JPH0418033A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPH0418033A
JPH0418033A JP2120557A JP12055790A JPH0418033A JP H0418033 A JPH0418033 A JP H0418033A JP 2120557 A JP2120557 A JP 2120557A JP 12055790 A JP12055790 A JP 12055790A JP H0418033 A JPH0418033 A JP H0418033A
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gamma interferon
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小西 康江
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中井 哲
Yoshikatsu Hirai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医薬上有用なガンマー・インターフェロンと
インターロイキン−1との配合剤に関する。
従来の技術 ガンマー・インターフェロンは、1965年にイー・エ
フ・ライ−ロック(E、F Wheelock;5ci
ence、 149.310−311.1965)が、
ヒト白血球に誘導剤としてPHA (フィトヘムアグル
チニン)を加えて培養すると、pH2で失活するウィル
ス抑制因子が産生されることを見出し、得られたもので
ある。次いでアール・フフルコフ(R,Falcofl
;J、Gen、Virol、、 16.251〜253
.1972)はpH2で失活するウィルス抑制因子の分
子量が50000であると報告したが、その後ワイ・ケ
ー・イソプら(Y、に、Yip、et al;5cie
nce、  215,411〜413.1982)は5
DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(SDS−P
AGE)で処理するとガンマー・インターフェロンが分
子fi25000の両分と20000の両分に分離し得
ることを報告した。
一方、ガンマー・インターフェロンが抗ウィルス活性の
みならず抗腫瘍活性を有することは公知であり、ジエイ
・エル・フレインら(J、 L、 Crane、 L。
A、 Glasgow、 E、 R,Xern、 an
d J、 S、 Younger;J、 Natl。
Cancer In51.、61.871〜874.1
978) 、ジエイ・イー・ブラロツタら(J、 E、
 Bla 1ock、 J、 A、 Georgiad
es。
M、 P、 Langford、 and H,M、 
Johnson;Ce1l Immunol、 。
49、390〜394.1980)は、アルファ・イン
ターフェロンやベーター・インターフェロンに比較して
、ガンマー・インターフェロンの抗Jfl活性は20〜
100倍強いことを報告している。
他方、インターロイキン〜1は特異抗原、リポポリサッ
カライドなどにより活性化された単球あるいはマクロフ
ァージなどから産生される分子量12000〜1800
0程度のポリペプチドである[ニス・ビー・ミゼル(S
、 B、 Mixel)、 Immunol。
Rev、、  63. 51〜71.1982 ] 。
]インターロイキンーはT細胞の活性化に関与するのみ
ならず、生体内ではきわめて多彩な作用を発揮している
[シー・ニー・ディナレロ(C,A、Dinarell
o);New Eng。
J、 Med、、 311.1413〜1418.19
84 ] 、たとえば、]インターロイキンーはB細胞
活性化因子(B cellactivating fa
ctor )とも呼ばれていたように、B細胞に作用し
、B細胞分化因子(B celldillerenli
a目on lactam; BCDF)と共同して免疫
グロブリン産生を誘導する[アール・ジェイ・ファルコ
フら(R,J、 Falkol、 A、 Muragu
chi、 J、 X、 Hong。
ef  aL  )  ;J、  Immunol、、
131.  801〜805. 1983コ 。 その
他インターロイキン−1は種々の細胞に働き、さまざま
な生物活性を示し免疫、炎症、造血、内分泌、脳神経な
ど、はとんどすべての生体反応に重要な役割をはたして
いる。さらにインターロイキン−1は種々の腫瘍細胞に
対し直接的な増殖抑制や、細胞致死活性を示す[ケー・
オノザキら(K、 0noxaki、 K、 Majs
ushima、 B、 B、 Aggarwal、 e
t  al、 );]、 Immunol、 、 13
5.3962.1985 ] ことから抗腫瘍剤として
の用途も考えられている。
発明が解決しようとする課題 ガンマー・インターフェロン及びインターロイキン−1
は両者ともに腫瘍細胞に対して増殖抑制効果を有してい
るが、これらのいずれか一方を有効成分とする抗腫瘍剤
を投与した臨床治験では、発熱、胃腸症状、全身倦怠、
低血圧、筋肉痛などの副作用を示すことが報告されてい
る。[エイチ・ニーゆハーヴエイら(L A、Harv
ey、 A、 Liplon、 D。
S、WIite、el at、) ;Proc、ASC
o、 24,46.1983] 。このため、ガンマー
・インターフェロン及びインターロイキン−1はいずれ
も、癌の治療に対して期待されていたもののこのような
副作用を有するために大量投与などの試みを断念せざる
を得ないのが現状である。
従って、本発明は、ガンマー・インターフェロン又はイ
ンターロイキン−1の抗腫瘍活性を増強し、これにより
これらの投与量を低減させ、上記副作用の軽減が可能な
抗腫瘍剤を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねる
過程で、ガンマー・インターフェロン又はインターロイ
キン−1のいずれかの抗腫瘍活性を増強する物質の検索
を行ったが、良好な結果を得るには至らなかった。とこ
ろが、ガンマー・インターフェロンおよびインターロイ
キン−1を併用すると、予想外にも、それぞれの抗腫瘍
活性が相互に著しく増強され、それぞれ単独では抗腫瘍
効果が発揮されないような低い投与量においても腫瘍細
胞の増殖抑制効果が得られ、その結果、両者の投与量を
大幅に低減することが可能となることを見出した。本発
明は、この新知見に基づき完成されたものである。
すなわち、本発明は、ガンマー・インターフェロンとイ
ンターロイキン−1とを有効成分とする抗腫瘍剤を提供
するものである。
本発明の抗腫瘍剤に用いるガンマー・インターフェロン
は、インターフェロン活性を有するものであれば、天然
、あるいは組換えのガンマー・インターフェロンでもよ
い。一般にガンマー−インターフェロンの製造は、天然
型の場合はヒト白血球を採取するか、または、通常のヒ
ト細胞を培養する方法によって株化T細胞を培養し、こ
れに誘導剤としてPHA、ConA等を用いて誘導産生
ずる方法が取られている〔イラナ ナサン(Ilana
 Na1han)  ら、Nature、  292.
 842゜1981 7サコマツヤ? (Masako
 Maisuyama)ら、The Journal 
of 1mmunology 、  129. 450
.1982)。この方法によって細胞を大量に得るには
技術面、コスト面で困難な点が多(、より安価に細胞を
増殖させる方法として、)1ムスター法が開発されてい
る(特公昭63−1296号及び特公昭56−5415
8号)。該方法の概要は次の通りである。即ち、あらか
じめ免疫抑制剤を投与した幼若ハムスターの背部皮下に
株化T細胞を移植することによってT細胞を増殖せしめ
ると、ハムスターの背部に腫瘍塊が出来る。これが一定
の大きさになったところでこの腫瘍塊を取り出し、裁断
後、破砕して細胞を分散させて細胞浮遊液を調製する。
このようにして調製されたT細胞にPHAを用いてガン
マー・インターフェロンを誘導産生ずる方法である。本
方法によって得られるガンマー・インターフェロンは天
然型と同一の糖鎖を有していることを特徴とする。この
他、ガンマー・インターフェロンを安定に、安価に製造
するために遺伝子組換え技術によって作成されたヒトの
ガンマー・インターフェロン遺伝子を組み込まれた微生
物を培養することにより、産生ずることもできる〔パト
リック ダブリュー グレイ(Palrik W、Gr
ay )ら、Najute、 295.501.198
2)。但し、該方法によって得られるガンマー・インタ
ーフェロンは糖鎖を有していない〔エルンスト リンデ
ルクネヒト(Ernsl Rinderknechl 
) ら、The JouInal of Biolog
icalChemistry 259,6790.19
84)。
これらガンマー・インターフェロンのうちでも、特に、
上記ハムスター法により製造されるもの等が好ましく使
用できる。
一方、本発明で使用されるインターロイキン−1として
は、インターロイキン−1活性を有するかぎりにおいて
、天然型あるいは遺伝子組換えにより産生されたインタ
ーロイキン−1が包含される。天然型のインターロイキ
ン−1の製造法は特開昭62−174022号に詳述さ
れている方法によって得ることが可能である。さらに遺
伝子の組換えによって得られるインターロイキン−1は
特開昭63−152398号に詳述されている方法によ
って種々のインターロイキン−1誘導体を得ることが可
能である。
これらインターロイキン−1のうちでも、本発明では、
特に、IL−1βそのもの又は上記特開昭63−152
398号に記載されているインターロイキン−1β誘導
体、例えば、下記に記載のものを例示できる。
oIL−1β自イ本 0 (Gly’ )IL−1β(4位ArgをGlyに
置換したIL−1β) o [A1a8]IL−1β(8位CysをAlaに置
換したIL−1β) o (A1a7])IL−1β(71位CysをAla
に置換したIL−1β) o (Leu”)IL−1β(93位LysをLeuに
置換したIL−’1β) o (Arg12’ )IL−1β(120位Trpを
Argに置換したIL−1β) o (Tyr30)IL−1β(30位HisをTyr
に置換したIL−1β) o (Ala8A1a7J IL−1β(8位Cys及
び71位Cysを8位Ala及び71位Alaに置換し
たIL−1β) oIL−1β−(4−153)ポリペプチド(1位Al
aから3位Valに至るアミノ酸配列を欠失させたIL
−1β) oIL−1β−(1−150)ポリペプチド(151位
以降を欠失させたIL−1β)本発明の抗腫瘍剤は、ガ
ンマー・インターフェロンとインターロイキン−1とが
単一の製剤中に含まれるように調製して投与してもよく
、或し1は、ガンマー・インターフェロンとインターロ
イキン−1とのそれぞれを別個の製剤として調製し、こ
れら2つの製剤を投与しても良い。いずれの場合も、ガ
ンマー・インターフェロンとインターロイキン−1とは
、相互に一方が他方の腫瘍細胞増殖抑制作用を増強する
ため、両者の使用割合は、極めて広い範囲から適宜選択
できる。
本発明の抗腫瘍剤を臨床上使用するに際し、成人に対す
る一日当たりの有効量に関しては、広い範囲から選択で
き、ガンマー・インターフェロンは、通常−日当たり4
. 2 u g/body〜4. 2mg/body程
度の範囲で使用すれば良く、一方、インターロイキン−
1は、一般に一日当たり0.08〜8μg/body程
度の範囲で使用するのが望ましい。本発明では、既述の
ごとく、ガンマー・インターフェロンとインターロイキ
ン−1とは、相互に一方が他方の腫瘍細胞増殖抑制作用
を増強するため、たとえば、ガンマー・インターフェロ
ンをこの分野で通常採用されている臨床投与量で使用す
る場合は、インターロイキン−1の通常採用されている
臨床投与量を1/100倍〜9/10倍程度に減少させ
ることができる。同様に、インターロイキン−1を一般
にこの分野で採用されている臨床投与量で使用する場合
は、ガンマー・インターフェロンの通常採用されている
臨床投与量を1/100倍〜9/10倍程度に減少させ
ることができる。前記副作用を回避する観点から、本発
明では、ガンマー・インターフェロンとインターロイキ
ン−1のいずれか一方を上記有効量範囲内の低い目の投
与量で使用するのが望ましい。
本発明の抗腫瘍剤は、その使用目的に応じ、この分野で
慣用されている各種の投与形態で使用される。特に、本
発明では、上記製剤を製造する際に、人血清アルブミン
及び/又は糖類と界面活性剤を使用することにより、有
効成分、就中インターロイキン−1の安定性を向上させ
ることもできる。
上記において糖としては特に限定はなく、例えばグルコ
ース、マンノース、ガラクトース、果糖等の単糖類、マ
ンニトール、イノシトール、キシリトール等の糖アルコ
ール類、ショ糖、マルトース、乳糖等の三糖類、デキス
トラン、ヒドロキシプロピルスターチ等の多糖類等を使
用でき、之等は一種単独でも二種以上混合しても用い得
る。之等の中で特にショ糖、マルトース、マンニトール
、イノシトール、デキストラン等が好ましい。
界面活性剤としても特に限定はなく、イオン性及び非イ
オン性界面活性剤のいずれも使用でき、就中、ポリオキ
シエチレングリコールソルビタンアルキルエステル系、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル系、ソルビタンモ
ノアシルエステル系、脂肪酸グリセリド系等の界面活性
剤を好ましく利用できる。
上記糖類の添加口は、インターロイキン−1そのもの又
はその前記誘導体(以下rlL−1活性物」という)1
μg当たり約0. 1mg程度以上、好ましくは約1〜
100mg程度の範囲とするのが適当であり、界面活性
剤の悉加量は、IL−1活性物1μg当たり約0.00
01mg程度以上、好ましくけ約0.001〜O,1m
g程度の範囲とするのが適当である。また人血清アルブ
ミンの添加口はIL−1活性物1μg当たり約0. 0
01mg程度以上、好ましくは約0.01〜10mg程
度の範囲とするのが適当である。
本発明の抗腫瘍剤は、通常のこの種医薬組成物と同様の
ものとすることができ、他の薬理的有効成分や製剤上の
慣用成分等を任意に配合してもよい。
特に、本発明抗腫瘍剤に配合できる他の成分としては、
IL−1活性物の安定化を更に増加させる面より、通常
の含硫還元剤が好ましい。該含硫還元剤としては、具体
的にはシスティン、N−アセチルホモシスティン、チオ
クト酸、チオグリコール酸及び之等の塩類、チオエタノ
ールアミン、チオグリセロール、チオ硫酸ナトリウム、
チオ乳酸、ジチオスレイトール、グルタチオン等の比較
的温和な還元剤等を好ましく例示でき、之等は一種単独
でも利用でき、2種以上併用することもできる。之等の
添加量は特に制限されないが、IL−1β活性物1μg
当たり約0.001mg程度以上、好ましくは0.01
〜10mg程度(2種以上を併用する場合はそれらの合
計毒)とするのが適当である。
本発明の抗腫瘍剤は、また、緩衝液で等張出して安定な
等張出製剤とされるのが適当である。ここで用いられる
緩衝液としては、例えば代表的には、クエン酸−クエン
酸ナトリウム、クエン酸−リン酸ナトリウム、酢酸−酢
酸ナトリウム、クエン酸−ホウ砂等のpH4〜8程度、
好ましくはpH5〜6程度の各種緩衝液を例示できる。
本発明抗腫瘍剤は、例えば通常薬理有効毒のガンマー・
インターフェロン、IL−1活性物及び前記特定の配合
成分と共に、適当な医薬製剤担体を配合して製剤組成物
の形態に調製される。該製剤担体としては使用形態に応
じた製剤の調製に通常慣用される充填剤、増量剤、結合
剤、付湿剤、崩壊剤等の賦形剤乃至稀釈剤をいずれも使
用できる。製剤組成物の形態は、これが有効成分を効果
的に含有する状態であれば特に限定はなく、錠剤、粉末
剤、顆粒剤、先割等の固剤であってもよく、液剤、懸濁
剤、乳剤等の注射剤形態であってもよい。またこれは使
用前に適当な担体の添加により液状となし得る乾燥品と
することもできる。之等の製剤組成物はいずれも常法に
従い調製され得る。
得られる医薬製剤は、該製剤組成物の形態に応じた適当
な投与経路、例えば、注射剤形態の医薬製剤は、静脈内
、筋肉内、皮下、皮肉、腹腔内投与等により投与され、
固剤形態の医薬製剤は、経口乃至は経腸投与され得る。
該投与は、−日1回であってもよ(、また−日3〜4回
に分けることもできる。
発明の効果 本発明によれば、カンマ−・インターフェロンとインタ
ーロイキン−1とを併用することにより、それぞれの抗
腫瘍活性が相互に著しく増強され、それぞれ単独では抗
腫瘍効果が発揮されないような低い投与量においても腫
瘍細胞の増殖抑制効果が得られる。その結果、両者の投
与量の大幅な低減および前記副作用の軽減が可能となる
実施例 参考例1.ガンマー・インターフェロンの調製ガンマー
・インターフェロンはef 公開63−1296号(1
988,1,12)に従って以下の方法により調製され
た。
(1)細胞の増殖 BALL−1細胞をFe2 Cウシ胎児血清)20%を
含むRPMI〜1640培地(pH7,2)中、37℃
で培養した。得られた細胞を血清無添加のRPMI−1
640培地(pH7,2)で洗浄し、次いで同培地に約
lX106個/回になるように懸濁した。
あらかじめ、ウサギ抗血清を投与して免疫反応を抑制し
た新生児ハムスターの皮下に、上記で調製したBALL
−1細胞を移植し、約3週間通常の飼育を行った。次い
で皮下に増殖したB A L、 L=1細胞の主要塊を
摘出し細切した後、トリプシン含有の生理食塩水に懸濁
して細胞を分散させた。
得られた細胞を血清無添加のRPM I −1640培
地で洗浄し、10%FC8を含む同培地に約lX106
個/脱になるように懸濁し、以降のガンマー・インター
フェロンの産生に供した。
(2)ガンマー・インターフェロンの産生上記(1)の
方法で得られた10%FC3に懸濁したBALL−1細
胞に、誘導剤としてリポポリサッカライド(LPS)を
1100n添加して37℃で3日間培養し、ガンマー・
インターフェロンを誘導産生させた。
培養後、遠心分離を行って細胞を除去し、限外濾過によ
り濃縮した。濃縮液をモノクローナル抗体カラムを用い
て精製を行った。本標品の比活性は7. 35X106
IU/mg  protelnであった。
参考例2.インターロイキン−1の調製特開昭63−1
52.398号の実施例1に記載の方法に従い、71位
CysをSetに置換したインターロイキン−1βを調
製し、単離、精製した。
以下、上記参考例1で得たガンマー・インターフェロン
及び上記参考例2で得たインターロイキン−1を種々の
使用割合で使用し、腫瘍細胞の増殖抑制効果を測定した
。その結果を、下記の実施例1(1)〜(3)に示す。
実施例1.ヒト腫瘍細胞株の増殖に対する併用効里 (1)Colo  205細胞に対する効果Co1o 
 205細胞(ヒト結腸腺癌細胞、Cancer Re
s、 、 38.1345.1978)をムーアQ!o
ore )らの方法(J、 Am、 Med、 As5
oc、 、 199.519.1967)に従って培養
し、得られた細胞を、PB’5(−)溶液(日永製薬社
製、リン酸緩衝生理食塩水)で2回洗浄し、0.05%
トリプシン(フロー・ラボラドリース社製)で細胞をは
がした後、ピペツテングによりRPMI−1640培地
(ギブコ社製)に細胞を懸濁した。25℃、120Or
pmで5分間遠心洗浄(日立製作新製、05PR−22
型)した細胞を再び同培地に懸濁し、最終濃度が10%
となるようにFBS (ウシ胎児血清、ギブコ社製)を
加えた。生細胞数はトリパンブルー溶液(和光紬薬社製
)にて染色して、光学顕微鏡下で計測した。
即ち、12穴のマイクロプレート(コースタ−社製)の
各人に6.3×102個/謂から2×104個/mlの
希釈系列にした細胞溶液を0.5眼ずつ加えて5% C
O2下、37℃で9日間培養(ナプコ社製C02インキ
ュベーター)し、細胞濃度と培養時間の予備検討を行っ
た。ついてマイクロプレー)・の各人に最終濃度がOl
o、014.0.14.1.4.14.140ng/−
(即ち、0.0.1.1.10.100及び1000u
/mQ)の参考例1のガンマー・インターフェロン(以
下、rIFN−γ」という)または0.0.01.0.
1.1.10.1100n/謂の参考例2のインターロ
イキン−1β(以下rlL−1β」という)をそれぞれ
組み合わせてo、o25謂ずつ添加し、さらに予備検討
の結果に合わせて細胞濃度を1.3×103個/賎に希
釈調整した細胞溶液を0.5閾ずつ加えて5%C02下
、37°Cで8日間培養した。培養後、各人の細胞はP
BS(+)溶液(日永製薬社製)で洗浄し、メタノール
(和光紬薬社製)固定した。
風乾後、ギムザ染色(メルク社製)を行い、オートマチ
イックパーティクルカウンター(cp−2000、白井
松器械社製)または実体顕微鏡(SZH、オリンパス社
製)下でコロニー数を計測した。各群の細胞増殖率を、
ガンマー・インターフェロンおよびインターロイキン−
1βの代わりに培養液のみを添加した群を対照として算
出した。結果を第1表に示す。
この結果、第1表に示すように、Co1゜205細胞に
対してインターロイキン−1βは該細胞に対する単独の
増殖抑制効果は弱く、lng/謂から100 n g/
mQまでの添加で、増殖抑制効果は弱く、1100n/
rrlQで35%前後の増殖抑制効果しか示さなかった
。またガンマー・インターフェロンのみでは0.14%
g/mQi加群で65%の増殖抑制効果を示した。
これに対して、IFN−γ単独処置群では、1FN−7
のED、o値(Probil法による、以下同じ)が0
.18%g/謂であるのに比較して、0.O1ng/m
QのIL−1βを併用した群では、IFN−7のED5
o値が0.042ng/mQ、0.1βg/四のIL−
1β併用群では、0.007ng / Marとなり、
実に4.3〜25.7倍もの増殖抑制活性の増強が認め
られた。
(2)KPK−1細胞に対する効果 KPK−1細胞(ヒト腎癌細胞)をムーア(k(oo+
e )らの方法(J、八m、 Med、 As5oc、
 、 199.519゜1967)に従って培養し、得
られた細胞を、PBS(−)溶液(日永製薬社製)で2
回洗浄し、0.05%トリプシン(フロー・ラボラドリ
ース社製)で細胞をはがした後、ピペツテンクによりR
PMI−1640培地(ギブコ社製)に細胞を懸濁した
。25°C,120Orpmで5分間遠心洗浄(日立製
作新製、05PR−22型)した細胞を再び同培地に懸
濁し、最終濃度が10%となるようにFBS (ウシ胎
児血清、ギブコ社製)を加えた。生細胞数はトリパンブ
ルー溶液(和光紬薬社製)にて染色して、光学顕微鏡下
で計測した。
即ち、12穴のマイクロプレート(コースタ−社製)の
各式に6.3X、102個/m12から2×104個/
mQの希釈系列にした細胞溶液を0. 5虻ずつ加えて
5% C02下、37℃で6日間培養(ナプコ社製CO
2インキュヘーター)し、細胞濃度と培養時間の予備検
討を行った。ついでマイクロプレートの各人に、最終濃
度が0.0.014.0,14.1.4.14.140
βg/回(即ち、0.0.1.1.10.100.10
00u/!IIQ)の参考例1のガンマー・インターフ
ェロンまたは0.0.01.0.1.1.10.110
0n/回の参考例2のインターロイキン−1βをそれぞ
れ組み合わせて0. 025mQずつ添加し、−さらに
予備検討の結果に合わせて細胞濃度を2X10’個/m
lに希釈調整した細胞溶液を0.5鵬ずつ加えて5%C
O2下、37℃で7日間培養した。培養後、各人の細胞
はPBS(+)溶液(白水製薬社製)で洗浄し、メタノ
ール(和光紬薬社製)固定した。風乾後、ギムザ染色(
メルク社製)を行い、オートマチイックパーティクルカ
ウンター(CP−2000、白井松器械社製)または実
体顕微鏡(SZH、オリンパス社製)下でコロニー数を
計測した。各群の細胞増殖率を、ガンマー・インターフ
ェロンおよびインターロイキン−1βの代わりに培養液
のみを添加した群を対照として算出した。結果を第2表
に示す。
第2表から明らかなように、KPK−1細胞に対してイ
ンターロイキン−1βは非常に弱い増殖抑制効果しか示
さず、1100n/mQでも15%程度の抑制であった
。ガンマー・インターフェロンは14%g/mQで57
%の増殖抑制効果を示した。これに比較し、IFN−γ
単独処置群では、IFN−7のED50値が11.30
1βg/mQであるのに比較して、0.1βg/謂のI
L−1βを併用した群では、IFN−γのED、。値が
1゜862βg/mQ、1 n g/噌のIL−1β併
用群では、0.255βg/閾となり、実に6.1〜4
4.3倍もの増殖抑制活性の増強が認められた。
(3)各種細胞に対する効果 5W48細胞(ヒト結腸腺癌細胞、CancerRes
、、  36,4562.1976)を、レイボヴイッ
ッ(Leibovilz )らの方法(Am、 1. 
Hyg、 、 78.173゜1963)に従って培養
し、得られた細胞を、PBS(−)溶液(白水製薬社製
)で2回洗浄し、0.05%トリプシン(フロー・ラボ
ラドリース社製)で細胞をはがした後、ピペッテンクに
よりL−15培地(フロー・ラボラトリーズ社製)に細
胞を懸濁した。25°C,120Orpmで5分間遠心
洗浄(日立製作新製、05PR−22型)した細胞を再
び同培地に懸濁し、最終濃度が10%となるようにFB
S (ウシ胎児血清、キブコ社製)を加えた。生細胞数
はトリパンブルー溶液(和光紬薬社製)にて染色して、
光学顕微鏡下で計測した。
即ち、12穴のマイクロプレート(コースタ−社製)の
各人に6.3X10”個/mlがら2×104個/ml
の希釈系列にした細胞溶液を0.5鵬ずつ加えて5% 
CO2下、37°Cで8日間培養(ナプコ社製CO2イ
ンキュベーター)し、細胞濃度と培養時間の予備検討を
行った。ついでマイクロプレートの各人に、最終濃度が
0もしくは1.4βg/mQの参考例1のガンマー・イ
ンターフェロンまたは0もしくは1.0βg/mQの参
考例2のインターロイキン−1βをそれぞれ単独、又は
組み合わせて0.025謂ずつ添加し、さらに予備検討
の結果に合わせて細胞濃度を2.5×103個/謂に希
釈調整した細胞溶液を0.5謂ずつ加えて5%CO2下
、37°Cで12日間培養した。培養後、各人の細胞は
PBS (+)(日本製薬社製)で洗浄し、メタノール
(和光紬薬社製)固定した。
Ca1u−3細胞(ヒト肺癌細胞、J、Nal。
Cancer In5t、 、 58.209.197
7)を、イーグル・エイチ(Eagle、 )1. )
らの方法(Sc1ence、 130.432.195
9)に従って培養し、得られた細胞をPBS (−)溶
液(日本製薬社製)で2回洗浄し、0.05%トリプシ
ン(フロー・ラボラトリーズ社製)+10%N E A
 A (Non essential amino a
cid、  フロー・ラボラトリーズ社製)に1+Il
(のピルビン酸ナトリウムを含む培地に細胞を懸濁した
。25°CC11200rpで5分間遠心洗浄(日立製
作前装、05PR−22型)した細胞を再び同培地に懸
濁し、最終濃度が10%となるようにFe2 (ウシ胎
児血清、ギブコ社製)を加えた。生細胞数はトリパンブ
ルー溶液(和光紬薬社製)にて染色して、光学顕微鏡下
で計測した。
これを12穴のマイクロプレート(コースタ−社製)の
各穴6.3X102個/謂から2×104個/謂の希釈
系列にした細胞溶液を0.5閾ずつ加えて5% CO2
下、37℃で9日間培養(ナプコ社製、C02インキユ
ベーター)し、細胞濃度と培養時間の予備検討を行った
。次いでマイクロプレートの各人に、最終濃度が0もし
くは1.4βg/mQの参考例1のガンマー・インター
フェロン、または0もしくは1.0βg/IQの参考例
2のインターロイキン−1βをそれぞれ単独、または組
み合わせて0.025mQずつ添加し、さらに予備検討
の結果に合わせて細胞濃度を2.5×103個/回に希
釈調整した細胞溶液を0゜5謂ずつ加えて5% CO2
下、37°Cて12日間培養した。培養後、各人の細胞
はPBS(+)溶液(日本製薬社製)で洗浄し、メタノ
ール(和 □光紬薬社製)固定した。
Co1o  205細胞は実施例1(1)に示した方法
により、KPK−1細胞は実施例1(2)に示した方法
により、それぞれ準備して参考例1のガンマー・インタ
ーフェロン0もしくは1.4βg/四、あるいは参考例
2のインターロイキン−1βを0もしくは1.0βg/
mQの単独、あるいは両者を併用して各細胞に対する増
殖抑制効果を調べた。
この結果、第3表に示すようにSW  48細胞に対し
てインターロイキン−1βもガンマー・インターフェロ
ンも夫々単独では増殖抑制効果を示さないが、両者を併
用することにより、その増殖を実に90%以上抑制した
。Ca1u−3細胞に対してはインターロイキン−1β
もガンマー・インターフェロンも夫々単独では使用した
濃度では完全に抑制しなかった。しかし、両者を併用す
ることによりCa1u−3細胞の増殖を実質上完全に抑
制した。K P K、−1及びCo]o  205細胞
に対しても、第1表及び第2表に示した結果と同様に、
これらの細胞の増殖抑制効果はインターロイキン−1β
とガンマー・インターフェロンの併用により著しく上昇
した。
製剤例1 インターロイキン−1β   0.8μg/較ガンマー
・インターフェロン  42μg/−ツウィーン80 
      0.01mg/回デキストラン40   
      15mg/mQシスティン       
    O,1mg/噌H8A (ヒト血清アルブミン
)   1. 0mg/mf2上記各成分を、上記の濃
度となるように、0.01Mクエン酸−クエン酸ナトリ
ウム緩衝液(pH6,0)に加えて混合し、混合物を濾
過(0,22μmメンブランフィルタ−使用)後、炉液
を無菌的に1回ずつバイアル瓶に分注し、凍結乾燥して
、注射用製剤形態の本発明抗腫瘍剤を調製した。
該製剤は、これを用時、生理食塩水1制に溶解して利用
される。
製剤例2 インターロイキン−1β  0.08μg/mQガンマ
ー・インターフェロン 420μg/噌ツウィーン80
       0.01mg/賎デキストラン40  
      15mg/戒システィン        
  0,1mg/噌H8A Cヒト血清アルブミン) 
  1. 0mg/mQ上記各成分を、上記の濃度とな
るように、0.01Mクエン酸−クエン酸ナトリウム緩
衝液(pH6,0)に加えて混合し、混合物を濾過(0
,22μmメンブランフィルタ−使用)後、炉液を無菌
的に1鵬ずつバイアル瓶に分注し、凍結乾燥して、注射
用製剤形態の本発明抗腫瘍剤を調製した。
該製剤は、これを用時、生理食塩水1噌に溶解して利用
される。
(以 上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガンマー・インターフェロンとインターロイキン
    −1とを有効成分とする抗腫瘍剤。
  2. (2)ガンマー・インターフェロンが、天然型のガンマ
    ー・インターフェロンまたは遺伝子組換え法により産生
    されたガンマー・インターフェロンもしくはガンマー・
    インターフェロン活性を有するガンマー・インターフェ
    ロン誘導体である請求項1に記載の抗腫瘍剤。
  3. (3)インターロイキン−1が、天然型のインターロイ
    キン−1βまたは遺伝子組換え法により産生されたイン
    ターロイキン−1βもしくはインターロイキン−1β活
    性を有するインターロイキン−1β誘導体である請求項
    1に記載の抗腫瘍剤。
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