JPH04179686A - ギヤードエレベータの制御装置 - Google Patents

ギヤードエレベータの制御装置

Info

Publication number
JPH04179686A
JPH04179686A JP2306282A JP30628290A JPH04179686A JP H04179686 A JPH04179686 A JP H04179686A JP 2306282 A JP2306282 A JP 2306282A JP 30628290 A JP30628290 A JP 30628290A JP H04179686 A JPH04179686 A JP H04179686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
oil temperature
acceleration
temperature
speed reference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2306282A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Igarashi
亮 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2306282A priority Critical patent/JPH04179686A/ja
Publication of JPH04179686A publication Critical patent/JPH04179686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、減速機構付き巻上げ機を備えたギヤードエ
レベータの制御装置に関する。
(従来の技術) ローブ式のエレベータの場合、モータ軸にメインシーブ
が直結した形のギヤレスエレベータと、モータの回転を
減速する歯車の付いた巻上げ機を使用するギヤードエレ
ベータとがあり、ギヤードエレベータはおもに、中・低
速エレベータとして数多くの台数が設置されている。こ
のようなギヤードエレベータにおいて、モータの回転を
減速する減速機には、潤滑剤として油が注入されている
が、この潤滑油は、温度によって粘性が変化するために
巻上げ機の効率を変化させることが知られており、特に
油温が低下した場合には、巻上げ機の効率を低下させる
ために種々の弊害が生じる問題点があった。
このような弊害の1つとして、エレベータスタート時の
振動がある。潤滑油の油温か低下すると、巻上げ機の始
動が鈍くなり、速度指令が滑らかなジャークをもって変
化しても巻上げ機は動かず、一定加速領域に入ってから
やっと動き出すので、スタート時の振動が大きく、乗客
に不快感を与えるのである。
弊害の2つ目として、モータ制御に用いるパワー素子の
容量がある。潤滑油の油温が低下して巻上げ機の効率が
下がると、固定された速度基準を持つ場合には、巻上げ
機の効率が低下した分を、巻上げ機に流す電流を上げる
ことにより同し加速度、同じ定常速度に制御しようとす
る。したがって、潤滑油温が低下した場合のモータ電流
に合わせてパワー素子を選定しなければならず、特に寒
冷地仕様では1ランク上のパワー素子が選定される。ま
た、このことを考慮しない場合には、エレベータがリミ
ッタ加速となり、速度基準に対する応答が悪いというこ
とで何らかの異常とみなし、保護作動することがあった
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来のギヤードエレベータの制御装置では
、減速機構内の潤滑油の油温の変化によりエレベータの
走行性能に大きな影響があり、一定した走行性能を得ら
れない問題点かあった。
また、電気回路構成部品も必要以上に高価なものとしな
ければならない無駄かあった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、油温の変化に影響されずに一定した走行性能を
実現する二とかでき、コストも高くすることのないギャ
ートエレベータの制御装置を提供することを目的とする
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明のギヤードエレベータの制御装置は、減速機構
内の油温を検出する油温検出手段と、この油温検出手段
から出力される油温検出信号により、その油温レヘルに
応してスタートトルク指令値を補償するトルク補償手段
と、前記油温レヘル“に応じて異なった加速度指令値を
発生させる速度基準発生手段と、前記速度基準発生手段
より出力される速度基準信号に基づいてかご速度の制御
を行う速度制御手段とを備えたものである。
(作用) この発明のギャードエレヘータの制御装置は、油温検出
手段により減速機構内の潤滑油の油温を検出し、トルク
補償手段により、油温検出手段の検出した油温の高低に
より変化するスタートトルクの補償量を求め、さらに速
度基準発生手段により、実速度が常に一定になるように
前記油温レヘルに応じて異なる加速度指令値を発生させ
、この速度基準発生手段から出力される速度基準信号に
基づいて、速度制御手段にかご速度の制御を行わせる。
  ・ こうして、減速機構の潤滑油の油温の変化によって変化
する走行特性をスタートトルクの補償と加速度指令値の
調整により補償することができ、エレベータを常に一定
の走行特性を維持しながら運行させることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の一実施例を示しており、三相電源1
からの電力をエレベータの駆動に必要な電力に変換する
ための電力変換器2と、この電力変換器2からの電力を
受けて回転駆動される減速機構付きの巻上げ機3と、こ
の巻上げ機3の減速器構内に注入されている潤滑油の油
温を検出するための油温センサ4と、巻上げ機3の回転
速度(これは、エレベータ速度に比例するため、エレベ
ータ速度でもある)を検出する速度検出器5とを備えて
いる。
また、速度制御のための電気回路の構成は、エレベータ
運転指令を出力する運転指令出力回路6と、この運転指
令出力回路6からの運転指令を受けて速度基準を発生す
る速度基準発生回路7と、速度基準発生回路7からの速
度基準を巻上げ機3に対する速度検出器5からの実速度
と比較し、速度偏差信号を出力する比較器8と、この比
較器8からの速度偏差信号を受けて速度の増減を演算し
、電力変換器2に対して速度制御信号を出力する速度制
御回路9とを備えている。
さらに、この発明の特徴として、巻上げ器3の潤滑油の
油温センサ4からの油温信号を受けてスタートトルク・
加速度指令の補正量を演算して速度基準発生回路7に与
えるためのスタートトルク・加速度補償回路10を備え
ている。
次に、上記の構成のギヤードエレベータの制御装置の動
作について説明する。
三相電源1からの電力は電力変換器2に与えられ、ここ
で速度制御回路9からの速度指令に基づいて巻上げ機3
の回転速度をアップまたダウンさせ、さらに一定の回転
速度を維持するために必要な電力に変換し、これを巻上
げ機3に与える。
巻上げ機3は電力変換機2からの電力に応して回転駆動
され、加速、定速度回転、減速、回転停止の動作を行い
、これによりエレベータかごを昇降動作させる。
エレベータかごの昇降速度の制御は、巻上げ機3の回転
速度の制御により行われるが、そのために、運転指令出
力回路6からエレベータの起動指令が人力され、これを
受けて速度基準発生回路7は、あらかしめ定められてい
る速度パターンを発生させる。そして、この速度基準発
生回路7からの速度パターンか比較器8に与えられ、こ
こで、巻上げ機3の実回転速度を検出する速度検出器5
からの速度信号と比較され、その速度偏差信号か速度制
御回路9に与えられる。
速度制御回路9ては、人力される速度偏差に応して巻上
げ機3の回転速度をアップさせ、あるいはダウンさせる
制御量を演算し、これを制御信号として電力変換器2に
与え、電力変換器2はこの制御信号を受けて巻上げ機3
に与える電流、電圧を調整し、巻上げ機3か所定の回転
速度で回転するように制御する。
この一連の巻上げ機3の回転速度制御において、巻上げ
機3に減速機構か備えられている場合には、その潤滑油
の油温の高低によってスタートトルクや加速度特性か左
右されるため、油温センサ4か減速機構内の潤滑油の油
温を検出し、これをスタートトルク・加速度補償回路1
0に人力する。そして、スタートトルク・加速度補償回
路10は人力されてくる油温レベルに応じて必要なスタ
ートトルクおよび加速度特性の報償量を演算し、これを
速度基準発生回路7に与えるようにする。
つまり、スタートトルク・加速度補償回路10は、第2
図および第3図に示すようなスタートトルク補償値テー
ブルSTB、加速度補償値テーブルATBを内蔵してお
り、油温センサ4からの油温レベルがx’Cてあれば、
この油温をインデックスTxとして、この油温インデッ
クスTxに対応するスタートトルク補償値として第2図
のテーブルSTBからT M x、加速度補償値として
第3図のテーブルATBからαXを見い出し、この補償
値T M x 、  αXを速度基準発生回路7に与え
る。
そこで、運転指令出力回路6から運転指令が入ると、ま
ず、温度補償されたスタートトルク補償値T M xを
トルク指令値として出力し、これが電力変換器2に与え
られ、巻上げ機3のモータに対してこのスタートトルク
に見合った電流を流すように制御し、静止トルクを発生
させる。
その後、運転指令出力回路6からブレーキ開放指令が出
力され、ブレーキ開放が確認された後、速度基準発生回
路7は速度指令として加速ジャークを出力する。そして
、この加速ジャークの終了後、温度補償値αXを本来の
加速度指令に加えることにより、温度補償を行い、この
温度補償のなされた加速度指令を正規の加速度指令とし
て速度制御回路8に出力する。
このようにして、この実施例の減速機構付きの巻上げ機
3を備えたギャートエレベータの制御装置では、その減
速機構に注入されている潤滑油の油温の高低により巻上
げ機3のスタートトルク、加速度特性か大きな影響を受
けるために、油温センサ4によって潤滑油の温度を検出
し、その油温レベルに応してスタートトルク、加速度を
補償することにより、常に所定の速度パターンでエレベ
ータの運転制御を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、巻上げ機の減速機構内
の潤滑油の油温か変化しても、油温の変化に伴うスター
トトルク、加速度特性の変化をあらかじめ補償するよう
にしているため、特に油温の低下により巻上げ機の効率
が低下するような場合でもその低下に見合ってあらかじ
めスタートトルク、加速度特性を補償する電流を巻上げ
機のモータに与えることができ、パワー素子の容量適用
を上げることになく常に滑らかなスタートかできるよう
になり、さらに、常に一定の速度パターンを維持しなが
ら運転制御ができ、速度制御性能の悪化による保護動作
の防止ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は上
記実施例で使用するスタートトルク補償値テーブルを示
す説明図、第3図は上記実施例で使用する加速度補償値
テーブルを示す説明図である。 1・・・三相電源     2・・・電力変換器3・・
・巻上げ機     4・・・油温センサ5・・・速度
検出器    6・・・運転指令出力回路7・・・速度
基準発生回路 8・・・比較器9・・・速度制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 減速機構付き巻上げ機を備えたギヤードエレベータの制
    御装置において、 減速機構内の油温を検出する油温検出手段と、この油温
    検出手段から出力される油温検出信号により、その油温
    レベルに応じてスタートトルク指令値を補償するトルク
    補償手段と、 前記油温レベルに応じて異なった加速度指令値を発生さ
    せる速度基準発生手段と、 前記速度基準発生手段より出力される速度基準信号に基
    づいてかご速度の制御を行う速度制御手段とを備えて成
    るギヤードエレベータの制御装置。
JP2306282A 1990-11-14 1990-11-14 ギヤードエレベータの制御装置 Pending JPH04179686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2306282A JPH04179686A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 ギヤードエレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2306282A JPH04179686A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 ギヤードエレベータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04179686A true JPH04179686A (ja) 1992-06-26

Family

ID=17955222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2306282A Pending JPH04179686A (ja) 1990-11-14 1990-11-14 ギヤードエレベータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04179686A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247492A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの診断運転装置及び診断運転方法
EP2615053A4 (en) * 2010-09-06 2017-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Control device for elevator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008247492A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの診断運転装置及び診断運転方法
JP4486104B2 (ja) * 2007-03-29 2010-06-23 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベータの診断運転装置及び診断運転方法
EP2615053A4 (en) * 2010-09-06 2017-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Control device for elevator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4631467A (en) Escalator passenger flow control
US4030570A (en) Elevator system
US5932979A (en) PWM speed-control apparatus for elevators
JPH01271382A (ja) エレベータ始動保償装置
FI96673B (fi) Hissikäyttö, jossa on säätölaite nykäyksetöntä liikkeellelähtöä varten
JPH04179686A (ja) ギヤードエレベータの制御装置
KR860001442B1 (ko) 교류 엘리베이터의 제어장치
US4452341A (en) Load change responsive elevator speed control apparatus
US4661757A (en) Controller for AC elevator
CN1088179A (zh) 电梯系统
JPH01252193A (ja) インバータによる電動機の速度制御装置
JPH07291542A (ja) エレベータ用インバータの速度制御装置
US4616733A (en) Method and apparatus for reducing gear backlash impacts in an elevator system
JP2862152B2 (ja) 昇降機駆動制御系におけるロープ張力振動抑制制御方法
JP2935583B2 (ja) エレベータ用インバータの速度制御装置
JP3285069B2 (ja) 張力制御方法
SU729800A1 (ru) Электропривод посто нного тока
CN1015533B (zh) 电梯控制装置
JPH04277197A (ja) 電気式カウンターウエイト付昇降装置
JP2011526233A (ja) 可変速ドライブの速度ループを設定する方法
SU1306871A2 (ru) Устройство дл управлени электроприводом шахтной подъемной машины
JPH0847298A (ja) エレベータモータの調節装置
JP3184053B2 (ja) 電気式ディーゼル機関車の速度制御装置
JP3350307B2 (ja) 油圧エレベータ速度制御装置
FI93716B (fi) Menetelmä hissin nopeuden säätämiseksi