JP2538127B2 - 液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写型カラ―テレビ - Google Patents

液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写型カラ―テレビ

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JP2538127B2 JP2338151A JP33815190A JP2538127B2 JP 2538127 B2 JP2538127 B2 JP 2538127B2 JP 2338151 A JP2338151 A JP 2338151A JP 33815190 A JP33815190 A JP 33815190A JP 2538127 B2 JP2538127 B2 JP 2538127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の液晶パネルの表示画像をスクリーン上に拡大
投映する液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写
型テレビに関する。
従来の技術 直視型液晶表示装置は軽量,薄型など数多くの特徴を
有するため研究開発が盛んである。しかし、大画面化が
困難であるなど問題も多い。そこで近年、小型の液晶パ
ネルの表示画像を投写レンズなどにより拡大投映して大
画面の表示画像を得る液晶投写型テレビがにわかに注目
を集めてきている。以下、従来の液晶投写型テレビにつ
いて図面を参照しながら説明する。第20図は従来の液晶
投写型テレビの構成図である。第20図に示すように、構
成要素として1aは青色光反射ダイクロイックミラー(以
後、BDMと呼ぶ。)、1bは緑色光反射ダイクロイックミ
ラー(以後、GDMと呼ぶ。)、1cは赤色光反射ダイクロ
イックミラー(以後、RDMと呼ぶ。)、201a,201b,201c,
203a,203b,203cは偏光板、203a,203b,203cはツイストネ
マステック液晶パネル(以後、TN液晶パネルと呼
ぶ。)、204a,204b,204cは投写レンズ系である。なお、
投写型レンズ系は差しさわりがないときは総称して投写
レンズと呼ぶ。また、説明に不要な構成物、たとえばフ
ィールドレンズなどは図面から省略している。より具体
的には前述の構成は、第21図および第22図のようになっ
ている。第21図は透過型スクリーンを用いた背面投写型
テレビ(以後、リアタイプテレビと呼ぶ。)の内部構成
図である。第21図のリアタイプテレビの構成要素は211
はダイクロイックミラー(以後DMと呼ぶ。)、212はフ
ィールドレンズ、213は液晶パネル、215は投写レンズ、
214,216,218はミラーである。また投写部は第22図に示
すような構成となっている。第22図において221は集光
光学系である。第20図はほぼ第22図に示す部分の構成と
なっている。以上の構成図から明らかなように、従来の
液晶表示装置は第22図に示すよう集光光学系221から出
射された白色光はBDM1aにより青色光(以後、B光と呼
ぶ。)が反射され、第20図で示すようにB光は、偏光板
201aに入射される。同様にBDM1aを透過した光は、GDM1b
により緑色光(以後、G光と呼ぶ。)が反射され、偏光
板201bに入射される。またGDM1bを透過した光は、BDM1c
により赤色光(以後、R光と呼ぶ。)が反射され偏光板
201cに入射される。
偏光板201a,201b,201cでは各色光の縦波成分または横
波成分の一方の光のみを透過させ、光の偏光方向をそろ
えて各液晶パネル202a,202b,202cに照射する。この際、
50%以上の光は前記偏光板で吸収され、透過光の明るさ
は最大でも半分以下となってしまう。各液晶パネルでは
映像信号により前記透過光を変調する。変調された光は
その変調度合により偏光板203a,203b,203cを透過し、各
投写レンズ系204a,204b,204cに入射して、この投写レン
ズによりスクリーンに拡大投映される。
以下、液晶パネルの動作について説明する。第23図は
アクティブマトリックス型液晶パネルの構成図である。
第23図に示すように、構成要素としてG1〜Gmはゲート信
号線、S1〜Snはソース信号線、233はスイッチング素子
としての薄膜トランジスタ(以後、TFTと呼ぶ。)、234
は電荷を蓄積するためのコンデンサ(以後、付加コンデ
ンサと呼ぶ。)、235は表示素子として液晶,231はゲー
ト信号線G1〜GmにTFT233をオン状態にする電圧(以後、
オン電圧と呼ぶ。)またはTFT233をオフ状態にする電圧
(以下、オフ電圧と呼ぶ。)を印加するためのIC(以
後、ゲートドライブICと呼ぶ。)、232は各表示素子235
に光を変調するための信号を印加するためのIC(以後、
ソースドライブICと呼ぶ。)である。この構成要素から
なる液晶パネルと動作としては、ゲートドライブIC231
はゲート信号線G1〜Gmに対し順次オン電圧を印加する。
それと同期してソースドライブIC232をソース信号線S1
〜Smにそれぞれの画素に印加する電圧を出力する。各表
示素子235には液晶を所定の透過量にする電圧が印加さ
れ保持される。前記電圧は次の周期で各TFT233がふたた
びオン状態になるまで保持される。前述の動作が繰り返
されることにより光は変調され、画像が表示される。
液晶投写型テレビの液晶パネルには、主として透過型
のTN液晶パネルを用いている。第24図にその動作説明図
を示す。第24図に示すように、構成要素として241,242
は偏光板、243は偏光方向、244は透明電極(以後、ITO
と呼ぶ。)、245は液晶分子、246は信号源、247はスイ
ッチである。この液晶パネルは第24図(a)に示すよう
に、off状態では入射偏光が90゜回転し、第24図(b)
に示すようにon状態では回転せずに透過する。したがっ
て2枚の偏光板241,242の偏光方向が直交していれば、o
ff状態では光が透過、on状態では遮断されることにな
る。ただし、偏光方向が互いに平行であればこの逆にな
る。以上のようにTN液晶パネルは光を変調し画像を表示
する。
発明が解決しようとする課題 従来の液晶投写型テレビでは白色光を偏光板を通して
直線偏光に変換させて、TN液晶パネルに入射されてい
る。したがって直線偏光に変換する際、偏光板は半分強
の光を吸収もしくは反射してしまう。そのため表示画像
が暗くなり、大画面化に対応できるという問題点があっ
た。また液晶パネルに印加する信号の極性によりフリッ
カーが発生し、画像品位を低下させているという問題が
あった。
本発明は上記課題に留意し、光利用率の高い、高輝度
の液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写型カラ
ーテレビを提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の液晶投写型テレビ
は、偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッ
タにより偏光された第1の光偏光成分の光を変調する第
1の透過型液晶パネルと、前記偏光ビームスプリッタに
より偏光された第2の光偏光成分の光を変調する第2の
透過型液晶パネルと、この第1および第2の透過型液晶
パネルで変調された光を同一スクリーン上に投映する投
写レンズを具備するものである。また、第2の本発明の
液晶投写型テレビは、第1の光偏光成分が透過し、第2
の光偏光成分を反射する面を有する偏光ビームスプリッ
タであり、第3の発明の液晶投写型テレビは光の縦波の
直線偏光成分(以後P成分と呼ぶ)を反射する面と、横
波の直線偏光成分(以後S成分と呼ぶ)を反射する面が
X字状に配置された偏光ビームスプリッタと、このP成
分の光を変調する第1の透過型液晶パネルと、S成分の
光を変調する第2の透過型液晶パネルと、この第1およ
び第2の透過型液晶パネルで変調した光を同一スクリー
ン上に投映する投写レンズを具備するものである。ま
た、第4の本発明の液晶投写型テレビは主として第1の
本発明の液晶投写型テレビの構成に加えて第1または第
2の液晶パネルの入射光路に90度ツイスト配向されたTN
液晶パネルもしくはλ/2波長板を挿入した構成であり、
第5の本発明の液晶投写型テレビは、主として第4の本
発明の液晶投写型テレビの構成に加えて第1または第2
の液晶パネルの出射光路に90度ツイスト配向されたTN液
晶パネルもしくはλ/2波長板を挿入したものである。
作用 上記構成の本発明の液晶投写型テレビは、偏光ビーム
スプリッタでたとえば光のS成分とP成分に分離し、そ
れぞれの成分の光に対し、液晶パネルを配置する。その
液晶パネルにより、入力信号に応じた変調が行われ、変
調されたS成分,P成分をふたたび合成して出力する。し
たがって、直線偏光を得るために偏光板を用いておら
ず、全光束を使用できるため、非常に高輝度の画像表示
が行なえる。また、カラー画像の再生にはR・G・B光
それぞれに対してこの液晶投写型テレビの構成を設ける
ことにより、各色ごとに2枚の変調用液晶パネルを配置
して変調を行ない、2枚の液晶パネルに印加する映像信
号の極性を逆位相とすることによりフリッカーなどが発
生しない。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例の液晶投
写型テレビについて説明する。第1図はその実施例の液
晶投写型テレビの構成図である。第1図に示すように、
その構成要素は1aはBDM、1bはGDM、1cはRDM、2a,2b,2c
は全反射ミラー、3a,3b,3cは可視光の光をP成分と、S
成分を分離する偏光ビームスプリッタ、6a,6b,6c,6d,6
e,6fは透過型のTN液晶パネル、8a,8b,8c,8d,8e,8fは光
学要素部品としての投写レンズ系、5a,5b,5c,5d,5e,5f,
7a,7b,7c,7d,7e,7fは偏光子または検光子としての偏光
板である。第1図はより具体的には第2図の斜視図で示
される。第2図において21は赤外線および紫外線カット
フィルタおよび集光光学レンズを有する集光光学系であ
る。なお、図面は説明を容易にするために、フィールド
レンズなどの説明に不要な箇所は省略している。以上の
ことは後で説明する他の実施例の液晶投写型テレビの図
面などにおいても同様である。
まず、ここで第2の本発明の一実施例の液晶投写型テ
レビに用いた偏光ビームスプリッタについて説明する。
第4図は偏光ビームスプリッタの斜視図である。第4図
において41は偏光面であり、屈折率n1=1.38のMgF2と屈
折率n2=2.30のZnS薄膜が多層に形成されている。入射
した光は偏光面でS成分は反射し、P成分は透過する。
なお、入射は偏光面41に対し、45度近傍の入射角度で入
射させる。そのため、本発明の液晶投写テレビでは第2
図に示す集光光学系21内部に配置したレンズでこの出射
光が平行光に近くなるように構成している。
以下、第2の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの
動作について第3図を参照しながら説明する。第3図は
第2の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの動作を説
明するための構成図である。また、第3図は第1図のR
・G・BのうちB光の変調系をぬきだした状態を示して
いる。第3図において31はスクリーンである。まず集光
光学21から出射された白色光はBDM1aでB光が反射さ
れ、このB光は偏光ビームスプリッタ3aに入射される。
この偏光ビームスプリッタ3aはB光のP成分を透過さ
せ、偏光板5bで完全な直線偏光に補正されたのち液晶パ
ネル6bに入射する。
この液晶パネル6bはP成分を印加信号に応じて光の変
調を行ないS成分に変換し、変換されたS成分は偏光板
7bを透過し投写レンズ8bに入射してスクリーン31に投映
される。一方、偏光面41で反射した光のS成分は偏光板
5aで完全な直線偏光に補正されたのち液晶パネル6aに入
射し、液晶パネルは印加信号に応じて光の変調を行ない
P成分に変換する。変換されたP成分は偏光面7aを透過
し投写レンズ8aに入射してスクリーン31に投映される。
以上の液晶パネル6aおよび6bで変調された光は投写レン
ズ8a,8bにより、スクリーン31上に重ねて投映され、画
像のB光成分が表示される。同様にG光およびR光の変
調系によりG光およびR光成分がスクリーン31上に重ね
て表示され、カラー画像が表示される。
以下、第2の本発明の液晶投写型テレビの駆動回路系
について説明する。なお、以下に説明する駆動回路系は
後に説明する第3,第4および第5の本発明の実施例の液
晶投写型テレビの駆動回路系についても同様であるので
同時に説明する。第5図および第6図は本発明の一実施
例の液晶投写型テレビの駆動回路の説明図であり、また
第7図は駆動方法の波形図である。また、第5図は駆動
回路の第1の実施例である。第5図に示すように構成要
素として52a,52b,52cは抵抗R1,R2およびトランジスタQ
で構成され、ベース端子に入力されたビデオ信号の正極
性と負極性の2つのビデオ信号を作る位相分割回路、51
a,51b,51cは1フィールドごとに極性を反転した交流ビ
デオ信号を液晶パネルに印加する出力切り換え回路であ
り、信号出力端子55,56からは互いに逆極性のビデオ信
号が出力されている。この構成による動作としては、ビ
デオ信号は所定値にゲイン調整され、信号処理されて位
相分割回路52a,52b,52cに入力される。ここで正極性と
負極性の2つのビデオ信号が作られ、次の出力切り換え
回路51a,51b,51cに入力される。出力切り換え回路51a,5
1b,51cではタイミング調整,信号レベル変換などの処理
を行なったのち、信号出力端子55,56より信号を各液晶
パネル6a〜6fに印加する。ここで人間の眼の視感度につ
いて説明しておく。人間の眼は波長555mm付近が最高感
度となっている。光の3原色では緑が一番高く、次が赤
で、青がもっとも鈍感である。この感度に比例した輝度
信号を得るためには、おおよそ赤色を30%、緑色を60
%、青色を10%加えればよい。したがってテレビ映像で
白色を得るためにはR:G:B=3:6:1の比率で加えればよ
い。また、液晶パネルは交流駆動を行なう必要がある。
この交流駆動は液晶パネルの対向電極に印加する電圧
(以後、コモン電圧と呼ぶ)に対して正極性と逆極性の
信号が交互に印加されることにより行なわれる。
本明細書では液晶パネルに正極性の信号を印加し視感
度nの強さの光を変調している状態を+n、逆極性の信
号を印加し視感度nの強さの光を変調している状態を−
nと表わす。たとえばR:G:B=3:6:1の光がそれぞれ液晶
パネルに照射され、ある時刻でG光変調用の液晶パネル
が正極性の信号が、他のパネルには負極性の信号が印加
されている状態は−3・+6・−1と表わされる。当然
のことながら1フィールド後は+3・−6・+1とな
る。なお、R:G:1=3:6:1の比率はNTSCのCRTテレビ画像
の場合であって液晶投写型テレビの場合はダイクロイッ
クミラーの特性などにより前記比率は異なってくる。こ
こでは説明を容易にするためにR:G:B=3:6:1として説明
する。第5図ではある時刻での状態を示しており、R光
変調用液晶パネル6eは+3、同じくR光変調用液晶パネ
ル6fは−3、G光変調用液晶パネル6cは−6、同じくG
光変調用液晶パネル6dは+6、B光変調用液晶パネル6a
は+1、同じくB光変調用液晶パネル6bは−1となって
いる。第7図に第6図の回路系に対応する各液晶パネル
への3フィールド分の印加波形を示している。第7図
(a1)は液晶パネル6eの印加波形、第7図(a2)は液晶
パネル6fの印加波形である。同様に第7図(b1)は液晶
パネル6c、第7図(b2)は液晶パネル6d、第7(c1)は
液晶パネル6a、第7図(c2)は液晶パネル6dの印加波形
である。第7図で明らかなように1色の変調を行なう2
つの液晶パネルに1フィールド内では互いに逆極性の信
号を印加し、フィールドごとに極性を反転させる。そし
て、前記2つの液晶パネルにより変調された光をスクリ
ーンの同一位置に投映する。このような駆動を行なうこ
とにより、液晶パネルの配向膜、液晶の正電圧と負電圧
の印加による保持特性の違い、液晶パネル上のスイッチ
ング素子としてのTFTのオン電流およびオフ電流が映像
信号の電圧極性によって異なるためなどの原因により発
生するフリッカーを極性が違うので相殺することができ
る。また、2つの液晶パネルの走査方向を考慮してスク
リーン上の光学画像を形成することにより、輝度傾斜な
どをも相殺することができる。この考慮するという意味
は、たとえば第1の液晶パネルの光学像を形成するため
の走査がスクリーン上端から行なわれているとき、他方
の液晶パネルの光学像を形成するための走査をスクリー
ン下端から行なうようにすることである。また、第5図
では、R・G・B光を変調する液晶パネル6a,6c,6eのう
ちG光変調の液晶パネル6cだけ、極性を逆にしている。
これは液晶パネル6a,6c,6eだけで画像を表示する際でも
フリッカーが発生しないようにするためである。つま
り、R+B:G=+3+1:−6=4:6となり、ほぼ、つりあ
うようにしている。同様に液晶パネル6b,6d,6fの組もG
光を変調する液晶パネル6dだけ極性を逆にしている。ま
た、本発明の液晶投写型テレビの駆動回路では第8図
(a),(b),(c)に図示するような液晶パネル上
のゲートドライブIC231とソースドライブIC232により駆
動される画素ごとの極性が異なる駆動もあわせて行なう
ことにより、より高画質化を行なうことができる。
第8図(a)に示すようにある時刻では垂直方向の画
素に対して同一極性の電圧をこの画素に隣接した画素に
は逆極性の電圧を印加する。つまりソース信号線S6に注
目すると、ソース信号線S6に接続されたTFTには負極性
の電圧を、ソース信号線S6に隣接したソース信号線S5
S7に接続されたTFTには正極性の電圧を印加する。つま
りソース信号線S2m(ただし、mは整数)には負電圧
を、ソース信号線S2m-1には正電圧を印加する。当然の
ことながら、前記電圧の極性は1フィールドごとに反転
させる。以後、このような駆動方法を1V反転駆動と呼
ぶ。したがって、駆動状態を模擬的に示すと第8図
(b),(c)のようになる。たとえば第8図(b)は
第5図の液晶パネル6aを、第8図(c)は液晶パネル6b
の駆動状態を示す。1フィールド後は液晶パネル6aは第
8図(c)に、液晶パネル6bは第8図(b)の駆動状態
となる。液晶パネル6cおよび6d、液晶パネル6eおよび6f
においても同様である。前述の駆動を行なうことによ
り、さらにフリッカーの発生を低減することができる。
なお第8図(a),(b),(c)は縦方向間で信号の
極性を反転させて印加するとしたが、第8図(d)で示
すように横方向間で信号の極性を反転させてもよい。以
後、このような駆動方向を1H反転駆動と呼ぶ。
第6図は本発明の液晶投写型テレビの駆動回路の第2
の実施例の説明図である。第6図において、61a,61b,61
c,61d,61e,61fは出力切り換え回路、62a,62b,62c,62d,6
2e,62fは位相分割回路である。第5図の駆動回路ではR
光の変調用液晶パネル6eと6fの印加信号の極性は互いに
逆極性であり、また前記パネルは同一画像表示を行なっ
ていたが、第6図の駆動回路では液晶パネル6eと6fは別
の画像表示を行なう。G光およびB光の変調用液晶パネ
ルにおいても同様である。ただし、信号の極性は互いに
逆にしている。また、液晶パネル6a,6cおよび6eはビデ
オ信号1による画像を表示し、液晶パネル6b,6dおよび6
fはビデオ信号2による画像を表示する。第5図とその
他の相違点は各出力切り換え回路の信号出力端子が1つ
という以外は同様であるので省略する。動作としてはた
とえば、このビデオ信号1の入力としては空の映像の信
号を、ビデオ信号2の入力としては空を飛ぶ飛行機の映
像の信号を印加する。この2つの信号は、投写レンズに
より同一スクリーン位置に合成して投映させる。すなわ
ち本駆動回路ではビデオ信号1・2の入力信号を切り換
えることにより多彩な映像表現が容易に行なえる。たと
えば、ビデオ信号1を朝の空あるいは夕方の空の画像と
切り換えることにより合成映像を容易に変化できる。ま
た、1つの色を変調している液晶パネル、たとえばR光
を変調している液晶パネル6eと6fの変調光は光のP成分
またはS成分のどちらかを出射している。つまり第1図
では液晶パネル6aはP成分を、液晶パネル6bはS成分の
光でスクリーン上に画像を形成している。したがってあ
らかじめ立体映像を表示のために処理して記録された信
号をビデオ入力1とビデオ入力2に入力し、偏光メガネ
を装着してスクリーン上の表示画像をみれば容易に偏光
方式の立体映像を楽しめる。なお、第6図の駆動回路に
おいても第8図に示す1V反転と1H反転駆動の少なくとも
一方をあわせて用いることにより、より高画質の映像が
提供できることは言うまでもない。
以下、第3の本発明の液晶投写型テレビについて第10
図を参照しながら説明する。第10図は第3の本発明の液
晶投写型テレビの構成図である。なお、より具体的な図
については第2図を変化させることにより容易に表現で
きるので省略する。第10図において101a,101b,101cは偏
光ビームスプリッタである。第9図にこの偏光ビームス
プリッタの斜視図を示す。第9図において91は光のP成
分反射偏光面、92は光のS成分反射偏光面である。な
お、偏光面91,92は第4図の偏光ビームスプリッタと同
様に偏光面に一定屈折率の薄膜を多層に蒸着することに
より作成される。この第3の本発明の液晶投写型テレビ
に用いる偏光ビームスプリッタ101a,101b,101cはP成分
反射偏光面とS成分反射偏光面とが90度に組み合わさ
り、丁度上面からみるとX字状になっている。また、液
晶パネルは前に説明した透過型TN液晶パネルを用いてお
り、各パネルの光の入射面の配向方向は光のP成分ある
いはS成分の偏光方向にあわせて配置してある。
以下、上記構成による第3の本発明の液晶投写型テレ
ビの動作について第11図を用いて説明する。第11図は第
3の本発明の液晶投写型テレビの動作を説明するための
説明図である。また、第10図のR・G・BのうちBの光
の変調系をぬきだした状態を示している。まず、集光光
学21から出射された白色光はBDM1aでB光が反射され、
このB光は偏光ビームスプリッタ101aに入射される。こ
の偏光ビームスプリッタ101aは偏光面91でP成分を反射
し、このP成分の光は偏光板5bで完全な直線偏光に補正
されたのち液晶パネル6bに入射する。液晶パネル6bは光
のP成分を印加信号に応じて光の変調を行ないS成分に
変換し、変換されたS成分は偏光板7bに入射し、投写レ
ンズ8bによりスクリーン31に投映される。一方、光のS
成分は偏光面92で反射し、このS成分の光は偏光板5aを
透過して液晶パネル6aに入射する。この液晶パネルは印
加信号に応じて光の変調を行ない、P成分に変換する。
変換されたP成分は偏光板7aに透過し、投写レンズ8aに
入射する。以上の液晶パネル6aおよび6bで変調された光
は投写レンズ8a,8bより、スクリーン31上に重ねて投映
され、画像のB成分が表示される。同様にG光およびR
光の変調系によりG光およびR光成分がスクリーン31上
に重ねて表示され、カラー画像が表示される。駆動回路
・駆動方法および使用方法については第1の本発明の第
5・第6・第7・第8図で説明したのと同様であるので
説明を省略する。
つぎに、第4の本発明の第1の実施例の液晶投写型テ
レビについて説明する。第12図は第4の本発明の液晶投
写型テレビの構成図である。第12図に示すように構成要
素として122a,124a,122c,124c,122e,124eは偏光板、123
a,123c,123eは透過型のTN液晶パネル、121a,121c,121e
は光の偏光方向を変換させるための90度配向された光偏
光パネルとしてのTN液晶パネル(以後、偏光液晶パネル
と呼ぶ。)である。この偏光液晶パネルは入射した直線
偏光の方向を90度角度を変化させて出射する。つまり光
のS成分が入射するとP成分となり出射される。これは
液晶の施光性の性質を用いている。他の箇所は第1の本
発明の液晶投写型テレビと同様であるので省略する。な
お、TN液晶パネルはλ/2波長板におきかえてもよい。
この第4の本発明の液晶投写型テレビの動作について
第13図を参照しながら説明する。第13図は第4の本発明
の液晶投写型テレビの動作を説明するための説明図であ
る。また第13図は第12図のR・G・BのうちB光の変調
系をぬきだした状態を示している。まず集光光学系21か
ら出射された白色系はBDM1aでB光が反射され、このB
光は偏光ビームスプリッタ3aに入射される。この偏光ビ
ームスプリッタ3aはB光のP成分を透過させ、偏光板5b
で完全な直線偏光に補正されたのち、液晶パネル6bに入
射する。液晶パネル6bはP成分の光を印加信号に応じて
変調を行ないS成分に変換する。変換されたS成分は偏
光板7bを透過し、投写レンズ8bによりスクリーン31に投
映される。一方、偏光スプリッタはS成分を反射しこの
S成分は偏光液晶パネル121aに入射し、S成分は90度偏
光方向が変化させられ、P成分の光となって出射する。
このP成分の光は先の説明と同様に偏光板122aを透過
し、液晶パネル123aは変調を行なう。液晶パネルでS成
分変換された光は偏光板124aを透過し、投写レンズ8aに
よりスクリーン31に投映される。以上のようにして画像
のB光成分が表示される。同様にG光およびR光の変調
系によりG光およびR光成分がスクリーン31上に重ねて
表示され、カラー画像が表示される。
以上のように構成することにより第2の本発明の一実
施例の液晶投写型テレビでは、P成分の光の変調とS成
分の光の変調を行なうため、配向方向を90度変化させた
2種類のTN液晶パネルを用いる必要があったが、この第
4の本発明の第1の実施例の液晶投写型テレビのは偏光
液晶パネルを用いてP成分またはS成分に変換し統一す
ることにより、TN液晶パネルは1種類だけを準備すれば
よい。
以下、第4の本発明の液晶投写型テレビ第2の実施例
について説明する。第14図は第4の本発明の液晶投写型
テレビの第2の実施例の構成図である。第14図において
141b,141d,141fは偏光液晶パネルであり、偏光パネル12
1aと同一の構成である。他の構成は第13図と同様である
ので説明を省略する。動作についても第1の実施例との
差異のみについて説明する。第2の実施例では偏光板7
b,7d,7fの出射側に偏光液晶パネル141b,141d,141fを配
置している。R・G・Bの光の変調系はすべて同一であ
るので第15図を用いてB光の変調系のみ説明する。集光
光学系21から出射された白色光はBDM1aでB光が反射さ
れ、このB光は偏光ビームスプリッタ3aに入射される。
偏光ビームスプリッタ3aで反射された光のS成分の光経
路は第1の実施例と同様である。偏光ビームスプリッタ
3aを透過した光は偏光板5bで完全な直線偏光に補正され
た後、液晶パネル6bに入射する。液晶パネル6bはこのP
成分の光を印加信号に応じて変調を行ないS成分に変換
する。変換されたS成分は偏光板7bを透過し、偏光液晶
パネル141bによりP成分に変換され、投写レンズ8bによ
りスクリーンに投映される。以上の動作はR光およびG
光の変調系においても同様である。駆動回路・駆動方法
および使用方法は第2の本発明の中で第5,第6,第7,第8
図を用いて説明したので省略する。
以上の第4の本発明の第2の実施例では第1の実施例
に加えて偏光ビームスプリッタにより分離された2つの
光の経路にそれぞれ偏光液晶パネルを挿入している。そ
のため第1の実施例では一方のみに偏光液晶パネルを挿
入していたため、この挿入したパネルによる光吸収のた
めに光が損失し、2つの光の経路の光の強さにアンバラ
ンスが生じていたが、第2の実施例では、ほぼ同一とす
ることができる。また、2つの光の経路のスクリーン上
の画像はP成分とS成分により表示する。したがって、
第1の実施例では偏光方式による立体映像は表示するこ
とはできなかったが、第2の実施例では立体映像表示を
行なうことができる。
さらに以下、図面を参照しながら、第5の本発明の第
1の実施例の液晶投写型テレビについて説明する。第16
図は第5の本発明の第1の実施例の液晶投写型テレビの
構成図である。第16図に示すように、構成要素として16
1a,161c,161eは偏光液晶パネル、162a,164a,162c,164c,
162e,164eは偏光板、163a,163c,163eは透過型のTN液晶
パネルである。他の箇所は第3の本発明の液晶投写型テ
レビと同一であるので省略する。
つぎに上記構成の第5の本発明の第1の実施例液晶投
写型テレビの動作について第17図を参照しながら説明す
る。第17図は第5の本発明の一実施例の液晶投写型テレ
ビの動作を説明するための構成図である。第17図は第16
図のR・G・BのうちB光の変調系をぬきだした状態を
示している。まず集光光学系21から出射された白色光は
BDM1aでB光が反射され、このB光は偏光ビームスプリ
ッタ101aに入射される。この偏光ビームスプリッタ101a
は第9図で示した偏光面91で光のP成分を反射し、この
反射されたP成分の光は偏光板5bで完全な直線偏光に補
正されたのち、液晶パネル6bに入射する。液晶パネル6b
はこのP成分の光を印加信号に応じて変調を行ないS成
分に変換する。変換されたS成分は偏光板7bを透過し、
投写レンズ8bによりスクリーン31に投映される。一方、
同じく第9図で示した偏光面92で反射した光のS成分は
偏光液晶パネル161aに入射し、S成分は90度偏光方向が
変化させられ、P成分の光となって出射する。このP成
分の光は先の説明と同様に偏光板162aを透過し、液晶パ
ネル163aは変調を行ない、この液晶パネル163aでS成分
変換された光は偏光板164aを透過し、投写レンズ8aによ
りスクリーン31に投映される。以上のようにして画像の
B光成分が表示される。同様にG光およびR光の変調系
によりG光およびR光成分がスクリーン31上に重ねて表
示され、カラー画像が表示される、同様にG光およびR
光の変調系によりG光およびR光成分がスクリーン31上
に重ねて表示され、カラー画像が表示される。駆動回路
・駆動方法および使用方法については第2の本発明の第
5,第6,第7,第8で説明したのと同様であるので説明を省
略する。
以上のように構成することにより第2の本発明の一実
施例の液晶投写型テレビでは、P成分の光の変調とS成
分の光の変調を行なうため、配向方向を90度変化させた
2種類のTN液晶パネルを用いる必要があったが、第5の
本発明の第1の実施例液晶投写型テレビでは偏光液晶パ
ネルを用いてP成分またはS成分に変換し統一すること
により、TN液晶パネルは1種類だけを準備すればよい。
また偏光ビームスプリッタから2つの投写レンズに至る
光学経路の距離が等しいため、スクリーン上の画像の結
像調整が容易である。
以下、第5の本発明の液晶投写型テレビ第2の実施例
について説明する。第18図は第5の本発明の液晶投写型
テレビの第2の実施例の構成図である。第18図において
181b,181d,181fは偏光液晶パネルであり偏光パネル121a
と同一の構成である。他の構成は第17図と同様であるの
で説明を省略する。
動作についても第1の実施例との差異のみについて説
明する。第2の実施例では偏光板7b,7d,7fの出射側にそ
れぞれ偏光液晶パネル181b,181d,181fを配置している。
R・G・Bの光の変調系はすべて同一であるのでB光の
変調系のみ説明する。集光光学系(図示せず)から出射
された白色光はBDM1aでB光が反射され、このB光は偏
光ビームスプリッタ101aに入射される。偏光ビームスプ
リッタ101aで反射された光のS成分の光経路は第1の実
施例と同様である。偏光ビームスプリッタ101aの偏光面
92で反射した光は偏光板5bで完全な直線偏光に補正され
た後、液晶パネル6bに入射する。液晶パネル6bはこのP
成分の光を印加信号に応じて変調を行ないS成分に変換
する。変換されたS成分は偏光板7bを透過し、偏光液晶
パネル181bによりP成分に変換され、投写レンズ8bによ
りスクリーンに投映される。以上の動作はR光およびG
光の変調系においても同様である。駆動回路・駆動方法
および使用方法は第2の本発明の実施例中で第5,第6,第
7,第8図を用いて説明したので省略する。
以上の第5の本発明の第2の実施例では先にのべた第
1の実施例に加えて偏光ビームスプリッタにより分離さ
れた2つの光の経路にそれぞれ偏光液晶パネルを挿入し
ている。そのため第1の実施例では一方のみに偏光液晶
パネルを挿入していたため、この挿入されたパネルによ
る光吸収のために光が損失し、2つの光の経路の光の強
さにアンバランスが生じていたが、第2の実施例では、
ほぼ同一とすることができる。また、2つの光の経路の
スクリーン上の画像はP成分とS成分により表示する。
したがって、第1の実施例では偏光方式による立体映像
は表示することはできなかったが、第2の実施例では立
体映像表示を行なうことができる。
なお、本発明の実施例において偏光液晶パネル121a,1
21c,121eは光のS成分の光路に挿入したが、これに限定
するものではなく、光のP成分の光路、つまり偏光板5
b,5d,5fの前に90度角度を回転させて配置しても同様の
効果が得られることは明らかである。
また、偏光液晶パネルはTN液晶パネルとしたが、これ
に限定するものではなくポリエステルフィルムなどの位
相補償フィルムを用いてもよいことは言うまでもない。
さらに偏光子は直線偏波光が得られている場合は省略す
ることができる。
また、本発明の図面において偏光板を液晶パネルの前
後に配置したがこれに限定するものではなく、たとえば
液晶パネルの前後面にはりつけてもよい。
また、透過型液晶パネルはTN液晶パネルを用いるとし
たが、これに限定するものではなく直径1μm〜2μm
の水滴状液晶がポリマー中に分散された高分子分散液晶
パネルまたは液晶が水滴状とはなっていない液晶分子の
配向の不規則性そのものを用いる散乱モードの散乱液晶
パネル(polymar network liquid crystal)などを用い
てもよい。前記液晶パネルを用いる場合は、散乱光を投
写レンズに入射させないように第19図のごとくシュリー
レン光学系を用いる方が望ましい。第19図において191
はレンズ、192はアパーチャ、193は投写レンズである。
また、TN液晶パネルはゲストホスト液晶パネルでも同様
の効果が得られることは明らかである。
また、本発明の実施例において、リアタイプ液晶投写
型TVのように表現したが、これに限定するものではなく
反射型スクリーンに画像を投映するフロントタイプ液晶
投写型TVでもよいことは言うまでもない。
また、第2,第3,第4および第5の本発明において、ダ
イクロイックミラーにより色分離を行なうとしたがこれ
に限定するものではなく、たとえば吸収型色フィルタを
用いて、色分離を行なってもよいことは言うまでもな
い。
また、本発明の実施例においてR・GおよびB光の変
調系において投写レンズ系をそれぞれ2つずつ設けてい
るが、これに限定するものではなく、たとえばミラーな
どを用いて液晶パネルにより変調された表示画像を1つ
にまとめてから投写レンズ系に入射させてもよいことは
言うまでもない。
発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明の液晶投写型テ
レビは偏光ビームスプリッタで光のS成分とP成分に分
離し、それぞれの成分の光に対し、液晶パネルを配置す
ることにより、直線偏光を得るための偏光板は必要な
く、ほぼ全光束を使用できるため、非常に高輝度の画像
表示を行なえ大画面化にも対応することができる。ま
た、R・G・B光のそれぞれの変調に対して各2枚の変
調用液晶パネルを配置している。そのためこの2枚の液
晶パネルで特性を補うように駆動を行なうことによりフ
リッカー・輝度傾斜の発生を大幅に低減させることがで
きる。その上、一方の液晶パネルでP成分の光を変調
し、他方の液晶パネルでS成分の光を変調してスクリー
ンに投映結像させることにより、偏光めがねを用いて容
易に立体映像を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は第1または第2の本発明の一実施例の液晶投写
型テレビの構成図、第2図は同実施例の液晶投写型テレ
ビの斜視図、第3図は同実施例の液晶投写型テレビの一
部の構成図、第4図は同実施例に用いる偏光ビームスプ
リッタの斜視図、第5図および6図は同実施例の液晶投
写型テレビの駆動回路図、第7図は同実施例の液晶パネ
ル駆動波形図、第8図は同実施例の液晶パネルの画素の
状態を示すパターン図、第9図は第3の本発明の一実施
例に用いる偏光ビームスプリッタの斜視図、第10図は第
3の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの構成図、第
11図は同実施例の液晶投写型テレビの一部の構成図、第
12図は第4の本発明の一実施例液晶投写型テレビの構成
図、第13図は同実施例の液晶投写型テレビの一部の構成
図、第14図は第4の本発明の他の実施例における液晶投
写型テレビの構成図、第15図は同テレビの一部の構成
図、第16図は第5の本発明の一実施例の液晶投写型テレ
ビの構成図、第17図は同実施例の液晶投写型テレビの一
部の構成図、第18図は第5の本発明の他の実施例におけ
る液晶投写型テレビの構成図、第19図は本発明の一実施
例に用いるシュリーレン光学系の構成図、第20図は従来
の液晶投写型テレビの構成図、第21図はリアタイプ投写
型テレビの構成図、第22図は従来の液晶投写型テレビの
斜視図、第23図はアクティブマトリックス型液晶パネル
の構成図、第24図は透過型TN液晶パネルの動作説明のた
めの概念図である。 1a,1b,1c……ダイクロイックミラー、3a,3b,3c……偏光
ビームスプリッタ、5a,5b,5c,5d,5e,5f,7a,7b,7c,7d,7
e,7f……偏光板、6a,6b,6c,6d,6e,6f……TN液晶パネ
ル、8a,8b,8c,8d,8e,8f……投写レンズ。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射光を第1の偏光と第2の偏光に分離す
    る偏光ビームスプリッタと、 第1の偏光を変調する第1の透過型液晶パネルと、 第2の偏光を変調する第2の透過型液晶パネルと、 前記第1および第2の透過型液晶パネルで変調された光
    を投映する光学要素部品を具備し、 前記光学要素部品により、前記第1および第2の透過型
    液晶パネルにより変調された光を略同一位置に投映する
    ことを特徴とする液晶投写型テレビ。
  2. 【請求項2】偏光ビームスプリッタが、入射光のP成分
    を反射する第1の面とS成分を反射する第2の面がX字
    状に配置された構成である請求項1記載の液晶投写型テ
    レビ。
  3. 【請求項3】第1の透過型液晶パネルまたは第2の透過
    型液晶パネルへの入射光の光路のいずれか一方の入射側
    に偏光方向を回転する手段を有する請求項1記載の液晶
    投写型テレビ。
  4. 【請求項4】第1の透過型液晶パネルまたは第2の透過
    型液晶パネルへの入射光の光路のいずれか一方の入射側
    に第1の偏光方向を回転する手段、他方には出射側には
    第2の偏光方向を回転する手段を有する請求項1記載の
    液晶投写型テレビ。
  5. 【請求項5】第1の透過型液晶パネルと第2の透過型液
    晶パネルを駆動する信号が逆位相である請求項1記載の
    液晶投写型テレビ。
  6. 【請求項6】第1の透過型液晶パネルと第2の透過型液
    晶パネルがその光の入射面の配向方向に互いに略90度の
    角度異なって配向処理されている請求項1記載の液晶投
    写型テレビ。
  7. 【請求項7】白色光を青色光、緑色光、赤色光に分離す
    る色分離手段と、 前記色分離手段により分離された青色光、緑色光、赤色
    光の光路の各々に配置された請求項1に記載された液晶
    投写型テレビを具備し、前記投写型テレビの光学要素部
    品が、前記青色光、緑色光、赤色光による出力光を同一
    位置に投写するようにしてなる液晶投写型カラーテレ
    ビ。
  8. 【請求項8】緑色光を変調する透過型液晶パネルを駆動
    する信号の位相と、青色光および赤色光を変調する透過
    型液晶パネルを駆動する信号の位相が逆位相にする駆動
    手段を有する請求項7記載の液晶投写型カラーテレビ。
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