JPH0417982A - 溶接電極 - Google Patents

溶接電極

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JPH0417982A
JPH0417982A JP12119990A JP12119990A JPH0417982A JP H0417982 A JPH0417982 A JP H0417982A JP 12119990 A JP12119990 A JP 12119990A JP 12119990 A JP12119990 A JP 12119990A JP H0417982 A JPH0417982 A JP H0417982A
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JP
Japan
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welding
electrode
welding electrode
metal
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP12119990A
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English (en)
Inventor
Hisashi Mochida
久 持田
Yoshiaki Imaji
今地 義明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0417982A publication Critical patent/JPH0417982A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、例えばハイブリッドIC等に適用され、電
気的に導通をとる金属ワイヤを溶接して接続する場合に
使用する溶接電極に関する。
(従来の技術) 第7図は、ハイブリッドICの一例を示すものである。
樹脂によって形成された外囲器71の内部には厚膜基板
72が設けられ、この厚膜基板72には、IC素子73
や抵抗等の回路部品74か配設されている。さらに、こ
の厚膜基板72には、厚膜基板72の所定箇所に設けら
れたパッド75と入出力端子76の内部リード76aと
を電気的に接続するリード77か設けられている。この
リード77は通常、溶接あるいはボンディングによって
、パッド75および内部リード76aに接続される。パ
ッド75は図示せぬ半田によって厚膜基板72に取着さ
れている。
第8図、第9図は、それぞれ溶接によってり一ド77を
パッド75および内部リード76aに接続する場合を示
すものである。第8図はり一ド77をマイナス、パッド
75および内部リード76aをプラスとしてこれらを溶
接する所謂スプール溶接の一例を示すものであり、第9
図は、プラスの溶接電極78aとマイナスの溶接電極7
8bを使用する溶接の一例を示すものである。
第9図に示す溶接の場合、第10図に示すごとく、プラ
スの溶接電極78aがリード77に当接され、マイナス
の溶接電極78bがバッド75および内部リード76a
に当接される。前記溶接電極78a、78bはクロム銅
などの銅系の金属単体によって構成され、リード77は
銅系の金属によって構成されている。さらに、バッド7
5は信頼性に優れた42Niアロイが使用されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、第9図、第10図に示す溶接の場合、溶接電
極78a、78bとリード77に流れる電流は、第11
図に示すようになる。すなわち、溶接電極78aと溶接
電極78bに流れる電流の向きは1806反転しており
、リード77と溶接電極78aおよびバッド75との接
触面積が小さいため、リード77と溶接電極78aおよ
びバッド75の接触部に電流が集中しやすい。しかも、
リード77と溶接電極78aおよびバッド75は、上述
したように種々な材料によって構成され、これら材料は
第12図に示すような特性を有している。このため、こ
れら材料の物性により、第13図に示すごとく、バッド
75が局部的、且つ爆発的に溶融して外部に飛び出すス
プラッシュ現象が生し、厚膜基板72上の電気回路を損
傷する問題を有していた。
そこで、このスプラッシュを防止するため、第14図に
示すごとく、溶接物80を挾んで溶接電極78a、78
bを配設する方法が考えられる。
この方法によれば、第15図に示すごとく、電流の集中
を防止できるため、スプラッシュを防止できるものであ
る。しかし、この方法は、溶接電極78a、78bを溶
接物80の両側に配設するため、外囲器71に収容され
たハイブリッドICのリードを接続するには適さないも
のである。
このため、従来では、マイナス電極の接触面積を大きく
するため、マイナスの溶接電極78bを第16図に示す
ごとく、複数個使用し、電流を分散させる方法が考えら
れている。しかし、この場合、マイナスの溶接電極78
bが占める面積が大きくなるため、狭いスペースにおい
てリードを溶接することか困難なものであった。
この発明は、上記従来の溶接電極が有する課題を解決す
るものであり、その目的とするところは、スプラッシュ
の発生を低減することが可能な溶接電極を提供しようと
するものである。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明は、上記課題を解決するため、銅系の金属によ
って構成された溶接電極の被溶接物と当接する部分に電
気抵抗の高い金属を接合している。
また、電気抵抗の高い金属としてはモリブデンが適用さ
れる。
さらに、電気抵抗の高い金属はタングステンか適用され
る。
(作用) すなわち、この発明は、銅系の金属によって構成された
溶接電極の被溶接物と当接する部分に電気抵抗の高い金
属を接合することにより、被溶接物に対する発熱部を分
散し、被溶接物に対して緩やかに熱を伝導することによ
ってスプラッシュを防止している。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。尚、第1図において、第9図と同一部分には同一
符号を付す。
第1図において、銅系の溶接電極11の先端部には、こ
れより電気抵抗の高い金属、例えばモリブデン電極12
かろう付けされている。
第2図は、第1図の変形例であり、溶接電極11にねじ
穴11a、llbを設け、溶接電極11を図示せぬ溶接
機に装着可能としたものである。
第3図(a)(b)は、上記構成の溶接電極11と従来
の溶接電極78aを使用したリード76とバッド75と
の溶接を対比して示すものであり、第4図(a)(b)
は第3図に示す溶接の熱回路を対比して示すものである
。第3図、第4図において、同一部分には同一符号を付
す。
第4図において、R1、R11はそれぞれ溶接バッド7
5の熱抵抗、R2、R21はそれぞれリード76の熱抵
抗、R3、R31はそれぞれ銅の溶接電極78a、11
の4抵抗、R4はモリブデン電極12の熱抵抗を示して
いる。また、C1、C11はそれぞれパッドの熱容量、
C2、C21はそれぞれワイヤの熱容量、C3は溶接電
極78Hの熱容量、C31、C41はそれぞれ溶接電極
11、モリブデン電極12の熱容量を示している。さら
に、QSQlはリード76とバッド75との境界面で発
生する熱量、Q2はモリブデン電極12とリード76と
の境界面で兇生ずる熱量を示している。尚、放射熱は省
略している。
第4図(b)より明らかなように、この実施例において
は、熱回路にモリブデン電極12の熱抵抗R4が含まれ
ており、この熱抵抗R4は抵抗値が大きいため、モリブ
デン電極12とリード76との境界面で熱量が発生する
。この時、溶接方式が定電力制御であり、第3図(a)
と(b)が同一条件であるとすると、 Q−Q1+Q2         ・・・(1)が成立
する。
ここで、従来とこの実施例におけるリード76とバッド
75の接触面への温度上昇を比較すると、第5図(a)
(b)に示すようになる。同図(a)が従来であり、同
図(b)かこの実施例に対応するものである。
同図から明らかなように、従来の場合、A点の温度上昇
が急激であり、スプラッシュか生じやすいことが分かる
。一方、この実施例の場合、A点の温度上昇が比較的緩
やかであることがわかる。
これは(1)式から明らかなように、発熱源がリード7
6の上下で分散され、モリブデン電極12とリード76
の間で発生する熱量がリード76の接合面A点に達する
までに時間がかかるためである。したがって、この実施
例の場合、スプラッシュの発生を抑えることができるも
のである。
また、第4図(a)(b)に示す熱回路を電気回路的に
比較すると、同図(a)に示す従来よりも同図(b)に
示すこの実施例の方がインピーダンスが大きい。したが
って、定電力制御を行う場合、この実施例は同じ発熱量
を得るための電流値が従来に比べて少ないため、従来の
ような電流の集中を緩和でき、スプラッシュの発生を低
減できる。
一方、材質面からこの実施例を考えた場合、溶接電極1
1全体をモリブデン等の高抵抗金属によって構成するこ
とが考えられる。しかし、この場合、その熱損失か大き
く得策ではない。また、モリブデン等は高価な金属であ
るため、溶接電極1]全体をこれによって構成した場合
、製造コストが高くなるものである。したかって、溶接
電極11の一部にモリブデン電極12を設けることかス
プラッシュの防止、溶接効率、および経済的な面で最良
である。
第6図は、溶接の歩留りについて、従来とこの実施例と
を対比して示すものであり、同図(a)は従来、同図(
b)はこの実施例に係わるものである。
一般に、印加電力か少ないうちは、接合不良による不良
F1が大きく、印加電力が大きくなるとスプラッシュに
よる不良F2か大きくなる。従来は印加電力に対して良
品か得られる範囲Bか狭いが、この実施例の場合、良品
が得られる範囲Bを広くすることかできる。
尚、上記実施例においては、高抵抗金属としてモリブデ
ンを使用したか、これに限定されるものではなく、例え
ばタングステンを使用することも可能である。
また、上記実施例においては、ハイブリットICのリー
ドをパッド等に接続する場合について説明したか、これ
に限定されるものではなく、この発明を他の集積回路に
も適用可能なことは勿論である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、被溶接物に対
する発熱部を分散し、被溶接物に対して緩やかに熱を伝
導することにより、スプラッシュの発生を低減すること
か可能な溶接電極を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれこの発明の一実施例を示す構
成図、第3図(a)(b)はそれぞれ従来とこの実施例
の溶接構造を対比して示す図、第4図(a)(b)はそ
れぞれ第3図の熱回路を示す図、第5図(a)(b)は
従来とこの実施例におけるリードとパッドの接触面の温
度上昇を示す図、第6図(a)(b)は従来とこの実施
例の溶接の歩留りを示す図、第7図はハイブリッドIC
を示す斜視図、第8図乃至第10図はそれぞれ従来の溶
接方法を説明するために示す斜視図、第11図は従来の
溶接における電流の集中を説明するために示す図、第1
2図は従来の溶接電極等の特性を説明するために示す図
、第13図はスプラッシュ現象を示す図、第14図は従
来の他の溶接方法を説明するために示す図、第15図は
第14図の電流経路を示す図、第16図は従来の他の溶
接方法を説明するために示す図である。 11・・・溶接電極、12・・・モリブデン電極、75
・・・パッド、77・・・リード(Cuワイヤ)。 rゴ閲 (a) 易 卯/1IIl摩カー←− (a) 瀉 開開 (b) (b) 第 図 第 刃 篤 ・2 葛 図 グ 11 葛 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅系の金属によって構成された溶接電極の被溶接
    物と当接する部分に電気抵抗の高い金属を接合したこと
    を特徴とする溶接電極。
  2. (2)前記電気抵抗の高い金属はモリブデンであること
    を特徴とする請求項1記載の溶接電極。
  3. (3)前記電気抵抗の高い金属はタングステンであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の溶接電極。
JP12119990A 1990-05-14 1990-05-14 溶接電極 Pending JPH0417982A (ja)

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JP12119990A JPH0417982A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 溶接電極

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ID=14805321

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JP12119990A Pending JPH0417982A (ja) 1990-05-14 1990-05-14 溶接電極

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151337A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Industries Corp 抵抗溶接用電極
DE102015116665A1 (de) 2014-10-10 2016-04-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Punktschweißelektrode

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151337A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Industries Corp 抵抗溶接用電極
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