバゾール〕が得られる。
得られた高重合体の収率及び実施例1と同様にして測定
した結果を第2表に示した。
(以下余白) 得られた高重合体はいずれもクロロホルム、ジクロロメ
タン及びクロロベンゼンに可溶てあった。
実施例6〜7 原料ポリマーとしてエビクロロヒドリン−エチレンオキ
シト共重合体(「エビクロマ−C」ダイソー社製、エビ
クロロヒドリン:エチレンオキシド=47:53(モル
比)1分子量M。
750.000)1.5gを、窒素の代りにアルゴンを
用いた以外は実施例3〜5と同様に試験した結果を第3
表に示した。
(以下余白) 得られた高重合体はいずれもクロロホルム、ジクロロメ
タン及びクロロベンゼンに可溶であった。
IR(KBr、cm−’)  720,744゜109
0.1321.+455.1480゜1595.285
0.3040 UV(CHCl、)λ−x(n m ) 344.33
0 。
294.260,250 比較例1 窒素導入管、窒素放出口、温度計及びマグネット攪拌子
を備えた容量200ml!の三ツロフラスコにエビクロ
ロヒドリンホモポリマー(「エビクロマ−H」ダイソー
社製1分子量M。
600.000)1.5g (16,2ミリ当量)、カ
ルバゾール4.0g、モレキュラシーブ4Aで乾燥した
N、N−ジメチルホルムアミドl l Omf及び粉砕
した水酸化ナトリウム1.5 gを加えた後激しく攪拌
しながら液面上の気相に流量2Of/hrの窒素ガスを
3時間流す。その後窒素ガスの流量を下げ窒素ガス雰囲
気下で反応系を70°Cに加温し、そのまま70〜75
°Cで8時間反応を続ける。反応終了後室温に戻し、上
澄液をメタノール110m!!に注ぐ。析出した沈澱を
i月過しメタノールで洗浄し乾燥するとポリ(1−N−
(2,3−エポキシプロビル)カルバゾール〕を得た。
得られた高重合体の収率及び実施例1と同様に試験した
結果は次の通りてあった。収率75%、塩素含有率0.
5%以下、還元粘度0.32.重量平均分子量M。
116.000゜ 比較例2〜3 塩化カルシウム管、温度計及びマグネット攪拌子を備え
た容量200mA’の三ツロフラスコにエビクロロヒド
リンホモポリマー(「エビクロマ−H」ダイソー社製9
分子量M、600,000)1.5g(16,2ミリ当
量)、カルバゾール4.0g。
モレキュラシーブ4Aで乾燥したN、N−ジメチルホル
ムアミド110ml!、粉砕した水酸化ナトリウム1.
5 g及びフェノール系ラジカル連鎖禁止剤の存在下又
は非存在下で攪拌しなから70℃に加温し、そのまま7
0〜55℃で8時間反応を続ける。反応終了後室温に戻
し、上澄液をメタノール11 Omfに注ぐ。析出した
沈澱を浜過しメタノールで洗浄し乾燥するとポリ(1−
N−(2,3−エポキシプロビル)カルバゾール〕か得
られる。
得られた高重合体の収率及び実施例1と同様に試験した
結果を第4表に示した。
(以下余白) 実施例1〜7及び比較例1〜3の結果より、空気中又は
単に気相だけを置換した低度の不活性ガス雰囲気下にお
ける置換反応によっては高分子量の高重合体は得られな
いこと、或いは空気中でフェノール系ラジカル連鎖禁止
剤の存在下における置換反応によっても分子量の大きい
高重合体は得られないこと、不活性ガス雰囲気下かつフ
ェノール系ラジカル連鎖禁止剤の存在下における置換反
応によってのみ分子量の大きい高重合体が得られること
、更に原料ポリマーとしてエピハロヒドリン単独重合体
のみならずエピハロヒドリン−アルキレンオキシド共重
合体を用いた場合も本発明の置換反応により分子量の大
きい高重合体が得られることが分る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エピハロヒドリン単独重合体又はエピハロヒドリン−ア
    ルキレンオキシド共重合体のハロゲン原子を有機溶媒中
    においてカルバゾール又はカルバゾール誘導体で置換さ
    せるに際し、不活性ガス雰囲気下で上記有機溶媒中に無
    機塩基及びフェノール系ラジカル連鎖禁止剤を存在させ
    ることを特徴とする側鎖にカルバゾール系置換基を有す
    るポリエーテルポリマー高重合体の製造法。
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