JPH0417913Y2 - - Google Patents

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JPH0417913Y2
JPH0417913Y2 JP16732886U JP16732886U JPH0417913Y2 JP H0417913 Y2 JPH0417913 Y2 JP H0417913Y2 JP 16732886 U JP16732886 U JP 16732886U JP 16732886 U JP16732886 U JP 16732886U JP H0417913 Y2 JPH0417913 Y2 JP H0417913Y2
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JP
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valve
gas
diaphragm
inlets
pair
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JP16732886U
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JPS6372400U (ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は使用側、予備側となる2つの流入口に
ガスボンベを接続し一方が消費されてガス圧が低
くなると他方からもガスが供給され、且つガス圧
を一定範囲に調整するガス自動切替調整器に関す
る。
(従来の技術及び問題点) ダイヤフラムを用いたガス圧調整器は、ガスガ
バナーとして一般に知られているようにガス圧の
変動でダイヤフラムを応動させ、これにより弁口
を広狭変化させてガス圧を一定範囲に調整するも
のであるがそれ自体ではガスの流入、流出を止め
ることはできないので、通常は調整弁の上流側又
は下流側に別途に遮断弁を設けている。しかし上
流側或いは下流側に遮断弁を設けてそれを開閉さ
せると、例えば上流側では開弁時に調整器内の弁
とダイヤフラムの応答性によつてバイブレーシヨ
ンやハンデイングを起し、又下流側の弁を急激に
閉るとこれも応答性のためにダイヤフラム室に異
常圧が残留といつた問題がある。
(技術的課題) 従つて本考案においては、調整器の下流側に事
故或いは異常を生じた際にガスの流れを止める機
能をガス調整器に附加し圧力調整と閉弁機能を併
有せしめることを技術的課題とする。
(問題を解決するため技術的手段) 上記目的を達成するために、本考案におけるガ
ス自動切替調整器は、使用側、予備側となるつの
流入口にガスボンベが接続され、使用側のガス圧
が所定値以下に低下すると予備側のボンベからガ
スが供給され且つガス圧を一定範囲に調整するよ
うにしたガス自動切替調整器であつて、調整器本
体に、左右一対の流入口と、ダイヤフラムと、2
つの流入口への各弁口夫々に配備された一対の弁
機構と、その両弁機構の中間にあつて切替操作部
によつて左右に揺動する揺動体に一対の連動用ア
ームを備えた切替機構と、停止用操作ハンドルの
回動操作によつてオン又はオフの位置に設定され
るようにダイヤフラムに配備され、且つ高低差の
あるカム面を備えた回転カム体と、回転カム体が
オフの位置に設定されたときにダイヤフラムの押
下を所定位置以下にならないように阻止するスト
ツパーとを設けてなり、前記弁機構は弁ばねによ
り閉弁方向に押圧された弁板と、これを押開くよ
うに一体的に突出する弁棒を備え、且つその各弁
棒を前記アームを介して回転カム体に連動してな
るものである。
(作用) 切替操作部10によつて切替機構Bを右又は左
へ切替える。今第3図に示すように右側へ揺動体
11が切替わるように操作すると、アーム13を
介して右側の弁棒15が押され、これにより弁板
17が押開かれる。そのため2つの流入口1,2
の内右側がボンベと通じるので右側が使用側とな
り、左側は遮断されて予備側となる。
ガスは流入口2から調整器本体3内のダイヤフ
ラム室4に入り、流出口5からバーナ等へ供給さ
れる。
操作部10を左に切替えた場合は上記と逆にな
る。使用側(右側)のガス圧力が充分高い間は予
備側(左側)の弁が開くところまでダイヤフラム
6は下がることはなく、予備側からガスを供給す
ることはない。
しかし使用側のガスボンベが消費されて圧力が
下がつてくると、ダイヤフラム6は更に下がつて
予備側のアーム12を押し下げるようになり、こ
れに連接した弁棒14を押し弁板16を押開く為
予備側からもガスを供給し始めるようになる。
回転カム体20は、停止用の手動ハンドル26
によつてオンまたはオフの位置に設定される。
回転カム体20をオンの位置に設定した際に
は、第1〜2図に示すようにカム体20のカム面
21の高段部21aがアーム12,13に対応す
るため、ガス圧力によりダイヤフラム6が作動し
て弁機構Aの弁板17(又は16)がアーム13
(又は14)を介して連動し圧力調整が行われる。
次に手動ハンドル26により回転カム体20を
オフの位置に設定すると、第4図に示すようにダ
イヤフラム6の受板23がストツパー7に当つて
それ以上の下降が阻止される。又回転カム体20
はカム面21の低段部21bが対応してアーム1
3とカム面21との間にギヤツプGができる。そ
の為弁板17(又は16)は弁ばね19により常
に閉止の状態となり、下流側へガスは流出しなく
なる。
(効果) 本考案は次のような特有の効果を有する。
使用側、予備側となる2つの流入口から使用
側のガス圧が低下すると自動的に予備側からガ
スが供給されるように自動的に切替えられるガ
ス自動切替調整器に、緊急時のガス遮断機能を
附加することができ、緊急時に安全に対処でき
る。
従来からあるガス自動調整器にダイヤフラム
の下降を規制するストツパーを設けるだけで簡
単に遮断機能を附加することができ、構成が簡
単で、安価に実施できる。
調整器の上流側、或いは下流側に遮断弁を設
ける必要がなく、遮断弁を設けるために生じる
各種の弊害を完全になくすことができる。
回転カム体は外的に操作され、手動或いは自
動により用途目的に応じた任意の装置が提供で
きる。
(実施例) 弁機構Aは左右を対にして各弁に設けられ、
流入口1,2内において弁口1a,2aに弁ばね
18,19で閉弁方向に押圧された弁板16,1
7と、これを押開くように設けた弁棒14,15
とよりなる。
切替機構Bは左右一対の弁機構の中間にあつ
て、左右の弁棒14,15と一対のアーム12,
13を介してダイヤフラム6に連動する。アーム
12,13は支軸11aを支点に左右に揺動して
切替えられる揺動体11にL形のひじ部をピン1
2a,13aで枢着するように取付けられる。
回転カム体20は、調整器本体3のカバー部を
貫通して外部に突出する回転軸25にて操作さ
れ、軸端には手動用のハンドル、又は駆動装置2
6を設ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ガス自動切替調整器の縦断正面
図、第2図は同縦断側面図、第3図は横断平面図
であり、第4図は回転カム体をオフの状態に設定
した場合におけるダイヤフラムと弁の連動関係を
示す作用図である。 1,2……流入口、3……調整器本体、5……
流出口、6……ダイヤフラム、7……ストツパ
ー、12,13……アーム、14,15……弁
棒、16,17……弁板、18,19……弁ば
ね、20……回転カム体、21……カム面、22
……ばね、23……受板、A……弁機構、B……
切替機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 使用側、予備側となる2つの流入口にガスボン
    ベが接続され、使用側のガス圧が所定値以下に低
    下すると予備側のボンベからガスが供給され且つ
    ガス圧を一定範囲に調整するようにしたガス自動
    切替調整器であつて、調整器本体3に、左右一対
    の流入口1,2と、ダイヤフラム6と、2つの流
    入口への各弁口夫々に配備された一対の弁機構A
    と、その両弁機構の中間にあつて切替操作部10
    によつて左右に揺動する揺動体11に一対の連動
    用アーム12,13を備えた切替機構Bと、停止
    用操作ハンドル26の回動操作によつてオン又は
    オフの位置に設定されるようにダイヤフラム6に
    配備され、且つ高低差のあるカム面21を備えた
    回転カム体20と、回転カム体20がオフの位置
    に設定されたときにダイヤフラムの押下を所定位
    置以下にならないように阻止するストツパー7と
    を設けてなり、前記弁機構Aは弁ばね18,19
    により閉弁方向に押圧された弁板16,17と、
    これを押開くように一体的に突出する弁棒14,
    15を備え、且つその各弁棒14,15を前記ア
    ーム12,13を介して回転カム体20に連動し
    てなることを特徴とするガス自動切替調整器。
JP16732886U 1986-10-30 1986-10-30 Expired JPH0417913Y2 (ja)

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JP16732886U JPH0417913Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30

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Publication Number Publication Date
JPS6372400U JPS6372400U (ja) 1988-05-14
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