JPH04207774A - 液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写型カラーテレビ - Google Patents

液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投写型カラーテレビ

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JPH04207774A
JPH04207774A JP2338252A JP33825290A JPH04207774A JP H04207774 A JPH04207774 A JP H04207774A JP 2338252 A JP2338252 A JP 2338252A JP 33825290 A JP33825290 A JP 33825290A JP H04207774 A JPH04207774 A JP H04207774A
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JP
Japan
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liquid crystal
light
crystal panel
polarized light
retardation plate
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Pending
Application number
JP2338252A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahara
博司 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2338252A priority Critical patent/JPH04207774A/ja
Publication of JPH04207774A publication Critical patent/JPH04207774A/ja
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の液晶パネルの表示画像をスクリーン上に拡大投
映する液晶投写型テレビおよび、それを用いた液晶投写
型カラーテレビに関する。
従来の技術 直視型液晶表示装置は軽量、薄型なと数多くの特徴を有
するため研究開発か盛んである。しかし、大画面化が困
難であるなど問題も多い。そこで近年、小型の液晶パネ
ルの表示画像を投写レンズなどにより拡大投映して大画
面の表示画像を得るilk晶投写型テレビかにわかに注
目を集めてきてように構成要素として、1aは青色光反
射ダイクロイックミラー(以後、BDMと呼ぶ)、1b
は緑色光反射ダイクロイックミラー(以後、GDMと呼
ぶ)、ICは赤色光反射グイクロイックミラー(以後、
RDMと呼ぶ)、1lla、1llb。
111c、112a、112b、112cは偏光板、1
13a、113b、113cは透過型のツイストネマス
テック液晶パネル(以後、TN液晶パネルと呼ぶ)、1
14a、114b、114cは投写レンズ系である。な
お、投写レンズ系は差しされりがないときは総称して投
写レンズと呼ぶ。また、説明に不要な構成物、たとえば
フィールドレンズなどは図面から省略している。より具
体的には前述の構成は、第12図および第13図のよう
になっている。第12図は透過型スクリーンを用いた背
面投写型テレビ(以後、リアタイプテレビと呼ぶ)の内
部構成図である。第12図に示すように、構成要素とし
て121はダイクロイックミラー(以後、DMと呼ぶ)
、122はフィールドレンズ、123は液晶パネル、1
25は投写レンズ、124,126.128はミラーで
ある。また投写部は第13図に示すような構成の構成と
なっている。以上の構成図から明らかなように、従来の
液晶表示装置は第13図に示すよう集光光学系131か
ら出射された白色光はBDMla射される。同様にBD
Mlaを透過した光は、GDMlbにより緑色光(以後
、G光と呼ぶ)か反射され、偏光板111bに入射され
る。またGDMlbを透過した光は、RDMlcにより
赤色光(以後、R光と呼ぶ)が反射され偏光板111C
に入射される。
偏光板では各色光の縦波成分または横波成分の一方の光
のみを透過させ、光の偏光方向をそろえて各液晶パネル
に照射する。この際、50%以上の光は前記偏光板で吸
収され、透過光の明るさは最大でも半分以下となってし
まう。各液晶パネルでは映像信号により前記透過光を変
調する。変調された光はその変調度合により各偏光板1
12 a。
112b、112cを透過し、各投写レンズ系114a
、114b、114cに入射して、前記レンズによりス
クリーンに拡大投映される。
以下、液晶パネルの動作について説明する。第14図は
アクティブマトリックス型液晶パネルの構成図である。
第14図に示すようにその構成要素として、01〜G、
nはゲート信号線、S)〜S1、はソース信号線、14
3はスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(以後
、TPTと呼ぶ)、144は電荷を蓄積するためのコン
デンサ(以後、付加コンデンサと呼ぶ)、145は表示
素子としての液晶、141はゲート信号線G1〜Gmに
TFT143をオン状態にする電圧(以後、オン電圧と
呼ぶ)またはTFT143をオフ状態にする電圧(以下
、オフ電圧と呼ぶ)を印加するためのIC(以後、ゲー
トドライブICと呼ぶ)、142は各表示素子145に
光を変調するための信号を印加するためのIC(以後、
ソースドライブICと呼ぶ)である。液晶パネルの動作
としては、ゲートドライブIC141はゲート信号線0
1〜G、nに対し順次オン電圧を印加する。それと同期
してソースドライブIC142をソース信号線81〜S
oにそれぞれの画素に印加する電圧を出力する。各表示
素子145には液晶を所定の透過量にする電圧が印加さ
れ保持される。この電圧は次の周期で各TPTがふたた
びオン状態になるまで保持される。前述の動作が繰り返
されることにより光は変調され、画像が表示される。
従来の液晶投写型テレビの液晶パネルには、透過型のT
N液晶パネルを用いている。第15図にその動作説明図
を示す。第15図に示すように、 −その構成要素とし
て151.152は偏光板、153は偏光方向、154
は透明電極(以後、ITOと呼ぶ)、155は液晶分子
、156は信号源、157はスイッチである。第15図
に示すヨウニ、第15図(alのオフ状態では入射偏光
が90°回転し、第15図(blのオン状態では回転せ
ずに透過する。したがって2枚の偏光板151゜152
の偏光方向が直交していれば、オフ状態では光が透過、
オン状態では遮断されることになる。ただし、偏光方向
が互いに平行であればこの逆になる。以上のようにTN
液晶パネルは光を変調し画像を表示する。
発明か解決しようとする課題 以上の説明から明らかなように、従来の液晶投写型テレ
ビでは直線偏光を得るために偏光板を用いる。この偏光
板は、光を直線偏光にする際に入射光の半分以上を吸収
してしまう。つまり透過光の明るさは最大でも入射光の
半分以下になってしまう。このため表示画像か暗くなり
、大画面化に対応できないという問題点かあった。また
光の吸収のため偏光板が加熱され、変質するという問題
点かあった。
本発明は、上記課題に留意し、入射光の利用効率の高い
、高輝度な液晶投写型テレビおよびそれを用いた液晶投
写型カラーテレビを提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の液晶投写型テレビは
、コレステリック液晶パネルと、第1および第2の1/
4波長板と、このコレステリック液晶パネルにより偏光
分離された第1の光偏光成分である第1の1/4波長板
を透過した光を変調する第1の反射型のTN液晶パネル
と、このコレステリック液晶パネルにより偏光分離され
た第2の光偏光成分である第2の1/4波長板を透過し
た光を変調する第2の反射型のTN液晶パネルと、この
第1および第2の反射型の1”N液晶パネルで変調され
た光を投映する投写レンズを具備するものである。また
、第2の本発明の液晶投写型テレビは、第1.第2およ
び第3のコレステリ。
り液晶パネルと、第1および第2の1/4波長板と、前
記第1のコレステリック液晶パネルで反射し第1の1/
4波長板を透過した光を変調する第1の反射型のTN液
晶パネルと、前記第2および第3のコレステリック液晶
パネルを重ね合わせたパネルで反射し第2の1/4波長
板を透過した光を変調する第2の液晶パネルと、前記第
1および第2の反射型のTN液晶パネルで変調された光
を投映する投写レンズを具備し、とくに前記第1のコレ
ステリック液晶パネルと第2および第3のコレステリッ
ク液晶パネルの重ね合わせたパネルがX字状に配置され
ているものである。
作用 上記構成の本発明の液晶投写型テレビは、コレステリッ
ク液晶パネルで特定波長および一定の回転方向の円偏光
を取り出し偏光分離し、それぞれ円偏光を1/4波長板
で直線偏光に変換してTN液晶パネルに入射させ、この
TN液晶パネルで変調され、ふたたび合成し、投映する
。したかって偏光板を用いる必要がなく、入射光を損失
することかないため、大幅に明るい表示画像が得られる
実施例 以下、図面を参照しながら第1の本発明の一実施例の液
晶投写型テレビについて説明する。第1図は本発明の一
実施例の液晶投写型テレビの構成図である。第1図に示
すように、その構成要素として1aはBDM、lbはG
DM、lcはRDM。
2a、2b、2cは全反射ミラー、7a、7b。
7cは特定波長かつ所定回転方向の円偏光を反射または
透過させるコレステリック液晶パネル、3a。
3b、3c、4a、4b、4cは反射型のTN液晶パネ
ル、5a、5b、5c、6a、6b、6cは位相差板と
しての1/4波長板、8a、8b。
8Cは光学要素部品としての投写レンズ系である。第1
図はより具体的には第2図の斜視図で示される。第2図
において21は赤外線、紫外線カツトフィルタおよび集
光光学レンズを有する集光光学系である。なお、図面は
説明を容易にするために、説明に不要なフィールドレン
ズなとは省略している。以上のことは後で説明する第2
および第3の本発明の液晶投写型テレビの図面などにお
いても同様である。
まず、1/4波長板について第4図を用いて説明する。
第4図のように光学軸をZ方向にとり、Y軸方向からX
Z平面内でX軸から45度方向に振動する直線偏光が垂
直に入射する場合を考える。入射した直線偏光は2つの
直交する直線偏光に分けて考えられるが、入射時の方位
角がX7面内で45度であるために、Z方向に振動する
成分(以後、異常光線と呼ぶ)とX軸方向に振動する成
分(以後、常光線と呼ぶ)とは振幅が等しい。
異常光線屈折率neの方が常光線屈折率n0よりも大き
いとするならば、異常光線の方が光路長が長くなる。す
なわち常光線と異常光線では透過率に位相差が生し、そ
の位相差は1/4波長となる。
今、常光線と異常光線の強度は等しいため、光の振動の
XZ平面内での軸跡は円形となり、これは円偏光である
。光の入射方向を逆にとり1/4波長板に円偏光を入射
すれば、XZ平面内で方位角度45度の直線偏光を得る
こともできる。第1゜第2および第3の本発明において
は、後に述へた1/4波長板の円偏光を直線偏光に変換
する性質を用いる。つまり特定波長かつ所定回転方向の
円偏光を1/4波長板で直線偏光に変換し、TN液晶パ
ネルに入射させる。また1/4波長板としてはプラスチ
ックシート位相差板、フレネル・ロム。
複屈折を示す結晶による位相差板なとを用いる。
つぎに、第3図を用いて本発明の液晶投写型テレビに用
いる反射型のTN液晶パネルについて説明する。第3図
は反射型のTN液晶パネルの動作の説明図である。第3
図に示すように、その構成要素として31a、31bは
ガラス基板、32a。
32bはITo、33は液晶層、34は0.5μm〜2
μm厚のCrあるいはAj7薄膜からなる反射電極であ
り、反射率の上からA1薄膜を用いる。
前記反射電極34の下層にTFTなとが形成され、TP
Tのオン、オフによって反射電極に電圧か印加され、反
射電極上の液晶の透過率を変化させ光を変調する。35
は信号源、36はスイッチである。従来例の液晶投写型
テレビに用いた液晶パネルは液晶の旋光性の性質を用い
ているが、本発明の液晶投写型テレビに用いる液晶パネ
ルは主として液晶の複屈折の性質を用いる。第3図ta
+に示すようにスイッチかオフの状態では直線偏光は液
晶層33を透過し、反射電極34で反射され、そのまま
の直線偏光方向の状態でガラス基板31aより出射され
る。一方、第3図(blに示すようにスイッチかオン状
態の時は入射した直線偏光は90度方向を変換されてガ
ラス基板31aより出射する。つまり光のP成分が入射
したとすると、変調度合に応してS成分に変換され、ガ
ラス基板31aより出射される。以上のようにして入射
光は変調される。
さらに、本発明の液晶投写型テレビに用いるコレステリ
ック液晶パネルにつ0て説明する。コレステリック液晶
パネルはラセン構造を持ち、ラセンピッチにより特定波
長および円偏光の回転方向を選択して透過または反射さ
せる性質がある。ここでは右回転の円偏光をR円偏光、
左回転の円偏光をL円偏光と呼ぶ。
以下、上記構成の第1の本発明の一実施例の液晶投写型
テレビの動作について説明する。R−GおよびB光の変
調系については同様であるので、ここではB光の変調系
についてのみ説明する。第1図に示すように、ますB光
はBDMlaにより分離され、コレステリック液晶パネ
ル7aに入射する。ここでは説明を容易にするためにコ
レステリック液晶パネル7a、7b、7cは特定波長の
R円偏光を反射し、L円偏光を透過するものとする。つ
まり、コレステリック液晶パネル7aはB光のR円偏光
を反射し、コレステリック液晶パネル7bはG光のR円
偏光を、コレステリック液晶パネル7CはR光のR円偏
光を反射するものとする。コレステリック液晶パネル7
aはB光のR円偏光を反射し、このR円偏光は1/4波
長板5aにより直線偏光に変換される。TN液晶パネル
3aはこの入力光を印加信号に応じて変調し、90度変
換された直線偏光に変換し、出射する。この直線偏光は
ふたたび1/4波長板5aに入射し、液晶パネル7aは
先とは逆回転のL円偏光に変換する。したかってL円偏
光はコレステリック液晶パネル7aを透過し、投写レン
ズ8aに入射してスクリーン(図示せず)に拡大投映さ
れる。一方、コレステリック液晶パネル7aを透過した
L円偏光は同様に1/4波長板6aにより直線偏光に変
換され、TN液晶パネル4aは光を印加信号に応して光
を変調し、90度異なる直線偏光に変換する。この直線
偏光はふたたび1/4波長板6aに入射し、先の直線偏
光はR円偏光に変換されるため、コレステリック液晶パ
ネル7aで反射され、投写レンズ8aでスクリーンに拡
大投映される。
以上のようにしてB光の変調が行われる。G光およびR
光の変調系についても同様である。
以下、第1の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの駆
動回路系について説明する。なお、以下に説明する駆動
回路系は後に説明する第2および第3の本発明の一実施
例の液晶投写型テレビの駆動回路系についても同様であ
るので同時に説明する。第5図および第6図は第1.第
2および第3の本発明の液晶投写型テレビの駆動回路の
プロ。
り図であり、第7図はこの駆動回路図による駆動波形図
である。また、第5図は駆動回路の第1の実施例である
。第5図に示すように、その構成要素は52a、52b
、52cは抵抗R+、R=およびトランジスタQで構成
され、ベース端子に入力されたビデオ信号の正極性と負
極性の2つのビデオ信号を作る位相分割回路、51a、
51b、51cは1フイールドごとに極性を反転した交
流ビデオ信号を液晶パネルに印加する出力切り換え回路
であり、信号出力端子55.56からは互いに逆極性の
ビデオ信号が出力されている。動作としては、ビデオ信
号は所定値にゲイン調整され、信号処理されて位相分割
回路52a、52b、52cに入力される。ここで正極
性と負極性の2つのビデオ信号が作られ、次の出力切り
換え回路51a。
51b、51cに入力される。出力切り換え回路51a
、51b、51cではタイミング調整し、信号レベル変
換などの処理を行なったのち、信号出力端子55.56
より信号を各液晶パネルに印加する。ここで人間の眼の
視感度について説明しておく。人間の眼は波長555 
mn+付近が最高感度となっている。光の3原色では緑
か一番高く、次か赤で、青かもっとも鈍感である。この
感度に比例した輝度信号を得るためには、赤色を30%
、緑色を60%、青色を10%加えればよい。したかっ
てテレビ映像で白色を得るためにはR:G:B−36・
1の比率で加えればよい。また、液晶パネルは交流駆動
を行なう必要かある。この交流駆動は液晶パネルの対向
電極に印加する電圧(以後、コモン電圧と呼ぶ)に対し
て正極性と逆極性の信号が交互に印加されることにより
行なわれる。本明細書では液晶パネルに正極性の信号を
印加し視感度nの強さの光を変調している状態を千〇、
逆極性の信号を印加し視感度nの強さの光を変調してい
る状態を−nと表わす。たとえばRIG:B=36・1
の光がそれぞれ液晶パネルに照射され、ある時刻でG光
変調用の液晶パネルが正極性の信号が、他のパネルには
負極性の信号が印加されている状態は−3・+6・−1
と表わされる。
当然のことながらインインタレース駆動の場合は1フイ
ールド後に+3・−6・+1となる。なお、R:G:B
=3:6:1の比率はNTSCのCRTテレビ画像の場
合であって液晶投写型テレビの場合はDMの特性などに
より前記比率は異なってくる。ここでは説明を容易にす
るためにR・GB=3 : 6 : 1として説明する
。第5図ではある時刻での状態を示しており、R光変調
用液晶パネル3cは+3、同じくR光変調用液晶パネル
4cは−3、G光変調用液晶パネル3bは−6、同じく
G光変調用液晶パネル4bは+6、B光変調用液晶パネ
ル3aは+1、同じくB光変調用液晶パネル4aは−1
となっている。第7図に第5図の回路系に対応する液晶
パネルへの印加波形を示している。第7図(al)は液
晶パネル3cの印加波形、第7図(a2)は液晶パネル
4cの印加波形である。同様に7図(bl)は液晶パネ
ル3b、第7図(b2)は液晶パネル4b、第7図(c
l)は液晶パネル3a1第7図(c2)は液晶パネル4
aの印加波形である。第7図で明らかなようにR−G−
Bのそれぞれの色の変調を行なう2つの液晶パネルに1
フイールド内では互いに逆極性の信号を印加し、フィー
ルドごとに極性を反転させる。そして、この2つの液晶
パネルにより変調された光をスクリーンの同一位置に投
映する。このような駆動を行なうことにより、液晶パネ
ルの配向膜、液晶の正電荷と負電荷の印加による保持特
性の違い、TPTのオン電流およびオフ電流が映像信号
の電圧極性によって異なるためなどの原因により発生す
るフリッカ−を相殺することができる。また、2つの液
晶パネルの走査方向を考慮してスクリーン上の光学画像
を形成することにより、輝度傾斜などをも相殺すること
ができる。この考慮するという意味は、第1の液晶パネ
ルの光学像を形成するための走査がスクリーン上端から
行なわれているとき、他方の液晶パネルの光学像を形成
するための走査をスクリーン下端から行なうようにする
ことである。これは、フィールドメモリなどを用いるこ
とにより容易に実現できる。また、第5図では、R−G
−B光を変調する液晶パネル3a。
3b、3cのうちG光変調の液晶パネル3bたけ、極性
を逆にしている。これは液晶パネル3a。
3b、3cたけで画像を表示する際でもフリ。
カーか発生しないようにするためである。つまり、R十
B : G=+3〒1ニー6=4:6となり、はぼつり
あうようにしている。同様に液晶パネル4a、4b、4
cの組もG光を変調する液晶パネル4bだけ極性を逆に
している。また、本発明の液晶投写型テレビの駆動回路
では第8図(aJ、 ibl、 fc)に図示するよう
な駆動もあわせて行なうことにより、より高画質化を行
なうことができる。以下、第8図を用いて説明する。第
8図(alに示すようにある時刻では垂直方向の画素に
対して同一極性の電圧を前記画素に隣接した画素には逆
極性の電圧を印加する。つまりソース信号線S6に注目
すると、ソース信号線S6に接続されたTPTには負極
性の電圧を、ソース信号線S6に隣接したソース信号線
S5と87に接続されたTPTには正極性の電圧を印加
する。つまりソース信号線S2.(ただし、mは整数)
には負電圧を、ソース信号線S2□−1には正電圧を印
加する。当然のことながら、前記電圧の極性は1フイー
ルドごとに反転させる。以後、このような駆動方法を1
v反転駆動と呼ぶ。
したかって、駆動状態を模擬的に示すと第8図(bl、
 (C1のようになる。たとえば第8図(blは液晶パ
ネル3aを、第8図(C)は液晶パネル4aの駆動状態
を示す。1フイールド後は液晶パネル3aは第8図+C
1に1.液晶パネル4aは第8図(blの駆動状態とな
る。液晶パネル3bおよび4b、液晶パネル3cおよび
4cにおいても同様である。前述の駆動を行なうことに
より、さらにフリッカ−の発生を低減することができる
。なお第8図(aJ、 (bl、 (C)は縦方向間で
信号の極性を反転させて印加するとしたが、第8図(d
)で示すように横方向間で信号の極性を反転させてもよ
い。以後、このような駆動方向をIH反転駆動と呼ぶ。
” 第6図は本発明の液晶投写型テレビの駆動回路の第2の
実施例の説明図である。第6図に示すように、その構成
要素は53a、53b、53c。
53d、53e、53fは出カ切り換え回路、54a、
54b、54c、54d、54e、54fは位相分割回
路である。第5図の駆動回路では、たとえばR光の変調
用液晶パネル3cと4cの印加信号の極性は互いに逆極
性であり、またこのパネルは同一画像表示を行なってい
たが、第6図の駆動回路では、たとえば液晶パネル3c
と40は別の画像表示を行なう。ただし、信号の極性は
互いに逆にしている。また、液晶パネル3a、3bおよ
び3cはビデオ信号1による画像を表示し、液晶パネル
4a、4bおよび4cはビデオ信号2による画像を表示
する。第5図とその他の相違点は各出力切り換え回路の
信号出力端子が1つという以外は同様であるので省略す
る。たとえば、前記ビデオ信号lの入力としては空の映
像の信号を、ビデオ信号2の入力としては空を飛ぶ飛行
機の映像の信号を印加する。この2つの信号は、投写レ
ンズにより同一スクリーン位置に合成して投映させる。
本駆動回路ではビデオ信号1.2の入力信号を切り換え
ることにより多彩な映像表現が容易に行なえる。たとえ
ば、ビデオ信号1を朝の空あるいは夕方の空と切り換え
ることにより合成映像を容易に変化できる。
なお、第6図の駆動回路においても第8図に示す1■反
転とIH反転駆動の少なくとも一方をあわせて用いるこ
とにより、より高画質の映像か提供できることは言うま
でもない。
つぎに、第2の本発明の一実施例の液晶投写型テレビに
ついて第9図を参照しながら説明する。
第9図は第2の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの
構成図である。第9図において、91a。
91b、91c、’92a、92b、92c、93a。
93bおよび93cはコレステリック液晶パネル、94
は投写レンズ系である。コレステリック液晶パネル91
aと、コレステリック液晶パネル92a、93aを組合
わせたもの、コレステリック液晶パネル91bと、コレ
ステリック液晶パネル92b、93bを組合わせたもの
、コレステリック液晶パネル91cと、コレステリック
液晶パネル92c、93Cを組合せたもののそれぞれの
組は丁度上面からみるとX字状に密着されて構成配置さ
れている。なお、説明を容易にするために、コレステリ
ック液晶パネル918.91bおよび91cはそれぞれ
特定波長のR円偏光を反射するものとし、コレステリッ
ク液晶パネル92a。
92b、92c、93a、93bおよび93cはL円偏
光を反射するものとする。
以下、第9図を参照しながら、第2の本発明の一実施例
の液晶投写型テレビについて説明する。
まず白色光は、コレステリック液晶パネル91C192
c、93cに入射し、コレステリック液晶パネル91c
でR光のR円偏光が、コレステリック液晶パネル92c
および93cでR光のL円偏光が反射される。このコレ
ステリック液晶パネルを透過した光はコレステリック液
晶パネル91bでG光のR円偏光が、コレステリック液
晶パネル92bおよび93cでG光のL円偏光が反射さ
れる。同様に前記コレステリック液晶パネルを透過した
光はコレステリック液晶パネル91aでB光のR円偏光
が、コレステリック液晶パネル92aおよび93aでB
光のL円偏光が反射される。たたし、本発明はR−G−
B光の変調系はこの順に限定するものではない。以上の
ようにコレステリック液晶パネルで反射した光はそれぞ
れの光を変調するTN液晶パネル3a、3b、3cおよ
びTN液晶パネル4a、4b、4cに入射する。
R−G−B光の変調系はすべて同様であるのでR光の変
調系についてのみ説明する。まず、コレステリック液晶
パネル91cで反射したR光のR円偏光は1/4波長板
6Cにより直線偏光に変換さレル。TN液晶パネル4C
はこの光を印加信号に応じて90度偏波方向が異なる直
線偏光に変調する。この光は反射電極で反射され、ふた
たび1/4波長板6Cに入射し、今度はL円偏光に変換
される。したがって、この円偏光はコレステリック液晶
パネル92c、93cで反射され、コレステリック液晶
パネル91b、91aを透過し、投写レンズ系94に入
射し、スクリーン(図示せず)に拡大投映される。一方
、コレステリックH晶パネル92c、93cで反射した
L円偏光は1/4波長板5Cにより直線偏光に変換され
る。TN液晶パネル3Cはこの光を印加信号に応して9
0度偏波方向が異なる直線偏光に変調する。この光の反
射電極で反射され、ふたたび1/4波長板5Cに入射し
、今度はR円偏光に変換される。したかって、この光は
コレステリック液晶パネル91cで反射され、コレステ
リック液晶パネル91b。
91aを透過し、投写レンズ系94に入射して、スクリ
ーンに拡大投映される。以上のようにして画像のR光成
分がスクリーン上に表示される。G光およびB光につい
ても同様であり、このR・G−Bが同一スクリーン位置
に投映されることにより、カラー画像が表示される。な
お、第2の本発明の実施例の駆動回路および駆動方法に
ついては第1の本発明の実施例と同様であるので説明を
省略する。
つぎに、図面を参照しながら第3の本発明の一実施例の
液晶投写型テレビについて説明する。第10図は第3の
本発明の一実施例の液晶投写型テレビの構成図である。
第10図に示すように、その構成要素は101a、10
1b、101c。
101d、101eおよび101fはコレステリ、り液
晶パネル、102a、102b、102cおよび102
dはミラー、103a、104a。
105a、103b、104bおよび105bはダイク
ロイックミラー、106a、106bは投写レンス系で
ある。なお、説明を容易にするために、コレステリック
液晶パネル101aはR光のR円偏光を、コレステリッ
ク液晶パネル101bはG光のR円偏光を、コレステリ
ック液晶パネル101cはB光のR円偏光を、コレステ
リック液晶パネル101eはG光のL円偏光を、コレス
テリック液晶パネル101fはR光のL円偏光を反射す
るものとする。また、ダイクロイックミラー103b、
104aおよび105aはR光反射のダイクロイックミ
ラー、ダイクロイックミラー103a、103bおよび
104bはB光反射のダイクロイックミラーとする。
以下、第3の本発明の実施例の液晶投写型テレビの動作
について説明する。まず、白色光はコレステリック液晶
パネル101aに入射し、コレステリック液晶パネル1
01aはR光のR円偏光を反射する。この円偏光は1/
4波長板5Cに入射し、1/4波長板5CはR円偏光を
直線偏光に変換する。変換された直線偏光は、TN液晶
パネル3Cに入射し、TN液晶パネル3Cへの印加信号
に応して光を90度偏波方向か異なる直線偏光に変換す
る。この直線偏光は1/4波長板5Cてふたたび円偏光
に変換されるが、このときはL円偏光に変換される。こ
のL円偏光はコレステリ、り液晶パネル101aを透過
し、ミラー102aて反射され、またダイクロイックミ
ラー104aおよび105aで反射させて投写レンズ系
106に入射する。この投写レンズ系106は変調され
た光をスクリーン(図示せず)に拡大投映する。コレス
テリック液晶パネル101bはG光のR円偏光を反射し
、この円偏光は1/4波長板5bで直線偏光に変換され
る。そしてTN液晶パネル3bで反射かつ変調された光
は1/4波長板5bでL円偏光に変換され、コレステリ
ック液晶パネル101bを透過し、さらにダイクロイッ
クミラー103aを透過して投写レンズ系106aに入
射スル。同様にコレステリック液晶パネル101cで反
射したB光のR円偏光は1/4波長板5aで直線偏光に
変換され、TN液晶パネル3aで変調される。この変調
された光は1/4波長板5aでL円偏光に変換され、コ
レステリック液晶パネル101cを、透過し、ミラー1
02bで反射し、さらにダイクロイックミラー103a
で反射され、投写レンズ系106aに入射してスクリー
ンに拡大投映される。つぎにコレステリック液晶パネル
101dで反射したB光のL円偏光、コレステリック液
晶パネル101eで反射されたG光のL円偏光、コレス
テリック液晶パネル101fで反射したR光のL円偏光
は、先と同様にそれぞれTN液晶パネル4 a 、  
4 b 、  4 c leより変調され、R円偏光に
変換されて、それぞれに対応するコレステリック液晶パ
ネル101d、101e、101fに入射して投映レン
ズ106aにより拡大投映される。第3の本発明の実施
例では入射光側から順にR光変調用のTN液晶パネル3
c、G光変調用のTN液晶パネル3b、B光変調用のT
N液晶パネル3aと配置し、つぎに光変調用のTN液晶
パネルの配置順を先と反対に配置している。つまりB光
変調用の次はB光変調用のTN液晶パネル4aを、次に
G光変調用のTN液晶パネル4bを、最後にR光変調用
のTN液晶パネル4Cを配置している。このように配置
を行なうことにより入射側からみた各変調用TN液晶パ
ネルまでの距離、つまりR光変調用のTN液晶パネル3
Cまでの距離+TN液晶パネル4cまでの距離、G光変
調用のTN液晶パネル3 b +TN液晶パネル4bま
での距離、B光変調用のTN液晶パネル3a+TN液晶
パネル4aまでの距離がそれぞれほぼ等しくなり、スク
リーン上の投写画像のずれが、各R−G−B色において
ほぼ均一になり高画質化か実現できる。またピント調整
なども容易になる。なお第10図の点線部に1/4波長
板およびその出射面に偏光板を配置すれば、投写レンズ
系106aまたは106bから直線偏光の光を得ること
ができる。
この際、1/4波長板から出射される直線偏向の振幅方
向と偏光板の偏光方向は一致させる。以上のように構成
すると投写レンズ系106aと106bから出射される
直線偏光は90度角度が異なる直線偏光となる。したか
つて第6図に示す回路系のビデオ人力1とビデオ人力2
にあらかしめ立体映像の表示のために処理した信号を入
力し、一方かP成分を、他方かS成分を透過する偏光メ
ガネを装着してスクリーン上の表示画像をみれば容易に
立体映像を楽しめる。また、第10図は1つの入ダイク
ロイックミラー1a、lb、lcによりあらかしめR−
G−B光を分離してコレステリック液晶パネルに入力を
行なってもよい。駆動回路。
駆動方法については第1および第2の本発明と同様であ
るので省略する。
なお、本発明の実施例において、リアタイプ液晶投写型
TVのように表現したが、これに限定するものではなく
反射型スクリーンに画像を投映するフロントタイプ液晶
投写型T Vでもよいことは言うまでもない。
また、第1.第2および第3の本発明において、ダイク
ロインクミラーにより色分離を行なうとしたかこれに限
定するものではなく、たとえば吸収型色フィルタを用い
て、色分離を行なってもよいことは言うまでもない。
また、本発明の実施例において、R−GおよびB光の変
調系において投写レンズ系を多数設けているが、これに
限定するものではなく、たとえばミラーなどを用いて液
晶パネルにより変調された表示画像を1つにまとめてか
ら投写レンズ系に入射させてもよいことは言うまでもな
い。また、本発明の液晶投写型テレビに反射型のTN液
晶パネルを用いるとしたが、これに限定するものではな
く、透過型のTN液晶パネルを用いてもよい。透過型の
TN液晶パネルを用いる場合は光の出射側に投写レンズ
を配置する。
また、本発明の実施例において、R−G−B光の変調系
の配置順序はこれに限定するものではない。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、コレステリック液晶パ
ネルで特定波長および一定回転方向の円偏光を取り出し
偏光分離し、それぞれ位相差板を介して反射型液晶パネ
ルで変調し、ふたたび合成し投映することにより、本発
明の液晶投写型テレビにおいては従来であれば偏光板に
より50%強の光損失が発生し、スクリーン照度を低下
させていたのに比べ偏光板を用いていないので100%
近く光を有効利用できるため非常に高輝度の液晶投写型
テレビを実現できる。また、偏光板などでの光吸収の問
題も当然発生しない。また、反射型の液晶パネルを用い
ているため、開口率の問題を一切無視でき、開口率が高
く、また高コントラスト化が可能である。したがって非
常によい画質を実現できる。また、コレステリック液晶
パネルで光をR円偏光とL円偏光に分離し、前記それぞ
れの成分の光を変調する液晶パネルを配置しているため
、有効な光利用を実現している。その上、2つの液晶パ
ネルには互いに位相が逆位相になるよう駆動を行ない、
表示画面をスクリーン上で重ねている。したがってフリ
ッカ−が発生せず、非常によい画質を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の一実施例の液晶投写型テレビの
構成図、第2図は同実施例の液晶投写型テレビの斜視図
、第3図は同実施例に用いる反射型のTN液晶パネルの
模式図、第4図は同実施例に用いる1/4波長板の概念
図、第5図、第6図は同実施例の液晶投写型テレビの駆
動回路のブロック図、第7図は同実施例の液晶パネルの
駆動波形図、第8図は同実施例の液晶パネルの画素の状
態を示すパターン図、第9図は第2の本発明の一実施例
の液晶投写型テレビの構成図、第10因晶投写型テレビ
の構成図、第12図はリアタイプ投写型テレビの構成図
、第13図は従来の液晶投耳型テレビの斜視図、第14
図はアクティブマトリックス型液晶パネルの構成図、第
15図は透過型TN液晶パネルの動作説明のための模式
図である。 3a、3b、3c、4a、4b、4c・−・−・−反射
型液晶パネル、5a、5b、5.c、6a、6b。 6C・・・・・・1/4波長板、7a、7b、7c・・
・・・・コレステリック液晶パネル、8a、8b、8c
・・・・・投写レンズ系。 代理人の氏名 弁理士小鍜治明 ほか2名第3図 ((L) Off tg a       rb)on
 tKg第4図 第5図 RG          B 第6図 a 第8図 第8図 (b) (C) 第8図 (dJ 図      こ0 @a妃 図 七品 第12図 第140 @15図 (α) Of””       (b) On BS手
続補正書は劃 平成3 年4月2 日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射光を偏光分離するコレステリック液晶パネル
    と、 前記コレステリック液晶パネルにより偏光分離された第
    1の光偏光成分の光路上に設けられた第1の位相差板と
    、 前記第1の位相差板を透過した光を変調する第1の反射
    型液晶パネルと、 前記コレステリック液晶パネルにより偏光分離された第
    2の光偏光成分の光路上に設けられた第2の位相差板と
    、 前記第2の位相差板を透過した光を変調する第2の反射
    型液晶パネルと、 前記第1、第2の反射型液晶パネルで変調された光を投
    映する光学要素部品とを具備し、前記光学要素部品によ
    り、前記第1の反射型液晶パネルで変調され、ふたたび
    前記第1の位相差板を透過した光と、前記第2の反射型
    液晶パネルで変調され、ふたたび前記第2の位相差板を
    透過した光を同一位置に投映されるようにしてなる液晶
    投写型テレビ。
  2. (2)コレステリック液晶パネルが、入射光の透過成分
    と反射成分により第1、第2の光偏光成分に偏光分離が
    行われる面を有する請求項(1)記載の液晶投写型テレ
    ビ。
  3. (3)コレステリック液晶パネルが、第1の光偏光成分
    を反射する第1の面と、第2の光偏光成分を反射する第
    2の面とが、X字状に配置された構成である請求項(1
    )記載の液晶投写型テレビ。
  4. (4)所定範囲の波長かつ所定の回転方向の円偏光を反
    射し第1の偏光成分を分離する第1の偏光ビームスプリ
    ッタと、 前記第1の偏光ビームスプリッタにより偏光分離された
    第1の偏光成分の光路上に設けられた第1の位相差板と
    、 前記第1の位相差板を透過した光を変調する第1の反射
    型液晶パネルと、 所定範囲の波長かつ所定の回転方向の円偏光を反射し、
    第2の偏光成分を分離する第2の偏光ビームスプリッタ
    と、 前記第2の偏光ビームスプリッタにより偏光分離された
    第2の偏光成分の光路上に設けられた第2の位相差板と
    、 前記第2の位相差板を透過した光を変調する第2の反射
    型液晶パネルと、 前記第1、第2の反射型液晶パネルにより変調された光
    を投映する光学要素部品を具備し、前記第1の反射型液
    晶パネルにより変調さ れ、ふたたび前記第1の位相差板を透過した光が、前記
    第2の偏光成分の円偏光の回転方向と一致し、前記第2
    の反射型液晶パネルにより変調され、ふたたび前記第2
    の位相差板を透過した光が前記第1の偏光成分の円偏光
    の回転方向と一致するようにしてなる液晶投写型テレビ
  5. (5)第1、第2の偏光ビームスプリッタが、X字状に
    組合わされた請求項(4)記載の液晶投写型テレビ。
  6. (6)第1の偏光ビームスプリッタが第1のコレステリ
    ック液晶パネルであり、第2の偏光ビームスプリッタは
    第2、第3のコレステリック液晶パネルを重ね合わせて
    なる請求項(4)記載の液晶投写型テレビ。
  7. (7)第1の反射型液晶パネルと第2の反射型液晶パネ
    ルを駆動する変調用信号が逆位相である請求項(1)か
    ら(6)いずれかに記載の液晶投写型テレビ。
  8. (8)白色光を青色光、緑色光、赤色光に分離する色分
    離手段と、 前記色分離手段により分離された青色光、緑色光、赤色
    光の各光路上に配置された請求項(1)から(7)いず
    れかに記載された液晶投写型テレビとを具備し、 前記液晶投写型テレビの光学要素部品が、前記青色光、
    緑色光、赤色光による出力光を同一位置に投映するよう
    にしてなる液晶投写型カラーテレビ。
  9. (9)緑色光を変調する反射型液晶パネルを駆動する信
    号の位相と、青色光および赤色光を変調する反射型液晶
    パネルを駆動する位相が逆位相である駆動手段を有する
    請求項(8)記載の液晶投写型カラーテレビ。
  10. (10)青色光を反射する第1のコレステリック液晶パ
    ネルと、 前記第1のコレステリック液晶パネルにより反射された
    光の光路に設けられた第1の位相差板と、 前記第1の位相差板を透過した光を変調する第1の反射
    型液晶パネルと、 緑色光を反射する第2のコレステリック液晶パネルと、 前記第2のコレステリック液晶パネルにより反射された
    光の光路に設けられた第2の位相差板と、 前記第2の位相差板を透過した光を変調する第2の反射
    型液晶パネルと、 赤色光を反射する第3のコレステリック液晶パネルと、 前記第3のコレステリック液晶パネルにより反射された
    光の光路に設けられた第3の位相差板と、 前記第3の位相差板を透過した光を変調する第3の反射
    型液晶パネルと、 前記第1、第2、第3の反射型液晶パネルにより変調さ
    れた光を投映する光学要素部品とを具備し、 前記光学要素部品により、前記第1、第2、第3の反射
    型液晶パネルにより変調され、ふたたび各位相差板を透
    過した光を同一位置に投映するようにしてなる液晶投写
    型カラーテレビ。
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