JPH04178381A - イミダゾリル基を有する縮合7員環系化合物 - Google Patents

イミダゾリル基を有する縮合7員環系化合物

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JPH04178381A
JPH04178381A JP30608390A JP30608390A JPH04178381A JP H04178381 A JPH04178381 A JP H04178381A JP 30608390 A JP30608390 A JP 30608390A JP 30608390 A JP30608390 A JP 30608390A JP H04178381 A JPH04178381 A JP H04178381A
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立岡 敏雄
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誠 柴田
Masahiro Imoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イミダゾリル基を有する新規な縮合7員環系
化合物、及び該化合物を含んで成る糖尿病用薬に関する
[従来の技術] 糖尿病は、インスリン依存性の■型と非依存性の■型に
分けられ、糖尿病の90%以上を占める■型糖尿病につ
いては、これまで食事療法を中心に、スルホニル尿素系
化合物、スルホニルアミド系化合物又はピグアナイド系
化合物がその治療目的に用いられてきた。しかしながら
、これらの薬剤は、長期投与による肝障害や強力な血糖
降下作用による重篤な低血糖を引き起こし、使用上注意
が必要である等の問題点を有する。
か−る状況のもと本発明者らは、上記欠点のない経口糖
尿病用薬の開発を目指して研究を重ね、2位にフェニル
基又はへテロ環基を有するヘンズオキセピン誘導体が優
れた血糖降下作用と共に血小板凝集抑制作用を有するこ
とを見いだした(特開昭63−107972、特開平2
−243687)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、更に副作用が少なく、且つ顕著な血糖降下作
用及び血小板凝集抑制作用を有する新規化合物を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、更により副作用の少ない経口糖尿病用薬
を目指し鋭意研究を重ねた結果、下記式(I)で表わさ
れるイミダシリン誘導体が、顕著な血糖降下作用、血小
板凝集抑制作用を有することを見い出し、本発明を完成
した。
従って本発明は、次の一般式(I): 1、次の一般式(I): 1式中、Xは酸素原子、メチレン基、硫黄原子又は−N
R’−を表わし;R′及びR2は同一であるか又は異っ
ており、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基、低級アルキルカルボニル基、アリール
アルコキシ基、アラルキルカルボニル基、低級アルコキ
シカルボニル基、アラルキル基、低級アルキルカルボニ
ルオキシ基、アラルキルカルボニルオキシ基、又はアリ
ールアルコキシカルボニル基を表わし;R3及びR4は
、は−(CB、)、−であってnが0もしくはlであり
、又は−Y−は−NR”−である〕であり、そして他方
は水素原子、低級アルキル基、又は置換されていてもよ
い芳香族基もしくは異項環基を表わし;R5及びR’は
同一でも異っていてもよく、水素原子、低級アルキル基
、アシル基、低級アルコキシカルボニル基、アリールア
ルコキシカルボニル基、又はアリールオキシカルボニル
基を表わし;そして=は単結合又は二重結合を表わす)
で表わされる化合物、及び医薬として許容されるその塩
を提供するものである。
(具体的な説明) 前記−形式(I)において、R1及びR2のハロゲンは
弗素、塩素、臭素及びヨウ素であり、好ましくは弗素又
は塩素である。   ・R1及びR2の低級アルキル基
は、直鎖又は分枝鎖のC1〜C,アルキル基であり、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、イソペンチル基等である。
R1及びR2の低級アルコキシ基は、直鎖又は分枝鎖の
C1〜C3−アルコキシ基であり、例えばメトキシ基、
エトキシ基、n−プロピルオキシ基、イソプロピルオキ
シ基、n−ブチルオキシ基、イソブチルオキシ基、te
r t−ブチルオキシ基、n−ペンチルオキシ基、イソ
ペンチルオキシ基等であり、好ましくはメトキシ基又は
エトキシ基であり、特に好ましくはメトキシ基である。
R’及びR2の低級アルキルカルボニル基は、直鎖又は
分枝鎖のC2〜C6−アルキルカルボニル基であり、例
えばメチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n−プ
ロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、n−
ブチルカルボニル基、イソブチルカルボニル基、ter
t−ブチルカルボニル基、n−ペンチルカルボニル基、
イソペンチルカルボニル基等であり、メチルカルボニル
基又はエチルカルボニル基が好ましく、メチルカルボニ
ル基が特に好ましい。
R’及びR2のアリールアルコキシ基は、例えばC1〜
CI +−アリールアルコキシ基であって、アリール部
分として6−員アリール基を有し、そしてアルコキシ部
分としてCI−Cs−アルコキシ基を有するものである
。このアルコキシ部分としては前記の種々のCI−Cs
 −アルコキシ基においてアルキル部分の水素原子が除
去されてアリール部分との結合基となっているものが挙
げられる。アリール部分を構成する基として、例えばフ
ェニル基等が挙げられる。
R’及びR2のアラルキルカルボニル基は、例エバカル
ボニル部分を含めてC3〜C22−アラルキルカルボニ
ル基であり、アリール部分として6−員アリール基を有
し、そしてアルキルカルボニル部分として02〜Ch−
アルキルカルボニル基を有するものである。このアルキ
ルカルボニル部分としては、前記のアルキルカルボニル
基においてアルキル部分の水素原子が除去されてアリー
ル基との結合基となったものが挙げられる。アリール部
分を構成する基として、例えばフェニル基等が挙げられ
る。
R1及びR2のアラルキル基は、例えば07〜CI+ア
ラルキルであり、この内アリール部分は6員アリール基
、例えばフェニルであり、アルキル部分は直鎖又は分枝
鎖のC1〜C,アルキル、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t
er t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル等であ
る。
R1及びR2の低級アルキルカルボニルオキシエチルカ
ルポニJレオキシ基、n−プロピlレカルボニルオキシ
基、イソプロピルカルボニルオキシ基、n−ブチルカル
ボニルオキシ基、イソブチルカルボニルオキシ基、te
r t−ブチルカルボニルオキシ基、n−ペンチルカル
ボニルオキシ基、イソペンチルカルボニルオキシ基等で
ある。
R1及びR2のアラルキルカルボニルオキシ基は、例え
ばカルボニル部分を含めてC,〜CI2のアラルカルボ
ニルオキシ基であって、アリール部分として、6員環ア
リール、例えばフェニル、アルキルカルボニルオキシ部
分として、カルボニル部分を含めてC2〜C,アルキル
カルボニルオキシ基であり、このアルキルカルボニルオ
キシ部分として、前記のC2〜C6アルキルカルポニル
オキシ基においてアルキル部分の水素原子が除去されて
アリール部分との結合部となったものが挙げられる。ア
リール部分を構成する基として、例えばフェニル基が挙
げられる。
R1及びRzの低級アルコキシカルボニル基ば、カルボ
ニル部分を含めて02〜C6−アルコキシカルボニル基
であり、この内アルキル部分は直鎖でも分枝鎖でもよく
、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル
基、n−プロポキシアルボニル基、イソプロポキシカル
ボニル基、n−ブトキシカルボニル基、イソブトキシカ
ルボニル基、ter t−ブトキシカルボニル基、n−
ペンチルオキシカルボニル基、イソペンチルオキシカル
ボニル基等である。
R1及びRZのアリールアルコキシカルボニル基は、例
えばカルボニル部分を含めてC11−CI□−アリール
アルコキシカルボニル基であり、アリール部分として6
−員アリール基を有し、そしてアルコキシカルボニル部
分として、カルボニル部分を含めて02〜C6−アルコ
キシカルボニル基を有するものである。このアルコキシ
カルボニル部分として、前記の02〜C6アルコキシカ
ルボニル基においてアルキル部分の水素原子が除去され
て了り−ル部分との結合部となったものが挙げられる。
アリール部分を構成する基として、例えばフェニル基等
が挙げられる。
R3及びR4の低級アルキル基は、直鎖又は分子枝鎖の
C+−Cs−アルキル基であり、例えばメチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基
、イソブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基
、イソペンチル基等である。
R3及びR4の置換されていてもよい芳香族基又は異項
環基は、例えばフェニル基、アニソイル基、トリル基、
ピリジル基等である。
R5及びR6において、低級アルキル基はR3及びR4
について前記した低級アルキル基と同様であり、そして
低級アルコキシカルボニル基はR1及びR2について記
載した低級アルコキシカルボニル基と同様である。
R5及びR6のアシル基は、好ましくは低級アルキルカ
ルボニル基であり、この低級アルキル部分はR″及びR
4について前記した低級アルキル基と同様である。又、
R5及びR6のアリールアルコキシカルボニル基はR1
及びR2に関して記載したものと同様である。またR5
及びRhのアリールオキシカルボニル基におけるアリー
ル部分は、R’及びR2のアラルキルカルボニル基等に
関して記載したアリール基と同様である。
本発明の一般式(I)で表わされる化合物は種々の方法
で合成することができ、例えば下記の方法が挙げられる
上り一般式(I)においてR3が4.5−ジヒドロ−I
H−イミダゾール−2−イル基である次の一般式(Ia
): (式中、X、R’ 、R2,R’及び:は前記の意味を
有する) で表わされる化合物は、次の式(■):式(■)ニ ア (式中、X、R’、R2及びR4は前記の意味を有する
) で表わされる化合物にシアノホスホネーション化反応を
行い、その後、三フッ化ホウ素・エーテル錯体と反応せ
しめることにより、次の式(■);R′ (式中、X、R’、R”及びR4は前記の意味を有する
) で表わされるα、β−不飽和二トリル体を得、場合によ
っては更にこれを適当な溶媒、例えば、エタノール、テ
トラヒドロフラン、酢酸エチル等の溶媒中で、パラジウ
ム−炭素等を触媒にして水素添加することにより、次の
式(■): R′ (式中、X、R1,RZ及びR4は前記の意味を有する
) で表わされる飽和ニトリル体を得、次に、この式(I[
[)又は式(IV)で表わされるニトリル体をエチレン
ジアミンのp−トルエンスルホン酸塩と加熱反応せしめ
ることにより得ることができる。
−υ−一般式(1)においてR3が(4,5−ジヒドロ
−IH−イミダゾール−2−イル)メチル基である一般
式(Ib): (式中、X、R’ 、R2,R“及び=は前記の意味を
有する) で表わされる化合物は、前記−形式(I[)で表わされ
る化合物を、適当な溶媒、例えばエタノールテトラヒド
ロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の溶媒中で、トリエチルホスホノアセテート、ある
いはジエチルシアノメチルホスホネートより調整される
イリドと反応せしめることにより11次の弐(■): (式中、x 、 Rl 、  R” 、  R’ & 
ヒ:ハ前記の意味を有し、そしてZは−CN又は−Co
2C2H5を表わす〕 で表わされる、不飽和ニトリルあるいは不飽和エステル
を得、場合によっては更にこれを適当な溶媒、例えばエ
タノール、テトラヒドロフラン、酢酸エチル等の溶媒中
、パラジウム−炭素を触媒にして水素添加することによ
り、次の式(■):R′ 〔式中、X、R’、R2,R’、及びZは前記の意味を
有する) で表わされる飽和ニトリル又は飽和エステルを得る。次
にこの式(V)又は式(Vl)で表わされるエステル体
ヲ、トルエン中、トリメチルアルミニウム及びエチレン
ジアミンと反応せしめることにより化合物(I b)を
得ることができる。一方、式(V)又は弐(Vl)で表
わされるニトリル体を、塩化水素含有アルコール、例え
ばメタノール、エタノール等を反応せしめた後、エチレ
ンジアミンと反応させることにより化治4=日品m得る
ことができる。
一ロー一般式(1)においてR3が(4,5−ジヒドロ
−IH−イミダゾール−2−イル)アミノ基である次の
式(Ic): R′ C式中、X、R’、R”及びR’ は前記(D意味を有
する) で表わされる化合物は、前記の式(II)で表わされる
化合物を、適当な溶媒、例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン等の溶媒中で、ヒドロキシアミン塩酸塩と反応せし
めることにより次の式(■):(式中、X、R’、RZ
及びR4は前記の意味を有する) で表わされるオキシム体を得た後、適当な溶媒、例えば
、エーテル、テトラヒドロフラン等の溶媒中で、水素化
アルミニウムリチウムと反応させて次の式(■): R′ (式中、X、R’、R2及びR4は前記の意味を有する
) で表わされるアミン体を得、更にこのアミン体を、2−
メチルチオイミダシリンと反応せしめることにより得る
ことができる。
土り一般式(I)においてR4が4,5−ジヒドロ−I
H−イミダゾール−2−イルである次の一般式(Id)
: R1 (式中、X、R’ 、R2,R’及び=は前記の意味を
有する) で表わされる化合物は、次の式(■):R′ (式中、X、R1、R” 、R3及び=は前記の意味を
有する) で表わされる化合物を、トリメチルアルミニウム及びエ
チレンジアミンと反応せしめることにより得る事ができ
る。
柱−形式(I)においてR4が(4,5−ジヒドロ−I
H−イミダゾール−2−イル)メチル基である次の式(
Ie): (式中、X、R’ 、R2,R’及び=は前記の意味を
有する) で表わされる化合物は、次の式(X):I?3 R′ (式中、X、R’ 、R”、R3,Z及び=は前記の意
味を有する) で表わされる化合物を、Zがエステルの場合はトリメチ
ルアルミニウム及びエチレンジアミンと反応させ、一方
、Zがニトリルの場合は塩化水素含有アルコール、例え
ばメタノール、エタノールで処理した後、エチレンジア
ミンと反応せしめることにより得ることができる。
本発明の化合物は顕著な血糖降下作用及び血小板凝集抑
制作用を有し、糖尿病用薬の活性成分として有用である
。この医薬は、カプセル剤、1剖等の形で経口投与する
ことができる。また、静脈内投与、直腸内投与等により
非経口投与することもできる。有効投与量は、患者の状
態等により異るが、1日当りおよそ1■/kg〜500
■/kg体重である。これらの医薬は、常法に従って、
本発明の化合物を常用の賦形剤と共に製剤化することに
より製造することができる。
次に、本発明の化合物の薬理効果について記載する。
1.1ffi里 (1)5〜6週令の雄性ddY系マウスを1晩絶食して
用いた。被験薬は1%アラビアゴム懸濁液として経口投
与した。投与1時間後に眼底血管より血液を採取し、直
ちに遠心分離して血清中のグルコース濃度をグルコース
オキシダーゼ法(市販のキットを用いた)により測定し
た。この結果を下記の表に示す。
血糖降下作用(30■/)cg、 p、o、)ム  1
  グルコース゛   Δ  社2         
 −50.6 7          −37.4 11          −67.0 12          −41.1 13          −17.6 14          −47.6 15          −67.8 16−61.0 (2)5〜6週令の雄性ddY系マウスを1晩絶食して
用いた。被験薬は1%アラビアゴム懸濁液として経口投
与し、次いでグルコース2g/kgを投与した。投与1
時間後に眼底血管より血液を採取し、上記と同様にグル
コース濃度を測定した。
この結果、化合物番号7 、8 、9.10,12.1
4゜15 、16 、18の化合物は有意な血糖降下作
用を示した。
2、ハ゛ 体重4kg前後の雄性日本白色家兎の血小板を用いた。
耳動脈より血液を採取し、0.38%クエン酸を加えた
。遠心分離により、多血小板血漿(PPP)を調整した
後、透過性血小板凝集能測定装置(メパニック社製PA
M 8C)を用いて血小板凝集能を測定した。凝集惹起
薬としては、ADP、アラキドン酸、コラーゲンを使用
した。被験薬はDMSOに溶解し、PPPに添加した。
この結果を下記の表に示す。
血小板凝集抑制作用 12    180   >200   7115  
  100   >200   62以上の通り、本発
明化合物は、有意な血糖降下作用、血小板凝集抑制作用
を示す。
次に、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
実施例において出発物質として使用した化合物の合成法
は参考例として実施例の後に記載する。参考例において
、幾何異性体の混合物として得られたものであって分離
可能なものは分離して個々の物理化学的性質を測定した
。化合物番号の後に付したa、bは幾何異性体の区別を
示す。
参考例2の化合物(A 2 )5001g (2,9I
llmole)とエチレンジアミン−P−トルエンスル
ホン酸塩77711g (3,6mmole)を混ぜ、
200’C〜220°Cで3時間加熱した。残渣をシリ
カゲルのカラムクロマトグラフィーを用い塩化メチレン
−メタノール(20:1)で溶出し、塩化水素−エーテ
ル溶液を加え、結晶化させた。メタノール−エーテルよ
り再結晶し、146■(収率20.0%)の標記化合物
が得られた。
参考例21の化合物(A22)561■(3+usol
e)に4N=塩化水素−エタノール溶解5.dを加え、
室温で15時間撹拌した。エタノールを留去し、乾燥後
、残渣にエタノール15dを加え、溶解し、エチレンジ
アミン3.6 g (60mmole)を加え、室温で
40時間撹拌した。反応液を濃縮し、残渣に酢酸エチル
−塩化メチレン(3:1)を加え、水、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
ろ過後、濃縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグ
ラフィーを用い、塩化メチレン−メタノール(アンモニ
ア)(20:1)で溶出すると360■(収率52.1
%)の標記化合物が結晶として得られた。酢酸エチル−
ヘキサンより再結晶した。
参考例22の化合物(A23)140■(0,64mm
ole)を用い、実施例2に準じて行い、150■(収
率90.0%)の標記化合物が結晶として得られた。塩
化メチレン−エーテルより再結晶した。
参考例23の化合物(A24)4941g (2Ill
mole)を用い、実施例2に準して行い、351mg
(収率60.5%)の標記化合物が結晶して得られた。
エタノール−酢酸エチルより再結晶した。
参考例24の化合物(A 25) 690■(3mmo
te)を用い、実施例2に準じて行い、450■(収率
55.1%)の標記化合物が結晶として得られた。酢酸
エチルより再結晶した。
窒素気流下、IM−1−リメチルアルミニウムーヘキサ
ン溶液20IIIl(2抛n+ole)とトルエン10
dを混ぜ、水冷後、エチレンジアミン1.20 g (
20++nole)をトルエン10dを加え、室温で1
時間撹拌した。
再び水冷にして、参考例25の化合物(A26) 2.
64g (10mmole)をトルエン10戚を用い加
え、20時間加熱還流した。水冷後、メタノール20戚
、水6戚、クロロホルム50afを加え、1時間加熱還
流した。
ろ過後、濃縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグ
ラフィーを用い、塩化メチレン−メタノール(アンモニ
ア)(20:1)で溶出すると1.23g(収率47.
3%)の標記化合物が結晶として得られた。酢酸エチル
より再結晶した。
参考例26の化合物(A27) 1.26g (10m
mole)を用い、実施例6に準じて行い、1.03g
 (収率83.1%)の標記化合物の遊離塩基化合物が
得られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再
結晶し、標記化合物を得た。
参考例27(A28)の化合物1.80 g (6a+
a+ole)を用い、実施例6に準して行い、511■
(収率32,0%)の標記化合物の遊離塩基化合物が得
られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再結
晶し、標記化合物を得た。
参考例28の化合物(A29) 2.70 g (10
mmole)を用い、実施例6に準して行い、1.15
g (収率43.2%)の標記化合物の遊離塩基化合物
が得られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより
再結晶し、標記化合物を得た。
参考例9の化合物(A 10) 2.68 g (10
mIlole)を用い、実施例6に準して行い、618
■(収率23,4%)の標記化合物の遊離塩基化合物が
得られ、塩酸塩とした後エタノール−エーテルより再結
晶し、標記化合物を得た。
実施例29の化合物(A 30) 804■(3+on
+ole)を用い、実施例6に準じて行い、403■(
収率50.9%)の標記化合物が結晶として得られた。
酢酸エチルより再結晶した。
参考例30 (A31)の化合物2.68 g (lo
mmole)を用い、実施例6に準じて行い、1.05
g (収率39.7%)の標記化合物の遊離塩基化合物
が得られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより
再結晶し、標記化合物を得た。
参考例31の化合物(A32)606■(2mn+ol
e)を用い、実施例6に準じて行い、272■(収率4
5.5%)の標記化合物が結晶として得られた。酢酸エ
チルより再結晶した。
参考例32の化合#yJ(A33) 1.57g (5
mmole)を用い、実施例6に準して行い、1.00
g (収率64.7%)の標記化合物の遊離塩基化合物
が得られた。
塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再結晶し標
記化合物を得た。
参考例33の化合物(A34) 1.40g (5,4
ms+ole)を用い、実施例2に準じて行い、640
■(収率47.0%)の標記化合物の遊離塩基化合物が
得られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再
結晶し、標記化合物を得た。
参考例34の化合物(A35) 1.16g (5mm
ole)を用い、実施例6に準して行い、383■(収
率33.6%)の標記化合物のa離塩基化合物が得られ
、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再結晶し
、標記化合物を得た。
参考例35の化合物(A36) 1.05g (41I
llole)を用い、実施例6に準じて行い、206■
(収率19.4%)の標記化合物の遊離塩基化合物が得
られ、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再結
晶した。
参考例36の化合物(A37) 1.33g (5mm
ole)を用い、実施例6に準じて行い、500■(収
率38.1%)の標記化合物の遊離塩基化合物が得られ
、塩酸塩とした後、エタノール−エーテルより再結晶し
た。
参考例39の化合物(A40)97811g (6av
ole)をテトラヒドロフラン60dに溶解し、2−メ
チルチオ−イミダシリン・ヨウ化水素酸塩1.61 g
 (6,6mmole)、トリエチルアミン1.30 
g (13mmole)を加え、36時間加熱還流した
。IN=水酸化ナトリウム水溶液を加えた後、濃縮し、
塩化メチレンで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。ろ通抜、濃縮し残渣をイオン交換樹脂(Doiie
x I X 8 )を用い、エタノール−水で溶出し、
62■(収率465%)の標記化合物が得られた。
参考例40の化合物(A41) 1.0 g (5II
1mole)を用い、実施例19に準じて行い、51■
(収率3.8%)の標記化合物が得られた。
■古史l 5−シアノ−2,3−ジヒドロ−上2,3,
4.5−テトラヒドロベンズオキセピン−5−オン3.
28 g (20ms+ole)をテトラヒトo7ラン
200dに溶解し、シアン化リチウム1.98 g(6
0a+mole)、ジエチルリン酸シアニド9.66g
 (60+wwole)を加え、室温で10分間撹拌し
た。反応液に酢酸エチル−ベンゼン(1: 1)500
dを加え、水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、残渣をベンゼン60
dに溶解し、三フッ化ホウ素・エーテル錯体7.4 m
(60mmole)を加え、室温で40分間撹拌した。
反応液に水、酢酸エチルを加え、分液し、有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、残渣を
シリカゲルのカラムクロマトグラフィーヲ用い、酢酸エ
チル−ヘキサン(1: 3)で溶出すると3.28g 
(収率95.9%)の標記化合物が油状物として得られ
た。
奮考■又 5−シアノ−2,3,4,5−テト参考例1
の化合物(A I ) 1.37g (8sa+ole
)を酢酸エチル−エタノール(4:1)16ydに溶解
し、パラジウム−炭素137■を加えた後、水素気流下
、2時間撹拌した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲル
のカラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エチル−ヘキ
サン(1:4)で溶出すると、1.23g(収率88.
9%)の標記化合物が結晶として得られた。エーテル−
ヘキサンより再結晶した。
60%水素化ナトリウム1.04 g (26mmio
le)を1゜2−ジメトキシエタン20dに懸濁させ、
氷冷下にジエチルシアノメチルホスホネート3.04g
 (26mmole)を1,2−ジメトキシエタン20
dを用い滴下し、水冷下、40分間撹拌した。次いで、
2,3゜4.5−テトラヒドロベンズオキセピン−5−
オン3.28 g (20mmole)を1.2−ジメ
トキシエタン20−を用い滴下し、水冷下、3時間撹拌
後、室温で12時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモ
ニウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリ
カゲルのカラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エチル
−ヘキサン(1:6)で溶出すると2.30g (収率
62.1%)の標記化合物が結晶として得られた。n−
ペンタンより再結晶した。
8−メトキシ−2,3,4,5−テトラヒドロベンズオ
キセピン5−オン2.88 g (15ms+ole)
を用い、参考例3に準じて行い、2.03g (収率6
2.9%)の標記化合物が結晶として得られた。エーテ
ル−ヘキサンより再結晶した。
7.8−ジメトキシ−2,3,4,5−テトラヒドロベ
ンズオキセピン5−オン3.33 g (15msol
e)を用い、参考例3に準じて行い、2.60g (収
率70.7%)の標記化合物が結晶として得られた。酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶した。
60%水素化ナトリウム1.8 g (45mmole
)を1゜2−ジメトキシエタン30mに懸濁させ、水冷
下にトリエチルホスホノアセテート10.08 g (
45+wmole)を1,2−ジメトキシエタン30d
を用い滴下し、水冷下、40分間撹拌した。次いで7−
メドキシー2.3,4.5−テトラヒドロベンズオキセ
ピン−5−オン5.76 g (3(1mmole)を
1.2−ジメトキシエタン30威を用い滴下し、水冷下
3時間撹拌後、室温で12時間撹拌した。反応液に飽和
塩化アンモニウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、
残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用い、
酢酸エチル−ヘキサン(1:6)で溶出すると6.68
g (収率85.0%)の標記化合物が油状物として得
られた。
8〜フルオロ−2,3,4,5−テトラヒドロベンズオ
キセピン−5−オン3.60 g (2glIIwol
e)を用い、参考例6に準して行い、5.01g (収
率99.0%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(A7a) 0.65g (13,0%
)高極性 生成物(^7b) 4.36g (86,0
%)金属ナトリウム1−03 g (45+amole
)をエタノール30dに溶解し、水冷下、トリエチルホ
スホノアセテート10.1 g (45mmole)を
エタノール20dを用いて滴下し、1時間撹拌した。次
いで6,8−ジフルオロ−2,3,4,5−テトラヒド
ロベンズオキセピン−5−オン5.94 g (3wn
+ole)をエタノール30M1を用いて滴下し、水冷
下、1時間撹拌後、室温で15時間撹拌した。反応液に
飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮
し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用
い、酢酸エチル−ヘキサン(1:6)で溶出すると、3
.15g (収率39.2%)の標記化合物が得られた
低極性 生成物(A8a)  870g (収率10.
8%)高極性 生成物(A8b) 2.28g (〃2
8.4%)7.8−ジフルオロ−2,3,4,5〜テト
ラヒドロベンズオキセピン−5−オン5.94 g (
30mmole)を用い、参考例8に準じて行い、7.
22g (収率89.8%)の標記化合物を得た。
低極性 生成物(A9a) 1.67g (収率20.
8%)高極性 生成物(A9b) 2.83g (〃3
5.2%)化合物     (AIO) 2.72g 
(〃33.8%)7−クロロ−2,3,4,5−テトラ
ヒドロベンズオキセピン−5−オン1.17 g (6
mmole)を用い、参考例6に準じて行い、1.44
g (収率89.6%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(Alla)  440g (収率27
.4%)高極性 生成物(Allb)  1.00g 
(862,2%)8−クロロ−2,3,4,5−テトラ
ヒドロベンズオキセピン−5−オン3.93 g (2
0mmole)を用い、参考例6に準じて行い、4.6
3g (収率87.0%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(AI2a)  610g (収率11
.5%)高極性 生成物(A12b)  4.02g 
(収率75.5%)7.8−ジクロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロベンズオキセピン−5−オン2.31 
g (10+mmole)を用い、参考例6に準じて行
い、825■(収率27.4%)の標記化合物が得られ
た。
低極性 生成物(A13a) 187I1g(収率6,
2%)高極性 生成物(A13b) 638■(421
,2%)8−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロベ
ンズオキセピン−5−オン4.80 g (2抛罹01
e)を用い、参考例6に準じて行い、5.78g (収
率92.9%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(A14a)  1.58 g (収率
9.3%)高極性 生成物(A14b)  5.20g
 (〃83゜6%)60%水素化ナトリウム2.4 g
 (60mmole)をジメチルスルホキシド50M1
に懸濁させ、トリメチルスルホキソニウムヨーシト13
.2 g (60ma+ole)を加え、室温で1時間
撹拌後、6,8−ジクロロ−2,3゜4.5.−テトラ
ヒドロベンズオキセピン−5−オン9.24 g (4
0ma+ole)をジメチルスルホキシド50戚を用い
加え、40〜50°で10時間撹拌した。反応液を水に
注ぎ、エーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロ
マトグラフィーを用い、酢酸エチルーヘキサン(1: 
8)で7容出すると5.0g(収率51.0%)の標記
化合物が油状物として得られた。
参考例14の化合物(A15) 5 g (20,5m
mole)をベンゼン10011i!に溶解し、三フッ
化ホウ素・エーテル錯体3.5 d (30mmole
)を加え、室温で1時間撹拌した。水、酢酸エチルを加
え、分液し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。
ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグ
ラフィーを用い、酢酸エチル−ヘキサン(1: 8)で
溶出すると、4.7g(収率93゜6%)の標記化合物
が結晶として得られた。エーテル−ヘキサンより再結晶
した。
参考例15の化合物(A16) 4.7 g (19m
mole)をエタノール100dに溶解し、水冷下に水
素化ホウ素ナトリウム1 g (28mmole)を加
え、水冷下で1.5時間撹拌した。反応液に飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加え、エタノールを濃縮後、塩化メ
チレンで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
ろ通抜、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィーを用
い、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出すると、4
.3g(収率91.6%)の標記化合物が油状物として
得られた。
参考例16の化合物(A17) 4.3 g (17m
mole)を四塩化炭素200dに溶解し、トリフェニ
ルホスフィン5.24 g (2bmole)を加え、
60時間、加熱還流した。四塩化炭素を留去した後、エ
ーテルを加え、不溶物を除去した後、濃縮した。残渣を
シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エ
チル−ヘキサン(1:8)で溶出すると3.71gの油
状物が得られた。得られた油状物は標記化合物とトリフ
ェニルホスフィンの混合物でその比は約5=1であった
1−ヘンズ各ヘロン3.20 g (20mmole)
を用い、参考例6に準じて行い、3.68g (収率8
0.0%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(A19a)  0.38 g (収率
8.3%)高極性 生成物(A19b)  3.3’O
g (471,7%)7−メドキシー1−ペンズスベロ
ン3.80g (20mmole)を用い、参考例8に
準じて行い、1.26 g(収率24.2%)の標記化
合物が得られた。
低極性 生成物(A20a)  0.05 g (収率
1.0%)高極性 生成物(A20b)  1.19g
 (〃23.2%)7−クロロ−1−ペンズスベロン3
.30 g (11tataole)を用い、参考例8
に準じて行い、1.33g (収率29.6%)の標記
化合物が得られた。
低極性 生成物(A21a)  0.13 g (2,
9%)高極性 生成物(A21b)  1.20g (
26,7%)参考例3の化合物(A 3 )926g 
(5mmole)をエタノール20111に溶解し、パ
ラジウム−炭素300■を加えた後、水素気流下、12
時間撹拌した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲルのカ
ラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エチル−ヘキサン
(1:4)で溶出すると595■(収率63.6%)の
標記化合物が油状物として得られた。
参考例4 (A4)の化合物860■(4++uwol
e)を用い、参考例20に準じて行い、600■(収率
69.1%)の標記化合物が油状物として得られた。
参考例5の化合物(A 5 ) 1.22 g (5m
mole)をエタノール15dに溶解し、酢酸1.5d
、バラジウムー炭素250■を加えた後、水素気流下4
0時間撹拌した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲルの
カラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エチル−ヘキサ
7(x:2)で溶出すると870mg (収率7o、4
%)の標記化合物が結晶とし得られた。酢酸エチル−ヘ
キサンより再結晶した。
塩化アルミニウム2.66 g (20s++wole
)を1,2−ジクロロエタン20.dに懸濁させ、水冷
下に塩化アセチル1.57 g (20mmole)を
加え、1o分間撹拌後、参考例21の化合物(A22)
935K(15a+l1ole)をI。
2−ジクロロエタン10dを用い、加え、水冷下で1時
間撹拌した。反応液を氷水にあけ、エーテルで抽出し、
有機層を飽和炭酸水素ナトリウム溶液、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮
し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用
い、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出すると、1
.07g (収率93.3%)の標記化合物が油状物と
して得られた。
参考例6の化合物(A 6 ) 4.30 g (16
mmole)を用い、参考例23に準じて行い、3.9
0g (収率92.3%)の標記化合物が油状物として
得られた。
参考例7の化合物(A7 a 、 A7 b)5.OO
g(20mmole)を用い、参考例23に準じて行い
、4.90g(収率97,2%)の標記化合物が油状物
として得られた。
参考例8 (A8a 、A8b)の化合物1.90g(
7a+mole)を用い、参考例23に準じて行い、1
.81g(収率95.2%)の標記化合物が油状物とし
て得られた。
参考例9の化合物(A9 a 、 A9 b 、 Al
0)3.51 g (13mmole)を用い、参考例
23に準して行い、3.36g (収率95.7%)の
標記化合物が油状物として得られた。
参考例10の化合物(Alla 、 A11b ) 1
.07g(4n+mole)を用い、参考例23に準じ
て行い、884■(収率81.9%)の標記化合物が油
状物として得られた。
参考例11の化合物(A12a 、 Al2b ) 4
.63g(17++v+ole)を用い、参考例23に
準じて行い、3.70g(収率81.2%)の標記化合
物が油状物として得られた。
参考例12の化合物(A13a 、A13b)752g
(2,5m5ole)を用い、参考例23に準じて行い
、631■(収率83.3%)の標記化合物が油状物と
して得られた。
参考例13の化合物(A14a 、 A14b ) 5
.78g(18,5mn+ole)を用い、参考例23
ニ準シテ行イ、5.08g (収率87.3%)の標記
化合物が油状物として得られた。
参考例17の化合物(A18)(トリフェニルボスフィ
ンとの混合物)3.1g(約10mn+ole)をジメ
チルスルホキシド100−に溶解し、18−フラウン−
6500■、シアン化カリウム3.2 g (50n+
mole)を加え、110°で20時間撹拌した。反応
液を水にあけ、エーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、残渣をシリカゲルのカ
ラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エチル−ヘキサン
(1: 5)で溶出すると1.1g(収率45%)の標
記化合物が結晶して得られた。エーテル−ヘキサンより
再結晶した。
参考例18の化合物(A19a 、 A19b ) 3
.68g(16m+mole)を用い、参考例23に準
じて行い、3.52g(収率94.8%)の標記化合物
が油状物として得られた。
参考例19の化合物(A20a 、 A20b ) 1
.20g(4,6mmole)を用い、参考例23に準
じて行い、1.13g (収率93.7%)の標記化合
物が油状物として得られた。
参考例20の化合物(A−21a 、 A21 b )
 3.51 g(13n+mole)を用い、参考例2
3に準して行い、2.87g(収率83.0%)の標記
化合物が油状物として得られた。
2.3,4.5−テトラヒドロベンズオキセピン−5−
オン2.43 g (15mmole)をピリジン75
dに溶解し、ヒドロキシアミン塩酸塩1.30 g (
18mmole)を加え、1時間加熱還流した。ピリジ
ンを留去し、酢酸エチルを加え、水、希塩酸、水、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ通抜、濃縮し、残渣を
シリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用い、酢酸エ
チル−ヘキサン(1: 3)で溶出すると、2.53g
 (収率95.3%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(A38a)  2.36 g (88
,9%)高極性 生成物(A38b)  175■(6
,4%)8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロベ
ンズオキセピン−5−オン2.95 g (15mno
le)を用い、参考例37に準じて行い、2.96g 
(収率91.8%)の標記化合物が得られた。
低極性 生成物(A39a)  2.71 g (85
,3%)高極性 生成物(A39b)  205■(6
,5%)水素化アルミニウムリチウム2−21 g (
60mmole)をテトラヒドロフラン75dに懸濁さ
せ、水冷下に参考例37の化合物(A38a 、 A3
8b ) 1.77g (101II11ole)をテ
トラヒドロフラン75dを用いて加え、18時間加熱還
流した。水冷後、水2.3 d、15%水酸化ナトリウ
ム水溶液2.3 d、水6.9 mを加え、ろ通抜、濃
縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを
用い、塩化メチレン−メタノール(15:1)で溶出す
ると、1.41g (収率80.9%)の標記化合物が
結晶として得られた。
参考例38 (A39a 、 A39b )の化合物2
.11g(1bmole)を用い、参考例39に準じて
行い、1.53g (77,4%)の標記化合物が結晶
として得られた。
Q ++1.  カプセル (1)実施例12の化合物      10■(2)乳
11M              59.5■(3)
トウモロコシ澱粉      80  ■4   無 
ケイ          0.5−計150■ 上記をよく混合して常法によりゼラチンカプセルに充填
した。
製lけり−11紅と (1)実施例12の化合物      1011g(2
)乳I!59  ■ (3)トウモロコシ澱粉      70  *(4)
トウモロコシ澱粉のり    10  ■5 ステアリ
ン マグネシウム  1 計150■ 上記を常法により混合、打錠して錠剤とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) {式中、Xは酸素原子、メチレン基、硫黄原子又は−N
    R^5−を表わし;R^1及びR^2は同一であるか又
    は異っており、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、低級アルキルカルボニル基、ア
    リールアルコキシ基、アラルキルカルボニル基、低級ア
    ルコキシカルボニル基、アラルキル基、低級アルキルカ
    ルボニルオキシ基、アラルキルカルボニルオキシ基、又
    はアリールアルコキシカルボニル基を表わし;R^3及
    びR^4は、そのいずれか一方が基▲数式、化学式、表
    等があります▼〔ここで、−Y−は−(CH_2)_n
    −であってnが0もしくは1であり、又は−Y−は−N
    R^6−である〕であり、そして他方は水素原子、低級
    アルキル基、又は置換されていてもよい芳香族基もしく
    は異項環基を表わし;R^5及びR^6は同一でも異っ
    ていてもよく、水素原子、低級アルキル基、アシル基、
    低級アルコキシカルボニル基、アリールアルコキシカル
    ボニル基、又はアリールオキシカルボニル基を表わし;
    そして■は単結合又は二重結合を表わす} で表わされる化合物、及び医薬として許容されるその塩
    。 2、R^3及びR^4の置換されていてもよい芳香族基
    又は異項環基が、フェニル基、アニソイル基、トリル基
    又はピリジル基である、請求項1に記載の化合物。 3、請求項1に記載の化合物を有効成分として含んで成
    る糖尿病用薬。
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