JPH04180088A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、スクリーンを使用する液晶プロジェクション
テレビ、映写機等の画像表示装置及びスクリーンに関す
る。

［従来の技術］ 従来の画像処理装置は、第５図にしめすごとく、画像情
報を投射する光源５０１からの光を反射率が一定のスク
リーン５０２により反射させ観察者の目５０４に到達さ
せるものであった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来技術では、第５図の太陽光あるいは
照明光等の外乱光５０３があると、スクリーン５０２全
体が常時外乱光５０３により照射されており、外乱光５
０３の大部分をスクリーン５０２が反射して観察者の目
５０４に画像情報と重ねて到達させるため、画像のコン
トラストを低下させてしまっていた。

すなわち第６図に示すごとく、スクリーン反射率６０２
は時間的に変わらないため、画像清報６０１と反射した
外乱光６０３の足し算が観察される光量６０４となる。

この際コントラストは、画像信号成分６０５と斜線で示
した外乱成分６０６の比によって決まる。なぜなら、人
間の視覚の残像効果により、画像情報が来ない時間も外
乱成分６０６か蓄積してしまうからである。

このために昼間のＵ察が困難だったり、部屋の照明を暗
くする必要があったり、外乱光に対して画像情報を十分
大きくするために、非常に光出力の光源が必要だったり
と、良好な観察をするために多大な困難を伴うものであ
った。

そこで本発明の目的は、外乱光があっても十分なコント
ラストが得られ、昼間あるいは照明された場所でも、画
像の良好なＵ察が可能な画像表示装置を提供するところ
にある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の画像表示装置は、間欠的に画像情報を投射する
光源と反射により画像を可視化するスクリーンよりなる
画像表示装置において、スクリーン全体あるいは一部分
の反射記を画像情報が投射されている時間と同期させて
変化させる事を特徴とし、さらにスクリーン全体あるい
は一部分の反射率を画像情報が投射されている時間は高
め、画像情報が投射されていない時間は低めた事を特徴
とし、さらにスクリーンにおいて画像情報が投射されて
いる特定の部分の反射率を選択的に変化させる事を特徴
とする。

また本発明のスクリーンは、スクリーン全体あるいは一
部分の反射率を画像情報が投射されている時間と同期さ
せて変化させる事を特徴し、さらにスクリーン全体ある
いは一部分の反射率を画像情報が投射されている時間は
高め、画像情報が投射されていない時間は低めた事を特
徴とし、さらにスクリーンにおいて（ｉ！！ｉ像情報が
投射されている特定の部分の反射率を選択的に変化させ
る事を特徴とする。

［作用］ 現在の画像情報の表示装置には、間欠的に画像情報を投
射するものが多い。

例えば映画では回転ン中ツタ−により間欠的に画像情報
を投射する構造を有している。また、液晶プロジェクシ
ョンテレビもやはり走査線による間欠的な画像情報の投
射を行っている。

あるいはレーザスキャナーもレーザ光のスキャンニング
により図形等を表示する。

このような光源を用い、光源の間欠周期に同期させて、
スクリーンの反射率を変化させ、本発明の画像表示装置
を構成する。第１図に示すごとく１１ｆｆｉ！報１０１
に同期させてスクリーンの反射率１０２を高めると、反
射する外乱光は１０３のようになる。したがって観察さ
れる光量は１０４のようになり、画像情報成分１０５と
斜線で示した外乱成分１０６の比は大幅に改善される。

改善の度合いは、周期１０７に対する高反射時間１０ｇ
の割合が小さいほど大きい。したがって反射率を変化さ
せるスクリーン上の面積の単位が小さいほど効果が上が
る。具体的には、画面単位、走査線単位、画素単位の順
に効果が大きい。

〔実施例コ 箪２図は本発明の実施例１である。

光源は走査線により画像表示を行う液晶プロジェクショ
ンテレビ２０１である。スクリーン２０２は高反射率の
反射板２０３の前に液晶シャッター２０４を設置した構
造を有し、走査線ごとの単位によりスイッチングを行う
。通常は液晶ンヤッターは斜線で示したように０ＦＦｔ
ており、光は液晶シャッター内の偏光板に吸収され反射
板２０３にいたらない。したがってスクリーン２０２の
反射率は低い。液晶ブロジェクンヨンテレビ２０１カラ
の垂直同期信号２０５によりコントローラ２０６は現在
走査している位置の液晶シャッター２０７だけをＯＮす
る。すると光は反射板２０３に到達し反射可能となり高
反射率となる。

第３図は本発明の実施例２ある。

スクリーン３０１は低反射率の吸収板３０２と印加電圧
により透明状態と乱反射状態の二つの状態を育するガラ
スシャッター３０３により構成されている。

通常はガラスシャッター３０３は透明状態にあり、斜線
部のごとく光は吸収板３０２に吸収され低反射率となる
。ＣＲＴを光源とするビデオプロジェクタ−３０４から
の映像信号３０５より、コントローラ３０６がガラスシ
ャッターの制御信号３０７を生成し、現在走査している
位置周辺のガラスシャッター３０８を乱反射状性とし高
反射率とする。一つのガラスシャッター３０８の幅は走
査線１０本分であり、スイッチングスピードをそれほど
早くする必要は無い。

第４図は本発明の実施例３である。

光源はオーバーヘッドプロジェクター４０１である。オ
ーバーヘッドプロジェクタ−４０１にはストロボ光源４
０２を使用しである。スクリーン４０３は表が白色、裏
が黒色に塗装した細長い板４０４を複数本ならべた構造
を有し、ストロボ光源４０２の点滅にしたがって仮４０
４が回転する。

すなわちストロボ光源４０２が点灯するときは白色側、
消えている時は黒色側が正面を向く。回転周期は３０Ｈ
ｚである。

このほかレーザスキャンによる画像表示装置等に本発明
を応用し、画素単位で反射率を変化させれば、半導体レ
ーザ等の低出力レーザでも十分なコントラストが得られ
る。

〔発明の効果コ 以上のように本発明によれば、例えば実施ｆｉｌ　１で
は、外乱光の影響を走査線数分の１にする事ができる。

すなわち５２５分の１にする事ができる。

このように外乱光の影響を最少限にする事ができるため
、昼間あるいは照明された場所であっても、映画館なみ
のコントラストの非常に良い画が得られ、投射型の画像
表示装置の実用性を大幅に上げる事が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理図。 第２図は、本発明の実施例１の説明図。 ！３図は、本発明の実施例２の説明図。 策４図は、本発明の実施例３の説明図。 策５図は、従来技術の説明図。 東６図は、従来技術の原理図。 １０１・・・画像情報 ］０２・・・スクリーン反射率 １（１３・・・反射外乱光量 １０４・・・観察光量 １０５・・・画像情報成分 １０６・・・外乱成分 ２０１・・・液晶ブロジェクシ１ンテレビ２０２．３０
１，４０３．５０２ ・・・スクリーン ２０３・・・反射板 ２０４・・・液晶シャッター　゛ ２０５・・・垂直同期信号 ２０６．３０６・・・コントローラ ２０７・・・走査位置の液晶シャッター３０２・・・吸
収板 ３０３・・・ガラスシャッター ３０４・・・ビデオプロジェクタ− ３０５・・・映像信号 ３０７・・・制御信号 ３０８・・・走査位置周辺のガラスシャッター４０１・
・・オーバーヘッドプロジェクタ−４０２・・・ストロ
ボ光源 ４０４・・・表が白、裏が黒の板 ５０１・・・光源 ５０３・・・外乱光 ５０４・・・観察者の巨 尤　ｌ　図 穿　２図 覚３図 賀　５″目 ｖ　ｂ　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）間欠的に画像情報を投射する光源と、反射により画
   像を可視化するスクリーンよりなる画像表示装置におい
   て、スクリーン全体あるいは一部分の反射率を画像情報
   が投射されている時間と同期させて変化させる事を特徴
   とする画像表示装置。 ２）スクリーン全体あるいは一部分の反射率を画像情報
   が投射されている時間は高め、画像情報が投射されてい
   ない時間は低めた事を特徴とする請求項１記載の画像表
   示装置。 ３）スクリーンにおいて画像情報が投射されている特定
   の部分の反射率を選択的に変化させる事を特徴とする請
   求項１記載の画像表示装置。 ４）スクリーン全体あるいは一部分の反射率を画像情報
   が投射されている時間と同期させて変化させる事を特徴
   とするスクリーン。 ５）スクリーン全体あるいは一部分の反射率を画像情報
   が投射されている時間は高め、画像情報が投射されてい
   ない時間は低めた事を特徴とする請求項４記載のスクリ
   ーン。 ６）スクリーンにおいて画像情報が投射されている特定
   の部分の反射率を選択的に変化させる事を特徴とする請
   求項４記載のスクリーン。