JPS62265233A - インタ−フエロン−β及びインタ−ロイキン−2を含有する医薬組成物 - Google Patents

インタ−フエロン−β及びインタ−ロイキン−2を含有する医薬組成物

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JPS62265233A
JPS62265233A JP62081345A JP8134587A JPS62265233A JP S62265233 A JPS62265233 A JP S62265233A JP 62081345 A JP62081345 A JP 62081345A JP 8134587 A JP8134587 A JP 8134587A JP S62265233 A JPS62265233 A JP S62265233A
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ifn
cancer
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human
patient
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JP62081345A
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アルフレッド ルドルフ
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、インターフェロン−β及びインターロイキ
ン−2の組合せ、及び抗癌治療剤又は予防剤としてのこ
の組合せの使用に1′Aする。
正常末梢血リン・9球によシ生産され÷÷−+?g吻レ
クチン、抗原又は他の刺激剤への暴為の後)抗原又はマ
イトジェンによ#)刺激されfcT細胞の増殖1に誘!
するリンホカインであるインターロイキン−2は、Mo
rgan 、 D、A、等、 5cience(197
6)。
193 : 1007−1008により最初に記載され
た。
刺激された’[’ リンパ球の増殖を誘樽するその能力
のためにT細胞増殖因子と呼ばれたが、現在ではこの増
殖因子としての性質に加えてインビトロ及びインビボで
免疫系細胞の櫨々の機能を調節することがル3識され、
インターロイキン−2(IL−2)と再命名されている
I L−2は最初、ヒト末梢血リン・9球(PBL )
又は他のIL−2生産性セルラインを培養することによ
υ製造された。例えば、米国特許A 4,401,75
6を参照のこと。組換DNA技法はIL−2の生産のた
めのPBL及びセルラインの代替物を提供した。
I L−2遺伝子のクローニング及び微生物中でのその
発現を報告している。
米国特許A4,518,584は、野性型又は天然の分
子の125位に存在するシスティンがセリン又はアラニ
ンのごとき中性アミノ酸で置き換えられているIL−2
のミー−ティンを記載しそしてクレームしている。米国
特許44,530,787及び/L4,569,790
は、組換天然型IL−2及びミューティンの精製方法、
並びに精製された形態のIL−2を開示しそしてクレー
ムしている。
PCT WO85104328は、微生物的に生産され
た酸化された組換IL−2を含んで成る、医業として許
容される水性ビヒクル中に再溶解するために適当なIL
−2組成物を開示している。IL−2は、悪性疾患又は
前−悪性疾患治療における細胞毒性化学療法もしくは照
射又は外科手術との組合において直接療法的に又はアジ
ュバントとして、あるいは他の免疫調節剤、天然に存在
するリンホカイン類(例えば、IL−1、IL−2、C
3F−1及びIFH類)、又は悪性疾患の治療における
誘導性抗−細胞毒素との組合せにおいて有用であると記
載されている。
S、 Romenbsrg及び°共同研究者[Mule
等。
のこと]によシヒ) IL−2の種々の療法的適用が研
究されそして報告されている。
インターフェロン(IFN)は、抗−ウィルス、抗−癌
及び免疫調節挙動を示すことが知られている天然蛋白質
の一群を構成する。IFHの2つのタイプ、すなわちI
型及び■型が、それらの観察された生物学的性質及び分
子構造の差異に基いて同定されている。β−インターフ
ェロン(IFN−β)は、ウィルスのチャレンジにより
繊維芽細胞中で誘導され得、そして約165個のアミノ
rRを含有するI型インターフェロンである。IFN−
βは白血球中で誘導される■型IFNであり、そしてI
FN−rは特異的マイトジェン刺激に反応してリン・平
原中で誘導されそして146個のアミノ酸を含有する■
型IFNである。
ヒトIFN−βは、例えばSugano等の1981年
6月6日に公開されたEP28,033、及びReve
l等の1981年6月10日に公表された英国特許A2
,063,882に記載されている様にして、組換DN
A技法により製造することができる。
さらに、IFN−βは、米国特許A4,588,585
に記載されている様に、生物学的活性に必須でないアミ
ノ鍍が他のアミノ酸に置き換えられて安定性が増大して
いるミューティンであってもよい。
Paucker等、 Virology 、 17 :
 324−334(1962)によりIFNがマウスL
細胞の増殖速度を抑制することが示された後、多くの研
究者がIFNによるマウスL[胞の処理、及びIFNに
よる腫瘍細胞増殖の阻害を研究した。例えばBorde
n、 E。
C,、Ann、 Intern、 Mad、 、 91
 : 472−479(1979)を参照のこと。
ヒトの悪性腫瘍を治療するために2種類又はそれよシ多
くの抗癌剤を使用する組合せ療法が現在研究及び臨床に
おいて使用されている。抗癌剤は抗代謝剤、アルキル化
剤、抗生物質、一般毒等であることができる。はとんど
の癌、例えば8腫、黒色腫、リンパ腫及び肉腫に対する
相乗効果を得るため、並びに楽剤耐性細胞の出現を低下
せしめ又は除去するため及び各薬剤に対する副作用を減
少させるために、1つの試みとして薬剤の組合せが投与
される。
相乗的な生物学的効果を得るために■型インターフェロ
ン及び■型インターフェロンを組合わせることが知られ
ている。例えば、Fleishman 。
(1982) 、 15 : 223−228  (マ
ウスIFN)、並びに1984年5月2日に公開された
ヨーロッパ特許出願公開107,498(ヒトIFN−
r及びIFN−α又は−β)を参照のこと。Mark等
(シタス・コー−レイシ、ン)の米国特許A4.518
.584は、IL−2ミユーテインとr−インター7ェ
ロン、B細胞増殖因子、及びIL−1との組合せを開示
している。さらにIL−2がIFN−γと共に、腫瘍担
持宿主を治療するために、相剰的結果をもって(198
5年7月24日に公開されたヨーロッパ特許出願AI 
49,551 (ゼネンテック)及び1985年10月
31日に公開された独国荷許出願公開&3411184
(プント・ロテン・クロイツェス)〕、又はナチュラル
キラー活性の増強をもって(5vedersky等#J
・5: 571−581 )使用されることが開示され
ている。しかしながら、Lopsz−Botet等、 
Eur、 J。
T細胞クローンにおいてナチュラルキラ一様活性を誘導
するためにIL−2及びIFN−γの組合せは十分でな
いと報告した。さらに、Dempsay等。
ナチュラルキラー細胞の活性化の惹起においてIFN−
α又はI L−2単独よシもIFN−α及びI L−2
の組合せがよシ効果的であることが知られる0さらに、
Pr5alinical Screening Lab
−+BRMPのTalmage博士は1986年に、マ
ウスにおける転移疾患を治療するためにTNF及びIF
N−rを使用する効果の増強を報告した。1985年1
月23日に公開されたEP131,789(スローンケ
ッタリングインスティテユート・フォア・キャンサーリ
サーチ)、及び1986年1月15日に公開されたEP
168,214(ゼネンテック)はマウスにおける種々
の腫瘍を治療するためのTNF及びIFN−rの相乗効
果を開示している。
さらに、Creasey等の1986年2月4日に公表
された米国法定発明登碌AH22は、5−フルオロフラ
シル及びヒトー組換β−インターフェロンの相乗的有効
量を用いる、ある徨の乳癌及び骨髄腫セルラインの組合
せ療法の相乗細胞感性効果を示す組成物を開示している
本発明者の知識によれば、腫瘍担持動物に対するIL−
2及びIFN−2の組合せの効果は研究されていない。
〔発明の概要〕
従って本発明は、哨乳類種由来のIFN−β及びI L
−2の混合物の有効量を含んで成る、癌の予防的又は治
療的処置のためにヒトの患者に投与するのに適当な組成
物を提供する。
好ましくは、IFN−β及びIL−2は微生物的に生産
された組換ヒト蛋白質である。
IFN−β及び!L−2の組合せが黒色腫、白血病、腎
細胞癌及び肺癌のごとき棟々の形の癌の効果的な治療を
もたらす。
〔具体的な説明〕
この明細書において使用する場合、“治療的”処置なる
語は1.思考が癌を有するとなんらかの手段により決定
された後の、IFN−β及びIL−2の患者への投与に
関する。処置の後に腫瘍が現われるか、又は存在する腫
瘍負荷が低下もしくは除去されない場合、その処置は療
法的でないと考えられる。1予防的1処置なる語は、癌
の再発を防止するために患者が処置された後の、IFN
−β及びIL−2の患者への投与に関する。
この明細書において使用する場合、癌”なる語は、あら
ゆる新生物疾患に関し、これには細胞性疾患を包含し、
例えば腎細胞癌、カボシ(Kaposi )肉腫、慢性
白血病、乳癌、肉腫、卵巣癌、直腸癌、咽喉癌、黒色腫
、結腸癌、膀胱癌、肥満細胞腫、肺癌、及び胃腸又は胃
癌を包含する。
好ましくは、癌は結腸癌、黒色腫、腎細胞癌、肺癌、腺
癌、又は乳癌である。
この明細書において使用する場合、IFN−β及びIL
−2に適用される1有効t”なる語は、患者の治療的処
置のために効果的な混合物の各成分の量に関する。
この明細書において使用する場合、“組換(体)″なる
語は組換DNA技法により生産されたIL−2に関し、
この技法においては一般に、既知の組換DNA技法によ
りIL−2をコードする遺伝子がクローン化される。例
えば、ヒトIL−2cDNAを鋳型として使用してと)
 IL−2cDNAに対する相補性を示す遺伝子を適当
なりNAベクター、例えば細菌プラスミド、好ましくは
E、コリ(E、 Co11 )プラスミドに挿入して組
換プラスミドを得、そしてこのプラスミドを使用して適
当な宿主を形質転換する。遺伝子を宿主中で発現せしめ
ることによυ組換蛋白質を得る。この目的のための組換
プラスミドの例には9BR322、pcRl、pMB9
及びpsclが含まれる。形質転換される宿主は真核性
宿主又は原核性宿主であり、好ましくは原核性宿主であ
る。
この明M書において使用する場合、”医業として許容さ
れる”なる語は、活性成分の生物学的活性の有効性を妨
害せず、且つ投与される宿主に対して毒性でないキャリ
ヤー媒体に関する。
この発明の組成物の使用方法は、有効量のIFN−β及
びIL−2をヒトの患者に投与することを含む。IL−
2及びIF’N−βは投与の前にインビトロで混合する
こともでき、又は別々に任意の順序にもしくは同時に患
者に投与することもできる。
例えば、例1においてはIL−2及びIFN−βが相互
に数分以内に投与される。
投与は適当が技法、例えば非経口投与により行うことが
できる。非経口投与の例には静脈内投与、動脈内投与、
筋肉内投与及び腹腔内投与が含まれ。
静脈内投与、筋肉内投与及び皮下投与が好ましく、そし
てIFN−βの皮下投与及びIL−2の皮下投与又は静
脈投与が最も好ましい。
投与量及び投与方法は主としてI L−2及びIFN−
βが別々に、すなわち例えば同日に交互に。
又は同時に、例えば混合物として(隔日又は隔週に)投
与されるか否か、癌のタイプ、患者、及び患者の病歴に
依存するであろう。量は腫瘍の減少又はLAL活性の増
強を達成するために効果的なものでなければならない。
投与は単一投与でも多数回投与でもよい。多数回投与が
用いられる場合、好ましくは、投与の頻度は例えば癌の
タイプ、投与量等に依存するであろう。幾つかのタイプ
の癌のためには毎日の投与が効果的であり、他方性の癌
のためには隔日投与又は3日に1度の投与が効果的であ
るが毎日の投与は効果的でない。臨床医は任意の特定の
ケースについて、いかなる投与経路及び投与頻度が最も
効果的であるかを日常の実験の後に確認することができ
よう。
この発明において最も効果的であると思われる投与量は
、例1の方法により決定される場合に、腫瘍の大きさの
退化又は腫瘍の消失もしくは非再発をもたらし、そして
患者に対して毒性を有しないか又は毒性が許容される程
度の量である。最適投与量は多くの因子、例えば癌のタ
イプ、投与の経路、スケジュール及び順序、存在する腫
瘍負荷。
IL−2及びrFN−βのタイプ、並びに毒性に依存す
るであろう。毒性は副作用の程度及びタイプ、熱、悪寒
、及びこの発明の研究のために許容されると考えられる
一般的不快感により定義され得る。
許容される力性が存在する場合、及び投与経路が分かれ
ていてIFN−β及びIL−2の1週間に3回の分割投
与である場合、微生物的に生産された組換IL−2及び
IFN−βの投与レベルは好ましくは、体表面積平方メ
ートル(M2)当シ約104〜107ユニツトのIL−
2(さらに好ましくは約lO6〜107ユニツト/M2
)であり、そしてM 当り約1〜400X106 ユニ
ットのIFN−β(さらに好ましくは106〜107ユ
ニノト/M2)である。
非経口投与のため、I L−2及びIFN−βは一般に
、好ましくは本質的に非毒性でありそして非療法的であ
る医業として許容されるキャリヤー媒体中の単位投与注
射形(浴液、懸濁液、エマルジョン)に製剤化されるで
あろう。この様なビヒクルの例には、塩浴液、リンダル
溶液、ガキストロース浴液、マンニトール、及び正常血
清アルブミンが含まれる。硬化油及びオレイン酸エチル
のごとき非水性ビヒクルを使用することもできる。キャ
リヤー媒体は少量の添加剤、例えば等慢性及び化学的安
定性を増強する?lJ質、例えば緩衝剤、並びに防腐剤
を含有することができる。IL−2及びIFN−βは典
型的にはこの様なキャリヤー中にそれぞれ約Q、l m
9/mA’ 〜100 In9/ILt(D濃1K、好
ましくは各0.2〜IJR9/litの濃度で配合され
る。
この方法に代シ、IL−2及びIFN−βを無菌の安定
な凍結乾燥形に製剤化することができ、この製剤中では
精製されたIL−2及びIFN−βが嵩を与えるマンニ
トールのごとき水溶性キャリヤー、並びに組換IL−2
及びIFN−βの水中への溶解性を保証するのに十分な
量のドデシル硫酸ナトリウムと混合されている。この製
剤は非経口投与のための水性注射液にha解するために
適轟であシ、そして安定でありそしてヒトの患者におい
てよく許容される。製剤化方法はPCT WO8510
4328にさらに完全に記載されている。
他の態様においては、IFN−β及びIL−2の混合物
は採用される免疫療法において、医業として許容される
キャリヤー中単離されたり/ホカインで活性化されたリ
ンパ球と共に投与され、この場合リンパ球は、IFN−
β及びIL−2と共に腫瘍を有するヒトに投与された場
合、腫瘍に対して反応性である。この方法は、S、 R
osanbery等。
New gngland Journal of Me
diains (1985)。
313 : 1485−1492に記載されている。
上記のように、この発明のIL−2及びIFN−βは、
組織培養から又は組換技法により、そして任意補乳類源
、例えばマウス、ラット、ラビット、霊長類、ブタ、及
びヒトから調製される任意のIL−2及びIFN−βで
あることができる。好ましくはIFN−β及びIL−2
はヒトに白米する。
さらに好ましくはIFN−β及びIL−2は組換生産さ
れたものである。
組換IL−2は、Tmniguchi等、 Natur
e 。
に記載されているように、天然ヒ)IL−2遺伝子をク
ローン化し、そしてこれを形質転換された微生物中で発
現せしめることKよ)得られる。これは、野性型又は天
然の分子の125位に通常存在するシスティンが除去さ
れているか又はセリンもしくはアラニンのごとき中性ア
ミノ酸によシ置き換えられている、米国特許44,51
8,584に記載のIL−2ミユーテイン、あるいは野
性型又は天然の分子の104位に通常存在するメチオニ
ンがアラニンのごとき中性アミノ酸によシ置き換えられ
ているIL−2ミユーテイ/であることができる。
好°ましくけ、IL−2は、ヒトc DNA配列により
、又は58位及び105位のシスティンのジスルフィド
結合を含む天然ヒ) I L−2のアミノ酸配列と少な
くとも実質的に同じアミノ酸配列を有しそして天然ヒ)
IL−2と共通の生物学的活性を有する蛋白質をコード
するIL−2の変形されたヒトeDNA配列によシ形質
転換された微生物によシ生産される未グリコジル化蛋白
質でろる。アミノ酸配列の実質的に同一とは、配列が同
一であるか、又は合成蛋白質と天然ヒトIL−2との間
の不都合な機能的非類似性を惹起しない1又はそれよシ
多くのアミノ酸の変化(欠失、付加、置換)により異る
ことを意味する。このような性質を有するIL−2蛋白
質の例には、Tmniguchi等磨Nature  
(1983)、302  :  305−310  :
  Devos。
4307−4323 :  ヨーロッノ母特許出願公開
屋91.539及び88,195:並びに米国特許屋4
.518,584、前掲、によシ記載されているものが
含まれる。最も好ましくは、IL−2は、最初の末端ア
ラニンが除去されておシそして125位のシスティンが
セリン残基に置き換えられているdos−ala−IL
−2,、、+25ミユーテインである。
使用されるIL−2においては天然IL−2の最初の5
個のN−末端アミノ酸の少なくとも1個が欠けていても
よい。
IL−2は1986年2月11日に発行された米国特許
44,569,790中に記載されている方法により臨
床的純度に精製することができる。
他の製剤において、IL−2は洗剤によってではなく、
IL−2’iポリエチレングリコール又はポリエチル化
ポリオールから選ばれた活性化されたポリマーと反応せ
しめることによってciT r6化される。このポリマ
ーは、IL−2のアミン基又はチオール基及びホモポリ
マーのヒドロキシ基の両者と反応する末端基を有するカ
ップリング剤との接合により活性化される。このような
カップリンク剤の例K ifヒドロキシベンゼンスルホ
ン酸エステル、シアヌル酸クロリド、及びN−ヒドロキ
シサクシンイミドが含まれる。この修飾によシ、生理的
−においてrL−2を可溶化するために洗剤全添加する
必要がない。次に、インターロイキンを水溶性キャリヤ
ー及び緩衝液と上記のように配合し、そして配合物を凍
結乾燥し、そして凍結乾燥された混合物を上記のように
再溶解する。
この発明のIFN−βは、Metz 、 Adv、 D
rugRes、、 10 : 101−156によシ教
示されるように、ウィルス又は二本鎖ポリリゲヌクレオ
チドのごときインターフェロン誘導剤に暴露された細胞
により自然に生産される。IFN−βはまた、1981
年6月6日に公表されたEP28,033によシ開示さ
れている方法のような組換手段によっても製造される。
IFN−βのミューティンはまた、米国特許A4,58
8,585に記載されているようにしても製造される。
特に、好ましいIFN−βミューティンは、グリコジル
化されておらず、N−末端メチオニンを欠き、そして天
然IFN−βの17位のシスティン残基が部位特異的変
異誘発によってセリンで置き換えられているIFN−β
B□17である。IFN−βは米国特許屋4,462,
940に記載されている方法によって製造することがで
きる。
この発明の桟々の観点を次の例によってさらに記載する
が、これによりこの発明の範囲を限定するものではない
。これらの例においては、特にことわらない限シ、固体
についてのすべての重量により、そして液体及び気体の
すべてのチは容量によシ、そしてすべての温度は℃で示
す。
例1゜ ■、患者 検討されたヒトの患者の合計類は97であった。
各患者は特定のタイプの癌を有し、そして18才以上の
男性及び女性であった。さらに、患者は、検討の承認の
ために適当な下記の規準のすべてを満たした。
1、標準的抗−癌療法に対して抵抗し、又は一般的に容
認された療法が存在しないgi織学的に証明された固形
悪性腫瘍の一次診断; 2、患者は70以上のKarnofsky wJ作状態
(EC0G PS O又は1)をもって移動性(arn
bulatory )でなければならない;3 クレア
チニン2.0ダ/100IIL1未満;4、 ビリルビ
ン1.5’5i’/100d未満;プロトロンビン時間
1.5×対照未満; 5、顆粒球1000 / xm 以上;皿小板50,0
00/瓢3以上; 63ケ月の最小生存見込み;及び 7、治療前に得なければならない記載された情報の一致
を与える可能性。
矢の患者はすべて除外した。
1、臨床的に有意な心臓疾患、すなわちニューヨーク・
ハート・アノ/ニージョン・クラス■又は■を有する患
者。
2゜抗生$IJ買治療治療法全必要る深刻な活発な感染
を有する患者。
3、妊娠中の女性又は効果的な避妊を行っていない限り
妊娠の可能性を有する授乳中の女性。
4、 この研究に入る3週間以内に他の自圧実験試行に
関与した対象。
5、  CNS転移、CNS感染(網膜疾患を含む)、
脈管炎、既知の急発作、又はTi胞悪性疾患を有する患
者。
6、前入院薬剤投与又は他の処置の排除:(a)  化
学療法、ホルモン療法、免疫療法又は照射療法は、研究
に入る少なくとも3週間にトロソ尿素又はマイトマイシ
ンCKついては6週間)前に停止されているであろう。
(b)  コルチコステロイド又は非ステロイド抗炎症
剤による進行中の治療を必要とする患者は望ましくない
であろう。
(c)  患者は前の外科処置から十分に回狼している
と考えられるべきである。
7、同種器官移植片を有する患者。
以下全「] 2、IL−2 この例において使用する組換IL−2はdes−ala
−IL−2,、,25であった。このIL−2の7ミノ
酸配列は、天然分子の最初のアラニンを欠き、そして1
25位のシスティンがセリンに変えられている点におい
て天然ヒトIL−2のアミノ酸配列と異る。このIL−
2を生産するE、コリのサンプルはシタス・コーポレー
ションによシ、アメリカン・タイプ・カルチュア・コレ
クシ、ン。
12301パークラウン・ドライブ、ロックビル。
Md 、米国に、1983年9月26日に受託番号39
.452として寄託され、そして1984年3月6日に
ブダペスト条約のもとに&39,626として寄託され
た。
IL−2は、PCTWO85104328の明細書及び
第1図に記載されている様にして処理しそして1ft製
した。但し、酸化はO−ヨウドソペンゾエートによって
ではなく米国特許44,572,298に記載されてい
る様にして塩化鋼を用いて行った。
IL−2をクロマトグラフィ一段階から回収した後、こ
れを凍結乾燥し、そしてI L−2を還元状態に保つた
めに還元剤(DTT)を含有しそしてそれを浴液状に保
つために可溶化剤を含有する中性水性緩衝液に再懸濁し
た。クロマトグラフ段階後の組換IL−2の純度は少な
くとも約95%であり、そしてリムルスアッセイによシ
決定した場合このIL−2は約Q、 92nl 7m1
未満のエンドトキシンを含有していた。
精製されたIL−2を50m1)/Inlのマンニトー
ルにより0.3m97rlLlの11度に配合した。
3、  IFN−β この例において使用したIFN−βはIFN−βaer
+7であった。このIF’N−βのアミノ酸配列は17
位のシスティンがセリンに変えられている点において天
然ヒ)IFN−βのそれと異る。このIFN−βを生産
するE、コリのサンプルはシタス・コーポレーションに
よりアメリカン・タイプ・カルチュア・コレクションに
、1983年11月18日に受託番号39,517とし
て寄託された。
IFN−βは1986年2月4日に公表された米国法定
発明登録&H22の例1に記載されている様にして処理
しそして精製した。精製されたIFN−βを12.5 
ln97m1の正常血清アルブミン及び12.5tny
/meのデキストロースの溶液と0.2511197a
tの濃度で配合した。
4、治療計画 患者を1週間に3回、月曜日、水曜日及び金曜日に、I
 L−2を静脈内又は皮下投与しそしてIFN−βを?
ルス静脈内注射として同時に治療した。疾患の進行又は
許容されない毒性を伴わないで、治療を少なくとも1ケ
月間続けた。次のように、4人の患者に各投与レベルを
与え、その前に追加の患者に高投与レベルを与えた。
If     lXIO32X10’ 1    1XIO’      2X10’F/  
   5X10’      2X10’V     
5X106    6X106Vl     5X10
6   10XIO’■    5X106   20
XIO6IL−2の皮下投与を行った場合IL−2に対
する中和抗体が出現したので、後の研究においてはIL
−2を静脈内投与した。
5、付随する治療 患者が検討対象である間、次のものを除外した。
l、アスピリン 2、コルチコ ステロイド 3、シメチジン、ラニチジン 4、パルピ ツレート 5、−久慈性疾患の治療に向けられた免疫療法、ホルモ
ン療法、化学療法又は照射療法。
6、他の実験薬剤。
6、応答基準 応答を、すべての病変の最長直径を測定し、この直径に
直交する直径を測定し、そしてこれら2つの長さを乗す
ることにより決定した。
1、完全応答 最少4週間の間の活性な疾患の臨床的及び実、検案的徴
候の消失。
2、部分的応答 すべての測定可能な病変の直交する直径の積の最少50
チの減少。
3、安定な疾患 すべての測定可能な病変の直交する直径の積の50%ま
での減少ないし25%未満の増加、又は部分的応答又は
疾患の進行として評価される測定可能な病変の変化なし
4、疾患の進行 すべて、の測定可能な病変の直交する直径の積の20%
以上の増加、又は新たな病変の出現。
2つの別々の臨床研究を行った。1つはRobertL
、 Krigel Ic L リ、7オツクス・チェス
・キャンサー畢センター(Fox Chase Can
cer Center)+フィラデルフィア、 PAに
おいて47人の患者を用いて行われ、そして他方はBe
rnard Po1eszによりサニー・アゲステート
・メディカル・センター(SUNY Upstate 
M@dical Center) +シラカス(5yr
acuse ) NYにおいて50人の患者を用いて行
われた。検討された腫瘍のタイプには結腸癌、黒色腫、
腎細胞癌、肺癌、腺癌及び乳癌が含まれた。
患者のNK及びLAK活性が検討された。NK活性測定
については、各患者の新鮮な単核細胞をダウディ・セル
ライン上に4時間プレートし、そしてクロム−ラベルさ
れた標的上におき、そして各各の放射能をカウントした
。特異的細胞溶解を測定した。LAK活性測定のために
は、同じ方法に従ったが、但しダウディ・セルライン上
にプレートする前にdes−ala −rL−2と共に
24時+       5er125 間インキュベートした。
第1の研究のため、LAK活性(少なくとも25チの細
胞溶解によシ測定)と腫瘍に対するある活性との間の関
連付けを行った。黒色腫を有する1人の患者は部分的応
答を示し、そしてその患者は増加したLAK活性を有し
ていた。さらに、LAKを示すほとんどの患者はまた、
臨床的に抗−腫瘍活性のおる証拠(例えば安定な疾患)
も有していた。
I L−2の最大許容量は容憧制限のため5X106ユ
ニツト/M2であり、そしてrFN−βの最大許容量は
10×1いユニット/M2であった。
有意な不都合な効果に関して次の結果が得られた。
第 1 表 早期死        6(1)   0    6(
0)低血圧   6(6)   0    6(5) 
  1(1)熱、悪寒 40(40)  25(25)
  28(28)  12(12)皮接 8(6)  
0  2(2)  1(1)要約すれば、予備的なフェ
ーズIヒト臨床研究は、IFN−β及びI L−2の組
合せ治療が抗腫瘍活性を発揮することを示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、哨乳類種由来のインターフェロン−β (IFN−β)及びインターロイキン−2(IL−2)
    の混合物の有効量を含んで成る、癌の治療的又は予防的
    処置のためにヒトの患者に投与するために適当な組成物
    。 2、IFN−β及びIL−2のための医業として許容さ
    れるキャリヤー媒体をさらに含んで成る特許請求の範囲
    第1項に記載の組成物。 3、前記IFN−β及びIL−2がヒト組換IFN−β
    及びIL−2である特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の組成物。 4、前記IFN−βがIFN−β_s_e_r_1_7
    であり、そして前記IL−2がdes−ala_1−I
    L−2_s_e_r_1_2_5である特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれか1項に記載の組成物。 5、前記癌が結腸癌、黒色腫、腎細胞癌、肺癌、腺癌又
    は乳癌である特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか
    1項に記載の組成物。
JP62081345A 1986-04-03 1987-04-03 インタ−フエロン−β及びインタ−ロイキン−2を含有する医薬組成物 Pending JPS62265233A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US84750986A 1986-04-03 1986-04-03
US847509 1986-04-03
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JP62081345A Pending JPS62265233A (ja) 1986-04-03 1987-04-03 インタ−フエロン−β及びインタ−ロイキン−2を含有する医薬組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991016916A1 (en) * 1990-05-09 1991-11-14 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Antineoplastic agent
US5849282A (en) * 1990-05-09 1998-12-15 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Method of treating colon, renal, and lung carcinomas with γ-interferon and Ser71 !-interleukin-1β

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WO1991016916A1 (en) * 1990-05-09 1991-11-14 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Antineoplastic agent
US5849282A (en) * 1990-05-09 1998-12-15 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Method of treating colon, renal, and lung carcinomas with γ-interferon and Ser71 !-interleukin-1β

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