JPH04180551A - 窒素ドープタンタル薄膜の形成方法 - Google Patents

窒素ドープタンタル薄膜の形成方法

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Publication number
JPH04180551A
JPH04180551A JP2309288A JP30928890A JPH04180551A JP H04180551 A JPH04180551 A JP H04180551A JP 2309288 A JP2309288 A JP 2309288A JP 30928890 A JP30928890 A JP 30928890A JP H04180551 A JPH04180551 A JP H04180551A
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JP
Japan
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nitrogen
thin film
substrate
tantalum
doped tantalum
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Pending
Application number
JP2309288A
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English (en)
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Takashi Sato
尚 佐藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は窒素ドープタンタル薄膜の形成方法に関し、そ
の薄膜は液晶デイスプレィに用いられるHIM素子に用
いられる。
〔従来の技術〕
従来、 5OLID   5TATE   DEVIC
EAND  MATERIALS  Part2199
0年 P、1047に記載されているようにスパッタ法
による窒素ドープタンタル薄膜の形製法が知られていた
〔発明が解決しようとする課題及び目的〕しかし従来の
形成方法は安定性と再現性が悪いという課題を有してい
た。
そこで本発明はこのような課題を解決するもので目的と
するところは安定性と再現性に優れた窒素ドープタンタ
ル薄膜の形成方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の窒素ドープタンタル薄膜の形成方法は、減圧下
において基板上にタンタル薄膜を蒸着する手段とイオン
化された窒素原子や分子を含むプラズマを前記基板上に
照射することを特徴とする。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明にかかる窒素ドープタンタル薄膜の形成方法
を示す図である。ロータリーポンプ1とクライオポンプ
2により減圧状態に保たれたチャンバー3内には電子ビ
ーム蒸着系4とイオンガン5、そして基板ホルダー9に
保持された基板9が保持さ−れている。電子ビーム蒸着
系4はこの業界で通常用いられているものと同じであり
、蒸着されるTaが保持されている。イオンガン5;、
: D E N T ON  V A CU U M、
I N C,製ノCC−102C0LD  CATHO
DE  l0NSOURCE  SYSTEM  (冷
陰極タイプ)であり、ガス配管6とマスフローコントロ
ーラ10を通して窒素ガスボンヘアに接続されている。
まずロータリーポンプ1とクライオポンプ2を用いてチ
ャンバー3内を減圧状態(約5*10E−7Torr)
に排気する。ついでマスフローコントローラー10を用
いてイオンガン5に窒素を導入する。そしてイオンガン
5を動作させプラズマ状態の窒素を作りイオン化した窒
素原子や分子を含むプラズマを基板9上に照射する。こ
の時同時に電子ビーム蒸着系4を用いてTaを基板9上
に蒸着する。これにより基板9上には窒素ドープタンタ
ル薄膜が形成される。この際のチャンバー3内の真空度
は導入される窒素により低下し2*10E−4Torr
である。この方法は電子ビーム蒸着系4とイーオンガン
5が独立に安定に動作するため安定性がありしかも再現
性に優れた窒素ドープタンタル薄膜の形成方法である。
同一の形成条件で形成される薄膜の再現性を60cm角
の基板を用いて調べたところ、5回形成し比抵抗のバッ
チ間のばらつきは±2%であった。この再現性は薄膜形
成時のイオンガン5と電子ビーム蒸着系4の安定性によ
りもたらされたものであると考えられる。そして均一性
はイオンガン5と蒸着系4の均一性によりもたらされた
と考えられる。さらにイオン化された窒素原子や分子を
用いてし八るため、形成された窒素ドープタンタル薄膜
は非常に緻密で基板9上に強固に密着していた。この薄
膜を用いて作成したMIM素子のばらつきも±2%であ
り、非常に良好な素子特性の均一性を得た。これは液晶
デイスプレィに応用するさいなんら問題を生じない均一
性である。しかも、このMIM素子の電流−電圧特性の
非線形性を示すβ値は6となり、従来のスパッタ法を用
いて形成されるβ値3゜5に比べ格段によい特性を示し
た。これにより、デユーティ−数2000の液晶デイス
プレィを形成することができた。従来のスパッタ法だと
デユーティ−数は1000が限界であった。しかも、本
発明の窒素ドープタンタル薄膜を形成する際の基板温度
は常温で良いため、大面積の液晶デイスプレィを形成す
るにはとても良好である。
電子ビーム蒸着系4の代わりに抵抗加熱蒸着系や他の蒸
着系を用いてもよい。真空排気系はロータリーポンプ1
やクライオポンプ2に限る必要は無くデイヒユージョン
ポンプのような他の真空排気系を用いてもよい。イオン
ガン5は冷陰極タイプのものに限る必要はなくヒイラメ
ントを用いた熱陰極タイプや他のタイプのものを用いて
もよい。
薄膜形成前のチャンバー内の圧力は5*10E−7To
rrに限る必要はなく他の圧力でもよい。
薄膜形成時のチャンバー内の圧力は2*10E−4To
rrに限る必要はなくたの圧力でもよい。
薄膜形成時の基板温度は常温に限る必要はなく他の温度
にしてもよい。イオンガン5を用いて基板9上に照射す
るのは窒素だけではなく酸素や他のガスを用いて−もよ
い。その際のプラズマ中のイオン化率は高い方が望まし
く、さらに電子をある程度除去し、プラスに帯電したプ
ラズマ(あるいはイオン流)を用いることが望ましい。
〔発明の効果〕
安定性と再現性に優れた窒素ドープタンタル薄膜の形成
方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる窒素ドープタンタル薄膜の形成
方法を示す図である。 1−一一ロータリーボンブ 2−m−クライオポンプ 3−m−チャンバー 4−m−電子ビーム蒸着系 5−m−イオンガン 6−−−ガス配管 7−−−ガスボンベ 8−m−基板ホルダー 9−m=基板 −10−一マスフローコントローラー 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  減圧下において基板上にタンタル薄膜を蒸着する手段
    とイオン化された窒素原子や分子を含むプラズマを前記
    基板上に照射する手段を同時に用いることを特徴とする
    窒素ドープタンタル薄膜の形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043732A1 (ja) * 2010-10-01 2012-04-05 株式会社エス・エフ・シー 成膜方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043732A1 (ja) * 2010-10-01 2012-04-05 株式会社エス・エフ・シー 成膜方法
JP5008211B2 (ja) * 2010-10-01 2012-08-22 株式会社エス・エフ・シー 成膜方法

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