JPH04180879A - アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の処理方法 - Google Patents

アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の処理方法

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JPH04180879A
JPH04180879A JP2310328A JP31032890A JPH04180879A JP H04180879 A JPH04180879 A JP H04180879A JP 2310328 A JP2310328 A JP 2310328A JP 31032890 A JP31032890 A JP 31032890A JP H04180879 A JPH04180879 A JP H04180879A
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JP
Japan
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waste
calcium silicate
asbestos
waste material
melting
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Pending
Application number
JP2310328A
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English (en)
Inventor
Tomomi Asakura
朝倉 友美
Yoshihiro Kawaguchi
義博 川口
Yukitoshi Iwao
岩尾 雪敏
Masami Okuda
奥田 正美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材
を同時に処理する方法に関する。
従来の技術 アスベストは、建築物の保護材や種々の保温材として使
用されているが、これら使用済のアスベスト廃棄物は、
産業廃棄物として埋め立て等により廃棄処分されている
。しかし、アスベスト廃棄物は公害等の問題かありその
ままでは廃棄処分できない。
そこで、従来、このような建築物の保護材等に使用され
ていたアスベスト廃棄物を無公害化するのに炉で溶融し
てガラス化しているが、この際なるへく低い温度て溶融
するためにカレット(廃ガラスを小片にしたもので、高
温特性試験の結果、軟化点860’C,融点]234°
c1溶流点1583°Cてあった。)を溶融助材として
混合してから溶融していた。そして、溶融したものは、
容器に入れ、大気中で自然冷却した後、運搬しゃすい大
きさに砕いていた。
また、配管用保温材や建築物の壁材等として用いられて
いたケイ酸カルシウム廃材は用途がなく、回収されずそ
のまま廃棄処分されていた。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によると、溶融助材であるカレットは、
わされざ購入しなければならないためアスベスト廃棄物
の処理コストか高くなるという課題があった。
また、溶融し、ガラス化したアスベスト廃棄物は、冷却
した後、利用しやすい大きさに砕かなければならないこ
とや、容器に融着した溶融物は、容易に取れないため容
器は1回だけの使い捨てであり不経済であるという課題
かあった。
また、ケイ酸カルシウム廃材は、前述のごとく用途はほ
とんど無く、ただ廃棄するたけであるか、その量か膨大
で、かつ比重(0,2前後)か小さくかさばるため、次
第に廃棄場所の確保か困難になっている。しかも、埋め
立てに用いても水を含みやすく、埋立地の表面を土で覆
っても、土中は軟弱なままであることから埋立用土壌と
しての活用ができないなと、問題か多くその解決策か課
題となっている。
本発明は、アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材と
を共に減容し、無公害化し、運搬しやすくするアスベス
ト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の処理方法を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の方法は、アスベスト廃棄物と、ケイ酸カルシウ
ム廃材又はアルミナ(A]、02)を添加したケイ酸カ
ルシウム廃材を配合し、溶融し、該溶融物を急冷却する
ことによりアスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材を
ガラス化して、減容し、無公害化し、運搬しやすくする
方法である。
ここて言うアスベスト廃棄物のうち最も代表的なりリッ
クイル石綿(3Mg0.2S+02.2H2Q)の化学
成分は次の通りである。
Si0□   37 〜44  % Al2O,0,2〜 1.5% Fe2O30,1〜 5.096 FeOO〜 6.0% Mg0    39  〜44  % H2012〜15  % Ca0     5% 以下 このクリソタイル石綿は、軟化点か1570°C1融点
および溶流点ともに1600°C以上てあった。
また、ケイ酸カルシウム廃材の組成は、次に示す範囲で
ある。
S i 0235  〜50 % CaO25〜 33 % ALO34〜  6   % Fez  O21,2〜  4    %MgO0,8
〜  1.8% に20       0、3〜 0.8%Na20  
    0. 1〜 0. 6%S         
  0.3〜 0.4%CI       0.01%
 以下 このケイ酸カルシウム廃材は、融点か1260℃、溶流
点か1336°Cで比較的低融点物質である。
前記ケイ酸カルシウム廃材に約15,8%のアルミナ(
AI□OS)を添加した場合は融点か1200°C1溶
流点か1220°Cて、ケイ酸カルシウム廃材だけより
も融点及び溶流点を降下させる効果が期待できる。但し
、このアルミナ(A1202)は、必ずしもケイ酸カル
シウム廃材に添加する必要はない。
次に、アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材を溶融
し、該溶融物を急冷却する方法の一例を図面に基づき説
明する。但し、本発明の方法は以下の方法に限定される
ものではない。
第1図は、アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材を
溶融する炉の一例を示す。
アスベスト廃棄物1は、通常袋詰めして運搬されており
、これを溶融炉2のアスベスト廃棄物投入口3から溜場
4へ投入する。投入後、シャッタ5を開き、押出し装置
6によって溜場4にあるアスベスト廃棄物1を押し溶融
部7へ落下させる。
その後、押出し装置6を戻しシャッタ5を閉じる。
ケイ酸カルシウム廃材又はアルミナ(A120゜)を添
加したケイ酸カルシウム廃材8は、ホッパー9へ投入さ
れスクリュウコンベア10によって入口11から溶融部
7へ落下させる。
溶融部7には電極12(図面では2対)を設は通電する
ことにより、炉内のガラス状溶融物の電気抵抗により加
熱され、アスベスト廃棄物1とケイ酸カルシウム廃材又
はアルミナ(Al2O3)を添加したケイ酸カルシウム
廃材を溶融しガラス状の溶融物とする。十分溶けた溶融
物は、突出部13の下を流れ、流出部14から排出し、
冷却水槽15へ流れ込み急冷却して固化し、適度の大き
さに水砕される。
尚、溶融等の際発生する煙は、排気口16から排出し濾
過処理してから放出する。
このように溶融物を水中へ放出して冷却して固化した場
合、適度の大きさの片になり、その後の運搬も容易とな
る。また容器に溶融物か融着しないので、容器の再使用
ができる。
流出部14から排出した溶融物は、水中へ放出されて急
冷却して固化した場合、容積比で約1732〜]/19
 (アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の配合比
を1:lにした場合は約1/26)に減容する。
作用 アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材又はアルミナ
(Al□0.)を添加したケイ酸カルシウム廃材を配合
して溶融することにより、これらが同時にガラス化して
、減容し、急冷却することにより砕かれて、運搬しやす
くなる作用かある。
発明の効果 本発明の方法により、アスベスト廃棄物とケイ酸カルシ
ウム廃材かガラス化して無公害化されて減容てきるほか
、従来廃棄されていたケイ酸カルシウム廃材が溶融助材
として利用でき、溶融助材としてのカレットか不用とな
る。また、溶融物を急冷却することにより適度の大きさ
に砕かれるため、固化した溶融物を砕く手間か不用とな
るとともに、構造物等への用途に利用できるなとの効果
かある。
実施例 以下、本発明の実施例を示すか、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
表−1は、実施例1〜2及び比較例1〜5を示す。
実施例及び比較例にもちいたアスベスト廃棄物は、約1
000″Cて1時間焼成した後、処理を施したものであ
る。
また、これらの試験は、以下の方法により行った。
高温特性試験にはライフ製の高温加熱顕微鏡を用い、J
IS  M8801の方法に基づいて測定した。測定方
法は試料を粉末にして試験すいを製作し、次いてこの試
験すいを電気炉内で昇温する。
昇温制御は1000℃まては15°C/min 、  
I 000°Cで5分間保持した後、1000℃以上に
ついては5℃/minに設定した。
表−1の溶融性を示す特性温度は次の通りである。
軟化点とは、試験すいの頂部か溶けて丸くなり始めた温
度。融点とは、試験すいか溶融して、その高さか底部の
見かけ上の幅のほぼl/2に等しくなったときの温度。
溶流点とは、溶融物か支持台に流れ、融点のときの高さ
のほぼl/3の高さになった時の温度である。
アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の配合割合は
重量比で1・0.5〜1:2.5であるが、好ましくは
1.1である。
実施例1のように配合割合をI Iにした場合、融点は
約1315°C1溶流点は約137o″Cとなり、これ
はアスベスト廃棄物にカレットを配合して溶融した場合
(融点1380°C1溶流点1454°C)よりも若干
低い温度でガラス化処理でき、良い結果か得られた。但
し、通常は、約1400℃程度で溶融するのが望ましい
また、実施例2のようにアスベスト廃棄物lに対してケ
イ酸力ルシュウムの配合比を0.5とした場合、溶流点
は、1600°Cとなり、これ以上ケイ酸力ルシュウム
の割合を少なくすると、溶流点が高くなってアスベスト
廃棄物だけの溶流点に近付き、溶融助材による融点降下
か望めないことになる。
他方、アスベスト廃棄物lに対してケイ酸力ルシュウム
の配合比を2.5とした場合、炉の処理能力からこれ以
上ケイ酸カルシウム廃材の割合を多くすると、アスベス
ト廃棄物の量か減少するのて、一応の目安を1・2.5
としたもので、融点降下等の問題は無い。
尚、前記のようにケイ酸カルシウム廃材の割合を多くす
るとケイ酸カルシウム廃材の融点(1260°C)溶流
点(1336°C)に近づくことは容易に推測できる。
また、比較例3〜5のようにアスベスト廃棄物にNa=
C0=、 10H20、Na=C0= 、Ca (OH
) 2を添加した場合には溶流点は約1600°C以上
となり融点降下材としての効果は期待できなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、溶融図を示す概略図である。 ■・・・アスベスト廃棄物、2・・・溶融炉、3・・・
アスベスト廃棄物投入口、4・・・溜場、5・・・ンヤ
ッタ、6・・・押出し装置、7・・・溶融部、8・・・
ケイ酸カルシウム廃材、9・・・ホッパー、lO・・ス
クリュウコンヘア、11・・・入口、12・・・電極、
13・・突出部、14・・・流出部、15・・・冷却水
槽、16・・・排気口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アスベスト廃棄物と、ケイ酸カルシウム廃材又はア
    ルミナ(Al_2O_3)を添加したケイ酸カルシウム
    廃材を配合し、溶融し、該溶融物を急冷却することを特
    徴とするアスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の処
    理方法。
JP2310328A 1990-11-15 1990-11-15 アスベスト廃棄物とケイ酸カルシウム廃材の処理方法 Pending JPH04180879A (ja)

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